JPH0623129Y2 - 閉鎖配電盤 - Google Patents
閉鎖配電盤Info
- Publication number
- JPH0623129Y2 JPH0623129Y2 JP1988000639U JP63988U JPH0623129Y2 JP H0623129 Y2 JPH0623129 Y2 JP H0623129Y2 JP 1988000639 U JP1988000639 U JP 1988000639U JP 63988 U JP63988 U JP 63988U JP H0623129 Y2 JPH0623129 Y2 JP H0623129Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit breaker
- storage frame
- closed switchboard
- draw
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Trip Switchboards (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、閉鎖配電盤に収納される引出形遮断器と、
これに接続構成されるCTの取付構成に関するものであ
る。
これに接続構成されるCTの取付構成に関するものであ
る。
[従来の技術] 第3図は従来の引出形遮断器を収納した閉鎖配電盤の側
断面構造図であり、図において、(7)は閉鎖配電盤箱
体、(1)は閉鎖配電盤箱体(7)に収納される引出形遮断
器、(2)は引出形遮断器(1)を収納する収納枠、(2c)は一
次端子、(2e)は収納枠(2)の碍子取付フレーム、(2f)は
碍子取付フレーム(2e)に固着され一次端子(2c)を支持す
る碍子、(3)はCT、(4)は両側から閉鎖配電盤箱体(7)
に支持されてCT(3)を保持する取付フレーム、(5)は一
次端子(2c)とCT(3)とを電気的に接続する接続導体、
(6)は外線ケーブル接続端子である。この外線ケーブル
接続端子(6)に外部から引込まれたケーブルの一端が接
続される。
断面構造図であり、図において、(7)は閉鎖配電盤箱
体、(1)は閉鎖配電盤箱体(7)に収納される引出形遮断
器、(2)は引出形遮断器(1)を収納する収納枠、(2c)は一
次端子、(2e)は収納枠(2)の碍子取付フレーム、(2f)は
碍子取付フレーム(2e)に固着され一次端子(2c)を支持す
る碍子、(3)はCT、(4)は両側から閉鎖配電盤箱体(7)
に支持されてCT(3)を保持する取付フレーム、(5)は一
次端子(2c)とCT(3)とを電気的に接続する接続導体、
(6)は外線ケーブル接続端子である。この外線ケーブル
接続端子(6)に外部から引込まれたケーブルの一端が接
続される。
従来は、閉鎖配電盤に収納する引出形遮断器(1)の収納
枠(2)は引出形遮断器(1)と閉鎖配電盤側導体との接合部
品のみ取り付けた構成としており、CT(3)は各々閉鎖
配電盤箱体(7)内に取付フレーム(4)を介して取付けてい
た。このため取付フレーム(4)は閉鎖配電盤箱体(7)の側
面フレーム(図示せず)に別途取付ける必要があった。
そのため引出形遮断器(1)の収納枠(2)とCT(3)との接
続作業は閉鎖配電盤箱体(7)内で行なう必要があつた。
枠(2)は引出形遮断器(1)と閉鎖配電盤側導体との接合部
品のみ取り付けた構成としており、CT(3)は各々閉鎖
配電盤箱体(7)内に取付フレーム(4)を介して取付けてい
た。このため取付フレーム(4)は閉鎖配電盤箱体(7)の側
面フレーム(図示せず)に別途取付ける必要があった。
そのため引出形遮断器(1)の収納枠(2)とCT(3)との接
続作業は閉鎖配電盤箱体(7)内で行なう必要があつた。
[考案が解決しようとする課題] 従来の閉鎖配電盤構造は以上のように構成されているの
で、CTを取付けるための取付フレーム(4)の取付位置
に合わせて閉鎖配電盤箱体(7)に側面フレームが必要で
あり、かつ、閉鎖配電盤内におけるCT設置のために大
きな空間が必要であり、このために閉鎖配電盤の設置面
積が大きくなるという問題があった。また、引出形遮断
器(1)用の収納枠(2)とCT(3)との接続作業を盤内で行
なう必要があり作業性が悪いなどの問題点があった。
で、CTを取付けるための取付フレーム(4)の取付位置
に合わせて閉鎖配電盤箱体(7)に側面フレームが必要で
あり、かつ、閉鎖配電盤内におけるCT設置のために大
きな空間が必要であり、このために閉鎖配電盤の設置面
積が大きくなるという問題があった。また、引出形遮断
器(1)用の収納枠(2)とCT(3)との接続作業を盤内で行
なう必要があり作業性が悪いなどの問題点があった。
この考案は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、引出形遮断器(1)用の収納枠(2)上の主回路導
体とCT(3)との主回路接続並びにCT(3)に係る制御回
路配線作業を盤外でできるとともに閉鎖配電盤のフレー
ム構造を簡素化および小形化した閉鎖配電盤を得ること
を目的とする。
たもので、引出形遮断器(1)用の収納枠(2)上の主回路導
体とCT(3)との主回路接続並びにCT(3)に係る制御回
路配線作業を盤外でできるとともに閉鎖配電盤のフレー
ム構造を簡素化および小形化した閉鎖配電盤を得ること
を目的とする。
[課題を解決するための手段] この考案に係る閉鎖配電盤は、 電路を開閉する引出形遮断器と、 前記引出形遮断器を引出し又は挿入移動するように積載
する水平部と、前記水平部の挿入方向の端部に連なり垂
直上方へ突設された垂直部とを有し、引出し方向又は挿
入方向に直交する方向から見た側面が略L字形状に構成
された収納枠と、 前記収納枠の垂直部の突設端部に設けられたブツシング
と、 前記ブツシングに保持され、一端が前記引出形遮断器に
対向する方向に導出した前記引出形遮断器と接離する主
回路の断路接触部となる一次端子と、 前記ブツシングにおける前記引出形遮断器に対向する面
を正面とする背面に固着されて主回路に直列に接続され
るべき主回路端子が上下方向に導出するように設けら
れ、当該主回路端子が前記一次端子の他端に電気的に接
続されたCTとを具備するものである。
する水平部と、前記水平部の挿入方向の端部に連なり垂
直上方へ突設された垂直部とを有し、引出し方向又は挿
入方向に直交する方向から見た側面が略L字形状に構成
された収納枠と、 前記収納枠の垂直部の突設端部に設けられたブツシング
と、 前記ブツシングに保持され、一端が前記引出形遮断器に
対向する方向に導出した前記引出形遮断器と接離する主
回路の断路接触部となる一次端子と、 前記ブツシングにおける前記引出形遮断器に対向する面
を正面とする背面に固着されて主回路に直列に接続され
るべき主回路端子が上下方向に導出するように設けら
れ、当該主回路端子が前記一次端子の他端に電気的に接
続されたCTとを具備するものである。
[作用] この考案における閉鎖配電盤は引出形遮断器用の収納枠
の垂直部に主回路端子が鉛直方向である上下方向に導出
するようにCTを直接取付け、収納枠からCTまでの主
回路と制御回路構成までを盤外で組立る。
の垂直部に主回路端子が鉛直方向である上下方向に導出
するようにCTを直接取付け、収納枠からCTまでの主
回路と制御回路構成までを盤外で組立る。
[考案の実施例] 以下、この考案の一実施例を図について説明する。第1
図は収納枠部分の部分側面断面図である。第1図に示す
ように、引出形遮断器(1)用の収納枠(2)は収納枠本体フ
レーム(2a)を有しており、この収納枠本体フレーム(2a)
は、引出形遮断器(1)が積載されてその上を移動する水
平部(2x)と、前記引出形遮断器(1)と接離する断路接触
部(2g)を有する垂直部(2y)を具備しており、収納枠本体
フレーム(2a)の側面断面は略L字形状に構成されてい
る。(2b)は収納枠本体フレーム(2a)の垂直部の上部に配
置せられたブツシング、(2c)はブツシング(2b)の上部お
よび下部に取付けられ引出形遮断器(1)に接離される一
次端子である。ブツシング(2b)とCT(3)はフレーム(2
d)によつて収納枠本体フレーム(2a)の垂直部(2y)に固定
保持されており、このフレーム(2d)の第1図における奥
行方向の両端が収納枠本体フレーム(2a)に支持されてい
る。(5)は一次端子(2c)とCT(3)を接続する接続導体、
(6)は外線ケーブル接続端子であり、断路接触部(2g)は
一次端子(2c)の一端に設けられ引出形遮断器(1)と接離
するように構成されている。ブツシング(2b)の背面(第
1図における右側面)に設けられたCT(3)は、主回路
端子(3a)の導出方向が上下方向となるよう配設されてお
り、ブツシング(2b)の背面にあるフレーム(2d)に取付け
られている。第2図は、この考案による閉鎖配電盤の側
面断面図で、(7)は閉鎖配電盤箱体、(8)は第2図におい
て奥行方向に複数個配設される列盤(図示省略)間を電
気的に接続し給電する主母線、(9)はこの主母線(8)から
各分枝し、上記ブツシング(2b)の一次端子(2c)に接続さ
れるケーブルである。また、第4図は第1図に示す収納
枠(2)及びCT(3)を第1図のIV方向から見た背面図であ
る。
図は収納枠部分の部分側面断面図である。第1図に示す
ように、引出形遮断器(1)用の収納枠(2)は収納枠本体フ
レーム(2a)を有しており、この収納枠本体フレーム(2a)
は、引出形遮断器(1)が積載されてその上を移動する水
平部(2x)と、前記引出形遮断器(1)と接離する断路接触
部(2g)を有する垂直部(2y)を具備しており、収納枠本体
フレーム(2a)の側面断面は略L字形状に構成されてい
る。(2b)は収納枠本体フレーム(2a)の垂直部の上部に配
置せられたブツシング、(2c)はブツシング(2b)の上部お
よび下部に取付けられ引出形遮断器(1)に接離される一
次端子である。ブツシング(2b)とCT(3)はフレーム(2
d)によつて収納枠本体フレーム(2a)の垂直部(2y)に固定
保持されており、このフレーム(2d)の第1図における奥
行方向の両端が収納枠本体フレーム(2a)に支持されてい
る。(5)は一次端子(2c)とCT(3)を接続する接続導体、
(6)は外線ケーブル接続端子であり、断路接触部(2g)は
一次端子(2c)の一端に設けられ引出形遮断器(1)と接離
するように構成されている。ブツシング(2b)の背面(第
1図における右側面)に設けられたCT(3)は、主回路
端子(3a)の導出方向が上下方向となるよう配設されてお
り、ブツシング(2b)の背面にあるフレーム(2d)に取付け
られている。第2図は、この考案による閉鎖配電盤の側
面断面図で、(7)は閉鎖配電盤箱体、(8)は第2図におい
て奥行方向に複数個配設される列盤(図示省略)間を電
気的に接続し給電する主母線、(9)はこの主母線(8)から
各分枝し、上記ブツシング(2b)の一次端子(2c)に接続さ
れるケーブルである。また、第4図は第1図に示す収納
枠(2)及びCT(3)を第1図のIV方向から見た背面図であ
る。
[考案の効果] 以上、この考案によれば引出形遮断器用の収納枠にCT
を直接取付けることによつて他に取付フレームを設けな
くてすむうえ、収納枠とCTを一体化することによつて
閉鎖配電盤の外で収納枠とCT間の主回路及び制御回路
共接続作業ができる為、盤内での作業が軽減できるほ
か、閉鎖配電盤箱体(7)の側面フレームが不要となり、
また盤奥行寸法を小さくできるなどの効果がある。
を直接取付けることによつて他に取付フレームを設けな
くてすむうえ、収納枠とCTを一体化することによつて
閉鎖配電盤の外で収納枠とCT間の主回路及び制御回路
共接続作業ができる為、盤内での作業が軽減できるほ
か、閉鎖配電盤箱体(7)の側面フレームが不要となり、
また盤奥行寸法を小さくできるなどの効果がある。
第1図および第2図はこの考案の一実施例を示し、第1
図は引出形遮断器用の収納枠の部分側面断面図、第2図
は第1図に示す収納枠及びCTを閉鎖配電盤に収納した
時の側面断面図、第3図は従来の閉鎖配電盤の側面断面
図、第4図は第1図の背面図(IV方向から見た図)であ
る。 図において、(1)は引出形遮断器、(2)は収納枠、(3)は
CT、(5)は接続導体、(7)は閉鎖配電盤箱体である。 なお、図中の同一符号は同一、又は相当部分を示す。
図は引出形遮断器用の収納枠の部分側面断面図、第2図
は第1図に示す収納枠及びCTを閉鎖配電盤に収納した
時の側面断面図、第3図は従来の閉鎖配電盤の側面断面
図、第4図は第1図の背面図(IV方向から見た図)であ
る。 図において、(1)は引出形遮断器、(2)は収納枠、(3)は
CT、(5)は接続導体、(7)は閉鎖配電盤箱体である。 なお、図中の同一符号は同一、又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】電路を開閉する引出形遮断器、 前記引出形遮断器を引出し又は挿入移動するように積載
する水平部と、前記水平部の挿入方向の端部に連なり垂
直上方へ突設された垂直部とを有し、引出し方向又は挿
入方向に直交する方向から見た側面が略L字形状に構成
された収納枠、 前記収納枠の垂直部の突設端部に設けられたブツシン
グ、 前記ブツシングに保持され、一端が前記引出形遮断器に
対向する方向に導出して前記引出形遮断器と接離する主
回路の断路接触部となる一次端子、 前記ブツシングにおける前記引出形遮断器に対向する面
を正面とする背面に固着されて主回路に直列に接続され
るべき主回路端子が上下方向に導出するように設けら
れ、当該主回路端子が前記一次端子の他端に電気的に接
続されたCT、 を具備することを特徴とする閉鎖配電盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988000639U JPH0623129Y2 (ja) | 1988-01-07 | 1988-01-07 | 閉鎖配電盤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988000639U JPH0623129Y2 (ja) | 1988-01-07 | 1988-01-07 | 閉鎖配電盤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01105306U JPH01105306U (ja) | 1989-07-17 |
JPH0623129Y2 true JPH0623129Y2 (ja) | 1994-06-15 |
Family
ID=31199844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988000639U Expired - Lifetime JPH0623129Y2 (ja) | 1988-01-07 | 1988-01-07 | 閉鎖配電盤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0623129Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5880718U (ja) * | 1981-11-27 | 1983-06-01 | 株式会社高岳製作所 | 引出し形しや断器の断路部構造 |
JPS6114258U (ja) * | 1984-06-30 | 1986-01-27 | 藤倉ゴム工業株式会社 | 大型ダイヤフラム用ボルト保持具 |
-
1988
- 1988-01-07 JP JP1988000639U patent/JPH0623129Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01105306U (ja) | 1989-07-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR900001990B1 (ko) | 폐쇄 배전반 | |
US3832604A (en) | Electrical protective panel assembly | |
JPH0623129Y2 (ja) | 閉鎖配電盤 | |
JP2867743B2 (ja) | ガス絶縁スイッチギヤ | |
CN211208175U (zh) | 一种bh互感器 | |
JP3888184B2 (ja) | バスバーとプリント基板の接続構造 | |
JP3081949B2 (ja) | 多段積引出型閉鎖配電盤 | |
US4883427A (en) | Apparatus for supplying voltage to component assemblies | |
CN216698765U (zh) | 一种接线端子组件的安装结构 | |
JP2001061206A (ja) | スイッチギヤ | |
JPS645926Y2 (ja) | ||
CN221408086U (zh) | 电路板模块安装总成及电气设备 | |
CN212784360U (zh) | 一种配电箱体结构 | |
JP2564651B2 (ja) | 閉鎖配電盤 | |
CN220306183U (zh) | 一种带有固定架的断路器 | |
JP4134365B2 (ja) | コントロールセンタ | |
JP2874428B2 (ja) | 配電盤 | |
JPH0343766Y2 (ja) | ||
JPH11164414A (ja) | 制御盤 | |
JP2962609B2 (ja) | 交換機におけるパッケージの接続構造 | |
JP2889660B2 (ja) | 多段積閉鎖配電盤 | |
JPS62203505A (ja) | コントロ−ルセンタ | |
JPS5852764Y2 (ja) | 電子回路ユニットの給電線等の接続構造 | |
JPS6146106A (ja) | 引出形電気機器用断路接触子 | |
JP2597319Y2 (ja) | 金属閉鎖形スイッチギヤ |