JPH06231531A - 光ディスク装置の制御方法 - Google Patents

光ディスク装置の制御方法

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JPH06231531A
JPH06231531A JP3400193A JP3400193A JPH06231531A JP H06231531 A JPH06231531 A JP H06231531A JP 3400193 A JP3400193 A JP 3400193A JP 3400193 A JP3400193 A JP 3400193A JP H06231531 A JPH06231531 A JP H06231531A
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JP
Japan
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information
area
magneto
optical disk
sfp
Prior art date
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Pending
Application number
JP3400193A
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English (en)
Inventor
Natsuhiro Gotou
夏弘 後藤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置起動後のイニシャライズ時間を短縮し、
ホストコンピュータの命令を早く受け付け可能にする。 【構成】 予めSFP領域の記録情報をDMA領域内に
記録しておき、装置起動時に、SFP領域は読み取らず
DMA領域だけ読み取って、イニシャライズ動作する。 【効果】 SFP領域を読み取る時間分だけ、イニシャ
ライズ時間が短縮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、追記型および書換可能
型の各種光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク装置は、起動して最初に光デ
ィスクにアクセスする場合、SFP(Sector F
ormat Part)領域とDMA(Defect
Manegiment Area)領域の記録情報を読
み取る。
【0003】SFP領域の記録情報は、記録データのフ
ォーマットに関する情報や、レーザ光の照射パワーなど
光ディスクに対する駆動条件を示している。DMA領域
の記録情報は、トラックのグループ分けの仕方や欠陥セ
クタに関する情報を示している。
【0004】光ディスク装置は、読み取ったそれらの情
報により動作条件を決定する。光ディスクが起動した
後、このように動作条件を決定する動作をイニシャライ
ズ動作と呼んでいる。
【0005】このイニシャライズ動作が完了することに
より、ホストコンピュータからの命令情報を受け付け
て、各種動作を実行することが可能になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、光ディスク
上で上記SFP領域とDAM領域は、離れたトラック位
置に形成されている。
【0007】従来の光ディスク装置は、イニシャライズ
動作の際、そのようなSFP領域とDAM領域とをそれ
ぞれ読み取っていたので、装置起動後、ホストコンピュ
ータの命令を受け付け可能になるまで時間がかかるとい
う問題があった。
【0008】本発明は、上記の問題を解決し、装置起動
後、ホストコンピュータの命令を早く受け付けることが
できる光ディスク装置の制御方法を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、予
めSFP領域の記録情報をDMA領域内に記録してお
き、装置が起動した際に、SFP領域は読み取らずDM
A領域だけ読み取って、装置の動作条件を決定するよう
にしたことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】SFP領域を読み取らずに、イニシャル動作を
実行することができるので、装置起動後、ホストコンピ
ュータの命令を早く受け付けることができるようにな
る。
【0011】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施例に係るコンピュ
ータシステムの概略ブロック構成図を示したもので、光
磁気ディスク装置1は、ホストコンピュータ2に接続さ
れている。光磁気ディスク装置1内の記録再生部11
は、ホストコンピュータ2の命令情報に従って、光磁気
ディスク12にアクセスして情報の記録再生などを実行
するようになっている。
【0013】光磁気ディスク12は、光磁気ディスク装
置1に対して着脱自在もので、例えば、ISO(Int
ernational Organization f
orStandardization)の規格IS10
090に準拠している。
【0014】光磁気ディスク12の情報記録領域は、図
2に示すように、内周トラック側から順に、PEP(P
hase Encoded Part)領域,遷移領
域,SFP領域,製造者用領域,ユーザゾーン,製造者
用領域およびSFP領域に区分されている。また、ユー
ザゾーンは、さらにDMA領域とユーザエリアとに区分
されている。
【0015】以上の構成で、本実施例のコンピュータシ
ステムを使用する場合、オペレータは、図3に示すよう
に、光磁気ディスク装置1に光磁気ディスク12を装着
する(処理101)。
【0016】光磁気ディスク装置1は、光磁気ディスク
12が装着されると、光磁気ディスク12の回転駆動を
開始する(処理102)。そして、DMA領域に記録デ
ータがあるかどうかを判定する。この判定は、例えば、
実際に記録データの読取動作を実行することにより行な
う(処理103)。
【0017】いま、装着された光磁気ディスク12が新
規購入した未使用品であったとすると、DMA領域に
は、まだデータが記録されていない。この場合には(処
理103のN)、ホストコンピュータ2からフォーマッ
トコマンドが送出されるまで待機する(処理104のN
のループ)。
【0018】オペレータは、未使用の光磁気ディスク1
2を装着した場合、ホストコンピュータ2側の所定の操
作でディスクフォーマットを指示する。これにより、ホ
ストコンピュータ2から光磁気ディスク装置1にフォー
マットコマンドが送出される。
【0019】光磁気ディスク装置1は、フォーマットコ
マンドを受信すると(処理104のY)、光磁気ディス
ク12のSFP領域を読み取る(処理105)。SFP
領域には、光磁気ディスク12の記録データの符号や記
録フォーマットのほか、レーザ光の反射率,光磁気ディ
スク12の回転速度,レーザ光の波長,データ記録時お
よび再生時のレーザ光の照射パワー,記録パルス幅など
の情報が記録されている。光磁気ディスク装置1は、読
み取ったそれらの情報に従って、光磁気ディスク12に
対する駆動条件や記録再生条件を決定する(処理10
6)。
【0020】次いで、ユーザゾーン全体にわたって、消
去動作を実行した後、所定の変調方式で、例えばオール
“0”という初期データを記録して、ユーザゾーンを初
期化する。また、その記録データを読み出してチェック
し、欠陥セクタを検出する(処理107)。なお、欠陥
セクタは、通常新しい光ディスクの場合、検出されな
い。
【0021】この後、従来と同様に、DMA領域に、図
4(a)に示すように、DDS(Disk Defin
ition Structure)情報とPDL(Pr
imary Defect List)情報およびSD
L(Secondary Defect List)情
報をそれぞれ記録する。これらの情報は、それぞれ異な
るセクタに記録すると共に、同一情報を複数のセクタに
分散して記録する。
【0022】DDS情報は、ディスク構造を示す情報で
あり、前記規格により決められている特定のセクタに記
録する。PDL情報とSDL情報とは、そのDDS情報
で指定した位置に記録する。PDL情報は、上記初期化
の際に検出した欠陥セクタの位置を示す情報であり、検
出しなかった場合には欠陥セクタが無い旨を記録する。
また、SDLは、PDLが登録された後、ユーザにより
使用中に検知される欠陥セクタの位置を記録するもので
あり、いまの場合該当する欠陥セクタが無い旨を記録す
る(処理108)。
【0023】次に、本実施例では、図4(b)に示すよ
うに、DDS情報のセクタ内に、さらにSFP情報の内
の主要情報を記録する。前記規格では、1セクタは、1
024バイトまたは512バイトに設定される。一方、
DDS情報は、22バイトで構成されているので、その
1セクタ内の大部分が空いている。本実施例では、その
空き領域に、SFP情報の内、光磁気ディスク12をア
クセスするために必要な主要情報を記録する。記録する
情報は、例えば、光磁気ディスク12の記録フォーマッ
ト,レーザ光の再生パワー,記録パルス幅および記録パ
ワーなどである(処理109)。
【0024】このようにして、光磁気ディスク12のフ
ォーマットが完了する。この後、光磁気ディスク装置1
は、ホストコンピュータ2からのコマンドの受信を監視
する(処理110のNのループ)。そして、コマンドを
受信すると(処理110のY)、受信したコマンドに従
って、光磁気ディスク12へのデータ記録や記録データ
の読み出など、所定の動作を実行する(処理111)。
その動作が終了すると、再度コマンド監視に戻る(処理
110)。
【0025】一方、光磁気ディスク装置1に、上記のよ
うなフォーマット処理が済んだ光磁気ディスク12を装
着したとする。この場合、光磁気ディスク装置1は、D
MA領域の記録データを検知する。この場合(処理10
3のY)、そのDMA領域の記録情報、すなわち図4に
示した各種情報を読み取る(処理112)。
【0026】光磁気ディスク装置1は、その情報に従っ
て、動作条件を決定してイニシャライズを完了する(処
理113)。そして、直ちにホストコンピュータ2のコ
マンド監視に移行する(処理110のNのループ)。
【0027】以上のように、本実施例では、光磁気ディ
スク12のフォーマット処理の際に、SFP領域の主要
情報をDMA領域のDDS情報と同じセクタ内に記録し
ている。そして、フォーマット済みの光磁気ディスク1
2が装着された場合には、DMA領域だけ読み取って動
作条件を決定し、ホストコンピュータ2からのコマンド
受信を監視するようにしている。
【0028】従って、従来のように光磁気ディスク装置
1が起動するごとにSFP領域を読み取る必要がなくな
り、その読取時間分だけ、イニシャライズに要する時間
が短縮される。これにより、光磁気ディスク装置1は、
起動した後、ホストコンピュータの命令を早く受け付け
ることができるようになる。
【0029】また、SFP領域の主要情報をDMA領域
に記録する動作は、光磁気ディスク12のフォーマット
処理で実行するので、従来の光磁気ディスクをそのまま
使用することができる。
【0030】ところで、上述の実施例では、SFP領域
の主要情報をそのままDMA領域に記録するようにした
が、略号で記録するようにしてもよい。その場合の略号
は、例えば、図5(a)に示すように、ディスクの型
名,1トラック当たりのセクタ数,記録・再生時のレー
ザ光のパワー,記録パルス幅などの複数項目を、A,
B,・・・という略号で表現する。そして、同図(b)
に示すように、DDSのセクタ内にその略号を記録して
おく。このように略号で情報記録することにより、記録
情報が少なくて済む。
【0031】また、通常、DMA領域には未使用セクタ
が多く残っているので、図6に示すように、SFPの主
要情報を、DDS,PDLおよびDSLなどの各情報と
同様に、それぞれ別セクタに記録するようにしてもよ
い。前記各実施例のように、DDS情報と同じセクタ内
に、SFP領域の主要情報のような新たな情報を記録す
ると、標準規格の光ディスク装置との互換性がなくなる
が、DMA領域の未使用セクタにこのような情報を記録
すれば、標準規格の光ディスク装置との互換性を維持す
ることができる。
【0032】なお、以上の各実施例では、いずれもSF
P領域の主要情報をDMA領域に記録するようにした
が、例えば、ユーザエリアなど他の領域に記録すること
も考えられる。
【0033】また、記録情報の書換え可能な光磁気ディ
スク装置を例にとって説明したが、本発明は、情報の追
記のみ行なう光ディスク装置においても、本発明を適用
することができる。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、予めS
FP領域の記録情報をDMA領域内に記録しておき、装
置起動時に、SFP領域は読み取らずDMA領域だけ読
み取って、動作条件を決定するようにしたので、ホスト
コンピュータの命令を早く受け付けることができるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るコンピュータシステム
の概略構成図である。
【図2】光磁気ディスクの記録領域説明図である。
【図3】光磁気ディスク装置の動作フローチャートであ
る。
【図4】SFPの主要情報の記録方法を示す説明図であ
る。
【図5】上記主要情報の他の記録方法を示す説明図であ
る。
【図6】DMA領域にSFP情報をそのまま記録する実
施例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 光磁気ディスク装置 2 ホストコンピュータ 12 光磁気ディスク

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクのSFP領域とDMA領域の
    それぞれの記録情報に従って装置の動作条件を決定した
    後、ホストコンピュータからの命令を受け付ける光ディ
    スク装置の制御方法において、予めSFP領域の記録情
    報をDMA領域内に記録しておき、装置を起動した際に
    SFP領域は読み取らずDMA領域だけ読み取って装置
    の動作条件を決定することを特徴とする光ディスク装置
    の制御方法。
  2. 【請求項2】 上記DMA領域内に記録する上記SFP
    領域の情報は、装置の動作条件の決定に必要な主要情報
    のみであることを特徴とする請求項1記載の光ディスク
    装置の制御方法。
  3. 【請求項3】 SFP領域の記録情報をDMA領域内に
    記録する動作は、光ディスクのフォーマット処理の際に
    実行することを特徴とする請求項1記載の光ディスク装
    置の制御方法。
  4. 【請求項4】 上記主要情報は、DMA領域内のDDS
    情報が記録されているセクタの空き領域に記録すること
    を特徴とする請求項2記載の光ディスク装置の制御方
    法。
  5. 【請求項5】 上記主要情報は複数の情報項目を1つの
    符号により略号化して記録することを特徴とする請求項
    2記載の光ディスク装置の制御方法。
JP3400193A 1993-02-01 1993-02-01 光ディスク装置の制御方法 Pending JPH06231531A (ja)

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JP (1) JPH06231531A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005029492A1 (ja) * 2003-09-18 2005-03-31 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 記録再生装置および記録媒体
WO2011024265A1 (ja) * 2009-08-26 2011-03-03 パイオニア株式会社 情報記録装置、情報記録方法、及び情報記録処理プログラム

Cited By (3)

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