JP3069661B2 - 移動体の地図表示装置 - Google Patents
移動体の地図表示装置Info
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- JP3069661B2 JP3069661B2 JP5318886A JP31888693A JP3069661B2 JP 3069661 B2 JP3069661 B2 JP 3069661B2 JP 5318886 A JP5318886 A JP 5318886A JP 31888693 A JP31888693 A JP 31888693A JP 3069661 B2 JP3069661 B2 JP 3069661B2
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- Navigation (AREA)
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、移動体に搭載され、地
図上における現在位置を求めながら、画面に写し出され
た地図上に移動体の現在位置を表示する移動体の地図表
示装置に関する。
図上における現在位置を求めながら、画面に写し出され
た地図上に移動体の現在位置を表示する移動体の地図表
示装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の移動体の地図表示装置として
は、進行方向を検出しながら、移動体の走行にともない
刻々変化する地図上における現在位置を求めて、予め記
憶媒体から地図データが読み出されて画面に写し出され
ている地図を移動体が走行するにしたがってその進行方
向にスクロールさせながら、画面上の定位置において移
動体の現在位置を表示させるようにしたものが開発され
ている（特開平４−１４３６１５号公報参照）。
は、進行方向を検出しながら、移動体の走行にともない
刻々変化する地図上における現在位置を求めて、予め記
憶媒体から地図データが読み出されて画面に写し出され
ている地図を移動体が走行するにしたがってその進行方
向にスクロールさせながら、画面上の定位置において移
動体の現在位置を表示させるようにしたものが開発され
ている（特開平４−１４３６１５号公報参照）。
【０００３】このような移動体の地図表示装置にあって
は、画面に写し出される地図上に出発点から目的地に到
る走行予定経路を設定したり、地図上に観光地などの案
内表示を行わせたりするなど、移動体の走行案内を行わ
せるための各種機能を有しており、それら各種機能の選
択切換を行わせるべく、画面に各種機能のメニューを表
示して、オペレータ操作によってそのメニューの選択を
行わせることができるようにしている。
は、画面に写し出される地図上に出発点から目的地に到
る走行予定経路を設定したり、地図上に観光地などの案
内表示を行わせたりするなど、移動体の走行案内を行わ
せるための各種機能を有しており、それら各種機能の選
択切換を行わせるべく、画面に各種機能のメニューを表
示して、オペレータ操作によってそのメニューの選択を
行わせることができるようにしている。
【０００４】その場合、従来では、外部からの入力指令
に応じて移動体の現在位置表示モードからメニュー表示
モードに切り換えられたときに、それまで画面に写し出
されている移動体の現在位置表示の内容をいったん消し
たうえで、画面にメニュー表示を行わせるようにしてい
る。
に応じて移動体の現在位置表示モードからメニュー表示
モードに切り換えられたときに、それまで画面に写し出
されている移動体の現在位置表示の内容をいったん消し
たうえで、画面にメニュー表示を行わせるようにしてい
る。
【０００５】あるいはまた、画面の一部にメニュー表示
エリアを設けて、メニュー表示モードに切り換えられた
ときには、移動体の現在位置表示を行わせたままの状態
で、メニュー表示エリアにメニュー表示を重ねて行わせ
るようにしている。
エリアを設けて、メニュー表示モードに切り換えられた
ときには、移動体の現在位置表示を行わせたままの状態
で、メニュー表示エリアにメニュー表示を重ねて行わせ
るようにしている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、移動体の現在位置表示の内容をいったん消したう
えでメニュー表示を行わせるのでは、その間、移動体の
現在位置表示を行わせることができないことである。ま
た、移動体の現在位置表示に重ねて画面の一部のエリア
にメニュー表示を行わせるのでは、メニューが表示され
るエリアに邪魔されて地図上における移動体の現在位置
の表示状態が把握しずらくなってしまうことである。
点は、移動体の現在位置表示の内容をいったん消したう
えでメニュー表示を行わせるのでは、その間、移動体の
現在位置表示を行わせることができないことである。ま
た、移動体の現在位置表示に重ねて画面の一部のエリア
にメニュー表示を行わせるのでは、メニューが表示され
るエリアに邪魔されて地図上における移動体の現在位置
の表示状態が把握しずらくなってしまうことである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、移動体の現在
位置表示に重ねてメニュー表示を部分的に行わせるに際
して、メニューが表示されるエリアに邪魔されて地図上
における移動体の現在位置の表示状態が把握しずらくな
るようなことを防止するべく、メニュー表示がなされる
ときには、画面上におけるメニュー表示がされていない
エリアにおける現在位置の最適表示位置をわり出して、
そのエリアにおいて地図をスクロールさせながらの移動
体の現在位置表示を視認性良く行わせるようにしてい
る。
位置表示に重ねてメニュー表示を部分的に行わせるに際
して、メニューが表示されるエリアに邪魔されて地図上
における移動体の現在位置の表示状態が把握しずらくな
るようなことを防止するべく、メニュー表示がなされる
ときには、画面上におけるメニュー表示がされていない
エリアにおける現在位置の最適表示位置をわり出して、
そのエリアにおいて地図をスクロールさせながらの移動
体の現在位置表示を視認性良く行わせるようにしてい
る。
【０００８】
【実施例】図１は本発明による移動体の地図表示装置の
基本的な構成を示すもので、例えば移動体の走行速度を
検出する速度センサ１ど、例えばヨー方向変化の角速度
を検出して移動体の走行にともなう方向変化量に比例し
た信号を出力するレート式による方向センサ２と、速度
センサ１によって検出された走行速度を時間積分するこ
とによって移動体の走行距離を計測するとどもに、方向
センサ２により検出された角速度を時間積分することに
よって移動体の進行方向の変化量をわり出しながら移動
体の単位走行距離ごとにおけるＸ−Ｙ座標上の現在位置
を逐次演算によって求め、かつ移動体の地図表示装置全
体の制御を行わせるマイクロコンピュータからなる信号
処理装置３と、その信号処理装置３によって求められた
移動体の走行にしたがって刻々変化するＸ−Ｙ座標上の
現在位置のデータを順次格納し、移動体の有限の連続位
置情報としてそれを記憶保持する走行軌跡記憶装置４
と、予め複数の道路地図の情報が格納されている地図情
報記憶媒体５と、その記憶媒体５から道路地図の情報を
選択的に読み出す記憶媒体再生装置６と、その読み出さ
れた地図情報にもとづいて所定の道路地図を画面に写し
出すとともに、その画面に写し出された道路地図上に、
移動体の現在位置を、必要に応じて走行軌跡および現在
位置における移動体の進行方向などとともに、移動体の
走行にしたがって表示していく表示装置７と、信号処理
装置３へ動作指令を与えるとともに、表示装置７に表示
させる地図の選択指定、その表示された地図上における
移動体の出発点および目的地の設定を行わせ、また走行
軌跡などの表示指令を選択的に与え、地図および走行軌
跡の部分拡大表示，表示縮尺率の選択などの表示形態の
設定変更などを適宜行わせることのできる操作装置８と
によって構成されている。
基本的な構成を示すもので、例えば移動体の走行速度を
検出する速度センサ１ど、例えばヨー方向変化の角速度
を検出して移動体の走行にともなう方向変化量に比例し
た信号を出力するレート式による方向センサ２と、速度
センサ１によって検出された走行速度を時間積分するこ
とによって移動体の走行距離を計測するとどもに、方向
センサ２により検出された角速度を時間積分することに
よって移動体の進行方向の変化量をわり出しながら移動
体の単位走行距離ごとにおけるＸ−Ｙ座標上の現在位置
を逐次演算によって求め、かつ移動体の地図表示装置全
体の制御を行わせるマイクロコンピュータからなる信号
処理装置３と、その信号処理装置３によって求められた
移動体の走行にしたがって刻々変化するＸ−Ｙ座標上の
現在位置のデータを順次格納し、移動体の有限の連続位
置情報としてそれを記憶保持する走行軌跡記憶装置４
と、予め複数の道路地図の情報が格納されている地図情
報記憶媒体５と、その記憶媒体５から道路地図の情報を
選択的に読み出す記憶媒体再生装置６と、その読み出さ
れた地図情報にもとづいて所定の道路地図を画面に写し
出すとともに、その画面に写し出された道路地図上に、
移動体の現在位置を、必要に応じて走行軌跡および現在
位置における移動体の進行方向などとともに、移動体の
走行にしたがって表示していく表示装置７と、信号処理
装置３へ動作指令を与えるとともに、表示装置７に表示
させる地図の選択指定、その表示された地図上における
移動体の出発点および目的地の設定を行わせ、また走行
軌跡などの表示指令を選択的に与え、地図および走行軌
跡の部分拡大表示，表示縮尺率の選択などの表示形態の
設定変更などを適宜行わせることのできる操作装置８と
によって構成されている。
【０００９】また、この移動体の地図表示装置では、表
示装置７における画面上の定位置（例えば画面中央）に
移動体の現在位置のマークが表示され、信号処理装置３
の制御下において、移動体が走行するにしたがってその
進行方向に、移動体の現在位置が求められるＸ−Ｙ座標
と同一の座標をもった地図がスクロールされるようにな
っている。
示装置７における画面上の定位置（例えば画面中央）に
移動体の現在位置のマークが表示され、信号処理装置３
の制御下において、移動体が走行するにしたがってその
進行方向に、移動体の現在位置が求められるＸ−Ｙ座標
と同一の座標をもった地図がスクロールされるようにな
っている。
【００１０】地図のスクロールは、具体的に、表示装置
７の画像メモリに常時４画面分の地図のデータが書き込
まれ、その４画面分の地図のなかから現在位置を中心と
した１画面分の地図が順次切り出されて画面に切り換え
表示されていくことによって行われる。
７の画像メモリに常時４画面分の地図のデータが書き込
まれ、その４画面分の地図のなかから現在位置を中心と
した１画面分の地図が順次切り出されて画面に切り換え
表示されていくことによって行われる。
【００１１】このように構成されたものでは、地図情報
記憶媒体５から読み出された地図が表示装置７の画面に
映し出されるとともに、その地図上において設定された
出発点からの移動体の走行にしたがって信号処理装置３
により予め設定された地図の縮尺率に応じてＸ−Ｙ座標
上における現在位置が刻々と演算によって求められ、そ
の演算結果が走行軌跡記憶装置４に逐次送られてその記
憶内容が更新されていくとともに、その記憶内容が常時
読み出されて表示装置７に送られる。
記憶媒体５から読み出された地図が表示装置７の画面に
映し出されるとともに、その地図上において設定された
出発点からの移動体の走行にしたがって信号処理装置３
により予め設定された地図の縮尺率に応じてＸ−Ｙ座標
上における現在位置が刻々と演算によって求められ、そ
の演算結果が走行軌跡記憶装置４に逐次送られてその記
憶内容が更新されていくとともに、その記憶内容が常時
読み出されて表示装置７に送られる。
【００１２】それにより、表示装置７には、例えば、図
２に示すように、その画面に表示された地図上に移動体
の現在位置を示すマークＭ１，その現在位置における移
動体の進行方向を示すマークＭ２および現在位置に至る
までの走行軌跡のマークＭ３が移動体の走行状態に追従
して模擬的に表示される。
２に示すように、その画面に表示された地図上に移動体
の現在位置を示すマークＭ１，その現在位置における移
動体の進行方向を示すマークＭ２および現在位置に至る
までの走行軌跡のマークＭ３が移動体の走行状態に追従
して模擬的に表示される。
【００１３】地図上における出発点は、操作装置８にお
ける入力操作により、画面に写し出されている地図を適
宜スクロールさせて、その地図上における相当の位置を
画面中央に表示されている現在位置のマークと一致させ
ることによって設定される。
ける入力操作により、画面に写し出されている地図を適
宜スクロールさせて、その地図上における相当の位置を
画面中央に表示されている現在位置のマークと一致させ
ることによって設定される。
【００１４】同様に、画面に写し出される地図を適宜ス
クロールさせながら目的地を探索して、その位置を例え
ばカーソルによって指定することによって地図上に目的
地を設定することができる。また、出発点から目的地に
到るまでの途中の通過点を指定して、地図上に走行予定
経路を設定することもできるようになっている。
クロールさせながら目的地を探索して、その位置を例え
ばカーソルによって指定することによって地図上に目的
地を設定することができる。また、出発点から目的地に
到るまでの途中の通過点を指定して、地図上に走行予定
経路を設定することもできるようになっている。
【００１５】なお、移動体の走行距離と進行方向とを検
出しながらＸ−Ｙ座標上の現在位置を演算処理によって
累積的に求めていくかわりに、ＧＰＳなどによる電波航
法手段を用いて、地図上における現在位置を直接求めて
いくようにしてもよい。
出しながらＸ−Ｙ座標上の現在位置を演算処理によって
累積的に求めていくかわりに、ＧＰＳなどによる電波航
法手段を用いて、地図上における現在位置を直接求めて
いくようにしてもよい。
【００１６】また、このような移動体の地図表示装置で
は、種々誤差要因によって地図上に表示される移動体の
現在位置が実際の位置からずれることがあり、その場合
に、操作装置８からの入力指令に応じて、信号処理装置
３の制御下において、地図上に表示される現在位置の修
正を行わせることができるようになっている。
は、種々誤差要因によって地図上に表示される移動体の
現在位置が実際の位置からずれることがあり、その場合
に、操作装置８からの入力指令に応じて、信号処理装置
３の制御下において、地図上に表示される現在位置の修
正を行わせることができるようになっている。
【００１７】その場合、操作装置８からの入力操作によ
って、地図上に表示される現在位置を適宜動かしてその
表示位置の修正を手動によって行わせるようにする。ま
たは、移動体の走行距離と進行方向とを検出しながらＸ
−Ｙ座標上の現在位置を演算処理によって累積的に求め
ることによって得られる現在位置を、そのときＧＰＳに
よって測定される位置に応じて自動的に修正させるよう
にする。
って、地図上に表示される現在位置を適宜動かしてその
表示位置の修正を手動によって行わせるようにする。ま
たは、移動体の走行距離と進行方向とを検出しながらＸ
−Ｙ座標上の現在位置を演算処理によって累積的に求め
ることによって得られる現在位置を、そのときＧＰＳに
よって測定される位置に応じて自動的に修正させるよう
にする。
【００１８】また、地図情報記憶媒体５には、道路地図
の情報のみならず、観光地やホテル，病院などの位置の
情報が記憶されており、操作装置８からの入力指令に応
じて、観光地などの位置の情報を選択的に読み出して、
画面に写し出される地図上に観光地などの案内表示を行
わせることができるようになっている。
の情報のみならず、観光地やホテル，病院などの位置の
情報が記憶されており、操作装置８からの入力指令に応
じて、観光地などの位置の情報を選択的に読み出して、
画面に写し出される地図上に観光地などの案内表示を行
わせることができるようになっている。
【００１９】このような移動体の地図表示装置にあっ
て、画面に写し出される地図上に出発点や目的地を設定
し、また出発点から目的地に到る走行予定経路を設定し
たり、現在位置の修正や観光地などの案内表示を行わせ
たりするなどの各種機能の選択切換を行わせるべく、操
作装置８からの入力操作によってメニュー表示モードに
することにより、画面に各種機能のメニューを表示し
て、オペレータ操作によってそのメニューの選択を任意
に行わせることができるようにしている。
て、画面に写し出される地図上に出発点や目的地を設定
し、また出発点から目的地に到る走行予定経路を設定し
たり、現在位置の修正や観光地などの案内表示を行わせ
たりするなどの各種機能の選択切換を行わせるべく、操
作装置８からの入力操作によってメニュー表示モードに
することにより、画面に各種機能のメニューを表示し
て、オペレータ操作によってそのメニューの選択を任意
に行わせることができるようにしている。
【００２０】その場合、本発明では、例えば、図３およ
び図４に示すように、画面の上側部分にメニュー表示部
Ａ１を設けて、信号処理装置３の制御下において、移動
体の現在位置表示モード（図３）からメニュー表示モー
ド（図４）に切り換えられたときに、そのメニュー表示
部Ａ１に所定のメニュー表示を行うとともに、画面上に
おけるメニュー表示がされていないエリアＡ２における
現在位置の最適表示位置をわり出し、そのわり出された
最適表示位置に現在位置Ｐがくるように地図をオフセッ
トさせて、そのエリアＡ２において地図をスクロールさ
せながらの移動体の現在位置表示を視認性良く行わせる
ようにしている。
び図４に示すように、画面の上側部分にメニュー表示部
Ａ１を設けて、信号処理装置３の制御下において、移動
体の現在位置表示モード（図３）からメニュー表示モー
ド（図４）に切り換えられたときに、そのメニュー表示
部Ａ１に所定のメニュー表示を行うとともに、画面上に
おけるメニュー表示がされていないエリアＡ２における
現在位置の最適表示位置をわり出し、そのわり出された
最適表示位置に現在位置Ｐがくるように地図をオフセッ
トさせて、そのエリアＡ２において地図をスクロールさ
せながらの移動体の現在位置表示を視認性良く行わせる
ようにしている。
【００２１】その最適表示位置としては、エリアＡ２に
おける中心の位置どなるように設定される。
おける中心の位置どなるように設定される。
【００２２】この場合、図５に示すように、信号処理装
置３は、メニュー表示部Ａ１のＸ−Ｙ画面上における位
置（ｘ１，ｙ１），（ｘ１，ｙ２），（ｘ２，ｙ１），
（ｘ２，ｙ２）からエリアＡ２の中心（Ｘ １ ／２，ｙ １
／２）を演算処理によって求め、移動体の現在位置表示
モード時に、画面の中央の位置（Ｘ１／２，Ｙ１／２）
に表示されている現在位置Ｐが、メニュー表示モード時
に、エリアＡ２の中心の位置Ｐに表示されるようにす
る。
置３は、メニュー表示部Ａ１のＸ−Ｙ画面上における位
置（ｘ１，ｙ１），（ｘ１，ｙ２），（ｘ２，ｙ１），
（ｘ２，ｙ２）からエリアＡ２の中心（Ｘ １ ／２，ｙ １
／２）を演算処理によって求め、移動体の現在位置表示
モード時に、画面の中央の位置（Ｘ１／２，Ｙ１／２）
に表示されている現在位置Ｐが、メニュー表示モード時
に、エリアＡ２の中心の位置Ｐに表示されるようにす
る。
【００２３】また、図６に示すように、画面の右側部分
にメニュー表示部Ａ１′が設けられる場合には、そのメ
ニュー表示部Ａ１′のＸ−Ｙ画面上における位
置（ｘ１，ｙ１），（ｘ１，ｙ２），（ｘ２，ｙ１），
（ｘ２，ｙ２）からエリアＡ２′の中心（ｘ １ ／２，Ｙ
１ ／２）を演算処理によって求め、移動体の現在位置表
示モード時に画面の中央の位置（Ｘ１／２，Ｙ１／２）
に表示されている現在位置Ｐが、メニュー表示モード時
にエリアＡ２′の中心の位置Ｐに表示されるようにす
る。
にメニュー表示部Ａ１′が設けられる場合には、そのメ
ニュー表示部Ａ１′のＸ−Ｙ画面上における位
置（ｘ１，ｙ１），（ｘ１，ｙ２），（ｘ２，ｙ１），
（ｘ２，ｙ２）からエリアＡ２′の中心（ｘ １ ／２，Ｙ
１ ／２）を演算処理によって求め、移動体の現在位置表
示モード時に画面の中央の位置（Ｘ１／２，Ｙ１／２）
に表示されている現在位置Ｐが、メニュー表示モード時
にエリアＡ２′の中心の位置Ｐに表示されるようにす
る。
【００２４】また、最適表示位置として、移動体の進行
方向における地図の表示領域を広げて地図上における先
の見通しを良好にするべく、エリアＡ２（またはＡ
２′）の中心から移動体の進行方向とは反対側に所定量
だけずらした位置に設定するようにしてもよい。
方向における地図の表示領域を広げて地図上における先
の見通しを良好にするべく、エリアＡ２（またはＡ
２′）の中心から移動体の進行方向とは反対側に所定量
だけずらした位置に設定するようにしてもよい。
【００２５】この場合、移動体の進行方向を例えば周囲
４方向に大まかに分けて、多少の進行方向の変化によっ
ては最適表示位置が変動することがないようにすれば、
エリアＡ２において安定した移動体の現在位置表示を行
わせることができるようになる。
４方向に大まかに分けて、多少の進行方向の変化によっ
ては最適表示位置が変動することがないようにすれば、
エリアＡ２において安定した移動体の現在位置表示を行
わせることができるようになる。
【００２６】また、本発明では、特に、図４に示すよう
に、メニュー表示部Ａ１に表示された複数のメニューの
うちの１つを選択する手段として、各メニューの表示部
分Ｍ１〜Ｍ４に対応して、画面上に透明な薄膜状のタッ
チスイッチをそれぞれ設け、メニュー表示モード時にそ
の各タッチスイッチ部分に対応して画面に表示されるメ
ニューにしたがって、そのタッチスイッチのうちの１つ
を押すことによってメニュー選択を容易かつ確実になす
ことができるようにしている。タッチスイッチそのもの
は一般的な構造によるものである。
に、メニュー表示部Ａ１に表示された複数のメニューの
うちの１つを選択する手段として、各メニューの表示部
分Ｍ１〜Ｍ４に対応して、画面上に透明な薄膜状のタッ
チスイッチをそれぞれ設け、メニュー表示モード時にそ
の各タッチスイッチ部分に対応して画面に表示されるメ
ニューにしたがって、そのタッチスイッチのうちの１つ
を押すことによってメニュー選択を容易かつ確実になす
ことができるようにしている。タッチスイッチそのもの
は一般的な構造によるものである。
【００２７】なお、メニュー選択の他の手段として、番
号指定された各メニューの番号を操作装置８のテンキー
によって指示するようにしても、また、カーソルやペン
ライトによって直接指定させるようにしてもよいことは
いうまでもない。
号指定された各メニューの番号を操作装置８のテンキー
によって指示するようにしても、また、カーソルやペン
ライトによって直接指定させるようにしてもよいことは
いうまでもない。
【００２８】そして、メニュー選択がなされると、信号
処理装置３の制御下において、メニュー表示部Ａ１にお
けるメニュー表示が消されて、移動体の現在位置表示モ
ードに自動的に復帰し、図３に示すような移動体の現在
位置表示が継続して行われる。
処理装置３の制御下において、メニュー表示部Ａ１にお
けるメニュー表示が消されて、移動体の現在位置表示モ
ードに自動的に復帰し、図３に示すような移動体の現在
位置表示が継続して行われる。
【００２９】
【効果】以上、本発明による移動体の地図表示装置にあ
っては、各種機能の選択切換えを行わせるために、移動
体の現在位置表示画面を消すことなく、それに重ねて各
種機能のメニュー表示を画面の一部分に行わせるに際し
て、画面上におけるメニュー表示がされていないエリア
における現在位置の最適表示位置をわり出して、その最
適表示位置において地図をスクロールさせながらの移動
体の現在位置表示を行わせるようにしているので、メニ
ューが表示されるエリアに邪魔されて地図上における移
動体の現在位置の表示状態が把握しずらくなるようなこ
となく、メニュー表示時にあっても移動体の現在位置表
示を視認性良く行わせることができるどいう利点を有し
ている。
っては、各種機能の選択切換えを行わせるために、移動
体の現在位置表示画面を消すことなく、それに重ねて各
種機能のメニュー表示を画面の一部分に行わせるに際し
て、画面上におけるメニュー表示がされていないエリア
における現在位置の最適表示位置をわり出して、その最
適表示位置において地図をスクロールさせながらの移動
体の現在位置表示を行わせるようにしているので、メニ
ューが表示されるエリアに邪魔されて地図上における移
動体の現在位置の表示状態が把握しずらくなるようなこ
となく、メニュー表示時にあっても移動体の現在位置表
示を視認性良く行わせることができるどいう利点を有し
ている。
【図１】本発明による移動体の地図表示装置の一実施例
を示すブロック構成図である。
を示すブロック構成図である。
【図２】同実施例における移動体の現在位置表示状態の
一例を示す図である。
一例を示す図である。
【図３】移動体の現在位置表示画面を示す図である。
【図４】移動体の現在位置表示に重ねて画面の一部にメ
ニュー表示したどきの画面の表示状態の一例を示す図で
ある。
ニュー表示したどきの画面の表示状態の一例を示す図で
ある。
【図５】移動体の現在位置表示モード時における画面上
の現在位置とメニュー表示モード時における画面上の現
在位置との相関の一例を示す図である。
の現在位置とメニュー表示モード時における画面上の現
在位置との相関の一例を示す図である。
【図６】移動体の現在位置表示モード時における画面上
の現在位置とメニュー表示モード時における画面上の現
在位置との相関の他の例を示す図である。
の現在位置とメニュー表示モード時における画面上の現
在位置との相関の他の例を示す図である。
１ 速度センサ ２ 方向センサ ３ 信号処理装置 ４ 走行軌跡記憶装置 ５ 地図情報記憶媒体 ６ 記憶媒体再生装置 ７ 表示装置 ８ 操作装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G08G 1/0969 G01C 21/00 G06T 1/00 G09B 29/10
Claims (3)
- 【請求項１】 移動体の現在位置を検出する現在位置検
出装置と、地図記憶媒体から地図データを読み出す地図
読み出し手段と、前記地図記憶媒体から読み出された地
図データを、前記現在位置検出手段によって検出された
現在位置とともに画面に表示する移動体の地図表示装置
において、入力指令に応じて画面の表示内容を現在位置
表示モードからメニュー表示モードに切り換える手段
と、現在位置表示モードでは、前記現在位置検出手段に
よって検出された現在位置が表示画面の所定の位置とな
るよう前記地図記憶媒体から読み出された地図データを
表示し、メニュー表示モードでは、画面の一部分にメニ
ューを表示するとともに、画面上におけるメニュー表示
がされていないエリアにおける現在位置の最適表示位置
を計算して、前記現在位置検出手段によって検出された
現在位置が該最適表示位置となるよう前記地図記憶媒体
から読み出された地図データを表示し、メニュー表示モ
ードにてメニューの選択がなされた時にもとの現在位置
表示モードに自動的に復帰する移動体の地図表示装置。 - 【請求項２】 前記所定位置を画面の中心とするととも
に該最適表示位置をメニュー表示がされていないエリア
の中心とする請求項１記載の移動体の地図表示装置。 - 【請求項３】 移動体の進行方向を検出し、前記所定位
置を画面の表示位置から移動体の進行方向と反対側にオ
フセットさせた位置とするとともに、該最適表示位置を
メニュー表示がされていないエリアの中心から移動体の
進行方向と反対側にオフセットさせた位置とする請求項
１記載の移動体の地図表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5318886A JP3069661B2 (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | 移動体の地図表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5318886A JP3069661B2 (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | 移動体の地図表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07141597A JPH07141597A (ja) | 1995-06-02 |
| JP3069661B2 true JP3069661B2 (ja) | 2000-07-24 |
Family
ID=18104068
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5318886A Expired - Lifetime JP3069661B2 (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | 移動体の地図表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3069661B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5428189B2 (ja) * | 2008-04-17 | 2014-02-26 | 三洋電機株式会社 | ナビゲーション装置 |
| JP5243107B2 (ja) * | 2008-05-27 | 2013-07-24 | クラリオン株式会社 | ナビゲーション装置、画面表示制御方法 |
-
1993
- 1993-11-12 JP JP5318886A patent/JP3069661B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07141597A (ja) | 1995-06-02 |
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