JPH0622963U - テスター用プローブリード線収納装置 - Google Patents

テスター用プローブリード線収納装置

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JPH0622963U
JPH0622963U JP2611592U JP2611592U JPH0622963U JP H0622963 U JPH0622963 U JP H0622963U JP 2611592 U JP2611592 U JP 2611592U JP 2611592 U JP2611592 U JP 2611592U JP H0622963 U JPH0622963 U JP H0622963U
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tester
probe
pulley
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行宏 星野
光治 今泉
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Osaka Denki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テスターを使用しない時には、プローブリー
ド線のからまり、紛失、破損などを防止する。 【構成】 プローブリード線3が出入りする入口部12
を有するプローブリード線巻取り収納部6と、プローブ
リード線巻取り収納部6内に設けられた曲線状のトレー
スガイド7と、プローブリード線3を掛けて、トレース
ガイド7に沿って移動する滑車付き可動ガイド8と、滑
車付き可動ガイド8を保持し、滑車付き可動ガイド8を
移動させるために回転する連結腕11とを備えている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、テスターなど可搬型測定器におけるプローブリード線を収納する装 置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ハンディテスターなどの携帯可能な測定器においては、図4の従来のテ スターの正面外観図に示すように、テスター31を使用する場合にはプローブリ ード線32の一端の接続プラグ33をテスター31の任意の測定用端子34に挿 入して使用し、また、テスター31を使用しない場合にはプローブリード線32 をテスター31の測定用端子34から抜取り、不図示のテスター31の収納ケー スの一部に畳んで収納するようにされている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
現行品では、プローブリード線32を収納する手段が特段用意されておらず、 プローブリード線32の収納時における「からまり」がよく発生して煩瑣である と共に、時にはプローブリード線32の紛失や破損などにつながる可能性がある 。
【0004】 また、テスター31の使用時には、常に一定の長さのプローブリード線32が テスター31から出ているので、時には必要以上のプローブリード線32の長さ となり、使用しずらい。
【0005】 本考案の目的は、テスターを使用する時には、必要かつ十分な長さのプローブ リード線を使用に供し、テスターを使用しない時には、プローブリード線のから まり、紛失、破損などを防止することができるテスター用プローブリード線収納 装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、プローブリード線が出入りする入口部を有するプローブリード線巻 取り収納部と、該プローブリード線巻取り収納部内に設けられた曲線状のトレー スガイドと、プローブリード線を掛けて、前記トレースガイドに沿って移動する 滑車付き可動ガイドと、該滑車付き可動ガイドを保持し、滑車付き可動ガイドを 移動させるために回転する連結腕とを設けている。
【0007】
【作用】
プローブリード線引き出し時には、プローブリード線を引くことにより、連結 腕を一方の方向に回転し、これにより滑車付き可動ガイドがトレースガイドに沿 ってプローブリード線巻取り収納部の入口部の方向に移動し、プローブリード線 が入口部から引き出される。
【0008】 プローブリード線収納時には、連結腕を反対の方向に回転させると、滑車付き 可動ガイドがトレースガイドに沿ってプローブリード線巻取り収納部の入口部か ら遠ざかる方向に移動し、プローブリード線が入口部から引き込まれて、曲線状 のトレースガイドに沿った空間に収納される。
【0009】
【実施例】
図1は、本考案の一実施例であるテスター用プローブリード線収納装置を具備 したテスターの正面外観図である。
【0010】 テスター1の筐体の一部、図1ではテスター1の筐体の上方部に、プローブリ ード線収納装置2が配置される。プローブリード線収納装置2の側面部には、2 本1組のプローブリード線3の先端にそれぞれ接続されているプローブピン4を テスター1の筐体に固定するためのプローブホルダー5が2個設けられる。
【0011】 図2は、本考案のテスター用プローブリード線収納装置2の第1の実施例を示 す図である。
【0012】 プローブリード線収納装置2は、プローブリード線巻取り収納部6に設けられ た渦巻き状のトレースガイド7と、このトレースガイド7に沿って動き、プロー ブリード線3を引き込む滑車付き可動ガイド8と、滑車付き可動ガイド8を摺動 溝9に沿って摺動可能に保持し、かつ、その一端が渦巻き状のトレースガイド7 の中心部において回転軸10により回転可能に取り付けられた連結腕11と、連 結腕11の回転軸10に取り付けられる不図示のゼンマイバネと、このゼンマイ バネの動力に逆らって連結腕11を任意の位置で停止する既知の技術による不図 示のラッチ機構と、入口部12の2個の滑車13とから構成される。
【0013】 図2(a)に示すように、プローブリード線3を使用する時は、プローブホル ダー5からプローブリード線3を外して引っぱることにより、滑車付き可動ガイ ド8を摺動可能に保持する連結腕11が回転軸10を中心として時計方向に回転 し、滑車付き可動ガイド8が連結腕11の摺動溝9に沿って内から外方向へとト レースガイド7に沿って動き、これに伴ってプローブリード線3がゼンマイバネ の動力に抵抗しつつプローブリード線巻取り収納部6から引き出される。
【0014】 プローブリード線3が適当な長さに引き出された時に手を離せば、既知のラッ チ機構(不図示)により連結腕11がその位置で停止し、ラッチされ、プローブ リード線3の引き出しが停止される。なお、図2(b)にはプローブリード線3 が完全に引き出された状態を示している。
【0015】 逆にプローブリード線3を収納する場合には、ラッチ解除ボタン14によりラ ッチ機構における連結腕11の回転軸10のラッチを外せば、プローブリード線 3を引き出す際にゼンマイバネに蓄積された動力により連結腕11が回転軸10 を中心として反時計方向に回転駆動され、図2(c)に示すように、滑車付き可 動ガイド8によりプローブリード線3がトレースガイド7に沿って螺旋状にプロ ーブリード線巻取り収納部6内に収納される。このように、プローブリード線3 は収納状態ではトレースガイド7によって一巻き毎に区切られているので、から まったり、捩じれたりすることがない。また、滑車に掛けられているので、引き 出し、収納が滑らかに行われる。
【0016】 プローブリード線収納装置2の入口部12には、プローブリード線7の引き出 しおよび収納時における円滑な動作のために滑車13が設けられる。
【0017】 なお、プローブリード線3の一端部15はテスター用プローブリード線収納装 置2に固定されると共に、さらに伸びてテスター1に固定接続されている。した がって、テスター1における電圧値・電流値・抵抗値などの測定モードの切り換 え操作の一部を、図4の現行品の例に示すようにプローブリード線32の接続プ ラグ33をテスター31の任意の測定用端子34に挿入し換えて行うことができ ないため、測定モードの切り換えは全て図1に示すように測定モード選択スイッ チ16の切り換えや、別に設けられた測定入力切換えスイッチ(不図示)などの 手段により行われる。
【0018】 プローブリード線収納装置2においては、2本のプローブリード線3のそれぞ れに対応して、上述のプローブリード線巻取り収納部6に組み込まれた機構が2 台1組として1台のテスター1に具備される。
【0019】 図3は、本考案のテスター用プローブリード線収納装置2の第2の実施例を示 す図である。
【0020】 図3に示すテスター用プローブリード線収納装置2の第2の実施例では、トレ ースガイドとして複数の同心の円弧状に形成されるトレースガイド17が使用さ れ、トレースガイド17の一端部にはそれぞれ滑車付き固定ガイド18が配置さ れ、さらに、トレースガイド17と同数の滑車付き可動ガイド19を固定的に保 持し、かつ、その一端がトレースガイド17の円弧の中心点において回転軸20 により回転可能に取り付けられる連結腕21が使用される点が、図2に示すテス ター用プローブリード線収納装置2の第1の実施例と異なる。
【0021】 図3(a)に示すように、プローブリード線3を使用する時は、プローブホル ダー5からプローブリード線3を外して引くことにより、複数の滑車付き可動ガ イド19を固定的に保持する連結腕21が回転軸20を中心として反時計方向に 回転し、滑車付き可動ガイド19がトレースガイド17の間をトレースガイド1 7に沿って反時計方向に移動し、これによりプローブリード線3が滑車付き可動 ガイド19と滑車付き固定ガイド18に従って、不図示のゼンマイバネの動力に 抵抗しつつプローブリード線巻取り収納部22から引き出される。
【0022】 プローブリード線3が適当な長さに引き出された時に手を離せば、既知のラッ チ機構(不図示)により連結腕21がその位置でラッチされ、プローブリード線 3の引き出しが停止される。なお、図3(a)ではプローブリード線3が完全に 引き出された状態を示している。
【0023】 プローブリード線3を収納する場合には、ラッチ解除ボタン23によりラッチ 機構における連結腕21の回転軸20のラッチを外せば、プローブリード線3を 引き出す際にゼンマイバネに蓄積された動力により連結腕21が回転軸20を中 心として時計方向に回転駆動され、図3(b)に示すように、滑車付き可動ガイ ド19の移動により、滑車付き可動ガイド19と滑車付き固定ガイド18に従っ て、プローブリード線3がトレースガイド17に沿ってプローブリード線巻取り 収納部22に収納される。
【0024】 プローブリード線収納装置2の入口部24には、プローブリード線7の引き出 しおよび収納時における円滑な動作のために滑車25が設けられる。プローブリ ード線3の一端部26はテスター用プローブリード線収納装置2に固定されると 共に、さらに伸びて、テスター1に固定接続される。
【0025】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、プローブリード線が出入りする入口部 を有するプローブリード線巻取り収納部と、該プローブリード線巻取り収納部内 に設けられた曲線状のトレースガイドと、プローブリード線を掛けて、前記トレ ースガイドに沿って移動する滑車付き可動ガイドと、該滑車付き可動ガイドを保 持し、滑車付き可動ガイドを移動させるために回転する連結腕とを設け、以て、 プローブリード線収納時には、連結腕を反対の方向に回転させることにより、滑 車付き可動ガイドがトレースガイドに沿ってプローブリード線巻取り収納部の入 口部から遠ざかる方向に移動させ、プローブリード線が入口部から引き込まれて 、曲線状のトレースガイドに沿った空間に収納されるようにしたから、テスター を使用する時には、必要かつ十分な長さのプローブリード線を使用に供し、テス ターを使用しない時には、プローブリード線のからまり、紛失、破損などを防止 することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例であるテスター用プローブリ
ード線収納装置を具備したテスターの正面外観図であ
る。
【図2】テスター用プローブリード線収納装置の第1の
実施例を示す図である。
【図3】テスター用プローブリード線収納装置の第2の
実施例を示す図である。
【図4】従来のテスターの正面外観図である。
【符号の説明】
1 テスター 2 プローブリード線収納装置 3 プローブリード線 4 プローブピン 5 プローブホルダー 6 プローブリード線巻取り収納部 7 トレースガイド 8 滑車付き可動ガイド 9 摺動溝 10 回転軸 11 連結腕 12 入口部 13 滑車 14 ラッチ解除ボタン 15 プローブリード線の一端部 16 測定モード選択スイッチ 17 トレースガイド 18 滑車付き固定ガイド 19 滑車付き可動ガイド 20 回転軸 21 連結腕 22 プローブリード線巻取り収納部 23 ラッチ解除ボタン 24 入口部 25 滑車 26 プローブリード線の一端部 31 テスター 32 プローブリード線 33 接続プラグ 34 測定用端子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プローブリード線が出入りする入口部を
    有するプローブリード線巻取り収納部と、該プローブリ
    ード線巻取り収納部内に設けられた曲線状のトレースガ
    イドと、プローブリード線を掛けて、前記トレースガイ
    ドに沿って移動する滑車付き可動ガイドと、該滑車付き
    可動ガイドを保持し、滑車付き可動ガイドを移動させる
    ために回転する連結腕とを備えたテスター用プローブリ
    ード線収納装置。
JP2611592U 1992-03-30 1992-03-30 テスター用プローブリード線収納装置 Expired - Lifetime JPH0740218Y2 (ja)

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JPH0740218Y2 JPH0740218Y2 (ja) 1995-09-13

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008180513A (ja) * 2007-01-23 2008-08-07 Chugoku Electric Power Co Inc:The 絶縁抵抗測定器および絶縁抵抗測定器に装着可能なプローブ収納装置
JP2009008424A (ja) * 2007-06-26 2009-01-15 Tokyo Electric Power Co Inc:The 課電式事故探査装置のケーブル収納装置
CN106501569A (zh) * 2016-12-23 2017-03-15 湖州职业技术学院 一种便于收纳表笔线的万用表
CN116794361A (zh) * 2023-08-28 2023-09-22 无锡市恒通电器有限公司 一种单相智能电能表检测装置

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