JPH06232511A - 光学アセンブリの能動・受動合成断熱化装置 - Google Patents

光学アセンブリの能動・受動合成断熱化装置

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JPH06232511A
JPH06232511A JP5296282A JP29628293A JPH06232511A JP H06232511 A JPH06232511 A JP H06232511A JP 5296282 A JP5296282 A JP 5296282A JP 29628293 A JP29628293 A JP 29628293A JP H06232511 A JPH06232511 A JP H06232511A
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JP
Japan
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temperature
ring
lens
beam source
optical axis
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JP5296282A
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English (en)
Inventor
Michael J O'brien
ジョゼフ オブライエン マイケル
William B Smith
ブラッドレイ スミス ウィリアム
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Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
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Publication date
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
    • G02B7/028Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with means for compensating for changes in temperature or for controlling the temperature; thermal stabilisation
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/42Coupling light guides with opto-electronic elements
    • G02B6/4201Packages, e.g. shape, construction, internal or external details
    • G02B6/4204Packages, e.g. shape, construction, internal or external details the coupling comprising intermediate optical elements, e.g. lenses, holograms

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Semiconductor Lasers (AREA)
  • Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で、高い動作精度及び広い調整範
囲をもつ断熱光学アセンブリを安価に提供する。 【構成】 レーザダイオード38は、支持ベースプレー
ト28から熱的に分離された熱電気冷却器モジュール4
0に取り付けられている。レンズ36は、対偶ヒンジを
有するたわみ板30上に取り付けられている。たわみ板
30は、異種物質から成る同心状の内部補償リング24
及び外部補償リング26により支持されている。両リン
グ24、26は、ベース上所定距離でたわみ板を支持す
るように構成されている。各補償リングの熱膨張係数の
差は、たわみ板30の対偶ヒンジが、レンズ36のレー
ザダイオード38に対する径方向及び角度位置決めを維
持しつつシステム焦点長における熱シフトをほぼ補償す
るよう受動的に作用するよう選択されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本特許出願は、1992年8月3
1日付オブリエン他名義の共同発明であり、本願に参考
文献として記載した米国特許出願番号第860,936
号(発明の名称「小型受動断熱光学アセンブリ」)の関
連出願である。
【0002】本発明は、光学アセンブリにおける焦点距
離の温度補償を行うための手段に関する。
【0003】
【従来の技術】レーザ出力スキャナなどで見られるよう
なある種の光学アセンブリは、レーザダイオード及び平
行化レンズによって供給される安定単色平行化光ビーム
を必要とする。適切な光学的機能を得るためには、ビー
ム源は幅広い温度範囲にわたって所定のビーム品質を維
持しなければならない。従来の装置では、ビーム源及び
レンズは、装置が熱により誘起された構造変化を受けて
いる間、ビーム焦点距離を維持するよう働く機械的構造
内に取り付けられる。従って、断熱化(すなわち、温度
補償)は受動的または能動的に行われる。
【0004】受動的補償システムは、通常は光学系にお
ける種々の素子の熱膨張係数の相違に依存し、従って温
度による正味焦点移動は最小限に抑制される。たとえ
ば、従来の方法は、同心管系を使用するものであった
が、この構成では、同一物質で構成された場合には大型
でかさばるものになる。米国特許第4,730,335
号には、一連の連動管構造が開示されている。各管は、
光ポンプ個体レーザの単一光学素子を担持している。能
動補償系は、通常、光学系における種々の素子の能動温
度制御に依存する。これにより、温度変化は最小とな
る。例えば、熱電気冷却器は、米国特許第4,604,
753号に開示の装置では、レーザダイオードビーム源
の出力パワー及び波長を安定化させるために使用されて
いる;米国特許第4,656,635号及び4,99
3,801号には、ヘッド全体の作動温度を制御するた
めに熱電気冷却器が使用されたビーム源が開示されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、受動シ
ステムの精度は、システムのある種の部品構造のために
選択された素材のCTE(熱膨張係数)に依存する。従
って、必要なシステム部品の製造に適した素材によって
所望のCTEが示されないだけのため、あるいはCTE
は得られるが不安定であるためなどによって、いくつか
の受動構造が製造できなくなる。更に、周知の能動シス
テムの精度は、許容度を正確に設定するための複雑な部
品の構造に依存することが少なくない。従って、上記の
方法は、ある種の装置に対する希望のレベルよりも、費
用がかかりすぎると共に複雑化し、且つ得られる精度が
低く、調整範囲も狭いということが明らかとなった。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明によれ
ば、改善された断熱光学アセンブリの好適な実施例は、
能動温度補償構造体内に一体的に取り付けられたレーザ
ダイオードやコリメータレンズなどのレーザビーム源を
含むように構成される。レーザダイオード源は、アセン
ブリ取付面として機能する支持ベースプレートから熱的
に分離されたビーム源マウント内に取り付けられてい
る。平行化レンズは、対偶ヒンジを有するたわみ板上に
取り付けられている。たわみ板は、ベース上方の所定距
離においてたわみ板を支持するよう配置された異種物質
の同心状内部及び外部補償リングによって支持されてい
る。各補償リングの熱膨張係数(CTE)差は、たわみ
板の対偶ヒンジが、レーザダイオード源に対するレンズ
の径方向及び角度位置決めを維持しつつ、システム焦点
距離における熱シフトに対する近似補償を行うように受
動的に作用するよう、選択される。これにより、平行化
レンズの軸方向移動を制御することができる。ビーム源
マウントに機能接続された第1熱素子、及び外部補償リ
ングに機能接続されると共に内部補償リングから熱的に
分離された第2熱素子は、内部補償リング、外部補償リ
ング、及びレンズバレル温度に従って制御される。熱素
子は、内部及び外部補償リング温度を能動的に調整し、
これによって対偶ヒンジの受動的作用によって可能とな
る動作精度または動作範囲のあらゆる不全を取り替えま
たは補正することができる。従って、受動及び能動断熱
作用の合成により、受動または能動システム作用単独で
得られる場合よりも、より正確な熱誘起焦点シフトに対
する補償を行うことが可能となる。
【0007】本発明、その目的、及び効果は、以下に述
べた好適な実施例の詳細な説明において、一層明瞭とな
ろう。
【0008】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の好適な実施例を
説明する。各図を通じ、同一符号は同等の構成要素を示
す。
【0009】図1に示すように、本発明の好適な実施例
は、幅広い作用温度にわたり、本質的に一定の品質の平
行化レーザビームを発生するために使用される断熱光学
アセンブリ20として構成されている。温度補償構造
は、それぞれがベースプレート28とたわみ板30との
間に固定された内部及び外部補償リング24、26を含
む。好適にはたわみ板内における円形ノッチ32、34
の形態をとる対偶ヒンジにより、プレート30の一また
は複数の部分におけるたわみ板における局部変形が行わ
れる。ベースプレート28は、十分な厚さ及び剛性を有
しており、従ってそれらに生じる変形は、たわみ板30
に生じる変形に比べると取るに足らない。たわみ板30
内に配置された平行化レンズ36は、光ビーム22の光
学軸と位置決めされている。ビーム源は、好適にはベー
スプレート28内に固定されたレーザダイオード38の
形態を取る。レンズ36のダイオード38に対する径方
向及び角度位置決めは、構造体23の円柱状ジオメトリ
によって維持されている。アセンブリは、当該技術分野
の周知技術によって製造されている間、初期位置決め及
び収束されていることが観察される。
【0010】補償リング24、26の温度シフトに対す
る観察された受動応答は、その後ビーム源に対するレン
ズ36の軸方向移動を生成し、これによってそうでなけ
れば生じるであろう焦点距離シフトをほぼ補正すること
ができる。補償リング24、26に対する素材は、異な
る熱膨張係数(α1及びα2)を持つように選択され、
これによって各補償リングは、温度が変化するに従って
高さが変化する。対偶ヒンジは上部たわみ板30内で小
さな歪に対して作用可能であるので、レンズ36は、内
部補償リング24の頂部に配置された支点40を中心と
した「てこ」の作用によって、軸方向に移動することと
なる。
【0011】内部補償リング24は、レーザダイオード
取付ブロック39の一体部として形成されている。これ
らは、好ましくは熱電気冷却器(TEC)モジュール4
0及び吸熱器41の形態の第1熱素子によって一緒に冷
却される。外部補償リング26は、その外壁上の一体径
方向吸熱器と隣接しているか、あるいは該吸熱器を形成
するように延設されている。好適には電気ヒータ43の
形態をとる第2熱素子は、外部補償リング26の内壁に
機能接続されている。たわみ板30は、その低熱伝導性
のために選択された物質から形成され、これによって内
部及び外部補償リング24、26を熱的に分離する。内
部補償リング24及びダイオードマウント39は、熱分
離スペーサ44によってベースプレート28から熱的に
分離されている。絶縁体48は、内部補償リングと外部
補償リングとの間のキャビテイを充填するように配置さ
れている。サーミスタ46は、それらの部品の温度をモ
ニタするため、内部補償リング、外部補償リング、及び
レンズバレル上に配置されている。
【0012】アセンブリ20の熱/機械的作用をモデリ
ングするための重要な寸法を図2に示す。平行化レンズ
の力学的動作の度合いは、いくつかの因子によって制御
可能である。たわみ板30のヒンジ部の寸法及び内部及
び外部補償リング24、26の位置を変化させることに
よって、所定の外部補償リング高さに対して種々の温度
補償効果が得ることができる。ヒンジ点(ノッチ32、
34)におけるたわみ板の剛性は、たわみ板の残部にお
けるバルク物質の合成に比して極めて低いので、径方向
レベルアーム入力及び出力値は、それぞれ径方向量R4
及びR3によって設定される。支点位置40は、R3と
R4との間の所定点において、内部補償リング半径R1
を選択することによって設定される。このレベリング構
成により、(R4−R1):(R1−R3)の比に依存
する機械的移動が増幅または減少する。対偶ヒンジ作用
は、外部補償リング半径R2から独立している。理由
は、たわみ板30バルク厚は、曲げモーメントがR4で
ヒンジ領域へ直接伝達されるからである。また、補償リ
ング24、26は異なる熱膨張係数(α1及びα2)を
有し、てこシステムへの入力は、内部及び外部補償リン
グ長L1及びL2、CTE差(α1−α2)、及び及び
構造が受ける温度変化DTに比例する。
【0013】内部及び外部補償リング長L1,L2、熱
膨張係数(α1及びα2)、及びベースのCTE(α
3)は変化し、光学系焦点長(光学的及び機械的)の温
度による変化Dfが決定され、L1、L2,α1、α
2、及びα3は次の関係によって最適化される: Df=L1・α1・[(R1−R3)/(R4−R1)] ・[L2・(α2−α3)+L1・(α3−α1)] … (1) ここで、 L1=内部補償リング長 L2=外部補償リング長 R1=内部補償リング半径 R3=内部ヒンジ半径 R4=外部ヒンジ半径 1=内部補償リングCTE 2=外部補償リングCTE 3=ベース物質CTE 内部補償リングと外部補償リングとが同じ長さである場
合(L1=L2=L0): Df=L0[α1 −(α2−α1)*(R1−R3)/(R4−R1)]… (2) 通常、上記熱係数は、アセンブリ製造時に選択された物
質及び製造方法によって定められる。R3、R4及びL
2は、通常はレンズ特性及び使用可能スペースによって
定められ、L1及びR1は所望の温度補償度を設定でき
るよう選択可能としている。さらに、製造許容差を低減
するには、次のことを実行すればよいと考えられる: a.(R4−R3)/(R1−R3)を最大化する; b.(α2)/(α1)を最大化する; c.(R4−R3)/(R1−R3)=(α2)/(α
1)にセットする; 部品の幾何学的関係より、総レンズ移動量は次のように
演算される: δ=[(R1−R3)/(R4−R1)] ・[α2・(T2−T0)−α1・(T1−T0)]・L0 … (3) ここで、 T0=システムの初期アセンブリにおける名
目システム温度 T1=内部補償リングの温度 T2=外部補償リングの温度 システム焦点長のDfの変化は、温度に正比例し、次の
ように表される: Df=Fo・K・(T3−T0) … (4) ここで、T3=レンズ温度; K=レンズに対する測定
された焦点シフト;及びFoはアセンブリにおける初期
焦点距離である(ユニットは、一定初期温度で組み立て
られ、収束されなければならない)。外部補償リング温
度T2は制御されなければならず、他のシステムパラメ
ータは固定されなければならないので、制御方程式は次
のようになる: T2=T0+(α1/α2)[T1−T0]+[(FoK)/(Rα2L o)][T3−To] … (5) 当業者であれば、上記各パラメータを変化させることに
よって構造23の幾何を最適化し、これによって製造公
差に対する感度を最小化できる。光学アセンブリの一実
施例は、α2がα1より大きくなるように設定され、こ
れによって環境温度の上昇と共に、焦点距離が増大する
こととなる。光学アセンブリ20の第2の他の実施例
は、環境温度の増大とともに焦点距離を減少させるよう
作用する。他の実施例では、たわみ板応答は、その径方
向寸法に従って変化する剛性を有するたわみ板を使用す
ることによって非線形化することができる。
【0014】図3は、素材の適切な選択、適切な構造、
及びアセンブリ20の作用によって実効される焦点シフ
トの例を示すものである。コリメータの焦点距離の温度
に対する非補償応答は、ライン(A)で示されている。
このライン(A)は、レンズ焦点長さ及び相対ビーム源
位置の変化作用によって、システムの光学焦点長さの非
補償シフトとして反映される。アセンブリの純受動応答
性は、ライン(B)によって示されている。従来の受動
断熱構成では、ライン(A)及び(B)は、完全補償に
対する等しくかつ逆の傾きを有するものと予測される。
しかし、本発明の従来技術の説明の欄で示したように、
製造に適した物質からのα1及びα2の制限された選択
により、これまではライン(C)で示されるように全体
の応答性は所望のレベルに達しなかった。しかし、本発
明の特徴によれば、正確な断熱効果を得るために必要な
残存補正は、内部及び外部補償リングを制御することに
よって得られ、これによってライン(D)の傾きすなわ
ち能動システム焦点シフトがライン(C)の傾きと等し
くかつ逆向きとなる。この結果得られる(補償された)
システム全体の応答性をライン(E)で示す。ライン
(E)は、効果的なシステム焦点長さがより正確に断熱
化される(すなわち、温度に対して一定)ことを示して
いる。さらに、ライン(E)によって示される応答性
は、α1及びα2が全ての有用な受動補償を行うように
選択された時に最も安定であることが理解される。これ
により、内部及び外部補償リング温度差(T2−T1)
の制御により、所用能動補償量を最小限に抑制できるこ
ととなる。システムの能動断熱化応答は、これにより受
動断熱化応答の欠点を補うことができる。
【0015】高解像度出力ライターに使用される、本発
明に従って構成された断熱化光学ヘッドアセンブリ60
の特定の好適な実施例を図4に示す。ビーム源38は、
ヒタチモデルHL7806Gレーザダイオードとして市
販されているレーザダイオードである。内部冷却された
ダイオードマウント39及び内部補償リング24は、黄
銅から形成されている。熱電気冷却器(TEC)モジュ
ール40(マーロウインダストリーズモデルSD150
7として市販)が付属吸熱器41と共にダイオードマウ
ント39に固定されており、これによってビーム源38
及び内部補償リング24を一定温度に保持することがで
きる。熱電気冷却器(ワイヤルーテイングのための中心
孔を有するように改良)40は、ダイオードマウント3
9と黒陽極化アルミニウム径方向フィン吸熱器41との
間にクランプされている。内部補償リング/ダイオード
アセンブリはベースプレート28に取り付けられ、かつ
内部補償リング24とほぼ同じCTEをもつ15%ガラ
ス充填ポリカーボネート分離ワッシャ44でそれから熱
的に分離されている。熱電気クーラモジュール40は、
これによってダイオードマウント39及び内部保証リン
グ24のみからの熱を除去するために必要となる。
【0016】たわみ板30は、好適には20%ガラス充
填ポリカーボネートからモールドされ、これによって外
部補償リング26から内部補償リング24への熱伝導を
最小限に抑制することができる。内部補償リング24及
び外部補償リング26は、たわみ板の下側に適切な接着
剤によってセメントされている。たわみ板30内のボア
は、平行化レンズ36A(イーストマンコダックカンパ
ニーよりモデルQ−28として市販)を保持するように
構成されている。
【0017】外部補償リング26もまた、ベースプレー
ト28へセメントされている。図示したように、外部補
償リング26は、好適には外部補償リング26の内壁に
そって非誘起的に巻回された電気的に分離されたニクロ
ムヒーティングでフィン型アルミシリンダとして形成さ
れることが望ましい。ファイバグラスウールは、内部補
償リング24と外部補償リング26との間の空洞を充填
する絶縁体48として使用される。線形化サーミスタ4
6は、内部補償リング壁の中央及びレンズバレル上のた
わみ板近傍における関連温度を測定するために使用され
る。イエロースプリングズインストルメンツからモデル
YS−44018として市販されているサーミスタ46
は、ロクタイトOUTPUT384として市販されてい
る熱誘起性接着剤などで取り付けることが好適である。
また、アセンブリは、最終レンズ位置決め前に不活性ガ
スで充填することができ、これによって機械的保護及び
ビーム源に対する密封環境の双方が達成される。
【0018】
【発明の効果】本発明に従って構成された断熱光学アセ
ンブリによれば、以下の及び他の利点及び効果を提供す
ることができる。アセンブリの部品は容易に製造でき、
且つ製造公差に対する部品感度を最小限に抑制するよう
確実に設計可能である。アセンブリは、それ以外では補
償できない幅広い焦点長さシフトをアドレスするのに適
している。従来技術の受動補償構成では補償に使用可能
パラメータ数が少ないのに対し、本発明によれば、3組
の受動制御パラメータ(L,R,α)及び2個の能動制
御パラメータ(内部補償リング24及び外部補償リング
26の温度T1及びT2)を変化させることによって最
適の温度補償を行うことができる。さらに、受動断熱に
おける任意の第2非線形性は、能動断熱の適切な制御に
よって補正可能である。従って、観察された光学アセン
ブリによれば、極めて正確な断熱作用が得られ、その一
つは純粋な受動構成によって得られるものよりも、遥か
に正確である。
【0019】本発明は、特にその好適な実施例について
説明してきたが、種々の変更及び改良例が本発明の精神
及び範囲から逸脱することなく、実施可能であることが
理解される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された光学アセンブリの簡
略化側断面図である。
【図2】図1のアセンブリの作用の分析に有用な簡略化
モデルを示す図である。
【図3】環境温度に従って、図1のアセンブリの焦点距
離の変化を示すグラフ図である。
【図4】図1のアセンブリの特定の好適な実施例の側断
面図である。
【符号の説明】
20 断熱光学アセンブリ 22 平行化レーザビーム 24 内部補償リング 26 外部補償リング 28 ベースプレート 30 たわみ板 36 レンズ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビーム源マウントを含み、ビーム源を該
    マウント上部の所定位置に支持し、これによって光ビー
    ム光学軸を定める手段であって、前記ビーム源マウント
    は膨張率α1を有すると共に前記支持手段から熱的に分
    離されている支持手段と、 光学軸上のビーム平行化手段位置でビーム平行化手段を
    位置決めし、光学軸に沿って平行化手段を移動させるよ
    う動作可能な対偶ヒンジを有するたわみ板と、 対偶ヒンジの能動及び受動動作を合成して平行化手段を
    移動させるよう、対偶ヒンジに取り付けられた温度補償
    手段と、 を含むビーム平行化手段によってビームの断熱平行化を
    行う装置において、 a)ビーム源マウントと温度的に一体化され、光学軸か
    ら第1所定半径R1において支持手段とたわみ板との間
    に機能接続され、膨張率α1を有する内部補償リング
    と、 b)内部補償リング及びビーム源マウントに機能接続さ
    れ、その内部を第1温度T1に設定する第1熱素子手段
    と、 c)光学軸から第2所定半径R2において支持手段とた
    わみ板との間に機能接続され、選択された膨張率α2を
    有する外部補償リングと、 外部補償リングに機能接続され、その内部を第2温度T
    2に設定する第2熱素子手段と、 を含むことを特徴とするビーム断熱平行化装置。
JP5296282A 1992-12-23 1993-11-26 光学アセンブリの能動・受動合成断熱化装置 Pending JPH06232511A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/993,887 US5313333A (en) 1992-12-23 1992-12-23 Method and apparatus for combined active and passive athermalization of an optical assembly
US993887 1992-12-23

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EP (1) EP0604327A1 (ja)
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