JP3334924B2 - 光ファイバテ一プの製造方法及び装置 - Google Patents
光ファイバテ一プの製造方法及び装置Info
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Description
る光ファイバテープの製造方法及び装置に関し、特に光
ファイバテープを一連の製造工程で製造することを可能
にした光ファイバテープの製造方法及び装置に関する。
光ファイバテープを製造する場合には、まず図15
(a)に示すように着色工程において着色装置100の
サプライ部101から繰り出され、ダンサ102におい
て張力調整された線材Fは着色樹脂の入った着色ダイス
103を通過することにより着色被膜を形成され、硬化
炉104で樹脂を硬化させた後、引取機105及び巻取
機106で巻き取られ、着色被覆された線材F’とな
る。次いで同図(b)に示すようなテープ製造装置20
0で複数の種々の色に着色された線材F’をサプライ部
201から繰り出し、テープ用樹脂の入ったテープダイ
ス202及び硬化炉203を通過させて、テープ状にし
引取機204及び巻取機205で巻き取られ、テープ被
覆されたテープTが製造される。
うな従来の光ファイバテープの製造方法によれば、着色
工程とテープ製造工程が別工程になっているため、各工
程毎にサプライと巻取を行なわなければならず、光ファ
イバ心線からテープの製造までに時間がかかる、例えば
4心テープの製造では5工程、12心テープでは13工
程の作業が必要となる、2つの別個の装置を必要とし全
体として大型化する、サプライや巻取りに伴うファイバ
損傷の機会が多くなる等の問題があった。
にそのまま着色された光ファイバ心線をテープ製造工程
へと供給するということが考えられるが、この場合1)
着色装置から引出される光ファイバ心線は装置の下方に
あるため、それをテープ製造装置の上方に供給するため
には複数の着色装置100をテープ製造装置200に対
してどのように配置するか、2)複数の心線を供給する
ためのサプライの設計をどのようにするか、3)着色工
程のUV樹脂硬化装置から引き出された心線はかなりの
高温であるため、すぐにテープ製造装置に供給した場合
UV樹脂の被膜に発泡を引起こしテープの外観を損ねる
とともに伝送ロス等の特性に悪影響を与える可能性があ
る、4)着色工程から引出された心線をすぐにテープ製
造装置に供給した場合、各心線の張力を調整することが
できない、等の種々の問題が生じる。
いては、心線は上方から下方へと垂直に供給される方式
であるので、図16に示すように着色ダイス103やテ
ープ用UV樹脂ダイス202から樹脂が落下し後続の樹
脂硬化装置やガイドプーリに付着し、硬化装置内の石英
管を汚し硬化不足を招く等の問題があった。
外観、特性ともに優れた光ファイバテープを一連の工程
で高速製造できる光ファイバテープの製造方法及び装置
を提供することを目的とする。また、本発明は1つの装
置で多品種の光ファイバテープを製造することができる
光ファイバテープの製造装置を提供することを目的とす
る。更に本発明は複数の光ファイバ心線を円滑な供給、
自動巻取が可能な光ファイバテープの製造方法を提供す
ることを目的とする。
る本発明の光ファイバテープの製造方法は、複数の光フ
ァイバ心線を供給する供給工程と、前記複数の光ファイ
バ心線のそれぞれに必要に応じて着色する着色工程と、
着色された光ファイバ心線を冷却する冷却工程と、複数
の着色された或いは未着色の光ファイバ心線に樹脂コー
ティングを施しテープ状にするテープ工程と、光ファイ
バテープを引取り巻取る巻取工程とから成り、これら工
程を一連工程として行なうものであり、好適には着色工
程とテープ工程との間に光ファイバ心線の張力を調整す
る張力調整工程を有するものである。
は、複数の光ファイバ心線を供給する供給部と、複数の
光ファイバ心線のそれぞれに必要に応じて着色する着色
部と、着色部により着色された光ファイバ心線を冷却す
る冷却部と、複数の着色された或いは未着色の光ファイ
バ心線に樹脂コーティングを施しテープ状にするテープ
部と、光ファイバテープを引取り巻取る巻取部とが連設
されているものであり、好適にはテープ部に供給される
光ファイバ心線の張力を調整する張力調整部を備えたも
のであり、更に好適には各装置がユニット化され、製造
装置全体に対し着脱自在と成っているものである。
取りまでを一連の工程で行なうことにより、着色工程と
テープ工程における複数の供給工程、巻取り工程を1本
化することができ、工程数を削減し高速で高品位の光フ
ァイバテープを製造することができ、着色ダイスやテー
プ用ダイスにおける樹脂の落下を防止することができ、
後続する硬化炉等の汚染やそれに伴う硬化不足をなくす
ことができる。また着色工程とテープ工程との間に冷却
工程及び張力調整工程を設けることにより、着色樹脂硬
化後の光ファイバ心線の熱によるテープ工程への悪影響
を除去することができ、更に全ての着色心線を均一な張
力でテープ工程へ送ることができ、外観、特性ともに優
れたテープを製造することができる。
より、製造すべきテープ設計に合せて適宜テープ製造装
置を容易に組立ることができる。
び装置について図面に示す実施例を参照して更に詳述す
る。
1に示すように主として複数の光ファイバ心線Fを供給
するサプライ部(供給部)1と、各光ファイバ心線をそ
れぞれ所望の色に着色するための着色部2と、着色され
た光ファイバ心線F’を冷却するとともにその張力を調
整するためのスタビライザ部3と、各光ファイバ心線を
1本のテープにするために樹脂をコーティングするため
のテープ部4と、光ファイバテープTとなったものを所
定の引取速度で引取ると共にリールに巻き取るための引
取・巻取部5とから成り、光ファイバ心線Fは各装置間
をほぼ水平供給、搬送され、線材から着色、テープまで
を各部の装置による一連の工程によって一挙に行なうよ
うに構成されている。この光ファイバF、F’の供給、
搬送は主として引取・巻取部5の引取機51によって駆
動され、線速は引取機51によって決定される。
プライ部1の構成について説明する。サプライ部1は図
2(a)、(b)に示すように複数(図では4つ)の光
ファイバ心線のボビン11及びモータ、プーリ等の駆動
部がサプライ部本体に対し縦に多段に並設されている。
各ボビン11は光ファイバ心線繰り出し用のモータ12
の回転軸に連結され、ボビン11が回転することにより
光ファイバ心線が繰り出される。繰り出された光ファイ
バ心線はプーリ13、14及び繰り出し用張力ダンサ1
5を経て、次工程へ送り出される。
枢支された固定プーリであるが、プーリ13はその軸1
3aに対して摺動可能な可動プーリとなっている。一般
にボビン11にはある程度の幅があるため、光ファイバ
心線が繰り出されるとき光ファイバ心線の位置はボビン
の端から端へ移動することになる。即ち、従来のサプラ
イ部のように可動プーリ13がない場合には、ボビン1
1と固定プーリ14との間に繰り出し角θが生じる。こ
の繰り出し角θはボビンの大型化につれて大きくなるが
繰り出し角θがある程度以上になると光ファイバ心線の
円滑な供給が行なわれにくくなり、また心線の損傷を招
くおそれがある。この繰り出し角θを減少させるため、
心線を案内するガイドをスライドさせるガイドトラバー
ス方式とボビン側をスライドさせるボビントラバース方
式とがあるが、これらの方式はボビン数が増えると機構
が複雑となり大型化する、心線の位置センサやリミット
の信号が必要となるなど問題がある。本発明によるサプ
ライ部1では可動プーリ13を採用することにより、可
動プーリ13が繰り出し角により生じる応力に追従して
その軸13aをスライドするのでガイドトラバースと同
様の機能をし、しかも装置が複雑化することがない。
尚、可動プーリの軸13aにはその追従性を更に高める
ためにモータ16により回転を与えることが好ましい。
応じて変位し、この変位を検知することによりモータ1
2の出力を制御して送り出される心線の張力が常に一定
であるように調整する。
により、光ファイバの巻付張力を50〜150g程度で
軽くコイル巻した大型ボビンであっても、心線の繰り出
しにおけるトラブルをなくし、また次に述べるような多
頭数のサプライの小型化及び自動ボビン交換が可能とな
る。
実施例を示すもので、自動ボビン交換サプライを採用し
たものである。この実施例においてボビン11は横方向
に連設されるボビンスタンド17に取り付けられる。ボ
ビンスタンド17にはそれぞれ光ファイバ心線繰り出し
用のモータ12の回転軸に連結されたピンドルがボビン
11に対して進退可能に設けられている。プーリ13、
14及び繰り出し用張力ダンサ15は図2のサプライ部
1と同様である。サプライ部本体のボビンスタンド17
下方には、供給後の空のボビン及び交換用のボビンとボ
ビン載置台19を搬送するための空間が設けられてお
り、この空間内にボビン載置台19の移動を案内するた
めの案内レール(図示せず)が設けられている。ボビン
載置台19はボビンを載せる上面がアップダウンするよ
うに上下駆動機構を備えている。
うに行なわれる。即ち、あるボビンの光ファイバ心線が
なくなったことを図示しないセンサ等が検知するとボビ
ン載置台19が交換すべきボビンスタンド17の下部に
移動し上下機構により上面を上昇させる。しかる後にそ
のボビンのピンドルをボビンから退出させてボビンをボ
ビン載置台17の上面に載置させ、上面を下降後ボビン
載置台19をサプライ部本体から退出させる。次いで、
光ファイバ心線をコイル巻した新たなボビンをボビン載
置台17に載置させて、ボビンスタンド17の下部に移
動し、新たなボビンがボビンスタンド17の定位置に来
るまで上面を上昇させて、しかる後にピンドルをボビン
に挿入し、交換を終了する。
図4(a)に示すようにほぼ密閉された筐体20の中に
各心線用の個々の着色部が縦に多段に配置され、各着色
部は同図(b)に示すように主として、着色用の顔料を
含むUV樹脂(紫外線硬化樹脂)を心線にコーティング
するためのダイス部21とこのUV樹脂を硬化させるた
めの硬化炉22とから成り、光ファイバ心線Fは筐体2
0内に設けられたガイドプーリ23a、23bに案内さ
れてダイス部21及び硬化炉22を水平方向に搬送され
るように構成されている。尚、硬化炉22は、用いる着
色樹脂によっても異なるが、線速、UV電源の能力等の
条件により1台または複数台設置する。
ップル21a、ダイス21b及びダイスホルダ21cか
ら成り、更に同図(b)又は(c)に示すようにダイス
部21へ樹脂を供給するための注入部21dと樹脂止め
ネジ21eが設けられている。ニップル21a、ダイス
21bはダイス部の水平に光ファイバ心線が入出するよ
うにダイス口が構成されている。従って、ニップル21
aへの入線とダイス21bからの出線の線サバキが均一
になり、線長差を少なくすることができるので、特性の
変動をなくすことができる。ダイス部21には例えばそ
の下方に設置された供給タンク24から着色用樹脂が供
給される。尚、着色用樹脂は粘度が2000〜7000
cp程度の液体塗料として用いられるため、コーティン
グに気泡が発生するのを防止するためにタンク24を加
圧して加圧状態で供給される。従って、作業終了により
タンク24の加圧を停止すると、サイホン効果でダイス
内の樹脂はタンク内に戻り、ダイス口から樹脂が落下す
ることがない。タンク24の加圧の始動停止は、引取・
巻取装置5の引取機51とともに図示しないマイクロコ
ンピュータ等の制御装置によってコントロールされる。
ており、加圧供給される樹脂が始動時及び停止時にダイ
ス口からオーバーフローすることがあっても周囲に付着
することがない。このように本発明による着色部では、
ダイス部21と硬化炉22を横に並列するとともに受け
25を設けているので、ダイス口から落下する樹脂によ
る硬化炉22の石英管やガイドプーリ等に付着するおそ
れがない。従って、石英管の汚れによる硬化不足、ガイ
ドプーリの汚れによる線振れ等をなくすことができる。
尚、受け25に回収された着色用樹脂は供給タンク24
に戻される。更にダイス部21及び受け25は共にY−
Zステージ26によって心線のセンタに位置調整できる
ようになっている。Y−Zステージ26の駆動は硬化炉
22の下流側に測定器(図示せず)を設け、この測定器
からの出力に応じて行ななうことができる。これらダイ
ス部21、タンク24、受け25及びY−Zステージ2
6はすべて筐体20の前扉に設けられた収納ボックスに
収められている。このように全体を収納ボックスに収め
ることにより、風による振れ、粉塵等による汚染、温度
変化等の外乱を防止することができ、更に保守点検を容
易に行なうことができる。
21によって着色樹脂を被覆された光ファイバ心線が通
過する石英管22aと、この石英管22aを介して光フ
ァイバ心線に紫外線を照射するための紫外線ランプ22
bと、紫外線ランプ22bに対向して設置される反射板
22cとを備え、石英管22aには熱による樹脂の酸素
との反応を防ぐ目的でN2ガスが所定の流量でパージさ
れている。このような構成の硬化炉22はダイス部21
と同様にY−Zステージ27によって移動可能になって
おり、石英管22aの中心を心線のセンタに位置調整で
きるようになっている。
炉22との間に低速運転用の補助硬化炉28を設けても
よい。補助硬化炉28は後述するテープ装置の補助硬化
炉と同様に装置の始動後の走行状態の確認修正のための
低速運転の間、硬化炉22による樹脂の過熱及びそれに
よる種々の弊害を防止するために、硬化炉22に代って
低速に対応する照射エネルギーを樹脂に照射、硬化させ
る。従って、設定速度による本運転時には補助硬化炉2
8は非作動となり硬化炉22が作動される。
色部4はスペースファクタの観点から縦に段積された構
成であるが、本発明の光ファイバテープ製造装置におい
て着色部は横列していてもよいことは言うまでもない。
に搬送されることとなるが、本発明のテープ製造装置に
おいては着色部2とテープ部4との間に、図8(a)及
び(b)に示すように熱硬化された光ファイバ心線を冷
却するための冷却部3Aと光ファイバ心線の張力を調整
するための張力調整部3Bとを備えたスタビライザ部3
が設けられる。
て筐体30内に複数のスタビライザ部が縦の多段式に配
置されており、光ファイバ心線の搬送方向に直交する仕
切30a、30bが設けられ、冷却部3Aと張力調整部
3Bとを仕切るとともに冷却用の空気等気体の通路が形
成されている。
熱され着色部2の出口温度が例えば約90℃程度である
光ファイバ心線がそのままテープ部4に供給されること
によりテープ用樹脂に発泡が生じるのを防止するために
設けられるもので、単に着色部2からスタビライザ部3
までのスパン長を長くするだけでもよいが好ましくは冷
却空気等の冷却媒体を流して積極的に空冷することこと
により、外気温の影響を受けず比較的少ないスパン長で
高い冷却効果が得られる。スパン長は10m以上とする
ことが好ましく、これにより硬化炉22で加熱された光
ファイバ心線をテープ化工程で悪影響がでない程度ま
で、例えば40℃程度までに冷却することができる。ま
た、少ない空間でより多くのスパン長をとるために、図
8に示すように独立回転する複数枚のプーリから成る1
対のガイドプーリ31、32を用いてターンさせるマル
チパス構成とすることが好ましい。
を導入し、多孔質材料から成るフィルタ33を通して、
冷却部3Aに空気を均一に送るとともに冷却部3Aの端
部から仕切30a、30b間を経て再び筐体30の背面
側を通して排出する構成としている。又、筐体30の前
面には窓部30cを設け、冷却部3Aのガイドプーリ3
1、32等の保守点検を容易に行なえるようにする。
て回転する引取機35とダンサ36とから成り、ダンサ
36の荷重調整を行なうことにより光ファイバ心線の張
力を任意に設定することができる。即ち、図9に示すよ
うに引取機35を駆動するサーボモータ34は引取・巻
取装置5の引取機51の速度信号を基準信号として増幅
器37を介して駆動されるが、一方ダンサ36の荷重変
化をダンサ36に備えられたポテンシオメータ38が検
出すると、ダンサ変換器39においてこの検出信号と引
取機51からの基準信号とに基づき演算された速度信号
(速度指令)が増幅器37を介してサーボモータ34に
送出され、ダンサ36の荷重が所定値になるように引取
機35が駆動される。これにより着色部2等の前工程か
ら送られる複数の光ファイバ心線のすべてについて張力
を均一にしてテープ工程に送ることができ、製造される
テープ内の心線の配列の乱れや特性の低下を防ぐことが
できる。
0内に複数本の着色或いは未着色光ファイバ心線を並列
させてテープ用樹脂をコーテイングするためのテープ用
ダイス部41と、テープ用樹脂を収納したタンク42
と、コーティングを硬化させるための2連の主硬化炉4
3、43’と、低速運転時用の補助硬化炉44とを備
え、筐体40の両横側に光ファイバ心線及びテープの搬
送のためのガイドプーリ45、46が備えられ、光ファ
イバ心線及びテープは筐体40内を前工程同様に水平方
向に搬送される。このように水平方向にダイス41及び
主硬化炉43、43’が並設されていることにより、着
色部2と同様にダイス口からの樹脂の落下やそれによる
硬化炉の汚染の問題が解消される。
同様にダイス部41下方に設置されたタンク42からテ
ープ用樹脂が加圧状態で供給される。又、加圧供給され
る樹脂が始動時及び停止時にダイス口からオーバーフロ
ーした場合にそれを受けてタンク42に戻すための受け
(図示せず)を備えることが好ましい。更にダイス部4
1は図示しないY−Zステージによって心線のセンタに
位置調整できるようになっている。このY−Zステージ
の駆動も着色部2のY−Zステージと同様主硬化炉4
3’の下流側に設けられた測定器からの出力に応じて行
なうことができる。
運転状態に入るまでに硬化炉43、43’に代ってテー
プ被覆を硬化させるために用いられる。即ち、テープ部
は本運転状態に入る前に、まず着色被覆の外観、色、テ
ープ被覆の外観、着色心線の並び、心線の走行状態等の
チェックし、ガイド外れや張力値、テープ捩れ等の確認
修正を行ない、しかる後に設定線速で本運転を開始す
る。この確認の状態では、心線の速度は低速、例えば5
〜25m/分程度であるため、照射エネルギー量が高速
用に設定された主硬化炉43、43’によりエネルギー
照射を行なうと、炉内温度は450℃から高い場合には
950℃までも上昇し、テープ樹脂が分解炭化するおそ
れがある。この分解炭化は、例えば、心線の停止状態が
1〜2秒で起こると推定され、心線引取速度が25m/
分以下でも進行する可能性がある。そして分解時の揮発
成分が硬化炉の石英管に付着し、墨色薄膜による透過率
の低下から硬化不足を招く他、分解炭化物がダイスに付
着しテープ外観、特性を損ねる、更に心線のガラス強度
を低下させる等の問題を招く可能性がある。従って、低
速時にはそれに対応して低い照射エネルギーで樹脂を硬
化させる必要がある。
エネルギー量を制御して、低速時にエネルギー量を低減
するようにしてもよいが、硬化炉設計及び制御の容易
さ、線速の変化に対する迅速な対応等の観点から、補助
硬化炉44を設置することが好ましい。このような補助
硬化炉44としては、図10の実施例に示すように、例
えば出力1.5〜2.5kW程度の紫外光熱割合の比較
的小さい紫外線スポット照射器47の照射エネルギーを
レンズ等の集光手段48及び伸縮自在の光ガイド49に
よりダイス41と主硬化炉43との間に導くようにした
ものが好適に用いられる。このような補助硬化炉44
は、ダイス41より出たテープの任意の位置に照射頭部
を設定することができる。
始動により補助硬化炉44を所定時間、例えば2〜5秒
点灯し、その間線速は自動又は手動により心線及びテー
プの確認修正に必要な低速、例えば2〜25m/分にセ
ットし運転する。この間に、前述のようにガイド外れ、
張力値、テープ捩れ等の確認修正を行ない、しかる後に
本運転の設定速度に線速を設定するとともに主硬化炉4
3、43’を点灯し、一方補助硬化炉44を消灯する。
このような補助硬化炉44及び主硬化炉43、43’の
オン・オフ制御は着色部2及びテープ部4の各ダイスの
加圧制御、引取機51の制御と同様、作業プログラムに
よるプログラマブルコントロールにより行なうことがで
きる。
したテープが通過する石英管43aと、この石英管43
aを介してテープに紫外線を照射するための紫外線ラン
プ43bとを備え、石英管43aには熱による樹脂の酸
素との反応を防ぐ目的でN2ガスが所定の流量でパージ
されている。尚、図示する実施例では高速運転に対応す
るために硬化炉を2連の構成としたが、1台であっても
よい。
けられる。引取・巻取部5の引取機51は図11に示す
ように、主として線速を決定する引取機51と、巻き取
りの張力を調整するための複数(図では第1及び第2の
2つを示した)のアキュームダンサ52、52’と、巻
取ボビン部53と、テープを切断しラベルを貼付するた
めのラベラー54及びカッター55とを備えている。更
にアキュームダンサ52、52’間には補助引取機56
が設けられている。
接続され、その回転が既に説明したように光ファイバテ
ープ製造装置全体における光ファイバ心線及びテープの
線速を決定する。即ち、引取機51は光ファイバ心線及
びテープが所定の線速で装置全体を搬送されるようにそ
の回転が制御される。第1及び第2のアキュームダンサ
52、52’はそれぞれ定位置出力信号を出力し、巻取
ボビン部53の周速及び補助引取機56の回転を制御
し、テープ巻き取りの張力を調整する。
ては光ファイバテープ製造装置の稼働状態で巻取ボビン
の自動交換が可能に構成されており、そのため引取機5
1稼働時に巻取ボビン部53が停止しても引取機51と
巻取ボビン部53との間にテープを貯めておくことがで
きるように、第1及び第2のアキュームダンサ52、5
2’は所定の貯線有効長を有し、巻取ボビン部53の停
止及び補助引取機56の減速に対応して下側のプーリが
下方に移動可能になっている。図示する実施例では貯線
有効長は各々約80mとなっている。
ボビン切換え・脱着機構によって巻取ボビン57が装着
され、巻取ボビン57を固定するピンドル53aが図示
しないモータによって回転し、軸方向にスライド可能な
ガイドトラバース58と連動して一定のピッチ幅で線送
りを行ない、テープを所定の張力で整列巻きする。この
際、モータの回転、即ち巻取周速は第2のアキュームダ
ンサ52’の定位置出力信号の変化によって変化するよ
うに制御される。巻取ボビン部53の自動ボビン切換え
・脱着機構は、図12に示すようにモータによって回転
するピンドル53aが巻取ボビン57に対し進退可能に
構成するとともに巻取ボビンを横方向に移動させるため
の搬送機構を設けることにより構成される。
が交換されて搬送されてくると、ピストン54aが駆動
されてラベル供給ロール54bから繰り出される粘着シ
ールをテープに貼付し固定する。カッター55はラベラ
ー54のピストン54aに次いで作動し粘着シールで固
定されたテープの後端を切断する。
動作について説明する。
1のアキュームダンサ52からの定位置出力信号により
第1のアキュームダンサ52が定位置となるように回転
制御されるとともに、巻取ボビン部53はその巻取周速
が第2のアキュームダンサ52’の定位置出力信号の変
化によって変化するように制御され、テープは巻取ボビ
ン部53にセットされた巻取ボビンに所定の張力で図1
3(a)に示すように整列巻きされる。その後、巻取ボ
ビンが所定量のテープを巻き取ると、停止指令により巻
取ボビン部53のモータを緩速停止させる。これにより
巻取ボビンが停止し、それと同時にラベラー54のピス
トン54aが作動し、テープに粘着シールを貼付し、テ
ープを固定する。更に巻取ボビンを固定していたピンド
ル58が後退し、搬送機構が巻取ボビンをカッター55
へと搬送するとともに空の巻取ボビンが巻取ボビン部5
3へ搬送され、ピンドル58が巻取ボビン側に移動し新
たな巻取ボビンを固定し、セットが完了する。新たな巻
取ボビンのセットが完了と、巻取ボビン部53のモータ
を緩速立上げ運転し、回転を始める(始動モードに戻
る)。
引取機51はそのまま定速回転を続けており、テープが
順次第1、第2のアキュームダンサ52、52’に送ら
れる。ここで第2のアキュームダンサ52’は、巻取ボ
ビン部53の緩速停止に伴い、貯線を開始し、その貯線
有効長を利用して下降する。この第2のアキュームダン
サ52’からの定位置出力変化の成分信号で補助引取機
56が減速され、第1のアキュームダンサ52の貯線が
開始される。この間に自動交換が完了すると、再び始動
モードに戻り、第1、第2のアキュームダンサ52、5
2’に貯線されたテープが新たな巻取ボビンに巻取ら
れ、以下同様にして巻取りが進行する。
おいては光ファイバテープ製造装置の線速を変えること
なく、整列巻、巻取ボビンの自動交換が可能であり、図
13(b)に示すようなテープがボビンの「つば越え」
により捩れたり、折れたりすることがなく、それによる
繰り出し不良等を防ぐことができる。
各装置(サプライ部1、着色部2、スタビライザ部3、
テープ部4及び引取・巻取部5)を説明してきたが、本
発明による光ファイバテープ製造装置は、このような各
装置をそれぞれユニット化して、必要に応じて組合せて
テープ製造装置とすることができる。そのようなユニッ
トの組合せからなるテープ製造装置の実施例を図14
(a)及び(b)に示した。図中、サプライユニット
1、着色ユニット2、スタビライザユニット3はそれぞ
れ2〜4本の光ファイバ心線を供給、着色、張力調整可
能なように2〜4の多段構成、具体的にはそれぞれ図2
(又は図3)、図4(又は図7)及び図8に示すような
構成となっており、テープユニット4は複数の着色され
た光ファイバ心線或いは着色されない光ファイバ心線を
集めてテープ用樹脂をコーティングしテープにする構
成、具体的には図10に示すような構成となっている。
引取・巻取ユニット5は図11に示すような構成となっ
ている。
ユニットの最も基本的な配列を示したもので2〜4心の
テープを製造することができる。又、同図(b)に示す
テープ製造装置はサプライユニット1、着色ユニット2
及びスタビライザユニット3の各ユニット列を3列設
け、1台のテープユニット4及び引取・巻取ユニット5
に連結したものである。このような配列とすることによ
り2〜12心までのテープを製造することができる。そ
の他、着色工程が不要であれば、サプライユニット1を
直接テープユニット4及び引取・巻取ユニット5に連結
する、又テープ化工程が不要であればサプライユニット
1及び着色ユニット2を引取・巻取ユニット5に連結す
るなど適宜ユニットの配列、組合せを変更できる。
より、光ファイバ心線或いは光ファイバテープの所望の
工程を容易に実現する製造装置を組立ることができる。
また、同一機で多品目のテープ生産ができる、1ヵ所の
ユニットが故障してもルートを変更することにより、生
産をストップしないで継続して作業できる等の利点があ
る。 実施例1 サプライ部 胴径330mm、ボビン幅230mmのボビンを用いて、線
材の巻量を80kmとし、図2(b)に示す可動プーリ
を用いた方法で繰出線速200m/分で光ファイバ心線
を繰り出し、異常の発生を調べた。同様のボビンを用い
て同様の繰出線速で従来のボビントラバース法により光
ファイバ心線を繰り出し、異常の発生を調べた。その結
果、従来法では線材位置センサの誤動作、リミットスイ
ッチの動作不良、モータ故障、運転制御異常等の原因に
より約10000kmにつき1回程度の異常が見られたのに
対し、本実施例のサプライ部では試験中異常は見られな
かった。 実施例2 スタビライザ部 着色部とテープ部との間に図8に示すようなスタビライ
ザ部を設け、冷却スパン長を10mとし、スタビライザ
部がない場合と光ファイバ心線温度、テープ外観及び特
性(伝送ロス)等を比較した。その結果、スタビライザ
部がない場合のテープ工程前の光ファイバ温度が50〜
60℃であったのに対し、スタビライザ部を設けること
により光ファイバ温度は28〜30℃に低下し、表面に
泡上発生物のないテープが得られた。又、得られたテー
プの心線の配列が均一で、λ=1.55μmにおける伝
送ロス(OTDRで測定)は、スタビライザ部がない場
合0.24〜0.34dB/kmであったのに対し、ス
タビライザ部を設けることにより0.22dB/km以
下となった。
部(筐体内温度25℃)のマルチパス内の所定距離にお
ける着色光ファイバの温度を図17に示した(実線)。
尚、スタビライザ部がない従来例についても同様に図1
7に示した(点線)。図からも明らかなように本発明の
テープ装置ではスタビライザ部を設けることにより、硬
化炉出口では光ファイバ温度が150〜230℃であっ
たが、約10mでほぼ筐体内温度25℃と同一になるこ
とが示された。
イザ部がない場合0.01〜0.03)も0.02以下
と変動が少なかった。 実施例3 巻取部 図11に示すような引取・巻取部を用いて、原材料とし
て約45kmの光ファイバ心線のセットから線速100
〜200m/分で9km×5本のボビンにテープを巻取
ったところ、全く問題なかった。また、従来の巻取では
ツバ越えにより約20本のボビンに1本の巻不良による
段着不良が発生していたが、この実施例による巻取では
全く不良の発生がなかった。
発明の光ファイバテープの製造方法及び装置によれば、
光ファイバ心線の供給から着色、テープ化、巻取りまで
を一連の工程で行なうことにより、1回の供給工程及び
巻取り工程により光ファイバ心線の着色からテープ化ま
でを行なうことができ、光ファイバテープを高速製造す
ることができる。また、装置全体として小型化を図るこ
とができ、制御系の簡単なものとすることができる。更
に工程数を少なくすることにより光ファイバ心線の損傷
の機会を少なくし、高品位の光ファイバテープを製造す
ることができる。特に各工程において光ファイバ心線を
水平方向搬送することにより、着色ダイスやテープ用ダ
イスにおける樹脂の落下を防止することができ、後続す
る硬化炉等の汚染やそれに伴う硬化不足、光ファイバ心
線の汚れ等をなくすことができる。また着色工程とテー
プ工程との間に冷却工程及び張力調整工程を設けること
により、着色樹脂硬化後の光ファイバ心線の熱を確実に
除くとともに各着色心線の張力を均一してテープ工程に
供給できるので、光ファイバ心線の熱によるテープダイ
スへの悪影響をなくすことができ、外観、特性ともに優
れたテープを製造することができる。
より、製造すべきテープ設計に合せて適宜テープ製造装
置を容易に組立ることができる。
構成図。
で、(a)は側面図、(b)は上面図。
(a)は側面図、(b)は上面図。
図、(b)及び(c)はそれぞれ斜視図。
図で、(a)は側面図、(b)は上面図。
す図。
図で、(a)は本発明の引取・巻取装置により巻取られ
たもの、(b)は従来の引取・巻取装置により巻取られ
たものを示す。
たものを示す図で、(a)、(b)はそれぞれ異なる実
施例を示す図。
着色装置、(b)はテープ製造装置をそれぞれ示す。
す図。
ァイバ心線の温度と距離との関係を示すグラフで、実線
は実施例を点線は従来例を示す。
Claims (5)
- 【請求項1】複数の光ファイバ心線を供給する供給工程
と、前記複数の光ファイバ心線のそれぞれに必要に応じ
て着色する着色工程と、着色された光ファイバ心線を冷
却する冷却工程と、複数の着色された或いは未着色の光
ファイバ心線に樹脂コーティングを施しテープ状にする
テープ工程と、光ファイバテープを引取り巻取る巻取工
程とから成り、これら工程を一連工程として行なうこと
を特徴とする光ファイバテープの製造方法。 - 【請求項2】複数の光ファイバ心線を供給する供給工程
と、前記複数の光ファイバ心線のそれぞれに必要に応じ
て着色する着色工程と、着色された光ファイバ心線を冷
却する冷却工程と、着色された光ファイバ心線の張力を
調整する張力調整工程と、複数の着色された或いは未着
色の光ファイバ心線に樹脂コーティングを施しテープ状
にするテープ工程と、光ファイバテープを引取り巻取る
巻取工程とから成り、これら工程を一連工程として行な
うことを特徴とする光ファイバテープの製造方法。 - 【請求項3】複数の光ファイバ心線を供給する供給部
と、前記複数の光ファイバ心線のそれぞれに必要に応じ
て着色する着色部と、前記着色部により着色された光フ
ァイバ心線を冷却する冷却部と、複数の着色された或い
は未着色の光ファイバ心線に樹脂コーティングを施しテ
ープ状にするテープ部と、光ファイバテープを引取り巻
取る巻取部とが連設されていることを特徴とする光ファ
イバテープの製造装置。 - 【請求項4】複数の光ファイバ心線を供給する供給部
と、前記複数の光ファイバ心線のそれぞれに必要に応じ
て着色する着色部と、前記着色部により着色された光フ
ァイバ心線を冷却する冷却部と、複数の着色された或い
は未着色の光ファイバ心線に樹脂コーティングを施しテ
ープ状にするテープ部と、前記テープ部に供給される光
ファイバ心線の張力を調整する張力調整部と、光ファイ
バテープを引取り巻取る巻取部とが連設されていること
を特徴とする光ファイバテープの製造装置。 - 【請求項5】前記供給部、前記着色部、前記冷却部、前
記テープ部、前記張力調整部及び前記巻取部がそれぞれ
ユニット化され、前記製造装置全体に対し着脱自在であ
ることを特徴とする請求項4記載の光ファイバテープの
製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00033793A JP3334924B2 (ja) | 1993-01-05 | 1993-01-05 | 光ファイバテ一プの製造方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00033793A JP3334924B2 (ja) | 1993-01-05 | 1993-01-05 | 光ファイバテ一プの製造方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH06201959A JPH06201959A (ja) | 1994-07-22 |
JP3334924B2 true JP3334924B2 (ja) | 2002-10-15 |
Family
ID=11471075
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP00033793A Expired - Lifetime JP3334924B2 (ja) | 1993-01-05 | 1993-01-05 | 光ファイバテ一プの製造方法及び装置 |
Country Status (1)
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-
1993
- 1993-01-05 JP JP00033793A patent/JP3334924B2/ja not_active Expired - Lifetime
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