JP2003099748A - 非接触icカード - Google Patents

非接触icカード

Info

Publication number
JP2003099748A
JP2003099748A JP2001293676A JP2001293676A JP2003099748A JP 2003099748 A JP2003099748 A JP 2003099748A JP 2001293676 A JP2001293676 A JP 2001293676A JP 2001293676 A JP2001293676 A JP 2001293676A JP 2003099748 A JP2003099748 A JP 2003099748A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
sheet
pattern
contact
sheets
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001293676A
Other languages
English (en)
Inventor
Naonobu Sugiyama
直信 杉山
Hitoshi Yamahira
仁 山平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New Oji Paper Co Ltd
Original Assignee
Oji Paper Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oji Paper Co Ltd filed Critical Oji Paper Co Ltd
Priority to JP2001293676A priority Critical patent/JP2003099748A/ja
Publication of JP2003099748A publication Critical patent/JP2003099748A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】内部構造が透視されることなくカードの偽造の
有無を容易に識別することができる非接触ICカードを
提供する。 【解決手段】表シート1、別のシート3、ICチップ6
およびアンテナ回路を含む電気部品が設けられたインレ
ットシート5、及び裏シート2からなる積層構造を有
し、2%以下の光透過度を有する。別のシートの表シー
トに対向する面に、カードの厚み方向に1μm以上50
0μm以下の凹凸パターン4が形成され、カード表面に
は凹凸パターンが反映された微細パターン8が形成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチック材料
から形成されたカード形状の基材中にICチップ、アン
テナ等の電気部品を内蔵し、駆動電力とデータのやり取
りを電波でおこなう非接触ICカード、特に、偽造防止
機能を備えた非接触ICカードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、個人のセキュリティ管理、物流管
理または交通機関の出改札処理等に使用される新しい情
報記録媒体として、非接触ICカードが普及しつつあ
る。非接触ICカードは、電気絶縁性を有し、剛性を有
するプラスチック材料から形成されたカード形状の基材
中に、ICチップ、アンテナ、コンデンサー等の情報処
理機能、通信機能、セキュリティ機能等を実現するため
の部品を埋設することによって構成される。
【0003】非接触ICカードは、電波を用いて外部の
リーダ/ライタとデータ交換を行うようになっており、
例えば、切符、定期券、クレジットカード、タグ等を非
接触ICカード化すると、人や物品等が移動する間に非
接触状態でデータ交換ができるので、利便性が大きく向
上するものと期待され、従来の磁気カードに代わる記録
媒体として注目されている。
【0004】また、非接触ICカードの表面に、個人の
顔写真やサイン、所定の証明内容等の個人認証識別情報
を表示する機能を付加して、従業員証、運転免許証、パ
スポート等として使用することも考えられている。しか
し、このようなICカードにおいては、カード表面に表
示された個人認証識別情報等の可視化情報が、近年著し
く発達した高性能複写機を使用して複写され、それを用
いてカードが偽造され、不正使用される危険性が増しつ
つあるという問題がある。
【0005】この種の偽造を防止するための方策がこれ
までにいくつか提案されてきている。例えば、特開平1
−193850号公報には、カード内に透かし模様を組
み込むことによって、カードの偽造を防止する点が記載
されている。また、特開2000−6564号公報に
は、媒体基材の真偽品判別領域の上に、見る角度によっ
て色が変化する色変化印刷層と、色変化印刷層の一部分
を目視不能に隠蔽して偽造品判別情報形成層を順次設け
ることによって偽造を防止する点が記載されている。ま
た、特開2000−94869号公報には、情報記載部
を保護するラミネートフィルムの表面に、レーザ光また
は型押しローラ等により、機械的彫刻では再現が困難な
微細な凹凸部を付与することによって偽造を防止する点
が記載されている。
【0006】しかしながら、透かし模様を利用した偽造
防止法では、非接触ICカードの場合、カード内の配線
パターンまで判読され、カードの内部の技術情報が盗用
される危険性がある。また、印刷インクを利用した偽造
防止法では、それに使用されるインクさえ入手できれば
偽造を容易に行うことができ、カード表面に微細な凹凸
を付与する偽造防止法では、カードの外側から機械的な
加工を施すため、比較的容易に偽造を行うことができ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
課題は、内部構造が透視されることなくカードの偽造の
有無を容易に識別することができる非接触ICカードを
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、少なくとも表シートと、裏シートと、I
Cチップおよびアンテナ回路を含む電気部品が設けられ
たインレットシートと、を含む複数のシートからなる積
層構造を有しているとともに、2%以下の光透過度を有
し、前記積層構造における少なくとも1対の隣接するシ
ートの対向面の少なくとも一方に、カードの厚み方向に
1μm以上500μm以下の凹凸パターンが形成され、
カード表面には、前記凹凸パターンが反映された微細パ
ターンが形成されていることを特徴とする非接触ICカ
ードを構成したものである。
【0009】上記課題を解決するため、また、本発明
は、少なくとも表シートと、裏シートと、ICチップお
よびアンテナ回路が設けられたインレットシートと、を
含む複数のシートを積層し、光透過度が2%以下となる
ようにし、少なくとも1対の隣接するシートの対向面の
少なくとも一方に、カードの厚み方向に1μm以上50
0μm以下の凹凸パターンを形成し、シートの積層体を
加熱しながらプレスすることによって、カード表面に前
記凹凸パターンが反映された微細パターンを生じさせた
ものであることを特徴とする非接触ICカードを構成し
たものである。
【0010】表シートおよび裏シートとしては、PE
T、PETG(PETGの名称で市場に流通しているプ
ラスチックシートであり、この樹脂は、正式には、少な
くともエチレングリコール、テレフタル酸および1,4
−シクロヘキサンジメタノールの3成分を重合した変性
ポリエステル樹脂と呼ばれる)等のポリエステルシー
ト、PC(ポリカーボネイト)、PVC(ポリビニルク
ロライド)、ABS(アクリロニトリルブタジエンスチ
レン)、PE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレ
ン)、EVA(エチレンビニルアセテート)、ポリスチ
レン、ラミネート紙、生分解性プラスチックシート等の
プラスチックシート、合成紙、紙、及びこれの材料の混
合からなるシートが使用され得る。これらのシートのう
ちでも、特に、例えばPETG、ABS、PVC、PE
等の、Vicat軟化点(ASTM D−1525)が
150℃以下の熱可塑性プラスチックシートを、表シー
トおよび裏シートとして用いれば、カードの表面上に凹
凸パターンを安定的に反映させることができるので好ま
しい。
【0011】インレットシートとしては、PET、PE
TG、PC、PVC、PEN(ポリエチレンナフタレー
ト)、PI(ポリイミド)、ABS、合成紙紙等の基材
シートに、銅、アルミ、ペースト等からなるエッチン
グ、ワイヤー、印刷法等による通信用アンテナを設け、
その端子にICチップを搭載したものが用いられ得る。
【0012】凹凸パターンは、表シート、裏シートまた
はインレットシートに形成されてもよいし、これらのシ
ートとは別のシートに形成されてもよい。凹凸パターン
が、表シート、裏シートおよびインレットシートとは別
のシートに形成される場合には、この別のシートは、表
シート、裏シートおよびインレットシートより高い軟化
点を有するシートからなっている方が、カード表面に生
じる微細パターンが変形することなく、凹凸パターンを
反映をしやすくなるので好ましい。また、この別のシー
トに凹凸パターンが形成される場合には、必要に応じ
て、この別のシートにICチップ等の出っ張りを収容す
るための貫通孔が形成される。
【0013】表シート、裏シートおよびインレットシー
トとは別のシートに凹凸パターンが形成される場合、こ
の別のシートは、例えば、PET、PETG、PC、P
VC、PEN、PI、カーボン、グラファイト、合成
紙、金属板、セラミック等のシートからなっているのが
好ましい。
【0014】凹凸パターンを形成する方法としては、ス
クリーン印刷、発泡インクを使用したブリスター印刷、
レーザー刻印、金型による形付け、インクジェット、静
電記録、ホットメルトドットディスペンサー、ホットス
タンピング、エッチング、ステンシル(型紙)等があ
る。例えば、表シートおよび裏シートにPETGのシー
トが選択され、凹凸パターンを印刷インクによって形成
する場合、インク組成として熱硬化型ビヒクル、顔料等
を選択すれば、凹凸パターンがカード表面に反映されや
すい。
【0015】また、表シートまたは裏シートの外面に
は、画像、文字情報等の非接触ICカードに必要な商業
的な情報または製造上の情報が、例えば、印刷、レーザ
刻印等の手法により設けられるが一般的である。また、
非接触ICカードは、内部の電気部品が透視によって盗
用されることを防止するため、あるいはエンコーダ機等
の周辺機器上においてカードを搬送する際、カード端子
の光学的検出を安定化させるために、光を透過させない
十分な隠蔽性を有していることが必要である。このた
め、隠蔽化材として、酸化チタン、硫酸バリウム等の顔
料を、溶融押し出し時にシート材料に練り込み、高隠蔽
シート化する方法がある。カードの光透過度は2%以下
であればよい。光透過度がこの程度であれば、アンテ
ナ、ICチップ等はほとんど透かして見えない。より好
ましくは、光透過度は0.5%以下であることが好まし
い。このレベルでは、ほぼ完全に近い不透明性が得ら
れ、カードと周囲空間との光学的格差が非常に明確にな
る。なお、光透過度の測定は、キーエンス社製のデジタ
ルレーザセンサーLX2−V10(λ=780nm)を
使用して行った。表シートおよび裏シートには、カード
成形の前後において、必要に応じて、UV印刷による処
理、昇華転写や溶融転写による処理、インクジェットに
よる処理、リライト機能や筆記性を付与する処理がなさ
れる。
【0016】上述のシートは、熱成形処理され、貼り合
わせられてカードに一体化されるが、各シートが相互融
着性を有する場合は接着剤は必要とされない。しかし、
一般的には、熱可塑性、熱硬化性を有する液状またはフ
ィルム状接着剤が適用される。熱可塑性接着材料とし
は、ポリエステル系、ウレタン系、エポキシ系、ポリエ
ーテル系、ポリオール系、アクリル系、シアノアクリレ
ート系、ポリオレフィン系、塩ビ系、ポリチオール系、
フッソ樹脂系、シリコン系、フェノール樹脂系、メラミ
ン樹脂系、ポリアミド系、マレイン酸樹脂系、スチレン
系、ジエン系のポリマー、オリゴマー、モノマーからな
る単独または混合材料が使用される。熱硬化性接着材料
としては、上記樹脂を主材料として、これに官能基とし
てビニル基、カルボキシル基、ヒドロキシル基、アミノ
基、イミノ基、イソシアネート基、エポキシ基、メチロ
ール基、ジアルコキシシリル基等が含まれたもの、また
は多官能化物が添加されたものが使用可能であり、これ
らを組み合わせて、硬化反応が多段化されるように官能
基がブロックされる。官能基量、触媒量、種類、分子
量、結晶性等をコントロールすることによって、加熱プ
レス工程以降に硬化が完了するようになされる。
【0017】硬化乾燥方法としては、風乾燥、熱硬化、
UV硬化、EB硬化、ラジカル重合、酸化重合、金属硬
化、湿気硬化等の硬化方法がある。この場合、可塑剤、
硬化促進剤、触媒、開始剤、硬化剤、分散剤、増粘剤、
油脂類、離型材、酸化防止剤、安定剤、紫外線吸収剤、
スチルト、発泡粒子、導電剤、ファイバーフィラー、顔
料、少量の揮発性溶媒等が添加されることによって、硬
化反応速度や収縮率がコントロールされ得る。
【0018】上述のシートの積層体を非接触ICカード
に一体成形する方法として、加熱プレス板を用いた加熱
成形法が使用され得る。この方法においては、例えば、
予めオフセット印刷によって表シートおよび裏シートに
所望の印刷が行われた後、表シートおよび裏シート間
に、インレットシート、凹凸パターンシート、およびフ
ィルム接着剤が挿入され、得られたシートの積層体が、
例えばステンレス板等からなる、表面鏡面仕上げされた
2枚の平板の間に挟まれてプレスされる。このとき、成
形温度は200℃以下、加圧ラミネート条件は 1〜5
0kg/cm、加圧時間 は1〜 1000秒程度であ
る。なお、ICチップ部を補強する目的で補強板が挿入
されることもある。通常は、シートの積層体は、熱源を
有する真空プレス機内に、紙、金属布、耐熱ゴムシート
等のクッション材を介して、鏡面仕上げされた2枚の平
板間に挟まれてプレスされるが、プレス板がロール状で
あっても良い。
【0019】加熱プレス板を用いて、非接触ICカード
の最外側に、磁気ストライフ゜、ホログラム、サインパ
ネル等の付加表示機能の埋め込み、付加機能を埋設する
こともでき、それによって非接触ICカードを多機能化
することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の好ましい実施例について説明する。図1は、本発
明の1実施例による非接触ICカードの断面図である。
図1において、本発明の非接触ICカードは、表シート
1と、裏シート2と、表シート1および裏シート2の間
において表シート1側から順に配置された、別のシート
3、並びにICチップ6およびアンテナ回路を含む電気
部品が設けられたインレットシート5と、からなる積層
構造を有している。
【0021】積層構造における少なくとも1対の隣接す
るシートの対向面の少なくとも一方、この実施例では、
隣接する表シート1と別のシート3における別のシート
3の表シート1に対向する面には、カードの厚み方向に
1μm以上500μm以下の凹凸パターン4が形成され
ている。図1中、7は、隣接するシートを互いに接合す
るためのホットメルト糊である。また、表シート1の表
面には、凹凸パターン4が反映された微細パターン8が
形成されている。
【0022】本発明の非接触ICカードは、表シート
1、別のシート3、インレットシート5および裏シート
2をこの順序で積層するとともに、隣接するシート間に
ホットメルト糊7を挿入し、このシートの積層体を、2
枚の金属製加熱プレス板9の間に挟んで加熱成形するこ
とによって形成される。そして、この加熱成形によっ
て、表シート1の表面に、別のシート3の凹凸パターン
4が反映された微細パターン8が形成される。
【0023】
【実施例】以下、いくつかの実施例を挙げて、本発明の
構成をより詳細に説明する。 (実施例1) (1)別のシート3として、厚さ100μmの乳白PE
Tシート(テイジン社製)を用い、このシート3に、キ
ーエンス社製の炭酸ガスレーザマーカML−9100を
使用して、凹凸パターン4として、巾200μm深さ5
0μmの溝状のロゴマークを掘削した。 (2)表シート1および裏シート2として、厚さ275
μmのPETGフィルム(三菱樹脂社製のディアフィク
スPGWHI)を用い、表シート1および裏シート2の
外面にカード表裏用の絵柄を印刷した。 (3)厚さ50μm乳白PETシートに、エッチング法
にて銅箔18μmを積層してアンテナを形成するととも
に、ICチップをフリップチツプボンディングにて実装
し、インレットシート5を形成した。 (4)シート1、2、3、5の積層体を、ホットメルト
接着剤フィルム(東亜合成社製のPES111−EE)
を使用して、160℃×20秒、圧力5kg/cm
で、厚さ0.4mmの2枚の鏡面仕上げされたステン
レス製熱板プレス9の間に挟んで貼り合わせた。一体形
成した後のカードの光透過度は0.4%以下であり、カ
ードの内部を透視することは困難であった。カードの表
面は鏡面で美麗であったが、斜光によってロゴマーク
(微細パターン8)が読み取れた。しかし、乾式複写機
(XEROX DOCUCENTER 350CF)で
は複写できなかった。
【0024】(実施例2)実施例1の工程(1)の代わ
りに、厚さ100μmの乳白PETシートに、レーザー
マーカに代えて、1液硬化型エポキシ樹脂をスクリーン
印刷することによりインクの盛り量60μmのロゴマー
ク(凹凸パターン4)を印刷し、その後、実施例1と同
様の工程を経てカードを製作した。カードの表面は鏡面
で美麗であったが、斜光によってロゴマーク(微細パタ
ーン8)が読み取れた。
【0025】(実施例3)実施例1の工程(1)の代わ
りに、厚さ100μmの乳白PETシートに、ロゴマー
ク(凹凸パターン4)をかたどった金型を使用し、プレ
ス機によって打抜いてロゴマークを形成し、その後、実
施例1と同様の工程を経てカードを製作した。カードの
表面は鏡面で、美麗であったが、斜光によってロゴマー
ク(微細パターン8)が読み取れた。
【0026】こうして、本発明による非接触ICカード
によれば、偽造識別パターンを非接触ICカード内に組
み込み、カードのプレス成形時にそのパターンが反映さ
れた微細パターンをカード表面上に生じさせ、斜光によ
ってその微細パターンを視認することによって偽造の有
無を識別するようにしたので、複写機等による偽造が困
難な非接触ICカードを提供することができる。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、偽造の
有無を判定するための識別マークとなる凹凸パターンを
非接触ICカード内に組み込み、カードのプレス成形時
に、その凹凸パターンを反映する微細パターンをカード
表面上に生じさせ、斜光によってその微細パターンを視
認で識別するようにしたので、カード内部の透視が困難
で、しかも複写機等による偽造が困難な非接触ICカー
ドを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例による非接触ICカードの断
面図である。
【符号の説明】
1 表シート 2 裏シート 3 別のシート 4 凹凸パターン 5 インレットシート 6 ICチップ 7 ホットメルト糊 8 微細パターン 9 金属製加熱プレス板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C005 MA02 MB01 MB07 MB10 NA08 NB01 PA03 PA14 PA18 PA20 PA21 PA22 RA04 RA10 5B035 AA15 BA05 BB09 CA23

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも表シートと、裏シートと、I
    Cチップおよびアンテナ回路を含む電気部品が設けられ
    たインレットシートと、を含む複数のシートからなる積
    層構造を有しているとともに、2%以下の光透過度を有
    し、前記積層構造における少なくとも1対の隣接するシ
    ートの対向面の少なくとも一方に、カードの厚み方向に
    1μm以上500μm以下の凹凸パターンが形成され、
    カード表面には、前記凹凸パターンが反映された微細パ
    ターンが形成されていることを特徴とする非接触ICカ
    ード。
  2. 【請求項2】 少なくとも表シートと、裏シートと、I
    Cチップおよびアンテナ回路が設けられたインレットシ
    ートと、を含む複数のシートを積層し、光透過度が2%
    以下となるようにし、少なくとも1対の隣接するシート
    の対向面の少なくとも一方に、カードの厚み方向に1μ
    m以上500μm以下の凹凸パターンを形成し、シート
    の積層体を加熱しながらプレスすることによって、カー
    ド表面に前記凹凸パターンが反映された微細パターンを
    生じさせたものであることを特徴とする非接触ICカー
    ド。
  3. 【請求項3】 前記表シート、前記裏シートおよび前記
    インレットシートとは別のシートの少なくとも一方の面
    に前記凹凸パターンが形成されていることを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載の非接触ICカード。
  4. 【請求項4】 前記凹凸パターンは、スクリーン印刷に
    よって形成されることを特徴とする請求項1〜請求項3
    のいずれかに記載の非接触ICカード。
  5. 【請求項5】 前記凹凸パターンは、レーザ刻印によっ
    て形成されることを特徴とする請求項1〜請求項3のい
    ずれかに記載の非接触ICカード。
JP2001293676A 2001-09-26 2001-09-26 非接触icカード Pending JP2003099748A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001293676A JP2003099748A (ja) 2001-09-26 2001-09-26 非接触icカード

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001293676A JP2003099748A (ja) 2001-09-26 2001-09-26 非接触icカード

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003099748A true JP2003099748A (ja) 2003-04-04

Family

ID=19115420

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001293676A Pending JP2003099748A (ja) 2001-09-26 2001-09-26 非接触icカード

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003099748A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010530582A (ja) * 2007-06-21 2010-09-09 スマート パッケージング ソリューションズ(エスピーエス) 特にicカード用の安全化された挿入材
US8530376B2 (en) 2011-09-02 2013-09-10 Ricoh Company, Ltd. Reversible thermosensitive recording medium
JP5804400B1 (ja) * 2015-05-13 2015-11-04 独立行政法人 国立印刷局 非接触型ic付き情報記録媒体
KR20190031890A (ko) * 2017-09-19 2019-03-27 유비벨록스(주) 입체효과가 나타나는 카드 및 그 제조방법

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010530582A (ja) * 2007-06-21 2010-09-09 スマート パッケージング ソリューションズ(エスピーエス) 特にicカード用の安全化された挿入材
US8530376B2 (en) 2011-09-02 2013-09-10 Ricoh Company, Ltd. Reversible thermosensitive recording medium
JP5804400B1 (ja) * 2015-05-13 2015-11-04 独立行政法人 国立印刷局 非接触型ic付き情報記録媒体
KR20190031890A (ko) * 2017-09-19 2019-03-27 유비벨록스(주) 입체효과가 나타나는 카드 및 그 제조방법
KR101991280B1 (ko) 2017-09-19 2019-06-20 유비벨록스(주) 입체효과가 나타나는 카드 및 그 제조방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7744001B2 (en) Multiple image security features for identification documents and methods of making same
US7712673B2 (en) Identification document with three dimensional image of bearer
CA2470547C (en) Laser etched security features for identification documents and methods of making same
US10675904B2 (en) Identification document with tactile feature
US7545567B2 (en) Lenticular card and process for making
US7845566B2 (en) Security label and method for the production thereof
US20090315321A1 (en) Data storage card having a lenticular image feature and method for making same
US11759995B2 (en) Branding indenter
US8002194B2 (en) Smart information carrier and production process therfor
JP2003099748A (ja) 非接触icカード
JP4374995B2 (ja) 偽造防止策が施されたidカード及びその製造方法
JP4561248B2 (ja) 偽造防止媒体の認証方法
JP2000326668A (ja) 成形カード及び成形カード基材の製造方法
JP4631155B2 (ja) カード
JP4032714B2 (ja) カード
JP2003044822A (ja) カード
JP2003159887A (ja) カード
JP2004167897A (ja) カード及びその製造方法
JP2000326669A (ja) カード及びカード基材の製造方法
JP2000127663A (ja) 偽造判別カードとその使用方法