JPH06231328A - 農業機械のデ−タ収集装置 - Google Patents

農業機械のデ−タ収集装置

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JPH06231328A
JPH06231328A JP1644193A JP1644193A JPH06231328A JP H06231328 A JPH06231328 A JP H06231328A JP 1644193 A JP1644193 A JP 1644193A JP 1644193 A JP1644193 A JP 1644193A JP H06231328 A JPH06231328 A JP H06231328A
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JP
Japan
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Pending
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JP1644193A
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English (en)
Inventor
Kiyoaki Minazu
清明 水津
Hiroshi Nagai
博 長井
Koichi Hachitsuka
浩一 八塚
Seiichi Arima
誠一 有馬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、農業機械の作業状況を把握するた
めのデ−タ収集装置に関し、ユ−ザが圃場番号、作業者
名等の識別記号を入力する時間を短縮させて操作性を向
上させようとするものである。 【構成】農業機械に装着され、本機側のデ−タを通信ラ
インを介して管理端末器に送信するように構成されたデ
−タ収集装置において、管理端末器の記憶装置内に、デ
−タファイルと管理識別用のファイルとを設け、管理識
別用のファイル内には、少なくとも圃場ファイル、作業
者ファイル、機械ファイルの1つが設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、トラクタ、コンバイ
ン等の農業機械の作業状況を把握するために農業機械の
センサ情報を収集するデ−タ収集装置に関する。
【0002】
【従来技術】農業経営の合理化や農業機械の高性能化に
伴い、各種作業デ−タ、例えば1圃場当たりまたは1日
当たりの走行距離、作業面積、燃料消費量等のデ−タを
取り、これを比較検討して以後の作業計画に役立てるこ
とがますます重要となってきている。これらデ−タを取
るために従来活用されてきた方法は、作業開始時と終了
時に農業機械に付属している燃料計や距離計の数値を読
みその差を算出することであるが、この方法は得られる
デ−タの精度が低く、しかもデ−タ収集作業や収集後の
デ−タ整理が面倒であった。
【0003】そこで、出願人は、管理端末器を農業機械
に搭載し、本機側コントロ−ラと管理端末器とを光通信
ラインで結び、作業中の各種デ−タを管理端末器のカ−
ド型メモリに記憶させ、作業終了後にパソコン等の解析
装置で作業能率を分析するシステムを以前に提案してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、先の装置の
場合、後々のデ−タ分析のために、オペレ−タは作業開
始に当たり、管理端末器に向かって作業年月日、圃場の
番号、作業者名、使用した機械の種類や番号等を入力し
なければならず、作業年月日については、管理端末器に
組み込まれたカレンダ−・時計機能で自動入力できる
が、その他については、管理端末器のカナあるいは漢字
入力キ−等を適宜操作して打ち込まなければならず、こ
の操作は面倒であるばかりか、打ち込みミスが発生する
恐れがあって、デ−タの信頼性等を損なう問題点があ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は前記の課題に
鑑みて提案するものであり、圃場等において、必要な事
項を簡単に入力できるようにしたものであり、このた
め、次のような技術的手段を講じた。即ち、農業機械に
装着され、本機側のデ−タを通信ラインを介して管理端
末器に送信するように構成されたデ−タ収集装置におい
て、該管理端末器の記憶装置内に、デ−タファイルと管
理識別用のファイルとを設け、管理識別用のファイル内
には、少なくとも圃場ファイル、作業者ファイル、使用
機械ファイルの1つが設けられていることを特徴とする
農業機械のデ−タ収集装置の構成とする。
【0006】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づいて、この発
明の実施例を説明する。図1はデ−タ収集装置のブロッ
ク図である。同図において、1は農業機械(例えばトラ
クタ)の制御装置であり、走行部および各作動部分の制
御全般を司る。各種センサ2…、操作スイッチ類3…、
及び設定器類4…からの信号が入力インタ−フェ−ス6
を介してCPU7に入力され、その入力信号に基づいて
CPU7から出力インタ−フェ−ス9を介してモ−タ、
ソレノイド、バルブ等のアクチュエ−タ10に出力信号
が出される。必要な入力情報や出力情報はメ−タやラン
プ等の表示機器類11に表示される。前記CPU7には
メモリインタ−フエ−スを介して電気的に書換可能な不
揮発性メモリ(E2PROM)12が接続されている。
この不揮発性メモリ12には農業機械の機種識別コ−ド
等を事前に登録することができる。
【0007】各センサのうちの車速センサ2A及び燃料
流量センサ2Bは、車速もしくは燃料流量の瞬時値に応
じてセンサパルスを発生するものであり、一定周期T内
におけるセンサパルスのカウント数n1、n2…を通信パ
ルスでCPU7に送信するように構成されている(図2
参照)。他のセンサとしては、トラクタの場合はロアリ
ンクセンサ、リフトア−ム角センサ、水平センサ等があ
り、また、コンバインの場合は刈り幅センサ等がある。
これらセンサは検出信号が直流電流であるので、検出信
号をA/D変換器13で変換した後CPU7に入力する
ように構成されている。
【0008】図1における20はデ−タ収集装置(管理
端末器)で、前記制御装置1と通信可能に接続して使用
する。デ−タ収集装置20は、CPU21、操作部2
2、表示部23、RAM25、漢字ROM26等を備え
た本体20aと、該本体に選択的に装着する記憶媒体と
してのROMカ−ド28及びRAMカ−ド29とからな
る。ROMカ−ド28には農業機械の各機種、型式ごと
の制御用プログラムが夫々個別に格納されている。RA
Mカ−ド29には種々のデ−タを記録するためのデ−タ
ファイルと、管理識別用のファイルとが設定されてい
る。この実施例では、デ−タファイルに記録される項目
は作業年月日、作業者名、圃場名(あるいは圃場番
号)、使用機械、作業面積、走行距離、作業時間等であ
り、これらのデ−タ項目のうち、作業者名、圃場名、使
用機械については、夫々図8に示すようにファイルがR
AMカ−ド29内に設定されている。圃場ファイルは圃
場のコ−ド番号と所有者氏名が対応し、作業者ファイル
は作業者コ−ドと作業者氏名が対応し、機械ファイルは
機械コ−ドと機械の型式が対応するように設定されてい
る。各ファイルの設定は管理端末器のキ−操作で打ち込
んでも良いが、パソコン等で事前に打ち込むようにして
もよい。
【0009】デ−タ収集装置20は例えば図3乃至図5
に示すような外観をしている。箱型状をした本体20a
の正面に操作部22としての電源ON、OFFスイッチ
31、32、各種操作スイッチ33…及びカナ、数字等
の入力キ−34…と液晶表示による表示部23が設けら
れ、一側面にROMカ−ド28及びRAMカ−ド29の
挿入口36、37とプリンタコネクタ38が設けられて
いる。操作スイッチ33の中にはデ−タ取りを開始する
ときに押す作業開始スイッチ33aと、作業を一時的に
中断するときに押す作業中断スイッチ33bと、作業を
終了したときに押す作業終了スイッチ33c、画面を切
り替える際に押す画面切替スイッチ33d、及びメンテ
情報を確認するときに押すメンテ情報スイッチ33eが
ある。
【0010】制御装置1とデ−タ収集装置20の通信は
通信インタ−フェ−ス40、41を介して行なう。図示
例のものは光通信による方法であって、デ−タ収集装置
本体の取付溝43の底面部に光インタ−フエ−ス41が
設けられているとともに、制御装置の通信インタ−フェ
−スユニット44(図6参照)にも同様の光インタ−フ
ェ−スが設けられている。デ−タ収集装置本体20aを
通信インタ−フェ−ス44に取り付けると、両光インタ
−フェ−スが正対するようになり、両装置間の情報が可
能となる。このように光通信で通信を行なうようにする
と、農業機械へのデ−タ収集装置20の着脱が容易であ
るとともに、振動の影響を受け難く良好な通信を行なえ
るという利点がある。
【0011】農業機械がトラクタである場合、例えば図
7に示すように、通信インタ−フエ−スユニット44を
キャビン45内のセンタ−ピラ−46に取り付けるよう
にしておくと、操縦席に座ったままデ−タ収集装置20
の操作を行なうことができるので便利である。なお、図
6において符号50はハンディプリンタ−、51はカ−
ドリ−ダ、52はパソコン、53はプリンタ−である。
【0012】また、図9は管理端末器とパソコンとの接
続及び管理端末器の表示部に写し出された画面の様子を
示すものであり、オペレ−タは入力キ−を操作して圃場
ファイル、作業者ファイル、機械ファイルを作成し、R
AMカ−ド29に登録する。そして、デ−タ収集作業に
当たっては、まず、RAMカ−ド29から作業者名、圃
場名、使用機械のファイルを読み出して夫々該当するコ
−ドを選択し、オペレ−タは入力キ−あるいはカ−ソル
キ−を操作して必要事項をRAM25に書き込む。作業
年月日は入力キ−34を用いて入力するように構成して
も良いが、管理端末器のカレンダ−クロックから自動的
に記録させるようにしても良い。そして、作業開始スイ
ッチ33aを押してデ−タ収集を行なう。作業の開始と
共に作業デ−タが管理端末器側に記録されるのである
が、得られたデ−タ、例えば走行距離、燃料消費量、作
業面積等はRAM25内に一時的に記憶される。このと
き、作業中断スイッチ33bや画面切替スイッチを押す
と、それらのスイッチに基づく処理がなされる。具体的
には、食事等で農業機械を一時的に停止させる場合に作
業中断スイッチ33bを押すとそれまでの作業デ−タを
保留のままにしておくことができる。作業を再開する場
合には中断スイッチ33bをもう一度押す。作業終了ス
イッチ33cを押すとRAM25に書き込まれていたデ
−タがRAMカ−ド29のデ−タファイルに転送されて
そのまま記憶される。
【0013】以上述べたように、この実施例では記憶装
置としてのRAMカ−ド29内にデ−タファイルとは別
に、圃場ファイル、作業者ファイル、機械ファイルを設
け、作業デ−タ収集前に各ファイルから圃場コ−ド、作
業者コ−ド、機械コ−ド等を選択させてデ−タファイル
の所定のアドレスに該当コ−ドを記録してゆくものであ
るから、オペレ−タがいちいち圃場で管理端末器の入力
キ−34を操作してカナや漢字を入力する必要がなく、
このため入力作業がきわめて簡単になる。
【0014】なお、この実施例では圃場ファイル、作業
者ファイル、機械ファイルをRAMカ−ド29に設ける
構成としたが、管理端末器本体内に記憶媒体として不揮
発性メモリ(EEPROM)を設け、この不揮発性メモ
リ内に各ファイルを設定するようにしてもよい。管理端
末器本体内に設定すれば、RAMカ−ド29内に記録さ
れるデ−タ領域を広く取ることができる。
【0015】図11のフロ−チャ−トを簡単に説明する
と、この実施例では、作業デ−タの収集と、ファイル登
録の2つを選択することができるように構成されてい
る。圃場番号、作業者名、機械番号を新規に登録する場
合には、夫々各ファイルをオ−プンする。すると、それ
まで登録されていた圃場番号、作業者名、機械番号のう
ち、最終の圃場番号、作業者名、機械番号が表示され
る。ここで、オペレ−タは入力キ−34等を用いて新規
に圃場の持ち主、即ち顧客名を入力し、あるいは作業者
名を入力し、あるいは新規に登録する機械の型式あるい
は機種を入力する。新規登録が終れば該当するファイル
を再びクロ−ズし、初期画面に戻る。そして、作業デ−
タの収集を開始する場合には、各ファイルから圃場番
号、作業者番号、機械番号を呼び出し、オペレ−タがキ
−若しくはカ−ソルで選択する。
【0016】ついで、作業開始スイッチ33aを押して
デ−タ収集作業を実施する。この場合、最初に、RAM
カ−ド29にヘッダ部分の書き込みが行なわれる。この
実施例では、作業年月日、作業者名、圃場名、機械名が
該当し、これらをキ−として検索ができる。作業終了ス
イッチ33cを押すとそれまでRAM25に書き込まれ
ていたデ−タがRAMカ−ド29に転送される。
【0017】最後に図12のフロ−チャ−トについて説
明する。このフロ−チャ−トの特徴は、記録媒体である
RAMカ−ド29の容量が所定値以下になったときに、
記録可能容量を表示するようにし、又、電源スイッチを
ONにしたときに記録可能容量を表示するようにした点
である。RAMカ−ド29の容量には限りがあり、作業
中に記録できなく場合が生じることが予想される。オペ
レ−タは記録可能容量を目で確認することによって予備
のRAMカ−ドを携帯するか、あるいは最初から新しい
カ−ドに交換しておくかを判断でき、したがって、RA
Mカ−ドの容量不足から作業を中断したりする必要がな
いから作業性が著しく向上する。
【0018】
【発明の効果】この発明は前記の如く、農業機械に装着
され、本機側のデ−タを通信ラインを介して管理端末器
に送信するように構成されたデ−タ収集装置において、
該管理端末器の記憶装置内に、デ−タファイルと管理識
別用のファイルとを設け、管理識別用のファイル内に
は、少なくとも圃場ファイル、作業者ファイル、使用機
械ファイルの1つが設けられていることを特徴とする農
業機械のデ−タ収集装置であるから、オペレ−タが圃場
所有者、作業者名、機械の種類・型式等を管理端末器の
キ−を操作していちいち入力する手間が省け、簡単に入
力できるので操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】システムブロック図である。
【図2】センサの検出方法を示す図である。
【図3】デ−タ収集装置の正面図である。
【図4】デ−タ収集装置の斜視図である。
【図5】デ−タ収集装置の側面図である。
【図6】管理システムの説明図である。
【図7】デ−タ収集装置の取付状態を示す図である。
【図8】ファイル構成を説明した図である。
【図9】パソコンと管理端末器の接続方法及びその画面
の内容を説明した図である。
【図10】デ−タファイルを説明した図である。
【図11】フロ−チャ−トである。
【図12】フロ−チャ−トである。
【符号の説明】
1 制御装置 2 センサ 3 操作スイッチ 4 設定器 20 デ−タ収集装置 21 CPU 22 操作部 23 表示部 25 RAM 26 ROM 28 ROMカ−ド 29 RAMカ−ド 33a 作業開始スイッチ 33b 作業中断スイッチ 33c 作業終了スイッチ 33d 画面切替スイッチ 33e メンテ情報スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 有馬 誠一 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】農業機械に装着され、本機側のデ−タを通
    信ラインを介して管理端末器に送信するように構成され
    たデ−タ収集装置において、該管理端末器の記憶装置内
    に、デ−タファイルと管理識別用のファイルとを設け、
    管理識別用のファイル内には、少なくとも圃場ファイ
    ル、作業者ファイル、使用機械ファイルの1つが設けら
    れていることを特徴とする農業機械のデ−タ収集装置。
JP1644193A 1993-02-03 1993-02-03 農業機械のデ−タ収集装置 Pending JPH06231328A (ja)

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JP1644193A JPH06231328A (ja) 1993-02-03 1993-02-03 農業機械のデ−タ収集装置

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JP1644193A JPH06231328A (ja) 1993-02-03 1993-02-03 農業機械のデ−タ収集装置

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JPH06231328A true JPH06231328A (ja) 1994-08-19

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JP1644193A Pending JPH06231328A (ja) 1993-02-03 1993-02-03 農業機械のデ−タ収集装置

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