JPH06231006A - 遠隔保守システム - Google Patents

遠隔保守システム

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JPH06231006A
JPH06231006A JP5013518A JP1351893A JPH06231006A JP H06231006 A JPH06231006 A JP H06231006A JP 5013518 A JP5013518 A JP 5013518A JP 1351893 A JP1351893 A JP 1351893A JP H06231006 A JPH06231006 A JP H06231006A
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JP
Japan
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computer
communication line
maintenance
switching device
processor
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JP5013518A
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Takayoshi Ohashi
孝喜 大橋
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】1本の通信回線を複数の計算機システムの遠隔
保守に共用して利用できるようにし、通信回線を敷設す
るための労力および費用の低減を図る。 【構成】通信回線L1と2台のコンピュータ11−1,
11−2との間に切り替え装置31が設けられており、
その通信回線L1と接続されるコンピュータが選択的に
切り替えられる。この切り替えは、保守プロセッサ21
からの切り替え要求、またはコンピュータ11−1,1
1−2からの使用権要求信号RQ1,RQ2に応じて行
われる。このため、保守プロセッサ21からの保守診断
や、サービスプロセッサ111,112からの障害情報
通知等のための通信を、1本の通信回線L1で行なうこ
とが可能となる。したがって、1本の通信線L1を2台
のコンピュータ11−1,11−2で共用することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は遠隔保守システムに関
し、特に保守対象の計算機システムを遠隔地の保守プロ
セッサによって保守する遠隔保守システムに関する。
【0002】
【従来の技術】遠隔保守システムにおいては、保守対象
の計算機システムと保守センタとが通信回線を介してリ
ンクされ、保守センタの保守プロセッサによって計算機
システムの保守が行なわれる。
【0003】保守対象の計算機システムには、CPUの
他に、サービスプロセッサと称される診断用のプロセッ
サが設けられている。サービスプロセッサは、診断プロ
グラムを実行して計算機システムの動作状況の採取、障
害検出等を行うと共に、保守プロセッサとの通信を行
う。
【0004】ところで、近年では、機能分散や負荷分
散、あるいは大量のデータを高速処理するために、オフ
ィスビルの同一フロア等の比較的狭いエリア内に複数の
計算機システムを配設し、それら複数の計算機システム
を共同してあるいは独立して動作させるといったシステ
ム運用が多く利用されている。このように特定のサイト
に集中された複数の計算機を遠隔保守する場合の遠隔保
守システムの構成を図6に示す。
【0005】図6に示されているように、オフィスビル
の同一フロア等の比較的狭い計算機サイト1には複数の
コンピュータ11−1〜11−nが設けられている。こ
の計算機サイト1内においては、私設交換機(PBX)
13から伸びた複数の通信線L1〜Lnが引き回されて
おり、それらはモデム装置12−1〜12−nを介して
コンピュータ11−1〜11−nに接続されている。計
算機サイト1の各コンピュータは、私設交換機(PB
X)13および公衆回線網14を介して保守センタ2に
リンクされ、その保守センタ2内のモデム装置22を介
して保守プロセッサ21と通信する。
【0006】このように、従来では、複数のコンピュー
タ11−1〜11−nが比較的狭いエリアに集中して配
置されている場合でも、それらコンピュータ毎に別個に
通信線L1〜Lnを敷設する必要があった。このため、
通信線の敷設に多くの労力および費用が必要とされる欠
点があった。
【0007】また、私設交換機(PBX)13を設けら
れてない場合においても、同様にして、コンピュータ1
1−1〜11−nをモデム装置12−1〜12−nを介
してネットワーク14に接続するための複数の通信線が
必要となる。この場合には、前述の問題に加え、さら
に、通信回線基本料金の増加等の問題が招かれる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来では、複数の計算
機システムが比較狭い場所に集中して存在する場合にも
それら各計算機毎に別個に通信線を敷設しなければなら
ず、通信線の敷設に多くの労力および費用が必要とされ
る欠点があった。
【0009】この発明はこのような点に鑑みてなされた
ものであり、1本の通信回線を複数の計算機システムで
共用できるようにし、1本の通信線を利用して同一サイ
トに配置された複数の計算機システムの遠隔保守を行う
ことができる遠隔保守システムを提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段および作用】この発明は、
保守対象の計算機システムをネットワークを介して遠隔
地の保守プロセッサによって保守する遠隔保守システム
において、同一計算機サイトに配設された複数の計算機
システムと、前記計算機システムを前記ネットワークを
介して前記保守プロセッサにリンクするために前記計算
機サイトに敷設される通信回線と、この通信回線と前記
複数の計算機システムとの間に接続され、前記ネットワ
ークおよび通信回線を介して供給される前記保守プロセ
ッサからの切り替え要求または前記各計算機システムか
らの切り替え要求に応じて前記通信回線を前記複数の計
算機システムに選択的に接続する接続切り替え装置とを
具備することを特徴とする。
【0011】この遠隔保守システムにおいては、通信回
線と複数の計算機システムとの間に接続切り替え装置が
設けられており、その通信回線と接続される計算機シス
テムが選択的に切り替えられる。この切り替えは、保守
プロセッサからの切り替え要求、または各計算機システ
ムからの切り替え要求に応じて行われる。このため、保
守プロセッサによる故障診断や、各計算機システムで採
取された動作状況通知等の通信を、1本の通信回線で行
なうことが可能となる。したがって、1本の通信線を複
数の計算機システムで共用できるようになり、計算機サ
イトに通信回線を敷設するための労力および費用の大幅
な軽減を図ることができる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例を説
明する。
【0013】図1にはこの発明の第1実施例に係わる遠
隔保守システムの構成が示されている。この遠隔保守シ
ステムは、保守対象の計算機サイト1と保守センタ2と
を公衆線網14を介してリンクし、計算機サイト1に配
置された複数のコンピュータ11−1,11−2,11
−3,11−4を、保守センタ2の保守プロセッサ21
によって保守する構成である。
【0014】保守センタ2においては、保守プロセッサ
21はモデム(復変調装置)装置22を介して公衆線網
14に接続されている。この保守プロセッサ21は、保
守対象のコンピュータ11−1,11−2,11−3,
11−4を監視・保守するために、それら各コンピュー
タに対する故障診断や動作解析等を行う。
【0015】計算機サイト1は例えばあるオフィスビル
の1フロアといった比較的狭い構内のエリアであり、こ
こには、コンピュータ11−1,11−2,11−3,
11−4、切り替え装置31,32、モテム装置12−
1,12−2、私設交換機(PBX)13が設けられて
いる。
【0016】コンピュータ11−1,11−2,11−
3,11−4は保守プロセッサ21によって保守される
保守対象のプロセッサであり、保守プロセッサ21との
間で保守に関する情報を通信するサービスプロセッサ
(SVP)111,112,113,114をそれぞれ
備えている。
【0017】これら各サービスプロセッサ(SVP)1
11〜114は、対応するコンピュータ内の本体側プロ
セッサの動作状況をログ情報として採取し、障害発生時
にそのログ情報を保守プロセッサ21に通知して障害修
復のための解析処理を保守プロセッサ21に依頼する。
また、各サービスプロセッサ(SVP)111〜114
は、保守プロセッサ21からの要求に応じて診断処理を
実行し、その結果を保守プロセッサ21に通知する。
【0018】私設交換機(PBX)13からは2本の通
信回線(内線)L1,L2が伸びており、それら通信回
線L1,L2は計算機サイト1内に敷設されている。通
信回線L1は2台のコンピュータ11−1,11−2を
公衆回線網14にリンクするために使用され、同様に、
通信回線L2は別の2台のコンピュータ11−3,11
−4を公衆回線網14にリンクするために使用される。
【0019】すなわち、通信回線L1はモデム装置12
−1および切り替え装置31を介して2台のコンピュー
タ11−1,11−2に延在されており、その通信回線
L1には切り替え装置31によってコンピュータ11−
1,11−2が選択的に接続される。同様に、通信回線
L2はモデム装置12−2および切り替え装置32を介
して2台のコンピュータ11−3,11−4に延在され
ており、その通信回線L2には切り替え装置32によっ
てコンピュータ11−3,11−4が選択的に接続され
る。
【0020】切り替え装置31は、1本の通信回線L1
を2台のコンピュータ11−1,11−2に共用させる
ために設けられてものであり、コントローラ311およ
びセレクタ312から構成されている。
【0021】コントローラ311は、マイクロプロセッ
サユニットおよびプログラムメモリから構成されてお
り、公衆回線網14、私設交換機(PBX)13、通信
回線L1、モデム装置12−1、データ線D1を介して
保守プロセッサ21から送信される切り替え要求フレー
ム、またはコンピュータ11−1,11−2からの回線
使用権要求信号RQ1,RQ2に応じて、セレクト信号
SLECTを発生する。このセレクト信号SLECT
は、セレクタ312に供給される。また、コントローラ
311は、回線使用権要求信号RQ1(またはRQ2)
を受けとった時は、その時に通信回線L1が空いていれ
ば使用権許可信号ACK1(またはACK2)を発生す
る。
【0022】セレクタ312は、通信回線L1をコンピ
ュータ11−1または11−2に択一的に接続するため
のものであり、セレクト信号SLECTに応じて、デー
タ線D1をコンピュータ11−1用のデータ線D2また
はコンピュータ11−2用のデータ線D3に接続する。
【0023】切り替え装置32も、切り替え装置31と
同様の構成であり、保守プロセッサ21から送信される
切り替え要求フレーム、またはコンピュータ11−3,
11−4からの回線使用権要求信号に応じて、通信回線
L2をコンピュータ11−3,11−4に選択的に接続
する。次に、このように構成された遠隔保守システムの
動作を説明する。まず、保守センタ2の保守プロセッサ
21が計算機サイト1のコンピュータ11−1を故障診
断する場合について説明する。
【0024】保守プロセッサ21は、モデム装置22に
対して私設交換機(PBX)13に繋がるモデム12−
1と回線接続するように要求する。この要求は、モデム
装置22に良く知られたATコマンド等のモデム制御コ
マンド等のモデム制御コマンドを送出することで実現さ
れる。これにより、保守プロセッサ21は、切り替え装
置31のコントローラ311とデータ通信ができる状態
になる。
【0025】次に、保守プロセッサ21は、コントロー
ラ311に対してセレクタ312を制御し、データライ
ンD1をデータラインD2へ切り替えるように要求す
る。この要求は、図2に示されているようなセレクタ切
り替え要求フレームを送信することによって実現され
る。セレクタ切り替え要求フレームには切り替え先を示
すスイッチフラグSFが含まれており、スイッチフラグ
SF=0は第1のサービスプロセッサ(SVP1)11
1への接続指示を示し、スイッチフラグSF=1は第2
のサービスプロセッサ(SVP1)112への接続指示
を示す。
【0026】以降、保守プロセッサ21は、切り替え装
置31をバイパスしてコンピュータ11−1のサービス
プロセッサ(SVP1)111とデータ通信できる状態
になり、そのサービスプロセッサ(SVP1)111の
保守・診断機能を利用してコンピュータ11−1の遠隔
保守を行う。次に、コンピュータ11−1に障害が発生
し、それを自動的に保守センタ2の保守プロセッサ21
へ通報する場合の動作を説明する。
【0027】サービスプロセッサ(SVP1)111
は、コンピュータ11−1の障害発生を知ると、使用権
要求信号RQ1をアクティブにして、モデム装置12−
1および通信回線L1の使用を要求する。これを受けと
ると、コントローラ311は、データラインD1をデー
タラインD2に切り替えると共に、使用権許可信号AC
K1をアクティブにしてモデム装置12−1および通信
回線L1の使用許可をサービスプロセッサ(SVP1)
111に通知する。
【0028】これで、サービスプロセッサ(SVP1)
111は、切り替え装置31をバイパスしてモデム装置
12−1とデータ通信ができる状態になり、モデム装置
12−1に対して保守センタ2のモデム装置22と回線
接続するように要求する。
【0029】以降、サービスプロセッサ(SVP1)1
11は、保守センタ2の保守プロセッサ21とデータ通
信ができる状態になり、必要な障害情報を保守センタ2
の保守プロセッサ21に送信する。そして、送信が完了
すると、サービスプロセッサ(SVP1)111は、使
用権要求信号RQ1をインアクイブにし、モデム装置1
2−1および通信回線L1を解放する。
【0030】尚、サービスプロセッサ(SVP1)11
1が使用権要求信号RQ1をアクティブにしてモデム装
置12−1および通信回線L1の使用を要求した時、も
しモデム装置12−1および通信回線L1がサービスプ
ロセッサ(SVP1)112によって使用中ならば、コ
ントローラ311は使用権許可信号ACK1をアクティ
ブにしない。この場合、サービスプロセッサ(SVP
1)111は使用権許可信号ACK1がアクティブにな
るまで、使用権要求信号RQ1をアクティブにした状態
で送信を待つことになる。次に、図3のフローチャート
を参照して、コントローラ311によって行われるセレ
クタ制御動作を説明する。
【0031】コントローラ311は、まず、保守プロセ
ッサ21からのセレクタ切り替え要求フレームを受信し
たか否かを判断し(ステップS11)、次いで、サービ
スプロセッサ(SVP1)111または112からの使
用権要求信号RQ1またはRQ2がアクティブに設定さ
れたか否かを調べる(ステップS12)。これら2つの
イベントの発生検出は、サービスプロセッサ111また
は112からの使用権要求信号RQ1またはRQ2がイ
ンアクティブに設定されていることがステップS14で
確認された時に、実行される。
【0032】そして、ステップS11またはS12で2
つのいずれかのイベント発生が検出されると、コントロ
ーラ311はステップS13に進み、そこで通信回線の
接続切り替え処理を行う(ステップS13)。この切り
替え処理では、セレクタ切り替え要求フレームまたは使
用権要求信号によって要求されたサービスプロセッサに
対して通信回線が割り当てられる。
【0033】以上のようにこの第1実施例の遠隔保守シ
ステムにおいては、通信回線L1と2台のコンピュータ
11−1,11−2との間に切り替え装置31が設けら
れており、その通信回線L1と接続されるコンピュータ
が選択的に切り替えられる。この切り替えは、保守プロ
セッサ21からの切り替え要求、またはコンピュータ1
1−1,11−2からの使用権要求信号RQ1,RQ2
に応じて行われる。このため、保守プロセッサ21から
の保守診断や、サービスプロセッサ111,112から
の障害情報通知等のための通信を、1本の通信回線L1
で行なうことが可能となる。
【0034】したがって、1本の通信線L1を2台のコ
ンピュータ11−1,11−2で共用できるようにな
り、計算機サイト1に通信回線を敷設するための労力お
よび費用の大幅な軽減を図ることができる。
【0035】尚、この実施例では、私設交換機(PB
X)13を利用した例を説明したが、私設交換機(PB
X)13を介さずに、通信回線L1,L2を直接に公衆
回線網14に接続しても良い。この場合、通信回線L
1,L2は公衆回線網14から分岐された外線となる。
次に、図4を参照して、この発明の第2実施例に係わる
遠隔保守システムを説明する。
【0036】この遠隔保守システムは、計算機サイト1
に設けられた切り替え装置31によって1本の通信回線
を2台のコンピュータで共用する構成は図1の第1実施
例と同様であるが、切り替え装置31をコンピュータ1
1−1に内蔵するように構成すると共に、その切り替え
装置31の前段にリレースイッチ41を設けた点が異な
っている。
【0037】切り替え装置31は独立した1個の装置と
して実現することも可能であるが、前述のようにセレク
タ312とコントローラ311から構成される比較的簡
単なものであるので、それらをLSI化して実現すると
1枚のプリント基板で実現することができる。この場合
には、切り替え装置31を独立して設けるよりも、コン
ピュータ11−1に内蔵する方が経済的な点で好まし
い。
【0038】ただし、切り替え装置31をコンピュータ
11−1に内蔵すると、切り替え装置31はコンピュー
タ11−1と同一の電源によって駆動されることにな
り、コンピュータ11−1と連動して電源がオン/オフ
制御される。したがって、コンピュータ11−1のシス
テム電源がオフされると、コンピュータ11−2の遠隔
保守もできなくなってしまうという不具合が生じる。
【0039】そこで、この第2実施例では、図4に示さ
れているように、切り替え装置31をコンピュータ11
−1に内蔵するだけでなく、通信回線L1を強制的にコ
ンピュータ11−2側に切り替え接続するためのリレー
スイッチ41を備えている。
【0040】このリレースイッチ41は、コンピュータ
11−1の電源によって駆動されるものであり、コンピ
ュータ11−1の電源がオンされている状態では切り替
え装置31のデータラインD1側に固定され、コンピュ
ータ11−1の電源がオフされると、その時の電源線の
電流変化に応答して、コンピュータ11−2のデータ線
D3側に強制的に切り替えられるように構成されてい
る。
【0041】すなわち、コンピュータ11−1が電源オ
ンの時は、リレースイッチ41が通信回線L1をデータ
ラインD1に接続しているため、切り替え装置31はサ
ービスプロセッサ111,112、または保守プロセッ
サからの要求にしたがってデータラインD1をデータラ
インD2またはD3に選択的に接続する。
【0042】一方、コンピュータ11−1が電源オフの
時は、切り替え装置31にも電源が供給されないので、
前述の切り替え動作は行われない。ただし、この場合に
は、リレースイッチ41が通信回線L1をデータライン
D3に接続するために、サービスプロセッサ112はコ
ンピュータ111をバイパスしてモデム装置12−1と
データ通信することができる。よって、たとえコンピュ
ータ11−1が電源オフでも、保守プロセッサは、サー
ビスプロセッサ112を利用したコンピュータ11−2
のリモート保守を行なうことができる。図5には、第2
実施例に使用される切り替え装置31の具体的構成の一
例が示されている。
【0043】第2実施例に使用される切り替え装置31
は、コントローラ311とセレクタ312に加え、内部
リレースイッチ313を備えている。この内部リレース
イッチ313は、切り替え装置31の電源がオフされた
時に、バッテリ電源等を用いて使用許可信号ACK2を
強制的にアクティブにするためのものである。
【0044】これにより、コンピュータ11−1が電源
オフされてコントローラ311が機能しなくなったとき
でも、サービスプロセッサ112は第1実施例の場合と
同様に、使用権要求信号RQ2および使用許可信号AC
K2を使用して、障害発生情報通知を行うことができ
る。
【0045】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、1本
の通信回線を複数の計算機システムで共用できるように
なり、計算機サイトに通信回線を敷設するための労力お
よび費用の大幅な軽減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例に係わる遠隔保守システ
ムの構成を示すブロック図。
【図2】同第1実施例の遠隔保守システムにおいて保守
プロセッサから送信されるセレクタ切り替え要求フレー
ムのデータ構造の一例を示す図。
【図3】同第1実施例の遠隔保守システムに設けられた
切り替え装置の動作を説明するフローチャート。
【図4】この発明の第2実施例に係わる遠隔保守システ
ムの構成を示すブロック図。
【図5】同第2実施例の遠隔保守システムに設けられる
切り替え装置の構成の一例を示す図。
【図6】従来の遠隔保守システムの構成を示すブロック
図。
【符号の説明】
1…保守対象計算機サイト、2…保守センタ、11−1
〜11−4…保守対象コンピュータ、12−1,12−
2…モデム装置、L1,L2…通信回線(内線)、14
…公衆回線網、31,32…切り替え装置、111〜1
14…サービスプロセッサ、311…コントローラ、3
12…セレクタ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保守対象の計算機システムをネットワー
    クを介して遠隔地の保守プロセッサによって保守する遠
    隔保守システムにおいて、 同一計算機サイトに配設された複数の計算機システム
    と、 前記計算機システムを前記ネットワークを介して前記保
    守プロセッサにリンクするために前記計算機サイトに敷
    設される通信回線と、 この通信回線と前記複数の計算機システムとの間に接続
    され、前記ネットワークおよび通信回線を介して供給さ
    れる前記保守プロセッサからの切り替え要求または前記
    各計算機システムからの切り替え要求に応じて前記通信
    回線を前記複数の計算機システムに選択的に接続する接
    続切り替え装置とを具備することを特徴とする遠隔保守
    システム。
  2. 【請求項2】 前記通信回線と前記接続切り替え装置と
    の間に接続され、前記保守プロセッサと前記各計算機シ
    ステム間で送受信される信号を復変調するモデム装置を
    さらに具備することを特徴とする請求項1記載の遠隔保
    守システム。
  3. 【請求項3】 前記接続切り替え装置は、前記複数の計
    算機システムのいずれか1つの計算機システムのシステ
    ム電源に連動して電源のオン/オフが制御されることを
    特徴とする請求項1記載の遠隔保守システム。
  4. 【請求項4】 前記接続切り替え装置は、前記複数の計
    算機システムのいずれか1つの計算機システムに内蔵さ
    れていることを特徴とする請求項3記載の遠隔保守シス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記通信回線と前記接続切り替え装置と
    の間に接続され、前記接続切り替え装置の電源オフに応
    答して、前記通信回線に接続される装置を前記接続切り
    替え装置から前記複数の計算機システムの他のいずれか
    1つの計算機システムに切り替える手段をさらに具備す
    ることを特徴とする請求項3記載の遠隔保守システム。
JP5013518A 1993-01-29 1993-01-29 遠隔保守システム Pending JPH06231006A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020086805A (ja) * 2018-11-22 2020-06-04 富士通株式会社 情報処理システム及び情報処理装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020086805A (ja) * 2018-11-22 2020-06-04 富士通株式会社 情報処理システム及び情報処理装置

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