JPH06230074A - 回路の故障箇所検出装置 - Google Patents

回路の故障箇所検出装置

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JPH06230074A
JPH06230074A JP1557793A JP1557793A JPH06230074A JP H06230074 A JPH06230074 A JP H06230074A JP 1557793 A JP1557793 A JP 1557793A JP 1557793 A JP1557793 A JP 1557793A JP H06230074 A JPH06230074 A JP H06230074A
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JP
Japan
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error
list
failure
test
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP1557793A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Takatsuki
賢一 高槻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP1557793A priority Critical patent/JPH06230074A/ja
Publication of JPH06230074A publication Critical patent/JPH06230074A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 LSIデバイス上での故障箇所を特定し、回
路図上に表示することでLSIデバイス上での故障箇所
を容易、且つ迅速に、しかも正確に特定可能とする。 【構成】 故障シミュレーション手段2で得た可観測リ
ストD4 とテスト手段で得たエラーリストD6 とに基づ
きエラー圧縮手段5にてエラーの圧縮処理を行い、圧縮
結果D7 をエラー表示手段6にて表示装置7に表示した
回路上にハイライト表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はLSI回路等をシミュレ
ーションによってテストし、エラー箇所を検出し、表示
する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のLSIデバイス等における
回路中の故障箇所を検出する装置を示すブロック図であ
り、図中1は論理シミュレーション手段、2は故障シミ
ュレーション手段、3はテストプログラム生成手段、4
はテスト手段を示している。テストプログラムを生成す
るデータを出力する入力テストベクタD1 と回路接続情
報D2 とに基づき論理シミュレーションを実行し、出力
ベクタD3 を出力する。
【0003】また故障シミュレーション手段2は同じく
前記入力テストベクタD1 、回路接続情報D2 に基づい
て故障検出率を検証する故障シミュレーションを実行
し、検証結果である故障シミュレーション結果D8 を出
力する。テストプログラム生成手段3は前記入力テスト
ベクタD1 、出力ベクタD3 に基づいてテストプログラ
ムD5 を生成しする。テスト手段4は、前記テストプラ
グラムD5 に基づきLSIデバイスに入力テストベクタ
1 を入力したときの結果と、正常動作時の期待値であ
る出力ベクタD3 との比較結果をエラーリストD6 とし
て出力する。エラーが存在する場合は設計者が実際の回
路について顕微鏡下で不具合箇所(故障箇所)を探して
特定し、エラーリストD6 を解析することで故障箇所を
特定し、その原因を究明して回路構成,レイアウトパタ
ーンを変更する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述した如き
従来装置にあってはエラーリストD6 に基づきこれと対
応する位置を人手によってLSIデバイス全体から探し
出すため、膨大な時間を必要とし、LSIデバイスが大
規模化すると故障箇所の特定が事実上出来なくなるとい
う問題があった。本発明はかかる事情に鑑みなされたも
のであって、その目的とするところはエラーリストから
冗長エラーを除去して故障箇所を絞り込んだ後、故障箇
所を表示装置の回路図上に表示可能とした回路の故障箇
所検出装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る回路の故障
箇所検出装置は、診断対象回路における故障診断対象ポ
イント夫々に対する故障の観測が可能な条件を示す可観
測リストを出力する故障シミュレーション手段と、テス
トプログラムを用いて診断対象回路を診断し、エラーリ
ストを出力するテスト手段と、前記可観測リストとエラ
ーリストとに基づきエラーリストから冗長エラーを除去
し、故障箇所を絞り込んだエラー圧縮結果を出力するエ
ラー圧縮手段と、該圧縮結果を表示装置の診断対象回路
上にハイライト表示する手段とを具備することを特徴と
する。
【0006】
【作用】本発明にあっては、故障シミュレーション手段
にて各故障診断対象ポイントの観測可能な条件を求めて
故障の可観測リストを出力させ、またテスト手段にて各
故障診断対象ポイントのエラーリストを出力させ、エラ
ー圧縮手段にて前記可観測リスト,エラーリストに基づ
きエラー圧縮処理を行って冗長エラーを除去した圧縮結
果を得ることで、故障診断対象ポイント中からの真のエ
ラー箇所を容易,迅速にしかも正確に検出出来、更に表
示装置の回路図上にエラー箇所を表示させることで回路
図上での故障箇所の特定が自動的に行い得ることとな
る。
【0007】
【実施例】以下本発明をその実施例を示す図面に基づき
具体的に説明する。図1は本発明に係るLSIデバイス
の故障箇所検出装置を示すブロック図であり、図中1は
論理シミュレーション手段、2は故障シミュレーション
手段、3はテストプログラム生成手段、4はテスト手段
を示している。
【0008】論理シミュレーション手段1は入力テスト
ベクタD1 、回路接続情報D2 に基づき論理シミュレー
ションを実行し、出力ベクタD3 を出力する。また故障
シミュレーション手段2は入力テストベクタD1 、回路
接続情報2に基づき故障シミュレーションを実行し、可
観測リストD4 を出力する。
【0009】テストプログラム生成手段3は前記入力テ
ストベクタD1 ,出力ベクタD3 に基づいてテストプロ
グラムD5 を生成し、これをテスト手段4へ出力する。
テスト手段4はテストプログラムD5 にてLSIデバイ
スのテストを実行し、エラーリストD6 をエラー圧縮手
段5へ出力する。
【0010】エラー圧縮手段5はエラーリストD6 ,可
観測リストD4 に基づきエラーデータを圧縮し、圧縮結
果をエラー表示手段6へ出力する。エラー表示手段6は
回路接続情報D2 ,圧縮結果D7 に基づき表示装置7の
回路図上にエラー箇所をハイライト表示する。
【0011】次に図2に示す如きLSIデバイスを故障
診断対象とする場合について具体的に説明する。図2は
故障検出対象とするLSIデバイスを示す模式図であ
り、IN1 〜IN5 は入力ピン、OUT1 〜OUT5
出力ピン、A〜Jは故障検出対象ポイントを示してい
る。図2に示す如きLSIデバイスを診断対象とする場
合、予め用意した入力テストベクタD1 と回路接続情報
2 とに基づき論理シミュレーション手段1にて各入力
ピンIN1 〜IN5 に入力テストベクタD1 を入力し、
そのときの論理動作の検証を行い、そのときの出力ピン
OUT1 〜OUT5 の出力結果である出力ベクタD3
得る。
【0012】次に故障シミュレーション手段2は図2に
示すLSIデバイスの各入力ピンIN1 〜IN5 に入力
テストベクタD1 を与え、故障シミュレーションを実行
し、入力テストベクタD1 と回路接続情報D2 との故障
検出率を検証すると共に、図3に示す如き故障の可観測
リストD4 を出力する。
【0013】図3は可観測リストD4 の説明図であり、
縦方向に出力ピンOUT1 〜OUT5 を、また横方向に
出力ベクタD3 の周期(1,2,3…)をとって示して
ある。そして縦方向にとった出力ピンOUT1 〜OUT
5 と出力ベクタD3 の周期(1,2,3…)との対応す
る箇所には、その条件で観測可能な故障診断ポイントA
〜Jを示してある。例えば出力ピンOUT1 であって出
力ベクタD3 の1周期目では故障診断対象ポイントA
の、また出力ピンOUT1 であって2周期目では故障診
断対象ポイントA,Bの、更に出力ピンOUT4 であっ
て、1,2周期目には故障診断ポイントGの診断が可能
であることを示している。
【0014】次にテストプログラム生成手段3で入力テ
ストベクタD1 ,出力ベクタD3 に基づきテスト手段4
に入力するテストプログラムD5 を生成する。テストプ
ログラムD5 にはテスト手段4で使用する入力データと
期待値データとが含まれる。次にLSIテスト手段4に
よりテストプログラムD5 を用いて図2に示すLSIデ
バイスのテストを行う。テスト手段4では実際のLSI
デバイスの動作が正常か否かを出力ベクタD3 の期待値
と、LSIデバイスの出力ピンOUT1 〜OUT5 の出
力とを比較することで検証し、エラーリストD6 を出力
する。
【0015】エラーリストD6 の一例を図4に示す。図
4はエラーリストD6 の説明図であり、縦方向に出力ピ
ン名をまた横方向に出力ベクタD3 の周期(1,2
…)をとって示してある。各出力ピン名と出力ベクタD
3 の周期(1,2…)との対応する位置にはテスト手段
4からの出力と期待値との比較結果、即ち両者が一致す
る場合には「0」、不一致の場合には「1」を表示して
ある。例えば、出力ピンOUT1 では1周期目と2周期
目で期待値と不一致のため「1」、4周期目では期待値
と一致しているため「0」としている。なお、出力ピン
OUT1 で出力ベクタD3 の3周期目、出力ピンOUT
3 で1周期目、出力ピンOUT3 で2周期目、出力ピン
OUT5 で2周期目にはいずれも故障検出できる故障検
出対象ポイントA〜Jが存在しないため「0」とする。
【0016】次にエラー圧縮手段6はエラーリストD6
と可観測リストD4 とに基づいてエラーの圧縮処理を行
い、エラーリストD6 の中の冗長エラーを除くと共に、
可観測リストD4 と照合し、図5に示す如き故障箇所を
特定した圧縮リストを作成する。図5はエラー圧縮手段
から出力されるエラー圧縮結果を示す説明図であり、各
故障診断ポイントA〜Jについてそのエラー圧縮処理の
内容と、判断結果である「正常」,「故障」の如何を表
示してある。
【0017】各故障診断ポイントA〜Jに対してのエラ
ー圧縮処理は具体的には次のごとくに行う。可観測リス
トD4 中の該当する出力ピン、該当する周期を抽出し、
図4に示すエラーリストD6 に「0」,「1」で表示し
てある比較結果の論理積をとる。例えば、故障診断ポイ
ントAに関しては、図3に示す可観測リストD4 中の出
力ピンOUT1 ,1周期目出力ピンOUT1 ,2周期目
に表示されているが図4に示すエラーリストD6 の該当
箇所にはいずれも「1」となっているから、その論理積
をとると、図5に示す圧縮結果D7 に示す圧縮処理
「1」and「1」=1から演算結果「1」を得、判定
結果は故障となる。
【0018】また故障診断ポイントBに関しては可観測
リストD4 における出力ピンOUT1 で2,4周期目に
表れているがエラーリストD6 における該当箇所には
「1」,「0」となっているからその論理積をとりる
と、図5の圧縮結果D7 に示す圧縮処理「1」and
「0」=0から演算結果「0」を得、判定は正常とな
る。以上の如き圧縮処理により図4に示すエラーリスト
6 において出力ピンOUT1 の2周期目で故障診断対
象ポイントBが故障であるとした冗長エラーが取り除か
れる。以下同様にして、全ての故障診断ポイントA〜J
に対し同様の処理を行い圧縮結果D7 を得る。
【0019】次にエラー表示手段7で表示プログラムを
用いて圧縮結果D7 により故障と判定された故障診断対
象ポイントを抽出し、表示装置に表示されている回路図
上に故障と診断された故障診断対象ポイントをハイライ
ト表示する。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、故障シミ
ュレーション手段が出力される可観測リストとテスト手
段から出力されるエラーリストとに基づきエラー圧縮手
段にてエラーの圧縮処理をすることとしたから、冗長エ
ラーが除去され、しかもこれを表示装置に表示された診
断対象回路図上に故障箇所をハイライト表示することで
故障箇所を迅速に、しかも正確に特定し、一見して回路
図上での故障箇所を確認できる等本発明は優れた効果を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る故障箇所検出装置を示すブロック
図である。
【図2】本発明における故障診断対象であるLSIデバ
イスの一例を示す模式図である。
【図3】本発明装置における故障シミュレーション手段
から出力される可観測リストの説明図である。
【図4】本発明におけるテスト手段から出力されるエラ
ーリストの説明図である。
【図5】本発明におけるエラー圧縮手段から出力される
圧縮結果を示す説明図である。
【図6】従来の故障箇所検出装置を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 論理シミュレーション手段 2 故障シミュレーション手段 3 テストプログラム生成手段 4 テスト手段 5 エラー圧縮手段 6 エラー表示手段 7 表示装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 診断対象回路における故障診断対象ポイ
    ント夫々に対する故障の観測が可能な条件を示す可観測
    リストを出力する故障シミュレーション手段と、テスト
    プログラムを用いて診断対象回路を診断し、エラーリス
    トを出力するテスト手段と、前記可観測リストとエラー
    リストとに基づきエラーリストから冗長エラーを除去
    し、故障箇所を絞り込んだエラー圧縮結果を出力するエ
    ラー圧縮手段と、該圧縮結果を表示装置の診断対象回路
    上にハイライト表示する手段とを具備することを特徴と
    する回路の故障箇所検出装置。
JP1557793A 1993-02-02 1993-02-02 回路の故障箇所検出装置 Pending JPH06230074A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1557793A JPH06230074A (ja) 1993-02-02 1993-02-02 回路の故障箇所検出装置

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JP1557793A JPH06230074A (ja) 1993-02-02 1993-02-02 回路の故障箇所検出装置

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JPH06230074A true JPH06230074A (ja) 1994-08-19

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ID=11892590

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1557793A Pending JPH06230074A (ja) 1993-02-02 1993-02-02 回路の故障箇所検出装置

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JP (1) JPH06230074A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4022293A1 (de) * 1989-07-14 1991-01-24 Ricoh Kk Thermodrucker

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4022293A1 (de) * 1989-07-14 1991-01-24 Ricoh Kk Thermodrucker
DE4022293C2 (de) * 1989-07-14 1998-06-18 Ricoh Kk Thermodrucker

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