JPH06233532A - スイッチング電源装置 - Google Patents

スイッチング電源装置

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JPH06233532A
JPH06233532A JP5015774A JP1577493A JPH06233532A JP H06233532 A JPH06233532 A JP H06233532A JP 5015774 A JP5015774 A JP 5015774A JP 1577493 A JP1577493 A JP 1577493A JP H06233532 A JPH06233532 A JP H06233532A
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Yoichi Okada
洋一 岡田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 共振周波数のダイナミックレンジが小さくて
も複数の交流入力レベルに対応する。 【構成】 交流を整流する整流回路1と、この整流出力
を発振器11の発振周波数に基づき交流に変換し、この
交流をインダクタンスを可変できるトランス6の一次側
に導き、このトランス6の二次側出力を一定とするよう
インダクタンスを制御する共振型コンデンサ2と、入力
される交流が100V系か200V系かを検出する交流
入力検出回路10とを備え、この検出結果に応じて前記
発振器11の発振周波数を可変する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は交流に対する共振周波数
を制御して出力の定電圧化を行うスイッチング電源装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】共振型のスイッチング電源装置は、一般
的にトランスの一次側に供給する交流の周波数を制御す
ることにより出力の定電圧化を行うが、入力、出力の増
減に応じて発振周波数が変化するためフィルター回路の
選定が複雑になり、又、発振周波数が下がったときの超
可聴周波数化が必要となる。
【0003】また、共振型のスイッチング電源装置とし
て発振周波数は固定で共振型コンバータの共振周波数を
可変して出力の定電圧化を行うものがあり、その回路例
が図5に示されている。
【0004】図5において、入力端子tには整流回路1
が接続され、この整流回路1はダイオードのブリッジ回
路1aと平滑用のコンデンサC1とから構成されてい
る。共振型コンバータ2は整流出力に対して直列に接続
されたスイッチング素子3,4の回路と同じく直列に接
続されたコンデンサC2,C3の回路とを有し、この2つ
のスイッチング素子3,4の共通接続点と2つのコンデ
ンサC2,C3の共通接続点とがトランス6の各一次側入
力端子に接続されている。そして、2つのスイッチング
素子3,4はドライブ回路5によって制御され、ドライ
ブ回路5は一定の周波数で交互にオンオフ制御する。ス
イッチング素子3がオンのときにはトランス6の一次側
巻線にa矢印方向の電流が流れ、又、スイッチング素子
4がオンのときにはトランス6の一次側巻線にb矢印方
向の電流が流れる。
【0005】トランス6は例えば直交トランスにて構成
され、可飽和リアクタのインダクタンスを可変すること
によって共振周波数が変化する。このトランス6の二次
側出力は整流部7で整流され、この整流出力の一方は差
動増幅器8を介して、又、整流出力の他方はそのまま直
接にトランス6の制御端子にフィードバックされてい
る。トランス6はフィードバック量に応じてインダクタ
ンス値が変化されることにより共振周波数を変えて出力
電圧を定電圧化する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記共
振型コンバータ2の等価回路は、図6に示すように、
L,C,RLからなる直列共振回路であり、その入力イ
ンピーダンスをZとすると周波数特性は図3(b)に示
すようになる。従って、入力電圧の全変化(例えばAC
100V系とAC200V系をカバーする場合)に対し
てΔZ(Z1〜Z3)のインピーダンス可変範囲が必要な
場合にはΔfの共振周波数の可変範囲、即ち、これに対
応するインダクタンスの可変範囲(容量制御の場合には
容量の可変範囲)が必要となるため、幅広いダイナミッ
クレンジが必要で、制御素子であるトランス6へのスト
レスの増加やサイズの増大につながるという欠点があ
る。
【0007】そこで、本発明は複数の交流入力レベルに
対して共振型コンバータの共振周波数のダイナミックレ
ンジが小さくても対応できるスイッチング電源装置を提
供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の本発明に係るスイッチング電源装置は、交流を整流す
る整流回路と、この整流出力を発振周波数に基づき交流
に変換し、この交流に対する共振周波数を可変可能に構
成し、この共振周波数を出力が一定となるよう制御する
共振型コンバータとを備えたスイッチング電源装置にお
いて、入力される交流レベルが複数範囲に区分されたい
ずれに該当するかを検出する交流入力検出回路を設け、
この交流入力検出回路の検出レベルに応じて前記発振周
波数を可変したものである。
【0009】
【作用】入力される交流のレベル(入力電圧)に応じて
発振周波数が可変され、共振周波数を変えることなく入
力インピーダンスの値が可変される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1、図2、図3(a)及び図4は本発明の一実施
例を示す。図1にはスイッチング電源装置の回路ブロッ
ク図が示されている。図1において、交流入力検出回路
10は整流回路1の出力端子間に直列に接続された抵抗
1,R2とこの2つの抵抗R1,R2の共通接続点に接続
されたツェナダイオードDとを有し、交流入力が151
V以上になると共通接続点の電圧がツェナ電圧を超えて
ツェナダイオードDが導通状態となるよう設定されてい
る。
【0011】交流入力レベルがAC85〜150V範囲
の場合にはツェナ電圧以下でa点電位が低レベルとなり
スイッチング回路2のトランジスタQ1がオフし、又、
交流入力レベルがAC151〜280V範囲の場合には
ツェナ電圧以上でa点電位が高レベルとなりスイッチン
グ回路2のトランジスタQ1がオンする。
【0012】スイッチング回路2は発振器11を有し、
この発振器11は時定数RTによって発振周波数を可変
する。時定数RTと発振周波数の関係は図2に示す特性
を有する。時定数RTはトランジスタQ1のオンオフに
よって可変され、トランジスタQ1がオフ(AC85〜
150V)のときには発振周波数がf1、トランジスタ
1がオン(AC151〜280V)のときには発振周
波数がf2のパルスを各ドライブ回路5に出力する。各
ドライブ回路5は入力パルスに基づきスイッチング素子
である電界効果トランジスタQ2,Q3を制御する。
【0013】他の構成は従来例と略同様であるため図面
に同一符号を付してその説明を省略する。
【0014】以下、上記構成の作用を説明する。交流入
力が100V系の場合には交流入力検出回路10のa点
電位が低レベルでトランジスタQ1がオフし、発振器1
1の発振周波数がf1となる。又、交流入力が200V
系の場合には交流入力検出回路10のa点電位が高レベ
ルでトランジスタQ1がオンし、発振器11の発振周波
数がf2となる。
【0015】図4(a)には入力インピーダンスをZと
した場合の周波数特性が示され、例えばAC150〜1
70Vの範囲で入力インピーダンスが不要で、ΔZ1
ΔZ2の範囲でのみ必要な場合には図4(a)の実線と
破線で示す特性の範囲で入力インピーダンスを可変、即
ち、これに対応するようインダクタンスを可変すれば良
い。従って、図4(b)に示す従来例と比較してインダ
クタンスの可変範囲、換言すれば共振周波数のダイナミ
ックレンジが小さくて良い。仮に全ての入力に対応する
必要がある場合には実線の特性曲線を左に、破線の特性
曲線を右に移動するようインダクタンスを可変すれば良
く、この場合でもインダクタンスの可変範囲は従来と較
べて小さくて済む。
【0016】また、図4には制御電流INに対するイン
ダクタンスの特性線図が示され、従来の可変範囲L1
対して本実施例の可変範囲L2が半分で良ければその分
小さなコアで済むことになる。
【0017】尚、この実施例では入力される交流が10
0V系と200V系の場合について示したが、これに限
定されるものではない。又、3以上の異なるレベルの交
流に対しても略同様に本発明は適用でき、この場合には
時定数RTも交流レベルに応じて可変するよう構成する
必要がある。
【0018】尚、この実施例では共振型コンバータが可
変インダクタンスによって共振周波数を変えるよう構成
されているが、可変容量によって共振周波数を変えるよ
う構成しても良い。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1及び請求項
2の発明によれば、交流入力を整流する整流回路と、こ
の整流出力を発振周波数に基づき交流に変換し、この交
流に対する共振周波数を可変でき、この共振周波数を出
力が一定となるよう制御する共振型コンバータとを備え
たスイッチング電源装置において、入力される交流レベ
ルを検出し、この検出レベルに応じて前記発振周波数を
可変したので、入力される交流レベルによって発振周波
数が変化し、共振周波数を可変することなく入力インピ
ーダンスが変化するため、入力変化の全変化に対して狭
いダイナミックレンジで対応でき共振型コンバータへの
ストレスの軽減やサイズの縮小になるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】スイッチング電源装置の回路ブロック図(実施
例)。
【図2】時定数に対する発振周波数の特性線図(実施
例)。
【図3】(a)はΔZのインピーダンス可変範囲に対す
る実施例の共振周波数の特性線図、(b)はΔZのイン
ピーダンス可変範囲に対する従来例の共振周波数の特性
線図。
【図4】制御電流に対するインダクタンスの特性線図。
【図5】スイッチング電源装置の回路ブロック図(従来
例)。
【図6】共振型コンバータの等価回路図(従来例)。
【符号の説明】
1…整流回路 2…共振型コンバータ 10…交流入力検出回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流を整流する整流回路と、この整流出
    力を発振周波数に基づき交流に変換し、この交流に対す
    る共振周波数を可変可能に構成し、この共振周波数を出
    力が一定となるよう制御する共振型コンバータとを備え
    たスイッチング電源装置において、 入力される交流レベルが複数範囲に区分されたいずれに
    該当するかを検出する交流入力検出回路を設け、この交
    流入力検出回路の検出レベルに応じて前記発振周波数を
    可変したことを特徴とするスイッチング電源装置。
  2. 【請求項2】 前記共振コンバータの共振周波数の可変
    は、インダクタンスの変化で行うことを特徴とする請求
    項1に記載のスイッチング電源装置。
JP01577493A 1993-02-03 1993-02-03 スイッチング電源装置 Expired - Fee Related JP3257112B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100237037B1 (ko) * 1996-10-30 2000-01-15 전주범 영상출력장치의 의사공진 전원방식 전원장치
KR100545809B1 (ko) * 1998-12-15 2006-03-23 엘지전자 주식회사 가변 스위칭방식의 전원공급장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100237037B1 (ko) * 1996-10-30 2000-01-15 전주범 영상출력장치의 의사공진 전원방식 전원장치
KR100545809B1 (ko) * 1998-12-15 2006-03-23 엘지전자 주식회사 가변 스위칭방식의 전원공급장치

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