JP3888184B2 - バスバーとプリント基板の接続構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、バスバーとプリント基板の接続構造に関し、詳しくは、バスバーのタブをプリント基板のタブ穴に貫通させて半田接続してプリント基板の導電材と直接回路接続するものにおいて、半田付け前にバスバーのタブを基板のタブ穴と正確に一致させるものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車では搭載するジャンクションボックスにはワイヤハーネスを介して自動車の各部に装着する電装品と接続し、電源回路、制御回路、信号回路の分岐接続を集中的に行っている。
上記ジャンクションボックスの内部にバスバーと絶縁板の積層体を収容し、バスバーから突設したタブをワイヤハーネス端末の端子とコネクタ等を介して接続している。
【0003】
近年、プリント基板からなる電子制御ユニット(ECU)が電装品制御用として多数用いられ、上記ジャンクションボックスのケース内にもECUを上記積層体と共に収容して、バスバーとECUとを接続している場合がある。
【0004】
例えば、図9に示すジャンクションボックス1では、ケース内においてバスバー2と絶縁板3との積層体の上方に、電子部品4aを多数搭載したプリント基板(ECU)4を仕切用絶縁板5を介して収容している。
上記バスバー2とプリント基板4の導体との接続は、中継端子17aを収容した中継コネクタ17を用いて電気接続を図っている。
【0005】
あるいは、図10に示すジャンクションボックス6の場合には、該ジャンクションボックス6のケースとは別に設けたECUケース7にプリント基板(ECU)9を収容し、該プリント基板9に実装されたコネクタ8とジャンクションボックス6側のコネクタ収容部16とを図示の如く嵌合することで、コネクタ収容部16内のバスバー10のタブ10aとプリント基板9の導体に半田付けされたコネクタ8内の端子との電気接続を図っている。
【0006】
さらに、図11に示すジャンクションボックス11の場合には、ケース12内部に収容されたプリント基板(ECU)15にダイレクトで端子14を半田接続しており、該端子14はケース12に設けられたコネクタ収容部12a内に圧入されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記図9乃至図11に示す従来のECUの導体とバスバーとの接続構造にはいずれも問題点があった。
即ち、上記図9に示すジャンクションボックス1の場合には、バスバー2とプリント基板4との電気接続を中継コネクタ3を介して行う必要があり、中継コネクタ3の分だけコストアップとなる。
また、プリント基板4の導体の接続端を中継コネクタ3の端子3aと接続するために、プリント基板4の両側に集中させて回路配策しなければならず、回路設計の自由度に制限があった。
【0008】
同様に、上記図10に示すジャンクションボックス6およびECUケース7の場合も、バスバー10とプリント基板9との電気接続のためにコネクタ8を用いるためコストアップとなると共に、プリント基板9の導体の接続端をコネクタ8に集中させる回路配策を行わねばならない。
【0009】
一方、上記図11に示すジャンクションボックス11の場合は、中継用のコネクタを使用していないものの、端子14を収容したケース12の端子筒12bをプリント基板15に当接させて端子14を位置決め(アライメント)させて、端子14とプリント基板15の導体とを半田接続しているため、ケース12などの樹脂部分が熱膨張した場合には、上記半田接続部にダイレクトに応力が集中してしまい、半田接続部の電気接続信頼性を低下させている。
また、プリント基板15と半田接続された端子14の先端側は、即コネクタ収容部12aに突出するのみで回路形成を行っていないので、ジャンクションボックスとしての分岐回路はプリント基板15上の回路に組み込む必要があり、プリント基板15の回路数が増大する問題もあった。
【0010】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、プリント基板を用いる場合において、中継コネクタを廃止してコストダウンを図り、かつ、回路設計自由度を高めることを第1の課題とすると共に、端子やタブ等をダイレクトでプリント基板と接続する場合に、適切なアライメント矯正を行いつつも熱膨張等により応力が集中しないようにすることを第2の課題としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、ケース内部に絶縁板と積層して収容されているバスバーより突出させたタブをプリント基板のタブ穴に挿入し、該プリント基板の導電材と半田接続する構造であって、
上記バスバーとプリント基板との間に移動可能に配置される仕切用絶縁板と、
上記仕切用絶縁板に設けられ、バスバー側のタブが挿入されるタブ矯正筒と、
上記バスバーと積層配置している絶縁板よりプリント基板配置側に向けて突設されるプリント基板固定用のネジ止め筒台と、
上記ネジ止め筒台の先端側外面に突設され、上記仕切用絶縁板を仮係止位置に保持する仮係止突起と、
上記仮係止突起よりもネジ止め筒台の基部側に突出され、上記仕切用絶縁板を本係止位置に保持する本係止突起とを備え、
上記仕切用絶縁板は上記ネジ止め筒台に沿って、仮係止位置、本係止位置へと移動され、
上記仕切用絶縁板が仮係止位置で保持された状態で上記タブ矯正筒に上記バスバーのタブが挿入されてアライメントが矯正され、
上記仕切用絶縁板が本係止位置に保持された状態で、上記タブ矯正筒を通る上記タブの先端が、上記ネジ止め筒台の先端に搭載するプリント基板のタブ穴に貫通され、この状態でプリント基板はネジ止め筒台にネジ止めされると共に、上記タブがプリント基板に半田付けされる構成としているバスバーとプリント基板の接続構造を提供している。
【0012】
上記接続構造とすると、上記バスバーのタブを上記プリント基板のタブ穴に挿入して該プリント基板の導電材とダイレクトで半田接続しているので、従来のような中継コネクタを廃止することができ、コストダウンを図ることができる。
また、プリント基板はバスバーのタブと直接接続するため、中継コネクタを用いていた時のように、プリント基板上の導電材の接続端をコネクタに合わせて1ヶ所に集中させるというような制約が無くなり、回路設計の自由度を高くすることができる。
【0013】
さらに、上記バスバーのタブは、バスバーとプリント基板との間に介在させる仕切用絶縁板が仮係止位置の状態からタブ矯正筒に挿通されてアライメント矯正されるので、コネクタを用いずとも確実、かつ、容易にプリント基板のタブ穴に貫通させて電気接続を図ることができる。
しかも、仕切用絶縁板を上記ネジ止め筒台の基部側に移動させて本係止位置に保持させることで、ネジ止め筒台の先端にネジ止め固定されるプリント基板とタブ矯正筒との間に距離をあけることができ、即ち、上記タブのプリント基板との半田付け部分とタブ矯正筒との間に距離をあけることができる。これにより、タブ矯正筒を構成する仕切用絶縁板などが熱膨張して位置ズレした際にも、上記タブで該位置ズレを吸収して該半田付け部分への応力集中を防止することができる。
【0014】
また、従来のように、ケースのコネクタ収容部に露出する端子でプリント基板と接続するのではなく、バスバーのタブをプリント基板と接続しているので、分岐回路等をバスバー側に回路形成させることができ、プリント基板側の回路を増加させてしまうこともない。
【0015】
上記ネジ止め筒台はケースの隅部より突出され、ケース内部の略全面に亙って配置している上記バスバーのプリント基板配置側全表面が上記仕切用絶縁板で上記プリント基板と仕切られ、かつ、
上記仕切用絶縁板には、並列状態で突出する上記バスバーのタブを挿入するタブ穴を並列に設けた上記タブ矯正筒が所要箇所に突設されている。
【0016】
上記構成とすると、上記ネジ止め筒台を隅部に設けることで、上記バスバーと上記プリント基板との間を全面に亙って仕切用絶縁板で絶縁できる。また、上記バスバーのタブは並列して設けなくとも任意の位置で突出させてプリント基板と接続することが可能であるが、上記のように、タブを並列状態とすることで、対応する上記タブ矯正筒を散在させずに済む。
【0017】
上記バスバーのタブが半田付けされたプリント基板はカバーで覆われ、
該カバーは上記バスバーを収容しているケースにロック結合すると同時に、そのロック爪で上記本係止位置の上記仕切用絶縁板を上記バスバーに当接する最終押込位置に移動させる構成としている。
【0018】
上記構成とすると、上記仕切用絶縁板を手で押し込むことなく上記カバーのケースへのロック作業と同時に最終押込位置に移動させることができ、仕切用絶縁板がバスバーと当接することで仕切用絶縁板自体も安定する。
また、プリント基板の上記半田付け部分とタブ矯正筒との隙間をさらに離すことができるので、該隙間に存在するタブがフリーとなり応力吸収の役目を果たし、半田付け部分への応力集中をより効果的に防止することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図4は自動車用のジャンクションボックス20を示す。
ジャンクションボックス20のケース21の下面には、図1に示すように、コネクタ収容部22、23、24、26、ダイオード収容部25を設けている。ケース21の側面には、図1および図2に示すように、長円形または円形の挿通孔28a、29aを有するブラケット28、29を対向する位置に水平方向に突出させていると共に、オプションカセット用のロック部27を8つ設けている。
【0020】
ジャンクションボックス20のケース21内には、図3及び図4に示すように、バスバー30、32と絶縁板31を積層して回路形成した積層体を、ケース21内の略全面に亙って配置している。
バスバー30、32には上方に屈折させたタブ32aを並列状態で突出させていると共に、絶縁板31は四隅より夫々ネジ止め筒台31aを突出させている。
【0021】
ネジ止め筒台31aの外面には、図5乃至図8に示すように、後述する仕切用絶縁板33を仮係止位置に仮係止する仮係止突起31a−1を先端側に突出させていると共に、該仮係止突起31a−1よりも基部側には仕切用絶縁板33を本係止位置に係止する本係止突起31a−2を突出させている。
また、ネジ止め筒台31aの上面31a−4には、ネジ穴31a−5を穿設していると共に、上面31a−4の4辺のうちケース21側面に面する2辺よりL字枠部31a−3を上方に突出させている。
【0022】
ネジ止め筒台31aの上面31a−4にはプリント基板34が載置され、その四隅をL字枠部31a−3の内側に嵌め込んで、ネジ穴31a−5にネジNで固定される。
プリント基板34は、基板上の導電材と導通するタブ穴34aを所要箇所に夫々穿設しており、バスバー30、32のタブ32aを該タブ穴34aに貫通させて半田H付けすることにより、バスバー30、32と回路接続を図っている。
【0023】
また、バスバー30、32および絶縁板31の積層体とプリント基板34との間には上記仕切用絶縁板33を介在させて上記積層体の全表面を仕切っている。
仕切用絶縁板33は、その四隅にネジ止め筒台31aを貫通させる貫通孔33cを穿設していると共に、図4に示すように、中央を横断する長幅のタブ矯正筒33aと短幅のタブ矯正筒33bを突設してバスバー30、32のタブ32aを貫通させている。
【0024】
タブ矯正筒33a、33bには、タブ矯正穴33a−1、33b−1を並列に設け、タブ矯正穴33a−1、33b−1の存在しない上面にプリント基板34の位置決め用突起33a−2を突出している。また、タブ矯正穴33a−1、33b−1内には、近接方向に突出したテーパー部33a−3、33b−3を設けている。
【0025】
また、ジャンクションボックス20のケース21開口となるプリント基板34露出側にはカバー35を被せて、カバー35のロック爪35aとケース21の被ロック部21aとを係止してロック結合している。
【0026】
次に、ジャンクションボックス20の組立工程について説明する。
図5の第1工程に示すように、ケース21内にバスバー30、32と絶縁板31とを積層配置した状態において、仕切用絶縁板33の貫通孔33cをネジ止め筒台31aに貫通させて仮係止突起31a−1の上端で止まった状態にすると共に、バスバー30、32のタブ32aの先端を各タブ矯正筒33a、33bの各タブ矯正穴33a−1、33b−1に半挿入する。
この時、各タブ矯正穴33a−1、33b−1にはテーパー部33a−3、33b−1を設けているので、バスバー30、32のタブ32aの先端を容易に拾い込んで内部に導くことができる。
【0027】
この状態より、図6の第2工程に示すように、仕切用絶縁板33を下方に押し込むことで、仮係止突起31a−1を乗り越えて仮係止状態とさせて、仕切用絶縁板33を本係止突起31a−2の上端に止まった状態とさせる。この状態で、タブ矯正筒33aの上面の位置決め用突起33a−2にプリント基板34の位置決め孔を挿入して位置決めしプリント基板34を上方より載置している。
【0028】
さらに、図7の第3工程に示すように、仕切用絶縁板33を下方に押し込むことで、本係止突起31a−2を乗り越えて本係止状態とさせる。この状態で、タブ矯正筒33a、33bのタブ矯正穴33a−1、33b−1を貫通したタブ32aをプリント基板34のタブ穴34aに貫通させると共に、ネジ止め筒台31aの上面31a−1のL字枠部31a−3内に載ったプリント基板34の隅部をネジ穴31a−5にネジ止め固定する。
この時、バスバー30、32のタブ32aは、タブ矯正筒33a、33bによりアライメント矯正されているので、プリント基板34のタブ穴34aに確実に貫通させることができる。
【0029】
そして、プリント基板34のタブ穴34aに貫通したタブ32aを半田H接続し、バスバー30、32側と回路とプリント基板34側の回路との回路間接続を図る。
なお、この半田付け作業の際には、プリント基板34の下面とタブ矯正筒33a、33bとの間に隙間をあけているので、タブ矯正穴33a−1、33b−1内に半田Hが流れ込むことを防止することができる。
【0030】
ついで、図8の最終工程に示すように、カバー35を上方より被せ、該カバー35のロック爪35aをケース21の被ロック部21aに係止してロック結合すると同時に、そのロック爪35aで上記本係止状態の仕切用絶縁板33の端部33dを押し込むことにより、仕切用絶縁板33を最上層のバスバー32に当接する最終押込位置に自動的に移動させる。
この最終押込状態では、プリント基板34の半田H接続部分とタブ矯正筒33a、33bの上端との距離がさらに離れるため、仕切用絶縁板33等の樹脂製部材が熱膨張して位置ズレを起こした場合であっても、タブ32aのフリーとなった部分32a−1で吸収することができ、半田H付け部分への応力集中を効果的に抑制することができる。
【0031】
上記ジャンクションボックス20のバスバー32とプリント基板34の接続構造によると、バスバー30、32のタブ32aをプリント基板34のタブ穴34aに挿入してプリント基板34の導電材と直接半田付けしているので、従来のような中継コネクタを廃止してコストダウンを図ることができ、また、プリント基板34上の導電材の接続端をコネクタに合わせて1ヶ所に集中させねばならないというような制約も無くなり、回路設計の自由度も高くなる。
【0032】
さらに、バスバー30、32のタブ32aは、仕切用絶縁板33が仮係止位置の状態からタブ矯正筒33a、33bのタブ矯正穴33a−1、33b−1に挿通されてアライメント矯正されるので、コネクタを用いずとも確実、かつ、容易にプリント基板34のタブ穴34aに貫通させて基板上の導電材と電気接続を図ることができる。
また、バスバー30、32のタブ32aをプリント基板34と接続しているので、分岐回路等をバスバー30、32側に回路形成させることができ、プリント基板34側の回路を増加させてしまうこともない。
【0033】
なお、本実施形態では、仕切用絶縁板33のタブ矯正筒33a、33bは内部にタブ矯正穴33a−1、33b−1を並列させたものであるが、並列させずに1つのタブを挿入するタブ矯正筒を別個に設けてもよい。その場合、バスバー30、32側のタブ32aの突出位置も散在させることができ、バスバー30、32の回路配策の自由度をより一層高くすることができる。
【0034】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、本発明によれば、上記バスバーのタブを上記プリント基板のタブ穴に挿入して該プリント基板の導電材と半田接続しているので、中継コネクタを廃止してコストダウンを図ることができ、かつ、プリント基板上の導電材の接続端をコネクタに合わせて1ヶ所に集中させるというような制約が無くなり、回路設計の自由度も高くすることができる。
【0035】
また、上記バスバーのタブは上記仕切用絶縁板のタブ矯正筒に挿通されてアライメント矯正されるので、コネクタを用いずとも確実、かつ、容易にプリント基板のタブ穴に貫通させて電気接続を図ることができる。
しかも、上記仕切用絶縁板は上記ネジ止め筒台の基部側に移動させて本係止状態あるいは最終押込位置とすることで、上記タブとプリント基板との半田付け部分がタブ矯正筒の先端と離れるので、タブ矯正筒を構成する仕切用絶縁板が熱膨張して位置ズレしたとしても、上記タブのフリーとなる部位で該位置ズレを吸収して半田付け部分への応力集中を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係るジャンクションボックスの上面図である。
【図2】 ジャンクションボックスの側面図である。
【図3】 ジャンクションボックスの断面図である。
【図4】 ジャンクションボックスのカバーおよびプリント基板を取り付ける前の下面図である。
【図5】 ジャンクションボックスの組立の第1工程を示す断面図である。
【図6】 ジャンクションボックスの組立の第2工程を示す断面図である。
【図7】 ジャンクションボックスの組立の第3工程を示す断面図である。
【図8】 ジャンクションボックスの組立の最終工程を示す断面図である。
【図9】 従来のジャンクションボックスの要部断面図である。
【図10】 別の従来のジャンクションボックスおよびECUケースの要部断面図である。
【図11】 さらに別の従来のジャンクションボックスの一部破断側面図である。
【符号の説明】
20 ジャンクションボックス
21 ケース
21a 被ロック部
22、23、24、26 コネクタ収容部
28、29 ブラケット
31 絶縁板
31a ネジ止め筒台
31a−1 仮係止突起
31a−2 本係止突起
30、32 バスバー
32a タブ
33 仕切用絶縁板
33a、33b タブ矯正筒
33a−1、33b−1 タブ矯正穴
33a−2 位置決め用突起
33a−3、33b−3 テーパー部
33c 貫通穴
34 プリント基板
35 カバー
H 半田
N ネジ
Claims (3)
- ケース内部に絶縁板と積層して収容されているバスバーより突出させたタブをプリント基板のタブ穴に挿入し、該プリント基板の導電材と半田接続する構造であって、
上記バスバーとプリント基板との間に移動可能に配置される仕切用絶縁板と、
上記仕切用絶縁板に設けられ、バスバー側のタブが挿入されるタブ矯正筒と、
上記バスバーと積層配置している絶縁板よりプリント基板配置側に向けて突設されるプリント基板固定用のネジ止め筒台と、
上記ネジ止め筒台の先端側外面に突設され、上記仕切用絶縁板を仮係止位置に保持する仮係止突起と、
上記仮係止突起よりもネジ止め筒台の基部側に突出され、上記仕切用絶縁板を本係止位置に保持する本係止突起とを備え、
上記仕切用絶縁板は上記ネジ止め筒台に沿って、仮係止位置、本係止位置へと移動され、
上記仕切用絶縁板が仮係止位置で保持された状態で上記タブ矯正筒に上記バスバーのタブが挿入されてアライメントが矯正され、上記仕切用絶縁板が本係止位置に保持された状態で、上記タブ矯正筒を通る上記タブの先端が、上記ネジ止め筒台の先端に搭載するプリント基板のタブ穴に貫通され、この状態でプリント基板はネジ止め筒台にネジ止めされると共に、上記タブがプリント基板に半田付けされる構成としているバスバーとプリント基板の接続構造。 - 上記ネジ止め筒台はケースの隅部より突出され、ケース内部の略全面に亙って配置している上記バスバーのプリント基板配置側全表面が上記仕切用絶縁板で上記プリント基板と仕切られ、かつ、
上記仕切用絶縁板には、並列状態で突出する上記バスバーのタブを挿入するタブ穴を並列に設けた上記タブ矯正筒が所要箇所に突設されている請求項1に記載のバスバーとプリント基板の接続構造。 - 上記バスバーのタブが半田付けされたプリント基板はカバーで覆われ、該カバーは上記バスバーを収容しているケースにロック結合すると同時に、そのロック爪で上記本係止位置の上記仕切用絶縁板を上記バスバーに当接する最終押込位置に移動させる構成としている請求項1または請求項2に記載のバスバーとプリント基板の接続構造。
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