JPH06232668A - 音響機器 - Google Patents
音響機器Info
- Publication number
- JPH06232668A JPH06232668A JP1354393A JP1354393A JPH06232668A JP H06232668 A JPH06232668 A JP H06232668A JP 1354393 A JP1354393 A JP 1354393A JP 1354393 A JP1354393 A JP 1354393A JP H06232668 A JPH06232668 A JP H06232668A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tone
- characteristic
- dsp
- control circuit
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Stereophonic System (AREA)
- Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
- Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
- Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 DSP制御時トーンコントロール回路のトーン
特性をフラット特性に設定して最適音響特性の DSP効果
を得るものである。 【構成】 トーンコントロール回路11に接続する DSP回
路12の DSP接続検出手段1と、 DSP回路12接続時に上記
トーンコントロール回路11のフラット特性設定手段2
と、トーンコントロール回路11のフラット・トーン特性
時の DSP制御手段3とを備え、増幅器13を介してスピー
カ14より出力する音響出力手段5とで構成したものであ
る。
特性をフラット特性に設定して最適音響特性の DSP効果
を得るものである。 【構成】 トーンコントロール回路11に接続する DSP回
路12の DSP接続検出手段1と、 DSP回路12接続時に上記
トーンコントロール回路11のフラット特性設定手段2
と、トーンコントロール回路11のフラット・トーン特性
時の DSP制御手段3とを備え、増幅器13を介してスピー
カ14より出力する音響出力手段5とで構成したものであ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は DSP制御した音響特性
を有した音響機器に係り、特に、トーンコントロール回
路の音響特性をフラット特性にして効果的なディジタル
シグナルプロセッサ(以下、DSP という)制御の最適音
響特性を得るのに好適な音響機器に関する。
を有した音響機器に係り、特に、トーンコントロール回
路の音響特性をフラット特性にして効果的なディジタル
シグナルプロセッサ(以下、DSP という)制御の最適音
響特性を得るのに好適な音響機器に関する。
【0002】
【従来技術】従来より、トーンコントロール回路や DSP
回路を使用して任意のトーン特性や音響特性を得ること
ができる音響機器は、上記トーンコントロール回路で設
定したトーン特性に対して、更に、 DSP回路でグラフィ
ックイコライザ特性やホール効果特性などを加味するよ
う制御してスピーカより音響出力していた。
回路を使用して任意のトーン特性や音響特性を得ること
ができる音響機器は、上記トーンコントロール回路で設
定したトーン特性に対して、更に、 DSP回路でグラフィ
ックイコライザ特性やホール効果特性などを加味するよ
う制御してスピーカより音響出力していた。
【0003】上記、 DSP回路制御のグラフィックイコラ
イザ特性やホール効果特性などの周波数特性データは予
め決められた効果的な特性データが、機器に内蔵したメ
モリ回路に記憶されていて、この記憶された特性データ
を読み出して DSP回路を制御してグラフィックイコライ
ザ特性カーブなどを設定していた。
イザ特性やホール効果特性などの周波数特性データは予
め決められた効果的な特性データが、機器に内蔵したメ
モリ回路に記憶されていて、この記憶された特性データ
を読み出して DSP回路を制御してグラフィックイコライ
ザ特性カーブなどを設定していた。
【0004】この為、上記トーンコントロール回路のト
ーン特性の設定によって、上記 DSP回路の音響特性カー
ブが最適な音響特性にならない場合やユーザが聴取する
音楽によって最適な音響特性を得ることができない場合
が生じ、この様な時にユーザはトーンコントロール回路
のトーンボリューム調節を行って DSP回路制御からの出
力音響特性を効果ある音響特性になるよう操作し、ユー
ザは自分の希望に合った音響特性で出力して音楽などを
聴取していた。
ーン特性の設定によって、上記 DSP回路の音響特性カー
ブが最適な音響特性にならない場合やユーザが聴取する
音楽によって最適な音響特性を得ることができない場合
が生じ、この様な時にユーザはトーンコントロール回路
のトーンボリューム調節を行って DSP回路制御からの出
力音響特性を効果ある音響特性になるよう操作し、ユー
ザは自分の希望に合った音響特性で出力して音楽などを
聴取していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の音響機器は DSP制御によって最適グラフィックイコラ
イザ特性などの音響特性を得る場合、既に設定されてい
るトーンコントロール回路のトーン特性を加味して DSP
制御されるため、再度、トーンコントロール回路のトー
ンボリューム調節を行わなければならず、このトーンボ
リューム調節の煩わしさあり、また、手動で調整するた
め、トーンボリューム調節によって最適音響特性を設定
することが困難であった。
の音響機器は DSP制御によって最適グラフィックイコラ
イザ特性などの音響特性を得る場合、既に設定されてい
るトーンコントロール回路のトーン特性を加味して DSP
制御されるため、再度、トーンコントロール回路のトー
ンボリューム調節を行わなければならず、このトーンボ
リューム調節の煩わしさあり、また、手動で調整するた
め、トーンボリューム調節によって最適音響特性を設定
することが困難であった。
【0006】即ち、トーンコントロール回路のトーン特
性がフラット特性にある場合、上記DSP制御によるグラ
フィックイコライザ特性などの設定が最適音響特性にな
るように構成されているため、トーンコントロール回路
の特性がフラットに設定されていない場合は正常な DSP
制御の周波数特性の効果を得ることができないという欠
点があった。
性がフラット特性にある場合、上記DSP制御によるグラ
フィックイコライザ特性などの設定が最適音響特性にな
るように構成されているため、トーンコントロール回路
の特性がフラットに設定されていない場合は正常な DSP
制御の周波数特性の効果を得ることができないという欠
点があった。
【0007】また、従来の音響機器では、 DSP制御によ
って音響特性を設定する場合、トーンコントロール回路
を切り換えてトーンボリュームで調節したトーン特性を
加味すること無く、入力された音楽などのオーディオ信
号に対して DSP制御して DSP効果を出すよう構成したも
のもあったが、入力オーディオ信号が必ずしもフラット
特性で無く、入力オーディオ信号の周波数特性のまま D
SP制御しても最適音響特性を得ることができないという
欠点があった。
って音響特性を設定する場合、トーンコントロール回路
を切り換えてトーンボリュームで調節したトーン特性を
加味すること無く、入力された音楽などのオーディオ信
号に対して DSP制御して DSP効果を出すよう構成したも
のもあったが、入力オーディオ信号が必ずしもフラット
特性で無く、入力オーディオ信号の周波数特性のまま D
SP制御しても最適音響特性を得ることができないという
欠点があった。
【0008】この発明は上記した点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは従来例の欠点を解消
し、 DSP制御によって最適音響特性を得る場合にはトー
ンコントロール回路のトーン特性をフラット特性に設定
して DSP効果を得ることができる音響機器を提供すると
ころにある。
のであり、その目的とするところは従来例の欠点を解消
し、 DSP制御によって最適音響特性を得る場合にはトー
ンコントロール回路のトーン特性をフラット特性に設定
して DSP効果を得ることができる音響機器を提供すると
ころにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の音響機器はト
ーンコントロール回路と DSP回路によって各種の音響特
性を設定する音響機器において、上記トーンコントロー
ル回路と DSP回路とが接続されたとき上記トーンコント
ロール回路のトーン特性をフラットに設定するフラット
特性設定手段を備えた音響出力を得るよう構成したもの
である。
ーンコントロール回路と DSP回路によって各種の音響特
性を設定する音響機器において、上記トーンコントロー
ル回路と DSP回路とが接続されたとき上記トーンコント
ロール回路のトーン特性をフラットに設定するフラット
特性設定手段を備えた音響出力を得るよう構成したもの
である。
【0010】また、上記トーンコントロール回路のトー
ン特性をフラットに設定する直前のトーン特性を内部メ
モリに記憶する記憶手段を設けて構成しても良い。
ン特性をフラットに設定する直前のトーン特性を内部メ
モリに記憶する記憶手段を設けて構成しても良い。
【0011】
【作用】図1はこの発明の動作上の構成を示した機能ブ
ロック図であり、この発明の作用を図1の機能ブロック
図を用いて説明する。この発明によれば、音響出力特性
を設定するトーンコントロール回路に対し、 DSP回路に
よってグラフィックイコライザ特性やホール効果特性な
どを設定する場合、操作キーを操作して DSP回路をトー
ンコントロール回路の出力に接続すると、内蔵したマイ
クロコンピュータ(以下、マイコンという)は上記 DSP
回路が接続したことを検出する( DSP接続検出手段
1)。
ロック図であり、この発明の作用を図1の機能ブロック
図を用いて説明する。この発明によれば、音響出力特性
を設定するトーンコントロール回路に対し、 DSP回路に
よってグラフィックイコライザ特性やホール効果特性な
どを設定する場合、操作キーを操作して DSP回路をトー
ンコントロール回路の出力に接続すると、内蔵したマイ
クロコンピュータ(以下、マイコンという)は上記 DSP
回路が接続したことを検出する( DSP接続検出手段
1)。
【0012】この DSP接続を検出すると、マイコンは現
在設定されているトーンコントロール回路のトーン特性
データを内部のメモリに記憶すると同時に、トーンコン
トロール回路のトーン特性をフラット特性に設定する
(トーン・フラット特性設定手段)。また、今まで設定
されていた上記トーン特性データはメモリ記憶によって
消滅すること無く、任意に操作キーの操作で読み出すこ
とも可能である。
在設定されているトーンコントロール回路のトーン特性
データを内部のメモリに記憶すると同時に、トーンコン
トロール回路のトーン特性をフラット特性に設定する
(トーン・フラット特性設定手段)。また、今まで設定
されていた上記トーン特性データはメモリ記憶によって
消滅すること無く、任意に操作キーの操作で読み出すこ
とも可能である。
【0013】この様に、トーンコントロール回路のトー
ン特性をフラット特性にした状態でDSP制御することに
より、 DSP制御のグラフィックイコライザ特性やホール
効果特性を最適音響特性で設定することができ( DSP制
御手段3)、この最適音響特性で音楽オーディオ信号を
スピーカ出力してユーザは音楽聴取することができる
(音響出力手段5)。
ン特性をフラット特性にした状態でDSP制御することに
より、 DSP制御のグラフィックイコライザ特性やホール
効果特性を最適音響特性で設定することができ( DSP制
御手段3)、この最適音響特性で音楽オーディオ信号を
スピーカ出力してユーザは音楽聴取することができる
(音響出力手段5)。
【0014】一方、 DSP回路を接続すること無く、トー
ンコントロール回路のトーンボリュームを調節して音響
特性を設定する場合は、前記内部メモリに記憶したトー
ン特性データを読み出してトーンコントロール回路のト
ーンボリュームの設定点を制御してトーン特性を設定す
ることができ、また、ユーザがトーンコントロール調節
キーなどを操作してトーン特性をユーザの好みに応じて
設定し(トーン特性の設定手段4)、この設定したトー
ン特性によって音楽などのオーディオ信号を音響出力す
ることができる(音響出力手段5)。
ンコントロール回路のトーンボリュームを調節して音響
特性を設定する場合は、前記内部メモリに記憶したトー
ン特性データを読み出してトーンコントロール回路のト
ーンボリュームの設定点を制御してトーン特性を設定す
ることができ、また、ユーザがトーンコントロール調節
キーなどを操作してトーン特性をユーザの好みに応じて
設定し(トーン特性の設定手段4)、この設定したトー
ン特性によって音楽などのオーディオ信号を音響出力す
ることができる(音響出力手段5)。
【0015】この様に、この発明の音響機器は、 DSP接
続によって音響特性を DSP制御して設定する場合、トー
ンコントロール回路のトーン特性をフラット特性に設定
してDSP制御するので、音楽などのオーディオ信号を忠
実に DSP効果を得ることができ、更に、当初に設定した
DSP制御の最適なグラフィックイコライザ特性やホール
効果特性を聴取音楽に合わせて容易に設定することがで
きる。
続によって音響特性を DSP制御して設定する場合、トー
ンコントロール回路のトーン特性をフラット特性に設定
してDSP制御するので、音楽などのオーディオ信号を忠
実に DSP効果を得ることができ、更に、当初に設定した
DSP制御の最適なグラフィックイコライザ特性やホール
効果特性を聴取音楽に合わせて容易に設定することがで
きる。
【0016】
【実施例】この発明に係る音響機器の実施例を図1乃至
図3に基づいて説明する。図1はこの発明の動作上の構
成を示した機能ブロック図であり、図2はハードウェア
の要部のブロック図、図3は動作を説明したフローチャ
ートである。
図3に基づいて説明する。図1はこの発明の動作上の構
成を示した機能ブロック図であり、図2はハードウェア
の要部のブロック図、図3は動作を説明したフローチャ
ートである。
【0017】図2において、10はオーディオ信号の入力
端子であり、この入力端子1に供給されたオーディオ信
号はトーンコントロール回路11でトーンコントロールさ
れ、DSP回路12に供給される。13は増幅器であり、上記
DSP回路12の出力信号は増幅器13で増幅されてスピーカ1
4より出力される。
端子であり、この入力端子1に供給されたオーディオ信
号はトーンコントロール回路11でトーンコントロールさ
れ、DSP回路12に供給される。13は増幅器であり、上記
DSP回路12の出力信号は増幅器13で増幅されてスピーカ1
4より出力される。
【0018】15は操作キー、16はマイクロコンピュータ
であり、このマイクロコンピュータ16(以下、マイコン
16という)は周知のように基本的にはCPU,ROM,RAM 及び
入力ポート、出力ポートより構成され(図示せず)、RO
M にはCPU を制御するプログラムが書き込まれており、
CPU はこのプログラムに従って入力ポートに接続した操
作キー15や DSP回路12などより必要とされる外部データ
を取り込んだり、又はRAM との間でデータの授受を行な
ったりしながら演算処理し、必要に応じて処理データを
出力ポートよりトーンコントロール回路11や DSP回路12
に出力すると同時に、表示器17に必要データを出力して
表示することができる。
であり、このマイクロコンピュータ16(以下、マイコン
16という)は周知のように基本的にはCPU,ROM,RAM 及び
入力ポート、出力ポートより構成され(図示せず)、RO
M にはCPU を制御するプログラムが書き込まれており、
CPU はこのプログラムに従って入力ポートに接続した操
作キー15や DSP回路12などより必要とされる外部データ
を取り込んだり、又はRAM との間でデータの授受を行な
ったりしながら演算処理し、必要に応じて処理データを
出力ポートよりトーンコントロール回路11や DSP回路12
に出力すると同時に、表示器17に必要データを出力して
表示することができる。
【0019】また、マイコン16の出力ポートに接続した
データ通信ラインによって、 DSP回路12の入出力接続を
制御することができ、操作キー15の操作によって DSP回
路12の入出力接続を切り換えることができる。即ち、こ
の音響機器はトーンコントロール回路11のトーン特性の
みで音響特性を設定したり、又は DSP回路12の DSP制御
によってグラフィックイコライザ特性などの音響特性を
設定して音響出力することが可能である。
データ通信ラインによって、 DSP回路12の入出力接続を
制御することができ、操作キー15の操作によって DSP回
路12の入出力接続を切り換えることができる。即ち、こ
の音響機器はトーンコントロール回路11のトーン特性の
みで音響特性を設定したり、又は DSP回路12の DSP制御
によってグラフィックイコライザ特性などの音響特性を
設定して音響出力することが可能である。
【0020】この様に構成した音響機器は複数のソース
機器、例えばCDプレーヤ、カセットテープレコーダ又は
FM/AM チューナ等からのオーディオ信号を選択設定して
入力端子1に加えると、この入力オーディオ信号はトー
ンコントロール回路11のトーンボリューム調節器で設定
した音響特性に設定され、この音響特性カーブはマイコ
ン16を介して表示器17に表示されると共に DSP回路12に
供給される。
機器、例えばCDプレーヤ、カセットテープレコーダ又は
FM/AM チューナ等からのオーディオ信号を選択設定して
入力端子1に加えると、この入力オーディオ信号はトー
ンコントロール回路11のトーンボリューム調節器で設定
した音響特性に設定され、この音響特性カーブはマイコ
ン16を介して表示器17に表示されると共に DSP回路12に
供給される。
【0021】上記 DSP回路12は前述したように、マイコ
ン16の制御によって入出力接続を設定することができる
が、この DSP回路12の入出力接続によるトーンコントロ
ール回路11のトーン特性の設定動作を図3のフローチャ
ートにより説明する。
ン16の制御によって入出力接続を設定することができる
が、この DSP回路12の入出力接続によるトーンコントロ
ール回路11のトーン特性の設定動作を図3のフローチャ
ートにより説明する。
【0022】上記、 DSP回路12の入出力接続を操作キー
15からの操作データをマイコン16に供給して切り換え設
定すると、表示器17に DSP回路12の接続メニュを表示す
ると共に、現トーンコントロール回路11のトーンボリュ
ーム調節によって設定されたトーン特性データはマイコ
ン16内部のメモリ(RAM) に記憶され、1度調節して設定
したトーン特性データ情報が消滅されることを防止する
(ステップS1)。
15からの操作データをマイコン16に供給して切り換え設
定すると、表示器17に DSP回路12の接続メニュを表示す
ると共に、現トーンコントロール回路11のトーンボリュ
ーム調節によって設定されたトーン特性データはマイコ
ン16内部のメモリ(RAM) に記憶され、1度調節して設定
したトーン特性データ情報が消滅されることを防止する
(ステップS1)。
【0023】この様に、現トーン特性データをメモリに
記憶した後、マイコン16は DSP回路12の接続状態を検出
し(ステップS2)、 DSP回路12の入出力がトーンコント
ロール回路11と増幅器13との間に接続されている場合、
マイコン16はトーンコントロール回路11のトーン特性が
フラット特性になるようトーン特性データを設定し(ス
テップS3)、この設定したフラット特性データをトーン
コントロール回路11に転送する(ステップS4)。
記憶した後、マイコン16は DSP回路12の接続状態を検出
し(ステップS2)、 DSP回路12の入出力がトーンコント
ロール回路11と増幅器13との間に接続されている場合、
マイコン16はトーンコントロール回路11のトーン特性が
フラット特性になるようトーン特性データを設定し(ス
テップS3)、この設定したフラット特性データをトーン
コントロール回路11に転送する(ステップS4)。
【0024】このトーンコントロール回路11に転送され
たフラット特性データによってトーンコントロール回路
11を構成した複数のトーンボリュームは各々調節され
(ステップS5)、トーンコントロール回路11のトーン特
性はフラットに設定される(ステップS6)。
たフラット特性データによってトーンコントロール回路
11を構成した複数のトーンボリュームは各々調節され
(ステップS5)、トーンコントロール回路11のトーン特
性はフラットに設定される(ステップS6)。
【0025】即ち、入力端子10に供給されたオーディオ
信号はトーンコントロール回路11でフラットの周波数特
性になり、このフラット特性のオーディオ信号が DSP回
路12に供給される。この DSP回路12に供給されたオーデ
ィオ信号はフラット特性のまま DSP回路12で DSP制御が
成される。
信号はトーンコントロール回路11でフラットの周波数特
性になり、このフラット特性のオーディオ信号が DSP回
路12に供給される。この DSP回路12に供給されたオーデ
ィオ信号はフラット特性のまま DSP回路12で DSP制御が
成される。
【0026】この DSP回路12の DSP制御は、前述したよ
うに、音楽ソース信号によって個別に予め設定された最
適グラフィックイコライザ特性やホール効果特性などの
周波数特性に入力オーディオ信号の周波数特性を制御し
て設定するが、この DSP制御は前記トーンコントロール
回路11のトーン特性がフラットになって設定されている
ため、トーン特性に影響されること無く、常に DSP制御
による最適グラフィックイコライザ特性などの DSP効果
を上げることができる。
うに、音楽ソース信号によって個別に予め設定された最
適グラフィックイコライザ特性やホール効果特性などの
周波数特性に入力オーディオ信号の周波数特性を制御し
て設定するが、この DSP制御は前記トーンコントロール
回路11のトーン特性がフラットになって設定されている
ため、トーン特性に影響されること無く、常に DSP制御
による最適グラフィックイコライザ特性などの DSP効果
を上げることができる。
【0027】一方、上記マイコン16で DSP回路12の接続
状態を検出した時、この DSP回路12が未接続の場合(ス
テップS2)、トーンコントロール回路11のトーン特性は
ユーザ操作によるトーン特性データが設定され(ステッ
プS7)、トーンコントロール回路11にデータ転送される
(ステップS4)。
状態を検出した時、この DSP回路12が未接続の場合(ス
テップS2)、トーンコントロール回路11のトーン特性は
ユーザ操作によるトーン特性データが設定され(ステッ
プS7)、トーンコントロール回路11にデータ転送される
(ステップS4)。
【0028】この様に、トーンコントロール回路11にデ
ータ転送されたトーン特性データは、前記同様に、トー
ンコントロール回路11のトーンボリューム調節を実行し
(ステップS5)、この転送データによってトーンコント
ロール回路11のトーン特性を設定することができる(ス
テップS6)。
ータ転送されたトーン特性データは、前記同様に、トー
ンコントロール回路11のトーンボリューム調節を実行し
(ステップS5)、この転送データによってトーンコント
ロール回路11のトーン特性を設定することができる(ス
テップS6)。
【0029】即ち、 DSP回路12の未接続時はユーザが操
作設定したトーンコントロール回路11のトーン特性に入
力オーディオ信号は規制されてスピーカ14より音響出力
され、ユーザはトーンコントロール回路11の周波数特性
で音楽などのオーディオ信号を聴取することができる。
作設定したトーンコントロール回路11のトーン特性に入
力オーディオ信号は規制されてスピーカ14より音響出力
され、ユーザはトーンコントロール回路11の周波数特性
で音楽などのオーディオ信号を聴取することができる。
【0030】この様に、 DSP回路12の DSP制御機能を最
大限に発揮して音楽などをユーザは聴取することがで
き、更に、 DSP回路12の未接続時は以前設定したトーン
特性カーブをメモリから読み出してトーンコントロール
回路11に設定することも容易にできるので、常に音楽聴
取時には最適周波数特性を設定して聴取することができ
る。
大限に発揮して音楽などをユーザは聴取することがで
き、更に、 DSP回路12の未接続時は以前設定したトーン
特性カーブをメモリから読み出してトーンコントロール
回路11に設定することも容易にできるので、常に音楽聴
取時には最適周波数特性を設定して聴取することができ
る。
【0031】以上、音響機器のトーンコントロール回路
11と DSP回路12の周波数特性の設定について説明した
が、車載用電子機器や映像機器などの信号伝送回路にも
応用することができる。
11と DSP回路12の周波数特性の設定について説明した
が、車載用電子機器や映像機器などの信号伝送回路にも
応用することができる。
【0032】
【発明の効果】この発明に係る音響機器は前述のよう
に、 DSP回路12がトーンコントロール回路11に接続され
ると、今まで設定されていたトーンコントロール回路11
のトーン特性データをメモリに記憶すると同時に、トー
ンコントロール回路11のトーン特性をフラット特性に自
動的に設定されるので、入力された音楽などのオーディ
オ信号に忠実に DSP回路12の DSP制御を行うことがで
き、最大限の DSP効果を得ることができるという効果が
ある。
に、 DSP回路12がトーンコントロール回路11に接続され
ると、今まで設定されていたトーンコントロール回路11
のトーン特性データをメモリに記憶すると同時に、トー
ンコントロール回路11のトーン特性をフラット特性に自
動的に設定されるので、入力された音楽などのオーディ
オ信号に忠実に DSP回路12の DSP制御を行うことがで
き、最大限の DSP効果を得ることができるという効果が
ある。
【0033】また、 DSP回路12を未接続時は、以前に内
部のメモリに記憶した元のトーン特性データを読み出し
てトーンコントロール回路11のトーン特性を設定するこ
とができるので、ユーザは聴取音楽に合わせたトーン特
性で容易に音楽聴取できるという効果もある。
部のメモリに記憶した元のトーン特性データを読み出し
てトーンコントロール回路11のトーン特性を設定するこ
とができるので、ユーザは聴取音楽に合わせたトーン特
性で容易に音楽聴取できるという効果もある。
【0034】しかも、上記 DSP回路12接続時のトーンコ
ントロール回路11のトーン特性をフラット特性に設定す
る設定機能は、内蔵したマイコン16のソフトウェアに大
きく依存しており、コストを上げることなく機能アップ
することができるという効果があり、実施も容易である
などの優れた特長を有している。
ントロール回路11のトーン特性をフラット特性に設定す
る設定機能は、内蔵したマイコン16のソフトウェアに大
きく依存しており、コストを上げることなく機能アップ
することができるという効果があり、実施も容易である
などの優れた特長を有している。
【図1】この発明に係る音響機器の動作上の構成を示し
た機能ブロック図である。
た機能ブロック図である。
【図2】この発明の要部のハードウェアのブロック図で
ある。
ある。
【図3】この発明の動作を説明したフローチャートであ
る。
る。
10 オーディオ信号の入力端子 11 トーンコントロール回路 12 ディジタルシグナルプロセッサ(DSP) 回路 13 増幅器 14 スピーカ 15 操作キー 16 マイクロコンピュータ(マイコン) 17 表示器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04S 7/00 Z 8421−5H
Claims (2)
- 【請求項1】 トーンコントロール回路とディジタルシ
グナルプロセッサ(DSP)回路によって各種の音響特
性を設定する音響機器において、 上記トーンコントロール回路とDSP回路とが接続され
たとき上記トーンコントロール回路のトーン特性をフラ
ットに設定するフラット特性設定手段を備えた音響出力
を得るよう構成したことを特徴とする音響機器。 - 【請求項2】 上記トーンコントロール回路のトーン特
性をフラットに設定する直前のトーン特性を内部メモリ
に記憶する記憶手段を設けたことを特徴とする請求項1
記載の音響機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1354393A JPH06232668A (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 音響機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1354393A JPH06232668A (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 音響機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06232668A true JPH06232668A (ja) | 1994-08-19 |
Family
ID=11836076
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1354393A Pending JPH06232668A (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 音響機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06232668A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010004237A (ja) * | 2008-06-19 | 2010-01-07 | Alpine Electronics Inc | オーディオレベル制御装置 |
-
1993
- 1993-01-29 JP JP1354393A patent/JPH06232668A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010004237A (ja) * | 2008-06-19 | 2010-01-07 | Alpine Electronics Inc | オーディオレベル制御装置 |
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