JP4134365B2 - コントロールセンタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ユニット室に収納したユニットの電気機器を直列に接続する伝送信号線を布設したコントロールセンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のコントロールセンタは図4ないし図6に示すように構成されている。
図において、20はコントロールセンタで、側板21、22と天井板23と底板24とから構成され、前記コントロールセンタ内を水平方向の仕切板25で仕切って複数個のユニット室26を形成している。26aはユニット室のドア、27は電気機器を搭載したユニットで、前記ユニット室26に収納してある。28は前記ユニット室26の一方側にユニット室の上段から下段に向かって配設して取付けた収納ダクトで、前記収納ダクト28はコ字状に形成したダクトケース28aと、このダクトケース28aを覆うダクトカバー28bから構成され、前記側板21に絶縁ブッシュ28cを介して取付けられている。前記収納ダクト28内には、図6に示すように、前記各ユニット室26に対応する位置に端子台29が設けられ、前記端子台29の相互を伝送線信号線30で接続してある。また、前記ユニット室26に収納したユニット27の電気機器からの信号線31を前記収納ダクト28に取付けた端子台29に接続してある。32は配線室で、前記ユニット室26の他方側に設けられている。32aは配線室のドア、33は前記配線室32の上部から下部に向かって取付けた配線ダクトで、この配線ダクト33内にユニット27の電気機器に接続する電力線(図示せず)を収納してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来のコントロールセンタは、つぎのような欠点がある。
(1)収納ダクト28内に端子台29を取付け、この端子台29から信号線31を分岐してユニット27の電気機器に接続するため、分岐接続が煩雑となっている。
(2)ユニット室26の側部に収納ダクト28をユニット室26の上部より下部に向かって配設し、この収納ダクト28内に伝送信号線30を収納するため、ユニット27の収納スペースが制限される。
そこで、本発明は、伝送信号線の分岐接続を簡単し、ユニットの収納スペースが制限されないようにすることを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するため、本発明は、側板と支持枠と底板と天井板とドアとを備えてなるコントロールセンタ内を水平方向の仕切板で仕切って複数個のユニット室を設け、これらのユニット室に電気機器を搭載したユニットを挿入し、各ユニットの電気機器を伝送信号線で直列に接続したコントロールセンタにおいて、前記ユニット室の側部の支持枠に形成し、前記伝送信号線を収納する凹部と、
前記凹部と前記側板とで形成され、内部に、前記ユニットに搭載した電気機器からの電力線を収納する配線ダクトを備えた配線室と、前記ユニット側のドアの裏面側であって、前記各ユニットの前面側のフレームに取付け、前記ユニットに搭載した電気機器に接続した信号線の端部に取付けた第1のコネクタと、前記伝送信号線を複数に分岐した分岐線の端部に設け、前記第1のコネクタに嵌合する第2のコネクタと、前記支持枠の凹部に取り付けられるとともに、内部に前記伝送信号線を収納したワイヤサドルとを備えている。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。
図1は本発明の実施例を示すコントロールセンタの正面図、図2はコントロールセンタの図で、(a)は図1のA−A線に沿う断面図、(b)は伝送信号線の正面図である。図3は要部拡大図である。
図において、1はコントロールセンタで、側板2、3と支持枠4と底板5と天井板6とドア7とから構成されている。前記支持枠4には凹部4aが設けられ、前記凹部4aと前記側板2とで配線室11を形成している。8は仕切板で、前記コントロールセンタ1内を水平方向に仕切って複数個のユニット室9を形成している。10は前記ユニット室9に収納するユニットで、配線用遮断器、電磁開閉器等の主回路機器、過電流継電器、多機能リレー等を単位回路ごとに共通のフレーム10aに取付けて前記各機器を一体にまとめてある。前記配線室11の前面にはドア12が設けられ、前記配線室11内には配線ダクト13が取付けてある。14は前記ユニット10から導出した信号線で、端部に第1のコネクタ14aを取付け、この第1のコネクタ14aを前記ユニット10のフレーム10aに固定している。15は前記各ユニット10の電気機器に接続する伝送信号線で、図2(b)に示すように伝送信号線15を複数個に分岐して、分岐した部分に前記信号線14の第1のコネクタ14aに嵌合する第2のコネクタ15aを取付けてある。16は図3に示すように前記支持枠4の凹部4aに取付けたワイヤサドルで、このワイヤサドル16に前記伝送信号線15を収納して、側板4に伝送信号線15を固定している。
つぎに、このような構造のコントロールセンタの配線作業について説明する。
まず、前記コントロールセンタ1のユニット室9にユニット10を収納する。前記ユニット10に搭載した電気機器からの電力線を、前記配線室11に設けた配線ダクト13内に収納して、コントロールセンタ1の外部に電力線を導出する。前記ユニット10の電気機器に接続した信号線14の第1のコネクタ14aを前記ユニット10のフレーム10aに固定する。
つぎに、伝送信号線15を前記コントロールセンタ1の支持枠4の凹部4aに収納する。前記伝送信号線15をワイヤサドル16で支持枠4に固定する。前記伝送信号線15から分岐した分岐線に設けた第2のコネクタ15aを、前記ユニット10のフレーム10aに取付けた信号線14の第1のコネクタ14aに嵌合させて、伝送信号線15を各ユニット10の電気機器に接続する。
このように、本発明のコントロールセンタは、伝送信号線から分岐した分岐線を設け、この分岐線の先端に取付けた第2のコネクタを、ユニットの電気機器に接続した信号線の第1のコネクタに嵌合させて接続するようにしているので、伝送信号線の分岐接続が非常に簡単に行える。
【0006】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によるコントロールセンタは、つぎのような効果がある。
(1)伝送信号線を複数個に分岐した分岐線の端部に第2のコネクタを設け、この第2のコネクタを、前記ユニット側のドアの裏面側であって、前記各ユニットの前面側のフレームに取付け、前記ユニットに搭載した電気機器に接続した信号線の端部に取付けた第1のコネクタに差し込んで接続するので、分岐接続が簡単となる。
(2)ユニット室の配線室側の側部の支持枠に形成した凹部に伝送信号線を固定するので、ユニットの収納スペースが制限されることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示すコントロールセンタの正面図である。
【図2】 コントロールセンタの図で、(a)は図1のA−A線に沿う断面図、(b)は伝送信号線の正面図である。
【図3】 本発明の要部拡大図である。
【図4】 従来のコントロールセンタの正面図である。
【図5】 図4のB−B線に沿う断面図である。
【図6】 従来のコントロールセンタの要部拡大図である。
【符号の説明】
1 コントロールセンタ、 2、3 側板、 4 支持枠、 4a 凹部、
5 底板、 6 天井板、 7 ドア、 8 仕切り板
9、9… ユニット室、 10、10… ユニット、
11 配線室、 12 ドア、 13 配線ダクト、
14 信号線、 14a 第1のコネクタ、 15 伝送信号線、
15a 第2のコネクタ、 16 ワイヤサドル
Claims (1)
- 側板と支持枠と底板と天井板とドアとを備えてなるコントロールセンタ内を水平方向の仕切板で仕切って複数個のユニット室を設け、これらのユニット室に電気機器を搭載したユニットを挿入し、各ユニットの電気機器を伝送信号線で直列に接続したコントロールセンタにおいて、
前記ユニット室の側部の支持枠に形成し、前記伝送信号線を収納する凹部と、
前記凹部と前記側板とで形成され、内部に、前記ユニットに搭載した電気機器からの電力線を収納する配線ダクトを備えた配線室と、
前記ユニット側のドアの裏面側であって、前記各ユニットの前面側のフレームに取付け、前記ユニットに搭載した電気機器に接続した信号線の端部に取付けた第1のコネクタと、
前記伝送信号線を複数に分岐した分岐線の端部に設け、前記第1のコネクタに嵌合する第2のコネクタと、
前記支持枠の凹部に取り付けられるとともに、内部に前記伝送信号線を収納したワイヤサドルと、
を備えたことを特徴とするコントロールセンタ。
Priority Applications (1)
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JP36289297A JP4134365B2 (ja) | 1997-12-12 | 1997-12-12 | コントロールセンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36289297A JP4134365B2 (ja) | 1997-12-12 | 1997-12-12 | コントロールセンタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11178126A JPH11178126A (ja) | 1999-07-02 |
JP4134365B2 true JP4134365B2 (ja) | 2008-08-20 |
Family
ID=18477997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP36289297A Expired - Fee Related JP4134365B2 (ja) | 1997-12-12 | 1997-12-12 | コントロールセンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
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Families Citing this family (1)
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JP2002218609A (ja) * | 2001-01-19 | 2002-08-02 | Yaskawa Electric Corp | 制御盤の信号線分岐用金属ダクト |
-
1997
- 1997-12-12 JP JP36289297A patent/JP4134365B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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