JPH06234553A - 着色光ファイバの製造方法 - Google Patents

着色光ファイバの製造方法

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JPH06234553A
JPH06234553A JP5023953A JP2395393A JPH06234553A JP H06234553 A JPH06234553 A JP H06234553A JP 5023953 A JP5023953 A JP 5023953A JP 2395393 A JP2395393 A JP 2395393A JP H06234553 A JPH06234553 A JP H06234553A
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JP
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optical fiber
colored
line
resin liquid
liquid
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JP5023953A
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Yoshiharu Taga
吉春 多賀
Motohiro Yamane
基宏 山根
Shizuka Yamaguchi
山口  静
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C25/00Surface treatment of fibres or filaments made from glass, minerals or slags
    • C03C25/10Coating
    • C03C25/12General methods of coating; Devices therefor
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C25/00Surface treatment of fibres or filaments made from glass, minerals or slags
    • C03C25/10Coating
    • C03C25/104Coating to obtain optical fibres
    • C03C25/106Single coatings

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  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ファイバの線速の低下につれて着色樹脂液
の被覆厚が増加するのを防止でき、且つ光ファイバの停
止時に着色液溜め部から着色樹脂液が漏れるのを防止で
きる着色光ファイバの製造方法を提供する。 【構成】 走行する光ファイバ2を着色口金4における
着色液溜め部14内に通過させて、光ファイバ2の表面
に着色樹脂液16を被覆し、着色光ファイバ2aを製造
する。製造の過程で、先行する光ファイバ2に後続する
光ファイバ10を繋ぎ込む際に、着色液溜め部14内に
おける着色樹脂液16の液圧を光ファイバ2の線速の低
下に応じて減圧する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバの表面に着
色樹脂液を被覆して着色光ファイバを製造する着色光フ
ァイバの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、着色光ファイバの製造は、図7に
示すように、サプライボビン1から繰り出された光ファ
イバ2をガイドローラ3を経て着色口金4の着色液溜め
部内に通し、該着色液溜め部内の例えば着色紫外線硬化
樹脂よりなる着色樹脂液を該光ファイバ2に塗布し、得
られた着色光ファイバ2aを樹脂硬化器5に通して紫外
線照射を行うことにより着色樹脂液を硬化させ、該樹脂
硬化器5を出た着色光ファイバ2aを引取りキャプスタ
ン6で引取り、ガイドローラ7を経て巻取りボビン8に
巻き取ることにより行っていた。
【0003】このような光ファイバ着色装置の稼働中
に、着色口金4の着色液溜め部における着色樹脂液が残
り少なくなった時には、従来は使用中の着色口金4を作
業者が着色樹脂液の入った別の着色口金4に交換し、着
色口金4の交換の終了後に装置を再稼働させて着色光フ
ァイバ2aの生産を再開していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の着色光ファイバの製造方法では、サプライ・
色替え等の段取り替え時に、必ず装置を停止して着色樹
脂液の入った別の着色口金4に交換しなければならず、
このときに光ファイバ2の線速の低下につれて該光ファ
イバ2に対する着色樹脂液の被覆厚が厚くなり、着色光
ファイバ2aの外径が規定外径より大きい不良品がかな
りの長さで発生する問題点があった。
【0005】また、従来は光ファイバ2の線速の低下時
にも着色口金4における着色液溜め部の内圧が高い状態
になっていたので、光ファイバ2の停止時に着色口金4
の着色液溜め部から着色樹脂液が漏れて周囲を汚す等の
問題点もあった。
【0006】本発明の目的は、光ファイバの線速の低下
につれて着色樹脂液の被覆厚が増加するのを防止でき、
且つ光ファイバの停止時に着色液溜め部から着色樹脂液
が漏れるのを防止できる着色光ファイバの製造方法を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明の手段を説明すると、本発明は走行する光ファイバ
を着色液溜め部内に通過させて、該光ファイバの表面に
着色樹脂液を被覆し、着色光ファイバを製造する着色光
ファイバの製造方法において、先行する光ファイバに後
続する光ファイバを繋ぎ込む際に、前記着色液溜め部内
における前記着色樹脂液の液圧を前記光ファイバの線速
の低下に応じて減圧することを特徴とする。
【0008】
【作用】先行する光ファイバに後続する光ファイバを繋
ぎ込む際に、着色液溜め部内における着色樹脂液の液圧
を光ファイバの線速の低下に応じて減圧すると、光ファ
イバの線速の低下につれて着色樹脂液の被覆厚が増加す
るのを防止し、被覆厚を略一定に保持することができ、
外径が規定値より大きい着色光ファイバの不良品が発生
するのを抑制することができる。
【0009】また、着色液溜め部内における着色樹脂液
の液圧を光ファイバの線速の低下に応じて減圧すると、
光ファイバの停止時に着色液溜め部から着色樹脂液の漏
れるを防止することができる。
【0010】また、着色樹脂液の漏れがないことから、
装置の整備に手間がかからないことになる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の各実施例を添付図を参照して
詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明に係る着色光ファイバの製
造方法を実施する装置の第1実施例を示したものであ
る。この着色光ファイバの製造装置は、サプライボビン
1Aからサプライボビン1Bにボビンを交換しつつ、1
種類の色の着色光ファイバを製造する装置の例を示した
ものである。
【0013】この着色光ファイバの製造装置において
は、サプライ側にサプライボビン1Aとサプライボビン
1Bとを備えた自動ボビン交換機構9が設けられ、サプ
ライボビン1Aからは光ファイバ2がサプライされ、サ
プライボビン1Bからは光ファイバ10がサプライされ
るようになっている。光ファイバ2は、ガイドローラ3
a,3bを経て着色口金4に供給されるようになってい
る。光ファイバ10は、ガイドローラ11a,11bを
経てガイドローラ3aに供給されるようになっている。
【0014】自動ボビン交換機構9とガイドローラ3a
との間には、光ファイバ2の末端に光ファイバ10を繋
いだり、光ファイバ10の末端に光ファイバ2を繋いだ
りする自動融着ユニット12が設置されている。該自動
融着ユニット12は、移動用レール13により光ファイ
バ2のサプライ方向に沿って移動できるようになってい
る。
【0015】着色口金4における着色液溜め部14に
は、着色樹脂液タンク15から着色樹脂液16が加減圧
弁17を経て供給されるようになっている。加減圧弁1
7はパーソナルコンピュータ18で制御されるようにな
っている。パーソナルコンピュータ18には、引取りキ
ャプスタン6から着色光ファイバ2a即ち光ファイバ2
の線速信号が入力されるようになっている。
【0016】次に、このような着色光ファイバの製造装
置による着色光ファイバ2aの製造時におけるサプライ
ボビン1A,1Bの交換作業について説明する。
【0017】光ファイバ2を繰り出すサプライボビン1
Aにおける光ファイバ2の残量が少なくなった時に、自
動融着ユニット12によってラインの光ファイバ2が切
断され、サプライボビン1Bから供給されるサプライ用
の別の光ファイバ10に繋ぎ替えられる。
【0018】この時、ラインの光ファイバ2の供給を停
止させる必要上、着色口金4から着色樹脂液16が漏れ
ないように、且つ光ファイバ2に対する着色樹脂液16
の被覆厚が増加しないように、光ファイバ2の線速の低
下に合わせて着色口金4の着色液溜め部14内における
着色樹脂液16の液圧を制御しなければならない。
【0019】そこで、光ファイバ2の線速を引取りキャ
プスタン6で検出し、得られた線速データをパーソナル
コンピュータ18に取り込み、着色液溜め部14の内部
における最適液圧を計算し、加減圧弁17にそのデータ
を伝達して着色液溜め部14内における着色樹脂液16
の液圧を光ファイバ2の線速の低下につれて減圧制御す
る。
【0020】ライン停止中は、着色液溜め部14内の着
色樹脂液16を図示しない吸引ポンプ等を介して吸引し
て着色樹脂液タンク15に回収する。従って、ライン停
止中に着色口金4から着色樹脂液16が漏れるのを防止
できる。
【0021】ラインで先行する光ファイバ2の末端に光
ファイバ10の先端を繋ぎ込む作業が終了したら、ライ
ンを再起動させ、ライン速度を徐々に上げて最適速度に
移行させる。ラインの再起動と共に着色樹脂液タンク1
5から着色樹脂液16を着色口金4の着色液溜め部14
内に戻し、光ファイバ10の線速の上昇につれて引取り
キャプスタン6から線速データをパーソナルコンピュー
タ18に取り込み、着色液溜め部14内における着色樹
脂液16の液圧を光ファイバ2の線速の上昇につれて昇
圧制御する。このように液圧を制御すると、線速の上昇
につれて光ファイバ10に被覆される着色樹脂液16の
被覆厚が徐々に薄くなるのを防止でき、規定外径よりサ
イズの細い着色光ファイバ10aがかなりの長さにわた
って発生するのを防止できる。
【0022】また、ガイドローラ3a,3bの間にアキ
ュムレータを備え付けることにより、このアキュムレー
タ以降のラインを止めることなく、先行する光ファイバ
2の末端への後続光ファイバ10の自動接続を行うこと
ができ、より連続的に着色光ファイバの製造を行うこと
ができる。
【0023】巻取りは、大きな巻取りボビン8に巻取
り、巻き返し時に切り割りを行うことで所定の長さの着
色光ファイバを得ることができる。また、巻取りボビン
自動交換用のダブルスプーラーを用いることにより、巻
取りボビン交換時も装置を停止することなく着色光ファ
イバを生産し続けることが可能となる。
【0024】図2は、本発明に係る着色光ファイバの製
造方法を実施する装置の第2実施例を示したものであ
る。この着色光ファイバの製造装置は、着色口金4Aか
ら着色口金4Bに着色口金を自動交換して、着色光ファ
イバの色替えをする装置の例を示したものである。
【0025】この着色光ファイバの製造装置において
は、着色口金4A,4Bの近傍に、移動用レール19に
沿って走行する自動融着ユニット20と、着色口金4
A,4Bを自動交換する着色口金自動交換機構21とが
設けられている。また、着色口金4A,4Bには、それ
ぞれ専用の加減圧弁17を介して特定の色の着色樹脂液
16を入れた専用の着色樹脂液タンク15が接続されて
いる。
【0026】この装置においては、色替えを行おうとす
る時に、ラインを減速しつつ停止させ、今まで使用して
いた着色口金4Aを自動融着ユニット20でラインから
切り放し、次に待機している別の色の着色樹脂液16の
入った着色口金4Bをライン上に着色口金自動交換機構
21で持ってくる。ここで自動融着ユニット20を再び
働かせ、着色口金4Bに予め通しておいた短尺光ファイ
バ2Sをラインの光ファイバ2に繋ぎ込む。
【0027】この場合、ラインの減速時には、前述した
第1実施例と同様に引取りキャプスタン6からの線速デ
ータをパーソナルコンピュータ18に取り込み、着色液
溜め部14A内における着色樹脂液16の液圧を光ファ
イバ2の線速の低下につれて減圧制御する。このように
液圧を制御すると、線速の低下につれて光ファイバ2に
被覆される着色樹脂液16の被覆厚が徐々に厚くなるの
を防止できる。
【0028】ラインが停止したら着色口金4A内の着色
樹脂液16を着色樹脂液タンク15内に吸引して回収す
る。従って、ラインの停止中に着色口金4Aから着色樹
脂液16が漏れるのを防止できる。
【0029】ラインから外された着色口金4Aは、切ら
れた短尺光ファイバを通線したまま次回まで待機させる
なり、整備したりする。
【0030】着色口金4Bに交換が終り、短尺光ファイ
バ2Sの繋ぎ込み作業が終了したら、ラインを再起動さ
せ、ライン速度を徐々に上げて最適速度に移行させる。
ラインの再起動と共に着色樹脂液タンク15から着色樹
脂液16を着色口金4Bの着色液溜め部14B内に供給
し、光ファイバ2の線速の上昇につれて引取りキャプス
タン6から線速データをパーソナルコンピュータ18に
取り込み、着色液溜め部14B内における着色樹脂液1
6の液圧を光ファイバ2の線速の上昇につれて昇圧制御
する。このように液圧を制御すると、前述したように線
速の上昇につれて光ファイバ2に被覆される着色樹脂液
16の被覆厚が徐々に薄くなるのを防止でき、規定外径
よりサイズの細い着色光ファイバ2aがかなりの長さに
わたって発生するのを防止できる。
【0031】この実施例においても巻取りは、大きな巻
取りボビン8に巻取り、巻き返し時に切り割りを行うこ
とで所定の長さの着色光ファイバを得ることができる。
また、巻取りボビン自動交換用のダブルスプーラーを用
いることにより、巻取りボビン交換時も装置を停止する
ことなく着色光ファイバを生産し続けることが可能とな
る。
【0032】図3は、本発明に係る着色光ファイバの製
造方法を実施する装置の第3実施例を示したものであ
る。本実施例の着色光ファイバの製造装置は、図1に示
す装置と、図2に示す装置とを組み合わせた装置の例を
示したものである。即ち、この実施例の着色光ファイバ
の製造装置は、サプライボビン1A,1Bの交換と、着
色口金4A,4Bの交換とを共に行いつつ色の異なる着
色光ファイバを製造する装置の例を示したものである。
【0033】この装置においては、サプライボビン1A
側の光ファイバ2が残り少なくなった時に、ラインを減
速しつつ一端停止させ、自動融着ユニット12によって
ラインの光ファイバ2を切断し、別のサプライボビン1
B側の光ファイバ10に繋ぎ替える。また、任意に色替
えを行おうとする時に、ラインを停止して自動融着ユニ
ット20によって今まで使用していた着色口金4Aをラ
インから切り放し、次に待機している別の色の着色樹脂
液16の入った着色口金4Bを着色口金自動交換機構2
1によってライン上に持ってくる。ここで再び自動融着
ユニット20を働かせ、着色口金4Bに予め通線してあ
る短尺光ファイバ2Sをラインの光ファイバ10に繋ぎ
込む。
【0034】ラインから外された着色口金4Aは、切ら
れた光ファイバ即ち短尺光ファイバを通線したまま次回
まで待機させたり、整備したりする。
【0035】この場合も、引取りキャプスタン6を経て
パーソナルコンピュータ18に与えられる線速データに
応じて、該パーソナルコンピュータ18から加減圧弁1
7に制御信号を与え、着色液溜め部14A,14B内に
おける着色樹脂液16の液圧を減圧制御或いは昇圧制御
し、着色光ファイバの着色樹脂液16の被覆厚が一定に
維持されるように制御する。
【0036】この装置でも、ガイドローラ3a,3bの
間にアキュムレータを備え付けることにより、このアキ
ュムレータ以降のラインを止めることなく、先行する光
ファイバ2の末端への後続光ファイバ10の自動接続を
行うことができ、より連続的に着色光ファイバの製造を
行うことができる。
【0037】また巻取りも、大きな巻取りボビン8に巻
取り、巻き返し時に切り割りを行うことで所定の長さの
着色光ファイバを得ることができる。更に、巻取りボビ
ン自動交換用のダブルスプーラーを用いることにより、
巻取りボビン交換時も装置を停止することなく着色光フ
ァイバを生産し続けることが可能となる。
【0038】図4は、本発明に係る着色光ファイバの製
造方法を実施する装置の第4実施例を示したものであ
る。この着色光ファイバの製造装置は、光ファイバのサ
プライラインを複数用意しておき、これらサプライライ
ンの切替えと着色口金4A,4Bとの切替えとを、着色
口金自動交換機構21と自動融着ユニット20とで行う
装置の例を示したものである。
【0039】この着色光ファイバの製造装置において
は、サプライボビン1Aからガイドローラ3a,3bを
経て着色口金自動交換機構21に光ファイバ2を供給す
るサプライラインと、サプライボビン1Bからガイドロ
ーラ3c,3dを経て着色口金自動交換機構21に光フ
ァイバ10を供給するサプライラインとの2つのサプラ
イラインが設けられている。
【0040】このような装置では、融着ユニット20が
サプライラインの切替えと着色口金自動交換機構21と
のどちらにも共用されるため、着色口金の交換とサプラ
イラインの切替えを同時には行うことができないが、融
着ユニット20が1台であるが故に設備スペース,設備
コスト等を少なく抑えることができる。
【0041】動作としては、前述した実施例と同様に光
ファイバや着色樹脂液が残り少なくなったとき、或いは
色替えを行いたいとき等に、ラインを減速しつつ一旦停
止させ、サプライラインや着色口金を交換し、自動融着
ユニット20で光ファイバの切断や繋ぎ込みを行う。
【0042】ラインを停止させる際のライン速度の減速
時、ラインの停止時、ラインの再起動時の着色液溜め部
14A,14B内における着色樹脂液16の液圧の制御
をパーソナルコンピュータ18で行うことは前述した各
実施例と同様である。
【0043】この実施例においても巻取りは、大きな巻
取りボビン8に巻取り、巻き返し時に切り割りを行うこ
とで所定の長さの着色光ファイバを得ることができる。
また、巻取りボビン自動交換用のダブルスプーラーを用
いることにより、巻取りボビン交換時も装置を停止する
ことなく着色光ファイバを生産し続けることが可能とな
る。
【0044】図5は、本発明に係る着色光ファイバの製
造方法を実施する装置の第5実施例を示したものであ
る。この着色光ファイバの製造装置は、着色光ファイバ
の製造ラインを複数用意しておき、これら着色光ファイ
バの製造ラインの切替えを着色口金自動交換機構21と
自動融着ユニット20で行う装置の例を示したものであ
る。
【0045】この着色光ファイバの製造装置において
は、着色口金4A,樹脂硬化器5A,引取りキャプスタ
ン6A,巻取りボビン8Aからなる着色光ファイバ2a
の製造ラインと、着色口金4B,樹脂硬化器5B,引取
りキャプスタン6B,巻取りボビン8Bからなる着色光
ファイバ2bの製造ラインとが設けられている。
【0046】この装置においては、着色口金4Aの着色
液溜め部14Aにおける着色樹脂液16が残り少なくな
った時や色替えをする時に、ラインを減速しつつ一旦停
止させて、光ファイバ2を着色口金4B側の着色光ファ
イバ2bの製造ラインに繋ぎ替える。ラインの繋ぎ替え
は、融着ユニット20と着色口金自動交換機構21とを
用いて行う。
【0047】ラインを停止させる際のライン速度の減速
時、ラインの停止時、ラインの再起動時の着色液溜め部
14A,14B内における着色樹脂液16の液圧の制御
をパーソナルコンピュータ18で行うことは前述した各
実施例と同様である。
【0048】この実施例においても巻取りは、大きな巻
取りボビン8A,8Bに巻取り、巻き返し時に切り割り
を行うことで所定の長さの着色光ファイバを得ることが
できる。また、巻取りボビン自動交換用のダブルスプー
ラーを用いることにより、巻取りボビン交換時も装置を
停止することなく着色光ファイバを生産し続けることが
可能となる。
【0049】図6は、本発明に係る着色光ファイバの製
造方法を実施する装置の第5実施例を示したものであ
る。この着色光ファイバの製造装置は、図4に示す装置
と、図5に示す装置とを組み合わせた装置の例を示した
ものである。即ち、この実施例の着色光ファイバの製造
装置は、光ファイバのサプライラインを複数用意してお
き、また着色光ファイバの製造ラインを複数用意してお
き、これら光ファイバのサプライラインの切替えと、こ
れら着色光ファイバの製造ラインの切替えとを着色口金
自動交換機構21と自動融着ユニット20で行う装置の
例を示したものである。
【0050】具体的には、光ファイバのサプライライン
を切替えるときには、ラインを減速しつつ停止させても
う1つの光ファイバのサプライラインに切替え、着色光
ファイバの製造ラインを切替えるときには、ラインを減
速しつつ停止させてもう1つの着色光ファイバの製造ラ
インに切替えることにより、サプライボビン1A,1B
や着色口金4A,4Bだけ交換するのと同じ効果が得ら
れる。
【0051】ラインを停止させる際のライン速度の減速
時、ラインの停止時、ラインの再起動時の着色液溜め部
14A,14B内における着色樹脂液16の液圧の制御
をパーソナルコンピュータ18で行うことは前述した各
実施例と同様である。
【0052】この実施例においても巻取りは、大きなボ
ビン8A,8Bに巻取り、巻き返し時に切り割りを行う
ことで所定の長さに着色したファイバを得ることができ
る。また、巻取りボビン自動交換用のダブルスプーラー
を用いることにより巻取りボビン交換時も装置を停止す
ることなく、着色ファイバを生産し続けることが可能と
なる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る着色光
ファイバの製造方法によれば、下記のような優れた効果
を得ることができる。
【0054】(イ)先行する光ファイバに後続する光フ
ァイバを繋ぎ込む際に、着色液溜め部内における着色樹
脂液の液圧を光ファイバの線速の低下に応じて減圧する
ので、光ファイバの線速の低下につれて着色樹脂液の被
覆厚が増加するのを防止し、被覆厚を略一定に保持する
ことができ、外径が規定値より大きい着色光ファイバの
不良品が発生するのを抑制することができる。
【0055】(ロ)着色液溜め部内における着色樹脂液
の液圧を光ファイバの線速の低下に応じて減圧するの
で、光ファイバの停止時に着色液溜め部から着色樹脂液
の漏れるを防止することができる。
【0056】(ハ)着色樹脂液の漏れがないことから、
装置の整備に手間がかからない利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る着色光ファイバの製造方法を実施
する装置の第1実施例の概略構成を示す縦断面図図であ
る。
【図2】本発明に係る着色光ファイバの製造方法を実施
する装置の第2実施例の概略構成を示す縦断面図図であ
る。
【図3】本発明に係る着色光ファイバの製造方法を実施
する装置の第3実施例の概略構成を示す縦断面図図であ
る。
【図4】本発明に係る着色光ファイバの製造方法を実施
する装置の第4実施例の概略構成を示す縦断面図図であ
る。
【図5】本発明に係る着色光ファイバの製造方法を実施
する装置の第5実施例の概略構成を示す縦断面図図であ
る。
【図6】本発明に係る着色光ファイバの製造方法を実施
する装置の第6実施例の概略構成を示す縦断面図図であ
る。
【図7】従来の着色光ファイバの製造方法を実施する装
置の概略構成を示す側面図である。
【符号の説明】
1,1A,1B サプライボビン 2 光ファイバ 2a 着色光ファイバ 2S 短尺光ファイバ 3,3a,3b,3c,3d ガイドローラ 4,4A,4B 着色口金 5,5A,5B 樹脂硬化器 6,6A,6B 引取りキャプスタン 7 ガイドローラ 8,8A,8B 巻取りボビン 9 自動ボビン交換機構 10 光ファイバ 10a 着色光ファイバ 11a,11b ガイドローラ 12 自動融着ユニット 13 移動用レール 14,14A,14B 着色液溜め部 15 着色樹脂液タンク 16 着色樹脂液 17 加減圧弁 18 パーソナルコンピュータ 19 移動用レール 20 自動融着ユニット 21 着色口金自動交換機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行する光ファイバを着色液溜め部内に
    通過させて、該光ファイバの表面に着色樹脂液を被覆
    し、着色光ファイバを製造する着色光ファイバの製造方
    法において、 先行する光ファイバに後続する光ファイバを繋ぎ込む際
    に、前記着色液溜め部内における前記着色樹脂液の液圧
    を前記光ファイバの線速の低下に応じて減圧することを
    特徴とする着色光ファイバの製造方法。
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