JPH06233422A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

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Publication number
JPH06233422A
JPH06233422A JP5013034A JP1303493A JPH06233422A JP H06233422 A JPH06233422 A JP H06233422A JP 5013034 A JP5013034 A JP 5013034A JP 1303493 A JP1303493 A JP 1303493A JP H06233422 A JPH06233422 A JP H06233422A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
conduit
disconnector
gis
rectangular
Prior art date
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Pending
Application number
JP5013034A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Shimada
恵次 島田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP5013034A priority Critical patent/JPH06233422A/ja
Publication of JPH06233422A publication Critical patent/JPH06233422A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 管路形,箱形の各ガス絶縁開閉装置の特徴を
生かして省スペース化を図ったガス絶縁開閉装置を提供
する。 【構成】 ケーブルヘッド1,接地装置2,避雷器3,
断路器4を収容した受電タンクとしての管路112が左
右方向での中央に配置され、遮断器6と一対の接地装置
2を収容した第一遮断器タンクとしての管路113が左
端に配置される一方、管路113と同様の構成の第二遮
断器タンクとしての管路117が右端に配置され、管路
112と管路113との間をつなぐ接続管路114には
断路器4が収容され、管路112の上には、一対の断路
器4と一対の接地装置2とを収容した第一断路器タンク
としての矩形タンク115,第二断路器タンクとしての
矩形タンク116が載置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガス絶縁開閉装置に関
し、省スペース化と低コスト化を図ったものである。
【0002】
【従来の技術】ガス絶縁開閉装置(以下、単にGISと
いう)にはいくつかの種類があり、主なものとして管路
形GISと、箱形GISがある。近年、72/84kV
クラスのGISがビル内の電気室に設置されることが多
く、設置場所が足りないことから省スペース化が強く望
まれている。このため、必然的に複合機器化と信頼性向
上とが要求される。この要求に基づいて複合化を図った
ものが管路形GISであり、縮小形GISとも呼ばれて
いる。
【0003】管路形GISの構造を以下に説明する。ま
ず、結線図は図5のようになっている。図中の上部と下
部とは略同じ配線になっており、一方は常用であり他方
は事故が生じた場合等に用いる補助用である、上部と下
部とのいずれも左端は電源に接続され、右端は変圧器を
介して負荷に接続される。図中、1はケーブルヘッド、
2は接地装置、3は避雷器、4は断路器、5は電圧検知
器、6は遮断器、7は変圧器を示し、これらの機器をい
くつかまとめて収容することにより受電ユニットを構成
する管路101,102,103と、変圧器一次ユニッ
トを構成する管路104,105と、母線連絡ユニット
を構成する管路106とが設けられ、管路103,10
4間には計器用変成器(PCT)107が接続されてい
る。かかる結線図を有する管路形GISの斜視図を図6
に示す。各タンク毎に絶縁ガスが充填されており、各タ
ンクどうしの間は絶縁スペーサによって区分されてい
る。
【0004】次に、箱形GISの構造を以下に説明す
る。結線図は図7のようになっており、斜視図は図8の
ようになっている。構成機器は管路形GISと同じであ
るが、これらの機器のまとめ方が異なる。図のように各
矩形タンク毎に絶縁ガスが充填されており、矩形タンク
どうしの接合部のみが絶縁スペーサで区分されている。
なお、図8は矩形タンクの構成が理解できるようにする
ために載せたものであるために結線図と対応せず、矩形
タンクの配置は図7と異なっている。
【0005】管路形GISは0.3〜0.6MPaの高
圧のガスを用いるため、耐圧力容器である管路(円柱形
のタンク)内にガスを充填すると共に機器を収納してい
る。一方、箱形GISは0.05〜0.12MPaの低
圧のガスを用いるため、耐圧力容器にする必要がなく大
形の矩形タンク内に機器を収納している。管路形GIS
は高圧のガスを用いるので、箱形GISに比べてその体
積が小さくて場所を取らず、又建物等の柱の部分を避け
て自由にタンクを配置できるので、管路形GISの使用
が主流となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、管路形GI
Sは機器毎に回路から分離して点検することができ信頼
性が高いと共に据え付け面積が箱形GISの略60〜8
5%の大きさで足りるという長所がある反面、製造コス
トが高いという欠点がある。一方、箱形GISは製造コ
ストが安いという長所がある反面、矩形のタンクに機器
を収納することから配置の自由度に制約があり大きな据
え付け面積が必要になるという欠点がある。
【0007】そこで本発明は、かかる課題を解決したG
ISを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の構成は、ケーブルヘッドと避雷器等が収容
され電源に接続される受電タンクと、遮断器等を収容し
た第一遮断器タンクと、断路器と接地装置とを収容した
第一断路器タンクと、計器用変成器と、断路器と接地装
置とを収容した第二断路器タンクと、遮断器等を収容し
た第二遮断器タンクとを順に連結して構成し、第一,第
二断路器タンクのうちの少なくとも一方の上または下に
受電タンクを配置し、両端に第一,第二遮断器タンクを
配置したことを特徴とする。
【0009】
【作用】GISの高さは従来の管路形GISと略同じで
あり、左右方向の長さは従来のGISの約65%に押え
られる。したがってGISの大きさは従来よりも小さ
く、場所をとらない。また、遮断器を収容した第一,第
二遮断器タンクを左右の端に配置したことから、遮断器
の内部点検が容易に行える。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。なお、本実施例は従来のGISの一部
を改良したものなので、従来と同一部分には同一符号を
付して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
【0011】本発明によるGISの結線図を図3に示
し、各機器を収容するタンクの配置を図1,図2に実施
例1,2として示す。
【0012】(a)実施例1 まず、実施例1について説明する。ケーブルヘッド1,
接地装置2,避雷器3,断路器4を収容した受電タンク
としての管路112が左右方向での中央に配置されてい
る。そして、遮断器6と一対の接地装置2を収容した第
一遮断器タンクとしての管路113が左端に配置される
一方、管路113と同様の構成の第二遮断器タンクとし
ての管路117が右端に配置されている。このように遮
断器タンクを両端に配置したのは、遮断器6の接点を交
換するための作業を容易にするためである。管路112
と管路113との間をつなぐ接続管路114には断路器
4が収容され、従来より当該断路器4が収容されていた
管路112の高さ寸法が従来の約2/3に小さくなって
いる。管路112の上には、一対の断路器4と一対の接
地装置2とを収容した第一断路器タンクとしての矩形タ
ンク115と第二断路器タンクとしての矩形タンク11
6とが支持部材11を介して載置されている。矩形タン
ク115,116は電流遮断をしない断路器等を一つの
矩形タンクに収容することで省スペース化を図り、更に
矩形タンク115,116を管路112の上に配置する
ことで、より一層の省スペース化を図っている。従来で
は矩形タンク115,116も管路113と略同一の管
路であったが、本発明では断路器,接地装置の収納に最
小限足りる長さに縮小し、かつ内部での機器の配置と据
え付けを容易にする為に矩形の形状にしたものである。
タンクの容積が小さければ受圧面積が小さく、容易に圧
力容器にすることができ、しかも隣接するタンク等との
接合が容易になる。これにより、矩形タンク115,1
16の左右方向の長さは従来における管路の高さの約1
/2に減少する。
【0013】図中、12は管路113と矩形タンク11
5、管路113と下方の管路112に接続されている接
続管路114とを接続し、あるいは矩形タンク116と
管路117とを接続する接続管路であり、13は矩形タ
ンク115,矩形タンク116,計器用変成器107を
接続するT形管路、14はケーブルの直流耐電圧試験を
するためのブッシング取付用あるいは変圧器接続するた
めの管路接続用の接合フランジである。管路112の上
に矩形タンク115,116を積み重ねた高さは管路1
13の高さと略同一になる。このほか、図1(a)に示
すように隣あう矩形タンク115どうしと矩形タンク1
16どうしがそれぞれ2本の接続管路114で接続され
ている。
【0014】次に、かかるGISの作用を説明する。G
ISの高さは従来と同じくHであり、左右方向の長さL
は従来の管路形GISの約65%であり、したがって従
来よりも小さい。この縮小化に関する説明を図4に示
す。図中の上段は従来のGISのタンク等のレイアウト
を示し、中段は断路器等を管路(円筒形タンク)にでき
るだけ多く収容して複合化した場合を示し、下段は断路
器等を矩形タンクに収容した本考案の場合を示す。ま
た、遮断器6を収容した管路113,117を左右の端
に配置したことから、遮断器6の内部点検が容易に行え
る。管路113の下部に車輪を設けることにより管路1
13を移動することが容易になり、緊急対応時間が短縮
する。車輪を設ける場合には、接続管路12の内部に主
回路接続部を設ける。二段に積み上げる管路112と矩
形タンク115,116との高さを小さくしたので、高
ガス圧力容器の製作が可能となり、GISへの適用の自
在性が増し設置場所での各種条件への対応の自由度が増
した。
【0015】なお、管路113,117の内部の機器を
引き出し形にすることも可能であり、万が一の事故時に
は代品の流用も容易で停電時間も短縮する。
【0016】(b)実施例2 次に、実施例2を図2に基づいて説明する。この実施例
は、実施例1がケーブルヘッドによる引き込み方式であ
るのに対し、架空線引き込みの方式に改造しただけなの
で、実施例1と異なる部分のみを説明する。
【0017】図1と比較すればわかるように管路112
と矩形タンク115との上下位置を入れ換えて矩形タン
ク115の上に管路112に代えて矩形タンク112a
のみを載せ、ケーブルヘッド1に代えてブッシング15
を設けたものである。そして、実施例1と異なって接続
管路114に収容していた断路器4もタンク112aの
内部に収容している。このほか、矩形タンク116に代
えて管路117と略同等の高さを有する管路116aが
設けられる。
【0018】かかるGISでは、矩形タンク115と矩
形タンク112aとの2つを上下方向へ重ねて略一つの
管路分の容積を占めているため、管路1個に相当する分
だけGISが縮小化したことになる。
【0019】
【発明の効果】以上の説明からわかるように、本発明に
よるGISによれば、第一,第二断路器タンクのうちの
少なくとも一方の上または下に受電タンクを配置して積
み重ねたので、管路形GISの特徴であるガス区分を損
なうことなくGISの小スペース化が図れる。また、前
記の積み重ねによって、第一,第二遮断器タンクを両端
に配置することが可能になり、両端配置によって、遮断
器等のメンテナンス作業が容易になり、保守点検のため
の時間の短縮化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるGISの実施例1を示し、(a)
は平面図、(b)は正面図。
【図2,】本発明によるGISの実施例2を示し、
(a)は平面図、(b)は正面図。
【図3】本発明によるGISの結線図。
【図4】本発明の説明図。
【図5】従来例1に係るGISの結線図。
【図6】従来例1に係るGISの斜視図。
【図7】従来例2に係るGISの結線図。
【図8】従来例2に係るGISの斜視図。
【符号の説明】
1…ケーブルヘッド 2…接地装置 3…避雷器 4…断路器 6…遮断器 107…計器用変成器 112,113,116a,117…管路 112a,115,116…矩形タンク
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルヘッドと避雷器等が収容され電
    源に接続される受電タンクと、遮断器等を収容した第一
    遮断器タンクと、断路器と接地装置とを収容した第一断
    路器タンクと、計器用変成器と、断路器と接地装置とを
    収容した第二断路器タンクと、遮断器等を収容した第二
    遮断器タンクとを順に連結して構成し、第一,第二断路
    器タンクのうちの少なくとも一方の上または下に受電タ
    ンクを配置し、両端に第一,第二遮断器タンクを配置し
    たことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
JP5013034A 1993-01-29 1993-01-29 ガス絶縁開閉装置 Pending JPH06233422A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5013034A JPH06233422A (ja) 1993-01-29 1993-01-29 ガス絶縁開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5013034A JPH06233422A (ja) 1993-01-29 1993-01-29 ガス絶縁開閉装置

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JPH06233422A true JPH06233422A (ja) 1994-08-19

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Family Applications (1)

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JP5013034A Pending JPH06233422A (ja) 1993-01-29 1993-01-29 ガス絶縁開閉装置

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