JPH0623273B2 - 熱可塑性重合体組成物 - Google Patents
熱可塑性重合体組成物Info
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- JPH0623273B2 JPH0623273B2 JP62004423A JP442387A JPH0623273B2 JP H0623273 B2 JPH0623273 B2 JP H0623273B2 JP 62004423 A JP62004423 A JP 62004423A JP 442387 A JP442387 A JP 442387A JP H0623273 B2 JPH0623273 B2 JP H0623273B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L51/00—Compositions of graft polymers in which the grafted component is obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L51/04—Compositions of graft polymers in which the grafted component is obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers grafted on to rubbers
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L77/00—Compositions of polyamides obtained by reactions forming a carboxylic amide link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L77/00—Compositions of polyamides obtained by reactions forming a carboxylic amide link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L77/02—Polyamides derived from omega-amino carboxylic acids or from lactams thereof
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L9/00—Compositions of homopolymers or copolymers of conjugated diene hydrocarbons
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- Health & Medical Sciences (AREA)
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- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は柔軟性と圧縮永久歪の改良されかつ耐屈曲性機
械的強度の優れた熱可塑性組成物に関する。
械的強度の優れた熱可塑性組成物に関する。
ポリアミド及び/又はポリアミドエラストマーとゴムか
ら成る熱可塑組成物については従来より数多く提案され
ている。ポリアミドとオレフィン共重合体との組成物に
関する特許(特公昭55−44108)特許(特開昭5
7−147519)、あるいはポリアミドと少なくとも
ゲル含量が80%となる1,3−ブタジエンのホモ重合
体、1,3−ブタジエンをスチレン、ビニルピリジン、
アクリロニトリルまたはメタアクリロニトリルと共重合
せしめた共重合体から成る組成物に関する特許(特開昭
52−105952が知られている。
ら成る熱可塑組成物については従来より数多く提案され
ている。ポリアミドとオレフィン共重合体との組成物に
関する特許(特公昭55−44108)特許(特開昭5
7−147519)、あるいはポリアミドと少なくとも
ゲル含量が80%となる1,3−ブタジエンのホモ重合
体、1,3−ブタジエンをスチレン、ビニルピリジン、
アクリロニトリルまたはメタアクリロニトリルと共重合
せしめた共重合体から成る組成物に関する特許(特開昭
52−105952が知られている。
しかしかかる熱可塑性重合体組成物はゴム様の弾性を持
ちつつ、かつ熱可塑性の性質を持った材料であるため、
従来の加硫ゴムと比べると、加工性の点では射出成形や
押出成形やブロー成形が可能な点で特徴がある。しかし
材料物性の点から考えると変形後の形状が完全に元にも
どらない、即ち圧縮永久歪の点で劣っているという欠点
を持っている。
ちつつ、かつ熱可塑性の性質を持った材料であるため、
従来の加硫ゴムと比べると、加工性の点では射出成形や
押出成形やブロー成形が可能な点で特徴がある。しかし
材料物性の点から考えると変形後の形状が完全に元にも
どらない、即ち圧縮永久歪の点で劣っているという欠点
を持っている。
上記特許のうち前者の特許においては、ポリアミドとポ
リオレフィンとの官能基の相互作用による機械的強度の
改善が提案されるが、この熱可塑性組成物は圧縮永久歪
が劣っている。また後者の特許においてはポリアミドと
1,3−ブタジエンの共重合体を溶融混合下、ゴム用加
硫剤を加えゴムを加硫することによって引張強さを改善
することが提案されている。しかし、この方法ではポリ
アミドと1,3−ブタジエンの共重合体を加硫剤で架橋
するため加硫時間がかかり、工業的生産性が悪く、かつ
生成物の再現性が得難いことや加硫されたゴムの粒子径
が大きく不ぞろいであり耐屈曲性や流動性の点で劣るこ
とが本発明者らの検討で明らかになった。
リオレフィンとの官能基の相互作用による機械的強度の
改善が提案されるが、この熱可塑性組成物は圧縮永久歪
が劣っている。また後者の特許においてはポリアミドと
1,3−ブタジエンの共重合体を溶融混合下、ゴム用加
硫剤を加えゴムを加硫することによって引張強さを改善
することが提案されている。しかし、この方法ではポリ
アミドと1,3−ブタジエンの共重合体を加硫剤で架橋
するため加硫時間がかかり、工業的生産性が悪く、かつ
生成物の再現性が得難いことや加硫されたゴムの粒子径
が大きく不ぞろいであり耐屈曲性や流動性の点で劣るこ
とが本発明者らの検討で明らかになった。
c.発明が解決しようとする問題点 本発明はポリアミド及び/又はポリアミドエラストマー
とゴムとの複合組成物の柔軟性圧縮永久歪、機械的強
度、耐屈曲性を改善することにある。
とゴムとの複合組成物の柔軟性圧縮永久歪、機械的強
度、耐屈曲性を改善することにある。
d.問題点を解決するための手段 本発明は(A)ポリアミド及び/又はポリアミドエラス
トマー20〜99重量%及び(B)架橋性単量体0.01〜
20重量%とカルボキシル基及び/又はエポキシ基を有
する単量体0.01〜20重量%とを共重合成分として含有
して成る平均粒子径が10mμ以下のゴム成分80〜1
重量% とを混合することによって圧縮永久歪、機械的強度耐屈
曲性の改善された熱可塑性重合体組成物を提供するもの
である。
トマー20〜99重量%及び(B)架橋性単量体0.01〜
20重量%とカルボキシル基及び/又はエポキシ基を有
する単量体0.01〜20重量%とを共重合成分として含有
して成る平均粒子径が10mμ以下のゴム成分80〜1
重量% とを混合することによって圧縮永久歪、機械的強度耐屈
曲性の改善された熱可塑性重合体組成物を提供するもの
である。
本発明はゴム成分を架橋性単量体により架橋するととも
に、同時にカルボキシル基及び/又はエポキシ基を有す
る単量体を共重合することによって、ポリアミド及び/
又はポリアミドエラストマーと複合後の組成物の変形に
対する復元性を改良することによる圧縮成形歪の改良と
機械的強度耐屈曲性の改良を図ったものである。
に、同時にカルボキシル基及び/又はエポキシ基を有す
る単量体を共重合することによって、ポリアミド及び/
又はポリアミドエラストマーと複合後の組成物の変形に
対する復元性を改良することによる圧縮成形歪の改良と
機械的強度耐屈曲性の改良を図ったものである。
本発明の(A)ポリアミドの例としてはナイロン6、ナ
イロン11、ナイロン12などのポリラクタム類;ナイ
ロン4,6、ナイロン6−6、ナイロン6−10、ナイ
ロン6−12、等のジカルボン酸とジアミンとから得ら
れるポリアミド類;ナイロン6/6−6、ナイロン6/
6−10、ナイロン6/12、ナイロン6/6−12、
ナイロン6/66/6−10、ナイロン6/66/12
等の共重合ポリアミド類;ナイロン6/6T(T;テレ
フタル酸成分)、イソフタル酸のような芳香族ジカルボ
ン酸とメタキシレンジアミンあるいは脂環族ジアミンと
から得られる半芳香族ポリアミド類が挙げられる。これ
らの内でナイロン11、ナイロン12が最も好ましい。
イロン11、ナイロン12などのポリラクタム類;ナイ
ロン4,6、ナイロン6−6、ナイロン6−10、ナイ
ロン6−12、等のジカルボン酸とジアミンとから得ら
れるポリアミド類;ナイロン6/6−6、ナイロン6/
6−10、ナイロン6/12、ナイロン6/6−12、
ナイロン6/66/6−10、ナイロン6/66/12
等の共重合ポリアミド類;ナイロン6/6T(T;テレ
フタル酸成分)、イソフタル酸のような芳香族ジカルボ
ン酸とメタキシレンジアミンあるいは脂環族ジアミンと
から得られる半芳香族ポリアミド類が挙げられる。これ
らの内でナイロン11、ナイロン12が最も好ましい。
ポリアミドエラストマーとしては、連鎖末端に水酸基を
有するポリエーテルとポリアミドの縮合反応より合成さ
れるものが使用される。
有するポリエーテルとポリアミドの縮合反応より合成さ
れるものが使用される。
該連鎖末端に水酸基を有するポリエーテルとしては、連
鎖または分枝ポリエキシアルキレングリコール、例えば
ポリオキシエチレングリコール、ポリオキシプロピレン
グリコール、ポリオキシテトラメチレングリコールまた
はこれらの混合物、または上記化合物から誘導されたコ
ポリエーテルである。前記ポリエーテルの平均分子量は
一般に200〜6,000、好ましくは400〜3,0
00である。
鎖または分枝ポリエキシアルキレングリコール、例えば
ポリオキシエチレングリコール、ポリオキシプロピレン
グリコール、ポリオキシテトラメチレングリコールまた
はこれらの混合物、または上記化合物から誘導されたコ
ポリエーテルである。前記ポリエーテルの平均分子量は
一般に200〜6,000、好ましくは400〜3,0
00である。
全成分の重量に対するポリオキシアルキレングリコール
の重量の割合は、通常5〜85%、好ましくは10〜5
0%である。
の重量の割合は、通常5〜85%、好ましくは10〜5
0%である。
また、ポリアミドとしては、炭化水素連鎖の炭素数が4
〜14であるラクタムまたはアミノ酸、例えばカプロラ
クタム、エナントラクタム、ドデカラクタム、ウンデカ
ノラクタム、ドデカノラクタム、11−アミノ−ウンデ
カン酸または12−アミノドデカン酸を出発物質とし
て、あるいは、ジカルボン酸とジアミンとの縮合生成
物、例えば、ヘキサメチレンジアミンとアジピン酸、ア
ゼライン酸、セバシン酸および1,12−ドデカン二酸
との縮合生成物およびノナメチレンジアミとアジピン酸
との縮合生成物であるナイロン6−6、6−9、6−1
0、6−12および9−6などがある。
〜14であるラクタムまたはアミノ酸、例えばカプロラ
クタム、エナントラクタム、ドデカラクタム、ウンデカ
ノラクタム、ドデカノラクタム、11−アミノ−ウンデ
カン酸または12−アミノドデカン酸を出発物質とし
て、あるいは、ジカルボン酸とジアミンとの縮合生成
物、例えば、ヘキサメチレンジアミンとアジピン酸、ア
ゼライン酸、セバシン酸および1,12−ドデカン二酸
との縮合生成物およびノナメチレンジアミとアジピン酸
との縮合生成物であるナイロン6−6、6−9、6−1
0、6−12および9−6などがある。
ポリアミドの合成反応において連鎖制限剤として使用す
る二酸は、同様にカルボン酸を末端に有するポリアミド
を得ることを可能にするが、ジカルボン酸、好ましくは
炭素数4〜20の脂肪族ジカルボン酸、例えばコハク
酸、アジピン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン
酸、ウンデカンジ酸、およびドデカンジ酸である。
る二酸は、同様にカルボン酸を末端に有するポリアミド
を得ることを可能にするが、ジカルボン酸、好ましくは
炭素数4〜20の脂肪族ジカルボン酸、例えばコハク
酸、アジピン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン
酸、ウンデカンジ酸、およびドデカンジ酸である。
脂環式または芳香族二酸も使用可能である。これらの二
酸は、現在重縮合反応の分野において用いられいる公知
の計算方法に従い、所望の平均分子量を有するポリアミ
ドを得るのに必要な量よりも過剰となる量で使用する。
ジカルボン酸ポリアミドの平均分子量は通常300〜1
5,000、好ましくは800〜5,000である。
酸は、現在重縮合反応の分野において用いられいる公知
の計算方法に従い、所望の平均分子量を有するポリアミ
ドを得るのに必要な量よりも過剰となる量で使用する。
ジカルボン酸ポリアミドの平均分子量は通常300〜1
5,000、好ましくは800〜5,000である。
ポリアミドエラストマーを製造するための重縮合反応
は、触媒の存在下において攪拌しながら、0.05〜5mmHg
程度の高真空下、使用した成分の融点よりも高い温度で
行う。前記温度は、反応成分が流動状態に維持されるよ
うに選択する。すなわち一般に100〜400℃で、好
ましくは200〜300℃である。
は、触媒の存在下において攪拌しながら、0.05〜5mmHg
程度の高真空下、使用した成分の融点よりも高い温度で
行う。前記温度は、反応成分が流動状態に維持されるよ
うに選択する。すなわち一般に100〜400℃で、好
ましくは200〜300℃である。
反応時間は一般に10分〜10時間程度まで変化しうる
が、好ましくは1〜7時間程度である。
が、好ましくは1〜7時間程度である。
反応時間はポリオキシアルキレングリコールの性質に依
存する。それば、成形可能な及び/又は押し出し可能な
プラスチック材料に要求されるような満足な性質を有す
る生成物を得るのに必要な最終的な粘度を得ることがで
きるように、十分に長くなければならない。
存する。それば、成形可能な及び/又は押し出し可能な
プラスチック材料に要求されるような満足な性質を有す
る生成物を得るのに必要な最終的な粘度を得ることがで
きるように、十分に長くなければならない。
しかし、所望の生成物を得るために、最適条件下で重縮
合反応が起るように、カルボン酸基と水酸基とは、等モ
ルの関係になければならない。
合反応が起るように、カルボン酸基と水酸基とは、等モ
ルの関係になければならない。
本発明の熱可塑性重合体組成物に用いられる(B)ゴム
成分の主体となるものとしてはアクリロニトリルブタジ
エンゴム、ポリブタジエンゴム、スチレン−ブタジエン
共重合ゴムn−ブチルアクリレート−ブタジエン共重合
体、n−ブチルアクリレート−アクリロニトリル−ブタ
ジエン共重合体、2−エチルヘキシルアクリレート−ア
クリロニトリル−ブタジエン共重合体などの(メタ)ア
クリル酸アルキルエステル−ブタジエン系共重合体など
のジエン系ゴム、アクリル系ゴム、フッ素ゴム、クロロ
プレンゴム、エチレン−プロピレン系ゴムなどのゴムを
挙げることが出来る。これらの中でアクリロニトリル−
ブタジエンゴムが最も好ましい。前記(B)は、ゴム成
分の製造に際し、架橋性単量体を0.01〜20重量%(共
重合後のゴム成分中の含有量)とカルボキシル基及び/
又はエポキシ基を有する単量体0.01〜20重量%(共重
合後のゴム成分中の含有量)とをゴム成分の主成分とな
る単量体の共存下共重合することによって製造でき、か
かる方法によりゲル含量が20%以上有するゴム成分と
することが出来る。
成分の主体となるものとしてはアクリロニトリルブタジ
エンゴム、ポリブタジエンゴム、スチレン−ブタジエン
共重合ゴムn−ブチルアクリレート−ブタジエン共重合
体、n−ブチルアクリレート−アクリロニトリル−ブタ
ジエン共重合体、2−エチルヘキシルアクリレート−ア
クリロニトリル−ブタジエン共重合体などの(メタ)ア
クリル酸アルキルエステル−ブタジエン系共重合体など
のジエン系ゴム、アクリル系ゴム、フッ素ゴム、クロロ
プレンゴム、エチレン−プロピレン系ゴムなどのゴムを
挙げることが出来る。これらの中でアクリロニトリル−
ブタジエンゴムが最も好ましい。前記(B)は、ゴム成
分の製造に際し、架橋性単量体を0.01〜20重量%(共
重合後のゴム成分中の含有量)とカルボキシル基及び/
又はエポキシ基を有する単量体0.01〜20重量%(共重
合後のゴム成分中の含有量)とをゴム成分の主成分とな
る単量体の共存下共重合することによって製造でき、か
かる方法によりゲル含量が20%以上有するゴム成分と
することが出来る。
本発明において用いられるゴム成分は粒子径とゲル含量
および官能基の量がきわめて重要である。
および官能基の量がきわめて重要である。
本発明の熱可塑性組成物中に分散しているゴムの粒子径
は好ましくは10mμ以下更に好ましくは、1mμ以下
特に好ましくは0.5mμ以下で最も好ましくは0.3mμ以
下である。ゴムの粒子径が大きいと機械的強度と耐屈曲
性が劣るので好ましくない。
は好ましくは10mμ以下更に好ましくは、1mμ以下
特に好ましくは0.5mμ以下で最も好ましくは0.3mμ以
下である。ゴムの粒子径が大きいと機械的強度と耐屈曲
性が劣るので好ましくない。
本発明において使用される(B)のゴム成分のゲル含量
は20%以上含有することが必要である。好ましくは5
0%以上、さらに好ましくは70%以上である。架橋さ
れたゴムの量が20%未満では本発明の熱可塑性重合体
組成物の圧縮永久歪が大きく成形品が復元しないので好
ましくない。ゲル含量は架橋性単量体の添加量によって
制御することが可能である。上記架橋性単量体としては
例えばジビニルベンゼン、1,3,5−トリビニルベン
ゼンの如き芳香族化合物、ジアリルフタレート、ジアリ
ルフマレートなどのエステル化合物、トリメチロールプ
ロパントリメタクリレート、エチレングリコールジメタ
クリレート、テトラエチレングリコールジメタクリレー
ト、1,3−ブタンジオールジメタクリレート、ジエチ
レングリコールジメタクリレート、トリエチレングリコ
ールジメタクリレートなどのアクリル酸エステル類を挙
げることができる。
は20%以上含有することが必要である。好ましくは5
0%以上、さらに好ましくは70%以上である。架橋さ
れたゴムの量が20%未満では本発明の熱可塑性重合体
組成物の圧縮永久歪が大きく成形品が復元しないので好
ましくない。ゲル含量は架橋性単量体の添加量によって
制御することが可能である。上記架橋性単量体としては
例えばジビニルベンゼン、1,3,5−トリビニルベン
ゼンの如き芳香族化合物、ジアリルフタレート、ジアリ
ルフマレートなどのエステル化合物、トリメチロールプ
ロパントリメタクリレート、エチレングリコールジメタ
クリレート、テトラエチレングリコールジメタクリレー
ト、1,3−ブタンジオールジメタクリレート、ジエチ
レングリコールジメタクリレート、トリエチレングリコ
ールジメタクリレートなどのアクリル酸エステル類を挙
げることができる。
架橋性単量体の使用量は0.01〜20重量%であり、この
量より少ないと目的とするゲル含量が得られない。また
この量より多いと柔軟性が劣り、またコストアップとな
ど好ましくない。
量より少ないと目的とするゲル含量が得られない。また
この量より多いと柔軟性が劣り、またコストアップとな
ど好ましくない。
前記カルボキシル基を含有する単量体としては、アクリ
ル酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、フマー
ル酸、イタコン酸などのモノマーまたはジカルボン酸を
挙げることができる。さらにジカルボン酸の酸無水基物
または下記の一般式で示されるモノアルキルエステル、
モノアミド類も使用することができる。
ル酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、フマー
ル酸、イタコン酸などのモノマーまたはジカルボン酸を
挙げることができる。さらにジカルボン酸の酸無水基物
または下記の一般式で示されるモノアルキルエステル、
モノアミド類も使用することができる。
具体的なカルボキシル基含有ビニル単量体としては、 などがあり、さらにコハク酸モノ−(メタ)アクリロオ
キシエステル、マレイン酸モノ−(メタ)アクリロオキ
シエステル、フタル酸モノ−(メタ)アクリロオキシエ
ステル、ヘキサヒドロフタル酸(メタ)アクリロオキシ
エステル、コハク酸モノ−(メタ)アクリロオキシプロ
ピルエステル、マレイン酸モノ−(メタ)アクリロオキ
シプロピルエステル、フタル酸モノ(メタ)アクリロオ
キシプロピルエステル、ヘキサヒドロフタル酸モノ−
(メタ)アクリロオキシプロピルエステル、アジピン酸
モノ−(メタ)アクリロオキシエチルエステルおよびマ
ロン酸モノ(メタ)アクリロオキシエチルエステルなど
が挙げられる。これらカルボキシル基を含有するビニル
単量体の中では、アクリル酸またはメタクリル酸を使用
することが好ましい。
キシエステル、マレイン酸モノ−(メタ)アクリロオキ
シエステル、フタル酸モノ−(メタ)アクリロオキシエ
ステル、ヘキサヒドロフタル酸(メタ)アクリロオキシ
エステル、コハク酸モノ−(メタ)アクリロオキシプロ
ピルエステル、マレイン酸モノ−(メタ)アクリロオキ
シプロピルエステル、フタル酸モノ(メタ)アクリロオ
キシプロピルエステル、ヘキサヒドロフタル酸モノ−
(メタ)アクリロオキシプロピルエステル、アジピン酸
モノ−(メタ)アクリロオキシエチルエステルおよびマ
ロン酸モノ(メタ)アクリロオキシエチルエステルなど
が挙げられる。これらカルボキシル基を含有するビニル
単量体の中では、アクリル酸またはメタクリル酸を使用
することが好ましい。
前記エポキシ基を含有するビニル単量体としては、分子
中にビニル基とエポキシ基を含有する化合物全てが使用
可能である。好ましいエポキシ基含有ビニル化合物とし
ては、一般式 〔式中のRは上記式と同じ〕 で示される化合物である。
中にビニル基とエポキシ基を含有する化合物全てが使用
可能である。好ましいエポキシ基含有ビニル化合物とし
ては、一般式 〔式中のRは上記式と同じ〕 で示される化合物である。
好ましい具体的化合物としては、アクリル酸グリシジ
ル、メタクリル酸グリシジル、エタクリル酸グリシジ
ル、イタコン酸グリシジル、アリルグリシジルエーテル
があり、とくに好ましいエポキシ基含有ビニル化合物
は、アクリル酸グリシジル、メタクリル酸グリシジル、
アリルグリシジルエーテルである。これらのエポキシ基
含有ビニル化合物は、1種または2種以上で使用され
る。
ル、メタクリル酸グリシジル、エタクリル酸グリシジ
ル、イタコン酸グリシジル、アリルグリシジルエーテル
があり、とくに好ましいエポキシ基含有ビニル化合物
は、アクリル酸グリシジル、メタクリル酸グリシジル、
アリルグリシジルエーテルである。これらのエポキシ基
含有ビニル化合物は、1種または2種以上で使用され
る。
カルボキシル基及び/又はエポキシ基を有する単量体の
割合は共重合後のゴム成分中の含有量は0.01〜20重量
%であり、好ましくは0.1〜15重量%、更に好ましく
は0.5〜10重量%である。含有量が0.01重量%以下で
は実質的な効果が認められずまた20重量%以上ではゴ
ム成分のガラス転位温度が高くなり熱可塑性組成物の耐
寒性が劣る。
割合は共重合後のゴム成分中の含有量は0.01〜20重量
%であり、好ましくは0.1〜15重量%、更に好ましく
は0.5〜10重量%である。含有量が0.01重量%以下で
は実質的な効果が認められずまた20重量%以上ではゴ
ム成分のガラス転位温度が高くなり熱可塑性組成物の耐
寒性が劣る。
上記各成分の混合比率は(A)のポリアミド及び/又は
ポリアミドエラストマー20〜99重量%、(B)のゴ
ム成分は80〜1重量%である。ポリアミド成分が20
%以下になると加工性が著しく低下し熱可塑性の性質が
そこなわれ、実用上好ましい成形体を得ることができな
い。好ましい混合比率は(A)成分40〜90重量%、
(B)成分60〜10重量%である。
ポリアミドエラストマー20〜99重量%、(B)のゴ
ム成分は80〜1重量%である。ポリアミド成分が20
%以下になると加工性が著しく低下し熱可塑性の性質が
そこなわれ、実用上好ましい成形体を得ることができな
い。好ましい混合比率は(A)成分40〜90重量%、
(B)成分60〜10重量%である。
本発明の熱可塑性重合体組成物における発明の効果を発
揮させるためには、混合時の温度をポリアミド及び/又
はポリアミドエラストマー成分(A)の融点以上に設定
するのが好ましい。混合時のポリアミド及び/又はポリ
アミドエラストマー成分の温度が融点より低いと、混合
時のトルクが高くなるばかりでなく、混合が不充分とな
り、生成した組成物の物性が充分発揮されていので好ま
しくない。また混合時の温度が高すぎると、ゴム成分
(B)の軟質成分が熱分解劣化などを引き起し、物性の
高い組成物が得られないので好ましくない。
揮させるためには、混合時の温度をポリアミド及び/又
はポリアミドエラストマー成分(A)の融点以上に設定
するのが好ましい。混合時のポリアミド及び/又はポリ
アミドエラストマー成分の温度が融点より低いと、混合
時のトルクが高くなるばかりでなく、混合が不充分とな
り、生成した組成物の物性が充分発揮されていので好ま
しくない。また混合時の温度が高すぎると、ゴム成分
(B)の軟質成分が熱分解劣化などを引き起し、物性の
高い組成物が得られないので好ましくない。
したがって、混合時の温度は好ましくはポリアミド及び
/又はポリリアミドエラストマーの融点より5℃以上、
さらに好ましくは10℃以上高くし、好ましくは300
℃以下、より好ましくは280℃以下である。
/又はポリリアミドエラストマーの融点より5℃以上、
さらに好ましくは10℃以上高くし、好ましくは300
℃以下、より好ましくは280℃以下である。
本発明の熱可塑性エラストマー組成物の製造において、
各成分を溶融混合する装置としては、開放型ミキシング
ロールや非開放型のバンバリーミキサー、押出機、ニー
ダー、連続ミキサーなどの公知のものを使用することが
できる。
各成分を溶融混合する装置としては、開放型ミキシング
ロールや非開放型のバンバリーミキサー、押出機、ニー
ダー、連続ミキサーなどの公知のものを使用することが
できる。
本発明の熱可塑性エラストマー組成物には、流動性およ
び機械的強度を損わない範囲で、充填剤、例えば炭酸カ
ルシウム、ケイ酸カルシウム、クレー、カオリン、タル
ク、シリカ、ケイソウ土、雲母粉、アスベスト、アルミ
ナ、硫酸バリウム、硫酸アルミニウム、硫酸カルシウ
ム、塩基性炭酸マグネシウム、二硫化モリブデン、グラ
ファイト、カーボン繊維ガラス繊維など、あるいは着色
剤、例えばカーボンブラック、群青、酸化チタン、亜鉛
華、べんがら、紺青、アゾ顔料、ニトロン顔料、レーキ
顔料、フタロシアニン顔料などを配合することができ
る。
び機械的強度を損わない範囲で、充填剤、例えば炭酸カ
ルシウム、ケイ酸カルシウム、クレー、カオリン、タル
ク、シリカ、ケイソウ土、雲母粉、アスベスト、アルミ
ナ、硫酸バリウム、硫酸アルミニウム、硫酸カルシウ
ム、塩基性炭酸マグネシウム、二硫化モリブデン、グラ
ファイト、カーボン繊維ガラス繊維など、あるいは着色
剤、例えばカーボンブラック、群青、酸化チタン、亜鉛
華、べんがら、紺青、アゾ顔料、ニトロン顔料、レーキ
顔料、フタロシアニン顔料などを配合することができ
る。
またプロセスオイル、またはエクステングーオイルと呼
ばれる鉱物油系ゴム用軟化剤、ジオクチルフタレート、
ジブチルフタレート、ジエチルフタレート、ジメチルフ
タレート、ジペプチルフタレート、ジ−2−エチルヘキ
シルフタレート、ジイソデシルフタレート、ブチルベン
ジルフタレート、ジイソノニルフタレート、ジメチルイ
ソフタレート、ジウンデシルフタレートなどのフタル酸
エステル類、トリクレジルホスフェート、トリエチルホ
スフェート、トリブチルホスフェート、トリ−2−エチ
ルヘキシルホスフェート、トリメチルホスフェート、ト
リブトキシエチルホスフェート、トリス・クロロエチル
ホスフェート、トリス・ジクロロプロピルホスフェー
ト、縮合リン酸エステル、トリフェニルホスフェート、
トリキシレニルホスフェート、クレジルジフェニルホス
フェート、キシレニルジフェニルホスフェート、2−エ
チルヘキシルジフェニルホスフェート、トリラウリルホ
スフェート、トリセチルホスフェート、トリステアリル
ホスフェート、トリオレイルホスフェートなどのリン酸
エステル類、トリメリット酸オクチルエステル、トリメ
リツト酸イソノニルエステル、トリメリット酸イソデシ
ルエステルなどのトリメリット酸エステル類、ジペンタ
エリスリトールエステル類、ジオクチルアジペート、ジ
メチルアジペート、ジ−2−エチルヘキシルアジペー
ト、ジイソブチルアジペート、ジブチルアジペート、ジ
イソデシルアジペート、ジブチルジグリコールアジペー
ト、ジ−2−エチルヘキシルアゼレート、ジオクチルア
ゼレート、ジオクチルセバケート、ジ−2−エチルヘキ
シルセバケート、メチルアセチルリシノレートなどの脂
肪酸エステル類、ピロメリット酸オクチルエステルなど
のピロメリット酸エステル類、エポキシ化大豆油、エポ
キシ化アマニ油、エポキシ化脂肪酸アルキルエステル
(例えば、エポキシ化脂肪酸オクチルエステル)などの
エポキシ系可塑剤、アジピン酸エーテルエステル、ポリ
エーテルエステル、ポリエーテルなどのポリエーテル系
可塑剤などの可塑剤が1種または2種以上併用して使用
することができる。
ばれる鉱物油系ゴム用軟化剤、ジオクチルフタレート、
ジブチルフタレート、ジエチルフタレート、ジメチルフ
タレート、ジペプチルフタレート、ジ−2−エチルヘキ
シルフタレート、ジイソデシルフタレート、ブチルベン
ジルフタレート、ジイソノニルフタレート、ジメチルイ
ソフタレート、ジウンデシルフタレートなどのフタル酸
エステル類、トリクレジルホスフェート、トリエチルホ
スフェート、トリブチルホスフェート、トリ−2−エチ
ルヘキシルホスフェート、トリメチルホスフェート、ト
リブトキシエチルホスフェート、トリス・クロロエチル
ホスフェート、トリス・ジクロロプロピルホスフェー
ト、縮合リン酸エステル、トリフェニルホスフェート、
トリキシレニルホスフェート、クレジルジフェニルホス
フェート、キシレニルジフェニルホスフェート、2−エ
チルヘキシルジフェニルホスフェート、トリラウリルホ
スフェート、トリセチルホスフェート、トリステアリル
ホスフェート、トリオレイルホスフェートなどのリン酸
エステル類、トリメリット酸オクチルエステル、トリメ
リツト酸イソノニルエステル、トリメリット酸イソデシ
ルエステルなどのトリメリット酸エステル類、ジペンタ
エリスリトールエステル類、ジオクチルアジペート、ジ
メチルアジペート、ジ−2−エチルヘキシルアジペー
ト、ジイソブチルアジペート、ジブチルアジペート、ジ
イソデシルアジペート、ジブチルジグリコールアジペー
ト、ジ−2−エチルヘキシルアゼレート、ジオクチルア
ゼレート、ジオクチルセバケート、ジ−2−エチルヘキ
シルセバケート、メチルアセチルリシノレートなどの脂
肪酸エステル類、ピロメリット酸オクチルエステルなど
のピロメリット酸エステル類、エポキシ化大豆油、エポ
キシ化アマニ油、エポキシ化脂肪酸アルキルエステル
(例えば、エポキシ化脂肪酸オクチルエステル)などの
エポキシ系可塑剤、アジピン酸エーテルエステル、ポリ
エーテルエステル、ポリエーテルなどのポリエーテル系
可塑剤などの可塑剤が1種または2種以上併用して使用
することができる。
可塑剤は、本発明の組成物の流動性向上および硬度を下
げる目的などで使用されるが、可塑剤の使用目的に応じ
て、本発明の(A)成分または(B)成分に選択的に入
るもの、または両成分に入るものなどを適宜選定するこ
とができる。
げる目的などで使用されるが、可塑剤の使用目的に応じ
て、本発明の(A)成分または(B)成分に選択的に入
るもの、または両成分に入るものなどを適宜選定するこ
とができる。
本発明の組成物に上記可塑剤を使用する場合、ブリード
性からフタル酸エステル類、リン酸エステル類、エポキ
シ系可塑剤、ポリエーテル系可塑剤などが好ましく、さ
らに好ましくはフタル酸エステル類およびポリエーテル
系可塑剤である。
性からフタル酸エステル類、リン酸エステル類、エポキ
シ系可塑剤、ポリエーテル系可塑剤などが好ましく、さ
らに好ましくはフタル酸エステル類およびポリエーテル
系可塑剤である。
フタル酸エステル類は、主に(A)成分の可塑化に効果
があり、ポリエーテル系可塑剤は主に(B)成分の可塑
化に効果がある。
があり、ポリエーテル系可塑剤は主に(B)成分の可塑
化に効果がある。
フタル酸エステル類の使用にあたり、射出成形時の揮発
成分量を少なくする目的から分子量300以上、好まし
くは400以上のものを使用する全可塑剤量中20%以
上使用することが好ましい。
成分量を少なくする目的から分子量300以上、好まし
くは400以上のものを使用する全可塑剤量中20%以
上使用することが好ましい。
ポリエーテル系可塑剤の中で好ましいものは、ポリエー
テルエステル系で分子量400以上のものである。
テルエステル系で分子量400以上のものである。
上記可塑剤は、本発明の(A)+(B)成分100重量
部に対して1〜200重量部の範囲で使用される。ま
た、液状NBR、液状アクリルゴム、液状ポリブタジエ
ンゴムなど液状ゴム、ベンゼンスルホン酸ブチルアマイ
ド、吉富製薬(株)POBO、新日本理化(株)サンソ
サイザーN400などのナイロン用可塑剤を、機械的強
度を損なわない範囲で配合することにより、流動性を改
善することができる。
部に対して1〜200重量部の範囲で使用される。ま
た、液状NBR、液状アクリルゴム、液状ポリブタジエ
ンゴムなど液状ゴム、ベンゼンスルホン酸ブチルアマイ
ド、吉富製薬(株)POBO、新日本理化(株)サンソ
サイザーN400などのナイロン用可塑剤を、機械的強
度を損なわない範囲で配合することにより、流動性を改
善することができる。
さらに、混合時にフェニレンジアミン系酸化防止剤(大
内新興化学工業(株)製ノクラックCD、ノクラックT
D、ノクラックG1、ノクラックWHITE)やイミダ
ゾール系酸化防止剤(大内新興化学工業(株)製ノクラ
ックMB、ノクラックMMB)やヒンダードフェノール
系酸化防止剤(BHT、ノクラック300)、各種紫外
線吸収剤を加えることができる。
内新興化学工業(株)製ノクラックCD、ノクラックT
D、ノクラックG1、ノクラックWHITE)やイミダ
ゾール系酸化防止剤(大内新興化学工業(株)製ノクラ
ックMB、ノクラックMMB)やヒンダードフェノール
系酸化防止剤(BHT、ノクラック300)、各種紫外
線吸収剤を加えることができる。
また、スチレン−ブタジエンブロック重合体、スチレン
−ブタジエン−スチレンブロック重合体、スチレン−ブ
タジエン−スチレンラジアルテレブロック重合体などの
芳香族ビニル−共役ジエン系ブロック共重合体および該
ブロック共重合体の水素化物、ポリプロピレン、ポリ塩
化ビニル、ポリカーボネート、PET、PBT、ポリア
セタール、エポキシ樹脂、フッ化ビニリデン、ポリスル
ホン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、PPS樹脂、ポ
リエーテルエーテルケトン、PPO樹脂、スチレン−メ
タクルリ酸メチル共重合体、スチレン−無水マレイン酸
共重合体、ゴム変性PPO樹脂、スチレン−マレイミド
系共重合体、ゴム変性スチレン−マレイミド系共重合
体、ポリアミド系エラストマー以外のエラストマー、例
えばポリエステル系エラストマーなどの樹脂や熱可塑性
エラストマーなどと適宜ブレンドすることができる。本
発明の熱可塑性エラストマー組成物の用途としては、ボ
ディパネル、バンパー部品、モールサイドシールド、ス
テアリングホイール、ジョイントブーツ、ストラットサ
スペンションブーツハンドルなどの自動車部品、靴底、
サンダルなどの履物、電線被覆、コネクター、キャップ
プラグなどの電気部品、ゴルフクラブグリップ、野球バ
ットのグリップ、自動車やオートバイのグリップ、水泳
用フィン、水中眼鏡などのレジャー用品、ガイケット、
防水布、油圧ホース、燃料ホース、フレオンホース、パ
ワステホース、コイルチューブ、パッキング、ロール、
ガーデンホース、ベルト、制振鋼板用制振材料キーボー
ド、カールコード、カップリング、ダストブーツ、O−
リングなどの素材として使用することが考えられる。
−ブタジエン−スチレンブロック重合体、スチレン−ブ
タジエン−スチレンラジアルテレブロック重合体などの
芳香族ビニル−共役ジエン系ブロック共重合体および該
ブロック共重合体の水素化物、ポリプロピレン、ポリ塩
化ビニル、ポリカーボネート、PET、PBT、ポリア
セタール、エポキシ樹脂、フッ化ビニリデン、ポリスル
ホン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、PPS樹脂、ポ
リエーテルエーテルケトン、PPO樹脂、スチレン−メ
タクルリ酸メチル共重合体、スチレン−無水マレイン酸
共重合体、ゴム変性PPO樹脂、スチレン−マレイミド
系共重合体、ゴム変性スチレン−マレイミド系共重合
体、ポリアミド系エラストマー以外のエラストマー、例
えばポリエステル系エラストマーなどの樹脂や熱可塑性
エラストマーなどと適宜ブレンドすることができる。本
発明の熱可塑性エラストマー組成物の用途としては、ボ
ディパネル、バンパー部品、モールサイドシールド、ス
テアリングホイール、ジョイントブーツ、ストラットサ
スペンションブーツハンドルなどの自動車部品、靴底、
サンダルなどの履物、電線被覆、コネクター、キャップ
プラグなどの電気部品、ゴルフクラブグリップ、野球バ
ットのグリップ、自動車やオートバイのグリップ、水泳
用フィン、水中眼鏡などのレジャー用品、ガイケット、
防水布、油圧ホース、燃料ホース、フレオンホース、パ
ワステホース、コイルチューブ、パッキング、ロール、
ガーデンホース、ベルト、制振鋼板用制振材料キーボー
ド、カールコード、カップリング、ダストブーツ、O−
リングなどの素材として使用することが考えられる。
e.実施例 次に実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明するが、
本発明はその要旨を越えない限り、これらの実施例に何
ら制限されるものではない。
本発明はその要旨を越えない限り、これらの実施例に何
ら制限されるものではない。
また、物性の測定は下記の方法によって実施した。
実施例1 下記に示す乳化重合処方を用い、内容積20のオート
クレーブ中において、下記の重合条件で乳化重合を行う
ことによって製造した。
クレーブ中において、下記の重合条件で乳化重合を行う
ことによって製造した。
乳化重合処方 重合転化率が90%に達したのち、モノマー100部当
り0.2部のヒドロキシルアミン硫酸塩を添加し、重合を
停止させた。得られた重合生成物を加温し、減圧下で約
70℃にて水蒸気蒸留によって残留モノマーを回収した
のち、老化防止剤としてアルキル化フェノール2部を添
加し、次いで耐圧管に得られたラテックスを入れ、11
0℃に加温してラテックスを凝固せしめ、そののち凝固
物を80℃で真空乾燥し、架橋カルボキシ変性NBRゴ
ムを得た。
り0.2部のヒドロキシルアミン硫酸塩を添加し、重合を
停止させた。得られた重合生成物を加温し、減圧下で約
70℃にて水蒸気蒸留によって残留モノマーを回収した
のち、老化防止剤としてアルキル化フェノール2部を添
加し、次いで耐圧管に得られたラテックスを入れ、11
0℃に加温してラテックスを凝固せしめ、そののち凝固
物を80℃で真空乾燥し、架橋カルボキシ変性NBRゴ
ムを得た。
上記に得られた架橋カルボキシ変性NBRゴム1gを細
断してメチルエチルケトン100gを加え25℃で一夜
放置したのち、高速遠心分離機を用いてゲルを沈降さ
せ、上澄液を濾過して除いた。得られたゲルにメチルエ
チルケトンを加えて攪拌したのち、遠心分離を行い、上
澄液を濾過して除いた。さらに同様の操作を2回繰り返
した。その結果、ゲル状ゴム0.83gが得られた。したが
って、上記架橋カルボキシ変性NBRゴム中のゲル含有
率は83%と求められた。ナイロン−11(東レ リル
サン BMN O P20)1.5kgと、上記で得られた
架橋カルボキシル変性NBRゴム1.5kgとを40mmφ押
出機を用いて200℃にて混合した後乾燥し、10オン
ス射出成形機により厚さ2mm、長さ12cm、巾10cmの
シート状に成形した。得られた厚さ2mm、長さ12cm、
巾10cmのシートより、JIS K−6301の方法に
したがってJIS 3号ダンベル状試験片を打ち抜き、
この試験片についてJIS K−6301の方法にした
がって引張試験を実施した。また硬度および圧縮永久歪
についてもJIS K−6301の方法にしたがって測
定した。その結果を表−1に示す。
断してメチルエチルケトン100gを加え25℃で一夜
放置したのち、高速遠心分離機を用いてゲルを沈降さ
せ、上澄液を濾過して除いた。得られたゲルにメチルエ
チルケトンを加えて攪拌したのち、遠心分離を行い、上
澄液を濾過して除いた。さらに同様の操作を2回繰り返
した。その結果、ゲル状ゴム0.83gが得られた。したが
って、上記架橋カルボキシ変性NBRゴム中のゲル含有
率は83%と求められた。ナイロン−11(東レ リル
サン BMN O P20)1.5kgと、上記で得られた
架橋カルボキシル変性NBRゴム1.5kgとを40mmφ押
出機を用いて200℃にて混合した後乾燥し、10オン
ス射出成形機により厚さ2mm、長さ12cm、巾10cmの
シート状に成形した。得られた厚さ2mm、長さ12cm、
巾10cmのシートより、JIS K−6301の方法に
したがってJIS 3号ダンベル状試験片を打ち抜き、
この試験片についてJIS K−6301の方法にした
がって引張試験を実施した。また硬度および圧縮永久歪
についてもJIS K−6301の方法にしたがって測
定した。その結果を表−1に示す。
実施例2〜4 実施例1のナイロン−11と架橋カルボキシ変性NBR
ゴムの量をそれぞれ2.1kg、0.9kgと2.7kg、0.3kgと0.9k
g、2.1kgと変量し実施例1と同様に混合、評価を行っ
た。その結果を表−1に示す。
ゴムの量をそれぞれ2.1kg、0.9kgと2.7kg、0.3kgと0.9k
g、2.1kgと変量し実施例1と同様に混合、評価を行っ
た。その結果を表−1に示す。
実施例5〜8 実施例1のナイロン−11の代わりにポリアミドエラス
トマー(アトケム社製PEBAX5533)を用いて同
様に架橋カルボキシ変性NBRとの組成物を評価した。
結果を表−1に示す。
トマー(アトケム社製PEBAX5533)を用いて同
様に架橋カルボキシ変性NBRとの組成物を評価した。
結果を表−1に示す。
実施例9 実施例6の架橋カルボキシ変性NBRの架橋性単量体
(ジビニルベンゼン)量を3%に変えて、架橋カルボキ
シ変性NBRのゲル量(架橋されたゴムの含有量)を変
量し、実施例6と同様に評価した。結果を表−1に示
す。
(ジビニルベンゼン)量を3%に変えて、架橋カルボキ
シ変性NBRのゲル量(架橋されたゴムの含有量)を変
量し、実施例6と同様に評価した。結果を表−1に示
す。
実施例10 実施例6の架橋エポキシ変性NBRを用いて組成物を製
造し、評価を行なった。結果を表−1に示す。
造し、評価を行なった。結果を表−1に示す。
但し、架橋エポキシ変性NBRは実施例1の単量体の組
成を以下の様に変え架橋エポキシ変性NBRを得た。
成を以下の様に変え架橋エポキシ変性NBRを得た。
比較例1 実施例6の架橋カルボキシ変性NBRの代わりにカルボ
キシ変性のない架橋NBR(日本合成ゴム製 JSRN
BRN2105)を用いた。結果を表−2に示す。
キシ変性のない架橋NBR(日本合成ゴム製 JSRN
BRN2105)を用いた。結果を表−2に示す。
変性のされていない架橋NBRでは組成物の引張強度、
伸度ともに大巾に低く実用上機械的物性に劣ることが判
る。
伸度ともに大巾に低く実用上機械的物性に劣ることが判
る。
比較例2 特開昭52−105925の方法にて提案されている動
的架硫法を過酸化物を用いて実施した。動的加硫方法は
時間を要するためにブラベーダーを用いて動的加硫を実
施した。
的架硫法を過酸化物を用いて実施した。動的加硫方法は
時間を要するためにブラベーダーを用いて動的加硫を実
施した。
ポリアミドエラストマー(アトケム社製PEBAX55
33)25gとNBR(日本合成ゴム社製JSRNBR
N230)ゴム25gをブラベンダーを用いて180
℃にて回転数60rpmで5分間溶融混練した後、過酸
化物としてパーヘキサ25Bを0.5g加え更に5分間動
的架橋をかけた。混練後直ちに出しロールにより1mmの
厚さのシートに成形した。本組成物を高化式フローテス
ターを使って流動性を調べたが230℃でも実質的な流
動は認められず射出成形は不可能と判断し、プレスによ
り成形を行った。
33)25gとNBR(日本合成ゴム社製JSRNBR
N230)ゴム25gをブラベンダーを用いて180
℃にて回転数60rpmで5分間溶融混練した後、過酸
化物としてパーヘキサ25Bを0.5g加え更に5分間動
的架橋をかけた。混練後直ちに出しロールにより1mmの
厚さのシートに成形した。本組成物を高化式フローテス
ターを使って流動性を調べたが230℃でも実質的な流
動は認められず射出成形は不可能と判断し、プレスによ
り成形を行った。
190℃の熱プレスにより10分間加熱し、さらに30
℃の冷プレスに移して冷却しながら100kg/cm2Gの
圧力をかけてプレス成形した。得られた厚さ1mm、長さ
11cm、巾9cmのシートより、JIS K−6301の
方法にしたがってJIS 3号ダンベル状試験片を打ち
抜き、この試験片についてJIS K−6301の方法
にしたがって引張試験を実施した。また硬度および圧縮
永久歪についてもJIS K−6301の方法にしたが
って測定した。その結果を表−2に示す。
℃の冷プレスに移して冷却しながら100kg/cm2Gの
圧力をかけてプレス成形した。得られた厚さ1mm、長さ
11cm、巾9cmのシートより、JIS K−6301の
方法にしたがってJIS 3号ダンベル状試験片を打ち
抜き、この試験片についてJIS K−6301の方法
にしたがって引張試験を実施した。また硬度および圧縮
永久歪についてもJIS K−6301の方法にしたが
って測定した。その結果を表−2に示す。
動的加硫法により製造した組成物は流動性が劣るばかり
でなく、機械的強度を低く、実用上使用に耐えないと予
想される。
でなく、機械的強度を低く、実用上使用に耐えないと予
想される。
比較例3 実施例1に示した架橋カルボキシル変性NBR動合時の
乳化剤を添加せずに重合を行った。重合後のゴムを粉砕
機により平均粒子径50mμの粉末ゴムを製造し、実施
例6と同様にポリアミドエラストマーと溶融混合し、評
価を行った。結果を表−2に示す。機械的強度も低く、
組成物表面も乱れていた。ゴムの粒子径も小さいことが
要求されることが判る。
乳化剤を添加せずに重合を行った。重合後のゴムを粉砕
機により平均粒子径50mμの粉末ゴムを製造し、実施
例6と同様にポリアミドエラストマーと溶融混合し、評
価を行った。結果を表−2に示す。機械的強度も低く、
組成物表面も乱れていた。ゴムの粒子径も小さいことが
要求されることが判る。
比較例4 架橋性単量体を添加することなく、実施例1の処方に従
ってカルボキシル変性NBRを製造した。次に、実施例
6と同様に組成物を製造し物性を評価した。結果を表−
2に示す。NBRが架橋されていないと圧縮永久歪が大
きく、熱可塑性エラストマーとして望ましくないことが
判る。
ってカルボキシル変性NBRを製造した。次に、実施例
6と同様に組成物を製造し物性を評価した。結果を表−
2に示す。NBRが架橋されていないと圧縮永久歪が大
きく、熱可塑性エラストマーとして望ましくないことが
判る。
比較例5 比較例4の組成物に亜鉛華を3部加えて溶融混練した後
評価を行った。結果を表−2に示す。金属塩による加硫
では圧縮永久歪は改善されなかった。
評価を行った。結果を表−2に示す。金属塩による加硫
では圧縮永久歪は改善されなかった。
実施例11 実施例10の架橋エポキシNBRとナイロン12ダイセ
ル社ダイアミド L2121と表−1の割合にてブレン
ドした。結果を表−1に示す。
ル社ダイアミド L2121と表−1の割合にてブレン
ドした。結果を表−1に示す。
実施例12 実施例1の単量体の組成を下記の様に変え、架橋カルボ
キシ変性スチレン−ブタジエン共重合ゴムを得た後実施
例6と同様にブレンドし評価を行った。結果を表−1に
示す。
キシ変性スチレン−ブタジエン共重合ゴムを得た後実施
例6と同様にブレンドし評価を行った。結果を表−1に
示す。
比較例6 実施例1の架橋カルボキシ変性NBR製造時のジビニル
ベンゼン量を0.001部に変えブル含有量13%の架橋カ
ルボキシル変性NBRを得た。実施例6と同様にブレン
ドした。結果を表−2に示す。
ベンゼン量を0.001部に変えブル含有量13%の架橋カ
ルボキシル変性NBRを得た。実施例6と同様にブレン
ドした。結果を表−2に示す。
耐屈曲性の評価 実施例6、10および比較例2によって得られた熱可塑
性組成物をロス屈曲試験機によりJISK6301に従
って評価した。屈曲による亀裂成長長さを図1に示す。
性組成物をロス屈曲試験機によりJISK6301に従
って評価した。屈曲による亀裂成長長さを図1に示す。
本発明により得られた熱可塑性組成物は優れた耐屈曲性
を有することが判る。
を有することが判る。
実施例13〜16 実施例−1の重合条件において、下記のモノマー組成に
代えて重合した以外は全て同じ条件で重合し、ゲル含率
88%のゴムを得た。
代えて重合した以外は全て同じ条件で重合し、ゲル含率
88%のゴムを得た。
モノマー組成 (部) アクリロニトリル 26 ブタジエン 14 n−ブチルアクリレート 52.5 メタクリル酸 6 ジビニルベンゼン 1.5 ポリアミドエラステマー(PEBAX 5533)と上
記ゴム成分、可塑剤を実施例−1同様、表−3の割合で
混合し評価した。評価結果を表−3に示した。
記ゴム成分、可塑剤を実施例−1同様、表−3の割合で
混合し評価した。評価結果を表−3に示した。
比較例7 実施例10のジビニルベンゼンを除き、非架橋のエポキ
シ変性NBRを下記の処方で得た。
シ変性NBRを下記の処方で得た。
単量体 アクリロニトリル 34部 ブタジエン 60部 グリシジルメタクリレート 6部 合計 100部 得られたエポキシ変性NBRを実施例10と同様にポリ
アミドエラストマーと混練、成形を行ない、物性の評価
を行なった。結果を比較例7に示す。比較例10と比
べ、引張強度、圧縮永久歪が大幅に劣る。
アミドエラストマーと混練、成形を行ない、物性の評価
を行なった。結果を比較例7に示す。比較例10と比
べ、引張強度、圧縮永久歪が大幅に劣る。
g.発明の効果 本発明のポリアミド及び/又はポリアミドエラストマー
に予め架橋されたゲル含量20%以上でかつカルボキシ
変性もしくはエポキシ変性されたゴムを溶融混合するこ
とによって圧縮永久歪、耐屈曲性、機械的強度、耐熱
性、耐油性に優れ工業材料として優れた特性を有する熱
可塑性エラストマーを得ることができる。
に予め架橋されたゲル含量20%以上でかつカルボキシ
変性もしくはエポキシ変性されたゴムを溶融混合するこ
とによって圧縮永久歪、耐屈曲性、機械的強度、耐熱
性、耐油性に優れ工業材料として優れた特性を有する熱
可塑性エラストマーを得ることができる。
図1は実施例6、10および比較例2の組成物の屈曲回
数と亀裂成長の関係を示したものである。
数と亀裂成長の関係を示したものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭50−6693(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】A)ポリアミド及び/又はポリアミドエラ
ストマー成分20〜99重量%及び B)架橋性単量体0.01〜20重量%とカルボキシル基及
び/又はエポキシ基を有する単量体0.01〜20重量%と
を共重合成分として含有し、平均粒子径が10mμ以下
でゲル含量が20%以上であるゴム成分80〜1重量%
より成ることを特徴とする熱可塑性重合体組成物。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62004423A JPH0623273B2 (ja) | 1987-01-12 | 1987-01-12 | 熱可塑性重合体組成物 |
KR1019880000120A KR880009090A (ko) | 1987-01-12 | 1988-01-11 | 열가소성 중합체 조성물 |
EP88300235A EP0275186A3 (en) | 1987-01-12 | 1988-01-12 | Thermoplastic polymer composition |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62004423A JPH0623273B2 (ja) | 1987-01-12 | 1987-01-12 | 熱可塑性重合体組成物 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPS63172749A JPS63172749A (ja) | 1988-07-16 |
JPH0623273B2 true JPH0623273B2 (ja) | 1994-03-30 |
Family
ID=11583857
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62004423A Expired - Lifetime JPH0623273B2 (ja) | 1987-01-12 | 1987-01-12 | 熱可塑性重合体組成物 |
Country Status (3)
Country | Link |
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EP (1) | EP0275186A3 (ja) |
JP (1) | JPH0623273B2 (ja) |
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US5202390A (en) * | 1988-07-28 | 1993-04-13 | Ciba-Geigy Corporation | Butadiene/polar comonomer copolymer and aromatic reactive end group-containing prepolymer |
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ZA899630B (en) * | 1988-12-22 | 1990-11-28 | Ferro Corp | Toughened polyamide compositions |
DE59010431D1 (de) * | 1989-02-02 | 1996-09-05 | Ciba Geigy Ag | Zähe Epoxidharze |
EP0626424B1 (en) | 1992-12-10 | 1999-06-09 | Daikin Industries, Limited | Thermoplastic resin composition |
Family Cites Families (6)
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US4174358A (en) * | 1975-05-23 | 1979-11-13 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Tough thermoplastic nylon compositions |
US4173556A (en) * | 1976-03-03 | 1979-11-06 | Monsanto Company | Elastoplastic compositions of rubber and polyamide |
DE3019233A1 (de) * | 1980-05-20 | 1981-11-26 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Elastomere thermoplastische formmassen |
DE3339000A1 (de) * | 1983-07-09 | 1985-01-17 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Thermoplastische polyamid-formmassen mit hoher zaehigkeit |
FR2592388B1 (fr) * | 1985-12-30 | 1988-02-26 | Atochem | Alliages a base de polyamide, polyetheramide et elastomere thermoplastique |
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1987
- 1987-01-12 JP JP62004423A patent/JPH0623273B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1988
- 1988-01-11 KR KR1019880000120A patent/KR880009090A/ko not_active Application Discontinuation
- 1988-01-12 EP EP88300235A patent/EP0275186A3/en not_active Withdrawn
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Publication number | Publication date |
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EP0275186A2 (en) | 1988-07-20 |
JPS63172749A (ja) | 1988-07-16 |
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KR880009090A (ko) | 1988-09-14 |
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