JPH06234290A - カード及びその製造方法及びカード識別方法 - Google Patents

カード及びその製造方法及びカード識別方法

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JPH06234290A
JPH06234290A JP5024118A JP2411893A JPH06234290A JP H06234290 A JPH06234290 A JP H06234290A JP 5024118 A JP5024118 A JP 5024118A JP 2411893 A JP2411893 A JP 2411893A JP H06234290 A JPH06234290 A JP H06234290A
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JP
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card
pattern
identification
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conductive
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JP5024118A
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English (en)
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Masayuki Uchimiya
将行 内宮
Noriyuki Ito
典之 伊藤
Kahei Murata
嘉平 村田
Yoshio Shirosaki
善夫 城崎
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】カードに導電性記録材料を用いたランダムパタ
ーンではない導電性パターンを識別データとして記録
し、該導電性識別パターンを指向性のよい電磁波を用い
て波形的に読み取ることによって、カードの正確な識別
読取りができるようにするともに、それを隠蔽すること
によって、カードに共通性若しくは固有性を付与し、セ
キュリティ性と偽造防止機能を備えるようにすることに
ある。 【構成】カード1 に導電性パターンによる識別データ記
録層2 を備え、該識別データ記録層2 は外観的に不可視
状態に隠蔽されていることを特徴とするセキュリティカ
ード及びカードの製造方法。カード1に導電性材料を用
いて識別パターン50を外観的に不可視状態に設け、電磁
波検出手段51にて検出した検出波形の形状によりカード
1 を識別するカード識別方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セキュリティ性と偽造
防止機能を備えたプリペイドカード、クレジットカード
等のカード、及びその製造方法、及びそれらのカードを
識別するためのカード識別方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通常のカードに記録されている記録デー
タは磁気記録によるものであり、且つその磁気情報は、
比較的解読されやすい面をもっている。カードデータの
偽造を防止する方法としては、例えば、カードの基材中
に、不可視状態にステンレス材を分散して介在させ、そ
れをマイクロ波(電磁波)にて読み取り、その波形でカ
ードの真偽を識別する方法が開発されつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、プリペイ
ドカード、クレジットカード、メンバーズカード等の上
記カードは、そのカードの偽造防止が重要な課題となっ
ている。しかし、上記ステンレス材の介在をパターン化
したものを量産する技術は未だ確立されておらず、現状
ではランダムパターンであるため、意識的に個々のカー
ドに対して互いに正確に同一パターンや、互いに正確に
異なる固有パターンを形成することは困難である。
【0004】そのため、例えば数百枚に一枚の確立で異
なるパターン若しくは同一パターンが形成されてしまう
ため、読取手段によってパターンを読み取る場合に真の
カードを偽造カードとして認識したり、又は偽造カード
を真のカードとして認識してしまう欠点がある。
【0005】本発明は、カードに導電性記録材料を用い
たランダムパターンではない導電性パターンを識別デー
タとして記録し、該導電性識別パターンを指向性のよい
電磁波を用いて波形的に読み取ることによって、カード
の正確な識別読取りができるようにするともに、それを
隠蔽することによって、カードに共通性若しくは固有性
を付与し、セキュリティ性と偽造防止機能を備えるよう
にすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、カード1に導
電性パターンによる識別データ記録層2を備え、該識別
データ記録層2は、外観的に不可視状態に隠蔽されてい
ることを特徴とするカードである。
【0007】また本発明は、不透明カード基材11に所
望の情報に基づいて、導電性転写層を備えた転写シート
を用いて転写記録方式にて導電性パターンによる識別デ
ータ記録層12を転写記録し、その後、該識別データ記
録層12上に不透明層13を被覆形成することを特徴と
するカード製造方法である。
【0008】また、本発明は、カード1に導電性材料を
用いて平行線パターン、複数矩形配列パターン等の識別
パターン50を外観的に不可視状態に設け、指向性のよ
い電磁波発信器と受信器とを備えた電磁波検出手段51
を前記カード面に対向させて前記識別パターン50と交
差する方向に走査し、電磁波の照射により識別パターン
50から出力される2次的な出力波を該電磁波検出手段
51にて検出し、その検出波形の形状によりカード1を
識別することを特徴とするカード識別方法である。
【0009】
【実施例】本発明のカードを、実施例に従って以下に詳
細に説明すれば、図1(a)は、その一実施例の側断面
図であり、不透明な樹脂3(低透光性の乳白色の樹脂を
含む)により形成されるカード1の構造体内部に、カー
ド1面に平行な導電性パターン2aにより構成される識
別データ記録層2(カードに記録すべき固有情報又は共
通情報等を示すデータ記録層)が形成されている。
【0010】図1(b)は、他の実施例の側断面図であ
り、透明な樹脂4(透光性の半透明な樹脂を含む)によ
り形成されるカード1の構造体内部に、カード1面に平
行な導電性パターン2aにより構成される識別データ記
録層2が形成され、そのカード1の表裏両面に、該識別
データ記録層2を隠蔽する不透明な隠蔽層5,5が被覆
されているものである。なお、前記隠蔽層5は、樹脂製
又は紙製の適宜不透明シートをラミネートしたもの、不
透明塗料を塗布したものいずれでもよい。
【0011】図2は、本発明カードのその他の実施例の
側断面図であり、図2(a)は、不透明樹脂を用いたカ
ード基材6の片面に、不透明樹脂7(前記カード基材6
と同じ樹脂、又は樹脂シートでもよい)を塗布若しくは
ラミネートして積層し、その積層間に識別データ記録層
2を備えたものである。
【0012】図2(b)は、透明乃至不透明樹脂を用い
たカード基材8(センターコア層)の両面に不透明樹脂
を用いたオーバーシート7,7をラミネートし、又は塗
布して形成し、その一方のラミネート間に識別データ記
録層2を備えたものである。なお、図2(b)におい
て、カード基材8に不透明樹脂を用いた場合には、識別
データ記録層2と反対側のカード基材8面に施されるオ
ーバーシート7は、透明樹脂を使用することができる。
【0013】上記カード1を構成する各種樹脂として
は、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリエチレン等の
ポリオレフィン系樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネー
ト、飽和ポリエステル、不飽和ポリエステル、あるいは
これらを主体とする樹脂が使用される。
【0014】図示していないが、上記カード1の表面や
裏面の全面又は部分には、カードに必要な適宜印刷表示
を施すためのコーティング等の表面加工、印刷加工、エ
ンボス加工等を施すものであり、また、カード1の各積
層間には適宜接着剤を使用することは可能である。
【0015】図3は、本発明のカードにおいて、カード
1の構造内部に識別コードパターンとして記録されるカ
ード識別データ記録層2の各種形状パターンの一例を示
す平面図である。
【0016】図3(a)は、カード1のデータ記録層2
を構成する各導電性パターン2aを矩形状のカード1の
一端縁に対して平行な適宜長さlと幅w、及び適宜ピッ
チp間隔(必ずしも等しい長さ、等幅、等間隔でなくて
もよい)に配置した線条群、又は長方形群としたもので
あり、例えば、公知のバーコード等のパターン形状であ
ってもよい。
【0017】図3(b)はカード1のデータ記録層2を
構成する各導電性パターン2aを、互いに平行な適宜長
さと幅、及び適宜ピッチ間隔(必ずしも等しい長さ、等
幅、等間隔でなくてもよい)に配置した線条群、又は長
方形群としたものであり、パターン2aの長さ方向と、
カード1の一端縁方向との交差角度θ(θ≠0°,θ≠
±90°)を適宜角度に設定して配置したものである。
【0018】図3(c)はカード1のデータ記録層2を
構成する各導電性パターン2aを、適宜大きさと適宜ピ
ッチ間隔(必ずしも等間隔でなくてもよい)に配置した
正方形群として、その正方形群は、縦方向若しくは横方
向に1列、又は縦横方向に多列に配置され、その正方形
の一端縁を、矩形状のカード1の一端縁に対して平行に
配置されたものであり、正方形群の配列パターンとして
は、例えば、特開昭49−19830、実公昭52−4
3949、特開昭57−191788、実開昭58−2
4853、特開昭63−132093に開示されるよう
な矩形状パターンの配列であってもよい。
【0019】図3(d)は、カード1に配置された正方
形群の各正方形の一端縁方向とカード1の一端縁方向と
の交差角度θ(θ≠0°,θ≠±90°)を適宜角度に
設定して配置したものである。
【0020】次に、本発明のカードの製造方法を、その
実施例に従って以下に詳細に説明する。
【0021】図4(a)〜(d)は、本発明におけるカ
ード製造工程の説明図であり、図4(a)に示すよう
に、加熱転写を行なうための転写印字用のサーマルヘッ
ド15の両側下方に、それぞれ基材インフィードロール
21(上下対向コール21a,21b)と、基材ウアト
フィードロール22(上下対向コール22a,22b)
とを配置し、前記サーマルヘッド15の両側に、それぞ
れロール状の転写シート16(転写リボン)を巻き出し
供給する転写リボン供給部17と、転写後のリボン16
を巻き取るリボン巻取部18とを配置した加熱転写方式
のデータ記録手段を用いて、カード1に導電性パターン
2aによる識別データ記録層を記録する。
【0022】まず、図4(a)導電性転写層を備えた転
写リボン16(長尺状の転写基材シートに剥離層と、該
剥離層から容易に剥離可能な導電性転写層とを積層して
設けたテープ状、又はリボン状の転写シート)を、一方
の転写リボン供給部17より巻き出し、他方のリボン巻
取部18にて巻き取りながら、サーマルヘッド15下側
に対向するように供給する。
【0023】次に、基材インフィードロール21、及び
基材ウアトフィードロール22の駆動回転により、不透
明カード基材11を支持して送行させ、サーマルヘッド
15と対向する転写リボン16下側に対向するようにし
て、カード基材11を供給する。なお、カード基材11
のサイズは、そのカード基材11から複数枚のカード1
が多面付けされた状態で得られるようなサイズのものを
使用することは可能である。
【0024】続いて、サーマルヘッド15を動作させ
て、ヘッド先端部にあるラスター状に適宜数配列したサ
ーモセルを、記録すべき導電性パターン2aのパターン
形状に対応するフォントデータに基づいたフォント形状
にヒーティング動作させて、転写リボン16の導電性転
写層を加熱して、カード基材11面に識別コードパター
ンとして導電性パターン2aを加熱転写する。
【0025】又は、記録印字すべき導電性パターン2a
形状に予め形成されたパターンヒーティングヘッドを搭
載したサーマルヘッド15を使用して、該ヘッドを動作
させて、転写リボン16の導電性転写層を加熱して、カ
ード基材11面に識別コードパターンとして導電性パタ
ーン2aを加熱転写する。
【0026】上記不透明カード基材11を等距離の間欠
送行(又は適宜距離の間欠送行制御)による供給動作に
よって供給しながら、上記転写動作を繰り返し行なうこ
とによって、図4(b)に示すように、カード基材11
面に導電性パターン2aが転写記録されて、識別データ
記録層12(識別コードパターン)が形成される。
【0027】次に、図4(c)、不透明カード基材11
に記録印字された識別データ記録層12面に、ポリ塩化
ビニル等の樹脂シートを用いた不透明シート13をラミ
ネート(ウエットラミネート又はドライラミネート)す
る。
【0028】これによって、図4(d)に示すように、
不透明カード基材11と不透明シート13との間に導電
性パターン2aによる識別データ記録層12を備えた積
層体が製造され、この積層体をカード状にトリミング断
裁(仕上げ断裁)して、あるいはカード基材11に複数
枚のカード1を多面付けした状態で前記積層体を製造し
た場合には、これを複数枚のカード状に小切れ断裁する
ことによって、カード1を製造する。
【0029】導電性パターン2aによる識別データは、
前記図4(a)における加熱転写シートとサーマルヘッ
ドを用いた加熱転写方式によるデータ記録手段の他に、
感圧転写シートを用いて加圧転写方式によるデータ記録
手段、あるいは導電性のインキジェットインキを用いた
インキジェット印刷方式によるデータ記録手段によって
記録してもよく、またスクリーン印刷方式、グラビア印
刷方式、オフセット印刷方式、凸版印刷方式等の各種印
刷方式、あるいは、蒸着方式によるパターン形成、フォ
トファブリケーションにおけるフォトエッチング方式に
よるパターン形成、若しくはそれらの併用によって導電
性パターン2aをパターン形成することができる。
【0030】本発明において識別データを表示するため
に使用する導電性パターン2aは、透明パターン又は不
透明パターンのいずれでもよく、導電性パターン2aの
形成に使用する導電性物質としては、例えばアルミニウ
ム、銅、銀、金、その他合金等の金属粉末、あるいはそ
の他無機系導電性物質、又は有機系導電性高分子樹脂等
の物質を使用することができ、金属蒸着方式、スパッタ
リング方式等、及び、パターンレジスト方式、パターン
エッチング方式を用いて、アルミニウム、銅、銀、金、
その他合金等の金属、酸化インジュウム等の導電性物質
をカード基材面にパターン形成することにより導電性パ
ターン2aを施してもよい。
【0031】これら上記導電性物質のいずれか(アルミ
ニウム、銅、銀、金、その他合金等の金属粉末等)を適
宜支持樹脂(結着樹脂、インキビヒクル等)中に分散又
は溶解させた樹脂又はインキを、樹脂製、又は紙製の加
熱転写シート用の基材シート若しくは加圧転写シート用
の基材シートに、シリコーン、ワックス等の剥離樹脂層
を介して塗布、印刷した後に乾燥させて得られる導電性
樹脂転写層を備えた転写シート、又は印刷インキを用い
て、前記転写方式によるデータ記録手段、又は印刷方式
によるデータ記録手段により記録することができる。
【0032】本発明のカードの製造方法における転写リ
ボン(転写シート)用の導電性転写層(転写後に導電性
パターンとなる部分)を構成する樹脂など、製造におけ
る具体的データの一例を下記に示す。なお下記データは
一例であってこれに限定されるものではない。 導電性転写層; 飽和ポリエステル樹脂(熱可塑性) 6重量部 アルミニウムペースト 2重量部 ポリエチレンワックス 1重量部 溶剤(コーティング時に使用) 16重量部 不透明カード基材シート; 白色不透明(骨白)ポリ塩化ビニル(380μm) ラミネート用不透明シート; 白色不透明(骨白)ポリ塩化ビニル(380μm) ラミネート用接着剤; 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体を主体とする樹脂 ラミネート温度; 110℃〜180℃
【0033】上記本発明のカードを製造するにあたっ
て、そのカード1の構造体内部に、所望の識別データ
(固有情報データ、共通情報データ等)を導電性パター
ン2aによるコードパターンとして記録する場合につい
ての一例を下記に説明する。
【0034】図5は、所望の識別データ(固有情報デー
タ、共通情報データ等)を、データ記録手段30にサー
マルヘッド15を用いて、転写リボン16(転写シー
ト)により導電性パターン2aによるコードパターンを
転写記録する方法をシステム的に説明するもので、40
は識別データ情報入力部、41は記録動作制御部、42
はフォント信号読出部(例えば、カード基材11の記録
送行方向に対して平行又は直交する方向の線条、あるい
はカード基材11の記録送行方向に対してその一辺が平
行な正方形等のパターンフォント、カード基材11の記
録送行方向に対して傾斜する方向の線条、あるいはカー
ド基材11の記録送行方向に対してその一辺が傾斜する
方法の正方形等のパターンフォント等のフォント信号読
出部)、43はフォントメモリテーブル、44はフォン
トデータ信号出力部、45はフォントデータ信号をデー
タ記録手段30の記録ヘッド(サーマルヘッド等)を制
御動作させるためのパターン記録動作信号、及びサーマ
ルヘッド以外の各駆動系(例えば被記録体等の供給送
行)のための送行駆動制御信号に変換する記録動作信号
出力変換部である。
【0035】データ情報入力部40によって、磁気テー
プ、フロッピーディスク、ICメモリ、光ディスク等の
記録媒体に記録されている所定情報データ、あるいは、
テンキー等によって操作される所定情報データ等を記録
コード信号に変換する。
【0036】変換された記録コード信号は記録動作制御
部41に出力され、フォント信号読出部42によってコ
ード信号に対応するコードパターンを構成するパターン
フォントデータをフォントメモリテーブル43から読み
出す。
【0037】読み出されたパターンフォントデータを、
フォントデータ信号出力部44を介して記録動作信号出
力変換部45に入力し、パターン記録動作信号に変換
(ラスター方式、若しくはベクトル方式の信号情報に変
換)し、変換されたパターン記録動作信号に基づいて、
データ記録手段30の記録ヘッド(サーマルヘッド1
5)を制御動作させ、また、記録動作信号出力変換部4
5からの送行駆動制御信号に基づいて、記録手段30の
各駆動系を制御動作させる。
【0038】図5に示した転写記録方式によるデータ記
録手段30においては、記録動作信号出力変換部45か
らのデータ記録動作信号に基づいて、サーマルヘッド1
5先端部にマトリクス状に配列された複数のサーモセル
15aのいずれかを、ラスター方式、あるいはベクトル
方式にて加熱動作又は加熱停止動作して、加熱転写リボ
ン16を所定導電性パターン2aの形状に加熱し、該転
写リボン16(基材シート16aと、剥離層16bと、
導電性材料層からなる転写層16c)の加熱された部分
の転写層16cをカード基材11面に転写し、転写され
た該転写層16cによる所定識別データに対応するパタ
ーンの導電性パターン2aをカード基材11上に記録す
る。
【0039】図5に示した転写記録方式によるデータ記
録手段30においては、記録動作信号出力変換部45か
らの送行駆動制御信号に基づいて、パルスモーター、サ
ーボモーター等の駆動モーター(図示せず)を制御動作
して、カード基材11をサーマルヘッド15下側に供給
送行させるための基材インフィードロール21、基材ウ
アトフィードロール22、及び転写リボン16を巻き出
し送行させるための巻出部17、巻取部18のそれぞれ
回転速度、回転始動、停止動作等のタイミング制御動作
を行なって、カード基材11上に前記導電性パターン2
aを順次記録していくものである。
【0040】
【実施例】次に、本発明のカード識別方法を実施例に従
って以下に詳細に説明する。図6(a)〜(c)は、識
別すべきカード1構造体内部全面又は部分に形成される
導電性の識別パターン50の一例を示す平面図であり、
(a)は、カード1の短辺方向に平行に形成された平行
線状の識別パターン50であり、(b)は、カード1の
辺に対してある角度θで交差する方向に形成された平行
線状の識別パターン50であり、(c)は、カード1の
長辺方向に平行に形成された平行線状の識別パターン5
0である。
【0041】平行線状の識別パターン50の各線条(5
0a,50b,50c・・・)の配置は、線条の幅w、
線条の長さl、線条の傾きθ、線条の各配列間隔pの各
パラメータによって決定される。各パラメータw、l、
θ、pは、それぞれ同一値でもよいし、あるいは製造段
階において設定される所定の規則に基づいた異なった値
であってもよい。また、上記図6においては線条パター
ンで示してあるが、これ以外に、矩形状パターンの配列
であってもよい。
【0042】なお、上記導電性の識別パターン50の施
されるカード1本体は、公知のカード材料によって構成
されるものでよく、紙製材料、あるいはポリ塩化ビニ
ル、ポリスチレン、ポリエチレン等のポリオレフィン系
樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート、飽和ポリエス
テル、不飽和ポリエステル、あるいはこれらを主体とす
る樹脂等である。
【0043】上記カード1本体は、樹脂製、紙製のカー
ド基材シートに、適宜樹脂シートをラミネート若しくは
塗布することによって形成するなど適宜に製造したもの
でよく、その表面や裏面の全面又は部分には、カードに
必要な適宜印刷表示を施すためのコーティング等の表面
加工、印刷加工、エンボス加工等が施されていてもよ
く、また、カード1を構成する各積層樹脂間には適宜接
着剤が使用されていてもよい。
【0044】本発明のカード識別方法におけるカード1
に表示される導電性の識別パターン50は、透明パター
ン又は不透明パターンのいずれでもよく、例えばアルミ
ニウム、銅、銀、金、その他合金等の金属粉末、あるい
はその他無機系導電性物質、又は有機系導電性高分子樹
脂等の物質を使用することができる。
【0045】これら物質を適宜支持樹脂(結着樹脂、イ
ンキビヒクル等)中に分散又は溶解させた樹脂又はイン
キを、樹脂製、又は紙製の加熱転写シート用の基材シー
ト若しくは加圧転写シート用の基材シートに、シリコー
ン、ワックス等の剥離樹脂層を介して塗布、印刷した後
に乾燥させて得られる導電性樹脂転写層を備えた転写シ
ート、又は印刷インキを用いて、前記転写方式によるデ
ータ記録手段、又はスクリーン印刷方式、グラビア印刷
方式、オフセット印刷方式等の印刷方式によるデータ記
録手段により記録することができる。
【0046】また、金属蒸着方式、スパッタリング方式
等、及びパターンレジスト方式、パターンエッチング方
式を用いて、アルミニウム、銅、銀、金、その他合金等
の金属、酸化インジュウム等の導電性材料を、カード基
材面にパターン形成することにより識別パターン50を
施してもよい。
【0047】図7は、電磁波検出手段によって、カード
1面を、導電性の識別パターン50の方向に対して直交
又は交差するX方向(矢印方向)に走査する場合の走査
方法を説明する概要側面図である。
【0048】図7において、51は一方型(反射型)の
電磁波検出手段であり、サブミリ波(波長0.1mm〜
1.0mm未満)、又はミリ波、センチ波などマイクロ
波(1.0mm〜1000mm未満)の高周波電磁波を
発生するトランジスタ発信回路と、該回路にて発生する
電磁波を、走査方向のX方向と直交する方向の電磁波v
1 として空間に発信する指向性アンテナ(電磁ホーン
等)を備え、発信された電磁波v1 (必要に応じて放物
面鏡等にて平面波に変換した後の電磁波v1 )をカード
1面に照射する電磁波発信器52と、照射された電磁波
1 によりカード1の導電性識別パターン50に発生す
る誘導電流を、該導電性識別パターン50より発生する
出力波v2 として検出する指向性アンテナを搭載した出
力波受信器53を備える。
【0049】なお、本発明における電磁波検出手段は、
カード1の一方面に電磁波発信器52と出力波受信器5
3とを配置した上記一方型の電磁波検出手段51の他
に、対向型(カード1を挟んでその表裏側にそれぞれ電
磁波発信器12と出力波受信器53を備えた形式)の電
磁波検出手段であってもよい。
【0050】図8(a)は、上記電磁波検出手段51に
よって、例えば図6(a)のカード1面を、導電性の識
別パターン50の方向に対して直交するX方向(矢印方
向)に走査する場合の走査方法を説明する平面図であ
る。
【0051】図8(a)において、図面に平行な微少面
積の平面的電磁波フィールド60は電磁波の照射領域を
示し、該フィールド60は、例えばX方向の横方向長さ
は、1mm〜10mm程度であって、識別パターン50
の各線条の幅wより広くても狭くてもいずれでもよく、
それと直交するY方向の縦方向長さは、比較的長い方が
検出精度に良好であり、例えば10mm〜50mm程度
のフィールドが適当であるがこれに限定されるものでは
ない。また、識別パターン50の線条幅wは、電磁波検
出手段51が発信する電磁波v1 の波長より、少なくと
も大きい幅に設定されていることが望ましいが、本発明
においては必ずしもこれに限定されるものではない。
【0052】電磁波フィールド60の照射領域では、電
磁波発信器52によってX方向と直交する方向に電磁波
1 (例えば1mm以上1000mm未満の波長をもつ
マイクロ波)が発信されており、電磁波検出手段51
を、その電磁波フィールド60をカード1面に平行に所
定離間距離を保持して対向させてX方向に移動させなが
ら走査する。
【0053】まず、電磁波検出手段51をX方向に移動
させながら、その電磁波フィールド60をカード1面に
対向させてX方向に走査を開始する。なお、Eは電磁波
検出手段51の走査フィールドを示す。
【0054】電磁波フィールド51が、カード1の識別
パターン50aを横切る際には、電磁波v1 が該識別パ
ターン50aに照射されて、導電性の識別パターン50
aには、X方向に対して直交するY方向(電磁波v1
単振動方向と平行な方向)に誘導電流が生じ、該誘導電
流により生じる2次的出力波v2 が識別パターン50a
より出力され、この2次出力波v2 を、電磁波検出手段
51の電磁波受信器53の指向性アンテナ(電磁波v1
の振動方向と同一方向に向けたアンテナ)が検出して、
図8(b)に示すように左側に識別パターン50aによ
る出力波形が得られる。
【0055】電磁波フィールド60が、識別パターン5
0の形成されていない領域を通過する際には、識別パタ
ーン50による誘導電流は発生せず、図8(b)に示す
ように出力波形の無い部分が生じる。
【0056】電磁波フィールド60が次の識別パターン
50bを横切る際には、電磁波v1が該識別パターン5
0bに照射されて、導電性の識別パターン50bには、
X方向に対して直交するY方向(電磁波v1 の単振動方
向と平行な方向)に誘導電流が生じ、該誘導電流により
生じる2次的出力波v2 が識別パターン50bより出力
され、この2次出力波v2 を、電磁波検出手段51の電
磁波受信器53が検出して、図8(b)に示すように識
別パターン50bによる出力波形が得られる。
【0057】次に、また電磁波フィールド60が、識別
パターン50の形成されていない領域を通過する際に
は、識別パターン50による誘導電流は発生せず、図8
(b)に示すように出力波形の無い部分が生じる。
【0058】続いて、電磁波フィールド60が、次の識
別パターン50cを横切る際には、電磁波v1 が該識別
パターン50cに照射されて、導電性の識別パターン5
0cには、X方向に対して直交するY方向(電磁波の単
振動v方向と平行な方向)に誘導電流が生じ、該誘導電
流により生じる2次的出力波v2 が識別パターン50c
より出力され、この2次出力波v2 を、電磁波検出手段
51の電磁波受信器53が検出して、図8(b)に示す
ように識別パターン50cによる出力波形が得られる。
【0059】以上のようにして、カード1の構造体内に
施された導電性の識別パターン50を電磁波による出力
波v2 の波形として検出することによってカード1の真
偽を識別し、あるいは該識別パターン50を用いてカー
ド1に所定の情報データを記録した場合には、それを出
力波v2 として検出して、所定のデータ情報に変換して
読み取るものである。
【0060】図9(a)は、図6(b)に示すようなカ
ード1の端縁に対して角度θで傾斜する識別パターン5
0を走査フィールドEにおいて読み取り識別する場合に
ついて説明する平面図である。
【0061】まず、図7に示す電磁波検出手段51をX
方向に移動させながら、図9(a)電磁波フィールド6
0をカード1面に対向させてX方向に走査を開始する。
この場合、X方向に対して角度θ傾斜する導電性識別パ
ターン50を走査することになる。なお、Eは電磁波検
出手段51の走査フィールドを示し、wo は識別パター
ン50の各パターン50a,50b,50c・・・が、
幅eのX方向走査フィールドEと交差する幅を示す。
【0062】電磁波フィールド60が、カード1の傾斜
する識別パターン50aを横切る際には、図9(a)に
示すように、照射される電磁波v1 の振動方向は、該識
別パターン50aを斜めに横切る方向に照射されて、導
電性の識別パターン50aにはこの振動方向と平行なX
方向に対して直交するY方向(電磁波v1 の単振動方向
と平行な方向)に誘導電流が生じ、該誘導電流により生
じる2次的出力波v2は、図3(a)の場合よりも低出
力で識別パターン50aより出力され、この2次出力波
2 を、電磁波検出手段51の電磁波受信器53の指向
性アンテナ(電磁波v1 の振動方向と同一方向に向けた
アンテナ)が検出して、図9(b)に示すように左側に
識別パターン50aによる出力波形が得られる。
【0063】電磁波フィールド60が、識別パターン5
0の形成されていない領域を通過する際には、識別パタ
ーン50による誘導電流は発生せず、図9(b)に示す
ように出力波形の無い部分が生じる。
【0064】電磁波フィールド60が次の識別パターン
50bを横切る際には、電磁波v1が該識別パターン5
0bに照射されて、導電性の識別パターン50bには、
前記同様にX方向に対して直交するY方向(電磁波v1
の単振動方向と平行な方向)に誘導電流が生じ、該誘導
電流により生じる2次的出力波v2 が識別パターン50
bより出力され、この2次的出力波v2 を、電磁波検出
手段51の電磁波受信器53が検出して、図9(b)に
示すように識別パターン50bによる出力波形が得られ
る。
【0065】続いて、電磁波フィールド60が、識別パ
ターン50の形成されていない領域を通過する際には、
識別パターン50による誘導電流は発生せず、図9
(b)に示すように出力波形の無い部分が生じる。
【0066】電磁波フィールド60が次の識別パターン
50cを横切る際には、電磁波v1が該識別パターン5
0cに照射されて、導電性の識別パターン50cには、
前記同様にX方向に対して直交するY方向(電磁波v1
の単振動方向と平行な方向)に誘導電流が生じ、該誘導
電流により生じる2次的出力波v2 が識別パターン50
cより出力され、この2次的出力波v2 を、電磁波検出
手段51の電磁波受信器53が検出して、図9(b)に
示すように識別パターン50cによる出力波形が得られ
る。
【0067】
【作用】本発明のカードは、カード1に導電性パターン
による識別データ記録層2を備え、該識別データ記録層
2は、外観的に不可視状態に隠蔽されているので、識別
データ記録層2にマイクロ波等の電磁波を照射すること
によって、導電性パターンからなる識別データ記録層2
からの出力波(出力反射波)を得ることができ、そのた
め、この出力波を、電磁波検出手段によって波形として
検出することができ、その波形の形状(振幅、波長、位
相等)を読み取ることにより、識別データ記録層2を表
意情報データとして解読することができるものである。
【0068】識別データ記録層2から検出された出力波
形に基づいて、その波形データを、元の入力情報データ
の形式に変換したデータと、磁気テープ、フロッピーデ
ィスク、光ディスク等に記録されている原入力情報デー
タとを合致するようにしておき、両データを比較照合し
た場合に、互いにそのデータが合致していれば、真正の
カードであり、合致していなければ不正のカードである
として認識できるものである。
【0069】また、本発明のカードに施される導電性パ
ターン2aは、必要とする所望の形状の識別可能なパタ
ーンに製造することが可能であり、また、該導電性パタ
ーン2aはカード製造段階においてパターン形成される
所謂プロセスメイキングカードとすることが可能であ
り、また、該識別データ記録層2はカード1外側からは
不可視であるため偽造される心配がなく、セキュリティ
性能が良好である。
【0070】一般的にセキュリティカードの製造におい
ては、カードにランダムパターンによる導電性パターン
が有るか無いかの識別ではなく、導電性パターンによっ
て記録されている識別データ記録層2による記録データ
を電磁波によって判読可能であることが必須要件であ
り、本発明のカードの製造においては、カード1の構造
体内部に表現すべき所定の固有情報、共通情報等を、カ
ード基材上に、適宜データ記録手段、特に加熱転写記録
方式によって、ある一定の規則性のある導電性パターン
として容易に記録することが可能になった。
【0071】本発明のカード識別方法は、カード1に導
電性材料を用いて平行線パターン、複数矩形配列パター
ン等の識別パターン2を外観的に不可視状態に設け、指
向性のよい電磁波発信器と受信器とを備えた電磁波検出
手段11を前記カード1面に対向させて識別パターン2
に対して交差する方向に走査し、電磁波v1 の照射によ
り識別パターン2から出力される2次出力波v2 を該電
磁波検出手段11にて検出し、その出力波形の形状によ
りカードを識別するもので、カード1の構造体に隠蔽さ
れている識別パターン2を読み取ることによってカード
の真偽を識別したり、識別パターン2の意味する情報を
読み取ることができる。
【0072】
【発明の効果】本発明は、カードの構造体内部に導電性
記録材料を用いた導電性パターンによる識別データ記録
層を識別データとして記録し、記録された導電性パター
ンは、電磁波によって識別して読み取ることができ、真
正カードであるか偽造カードであるかを容易に判定で
き、また識別データ記録層を隠蔽することによって、プ
リペイドカード、クレジットカード等のカード類にセキ
ュリティ性と偽造防止機能をもたせることができる効果
があり、カード1の構造体内部に表現すべき所定の固有
情報、共通情報等を、ある一定の規則性のある導電性パ
ターンとして通常の印字記録方式と同様にカード基材面
に容易に記録できる効果がある。
【0073】また、本発明のカード識別方法において
は、プリペイドカード、クレジットカード、メンバーズ
カード等のセキュリティ性の要求されるカード類の真偽
の判定が可能であって偽造防止に効果的であり、例えば
カードを識別するため、あるいはカードに情報を記録す
るため、また偽造防止のために、製造段階において個々
のカードに対して互いに同一パターンや互いに異なる固
有パターンとして任意に施される導電性の識別パターン
を電磁波により正確に読み取り識別することが可能とな
るなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカードの一実施例における側断面図で
ある。
【図2】(a)〜(b)は本発明のカードの他の実施例
における側断面図である。
【図3】(a)〜(d)は本発明のカードに記録される
識別データ記録層の導電性パターンの各種パターンを説
明する概要平面図である。
【図4】本発明のカードの製造方法における製造工程を
説明する側面図である。
【図5】本発明のカードの製造方法における識別データ
記録層の導電性パターンを記録する記録方法を説明する
概要側面図である。
【図6】(a)〜(b)は、本発明のカード識別方法に
使用されるカードに施された導電性識別パターンの一例
を説明する平面図である。
【図7】本発明のカード識別方法を説明する概要側面図
である。
【図8】(a)は本発明のカード識別方法の一実施例を
説明する平面図、(b)はそれにより得られる出力波形
の模式図である。
【図9】(a)は本発明のカード識別方法の他の実施例
を説明する平面図、(b)はそれにより得られる出力波
形の模式図である。
【符号の説明】
1…カード 2…導電性識別データ記録層 2a…導電
性パターン 3…不透明カード基材 4…透明カード基材 5…隠蔽
層 6…不透明カード基材 7…不透明樹脂 8…透明乃至
不透明カード基材 11…カード基材 12…識別データ記録層 13…不
透明シート 15…サーマルヘッド 16…転写リボン 16a…転
写基材シート 16b…剥離層 16c…導電性転写層 17…巻出部
18…巻取部 21…インフィードロール 22…アウトフィードロー
ル 30…データ記録手段 40…データ情報入力部 41
…記録動作制御部 42…フォント読出部 43…フォントメモリテーブル 44…フォントデータ信号出力部 45…記録動作信号
出力変換部 50…導電性識別パターン 50a,50b,50c…識別パターン 51…電磁波検出手段 52…電磁波発信器 53…電
磁波受信器 60…電磁波フィールド v1 …1次的電磁波(照射波) v2 …2次的出力波 E…走査フィールド e…走査フィールド幅
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 城崎 善夫 東京都台東区台東一丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カード1に導電性パターンによる識別デー
    タ記録層2を備え、該識別データ記録層2は、外観的に
    不可視状態に隠蔽されていることを特徴とするカード。
  2. 【請求項2】不透明カード基材11に、所望の情報に基
    づいて、導電性転写層を備えた転写リボンを用いて転写
    記録方式にて導電性パターンによる識別データ記録層1
    2を転写記録した後、該識別データ記録層12上に不透
    明層13を被覆形成することを特徴とするカード製造方
    法。
  3. 【請求項3】カード1に導電性材料を用いて平行線パタ
    ーン、複数矩形配列パターン等の識別パターン50を外
    観的に不可視状態に設け、指向性のよい電磁波発信器と
    受信器とを備えた電磁波検出手段51を前記カード1面
    に対向させて前記識別パターン50と交差する方向に走
    査し、電磁波の照射により識別パターン50から出力さ
    れる2次的な出力波を該電磁波検出手段51にて検出
    し、その検出波形の形状によりカード1を識別すること
    を特徴とするカード識別方法。
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