JP2004178661A - 光ディスク装置及び診断用光ディスク媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】プログラムにより記憶容量を増加せずに複数種の媒体に対する自己動作診断が可能な光ディスク装置とそのための診断用光ディスク媒体を提供する。
【解決手段】光ディスク装置は、自己診断プログラムを含むマイクロプログラムコードを記録した自己診断用光ディスク媒体を光ディスク装置に装着すると、自動的に自己診断プログラムをダウンロード処理機能と、ダウンロードした自己診断プログラムで指定された媒体の種類に対して自動的に開始する診断処理機能とを備える。また、光ディスク装置の診断結果がエラーの場合、当該エラー情報を、光ディスク装置内に順次記録し、又は、動作履歴情報データをディスクの特定ユーザエリアに転送して記録し、エラーが発生した光ディスク装置の状態の解析を可能にする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ディスク装置の自己診断に係わり、特に、上位ホストからの制御によらずに、複数種類の光ディスク媒体の記録再生機能を有する光ディスク装置の自己動作診断の合否判定を実現することが可能な光ディスク装置及びそのための光ディスク媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
光ディスク装置の動作診断は、通常、当該光ディスク装置が接続された上位ホストコンピュータ等により行われる。即ち、上位ホストコンピュータ等の制御装置から光ディスク装置に対して、ディスク着脱、アクセス、記録再生等を行うための一連の診断用コマンドを送信し、これに応答する動作結果によって光ディスク装置の診断が行われる。
【0003】
しかしながら、上記のような診断方法では、例えば、高温ヒートラン状態の動作診断を行う場合など、一時に、多数の光ディスク装置を同一環境下で長時間の動作診断を行う場合には、多数の光ディスク装置をそれぞれに上位の制御装置に接続させるのは、物理的かつ経済的にも困難かつ不利である。そのため、各光ディスク装置が上位の制御装置から独立して、即ち、光ディスク装置単体で自己完結型の動作診断が可能であることが必要となる。
【0004】
そこで、このような上位ホストコンピュータ等の制御装置からの介入を必要とせずに自己診断を実現させる光ディスク装置とその診断方法および診断用記録媒体については、例えば、特許文献1により既に提案されている。
【0005】
即ち、この従来技術では、光ディスク装置に、予め所定の診断用情報が記録された診断用記録媒体(ディスク)が装着されると、自動的に診断を開始する機能が設けられていることが特徴であり、これにより、当該ディスク上に記録された診断用情報に従がって診断を実行することが出来る。但し、診断用記録媒体については、単独種類のものしか開示されていない。
【0006】
【特許文献1】
特開平9−6426号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来技術になる光ディスク装置と診断方法を、単独種類の媒体だけではなく、複数の媒体種類の記録・再生が可能な光ディスク装置(例えば、DVD−RAM、DVD−ROM、DVD±RW、DVD±R、CD−ROM、CD−RW、CD−Rの各ディスクに対応して情報の記録・再生が可能な、所謂、マルチドライブ)に適用しようとした場合には、それそれの媒体毎に診断用情報が必要となり、かつ、各種媒体毎に対応した診断を行うためには、装置がその媒体の診断用情報を読み取って、当該媒体に対応した自動診断を開始する必要がある。
【0008】
このように、各種の媒体に対してそれぞれに診断を必要とする上記した複数媒体に対応した光ディスク装置の場合には、これら各種の媒体毎に記録された診断情報を読み取って判別する診断識別処理と、その判別結果に従った自己診断処理とが、ディスク装置の内部に必要となる。しかしながら、これらの処理を全てかかるディスク装置自体の処理に加えてしまうと、当該ディスク装置を制御するマイクロプログラム容量が増加してしまうという欠点を有することになる。
【0009】
特に、上記した複数種の媒体の記録再生に対応する光ディスク装置の場合は、各媒体の種類毎に個別に対応する記録再生等の処理が必要となるため、必然的に、そのマイクロプログラム容量が増加する傾向にある。加えて、これに対し、各媒体の種類に対応する自己診断用の診断処理プログラムは、通常の上位の制御装置からのコマンドインターフェース処理とは異なり、光ディスク装置自身で発生させる処理であることから、装置自体に更にこのような処理が加わることになり、これでは、装置内部のフラッシュROM等の限られたプログラム格納領域には収容できなくなる可能性が出てくるという問題点もあった。
【0010】
また、診断結果にエラーが発生した場合には、当該光ディスク装置のエラー発生原因を解析するための、得られたエラー情報を保存する必要があるが、このエラー情報を光ディスク装置内部のEEROM等の不揮発メモリに記録しようとすると、やはり、上記各種の媒体の診断結果毎に対応して情報を保存するための容量が必要になり、これによっても、光ディスク装置内部に大容量のメモリを要することになる。しかしながら、メモリの大容量化は、ディスク装置のコスト上昇につながるという欠点があり、あるいは、限られたメモリ容量内にエラー情報を保存しようとする場合には、必要となる詳細なエラー情報が保存できないという問題点があった。
【0011】
本発明は、上述した従来技術における問題点を解決するためのものであり、特に、複数種類の媒体の記録再生に適合することの可能な光ディスク装置であって、各媒体に対応する自己動作診断用プログラムによる記憶容量の増加を気にすることなく、診断を可能とする光ディスク装置を提供し、更には、そのための診断用光ディスク媒体を提供することを目的とする。
【0012】
また、本発明では、光ディスク装置の内部に大容量のメモリを要することなく、複数種類の媒体についての診断結果を、詳細なエラー情報として保存することが可能な光ディスク装置を提供し、更には、そのための診断用光ディスク媒体を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため、本発明では、まず、自己診断プログラムをインクルードしたマイクロプログラムコードを記録した自己診断の対象となる(自己診断用)媒体、及び、当該媒体を光ディスク装置に装着すると自動的に自己診断プログラムをインクルードしたマイクロプログラムコードをダウンロードするダウンロード処理機能と、当該媒体または該自己診断プログラムで指定された他の媒体種類の動作診断を自動的に開始する診断処理機能を設けた光ディスク装置が提供される。
【0014】
また、本発明によれば、やはり上述の課題を解決するため、光ディスク装置の診断結果がエラーとなった場合、当該エラー情報を光ディスク装置内のEEPROMの一部の領域を、エラー情報の記録エリアとして、複数個、リング状に配置し、当該複数個のリング状の記録エリアに、最新の診断結果のエラー情報を順次記録する機能と、エラーが発生した光ディスク装置の状態を解析するためにSRAM等の動作履歴情報データをディスクの特定ユーザエリアに転送して記録する機能を設けた光ディスク装置が提供される。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、添付の図面を用いて詳細に説明する。
【0016】
先ず、図2は、本発明の実施例になる光ディスク装置のシステムブロック構成を示す。この図2において、符号1は光ディスクを示しており、即ち、装置の動作診断を行う際の対象となる記録再生可能な媒体である。かかる媒体の例としては、例えば、DVD−RAM、DVD−R/RW、DVD+R/RW、CD−R/RWのようなディスクがある。また、図中の符号2は光ディスク装置であり、この光ディスク装置は、上記光ディスク1に対して情報の記録再生を行うと共に、当該光ディスク1に対してその動作診断を行うものである。さらに、図中の符号3は、上位の制御装置であるホストコンピュータであり、この上位の制御装置から上記光ディスク装置2を介して、上記光ディスク1に対する情報の記録再生を指示し、コントロールするものである。
【0017】
次に、光ディスク装置2において、符号201はその光ピックアップであり、この光ピックアップの半導体レーザにより光ディスク1に記録された情報を取り出して再生信号に変換し、または、記録信号に基づいて光ディスク1に情報を記録する。符号202は、上記光ディスク装置2のアナログフロントエンドプロセッサであり、これにより、上記光ピックアップ201から取り出される再生信号から、クロック信号、データ信号、及びサーボ信号等の各種信号に振り分ける。また、符号203は、サーボコントロール部であり、これにより、上記のサーボ信号に基づいて、上記光ピックアップ201のフォーカス、トラッキング、及びディスク回転のためのスピンドルモータの回転等を制御する。符号204はクロック再生処理部であり、記録再生のための同期信号の基礎となるクロックを再生する。符号205はレーザコントロール部であり、記録信号に基づいて光ピックアップの半導体レーザを駆動する。
【0018】
また、符号206はデジタル信号処理部であり、例えば、上記光ディスク1がDVD−RAM、DVD−R/RW、DVD+R/RWの中の何れかのディスク(即ち、DVDディスク)である場合は、記録データをDVDに対応するエンコードデータに変換すると共に、再生データ信号をDVD方式にデコードし、もって記録されたデータを復号する。なお、上記光ディスク1がCD−R/RWディスク(即ち、CDディスク)の場合には、記録データをCD対応のエンコードデータに変換すると共に、再生データ信号をCDに対応してデコードし、もって記録されたデータを復号することは言うまでもない。
【0019】
さらに、符号207はシステムプロセッサであり、このシステムプロセッサは上記光ディスク装置2の各部を、内蔵したマイクロプログラムに従ってコントロールし、もって上記ディスク1に対してデータを記録再生する。
【0020】
また、図中の符号208は、上記したマイクロプログラム上においてワークメモリ等として使用されるSRAMメモリであり、本実施例では、上記光ディスク装置2のマイクロプログラムの実行処理をトレースした動作履歴情報等をも記録するものである。符号209は電気的に書換え可能な不揮発性のEEPROMであり、これにより光ディスク装置2の機能設定等の情報を記録すると共に、診断結果のエラー情報等をも記録するものである。更に、符号210はFlash−ROMであり、その内部に上記光ディスク装置2のマイクロプログラムを記録するものである。
【0021】
そして、図中の符号211はインタフェース部であり、これは、例えば、ATAPI(ATA Packet Interface)、SCSI(Small Computer System Interface)、あるいはUSB(Universal Serial Bus)等のインタフェース規格により、上記光ディスクドライブ装置2と外部のホストコンピュータ3とのインタフェースを制御するものである。また、光ディスク装置2は、エラー診断の結果、正常終了を知らせるLED(Light Emitting Diode)213と、エラー発生を知らせるためのLED214とを備えている。
【0022】
次に、図3は、書き換え型光ディスクの一つであるDVD−RAMディスクの記録エリアのフォーマットと、そして、本発明によってそのユーザエリアに記録される、マイクロプログラムコードの記録エリアとの関係を示す図である。また、図4は、本発明によるDVD−RAMディスクのDMA(Defect Management Area)におけるDDS(Disc Definition Structure)1セクタの構成例を具体的に示したものである。
【0023】
まず、図3に示すDVD−RAMディスクの記録エリアは、ディスクの内周から外周にかけて、リードインエリア、ユーザデータエリア、リードアウトエリアの3分割されたエリアに分けられている。
【0024】
さらに、上記のリードインエリアは、書換え不可能なエンボスデータゾーンと、書換え可能なリライタブルデータゾーンに分けられる。このエンボスデータゾーン(書換え不可領域)には、ディスクの形状や媒体情報等の物理フォーマットを記録したコントロールデータゾーンがあり、他方、リライタブルデータゾーン(書換え可能領域)には、ディスクの書き込み禁止状態等の識別情報を書き換えることが可能なエリア及びディスクの欠陥により書換え使用できなくなった部分を交替処理するためのDMAエリア(DMA1、DMA2)が存在する。なお、このリライタブルデータゾーンの情報は、リードアウトエリアにも同一のエリアが存在している。さらに、上述のDMAエリアは、上記リードインエリア内に2箇所、そして、リードアウトエリア内に2箇所、即ち、計4箇所に設けられており、これによれば、同一のデータがそれぞれ、欠陥等を保護して信頼性を向上するために、4重に記録されることとなる。
【0025】
そして、それぞれのDMAエリア(例えば、DMA1)は、上記の図3に示すように、1ECCブロック単位のPDL(Primary Defect List)とSDL(Secondary Defect List)とに分けられている。ここで、ECCブロックとは、32KB単位の、データ誤り訂正のためのECC(Error Correction Code)が付加されたブロックのことであり、DVDにおけるデータ記録の単位である。また、1ECCブロックは、2KBのセクタ16個から構成されている。
【0026】
なお、上記のPDLは1次欠陥リストであり、例えば、ディスクの出荷時やサーティファイ時にセクタ単位で登録され、これにより欠陥セクタはスリッピングされる。また、上記のSDLは2次欠陥リストであり、これによれば、ディスク記録中に欠陥ブロックがECCブロック単位で登録され、当該欠陥ECCブロックは交替エリアに交替して割り付けられ、そして、この割り当てリストがこの2次欠陥リストに登録されることとなる。なお、上記PDLの先頭セクタは、DDSセクタ(図4を参照)に割り当てられており、例えば、欠陥セクタのスリッピングによって生じるディスクのゾーン毎の開始アドレス情報等が記録されている。
【0027】
ここで、本発明の実施例では、この図4に示すDDSのエリアを使用して、光ディスク装置に装着されたディスクがフォーマット済みか否かを示すフラグと共に、当該ディスクが診断用ディスクか或いは通常のディスクかを判別するためのフラグを設けており、さらには、診断用マイクロプログラムデータのダウンロードの有り無しを指定するフラグをも設けている。なお、DVD−RAMディスクの上記DMAのDDS1セクタでは、上記のDDS識別コードや各ゾーンの開始アドレス情報の格納エリアが割り付けられた以外は、リザーブエリアである。
【0028】
より具体的には、上記図4に示すように、DDS識別コードには、通常、当該DVD−RAMディスクがフォーマットされているか否かを区別するために(「フォーマット未/済」)、媒体識別コード2バイトが設けられているが、本発明の実施例ではこれに加えて、当該ディスクが診断用ディスクであるか或いは通常のディスクか(「診断有り/無し」)を示す第2の媒体識別コード2バイトと、マイクロプログラムのダウンロードをするか否か(「ダウンロードの有り/無し」)を示す第3の媒体識別コードコード2バイトを追加して設けている。
【0029】
すなわち、フォーマットの有無を示す第1の媒体識別コードは、当該DVD−RAMがフォーマットされており、記録が可能かどうかを示している。また、通常ディスクか診断用ディスクかを示す第2の媒体識別コードコードは、当該DVD−RAMディスクが通常のディスクであるか或いは自己診断ディスクであるかを示す。そして、ダウンロードの有無を示す第3の媒体識別コードコードは、当該DVD−RAMディスクがダウンロードするディスクかどうかを示している。
【0030】
そして、上記DDSの第2の媒体識別フラグが通常ディスクの場合には、上記図3に示すユーザに開放された書換え可能なエリアであるDVD−RAMディスクのユーザエリアには、ユーザによって情報が任意のアドレスに記録・再生されることとなる。他方、上記DDSの第2の媒体識別フラグが診断用ディスクの場合には、マイクロプログラムデータを不用意なデータの消失から避けるため、上記図3に示すように、上記ユーザエリア上に3箇所、分離して設けた特定のアドレスに記録する。
【0031】
すなわち、光ディスク装置に、診断用ディスクであり、上記DDSの第2の媒体識別フラグが診断用ディスクであり、かつ、上記DDSの第3の媒体識別フラグがダウンロード有りを指定しているディスクを装着すると、当該光ディスク装置は、自動的に、この記録された診断用のマイクロプログラムをダウンロードする。他方、光ディスク装置に、診断用ディスクであり、かつ、上記DDSの第2の媒体識別フラグが診断用ディスクであるが、しかしながら、上記第3の媒体識別フラグがダウンロード無しを指定したディスクを装着すると、ダウンロードは行わず、既にダウンロード済の診断用マイクロプログラムによる自己診断を実行することとなる。
【0032】
続いて、図1は、上記本発明になる光ディスク装置における自己診断動作処理を示ためのフローチャート図であり、本発明の特徴を最も的確に表わしている。以下、図1及びその他の図を用い、本発明になる光ディスク装置と光ディスクによる診断用マイクロプログラムのダウンロード方法、さらには、自己診断処理方法についての実施例について詳細に説明する。
【0033】
まず、上記図2に示した構成において、装置に装着された媒体である光ディスク1は、上記図3に示した記録エリアを有するDVD−RAMディスクであり、そして、当該光ディスク1が光ディスク装置2に装着されると(ステップS11)、上記光ディスク装置2のピックアップ201は、光ディスク1にレーザ光を照射して、その反射光から光信号を検出する。
【0034】
続いて、図示しないが、上記光ディスク装置2のフロントエンドプロセッサ202は、この検出した光信号からディスクのサーボ制御に必要なフォーカス信号、トラッキング信号、回転制御信号を生成し、そのサーボコントロール203により、光ディスク1からのデータ再生に必要なサーボ制御を行う。さらに、サーボがかけられると、上記図3に示したリードインエリアにおいてエンボスで書換え不可能に記録されたコントロールデータ部からの信号に基づいて、当該装着された媒体の規格名(この場合、DVD−RAM)、ディスクサイズ、ディスク構造、記録密度、回転数、記録パワー等を識別し、システムプロセッサ207は、装着された光ディスク1がDVD−RAMディスクであることを媒体識別する。
【0035】
次に、システムプロセッサ207は診断用ディスクか通常ディスクかを判別する(ステップS12)。この処理は、上述したように、装着されたディスクのDMA領域にあるPDLの先頭1セクタのDDSエリアに記録された診断用ディスクが通常ディスクかを示す第2の媒体識別コード(図4を参照)を読み取って識別することにより行われる。なお、この装着されたディスクが診断用ディスクでない(上記ステップS12の判定で「No」)場合には、上記図2にブロックに示した上位のホストコンピュータ3からのコマンドにより、そのインタフェース部211を介して、以下に記述する光ディスク装置2の通常処理が実行される(ステップS23)。
【0036】
例えば、光ディスク1にデータを記録する場合には、光ディスク装置2は、ホストコンピュータ3から転送されるライトコマンドとライトデータとをインタフェース部211を介して受信し、この受信したライトデータをデジタル信号処理部206でディスク記録データに変調する。そして、このディスク記録データをレーザコントロール205に供給し、もって、レーザコントロール205は、ディスク1のユーザエリアに、そのピックアップ201から光を照射しながら記録する。なお、ディスク1のユーザエリアへの記録アドレスとブロック数は、通常、ホストコンピュータ3から転送されるライトコマンドに付加されており、そのため、システムプロセッサ207は、この記録アドレスに対応したエリアに記録するようにピックアップ201を位置付けるように、サーボコントロール部203をコントロールする。これにより、光ディスク装置2は、ホストコンピュータ3からの指示による光ディスク1へのデータの記録が可能となる。
【0037】
また、例えば、ユーザエリアにデータが記録された光ディスク1は、上記ホストコンピュータ3からのリードコマンドによる指示により、ディスクからのデータのリード(読み出し)が可能となる。この場合、光ディスク装置2は、ホストコンピュータ3からのリードコマンドを、インタフェース部211を介して受信すると、システムプロセッサ207は、リードコマンドに付加される再生アドレスとブロック数に対応したディスク位置からの記録信号をピックアップ201で読み取る。そして、フロントエンドプロセッサ202はディスク再生信号を生成し、クロック再生信号処理部204で再生されるクロックに同期しながらデジタル信号処理部206で再生データを復号し、そして、該再生データを、インタフェース部211を介してホストコンピュータ3に転送するよう制御する。これにより、光ディスク1に記録された情報は、ホストコンピュータ3でリードが可能となり、もって、媒体に記録した情報を取得できるようになる。
【0038】
そして、上記の通常の記録再生を終了したディスクは、図にも示すように、装置から排出され(ステップS20)、その後に処理を終了する。
【0039】
一方、装着された光ディスク1が、上記のステップS12において診断用ディスクであると判断された場合には、更に、上記図4に示したマイクロプログラムのダウンロード有り/無しを指定する第3の媒体識別コードを読み取って、当該媒体から診断処理のマイクロプログラムをダウンロードすべきディスクか否かを判別する(ステップS13)。その結果、ダウンロードディスクである(判定の結果「Yes」の)場合には、光ディスク装置2はマイクロプログラムのダウンロード処理を実行する(ステップS14)。
【0040】
なお、このステップS14に示すマイクロプログラムのダウンロード処理では、上記図3に示したDVD−RAMディスク1におけるユーザエリアの特定領域に記録されたマイクロプログラムコードをピックアップ201で読み取り、続いて、フロントエンドプロセッサ202でディスク再生信号を生成する。そして、この再生データを、クロック再生信号処理部204で再生されるクロックに同期しながらデジタル信号処理部206で復号し、当該再生したデータをマイクロプログラムコードとして上記のFlash−ROM210に転送して記録するように動作する。
【0041】
ここで、添付の図5は、本発明の実施例になる光ディスク装置2における上記Flash−ROM210のメモリ配置を示したものであり、図において、▲1▼はコアプログラムの格納エリアを、▲2▼は通常処理プログラムの格納エリアを、そして、▲3▼は診断処理の格納エリアを示している。
【0042】
ところで、このダウンロードするマイクロプログラムコードは、通常の処理プログラムに加えて、診断処理プログラムが追加されたものである。そこで、本発明では、この図5に示すように、光ディスク装置2内のFlash−ROM210に記録されているマイクロプログラムコードのうち、ダウンロード機能を制御するための上記▲1▼のコアプログラム部分を除いた部分、即ち、上記▲2▼の通常処理プログラム部分と上記▲3▼の診断処理プログラムの部分を書き換える、或いは、上記▲3▼の診断処理プログラムの部分だけを追加して書き換えることにより、診断処理機能を追加することができる。
【0043】
そこで、上記図1のステップS14に示すマイクロプログラムのダウンロード処理では、図示しないが、上記Flash−ROM210に対して、上記光ディスク1に記録された診断処理のためのマイクロコードを追加して記録し、又は、書き換えて記録すると、光ディスク装置2は、新規の診断処理機能が追加されたマイクロプログラムによる動作を再スタートするために、リブートを実行する。そして、上記図4に示した当該ディスクにおいて、DMAのDDSにおける第3の媒体識別コードを、ダウンロード無しを示すフラグコードに書換えて記録する。その後、当該診断用のディスクを排出し(ステップS15)、図1に示すように、上記のステップS11へ戻る。
【0044】
すなわち、新しく記録されたマイクロコードによる診断動作は、再度、当該ディスクを装着して行う。なお、この時、上記のディスクは診断ディスクではあるが、上記のようにその第3の媒体識別コードがダウンロード無しのディスクに書換えられており、そのため、上記図1における処理ステップ11、12及び13を通ってステップS16へ移行し、ダウンロードされた診断処理のマイクロプログラムによる診断処理を実行する。
【0045】
なお、この診断処理動作は、光ディスク装置自体の機能動作確認と性能チェックのために実行されるものであり、例えば、以下に示すテストモードが実行される。
(1)ロードアンドイジェクトテスト
ディスクのレディチェックの繰返し、及び、ロードイジェクトヒートラン等を含む。
(2)アクセス時間測定
当該ディスクのフルストローク、又は1/3ストローク等のアクセス時間測定、及び、ヒートラン等を含む。
(3)記録再生テスト
当該ディスクへのデータ書き込み読出しコンペアテスト、又は転送レート測定、及び、ヒートラン等を含む。
なお、これらの診断処理は、上記したホストコンピュータ3から独立して動作するため、ホストからのコマンドインターフェースから分離独立した光ディスク装置2自体の自己発生的な処理によって動作されるものであり、これらの具体的な動作処理については後述する。
【0046】
上述した図1の処理ステップS16を終了すると、次に、処理ステップS17では、光ディスク装置の機能動作にエラーが発生したか否かを判別する(ステップS17)。その結果、エラーが発生しなかった(すなわち、「No」の)場合は、次に、ステップ18において、終了要求が発生したか否かを判別し、その結果、終了要求が発生しない(すなわち、「No」の)場合には、上記処理ステップS16へ戻り、上記の診断処理を繰返すように動作する。
【0047】
他方、上記の処理ブロック18において終了要求が発生した(すなわち、「Yes」)と判別した場合には、エラー診断結果は残さずに、図1の処理ステップS19に示すように、正常終了であることを示す光ディスク装置2のLED(Light Emitting Diode)を点灯させ、その後、処理ステップS20に示すように、装着されたディスクを排出させて終了する。なお、この終了要求の発生手段は、例えば、光ディスク装置2のユーザインターフェース入力手段であるイジェクトボタン等を押下すことによって実現することができる。
【0048】
ところで、上記図1の処理ステップS17における診断処理でエラーが発生したと判別された場合には、処理ステップ21に示すように、エラー診断結果をセーブする。なお、このエラー診断結果は、エラー発生原因を特定するためのエラーコード等の情報を、例えば、上記図2に示すEEPROM209の一部に確保された領域に格納することにより記録され、また、この記録されたエラー診断結果は、診断終了後に上位のホストコンピュータ3からのEEPROM情報のリードにより解読され、もって、その光ディスク装置のエラー発生原因を把握することが可能となる。
【0049】
図6は、上述したEEPROM209におけるメモリ配置を示す図である。なお、このEEPROMは、光ディスク装置に固有の情報を、その電源が切れても消えて無くならないように保存しておくためのメモリであり、本発明の実施例では、その一部のエリアを使用して上記の診断結果情報を保存している。
【0050】
ところで、上記診断結果のエラー情報は、各種の媒体に対して固有に発生するので、各種媒体毎(例えば、DVD−RAM、DVD−R/RW、DVD+R/RW、CD−R/RWのようなディスク毎)に、エラー情報の格納エリアを設ける必要がある。しかしながら、この媒体の種類が多くなればなる程、メモリ(この場合は、EEPROM209)に対して必要とされる容量が増加してしまうこととなる。
【0051】
そこで、本発明の実施例では、限られた記憶容量の中で上記のエラー情報を効率的に保存するため、当該エラー情報を格納するためのエリアを複数箇所(本例では3箇所)に設け、これらをリングバッファとして使用するようにしている。これによれば、最新の種類の媒体について得られた診断結果のエラー情報を、上記3箇所の中でも、最も古い格納エリアに順次保存していく機能が設けられており、もって、少なくとも、最近の3個の異なる種類の光ディスクに対する診断結果のエラー情報が常に得られることとなる。
【0052】
上記のようなリングバッファを構成されたエラー診断結果格納用のメモリ配置によれば、光ディスク装置2が対応可能な全ての媒体に対するエラー情報の記録は、当該光ディスク装置の診断結果については、エラーが生じた過去3回までの媒体種類と、そのエラー情報を読み出すことが出来ることとなる。
【0053】
また、上述したように、診断処理でエラーが発生したと判別し(ステップS17で「Yes」)、そのエラー診断結果をセーブした(ステップS21)後は、光ディスク装置2は、エラー発生を知らせるようにそのLEDを点滅させ(ステップS22)、その後、ディスクを排出して(ステップS22)、その動作を終了する。
【0054】
なお、上記図1の処理ステップ21に示したエラー情報のセーブ処理においては、当該エラー情報をEEPROMに記録するだけではなく、更に、エラー発生時点のSRAM情報を転送して、DVD−RAMディスクのように書換え可能な診断ディスクの特定ユーザエリアに記録することが好ましい。ここで、図7は、上記図3と同様に、DVD−RAMディスクの記録エリアのフォーマットを示す図であり、ここでは、上記光ディスク装置2のマイクロプログラム上においてワークメモリ等として使用され、かつ、上記診断結果にエラーが発生した場合においてマイクロプログラムの実行処理をトレースした動作履歴情報を記録するSRAMメモリのデータを、そのまま、光ディスクのユーザエリア内に転送して記録した状態を示している。すなわち、かかる変形例によれば、SRAMに記録した光ディスク装置の動作履歴等の詳細情報が、そのまま、診断ディスクにも記録されることとなるので、これを利用して上位のホストコンピュータ3は、エラーの発生原因の詳細を解析することが出来、これにより、特に、マイクロプログラムの開発におけるデバッグの強力な支援が可能となる。
【0055】
次に、図8は、上記に詳細に述べた本発明の実施例になる光ディスクについて、その状態遷移を示した図である。すなわち、状態1:通常ディスクは、当該光ディスクが通常のディスクの状態を、状態2:ダウンロードディスクは、当該光ディスクがダウンロードディスクに遷移した状態を、状態3:診断ディスクは、当該光ディスクが自己診断用のディスクに遷移した状態を、そして、状態4:診断結果ディスクは、装置診断結果がエラーとなってそのエラー情報が記録された、即ち、診断結果が記録されたディスクに遷移した状態を、それぞれ示している。なお、この図において、各ディスク状態からの遷移を示す太字の矢印線は上記ホストからの制御によって遷移されることを示し、細字の矢印線は光ディスク装置自体の動作によって遷移されることを示している。
【0056】
また、この図8において、媒体である光ディスクは、上記「状態1:通常ディスク」の状態であれば、上位のホストコンピュータから、任意のディスクアドレスへの記録再生が可能である。また、上記「状態2:ダウンロードディスク」の状態は、上記「状態1:通常ディスク」のディスクを、上記ホストコンピュータの制御によって、自動ダウンロード可能なディスクに切り替えられた状態であり、この状態2のディスクを装着すれば、上記の本発明の実施例になる光ディスク装置2は、上記図3に示したDVD−RAMのユーザエリアに記録されたマイクロプログラムコードを読み取って、上記図2に示すFlash−ROM210に記録することとなる。
【0057】
さらに、上記「状態3:診断ディスク」の状態は、上記状態2のダウンロードディスクの状態でダウンロードを行った後のディスク状態であり、この状態3のディスクを装着すれば、本発明の実施例になる光ディスク装置2では、そのディスクに対応した自己診断動作が実行されることとなる。この状態3のディスクを装着した光ディスク装置2における自己診断の結果、エラーが起きない場合には、このディスクはそのままの状態3を維持するが、他方、エラーが起きた場合には、エラーが発生した時点での光ディスク装置2のSRAM情報が、そのディスクに、即ち、上記図7に示したDVD−RAMのユーザエリアに転送されて記録され、もって、「状態4:診断結果ディスク」に移行することとなる。
【0058】
なお、上述したように、上記状態4のディスクからは、上位のホストコンピュータが、上記図7に示したDVD−RAMのユーザエリアに記録された光ディスク装置2のSRAM情報を取得することが出来る。これにより、電源が切られて不明となっても、上位のホストコンピュータは光ディスク装置2のエラー発生時点の詳細情報を解析することが出来、もって、マイクロプログラムの開発における強力なデバッグの支援が可能とする。
【0059】
また、上記状態2、上記状態3、及び上記状態4のディスクは、それぞれ、光ディスク装置2を上位のホストコンピュータに接続することにより、上記図8に太字矢印で示すように、上記「状態1:通常ディスク」に戻すことができる。しかしながら、この場合、このディスクの装着によって上記の光ディスク装置2が自動でダウンロード又は診断を実行しないようにするには、当該光ディスク装置2のEEPROM209に対し、上位のホストコンピュータ3からの制御により自動動作モードと自動動作禁止モードとの間を切替可能なフラグを設ける。このことによれば、当該フラグが自動動作禁止モードの場合には、上記状態2及び上記状態3の状態でも、ディスクは、ダウンロード又は診断動作を実行することなく、そのため、上記状態1の通常ディスクと同じように、上位のホストコンピュータ3からの制御によってディスク状態を替えることが出来る。
【0060】
次に、本発明になる光ディスク装置における処理フローの第2の実施の形態について、添付の図9を参照しながら、以下に詳細に説明する。なお、この第2の実施の形態においても、上記図1に示したと同じ参照符号は、上記処理ステップと同様の処理であり、特に、この第2の実施の形態においては、上記光ディスク装置2のEEPROM209に、上位のホストコンピュータ3からの制御により自動動作モード或いは自動動作禁止モードを切替るフラグを設けた場合に対応して、ハッチングで示すステップ24及び25の処理を新たに追加しているところに特徴がある。
【0061】
なお、この処理フローによれば、上記状態2及び状態3のディスク状態でも、光ディスク装置2にディスクを装着した後、光ディスク装置2は上記EEPROM209が自動動作禁止モードになっているか否かを判断する(ステップS24)。その結果、自動動作禁止モードになっていれば(すなわち、ステップS24で「Yes」)、上述したダウンロードの自動処理を実行する代わりに、処理ステップ25に示すように、上位ホストコンピュータから、ディスク1の媒体識別情報の書換処理を実行する。すなわち、これにより、診断処理ディスクを、上記図8に太字の矢印で示すように、元の通常ディスクに復元することが出来る。
【0062】
以上に説明したように、この第2の実施の形態になる光ディスク装置の処理フローによれば、光ディスク装置に装着される光ディスクに内蔵した診断処理用のマイクロプログラムのダウンロード処理と自己診断処理が自動的に実行できることとなる。また、例えば、媒体である光ディスクがDVD−RAMであり、このDVD−RAMに特有の診断処理を実行しようとする場合には、上記した図4に示すDDSの識別コードに、診断処理を指示する媒体識別コードとダウンロードを指示する媒体識別コードとを記録し、さらに、上記の図3に示すユーザエリアにDVD−RAM媒体の診断処理だけを実行するマイクロプログラムコードを記録しておくことにより、該DVDディスクを光ディスク装置に装着するだけの操作で、マイクロプログラムのダウンロード又はDVD−RAM媒体の自己診断が自動的に開始することが可能となる。その際、光ディスク装置側では、その他の種類の媒体についての診断プログラムは不要になるため、全ての媒体種類に対する診断処理を含むマイクロプログラムを記憶しておく場合に比較して、必要なメモリ容量を削減することが出来、即ち、限られたFlash−ROMのメモリ容量を削減することが可能となる。
【0063】
また、上述した本発明の実施例になる光ディスク装置とDVD−RAMの光ディスクであれば、自己診断後のエラー情報の保存についても、光ディスク装置側の限られたEEPROMのメモリ容量内で、効果的にそのデータの保存が可能となる。加えて、その記録情報からエラーが発生した光ディスク装置についての詳細な状態が解析できる、即ち、上記SRAMの情報が、上記ディスク上にも記録されるので、その後、このSRAMの情報が消滅しても、この光ディスク上に記録された詳細なデータを読み取ることにより、そのエラー発生原因の詳細が解析でき、もって、光ディスク装置用マイクロプログラムの開発効率の向上のための有効な手段ともなり得る。
【0064】
なお、上記の本発明の実施例では、上記DVD−RAMディスクからの診断用プログラムのダウンロード後に、同一のDVD−RAMディスクの診断を実行する場合についても説明したが、本発明はこれのみに限定されることなく、例えば、ダウンロード媒体と、このダウンロード媒体からダウンロードした診断用プログラムにより行う光ディスク装置の診断の対象となる媒体とは、同一の媒体(DVD−RAMディスク)である必要はなく、例えば、記録不可能なROMタイプの媒体であってもよい。より具体的には、DVD−RAMディスクからダウンロードした診断用プログラムを用いて、CD−ROMに対する光ディスク装置の診断を行うことも可能である。
【0065】
なお、この場合には、光ディスク装置側では、上記した診断媒体の識別(例えば、上記図1の処理ステップ12)は禁止するように、そのEEPROM等に自動動作モードでかつ診断媒体の識別禁止モードのフラグを設ける。これにより、このフラグが指定されている場合には、ダウンロード媒体とは異なる所定の光ディスクでの装置の動作の診断のプログラムを実行することとなり、これにより、光ディスク装置の診断を達成することができる。
【0066】
さらに、添付の図10は、本発明の第3の実施例になる光ディスク装置の処理フローを示しており、この実施例では、上記図9に示した処理フローに加え、さらに、図中にハッチングで示すように、光ディスク装置2のEEPROM 209に上位のホストコンピュータ3からの制御により自動動作モードでかつ診断媒体の識別(判別)禁止モードのフラグを設けた場合に対応する分岐処理からなる処理ステップS26を新たに追加したものである。
【0067】
この処理フローによれば、光ディスク装置2にディスクを装着した後、上記処理ステップS26において、EEPROM 209が自動動作モードでかつ診断媒体の識別禁止モードになっているかどうか判断する。その結果、自動動作モードでかつ診断媒体の識別(判別)禁止モードであれば(「Yes」の場合)、診断媒体及びダウンロード媒体の識別(判別)処理を行うことなく、直接診断処理を実行する。なお、判断の結果、自動動作モードでかつ診断媒体の識別禁止モードでない場合(「No」の場合)には、診断媒体及びダウンロード媒体の識別処理ステップ(S12、S24等)へ移行する。
【0068】
これによれば、ダウンロード媒体と診断する媒体とが異なる媒体であってもなくても装置の診断処理を開始することが出来、それ故、記録が不可能なROMタイプの媒体でも、診断処理を実行することが可能となる。
【0069】
また、この実施例による光ディスク装置によれば、診断媒体とは異なる媒体に、特定の媒体の診断処理のマイクロプログラムを記録してダウンロード処理を実行してEEPROMの診断処理に関するフラグを替える。このことにより、特定の媒体の自己診断処理を自動的に実行することが出来るので、指定媒体以外の診断プログラムは不要になるため、媒体の全種類の診断処理を含むマイクロプログラムを光ディスク装置内に格納しておく必要がなく、そのための記憶容量を削減し、かつ、限られたFlash−ROMのメモリ容量をも削減することが可能となる。
【0070】
さらに、添付の図11は、本発明の第4の実施例になる光ディスク装置の処理フローを示す図であり、なお、この実施例では、上記の図1に示した処理フローにおけるステップS13のように、媒体の装着毎にダウンロード有無を判別することによってダウンロード処理を実行するか又は診断処理を実行するかの分岐(選択)を行うのではなく、上記図1の処理ステップS13をなくし、これにより、ダウンロード処理(ステップS14)を実行した後、ディスクを排出することなく、その診断処理を実行するようにしている(ステップS16)。
【0071】
上記の本発明の第4の実施例になる光ディスク装置によれば、ディスクの装着と同時に診断プログラムのダウンロードを開始し(ステップS14)、ダウンロード終了後のリブートにより、ダウンロードされた新たな診断プログラムによる自己診断が実行できるので、特に、複数の光ディスク装置の特定媒体に対する診断を実行する場合に適している。すなわち、診断作業を効率化することが出来、また、診断プログラムの修正による再診断も簡単に実行可能となる。
【0072】
また、この場合、同一の診断媒体に対してエラー情報も記録されることとなるので、これら診断媒体のエラー情報のデータを読み取ることにより、複数の光ディスク装置に対する診断結果の統計も、簡単に集計できる等の効果がある。なお、この場合、ディスクに記録されていたマイクロプログラムは書き替えられても問題はない。
【0073】
なお、上記の本発明の実施例では、DVD−RAMディスクによるマイクロプログラムのダウンロードと診断についてのみ説明したが、本発明は上記の実施例に限定されることなく、例えば、診断処理プログラムを記録するダウンロードディスクや、自己診断動作を実行し、さらに、エラーが発生した場合には光ディスク装置のSRAMに記録された詳細な動作履歴情報等のデータを記録するディスクとしては、書換え可能なDVD−RW、又は、CD−RWであっても、上記の実施例と同様、ディスク管理領域の媒体識別情報のコード設定方法及びユーザエリアへの診断用マイクロプログラムの記録方法を適用することにより、採用することが出来る。
【0074】
次に、添付の図12は、上記図3に示したDVD−RAMディスクにおける記録エリアのフォーマットと同様、但し、ここでは、本発明になるDVD−RWディスクにおける記録エリアのフォーマットの一例を示す図であり、ここには、記録エリアのフォーマットと共に、本発明によりユーザエリアに記録されるマイクロプログラムコードの記録エリアが示されている。
【0075】
この図12に示すDVD−RWディスクの記録エリアは、ディスクの内周から外周にかけて、R−Informationエリア、リードインエリア、ユーザデータエリア、リードアウトエリアからなる4分割のエリアに分けられている。
【0076】
この内周側のR−Informationエリアには、図にも示すように、PCA(Power Calibration Area)とRMA(Recording Management Area)とが設けられている。なお、このPCAは光ディスク装置のレーザパワー調整に使用されるエリアであり、また、RMAは、1ECCブロックのRMA Lead−inと700ECCブロックのRMD(Recording Management Data)で構成されるエリアである。
【0077】
また、リードインエリアは、書換え可能領域と不可能領域とが混在しており、書換え不可能な領域にはディスクの形状や媒体情報等のコントロールデータが記録され、他方、書換え可能領域にはコントロールデータのコピー情報や追記ポイントを指定するための情報が記録される。ユーザエリアでは、診断用のマイクロプログラムコードが、特定の3個所のアドレスに3重に記録される。さらに、リードアウトエリアには、リードインと同様に、追記ポイントを指定するための情報が記録される。
【0078】
加えて、上記R−InformationエリアのRMDは、1ECCブロックで構成されており、それぞれ、Link Loss1セクタと15セクタのFieldとで構成されている。
【0079】
図13は、上記本発明になるDVD−RWディスクにおけるRMDのFiled0の1セクタの構成例について、具体的に示した図である。なお、通常のDVD−RWディスクでは、RMDに記録されるデータは、記録モードにより異なるが、この図13に示すように、RMDのFiled0の1セクタにおける先頭の2バイトには、RMDのFormatコードが記録される。
【0080】
そして、診断ディスクとして使用するため、本発明の実施例では、このFiled0の1セクタにける先頭の2バイトを、特殊なFormatコードに割り当てて設定し、その他の未使用のリザーブエリア2バイトを、ダウンロード有り無しを示すフラグに割り当てている。
【0081】
このようなDVD−RWディスクによれば、前述したDVD−RAMディスクによる装置の診断やそのダウンロードディスクと同様に、光ディスク装置はDVD−RWディスクにおけるRMDのFormatコードにより、装着されたディスクを診断ディスクと判定し、かつ、そのリザーブエリアのダウンロード有り無しフラグにより、上記図12に示すユーザエリアに記録されたマイクロプログラムコードを読み取り、もって、Flash−ROMに転送して記録することが出来る。
【0082】
さらに、添付の図14は、上記図12に示したDVD−RWディスクにおける記録エリアのフォーマットと同様に、本発明になるCD−RWディスクにおける記録エリアのフォーマットの他の例を示す図であり、ここでも、記録エリアのフォーマットと共に、本発明になるユーザエリアに記録されるマイクロプログラムコードの記録エリアが示されている。
【0083】
この図14に示すCD−RWディスクの記録エリアは、ディスクの内周から外周にかけて、PCA((Power Calibration Area)、PMA(Program Memory Area)、リードインエリア、ユーザデータエリア、リードアウトエリアの5つのエリアに分けられている。
【0084】
なお、上記のPCAは光ディスク装置のレーザパワー調整の最適値を求めるために使用されるエリアであり、また、PMAはトラック毎に記録モード、開始終了の時間情報であるTOC(Table of Contents)情報が一時的に記録されるエリアである。
【0085】
また、リードインエリアには、上記TOC情報が記録される。プログラムエリアはユーザデータが記録されるエリアであり、ここには、やはり診断用のマイクロプログラムコードが特定のアドレス3箇所に対して3重に記録される。また、リードアウトエリアには、プログラムエリアの終了のための情報が記録される。
【0086】
なお、通常のCD−RWディスクでは、上記のPMD又はリードインに記録されるTOC情報は、Trackが0から170までに限定されているが、本発明の実施例では、この制限以上のTrackを指定することにより、通常ディスクであるか診断ディスクであるかを判別できるようにし、さらに、ダウンロード有りを特定Trackにより指定することとしている。
【0087】
このようなCD−RWディスクによれば、前述したDVD−RWの診断やダウンロードディスクと同様に、光ディスク装置は、装着されたCD−RWにおけるPMD又はリードインのTOC情報が限定トラック数以上の場合は、当該ディスクを診断ディスクと判定し、さらに、そのトラック数が特定トラックに指定されている場合には、ダウンロード有りと判定し、図14に示すプログラムエリアに記録されたマイクロプログラムコードを読み取り、Flash−ROMに転送することにより記録することが出来る。
【0088】
以上に説明したように、本発明によれば、各種の書換え可能な記録媒体を使用して、診断用のプログラムのダウンロードが実現可能となる。
【0089】
【発明の効果】
上記の詳細に説明した本発明による光ディスク装置、及び、光ディスクによれば、当該光ディスクの装着によりその上に記録した診断用マイクロプログラムの自動的にダウンロードされる共に、当該診断用マイクロプログラムによる当該媒体に対する装置の自己診断動作が自動的に可能となるので、光ディスク装置側には、複数種類の媒体に対する自己診断処理プログラムを格納(保有)する必要がなくなり、もって、装置側のマイクロプログラム容量を増加させることなく(むしろ、削減し)、複数種類の媒体に対応して自己診断が可能な光ディスク装置が提供されることとなる。
【0090】
また、上述した本発明による光ディスク装置及び光ディスクによれば、装置診断後のエラー情報の保存が、媒体別にエリアを分割して記録する必要なく、効果的にデータ保存が可能となり、かつ、過去の診断結果についても効率的に取得できる。
【0091】
さらに、装置診断時にエラーが起きた場合には、光ディスク装置のSRAMの情報がディスク上にも記録されることから、このディスク上の詳細なデータを読み取ることでエラー発生原因を詳細に解析でき、もって、光ディスク装置のマイクロプログラムの開発における効率を向上することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる光ディスク装置における自己診断動作処理を示ためのフローチャート図である。
【図2】本発明の実施例になる光ディスク装置の全体を示すシステムブロック構成図である。
【図3】本発明になるDVD−RAMディスクにおける記録エリアの構成を示す図である。
【図4】上記本発明になるDVD−RAMディスクにおけるDMAのDDS1セクタの構成を示す図である。
【図5】上記本発明になる光ディスク装置内のFlash−ROMのメモリ配置図である。
【図6】上記本発明になる光ディスク装置内のEEPROMのメモリ配置図である。
【図7】上記本発明になるDVD−RAMディスクにおける記録エリアの他の構成を示す図である。
【図8】上記本発明になる光ディスクの状態遷移を示す図である。
【図9】本発明になる光ディスク装置の自己診断動作処理フローの第2の実施例を示すフローチャート図である。
【図10】本発明になる光ディスク装置の自己診断動作処理フローの第3の実施例を示すフローチャート図である。
【図11】本発明になる光ディスク装置の自己診断動作処理フローの第4の実施例を示すフローチャート図である。
【図12】本発明になるDVD−RWディスクにおける記録エリアの構成を示す図である。
【図13】上記本発明になるDVD−RWディスクにおけるRMDのfield0の1セクタの構成を示す図。
【図14】本発明になるCD−RWディスクにおける記録エリアの構成を示す図である。
【符号の説明】
1 光ディスク
2 光ディスクドライブ装置
3 ホストコンピュータ
201 光ピックアッップ
202 フロントエンドプロセッサ
203 サーボコントロール部
204 クロック再生信号部
205 レーザコントロール部
206 デジタル信号処理部
207 システムプロセッサ
208 SRAM
209 EEPROM
210 Flash−ROM
211 インタフェース部
213、214 LED

Claims (7)

  1. 複数の種類の光ディスク媒体を装着し、当該装着した光ディスク媒体に対して情報の記録及び再生を行う光ディスク装置であって:
    マイクロプログラムの格納部と;
    前記光ディスク媒体の装着を検出して前記光ディスク媒体の所定領域の情報を読み取って、前記装着した光ディスク媒体が診断用光ディスク媒体であるか否かを判断する手段と;
    前記光ディスク媒体が診断用光ディスク媒体である場合に、前記光ディスク媒体の所定の記録領域にマイクロプログラムコードとして記録されたデータを読み取って、前記光ディスク装置の前記マイクロプログラム格納部にマイクロプログラムとしてデータを記録更新する手段と;
    前記光ディスク装置の前記マイクロプログラム格納部に記録更新したマイクロプログラムにより、前記光ディスク装置の自己診断を実行する手段とを備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 前記請求項1に記載した光ディスク装置において、さらに、前記マイクロプログラム格納部に記録更新したマイクロプログラムによる診断によりエラーが発生した場合、当該エラーを表示する手段を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  3. 前記請求項1に記載した光ディスク装置において、さらに、前記マイクロプログラム格納部に記録更新したマイクロプログラムによる診断によりエラーが発生した場合に当該光ディスク装置のエラー情報を保存記録する手段を、前記光ディスク装置内部に複数設け、かつ、当該発生したエラー情報を、診断発生毎に、当該複数の保存記録手段に対して順次その記録領域を指定して記録保存する制御手段とを備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  4. 前記請求項1に記載した光ディスク装置において、さらに、前記マイクロプログラム格納部に記録更新したマイクロプログラムによる診断によりエラーが発生した場合に当該光ディスク装置の診断動作履歴情報を保存記録する手段を前記光ディスク装置の内部に設け、かつ、当該診断の発生毎に、当該保存記録手段に記録された診断動作履歴情報を、前記装着した光ディスク媒体の所定領域に記録保存する制御手段を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  5. 光ディスク装置に装着されることにより情報の記録又は再生が可能な光ディスク媒体であって:
    前記光ディスク媒体が前記光ディスク装置の診断を行うための診断用光ディスク媒体であることを識別するための媒体識別情報と;
    前記光ディスク装置の診断を行うためのマイクロプログラムコードを記録したデータ情報とが記録されていることを特徴とする診断用光ディスク媒体。
  6. 前記請求項5に記載した診断用光ディスク媒体において、前記媒体識別情報に加え、前記光ディスク装置が当該診断用光ディスク媒体のマイクロプログラムコードで記録したデータ情報を取込んで更新するか否かを識別するための第2の媒体識別情報が記録されていることを特徴とする診断用光ディスク媒体。
  7. 前記請求項5に記載した診断用光ディスク媒体において、当該診断用光ディスク媒体に記録された診断用のマイクロプログラムコードよる光ディスク装置の診断においてエラーが発生した場合に、当該光ディスク装置のエラー発生時の動作履歴情報を記録するためのエリアを備えていることを特徴とする診断用光ディスク媒体。
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