JPH06230719A - ディジタル情報記録地図及び地図表示装置 - Google Patents

ディジタル情報記録地図及び地図表示装置

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JPH06230719A
JPH06230719A JP5015820A JP1582093A JPH06230719A JP H06230719 A JPH06230719 A JP H06230719A JP 5015820 A JP5015820 A JP 5015820A JP 1582093 A JP1582093 A JP 1582093A JP H06230719 A JPH06230719 A JP H06230719A
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Hideji Seriguchi
秀治 芹口
Shunichi Sato
俊一 佐藤
Tadashi Kunugi
正 功力
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 地図シートを地図表示装置の所定位置に装着
するだけで、その地図シートに必要とされる地図関連情
報等が地図表示装置に取込まれ、該装置をナビゲーショ
ンシステムとして機能させる。 【構成】 支持体に地図情報が記録された地図シート2
0において、地図シートが地図関連情報を記録するIC
チップ26を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル情報記憶地
図及び地図表示装置、特に、ナビゲーション情報やガイ
ド情報等の地図関連情報をディジタル情報として記録可
能な地図と、その地図を使用する地図表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ナビゲーションシステムに用いら
れる地図表示装置としては、例えば特開平4−9828
75に開示されている、操作盤から入力された地名等の
情報に従って、所望の地図を地図情報記憶媒体から検索
し、それを読込んで表示するものが知られている。
【0003】ところが、上記地図表示装置では、地図情
報記憶媒体とし、CD−ROM又はICカード等が使用
されているため、アクセス時間は短いというメリットが
あるものの、常に記憶容量の制約を受けるために、表示
内容の精彩さや使用可能な色数等に制限がある上に、記
憶媒体及び装置自体の価格が高価であるという問題があ
る。
【0004】又、ナビゲーションシステムとしては、透
明フィルムに地図情報を印刷した地図シートを使用する
技術も知られている。この地図シートは、印刷で製造で
きることから、記憶容量の制約を考慮することなく、高
精彩で且つ、高品質な地図を得ることができると共に、
例えば後方から照明することにより印刷した地図を見る
ようにできることから、モニタの解像力の影響を受ける
ことなく高品質の地図を表示できるという点で優れてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記地
図シートは、上述の如く、地図情報の記録の点では優れ
ているものの、地図関連情報、例えば緯度、経度及び縮
尺等のナビゲーション情報や、地名、電話番号、名所等
のガイド情報が記録されていないため、例えば地図の基
準点、その緯度や経度及び縮尺等を他の方法で別途入力
しなければならないという問題があった。
【0006】本発明は、前記従来の問題点を解決するべ
くなされたもので、地図シートを地図表示装置の所定位
置に配置するだけで、その地図に必要とされる地図関連
情報を、該地図表示装置に取込むことができるディジタ
ル情報記録地図、及び該地図の使用に好適な地図表示装
置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、支持体に地図
情報が記録された地図シートにおいて、地図関連情報を
記録するディジタル情報記録部を有した構成とすること
により、前記課題を達成したものである。
【0008】本発明は、又、前記ディジタル情報記録地
図において、ディジタル情報記録部を、ICメモリーチ
ップ、光メモリー媒体、バーコード、2次元バーコード
又はマイクロバーコードとしたものである。
【0009】又、本発明は、支持体に地図情報が記録さ
れた地図シートを用いる地図表示装置において、地図シ
ートが地図関連情報を記録するディジタル情報記録部を
有しており、且つ、地図シートのディジタル情報記録部
から地図関連情報を読取る地図関連情報読取手段と、地
図シートの地図情報と共に位置情報を表示する地図情報
表示手段と、現在地位を検出して位置情報を生成する位
置測定手段と、位置測定手段からの位置情報に基づい
て、地図情報表示手段に現在位置の位置表示を行う表示
制御手段と、を備えた構成とすることにより、前記課題
を達成したものである。
【0010】本発明は、又、前記地図表示装置におい
て、地図情報表示手段に配置された地図シート上の地図
情報に対応する少なくとも1つの目標位置又はその目標
位置までの経路を記憶する記憶手段と、記憶手段から読
取られた目標位置又は経路に対する位置測定手段により
検出された現在位置とのズレ情報を、地図情報表示手段
に表示する手段と、を備えたものである。
【0011】
【作用】本発明においては、地図シートは地図関連情報
を記録するディジタル情報記録部を有しているので、該
地図シートを地図表示装置の所定位置に装着し、その読
取機能により、ディジタル情報記録部に記録されてい
る、例えばその地図に特有の地図関連情報を装置内に取
込むことができるため、これら情報を別途入力すること
なく、自動的に該地図表示装置に所望の機能、例えばナ
ビゲーション機能を与えることが可能となる。
【0012】又、ディジタル情報記録部が、ICメモリ
チップの場合には、記録情報の大容量化を図ることがで
きると共に、情報の書込みも可能であり、光メモリ媒体
の場合には、記録情報の大容量化を図ることができる。
【0013】又、ディジタル情報記録部が、バーコード
の場合は、それを地図シートに直接印刷できるため、製
造が容易であるという利点があり、2次元バーコードの
場合は同様に印刷できるという利点に加えて、更に記録
情報を増大させることができ、マイクロバーコードの場
合は記録情報を更に増大させて大容量化を図ることがで
きる。
【0014】又、本発明においては、上記ディジタル情
報記録部を有する地図シートを使用する地図処理装置
が、該ディジタル情報記録部から地図関連情報を読取る
手段を備えると共に、現在位置を検出し、それを地図情
報表示手段に表示できるようにしたので、上記ディジタ
ル情報記録部に記録されている地図関連情報を利用する
と共に記憶容量の制約を受けることなく高精細で再現性
の良い地図情報に対応する位置に、現在位置を表示する
ことが可能となるため、地図表示装置を例えばナビゲー
ションシステムとして有効に機能させることが可能とな
る。
【0015】又、上記地図表示装置において、地図情報
表示手段に配置された地図シート上の地図情報に対応す
る少なくとも1つの目標位置又はその目標位置までの経
路を記憶する記憶手段と、記憶手段から読取られた目標
位置又は経路に対する位置測定手段により検出された現
在位置とのズレ情報を、地図情報表示手段に表示する手
段と、を備える場合には、ナビゲーションシステムにお
ける経路誘導に利用でき、例えば、予定コースを表示
し、目標位置まで自動車を誘導することが可能となる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。
【0017】図1は、本発明に係る第1実施例の地図表
示装置の外観斜視図、図2は各機能部を示すブロック
図、図3は地図表示部の断面図を、それぞれ示したもの
である。
【0018】本実施例の地図表示装置は、その本体10
の側面に、地図シート20を挿入する地図シート挿入口
10a 及び関連情報読取・書込部13Aの媒体挿入口1
0bが設けられており、その上面に、テンキーや操作キ
ー等を有する操作部14、明るさ調整ツマミ15a やコ
ントラスト調整ツマミ15b 等の表示調整部15、地図
情報表示部16、文字情報表示部17及び起動スイッチ
18等が設けられている。なお、ナビゲーションモード
で経路誘導モードを使用するときには、操作部14とし
て、マウス若しくはトラックボール又はタッチパネル等
を使用することができる。
【0019】図2において、位置測定部12は、現在位
置を検出する機能を有し、アンテナも含めて本体10に
内蔵されており、米国が打ち上げたNAVSTAR衛星
から発射される電波を受信・解析して、現在位置を検出
する全地球的測位システム(Global Position Syste
m :GPS)を利用することができる。なお、アンテナ
は、使用時に本体10から取出すようにしてもよい。
【0020】関連情報読取・書込部13Aは、複数種類
の地図シート20に対応する文字等の関連情報が記憶さ
れたICカード等の関連情報記憶媒体からその情報を読
取ったり、ナビゲーションモードにしたときに、目標位
置やそこまでの経路を書込む機能を有している。
【0021】又、バーコードリーダ13Bは、地図シー
ト20上に印刷されたバーコード22の情報(地図番
号、図4の基準点A、Bの位置情報等)を読取る機能を
有している。
【0022】これらの位置測定部12、関連情報読取・
書込部13A、バーコードリーダ13B、操作部14、
表示調整部15等の出力は、表示制御部11に接続され
ており、表示制御部11によって生成された表示制御信
号は、地図情報表示部16又は文字情報表示部17に出
力されるようになっている。
【0023】地図情報表示部16は、図3に示すよう
に、照明部16Aとシャッタ部16Bとから構成さてい
る。
【0024】上記照明部16Aは、地図シート20を裏
面から照明する部分であり、バックライト、サイドライ
トいずれの形式でもよく、エレクトロミネッセンス等の
ような明るく且つ消費電力の少ないものが好ましく用い
られる。又、地図シート20が、反射機能を有する支持
体に印刷したのであれば、照明部16Aはなくともよ
い。
【0025】上記シャッタ部16Bは、地図シート20
に対応する現在位置や目標位置等の位置情報裏面から選
択的に表示する部分であり、例えば、応答が速く、コン
トラストが高い、解像度が640×300ドット程度の
モノクロ液晶パネル等が使用できる。
【0026】本実施例で使用する地図シート20は、特
開昭58−1178号に記載されているように、ポリエ
ステルフィルム等の透明支持体に地図情報がカラー印刷
されおり、図4に示すように、地図印刷部21と、バー
コード22とを有している。
【0027】バーコード22には、2つの基準点(A点
及びB点)の位置情報(緯度、経度)やその地図の縮尺
等の情報が記録されている。このバーコード22は、印
刷で形成でき、従って、地図印刷部21に地図情報を印
刷する際に同時形成することができる。但し、このバー
コード22は、予めバーコードを印刷等で形成してある
シートを貼付しても、その他の方法で形成してもよい。
【0028】上記地図シート20は、本体10の側面に
設けられた地図シート挿入口10aから挿入される。挿
入方向内部には、バーコードリーダ13Bが設置されて
おり、地図シート20を挿入すると、その挿入動作によ
ってバーコード22が自動的に読取られるようになって
いる。
【0029】地図シート挿入口10a は、使用中には挿
入した地図シート20を所定位置に固定し、交換時に
は、速やかに排出と挿入が可能な機構としてある。
【0030】文字情報表示部17は、地図情報表示部1
6の下側に設けられている。この文字情報表示部17
は、関連情報読取・書込部13A、バーコードリーダ1
3Bで読取られた情報を表示する機能を有しており、例
えば、応答が速く、コントラストが高い、モノクロ液晶
パネルで形成でき、その解像度を、例えば640×10
0ドットとすることができる。
【0031】又、本実施例の地図表示装置は、例えば本
体10の大きさが縦210mm×横297mm×高さ20m
m、総重量1kg以内の小型・軽量とすることができ、従
って、容易に持ち歩き使用が可能となっている。
【0032】次に、本実施例の作用を、図5、図6のフ
ローチャートに従って説明する。
【0033】本実施例の地図表示装置は、地図照明モー
ド、位置表示モード、経路誘導モードの3つのモードを
もっており、経路誘導モードは更に、設定モードと実行
モードを有している。
【0034】起動スイッチ18がオンにされると(ステ
ップ101)、関連情報表示部17にモードの選択を促
す画面が表れる(ステップ102)。
【0035】ここで、操作部14のキー操作により、地
図照明モードを選択すると(ステップ103)、照明部
16Aが点灯すると共に(ステップ104)、シャッタ
部16Bは全ての領域で開かれたままとなる(ステップ
105)。従って、地図シート20の裏面から照明さ
れ、暗所においても地図シート20を見ることができ
る。
【0036】又、位置表示モードを選択すると(ステッ
プ103)、まず、関連情報読取・書込部13Aによっ
て、ICカード内の関連情報が読取られる(ステップ1
07)。次いで、位置測定部12によって、現在位置が
測定され(ステップ108)、該当する地図シート20
の番号を検索して、関連情報表示部17に地図シートの
挿入メッセージと地図番号の表示を行う(ステップ10
9)。
【0037】指定された地図シート20が挿入される
と、地図シート20のバーコード22がバーコードリー
ダ13Bによって読取られる(ステップ110)。
【0038】再び、位置測定部12によって現在位置を
測定し(ステップ111)、指定された地図シート20
上における現在位置を地図情報表示部16Bの画面上で
の座標に対応させる演算を行い(ステップ112)、そ
の位置のシャッタ部16Bを開閉して、カーソルCを点
滅させることにより、現在位置の表示を行う(ステップ
113)。これと同時に、関連情報表示部17に、その
位置に関連する文字情報、例えば、近くにある観光地や
給油所その他の施設を表示する。
【0039】指定された番号の地図シート20の表示範
囲内であれば(ステップ116)、位置測定部12によ
って位置測定を行い、ステップ111〜114の動作を
繰返す。指定された番号の地図シート20の表示範囲を
外れた場合には、ステップ108に戻って、該当する表
示範囲の地図シート20の挿入を促し、同様の動作を行
う(ステップ108〜114)。
【0040】なお、表示範囲を外れた場合でも、指定さ
れた番号の地図シート20への入れ替えが行われていな
いてきには、経路誘導モード又は進行方向表示に切り換
わるようになっており、運転中等で地図シート20を入
れ替えることができない場合にも対応できるようになっ
てる。
【0041】経路誘導モードを選択する、図6に示すよ
うに、設定モードが実行モードかの選択を促す表示が表
れる(ステップ117)。
【0042】設定モードを選択すると、ICカードの読
込みが行われ(ステップ119)、地図情報表示部16
上にカーソルCが表れ、ブリンクを開始する(ステップ
120)。所定の地図シート20を挿入し、操作部14
を利用してカーソルCをその地図シート20の表示に合
せて、目標位置や経路を設定する(ステップ121)。
なお、操作部14の代わりに、マウス若しくはトラック
ボール又はタッチパネル等を利用してもよい。この設定
情報は、地図番号に対応させて、関連情報読取・書込部
13からICカードに書込まれる(ステップ122)。
【0043】前記ステップ103で実行モードを選択す
ると、図5に示した位置表示モードと同様な動作を行う
が、ステップS114、115の間に、ICカードから
目標位置を読込み(ステップ125)、目標位置を表示
する共に(ステップ126)、目標位置と現在位置のズ
レを演算し(ステップ127)、そのズレ情報を関連情
報表示部17に表示する(ステップ128)。
【0044】以上詳述した、本実施例によれば、地図シ
ート20を、地図シート挿入口10a から挿入して所定
位置に設定するだけで、バーコード22に記録されてい
る、基準点の緯度、経度や地図の縮尺等の地図関連情報
を自動的に読込むことができるため、大容量の記録媒体
を必要とすることなく高精細な地図情報を表示できる地
図表示装置を、簡単に且つ確実にナビゲーションシステ
ムとして機能させることが可能となる。
【0045】又、表示部に予定コースと共に、該予定コ
ースからのズレをも表示することができるため、経路誘
導システムとしても利用することが可能となる。
【0046】図7は、本発明に係る第2実施例の地図シ
ートを示す概略平面図である。
【0047】本実施例の地図シートは、前記バーコード
22の代わりに、2次元バーコード24を設けた以外
は、前記第1実施例の地図シートと実質的に同一であ
る。この2次元バーコード24は、図8に拡大して示す
ように、縦横のドットの並びで構成されており、前記第
1実施例のバーコード22と同様に印刷等で形成でき
る。又、この2次元バーコード24によれば、バーコー
ド22に比べて大幅に記録する情報量を増やすことがで
きる。
【0048】本実施例においては、前記第1実施例のバ
ーコードリーダ13Bの代わりに、2次元バーコード2
4を読込む機能部を備えた地図表示装置を用いることに
より、前記第1実施例と同様にナビゲーションシステム
として利用できると共に、該地図表示装置に取込む情報
量を増大させることができる。
【0049】図9は、本発明に係る第3実施例の地図シ
ートを示す概略平面図である。
【0050】本実施例の地図シートは、前記第1実施例
のバーコード22の代わりに、ICチップ26を、図1
0の断面図に示すように接着剤で貼付けた以外は、前記
第1実施例の地図シートと実質的に同一である。
【0051】本実施例によれば、地図シート20が有す
る情報量を飛躍的に増大することが可能となる。従っ
て、地図シートとして必要な緯度、経度及び縮尺等の基
本的な情報はもとより、地名、名称、施設、その電話番
号等を記憶させることが可能となる。
【0052】本実施例においては、前記第1実施例のバ
ーコードリーダ13Bの代わりに、ICチップ26に記
録されている情報を読取る機能部を備えた地図表示装置
を用いることにより、第1実施例の地図表示装置と同様
の機能を与えることが可能となる。又、地図表示装置に
ICチップ26に情報を書込む機能部を備えることによ
り、該ICチップ26に対して任意の情報を記憶させる
ことも可能となる。
【0053】図11は、本発明に係る第4実施例の地図
シートを示す概略平面図である。
【0054】本実施例の地図シートは、前記第1実施例
のバーコード22の代わりに、光記録部28を設けた以
外は、第1実施例の地図シートと実質的に同一である。
この光記録部28は、図12の断面図に拡大して示すよ
うに、ベースフィルム28A、光記録層28B、保護層
28C及び表面硬化層28Dが順に積層された構造を有
しており、光記録層28Bは、転写で形成することがで
きる。このような積層構造にすることにより、光記録部
28における厚さを実的上0とすることが可能となる。
なお、光記録部28の構造はこれに限られるものでな
く、予めシート状に形成しておき、それを地図シート上
に貼付してもよい。
【0055】本実施例においては、前記第1実施例のバ
ーコードリーダ13Bの代わりに、光記録部28に記録
されている情報を読出す機能部を備えた地図表示シート
を用いることにより、第1実施例と同様の機能を与える
ことが可能となる。
【0056】以上、本発明について具体的に説明した
が、本発明は、前記実施例に示したものに限られるもの
でなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であ
る。
【0057】例えば、ディジタル情報記録部としては、
マイクロバーコードを使用することもできる。このマイ
クロバーコードは、例えば前記光記録部28と同様に転
写で形成することができる。
【0058】又、ディジタル情報記録部を設ける位置は
前記実施例に示した位置に限定されず、又、表裏いずれ
の面に設けることもできる。
【0059】又、地図シートの支持体も透明フィルムに
限られるものではなく、反射面を有するフィルムを用
い、その反射面に地図情報を記録した反射形地図シート
としてもよく、又は紙等を用いてもよい。
【0060】又、地図情報表示部は、前記図3に示した
ものに限られるものでなく、照明部16A、シャッタ部
16B、地図シート20の位置関係が、図13、図14
のように変わってもよい。
【0061】又、ICカードは必ずしも用いなくてもよ
く、これに代わる、例えば光カードや内部記憶装置、地
図シートのデジタル情報記録部を用いてもよい。
【0062】更に、地図表示装置の具体的構成は、前記
実施例に示したものに限定されない。
【0063】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
地図シートを地図表示装置の所定位置に装着するだけ
で、その地図に必要とされる地図関連情報を、装置内に
取込むことができるため、地図表示装置をナビゲーショ
ンシステムとして簡単に且つ確実に利用することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例の地図表示装置を示す
概観斜視図
【図2】上記地図表示装置の内部構成を示すブロック図
【図3】上記地図表示装置の地図情報表示部を示す部分
断面図
【図4】上記地図表示装置に使用する地図シートを示す
平面図
【図5】実施例の作用を説明するフローチャート
【図6】実施例の作用を説明する他のフローチャート
【図7】本発明に係る第2実施例の地図シートを示す概
略平面図
【図8】上記第2実施例の地図シートの要部を示す拡大
平面図
【図9】本発明に係る第3実施例の地図シートを示す概
略平面図
【図10】上記第3実施例の地図シートの概略断面図
【図11】本発明に係る第4実施例の地図シートを示す
概略平面図
【図12】上記第4実施例の地図シートの要部を拡大し
て示す概略断面図
【図13】地図情報表示部の変形例を示す概略断面図
【図14】地図情報表示部の他の変形例を示す概略断面
【符号の説明】
10…本体 11…表示制御部 12…位置測定部 13A…関連情報読取・書込部 13B…バーコードリーダ 14…操作部 15…表示調整部 16…地図情報表示部 17…関連情報表示部 20…地図シート 21…地図印刷部 22…バーコード 24…2次元バーコード 26…ICチップ 28…光記録部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体に地図情報が記録された地図シート
    において、 地図関連情報を記録するディジタル情報記録部を有して
    いることを特徴とするディジタル情報記録地図。
  2. 【請求項2】請求項1において、 ディジタル情報記録部が、ICメモリーチップ、光メモ
    リー媒体、バーコード、2次元バーコード又はマイクロ
    バーコードであることを特徴とするディジタル情報記録
    地図。
  3. 【請求項3】支持体に地図情報が記録された地図シート
    を用いる地図表示装置において、 地図シートが地図関連情報を記録するディジタル情報記
    録部を有しており、且つ、 地図シートのディジタル情報記録部から地図関連情報を
    読取る地図関連情報読取手段と、 地図シートの地図情報と共に位置情報を表示する地図情
    報表示手段と、 現在地位を検出して位置情報を生成する位置測定手段
    と、 位置測定手段からの位置情報に基づいて、地図情報表示
    手段に現在位置の位置表示を行う表示制御手段と、 を備えていることを特徴とする地図表示装置。
  4. 【請求項4】請求項3において、 地図情報表示手段に配置された地図シート上の地図情報
    に対応する少なくとも1つの目標位置又はその目標位置
    までの経路を記憶する記憶手段と、 記憶手段から読取られた目標位置又は経路に対する位置
    測定手段により検出された現在位置とのズレ情報を、地
    図情報表示手段に表示する手段と、 を備えていることを特徴とする地図表示装置。
JP5015820A 1992-11-13 1993-02-03 ディジタル情報記録地図及び地図表示装置 Pending JPH06230719A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010277071A (ja) * 2009-04-30 2010-12-09 Duplo Kk 地図印刷/読取装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010277071A (ja) * 2009-04-30 2010-12-09 Duplo Kk 地図印刷/読取装置

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