JPH054552U - 電気機器のコード収納装置 - Google Patents
電気機器のコード収納装置Info
- Publication number
- JPH054552U JPH054552U JP4984791U JP4984791U JPH054552U JP H054552 U JPH054552 U JP H054552U JP 4984791 U JP4984791 U JP 4984791U JP 4984791 U JP4984791 U JP 4984791U JP H054552 U JPH054552 U JP H054552U
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- JP
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- cord
- case
- code
- base end
- hole
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- Pending
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- Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】摺動子などの摺接機構を用いずにコ−ドの収納
を行う装置を提供する。 【構成】有底円筒状ケ−ス11の内部に螺旋巻きしたコ
−ド2を収納する。ケ−ス11の下部側面に導出孔12
を形成して、ここからコ−ド2の基端をケ−ス11の接
線方向に沿って導出し該基端をケ−スに対して固定す
る。このコ−ド基端は電気機器本体内の配線に接続す
る。また、ケ−スの上面中心部にコ−ドの出入孔13を
形成し、同出入孔13の付近にコ−ドを収納ケ−ス11
に対して出入れするコ−ド出入れ機構15を設ける。こ
の出入れ機構は、一対の溝付きロ−タ16、16で構成
し、両ロ−タの外周溝でコ−ド2を挟むようにする。
を行う装置を提供する。 【構成】有底円筒状ケ−ス11の内部に螺旋巻きしたコ
−ド2を収納する。ケ−ス11の下部側面に導出孔12
を形成して、ここからコ−ド2の基端をケ−ス11の接
線方向に沿って導出し該基端をケ−スに対して固定す
る。このコ−ド基端は電気機器本体内の配線に接続す
る。また、ケ−スの上面中心部にコ−ドの出入孔13を
形成し、同出入孔13の付近にコ−ドを収納ケ−ス11
に対して出入れするコ−ド出入れ機構15を設ける。こ
の出入れ機構は、一対の溝付きロ−タ16、16で構成
し、両ロ−タの外周溝でコ−ド2を挟むようにする。
Description
[考案の目的]
【0001】
本考案は、電気機器のコ−ド収納装置に関する。
【0002】
この種の装置は、電気機器本体内にコ−ドを収納する機能を持つもので、電機 掃除機等の家電製品の電源コ−ドやラジオのイヤホンコ−ド等を収納する場合に 多く利用されている。従来のコ−ド収納装置は、一般に図4に示すように、コ− ド巻取り用ボビン1を回転することによりコ−ド2を出し入れするもので、コネ クタ3の取り付けられたコ−ド2の先端がケ−ス(図示略)の外部に導出され、 コ−ド2の基端が、ボビン1に設けられた摺動子4に固定されている。そして、 ボビン1の回転に伴なって摺動子4が機器本体5側の電極6に摺接することによ り、機器本体5側とコ−ド2とが常時導通状態に保たれている。ここで、電極6 は図4に示すように平面状のものもあるが、円筒状のものもある。
【0003】 また、図5には他の例を示す。この例ではコ−ド2はコ−ドリ−ル7に巻かれ ている。そして、コ−ドリ−ル7の中心部において、機器本体8側の電極とコ− ドリ−ル7側の電極とが摺接機構9を介して接続されており、リ−ル7の回転に よりコ−ド2と機器本体8側とが電気的導通状態に保たれている。10はプラグ である。
【0004】
上記のように従来のコ−ド収納装置では、摺動子などの摺接機構により機器本 体側とコ−ドとの電気的接続を保っていた。したがって、電源用のコ−ドの場合 は接触不良を起こすおそれがあって危険であり、信号用コ−ドの場合はノイズが 発生しやすいという問題があった。 本考案は、そのような問題を解消し得るコ−ド収納装置を提供することを目的 とする。 [考案の構成]
【0005】
本考案のコ−ド収納装置は、軸線を上下に向けて配設された略有底円筒状の収 納ケ−スの内部に螺旋状に巻いたコ−ドを収納し、このコ−ドの基端を収納ケ− スの下部から同ケ−スの略接線方向に沿って外部に導出して該基端を同ケ−スに 対して固定し、また上記収納ケ−スの上面中心部にはコ−ドの出入孔を形成して この孔よりコ−ドの先端を引き出し、そしてこの出入孔付近に、コ−ドを収納ケ −スに対して出し入れするコ−ド出入機構を設けたことを特徴としている。
【0006】
コ−ド出入機構をコ−ド引き出し方向に動作させると、コ−ドは、収納ケ−ス 上面に設けた出入孔から徐々に外に引き出されて出て行く。その際、ケ−ス内で は、コ−ドは先端側から螺旋形状を崩しつつ出入孔から出て行く。一方、コ−ド 出入機構をコ−ド収納方向に動作させると、コ−ドは、収納ケ−ス上面に設けた 出入孔から徐々にケ−スの内部に入って行く。その際、ケ−ス内に導入されるコ −ドはケ−スの内壁に案内されて螺旋状に巻いて行く。また、コ−ドの基端は摺 接機構を介さずにケ−スに固定されているので、接触不良による障害を引き起こ さない。
【0007】
以下、本考案の一実施例を図面を参照しながら説明する。
【0008】 図1は実施例のコ−ド収納装置を示している。この図において11で示すもの はコ−ド収納ケ−スである。この収納ケ−ス11は上面及び下面が塞がれた円筒 状のものであり、軸線を上下方向に向けて配設されている。この収納ケ−ス11 内には、ケ−ス11の内面に案内されることにより螺旋状に巻かれたコ−ド2が 収納されている。
【0009】 このケ−ス11の下部側面には、図2に示すようにコ−ド2の基端を引き出す 導出孔12が開いており、ここからコ−ド2の基端が外部に導き出されている。 この導出孔12はケ−ス11の接線方向を向いており、コ−ド2もこの導出孔 12に通されることによりケ−ス11の接線方向を向いている。そして、コ−ド 2の基端部は、この導出孔12によりケ−ス11に対し固定されるとともに、外 部に導き出されて電気機器本体の配線に接続されている。
【0010】 一方、収納ケ−ス11の上面の中心部には、コ−ド2の先端側を出入れするコ −ド出入孔13が設けられている。このコ−ド出入孔13は、ケ−ス11の上面 に設けた円錐状案内部14の上端に形成されており、ケ−ス11内のコ−ド2を 外部に引き出す際、コ−ド2が滑らかに出入孔13から出て行くようになってい る。
【0011】 また、この出入孔13の上方には、コ−ド2を出入れする機構15として一対 のロ−タ16、16が設けられている。これらロ−タ16、16は外周の溝でコ −ド2を挟むよう互いに対向して配置されており、モ−タ17で回転されること によりコ−ド2をその軸線方向に送り移動する。また、これらロ−タ16、16 により構成されたコ−ド出入れ機構15の上方には、コ−ド2の繰出し方向を案 内するガイド18が配置されている。このガイド18は、コ−ド2を挿通させた 孔により、コ−ド2の送りを滑らかに案内する。このガイド18は、コ−ド2の 繰出し方向に応じて湾曲したものを用いることができる。例えば水平方向に繰り 出す場合は、90度程度湾曲させたガイドを用いるのが望ましい。
【0012】 収納ケ−ス11内のコ−ド2の先端部は、上記のコ−ド出入孔13から外に出 され、ロ−タ16、16間に挟まれ、ガイド18の孔に通されて、機器本体外に 導き出されている。そして、先端部にコネクタ19が取り付けられている。
【0013】 このように構成されたコ−ド収納装置は、例えば図3に示すようにビデオデッ キ20とビデオカメラ21を接続するコ−ドに対して適用することができる。こ の装置においてコ−ド2を引き出す場合は、図2に示すように、モ−タ17によ りロ−タ16を矢印(イ)方向に回転させる。そうすると、コ−ド2とロ−タ 16間の摩擦によりコ−ド2が順次繰り出される。このとき、ケ−ス11内にお いては、螺旋を崩しながらコ−ド2が先端側から順次出入孔13を通って引き出 され行く。
【0014】 次に、コ−ド2を収納する場合は、モ−タ17によりロ−タ16を矢印(ロ) 方向に回転させる。そうすると、コ−ド2が順次出入孔13からケ−ス11内に 送り込まれる。このとき、ケ−ス11内においては、コ−ド2がケ−ス11の内 周壁に案内されて順次螺旋状に巻かれていく。
【0015】 このように、上記構成のコ−ド収納装置は、コ−ド2の基端部を直接機器本体 側に接続した状態でコ−ドの出入れを行うものであるから、接点摺動機構が不要 であり、接点部の劣化や接触不良による障害が発生しない。また、ボビンやリ− ルを用いないので、ケ−ス内にコ−ドを密に収納することができ、ケ−スを小さ くすることができる。
【0016】 なお、上記実施例における出入れ機構15は種々変更可能であり、例えばモ− タの代わりに手動で回転させたりスプリングやゼンマイの作用を用いることもで きる。
【0017】
以上説明したように、本考案のコ−ド収納装置によれば、接点同士が摺動する 機構を持たないので、接点部の劣化や接触不良による障害が発生せず、機器の信 頼性を高めることができる。また、ケ−ス内にボビンやリ−ルがないので、ケ− ス内にコ−ドを密に収納することが可能であり、装置の小形化を図ることもでき る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の外観図である。
【図2】同実施例のケ−ス内部の平面図である。
【図3】同実施例の適用例を示す図である。
【図4】従来例の説明図である。
【図5】他の従来例の説明図である。
2 … コ−ド 11 … 収納ケ−ス 12 … 導出孔 13 … 出入孔 15 … 出入れ機構
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 軸線を上下に向けて配設された略有底円
筒状の収納ケ−スの内部に螺旋状に巻いたコ−ドを収納
し、このコ−ドの基端を収納ケ−スの下部から同ケ−ス
の略接線方向に沿って外部に導出して該基端を同ケ−ス
に対して固定し、また上記収納ケ−スの上面中心部には
コ−ドの出入孔を形成してこの孔よりコ−ドの先端を引
き出し、そしてこの出入孔付近にコ−ドを収納ケ−スに
対して出し入れする機構を設けたことを特徴とする電気
機器のコ−ド収納装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4984791U JPH054552U (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 電気機器のコード収納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4984791U JPH054552U (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 電気機器のコード収納装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH054552U true JPH054552U (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=12842459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4984791U Pending JPH054552U (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 電気機器のコード収納装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH054552U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020061967A (ko) * | 2001-01-19 | 2002-07-25 | 박태근 | 케이블의 길이 조정용 홀더 |
KR100673426B1 (ko) * | 2005-03-16 | 2007-01-24 | 박은혜 | 광케이블 여분 정리장치 |
JP2017199889A (ja) * | 2016-05-01 | 2017-11-02 | 竜三 塚本 | コードケース |
CN115396768A (zh) * | 2022-08-23 | 2022-11-25 | 江西声之源电子科技有限公司 | 一种自动收纳耳机线的智能耳机及其收纳方法 |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP4984791U patent/JPH054552U/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020061967A (ko) * | 2001-01-19 | 2002-07-25 | 박태근 | 케이블의 길이 조정용 홀더 |
KR100673426B1 (ko) * | 2005-03-16 | 2007-01-24 | 박은혜 | 광케이블 여분 정리장치 |
JP2017199889A (ja) * | 2016-05-01 | 2017-11-02 | 竜三 塚本 | コードケース |
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