JPH0623387Y2 - 切断機 - Google Patents

切断機

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JPH0623387Y2
JPH0623387Y2 JP1986005808U JP580886U JPH0623387Y2 JP H0623387 Y2 JPH0623387 Y2 JP H0623387Y2 JP 1986005808 U JP1986005808 U JP 1986005808U JP 580886 U JP580886 U JP 580886U JP H0623387 Y2 JPH0623387 Y2 JP H0623387Y2
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JP
Japan
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vise
work
cutting
works
jaw
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JP1986005808U
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English (en)
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JPS62121023U (ja
Inventor
康弘 川中
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Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は帯鋸盤、丸鋸盤などの切断機に係り、さらに詳
細には棒材のごときワークを複数本並べて切断する際各
ワークを離隔した状態で移送し、かつ固定することので
きるバイス装置を備えた切断機に関するものである。
[従来の技術] 従来、帯鋸盤や丸鋸盤などの切断機で丸棒材等のワーク
を複数本並べて切断するとき、切削加工に必要な切削油
を使用しているため、その切削油が各ワーク間の谷部分
を伝わって鋸刃のある側とその反対側であるワークの搬
入側に流れているのが現状である。
[考案が解決しようとする課題] 上述した如く切削油が鋸刃のある側とその反対側である
ワークの搬入側に流れてしまうため、切削面全体に円滑
に行き渡らず、また周囲を汚染する。さらに、各ワーク
間の谷部分に切粉がたまり、その切粉が鋸刃にからまっ
て切削面が粗くなることがある。
[課題を解決するための手段] 前述のごとき従来の問題に鑑みて、本考案は、切断機に
備えた切断工具によるワークの切断位置に近接した位置
に、上記ワークを挟持固定自在の固定バイスジョーと可
動バイスジョーとを備えてなる第1バイス装置を設け、
前記ワークを挾持固定自在の固定バイスジョーと可動バ
イスジョーとを備えてなると共に前記第1バイス装置に
対して前記ワークを搬出入可能な第2バイス装置を前記
第1バイス装置に対して接近離反する方向へ往復動自在
に備えてなる切断機にして、複数のワークを並べて同時
に切断するに際して各ワークを離隔した状態に保持する
ための適数のスペーサを、前記第1,第2のバイス装置
に着脱可能かつワークの送材時に送材方向に動くことの
ないように、さらに各バイス装置に備えた可動バイスジ
ョーの移動方向と同方向へ往復動可能に設けてなり、各
ワークを離隔した状態で搬送可能に構成してなるもので
ある。
[作用] 前記構成により、各ワークの間に適宜な隙間が生じて切
削油が流下するので、ワークに沿って周囲に流れること
がないと共に切粉も各被切削材の間にたまることがな
い。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は本考案を適用した切断機としての横型帯鋸盤の
正面図および第2図は第1図におけるII−II線に沿った
矢視図である。
第1図および第2図を参照するに、切断機としての横型
帯鋸盤1のベース3上には、切断工具としてのエンドレ
スの帯鋸刃5をかけまわして回転せしめるホイル7,9
を回転自在に支持した帯鋸ハウジング11が軸13を中
心として上下方向に揺動自在に枢着されて、リフトシリ
ンダ15により揺動作動する。帯鋸ハウジング11の中
央部には、ガイド部材17が設けられ、帯鋸刃5が棒材
等のワークWを切削する領域の両側部において帯鋸刃5
を案内支持するガイドピース19,21を下端に備えた
アーム23,25がそれぞれ位置調節自在に取付けてあ
る。
前記ベース3の上面の中央部にはバイスベッド27が固
着され、該バイスベッド27には、第1のバイス装置2
9が装着されている。該第1バイス装置29は、前記帯
鋸刃5がワークWを切断する切断位置に近接して設けて
あり、この第1バイス装置29は、固定バイスジョー3
1,可動バイスジョー33,該可動バイスジョー33を
移動せしめる油圧シリンダ35,ラック37および爪部
39などから構成されている。
前記第1バイス装置29の固定バイスジョー31,可動
バイスジョー33の上方に懸架されてシリンダ支持台4
1の中央部にはシリンダ43が一体的に設けられ、下方
向に伸縮するピストンロッドの下端にクランパー45が
固着している。したがって、シリンダ43を作動させる
ことによりクランパー45が上下動し、ワークWの上面
をクランプ,アンクランプされるのである。
第2バイス装置47は、第1バイス装置29に対してワ
ークWの搬出入が可能なものであって、第2図において
第1バイス装置29の上方に設けられ、ガイドレール4
9,51に案内されて移動可能である。また、第2バイ
ス装置47は第1バイス装置29と同様に、固定バイス
ジョー53,可動バイスジョー55,油圧シリンダ5
7,ラック59および爪部61などから構成されてい
る。
前記第2バイス装置47は、ガイドレール49,51に
平行に設けたバイス移動用の油圧シリンダ63のピスト
ンロッド65と適宜に連結されており、油圧シリンダ6
3の作動により第2バイス装置47が第2図において上
下に作動される。
板状のごときスペーサ67は、第1バイス装置29の固
定バイスジョー31と可動バイスジョー33との間にあ
って、かつ複数本並べて切断されるワークWとW
の間およびワークWとWとの間に着脱自在にバイス
ベッド27に装着されている。しかも、スペーサ67は
各ワークW,WおよびWと平行に、かつ送材方向
と直交する方向に移動自在に装着されている。ただし、
スペーサ67はワークWの送材によって送材方向に動く
ことがないように装着されている。
スペーサ69もスペーサ67と同様に、第2バイス装置
47の固定バイスジョー53と可動バイスジョー55と
の間にあって、かつワークWとWとの間およびW
とWとの着脱自在にバイスベッドに装着されている。
しかも、スペーサ69は各ワークW,WおよびW
と平行に、かつ送材方向と直交する方向に移動自在に装
着され第2バイス装置47と一体的に動く。
第3図はスペーサ67,69の形状の一例を示す図で、
(イ)は平面図、(ロ)は側面図および(ハ)は正面図
である。
第3図は第1、第2のバイス装置29,47に備えたス
ペーサ67,69を同一形状にした例であるが、必ずし
も同一形状である必要はない。
第3図に示したスペーサ67,69の底部67B,69
Bは逆T字形状に形成してあって、ワークW,W
よびWとの間において第1バイス装置29,第2バイ
ス装置47におけるバイスベッド27の溝部に着脱可能
に装着されるのである。なお、各スペーサ67,69の
形状は第1バイス装置29,第2バイス装置47に合わ
せて適宜に変更可能である。
このように、スペーサ67,69が第1、第2のバイス
装置29,47の固定バイスジョー31,53と可動バ
イスジョー33,55との間にあってかつワークW
およびWとWとの間においてバイスベッドに装
着してあることにより、各ワークW,WおよびW
の間に適宜な隙間が生じた状態においてワークが互に平
行に保持されて搬出入および固定されるので、切削油が
隙間から流下すると共に切粉も各ワークW,Wおよ
びWの間の間隙から落下する。
[考案の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、要す
るに本考案は、切断機に備えた切断工具5によるワーク
Wの切断位置に近接した位置に、上記ワークWを挟持固
定自在の固定バイスジョーと可動バイスジョーとを備え
てなる第1バイス装置29を設け、前記ワークを挾持固
定自在の固定バイスジョーと可動バイスジョーとを備え
てなると共に前記第1バイス装置29に対して前記ワー
クWを搬出入可能な第2バイス装置47を前記第1バイ
ス装置29に対して接近離反する方向へ往復動自在に備
えてなる切断機にして、複数のワークWを並べて同時に
切断するに際して各ワークWを離隔した状態に保持する
ための適数のスペーサ67を、前記第1,第2のバイス
装置29,47に着脱可能かつワークの送材時に送材方
向に動くことのないように、さらに各バイス装置29,
41に備えた可動バイスジョーの移動方向と同方向へ往
復動可能に設けてなり、各ワークWを離隔した状態で搬
送可能に構成してなるものである。
上記構成より明らかなように、本考案においては、ワー
クWを切断する切断位置に近接した位置の第1バイス装
置29と、第1バイス装置29に対してワークWを搬出
入可能な第2バイス装置47には複数のワークWを離隔
した状態に保持するためのスペーサ67,69が着脱可
能かつワークWの送材時に送材方向に動くことのないよ
うに、さらに各バイス装置の可動バイスの移動方向と同
方向へ往復動可能に設けてあるから、ワークWは互いに
離隔した状態において固定されるものである。
したがって、ワークWの切断時に、切削油がワークWに
沿って長手方向へ流れることなく各ワークWの間から流
下すると共に、切断時に生じた切粉も各ワークWの間か
ら落下することとなり、複数本のワークを並べての切断
を円滑に行うことができるものである。
また、第1,第2のバイス装置29,47にそれぞれス
ペーサ67,69が設けられているから、複数のワーク
Wは互いに隔離された状態において常に平行に保持され
るので、第1のバイス装置29に対する第2のバイス装
置47によるワークWの搬出入時に、ワークWが互に接
触して移送方向に対して傾斜するようなことがなく、互
に離隔した状態においてのワークWの搬出入等を円滑に
行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案が適用される切断機としての横型帯鋸盤
の正面図である。 第2図は第1図におけるII−II線に沿った矢視図であ
る。 第3図はスペーサで、(イ)は平面図、(ロ)は側面図
および(ハ)は正面図である。 (図面の主要部を表わす符号の説明) 1……切断機(横型帯鋸盤) 5……切断工具(帯鋸刃) 27……バイスベッド 29,47……バイス装置 31……固定バイスジョー 33……可動バイスジョー 67,69……スペーサ W,W,W……ワーク

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】切断機に備えた切断工具(5)によるワー
    ク(W)の切断位置に近接した位置に、上記ワーク
    (W)を挟持固定自在の固定バイスジョーと可動バイス
    ジョーとを備えてなる第1バイス装置(29)を設け、
    前記ワーク(W)を挾持固定自在の固定バイスジョーと
    可動バイスジョーとを備えてなると共に前記第1バイス
    装置(29)に対して前記ワーク(W)を搬出入可能な
    第2バイス装置(47)を前記第1バイス装置(29)
    に対して接近離反する方向へ往復動自在に備えてなる切
    断機にして、複数のワーク(W)を並べて同時に切断す
    るに際して各ワーク(W)を離隔した状態に保持するた
    めの適数のスペーサ(67)を、前記第1,第2のバイ
    ス装置(29,47)に着脱可能かつワーク(W)の送
    材時に送材方向に動くことのないように、さらに各バイ
    ス装置(29,47)に備えた可動バイスジョーの移動
    方向と同方向へ往復動可能に設けてなり、各ワーク
    (W)を離隔した状態で搬送可能に構成してなることを
    特徴とする切断機。
JP1986005808U 1986-01-21 1986-01-21 切断機 Expired - Lifetime JPH0623387Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986005808U JPH0623387Y2 (ja) 1986-01-21 1986-01-21 切断機

Applications Claiming Priority (1)

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JP1986005808U JPH0623387Y2 (ja) 1986-01-21 1986-01-21 切断機

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Publication Number Publication Date
JPS62121023U JPS62121023U (ja) 1987-07-31
JPH0623387Y2 true JPH0623387Y2 (ja) 1994-06-22

Family

ID=30787733

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Application Number Title Priority Date Filing Date
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5866211B2 (ja) * 2012-01-20 2016-02-17 株式会社アマダホールディングス 帯鋸盤
JP6957780B1 (ja) * 2021-06-09 2021-11-02 株式会社ノリタケカンパニーリミテド 異形棒材の把持装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57170933U (ja) * 1981-04-17 1982-10-27
JPS58102052U (ja) * 1981-12-29 1983-07-11 永田 文男 バイス

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JPS62121023U (ja) 1987-07-31

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