JPH06230762A - 作画支援ツールにおける座標指定方法 - Google Patents
作画支援ツールにおける座標指定方法Info
- Publication number
- JPH06230762A JPH06230762A JP5014006A JP1400693A JPH06230762A JP H06230762 A JPH06230762 A JP H06230762A JP 5014006 A JP5014006 A JP 5014006A JP 1400693 A JP1400693 A JP 1400693A JP H06230762 A JPH06230762 A JP H06230762A
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- JP
- Japan
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- cursor
- point
- coordinate
- feature point
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- Pending
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- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は、任意の座標点の指示を極めて単純
な操作で高速になし得る作画支援ツールにおける座標指
定方法を提供することを目的とする。 【構成】この発明では、所定の操作指示が与えられる
と、現在のカーソルが指定している表示画面上の位置を
演算するとともに、現在表示画面上に描かれている図形
の特徴点の座標を抽出するステップと、前記抽出した特
徴点のうち現在のカーソル位置に最も近い特徴点を選出
するステップと、該選出された特徴点の位置にカーソル
を自動的に移動するステップとを具えるようにしてい
る。
な操作で高速になし得る作画支援ツールにおける座標指
定方法を提供することを目的とする。 【構成】この発明では、所定の操作指示が与えられる
と、現在のカーソルが指定している表示画面上の位置を
演算するとともに、現在表示画面上に描かれている図形
の特徴点の座標を抽出するステップと、前記抽出した特
徴点のうち現在のカーソル位置に最も近い特徴点を選出
するステップと、該選出された特徴点の位置にカーソル
を自動的に移動するステップとを具えるようにしてい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はCADや作画ツールと
呼ばれるアプリケーションソフトウェア(以下作画支援
ツールという)を用いて作画する際の座標指定方法に関
する。
呼ばれるアプリケーションソフトウェア(以下作画支援
ツールという)を用いて作画する際の座標指定方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、作画支援ツールを用いて表示装置
上に直線や長方形などのベクトル図形を描く場合、現在
の座標点を示すカーソルを表示させ、ベクトル図形単位
にマウスのクリックなどで図形に必要な座標点を指示す
るようにしている。
上に直線や長方形などのベクトル図形を描く場合、現在
の座標点を示すカーソルを表示させ、ベクトル図形単位
にマウスのクリックなどで図形に必要な座標点を指示す
るようにしている。
【0003】これらの座標点としては、例えば直線の場
合は始点と終点であり、長方形の場合は2つの対角点な
どである。
合は始点と終点であり、長方形の場合は2つの対角点な
どである。
【0004】ところで、このような作画支援ツールを用
いた作画において、絵が複雑になってくるとベクトル図
形同士の重なりや位置関係の重なりが発生してくるた
め、前回作画した直線の終点を今回描こうとしている直
線の始点にしたい、前に描いた円と中心座標が同じ円を
描きたい、等の要求が発生してくる。
いた作画において、絵が複雑になってくるとベクトル図
形同士の重なりや位置関係の重なりが発生してくるた
め、前回作画した直線の終点を今回描こうとしている直
線の始点にしたい、前に描いた円と中心座標が同じ円を
描きたい、等の要求が発生してくる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、従来は指示で
きる座標点位置を格子(グリッド)の交点に制限した
り、座標点を指示するためのカーソルの動きを遅くした
りすることなどで対処するようにしていたが、これでは
高精密な絵を描くことができない、座標点の指示に時間
がかかるなどの不具合があった。
きる座標点位置を格子(グリッド)の交点に制限した
り、座標点を指示するためのカーソルの動きを遅くした
りすることなどで対処するようにしていたが、これでは
高精密な絵を描くことができない、座標点の指示に時間
がかかるなどの不具合があった。
【0006】この発明はこのような実情に鑑みてなされ
たもので、任意の座標点の指示を極めて単純な操作で高
速になし得る作画支援ツールにおける座標指定方法を提
供することを目的とする。
たもので、任意の座標点の指示を極めて単純な操作で高
速になし得る作画支援ツールにおける座標指定方法を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明では、所定の操
作指示が与えられると、現在のカーソルが指定している
表示画面上の位置を演算するとともに、現在表示画面上
に描かれている図形の特徴点の座標を抽出するステップ
と、前記抽出した特徴点のうち現在のカーソル位置に最
も近い特徴点を選出するステップと、該選出された特徴
点の位置にカーソルを自動的に移動するステップとを具
えるようにしている。
作指示が与えられると、現在のカーソルが指定している
表示画面上の位置を演算するとともに、現在表示画面上
に描かれている図形の特徴点の座標を抽出するステップ
と、前記抽出した特徴点のうち現在のカーソル位置に最
も近い特徴点を選出するステップと、該選出された特徴
点の位置にカーソルを自動的に移動するステップとを具
えるようにしている。
【0008】
【作用】かかる本発明によれば、所定のキーを投入する
などの所定の操作指示が与えられると、現在表示されて
いるカーソルの位置は、現在表示されている図形の特徴
点のうちの現在のカーソル位置に最も近い点に即座に移
動される。
などの所定の操作指示が与えられると、現在表示されて
いるカーソルの位置は、現在表示されている図形の特徴
点のうちの現在のカーソル位置に最も近い点に即座に移
動される。
【0009】
【実施例】以下この発明を添付図面に示す実施例に従っ
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
【0010】図2は、この発明の実施例を示すもので、
1は全体の制御を実行するCPU、2は所定の制御プロ
グラムが格納されているROM、3はCPU1の演算処
理に使われるRAM、4はCRT6に表示される画像デ
ータが記憶されるVRAM、5はVRAM4に記憶され
た図形や文字などの表示データをCRT6に表示するた
めの制御を行う表示制御装置、6は表示データが表示さ
れるCRT、7はキーボード8やマウス9からの入出力
制御を実行する入出力制御装置、8はキーボード、9は
座標指定用のマウスである。
1は全体の制御を実行するCPU、2は所定の制御プロ
グラムが格納されているROM、3はCPU1の演算処
理に使われるRAM、4はCRT6に表示される画像デ
ータが記憶されるVRAM、5はVRAM4に記憶され
た図形や文字などの表示データをCRT6に表示するた
めの制御を行う表示制御装置、6は表示データが表示さ
れるCRT、7はキーボード8やマウス9からの入出力
制御を実行する入出力制御装置、8はキーボード、9は
座標指定用のマウスである。
【0011】かかる構成において、CRT6上に図3
(a)に示すような長方形Jと直線Kから成る図形が表
示されているとする。そしてこの長方形Jに対して、同
図(a)の破線で示すように、点A、点Bを結ぶ対角線
を描画するとする。
(a)に示すような長方形Jと直線Kから成る図形が表
示されているとする。そしてこの長方形Jに対して、同
図(a)の破線で示すように、点A、点Bを結ぶ対角線
を描画するとする。
【0012】以下、かかる対角線を描画する際の処理手
順を図1のフローチャートに従って説明する。
順を図1のフローチャートに従って説明する。
【0013】このような対角線を描画するために、オペ
レータはまず直線を描くための直線描画モードを指定す
ると共に、マウス9を操作して点Aの近傍にカーソルG
をもってくる。そして、キーボード8中の所定のキー、
例えば「GRPH」キーや「SHIFT」キーを投入す
る。
レータはまず直線を描くための直線描画モードを指定す
ると共に、マウス9を操作して点Aの近傍にカーソルG
をもってくる。そして、キーボード8中の所定のキー、
例えば「GRPH」キーや「SHIFT」キーを投入す
る。
【0014】この所定のキーの投入を検知すると(ステ
ップ100)、CPU1は現在指示されているカーソル
Gの位置P(x,y)を求め(ステップ110)、次に
現在表示されている図形(この場合は長方形Jと直線
K)の特徴を示す特徴点の座標P1〜Pnを抽出する(ス
テップ120)。
ップ100)、CPU1は現在指示されているカーソル
Gの位置P(x,y)を求め(ステップ110)、次に
現在表示されている図形(この場合は長方形Jと直線
K)の特徴を示す特徴点の座標P1〜Pnを抽出する(ス
テップ120)。
【0015】すなわち、長方形Jからは4つの角の点 P1(x1,y1)、P2(x2,y3)、P3(x3,y
3)、P4(x4,y4) を抽出し、 直線Kからは始点と終点 P5(x5,y5)、P6(x6,y6) を抽出する。
3)、P4(x4,y4) を抽出し、 直線Kからは始点と終点 P5(x5,y5)、P6(x6,y6) を抽出する。
【0016】さらに、CPU1は現在表示されているカ
ーソルGの位置P(x,y)と前記6つの特徴点の位置
との各距離L1〜L6を下式に従ってそれぞれ算出する
(ステップ130)。
ーソルGの位置P(x,y)と前記6つの特徴点の位置
との各距離L1〜L6を下式に従ってそれぞれ算出する
(ステップ130)。
【0017】 つぎに、これら求めた距離L1〜L6の内、距離が最も小
さい値を示す特徴点を選出する(ステップ140)。図
3の場合は、点Aが最もカーソルGに近いので点Aが選
出される。このようにして、現在のカーソル位置に最も
近い特徴点が選出されると、CPU1は該選出された特
徴点にカーソルGを移動させるよう表示制御装置5に指
令を出力する。これにより、前記選出された特徴点にカ
ーソルGが移動される(ステップ150)。図3の場合
は、カーソルGが点Aに即座に移動される。
さい値を示す特徴点を選出する(ステップ140)。図
3の場合は、点Aが最もカーソルGに近いので点Aが選
出される。このようにして、現在のカーソル位置に最も
近い特徴点が選出されると、CPU1は該選出された特
徴点にカーソルGを移動させるよう表示制御装置5に指
令を出力する。これにより、前記選出された特徴点にカ
ーソルGが移動される(ステップ150)。図3の場合
は、カーソルGが点Aに即座に移動される。
【0018】つぎに、点Bを指定する場合も前記と同様
であり、マウス9を操作して点Bの近傍にカーソルGを
移動した後、所定のキー「GRPH」キーまたは「SH
IFT」キーを投入すると、即座にカーソルが点Bに移
動し、この結果点A、点Bを結ぶ対角線が描画される
(図3(b)参照)。
であり、マウス9を操作して点Bの近傍にカーソルGを
移動した後、所定のキー「GRPH」キーまたは「SH
IFT」キーを投入すると、即座にカーソルが点Bに移
動し、この結果点A、点Bを結ぶ対角線が描画される
(図3(b)参照)。
【0019】このようにこの実施例によれば、特定のキ
ーを押すという極めて簡単な操作だけで既に描画してい
る図形の特徴点上にカーソルを移動させることができ、
ベクトル図形同士が座標点を共有する図形を書く際の作
業速度を向上させることができる。
ーを押すという極めて簡単な操作だけで既に描画してい
る図形の特徴点上にカーソルを移動させることができ、
ベクトル図形同士が座標点を共有する図形を書く際の作
業速度を向上させることができる。
【0020】なお、上記実施例では、キーボード8側の
特定のキーを投入することで上記カーソルの移動を行わ
せるようにしたが、マウス9にそれ専用のキーを設け、
このキーを投入することで上記カーソル移動を行わせる
ようにしてもよい。
特定のキーを投入することで上記カーソルの移動を行わ
せるようにしたが、マウス9にそれ専用のキーを設け、
このキーを投入することで上記カーソル移動を行わせる
ようにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
図形同士が座標点を共有するような作画を行う際、極め
て簡単な操作によって、任意の座標点を効率よく指定し
ていくことが可能になる。
図形同士が座標点を共有するような作画を行う際、極め
て簡単な操作によって、任意の座標点を効率よく指定し
ていくことが可能になる。
【図1】この発明の実施例の作用を示すフローチャー
ト。
ト。
【図2】この発明の実施例を示すブロック図。
【図3】この発明の実施例を具体的に示す図。
1…CPU 2…ROM 3…RAM 4…VRAM 5…表示制御装置 6…CRT 7…入出力制御装置 8…キーボード 9…マウス
Claims (1)
- 【請求項1】所定の操作指示が与えられると、現在のカ
ーソルが指定している表示画面上の位置を演算するとと
もに、現在表示画面上に描かれている図形の特徴点の座
標を抽出するステップと、 前記抽出した特徴点のうち現在のカーソル位置に最も近
い特徴点を選出するステップと、 該選出された特徴点の位置にカーソルを自動的に移動す
るステップと、 を具える作画支援ツールにおける座標指定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5014006A JPH06230762A (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 作画支援ツールにおける座標指定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5014006A JPH06230762A (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 作画支援ツールにおける座標指定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06230762A true JPH06230762A (ja) | 1994-08-19 |
Family
ID=11849133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5014006A Pending JPH06230762A (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 作画支援ツールにおける座標指定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06230762A (ja) |
-
1993
- 1993-01-29 JP JP5014006A patent/JPH06230762A/ja active Pending
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