JPH06232856A - 位相調節装置 - Google Patents

位相調節装置

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JPH06232856A
JPH06232856A JP5340915A JP34091593A JPH06232856A JP H06232856 A JPH06232856 A JP H06232856A JP 5340915 A JP5340915 A JP 5340915A JP 34091593 A JP34091593 A JP 34091593A JP H06232856 A JPH06232856 A JP H06232856A
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timing unit
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counter
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James R Bortolini
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    • G06F1/04Generating or distributing clock signals or signals derived directly therefrom
    • G06F1/12Synchronisation of different clock signals provided by a plurality of clock generators
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/02Details
    • H04J3/06Synchronising arrangements
    • H04J3/0635Clock or time synchronisation in a network
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 2タイミング・サブシステム間のクロスカッ
プル・フレ−ミング信号の位相調節に有用な装置を提供
する。 【構成】 スタンバイ・タイミング・サブシステムでそ
のフレ−ミング信号を用いてカウンタを開始させ、アク
ティブ・タイミング・サブシステムのフレ−ミング信号
を用いてカウンタを停止する。ドライバとレシ−バとそ
のケ−ブルに基因する遅延をそのカウンタの整数カウン
ト(名目カウント)にする。そのカウンタの内容と名目
カウントの差がこのスタンバイ・タイミング・サブシス
テムとアクティブ・タイミング・サブシステム間の位相
差を示す。この名目カウントとそのカウンタの内容の差
を無くしこの位相差を無くするようにこのスタンバイ・
タイミング・サブシステムを調節する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクロック・システムに係
り、特に重複クロック回路が生成するクロック信号の位
相調節に関する。
【0002】
【従来の技術】図1にディジタル・アクセス・クロスコ
ネクト・システム(DACSと略す)に用いるような従
来のクロック・システムを示す。これにはクロック回路
120、121がある。一方のクロック回路はアクティ
ブ・モ−ドにあり、他方のクロック回路なスタンバイ・
モ−ドにある。クロック・コントロ−ラ101、111
は、ケ−ブル110を介して通信を行いどのクロック回
路がアクティブ・クロック回路かを決める。クロック回
路120がアクティブ・クロック回路である場合には、
位相ロック・ル−プ102が生成したクロック信号によ
りクロック・バス108、118をドライブする。クロ
ック・コントロ−ラ111はケ−ブル109のクロック
情報を用いてクロック・バス118をドライブするよう
にゲ−ト115、116、117を制御する。
【0003】位相ロック・ル−プ112はケ−ブル10
9を介して受信した情報を用いて周波数も位相も共に位
相ロック・ル−プ102の出力と合わせる。クロック・
バス108、118間の位相を近似的に同期させるため
にバス108への位相ロック・ル−プ102の出力を遅
延線104で遅延させゲ−ト103、ゲ−ト117およ
びケ−ブル109を経由するバス118への標準遅延を
補償する。クロック回路121がアクティブ・クロック
回路である場合も同様の機能を行う。ところが、例えば
ゲ−ト103、106、117のような半導体デバイス
を経由する遅延を補償するために遅延線を用いるには次
のような問題がある。
【0004】まず第1に、半導体デバイスにはこの半導
体デバイスが同じフィジカル・パッケ−ジにない場合に
非常にいろいろな伝搬遅延時間がある。さらに、遅延線
ではこの半導体デバイス,ケ−ブルおよびこの遅延線自
身における伝搬遅延シフトに対し温度補償することがで
きない。さらにまた、遅延線は周知のように信頼性の低
いデバイスである。クロック回路120、121のよう
なクロック回路を用いると重複ディジタル交換システム
に対し厳しい制限が生ずる。これらの制限には、これら
クロック回路を互に非常に近くに、時には同じ装置自身
内に設置する必要がある。
【0005】さらに加えて、このようなクロック・シス
テムを用いると、この重複ディジタル交換システムのア
−キテクチャに対し制限を加える。このクロック・シス
テムにより通常重複デ−タ信号間にエラ−なし交換がで
きるのは、このディジタル交換システムの入出力に通常
生ずる比較的低速インタフェ−スの場合のみである。と
ころが、このクロック・システムでは、その重複ディジ
タル・システムの高速部においてエラ−なし重複交換が
可能ではない。このことからその交換ア−キテクチャに
制限があり、特にディジタル交換システムの信頼性をさ
らに向上させる場合にその交換ア−キテクチャに制限と
なる。
【0006】さらにまた、このディジタル交換システム
がその入出力において高速デ−タ交換を行う場合に、そ
の重複クロック回路からクロック信号のスキュ−を補償
するためにその入力に高速バッファ・メモリを用いる必
要がある。その入力にこの高速バッファ・メモリを用い
ることからこのシステムにはコストやパワ−や遅延がさ
らに加わることになる。米国特許第5、239、562
号は、次の第1のパスを介してアクティブ・クロック回
路からそのロ−カル・タイミング・バスへクロック信号
を送る装置を開示している。そのパスはスタンバイ・ク
ロック回路、これらクロック回路を相互結合する2伝送
リンクおよびそのアクティブ・クロック回路を経由する
パスである。
【0007】このアクティブ・クロック回路は、次の第
2のパスを介してその遠隔タイミング・バスにクロック
信号を送るが、そのパスはこのアクティブ・クロック回
路、その他の2伝送リンクの各長さの約2倍の長さの伝
送リンクおよびそのスタンバイ・クロック回路を経由す
るパスである。これら2クロック回路内の第1と第2の
パスに市販トランシ−バを用いる。このトランシ−バの
伝搬時間変化による遅延が両方のパスに対し確実に同じ
ようにするために各パスにおいて各クロック回路に同数
のトランシ−バを用いる。さらに、温度変化とド−ピン
グ・レベルによる伝搬変化を節減するために、各パスの
トランシ−バは各クロック回路における集積回路の同じ
モノシリシック基板上にあるようにする。
【0008】温度差によるその伝送リンク内の遅延変化
を減少するためにこのリンクを同じ温度経験を持つよう
に互いに物理的に近くの位置に設ける。万一に備えて、
スタンバイ回路がアクティブになることが必要となる場
合には、このスタンバイ・クロック回路は(このスタン
バイ・クロック回路に対しロ−カルにある)遠隔バスに
送られたクロック信号を用いてこのスタンバイ・クロッ
ク回路が生成したクロック信号の位相を調節してそのア
クティブ・クロック回路が生成したクロック信号の位相
に合わせる。前記特許が開示するようなクロック位相調
節方法により高度クロック位相調節が可能である。2重
複クロック回路間のクロック位相は互いに数ナノ秒の範
囲内にあるように容易に調節可能である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記引用特許に開示の
方法には制限があり、それは一方の各クロック回路のク
ロック信号を他方のクロック回路を経由してル−プする
必要があり、それがフィ−ルド・メンテナンスを難くし
信頼性に問題を生ずるものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は次に述べる本発
明の装置を用いる方法により前記問題を解決し技術的進
歩をとげるものである。それは、2タイミング・サブシ
ステム間のフレ−ミング信号をクロスカップルし、これ
らタイミング・サブシステム間の位相関係を調節するも
のである。フレ−ミング信号はデ−タのフレ−ムの開始
を定めるが、これはそのタイミング・サブシステムに関
係付けられた交換ネットワ−クを経て交換するものであ
る。スタンバイ・タイミング・システムでは、このスタ
ンバイ・タイミング・システムのフレ−ミング信号を用
いてカウタを開始させ、そのアクティブ・タイミング・
サブシステムのフレ−ミング信号を用いてそのカウタを
停止する。このフレ−ミング信号速度より高速にて内部
クロックがこのカウンタをクロックする。
【0011】好都合なことに、ドライバ、レシ−バおよ
び相互結合ケ−ブルによる遅延をそのカウタのカウント
(名目カウント)が整数となるようにする。この名目カ
ウントはその内部クロックのクロック・サイクでの遅延
に等しい。このカウンタ内容と名目カウントとの差がそ
のスタンバイ・タイミング・サブシステムとアクティブ
・タイミング・サブシステムとの位相差を示す。このス
タンバイ・タイミング・サブシステムを調節してこの位
相差を無くするが、それはこのカウタ内容と名目カウン
トとの差を無くすることにより行う。
【0012】
【実施例】図2はディジタル・アクセス・クロスコネク
ト・システムを示す。このシステムには重複交換ネット
ワ−クとシステム・タイミング・ユニット(STUと略
す)がある。図示していないが、入力装置201も出力
装置206もまた重複装置である。入力装置201は、
その入力回線214に応答し、この入力回線214の各
々からデ−タを重複パス経由に切換える。この重複パス
の一方はケ−ブル212でデ−タを交換ネットワ−ク2
02に送り、重複パスの他方はケ−ブル213でそのデ
−タを交換ネットワ−ク205に送る。交換ネットワ−
ク202、205はその入力デ−タに応答しそのデ−タ
を適当に切換え、この切り換えたデ−タをケ−ブル21
0、211を介して出力装置206にそれぞれ送る。出
力装置206はこれら交換ネットワ−クの中の一方から
のデ−タのみを用いる。
【0013】この交換ネットワ−クは通常アクティブ交
換ネットワ−クと呼ばれる。ここで例として、交換ネッ
トワ−ク202をアクティブ交換ネットワ−クとし、交
換ネットワ−ク205をスタンバイ交換ネットワ−クと
仮定する。システム・タイミング・ユニット203はケ
−ブル207を介して交換ネットワ−ク202にその必
要なタイミングをすべて与える。同様に、システム・タ
イミング・ユニット204はケ−ブル209を介して交
換ネットワ−ク205にそのタイミング信号をすべて与
える。交換ネットワ−ク202はアクティブ交換ネット
ワ−クであることからシステム・タイミング・ユニット
203もアクティブ・システム・タイミング・ユニット
である。そのスタンバイ・システム・タイミング・ユニ
ットとしてシステム・タイミング・ユニット204は、
ケ−ブル208を介してシステム・タイミング・ユニッ
ト203が送った情報により、システム・タイミング・
ユニット203と位相同期を保持する。
【0014】システム・タイミング・ユニット203と
システム・タイミング・ユニット204の間の位相同期
は、主コントロ−ラ216がケ−ブル217、218を
介してそれらの交換ネットワ−クに信号を送り役割を交
替できるようにするために重要なことである。これが起
こると、交換ネットワ−ク202はスタンバイ交換ネッ
トワ−クとなりまたスタンバイ・ユニットになったと交
換ネットワ−ク205に信号を送る。これら交換ネット
ワ−クが役割を変える時間中、この変化に基因するデ−
タ損失がないことが必要である。入力デ−タ回線214
の各入力デ−タ速度は155、520kHzであるの
で、この位相同期は非常に重要である。ケ−ブル208
の長さは100mに達するためその位相同期をさらに難
しくしている。
【0015】システム・タイミング・ユニット203、
204間の位相同期の保持方法について次に説明する。
先に図2について説明したように、ディジタル・アクセ
ス・クロスコネクト・システム(DACSと略す)に対
するタイミング・コンプレックスは、このシステム内の
ベ−シック・タイミングの生成について2システム・タ
イミング・ユニットを用いる。その一方はアクティブ・
システム・タイミング・ユニットであり、その他方はス
タンバイ・システム・タイミング・ユニットである。こ
のアクティブとスタンバイのシステム・タイミング・ユ
ニット間に保持する必要のある周波数と位相に非常に厳
しい指定を加え、周波数または位相のいずれかの変化に
よりデ−タを失うことなく、スタンバイ・システム・タ
イミング・ユニットの交換ユニットがこのDACS動作
を引きつづきできるようにする。
【0016】次に、システム・タイミング・ユニットの
全動作について説明する。図3はスタンバイ・システム
・タイミング・ユニット204の詳細図であるが、シス
テム・タイミング・ユニット203も同様の設計であ
る。コントロ−ラ322の制御の下に、周波数シンセサ
イザ316は2、430kHzのベ−シック・クロック
信号を生成する。次にこのベ−シック・クロック信号を
電圧制御オシレ−タ319が周波数で乗じて周波数を1
55、520kHzにする。周波数シンセサイザ316
の動作中、位相にひずみを生ずる。このひずみをエレメ
ント313、315、317、318のクロ−ズ・ル−
プ動作により除去する。カウンタ320、321は電圧
制御オシレ−タ319の出力を除して約数とするが、こ
れをケ−ブル209を介して交換ネットワ−ク205が
用いる。
【0017】カウンタ309を用いてこのシステムの残
部に対しマルチフレ−ム同期信号を生成する。このマル
チフレ−ム同期信号は速度2kHzで生じ図2に示すこ
のシステムでは最も低い共通クロック信号である。この
マルチフレ−ム同期信号をカウンタ309、310の動
作により生成する。フリップ・フロップ308を用いて
スタンバイ・システム・タイミング・ユニット204の
初期スタ−トアップ時の位相同期を制御する。エレメン
ト302ないし307はクロスカップル制御301を有
し、この動作およびコントロ−ラ322の動作について
は図4を参照し詳述する。クロスカップル制御301が
本発明によりスタンバイ・システム・タイミング・ユニ
ットとアクティブ・システム・タイミング・ユニット間
の位相差を決める。
【0018】図4は、アクティブ・システム・タイミン
グ・ユニット203とスタンバイ・システム・タイミン
グ・ユニット204の位相調節に関するシステム・タイ
ミング・ユニット203、204の相対部を示す。クロ
スカップル制御301、421の両者は1kHzクロス
カップル信号(これはまたフレ−ミング信号とも呼ばれ
る)を生成するが、これを他方のクロスカップル制御に
送る。例えば、スタンバイ・システム・タイミング・ユ
ニット204において、フリップ・フロップ305は1
kHz信号を生成し、この信号をドライバ306とケ−
ブル411を介してアクティブ・システム・タイミング
・ユニット203に送る。同様に、フリップ・フロップ
425は1kHz信号を生成し、それをドライバ426
とケ−ブル431を介してスタンバイ・システム・タイ
ミング・ユニット204に送る。
【0019】ケ−ブル431を介してアクティブ・シス
テム・タイミング・ユニット203のクロスカップル制
御421から受信した1kHz信号を用いるスタンバイ
・システム・タイミング・ユニット204のクロスカッ
プル制御301について説明する。クロスカップル制御
301ではこのクロスカップル信号を用いてカウンタ3
03を制御する。クロスカップル制御301がクロスカ
ップル制御421ヘ送るクロスカップル信号の立上りエ
ッジ部を生成する場合、カウンタ303はイネ−ブルで
高周波数でカウントを開始するが、それを好都合に図4
では155、520kHzとして示す。このクロスカッ
プル信号をケ−ブル431を介してクロスカップル制御
421から受信するまでカウンタ303はカウントす
る。
【0020】次に、カウンタ303の内容をラッチ30
2にロ−ドするが、ここでこの内容をコントロ−ラ32
2が読取ることができる。このカウントは、フィリップ
・フロップ425、ドライバ426、ケ−ブル431お
よびレシ−バ307を経由する物理的遅延にプラスする
アクティブ・システム・タイミング・ユニット203と
スタンバイ・システム・タイミング・ユニット204間
の位相差の和を示す。ケ−ブル411とケ−ブル433
はそれぞれ次のような長さを有する。それはこのケ−ブ
ルを経由する遅延にプラスするそのフリップ・フロッ
プ、ドライバおよびレシ−バを経由する遅延の和がカウ
ンタ303の整数カウンタとなるような長さである。こ
の整数カウントを以下名目カウントと呼ぶ。
【0021】この名目カウントとコントロ−ラ322が
ラッチ302から読取ったカウントとの差がアクティブ
・システム・タイミング・ユニット203とスタンバイ
・システム・タイミング・ユニット204間の位相差を
示す。コントロ−ラ322はこの差に応答してスタンバ
イ・システム・タイミング・ユニット204の周波数シ
ンセサイザを調節してアクティブ・システム・タイミン
グ・ユニット203とスタンバイ・システム・タイミン
グ・ユニット204間の位相差を修正する。アクティブ
・システム・タイミング・ユニット203では、コント
ロ−ラ432が次の正否を決めることができる。それは
スタンバイ・システム・タイミング・ユニット204が
アクティブ・システム・タイミング・ユニット203と
位相同期にあることの正否であるが、それはラッチ42
2を読取ることにより行う。
【0022】ラッチ422の内容がその名目値のプラス
またはマイナス1に等しい場合には、スタンバイ・シス
テム・タイミング・ユニット204はアクティブ・シス
テム・タイミング・ユニット203と位相同期にある。
このことは、ケ−ブル411、431は長さが同じであ
り、エレメント425ないし427はエレメント305
ないし307と同じものであるという理由から正しい。
さらに、カウンタ423はカウンタ303と同じクロッ
ク速度でクロックする。スタンバイ・システム・タイミ
ング・ユニット204がパワ−ダウンの後に(通常コ−
ルド・スタ−トと呼ばれる)まずアクティブとなる場
合、アクティブ・システム・タイミング・ユニット20
3とスタンバイ・システム・タイミング・ユニット20
4間に位相の相関関係はない。
【0023】ラッチ302の内容を読取りコントロ−ラ
322がこれを容易に決めることができる。もしこの内
容がその名目値より著しく高いかまたは著しく低い場合
には、スタンバイ・システム・タイミング・ユニット2
04はアクティブ・システム・タイミング・ユニットか
ら位相同期外れが大きいものである。この大きな差を無
くするために、コントロ−ラ322は高速ロック手順を
用いる。この高速ロック手順の一部として、コントロ−
ラ322はフリップ・フロップ308にASYNC C
LR信号を送る。この信号に応答して、フリップ・フロ
ップ308によりアクティブ・システム・タイミング・
ユニット203がケ−ブル431を介してクロスカップ
ル信号を送りカウンタ309をクリヤすることができ
る。
【0024】同様の動作をアクティブ・システム・タイ
ミング・ユニット203においてカウンタ429につい
て行う。一度粗い位相同期が得られると、コントロ−ラ
322はこのASYNC CLR信号を削除して前述の
方法を用いてスタンバイ・システム・タイミング・ユニ
ット204とアクティブ・システム・タイミング・ユニ
ット203間のより細かい位相同期の微調節を行う。図
5は、ラッチ302の内容に応答し、ステム・タイミン
グ・ユニット300がそのアクティブ・システム・タイ
ミング・ユニットとの位相同期に近づくように、周波数
シンセサイザ316を調節するのにコントロ−ラ322
が行う動作を標準的な制御システム記号を用いて示す図
である。
【0025】エレメント501は、ラッチ302の実内
容からその名目値を減ずる。その結果得られた差にエレ
メント502が定数K1を乗じ、次にエレメント502
の出力をエレメント503、504へ送る。エレメント
504はエレメント502の出力に第2の定数K2を乗
じ、その結果をインテグレ−タ505ヘ送る。インテグ
レ−タ505はエレメント502からの非常に多数の値
の積分を行う。次にインテグレ−タ505の出力をサマ
503がエレメント502の出力と結合する。その結果
の値を周波数シンセサイザ316へ送ってそのシンセサ
イザを調節する。サマ503はインテグレ−タ505か
らの差の積分と現加重差を結合する。
【0026】注意事項として、標準的制御システム記号
を用いて図5を示したが、従来周知の方法を用いてコン
トロ−ラ322がディジタルでこれら動作を行う。カウ
ンタ303をドライブするのに用いた現周波数信号を使
用し、スタンバイ・システム・タイミング・ユニット2
04とアクティブ・システム・タイミング・ユニット2
03間の位相調節の分解能はプラス・マイナス1ナノ秒
である。しかし、この信号ドライビング・カウンタ42
3の周波数を増加することにより、この正確度は比例し
て増加可能である。さらに、この高周波数によりカウン
タ303、423の得られたカウンタを有するコントロ
−ラがケ−ブル411、ケ−ブル431、エレメント3
05ないし307およびエレメント425ないし427
を経由する遅延を求めることができる。
【0027】このような遅延決定から各種ケ−ブル長さ
の自動調節が考えられる。最後に、この位相同期はその
システム・タイミング・ユニットがさらに厳しい位相同
期の条件を満足させるようにしてさらに向上が可能であ
る。この遅延を次の方法により求めることができる。ス
タンバイ・システム・タイミング・ユニット204がコ
−ルド・スタ−トからの実施を開始する場合、図4のカ
ウンタ303に対し所定の名目カウントを仮定して、こ
の名目カウントに基づき、位相同期を入力する。
【0028】所定時間経過後、コントロ−ラ432は、
ラッチ422のカウントを読取るが、これはカウンタ4
23からのカウントを有するものであり、このカウント
をケ−ブル217、主コントロ−ラ216およびケ−ブ
ル218を介してコントロ−ラ322へ送る。コントロ
−ラ322は、ラッチ422からのカウントに応答して
そのカウントをラッチ302からのカウントに加える。
次にコントロ−ラ322はその和を2で除し、その結果
をカウンタ303に対する新規名目カウンタとして用い
る。ラッチ302、422のカウント差がある所定差の
みになるまでこのプロセスを繰返えす。以上の説明は、
本発明の一実施例に関するもので、この技術分野の当業
者であれば、本発明の種々の変形例が考え得るが、それ
らはいずれも本発明の技術的範囲に包含される。尚、特
許請求の範囲に記載した参照番号は発明の容易なる理解
のためで、その技術的範囲を制限するよう解釈されるべ
きではない。
【0029】
【発明の効果】以上述べた如く本発明の位相調節装置を
用いることにより、フィ−ルド・メンテナンスを容易に
し信頼性を向上させ有効に位相調節できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の重複クロック回路間のクロック位相調節
のためのシステムを示すブロック略図である。
【図2】ディジタル・アクセス・クロスコネクト・シス
テムを示すブロック略図である。
【図3】システム・タイミング・ユニットを示すブロッ
ク略図である。
【図4】本発明の相互結合した2システム・タイミング
・ユニットの一部を示すブロック略図である。
【図5】位相差に応答して行う位相差調節を標準的制御
システム記号で示す図である。
【符号の説明】
101 クロック・コントロ−ラ 102 位相ロック・ル−プ 103 ゲ−ト 104 遅延線 105 ゲ−ト 106 ゲ−ト 107 ゲ−ト 108 クロック・バス 109 ケ−ブル 110 ゲ−ブル 111 クロック・コントロ−ラ 112 位相ロック・ル−プ 113 ゲ−ト 114 遅延線 115 ゲ−ト 116 ゲ−ト 117 ゲ−ト 118 クロック・バス 119 ケ−ブル 120 クロック回路 121 クロック回路 201 入力装置 202 交換ネットワ−ク 203 システム・タイミング・ユニット(STU) 204 システム・タイミング・ユニット(STU) 205 交換ネットワ−ク 206 出力装置 207 ケ−ブル 208 ケ−ブル 209 ケ−ブル 210 ケ−ブル 211 ケ−ブル 212 ケ−ブル 213 ケ−ブル 214 入力(デ−タ)回線 215 出力(デ−タ)回線 216 主コントロ−ラ 217 ケ−ブル 218 ケ−ブル 301 クロスカップル制御 302 ラッチ 303 カウンタ 305 フリップ・フロップ 306 ドライバ 307 レシ−バ 308 フリップ・フロップ 309 カウンタ 310 カウンタ 316 周波数シンセサイザ 317 位相ディテクタ 319 電圧制御オシレ−タ 320 カウンタ 321 カウンタ 322 コントロ−ラ 411 ケ−ブル 421 クロス・カップル制御 422 ラッチ 423 カウンタ 425 フリップ・フロップ 426 ドライバ 427 レシ−バ 429 カウンタ 431 ケ−ブル 432 コントロ−ラ 501 サブトラクタ 502 マルチプライア 503 サマ 504 マルチプライア 505 インテグレ−タ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のクロック回路により所定数の第1
    のタイミング信号の生成後この第1のクロック回路によ
    り反復生成した内部信号に応答する固定速度でのカウン
    ト手段(302ないし305)と、 第2のクロック回路により所定数の第2のタイミング信
    号の生成後この第2のクロック回路において外部信号の
    反復生成手段(425,426)とを有し、 前記第1のクロック回路が生成する第1のタイミング信
    号の位相調節装置において、 カウントを停止するためにこの第1のクロック回路によ
    るその外部信号の受信にさらに応答するそのカウント手
    段と、 前記カウント手段の内容に応答してこのカウント手段が
    停止する場合にその第1のタイミング信号の位相修正手
    段(322)とを有することを特徴とする前記位相調節
    装置。
  2. 【請求項2】 前記カウント手段はカウントを開始する
    ためにその内部信号にかつカウントを停止するためにそ
    の外部信号に応答するカウンタ(303)と、 その外
    部信号に応答して前記カウンタの内容を記憶するための
    ラッチ(302)でかつそれによりこのラッチの内容を
    前記修正手段が使用するラッチ(302)を有すること
    を特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 さらに、前記カウンタへその外部信号を
    送信する手段(208,209)を有し、この送信手段
    を遅延を生じて前記カウンタの整数カウントとなるよう
    に調節することを特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記修正手段は前記ラッチの内容と前記
    送信手段の遅延による整数カウントとの間の差に応答し
    てこのクロック回路の位相を調節する手段であることを
    特徴とする請求項3に記載の装置。
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