JPH0622962A - 超音波診断装置 - Google Patents
超音波診断装置Info
- Publication number
- JPH0622962A JPH0622962A JP4028767A JP2876792A JPH0622962A JP H0622962 A JPH0622962 A JP H0622962A JP 4028767 A JP4028767 A JP 4028767A JP 2876792 A JP2876792 A JP 2876792A JP H0622962 A JPH0622962 A JP H0622962A
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- JP
- Japan
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- shaft
- ultrasonic
- drive transmission
- connector
- transmission shaft
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 屈曲部を有す細管内に挿入し細管壁内部の状
態を超音波探傷する走査機構部を有し2次元走査部位と
離れた位置から駆動力を伝達する超音波診断装置に関
し、駆動力の伝達を行う柔軟性を有するスプリング形状
の駆動伝達軸の回転精度の劣化を補正し優れた回転精度
を実現する。 【構成】 モータ6により回転される第2の回転軸12
と溝17を設けた駆動部コネクタ16と、突起部24を
有す探触子コネクタ23と、駆動部コネクタと探触子コ
ネクタに両端を固定された調整スプリング25を備えた
ことにより、12の回転動作は、溝と突起部により駆動
部コネクタから探触子コネクタに伝達される。また、駆
動伝達軸の張力変化は探触子コネクタを駆動部コネクタ
に対し移動させるが、調整スプリングの張力と平衡状態
になる位置に制御され、超音波探触子1の状態変化に依
存せず常に駆動伝達軸の張力を一定にでき、回転精度を
最適とする。
態を超音波探傷する走査機構部を有し2次元走査部位と
離れた位置から駆動力を伝達する超音波診断装置に関
し、駆動力の伝達を行う柔軟性を有するスプリング形状
の駆動伝達軸の回転精度の劣化を補正し優れた回転精度
を実現する。 【構成】 モータ6により回転される第2の回転軸12
と溝17を設けた駆動部コネクタ16と、突起部24を
有す探触子コネクタ23と、駆動部コネクタと探触子コ
ネクタに両端を固定された調整スプリング25を備えた
ことにより、12の回転動作は、溝と突起部により駆動
部コネクタから探触子コネクタに伝達される。また、駆
動伝達軸の張力変化は探触子コネクタを駆動部コネクタ
に対し移動させるが、調整スプリングの張力と平衡状態
になる位置に制御され、超音波探触子1の状態変化に依
存せず常に駆動伝達軸の張力を一定にでき、回転精度を
最適とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、細管内に挿入し内部よ
り超音波を送受波し、かつ機械的に超音波送受波方向を
変更し細管壁内部の状態を反射超音波より得ることがで
きる超音波診断装置に関するものである。
り超音波を送受波し、かつ機械的に超音波送受波方向を
変更し細管壁内部の状態を反射超音波より得ることがで
きる超音波診断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】屈曲部を有し細管内に挿入し細管内壁部
の状態を超音波にて検査する超音波探傷装置としては医
用分野で盛んに応用され、体腔内または血管内に挿入し
て内側から超音波断層像を得、各種疾病の診断を行う超
音波診断装置がある。体腔内、具体的には消化器官に挿
入するものとしては内視鏡の鉗子孔から挿入するために
超音波探触子は、φ3以下の外径にする必要がある。ま
た血管に挿入するためには、心臓の冠状動脈を診断部位
とする場合などは超音波探触子の外径はφ2以下にする
必要がある。
の状態を超音波にて検査する超音波探傷装置としては医
用分野で盛んに応用され、体腔内または血管内に挿入し
て内側から超音波断層像を得、各種疾病の診断を行う超
音波診断装置がある。体腔内、具体的には消化器官に挿
入するものとしては内視鏡の鉗子孔から挿入するために
超音波探触子は、φ3以下の外径にする必要がある。ま
た血管に挿入するためには、心臓の冠状動脈を診断部位
とする場合などは超音波探触子の外径はφ2以下にする
必要がある。
【0003】このような細管に挿入可能な超音波探触子
としては、例えば血管内に挿入することが可能なものと
した米国特許4、899、757号記載のウルトラサア
ンドイメージング プローブ ウイズ ゼロ デッド
スペース(ULTRASOUND IMAGING PROBE WITH ZERO DEAD
SPACE)がある。図6は従来の超音波診断装置の構造を
示す図である。図6において、51は血管内に挿入され
る超音波探触子、52はガイドワイヤ、53はホルダ、
54は超音波の2次元走査のため回転動作を発生させる
ロータリノブ、55はロータリノブ54で発生した駆動
力をホルダ53に伝達させる駆動伝達軸、56はプリア
ンプ、57は超音波送受信部やDSC(デジタルスキャ
ンコンバータ)からなる本体部、58はモニタ、59は
超音波断層像である。超音波探触子51の詳細な構造を
図7に示す。図7において、60はホルダ53内に設置
された超音波を送受波する超音波振動子、61は超音波
振動子60から送波された超音波の伝搬方向を90゜変
更する反射ミラー、62は超音波振動子60とプリアン
プ56と電気的に接続する信号線であり、超音波探触子
51は図示してない中空細管であるカテーテルに被われ
ている。
としては、例えば血管内に挿入することが可能なものと
した米国特許4、899、757号記載のウルトラサア
ンドイメージング プローブ ウイズ ゼロ デッド
スペース(ULTRASOUND IMAGING PROBE WITH ZERO DEAD
SPACE)がある。図6は従来の超音波診断装置の構造を
示す図である。図6において、51は血管内に挿入され
る超音波探触子、52はガイドワイヤ、53はホルダ、
54は超音波の2次元走査のため回転動作を発生させる
ロータリノブ、55はロータリノブ54で発生した駆動
力をホルダ53に伝達させる駆動伝達軸、56はプリア
ンプ、57は超音波送受信部やDSC(デジタルスキャ
ンコンバータ)からなる本体部、58はモニタ、59は
超音波断層像である。超音波探触子51の詳細な構造を
図7に示す。図7において、60はホルダ53内に設置
された超音波を送受波する超音波振動子、61は超音波
振動子60から送波された超音波の伝搬方向を90゜変
更する反射ミラー、62は超音波振動子60とプリアン
プ56と電気的に接続する信号線であり、超音波探触子
51は図示してない中空細管であるカテーテルに被われ
ている。
【0004】以上のような構成で以下その動作を説明す
る。まず、超音波探触子51を目的とする血管に挿入す
る。これはホルダ53などより柔軟な構造、例えばスプ
リング構造を有するガイドワイヤ52をX線テレビなど
を用い目的の血管に挿入し、ガイドワイヤ52の案内に
よりホルダ53部分を目的とする細い血管に位置させる
ことで達成することができる。超音波振動子60は、本
体部57の送信部で発生した超音波送信信号を信号線6
2を通じ得、超音波に変換し出射させる。超音波振動子
60で送波された超音波はホルダ53内を伝搬し反射ミ
ラー61で90゜伝搬方向を変更し、超音波探触子51
の中心軸方向に対し直交する平面内に伝搬される。この
方向に伝搬する超音波は血管壁や血管内部を伝搬し音響
インピーダンスの差から反射され送波時と同じ経路で超
音波振動子60に戻り反射信号として受波され電気信号
に変換される。
る。まず、超音波探触子51を目的とする血管に挿入す
る。これはホルダ53などより柔軟な構造、例えばスプ
リング構造を有するガイドワイヤ52をX線テレビなど
を用い目的の血管に挿入し、ガイドワイヤ52の案内に
よりホルダ53部分を目的とする細い血管に位置させる
ことで達成することができる。超音波振動子60は、本
体部57の送信部で発生した超音波送信信号を信号線6
2を通じ得、超音波に変換し出射させる。超音波振動子
60で送波された超音波はホルダ53内を伝搬し反射ミ
ラー61で90゜伝搬方向を変更し、超音波探触子51
の中心軸方向に対し直交する平面内に伝搬される。この
方向に伝搬する超音波は血管壁や血管内部を伝搬し音響
インピーダンスの差から反射され送波時と同じ経路で超
音波振動子60に戻り反射信号として受波され電気信号
に変換される。
【0005】このような送受波過程を繰り返しながら、
ロータリノブ54で駆動伝達軸55を回転させること
で、ホルダ53を回転させることができ同時にホルダ5
3内に設置された反射ミラー61を回転させることが可
能となり、超音波探触子51の中心軸方向に対し直交す
る平面内を2次元走査することが可能となる。以上のよ
うに得られた2次元平面からの反射信号は本体部57の
DSCにて例えばテレビフォーマットに変換しモニタ5
8上に超音波断層像59として表示することが可能とな
る。超音波断層像59を構成する時必要な超音波伝搬方
向の情報は、ロータリノブ54に内包されたポテンシオ
やエンコーダからなる位置検出器により得る。
ロータリノブ54で駆動伝達軸55を回転させること
で、ホルダ53を回転させることができ同時にホルダ5
3内に設置された反射ミラー61を回転させることが可
能となり、超音波探触子51の中心軸方向に対し直交す
る平面内を2次元走査することが可能となる。以上のよ
うに得られた2次元平面からの反射信号は本体部57の
DSCにて例えばテレビフォーマットに変換しモニタ5
8上に超音波断層像59として表示することが可能とな
る。超音波断層像59を構成する時必要な超音波伝搬方
向の情報は、ロータリノブ54に内包されたポテンシオ
やエンコーダからなる位置検出器により得る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記のような構
成において、超音波探触子51は屈曲性を有する血管内
に挿入することを目的とするため柔軟な構造にしなけれ
ばならない。超音波探触子を被うカテーテルは、ポリエ
チレンやテフロンなどの樹脂性のチューブで構成されて
いるため柔軟性を有している。駆動伝達軸55は、スプ
リング形状の構造を採用することで柔軟性と伝達性の両
方の特徴を備えたものになり、超音波探触子51を柔軟
な構造にすることが可能となる。この駆動伝達軸55を
回転させるものとして従来構成ではロータリノブ54と
していたが、これを回転型モータに変更し機械的に2次
元走査させても何等問題がない。
成において、超音波探触子51は屈曲性を有する血管内
に挿入することを目的とするため柔軟な構造にしなけれ
ばならない。超音波探触子を被うカテーテルは、ポリエ
チレンやテフロンなどの樹脂性のチューブで構成されて
いるため柔軟性を有している。駆動伝達軸55は、スプ
リング形状の構造を採用することで柔軟性と伝達性の両
方の特徴を備えたものになり、超音波探触子51を柔軟
な構造にすることが可能となる。この駆動伝達軸55を
回転させるものとして従来構成ではロータリノブ54と
していたが、これを回転型モータに変更し機械的に2次
元走査させても何等問題がない。
【0007】このように駆動伝達軸55に柔軟性を有す
るスプリング構造を採用した場合、柔軟性を得るため、
駆動伝達性を犠牲にしている。具体的には、ロータリノ
ブ54で発生した回転力が超音波探触子51先端のホル
ダ53に伝わる時には、位相遅れが生じたりまた回転速
度の変動が生じる。例えば、直線状に超音波探触子51
を配置しロータリノブ54を等速度で回転させ、先端の
ホルダ53をほぼ等速度で回転させていたとしても、屈
曲させることで駆動伝達軸55の張っぱり応力が変化
し、先端のホルダ53の回転は位相遅れを生じたり、非
等速度で回転したりする。位相遅れは、モニタ58上に
表示する超音波断層像を回転する方向に移動させるだけ
であり診断に対する影響は少ないが、非等速度の回転
は、超音波断層像を歪ませ誤診断を招く原因となる。こ
の影響を取り除くためには、従来の一般的な超音波診断
装置では超音波探触子の動作部分近傍に位置検出器を配
置していたが、血管内に挿入可能な細管超音波探触子で
は走査機構先端部、例えばホルダ53近傍に配置するこ
とは大きさの問題より極めて困難である。
るスプリング構造を採用した場合、柔軟性を得るため、
駆動伝達性を犠牲にしている。具体的には、ロータリノ
ブ54で発生した回転力が超音波探触子51先端のホル
ダ53に伝わる時には、位相遅れが生じたりまた回転速
度の変動が生じる。例えば、直線状に超音波探触子51
を配置しロータリノブ54を等速度で回転させ、先端の
ホルダ53をほぼ等速度で回転させていたとしても、屈
曲させることで駆動伝達軸55の張っぱり応力が変化
し、先端のホルダ53の回転は位相遅れを生じたり、非
等速度で回転したりする。位相遅れは、モニタ58上に
表示する超音波断層像を回転する方向に移動させるだけ
であり診断に対する影響は少ないが、非等速度の回転
は、超音波断層像を歪ませ誤診断を招く原因となる。こ
の影響を取り除くためには、従来の一般的な超音波診断
装置では超音波探触子の動作部分近傍に位置検出器を配
置していたが、血管内に挿入可能な細管超音波探触子で
は走査機構先端部、例えばホルダ53近傍に配置するこ
とは大きさの問題より極めて困難である。
【0008】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、屈曲時での本体側で発生した回転力を先端走査機構
部に精度良く伝達させることが可能な超音波診断装置を
提供することを目的とする。
で、屈曲時での本体側で発生した回転力を先端走査機構
部に精度良く伝達させることが可能な超音波診断装置を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の超音波診断装置は、血管内に挿入し超音波の
2次元走査を行う超音波探触子と、超音波探触子に接続
された駆動力発生部と、駆動力発生部に接続された本体
部と、本体部に接続されたモニタから構成され、超音波
探触子は、駆動力発生部で発生した回転力をスプリング
形状の駆動伝達軸を介し超音波伝搬方向を走査し、駆動
伝達軸を被うカテーテルに固定された取付部により駆動
部と接続固定される構造であり、更に駆動力の伝達のた
め駆動伝達軸後端部には突起部を有する探触子コネクタ
を有している。
に本発明の超音波診断装置は、血管内に挿入し超音波の
2次元走査を行う超音波探触子と、超音波探触子に接続
された駆動力発生部と、駆動力発生部に接続された本体
部と、本体部に接続されたモニタから構成され、超音波
探触子は、駆動力発生部で発生した回転力をスプリング
形状の駆動伝達軸を介し超音波伝搬方向を走査し、駆動
伝達軸を被うカテーテルに固定された取付部により駆動
部と接続固定される構造であり、更に駆動力の伝達のた
め駆動伝達軸後端部には突起部を有する探触子コネクタ
を有している。
【0010】また駆動力発生部は、回転力を発生するモ
ータとモータの回転軸に配置された位置検出器と、モー
タの回転軸と平行する軸に配置された第2の回転軸と、
第2の回転軸をモータの回転軸に同期させて回転させる
ための2つのプーリとタイミングベルトと、第2の回転
軸の中心軸上にあり超音波探触子との接続を行う取付部
と、この取付部内に内包され第2の回転軸に固定され、
超音波探触子の駆動伝達軸に接続された探触子コネクタ
の突起部に対し噛み合う溝を有する駆動部コネクタと、
探触子コネクタと駆動部コネクタの両方に接続された調
整スプリングの備えた構成を有している。
ータとモータの回転軸に配置された位置検出器と、モー
タの回転軸と平行する軸に配置された第2の回転軸と、
第2の回転軸をモータの回転軸に同期させて回転させる
ための2つのプーリとタイミングベルトと、第2の回転
軸の中心軸上にあり超音波探触子との接続を行う取付部
と、この取付部内に内包され第2の回転軸に固定され、
超音波探触子の駆動伝達軸に接続された探触子コネクタ
の突起部に対し噛み合う溝を有する駆動部コネクタと、
探触子コネクタと駆動部コネクタの両方に接続された調
整スプリングの備えた構成を有している。
【0011】
【作用】この構成によって、駆動力発生部のモータによ
り発生した回転力は第2の回転軸に伝達され、第2の回
転軸の回転は、第2の駆動部コネクタと探触子コネクタ
の各々設けられた溝と突起部により探触子コネクタと探
触子コネクタに接続固定された駆動伝達軸に伝達させる
ことができ、超音波探触子先端部に回転力を伝達させる
ことができる。これらの溝と突起部は固定されていない
ため、駆動部コネクタに対し、探触子コネクタは第2の
回転軸の中心軸方向には自由に移動することが可能であ
る。従って、超音波探触子を屈曲させた時の駆動伝達軸
の張力の変化に対応し探触子コネクタは移動されるが、
探触子コネクタと駆動部コネクタとは調整スプリングに
よって接続されているため、探触子コネクタの移動は調
整スプリングによって制限される。即ち、探触子コネク
タは調整スプリングの張力と駆動伝達軸の張力が平衡状
態になる位置まで移動し、駆動伝達軸の張力を常に一定
にすることができる。
り発生した回転力は第2の回転軸に伝達され、第2の回
転軸の回転は、第2の駆動部コネクタと探触子コネクタ
の各々設けられた溝と突起部により探触子コネクタと探
触子コネクタに接続固定された駆動伝達軸に伝達させる
ことができ、超音波探触子先端部に回転力を伝達させる
ことができる。これらの溝と突起部は固定されていない
ため、駆動部コネクタに対し、探触子コネクタは第2の
回転軸の中心軸方向には自由に移動することが可能であ
る。従って、超音波探触子を屈曲させた時の駆動伝達軸
の張力の変化に対応し探触子コネクタは移動されるが、
探触子コネクタと駆動部コネクタとは調整スプリングに
よって接続されているため、探触子コネクタの移動は調
整スプリングによって制限される。即ち、探触子コネク
タは調整スプリングの張力と駆動伝達軸の張力が平衡状
態になる位置まで移動し、駆動伝達軸の張力を常に一定
にすることができる。
【0012】
(実施例1)以下本発明の第1の実施例について、図面
を参照しながら説明する。図2は本発明の一実施例にお
ける超音波診断装置の概略ブロック図である。図2にお
いて、1は超音波探触子、2は駆動力発生部、3は送受
信部やDSC部からなる本体部、4はモニタ、5は超音
波断層像である。図1(a)は本実施例において特徴を
有する駆動力発生部2の詳細を説明するための断面図
で、同図(b)は図1(a)のA−A’線断面図であ
る。
を参照しながら説明する。図2は本発明の一実施例にお
ける超音波診断装置の概略ブロック図である。図2にお
いて、1は超音波探触子、2は駆動力発生部、3は送受
信部やDSC部からなる本体部、4はモニタ、5は超音
波断層像である。図1(a)は本実施例において特徴を
有する駆動力発生部2の詳細を説明するための断面図
で、同図(b)は図1(a)のA−A’線断面図であ
る。
【0013】図1(a)、同図(b)において、6はモ
ータ、7はモータ回転軸に配置された位置検出器である
エンコーダ、8は軸受A、9は軸受B、10は第1の回
転軸、11は第1の回転軸10に固定された第1のプー
リ、12は第2の回転軸、13は第2の回転軸12に固
定された第2のプーリ、14は軸受C、15は軸受D、
16は第2の回転軸12に固定された駆動部コネクタ、
17は駆動部コネクタ16に設けられた溝、18はタイ
ミングベルト、19はカテーテル、20は駆動伝達軸、
21はカテーテル19に固定された取付部A、22は駆
動力発生部2の筺体部分に固定された取付部B、23は
駆動伝達軸20に接続された探触子コネクタ、24は探
触子コネクタ23に設けられた突起部で駆動部コネクタ
16に設けられた溝17に噛み合う。25は、駆動部コ
ネクタ16と探触子コネクタ23に接続された調整スプ
リング、26は信号線、27は信号コンタクト部、28
は信号接続部である。
ータ、7はモータ回転軸に配置された位置検出器である
エンコーダ、8は軸受A、9は軸受B、10は第1の回
転軸、11は第1の回転軸10に固定された第1のプー
リ、12は第2の回転軸、13は第2の回転軸12に固
定された第2のプーリ、14は軸受C、15は軸受D、
16は第2の回転軸12に固定された駆動部コネクタ、
17は駆動部コネクタ16に設けられた溝、18はタイ
ミングベルト、19はカテーテル、20は駆動伝達軸、
21はカテーテル19に固定された取付部A、22は駆
動力発生部2の筺体部分に固定された取付部B、23は
駆動伝達軸20に接続された探触子コネクタ、24は探
触子コネクタ23に設けられた突起部で駆動部コネクタ
16に設けられた溝17に噛み合う。25は、駆動部コ
ネクタ16と探触子コネクタ23に接続された調整スプ
リング、26は信号線、27は信号コンタクト部、28
は信号接続部である。
【0014】図3(a)は超音波探触子1の先端部の断
面図である。なお、同図(b)は同図(a)のA−A’
線断面図、同図(c)同図(a)のB−B’線断面図で
ある。図3において、29は超音波を送受波する超音波
振動子、30はジョイント、31は軸受、32はスリー
ブ、33は振動子ホルダ、34はキャップ、35はガイ
ドワイヤ、36は音響窓である。超音波探触子1の後端
部は図2に示す構成で駆動力発生部2に接続され、信号
線26は図3では図示していないが超音波振動子29に
接続されている。
面図である。なお、同図(b)は同図(a)のA−A’
線断面図、同図(c)同図(a)のB−B’線断面図で
ある。図3において、29は超音波を送受波する超音波
振動子、30はジョイント、31は軸受、32はスリー
ブ、33は振動子ホルダ、34はキャップ、35はガイ
ドワイヤ、36は音響窓である。超音波探触子1の後端
部は図2に示す構成で駆動力発生部2に接続され、信号
線26は図3では図示していないが超音波振動子29に
接続されている。
【0015】以上ような構成で以下その動作を説明す
る。まず、超音波探触子1を目的とする血管内に挿入す
る。超音波振動子29は、本体部3の送信部で発生した
超音波送信信号を信号線26を通じ入力され超音波に変
換し出射される。超音波振動子29から送波された超音
波は音響窓36を通り、血管壁や血管壁内部を伝搬し音
響インピーダンスの差から反射され、その一部は再び超
音波振動子29に戻り反射信号として電気信号に変換さ
れる。この反射信号は信号線26を介し駆動力発生部2
の信号コンタクト部27を介し信号接続部28より本体
部3に入力され、本体部3内の記載していないDSC部
の画像メモリ上にエンコーダ7の出力である位置信号に
応じた位置に書き込まれ、例えばNTSC等のテレビ信
号に変換されモニタ4に超音波断層像5を表示する。信
号コンタクト部27は例えばスリップリングのような構
造にすることで、回転動作する第2の回転軸12と共に
回転される信号線26から電気信号を取得することが可
能となる。
る。まず、超音波探触子1を目的とする血管内に挿入す
る。超音波振動子29は、本体部3の送信部で発生した
超音波送信信号を信号線26を通じ入力され超音波に変
換し出射される。超音波振動子29から送波された超音
波は音響窓36を通り、血管壁や血管壁内部を伝搬し音
響インピーダンスの差から反射され、その一部は再び超
音波振動子29に戻り反射信号として電気信号に変換さ
れる。この反射信号は信号線26を介し駆動力発生部2
の信号コンタクト部27を介し信号接続部28より本体
部3に入力され、本体部3内の記載していないDSC部
の画像メモリ上にエンコーダ7の出力である位置信号に
応じた位置に書き込まれ、例えばNTSC等のテレビ信
号に変換されモニタ4に超音波断層像5を表示する。信
号コンタクト部27は例えばスリップリングのような構
造にすることで、回転動作する第2の回転軸12と共に
回転される信号線26から電気信号を取得することが可
能となる。
【0016】以上のような超音波の送受波を行いなが
ら、超音波振動子29を回転させることで、2次元の超
音波断層像5を得、表示させ操作者に有用な診断情報を
提供することが可能となる。この超音波振動子29の回
転は、駆動力発生部2のモータ6を動作させ回転させる
ことで可能となる。即ち、モータ6の回転によりモータ
6の駆動軸に接続され、軸受A8と軸受B9に保持され
た第1の回転軸10が回転され、第1の回転軸10に接
続固定された第1のプーリ11が回転される。また、エ
ンコーダ11はモータ6の回転に応じた位置信号を発生
する。
ら、超音波振動子29を回転させることで、2次元の超
音波断層像5を得、表示させ操作者に有用な診断情報を
提供することが可能となる。この超音波振動子29の回
転は、駆動力発生部2のモータ6を動作させ回転させる
ことで可能となる。即ち、モータ6の回転によりモータ
6の駆動軸に接続され、軸受A8と軸受B9に保持され
た第1の回転軸10が回転され、第1の回転軸10に接
続固定された第1のプーリ11が回転される。また、エ
ンコーダ11はモータ6の回転に応じた位置信号を発生
する。
【0017】第1のプーリ11の回転力は、タイミング
ベルト18を介し第2のプーリ13に伝達され、更に軸
受C14と軸受D15に保持され第2のプーリ13に接
続固定された第2の回転軸12に伝達される。第2の回
転軸12の回転は、先端部に接続固定された駆動部コネ
クタ16を回転させ、駆動部コネクタ16の内側に設け
られた溝17と、この溝17に噛み合うように設けられ
た探触子コネクタ23に設けられた突起部24により、
駆動部コネクタ16の回転は、探触子コネクタ23に伝
えられる。更に駆動伝達軸20は探触子コネクタ23に
接続固定されているため、探触子コネクタ23の回転に
より駆動伝達軸20は回転される。超音波探触子1と駆
動力発生部2の接続は、超音波探触子1の後端部の最外
部であるカテーテル19に固定された取付部Aと駆動力
発生部2に設けられた取付部Bにより接続され、カテー
テル19の回転動作を抑止している。
ベルト18を介し第2のプーリ13に伝達され、更に軸
受C14と軸受D15に保持され第2のプーリ13に接
続固定された第2の回転軸12に伝達される。第2の回
転軸12の回転は、先端部に接続固定された駆動部コネ
クタ16を回転させ、駆動部コネクタ16の内側に設け
られた溝17と、この溝17に噛み合うように設けられ
た探触子コネクタ23に設けられた突起部24により、
駆動部コネクタ16の回転は、探触子コネクタ23に伝
えられる。更に駆動伝達軸20は探触子コネクタ23に
接続固定されているため、探触子コネクタ23の回転に
より駆動伝達軸20は回転される。超音波探触子1と駆
動力発生部2の接続は、超音波探触子1の後端部の最外
部であるカテーテル19に固定された取付部Aと駆動力
発生部2に設けられた取付部Bにより接続され、カテー
テル19の回転動作を抑止している。
【0018】駆動伝達軸20は、超音波探触子1の先端
部においてその先端をスリーブ32と接続固定され、カ
テーテル19の先端は、ジョイント30と接続固定さ
れ、軸受31はジョイント30に接続固定され、更にス
リーブ32は、軸受31に対し回転可能な構成になって
いるため、駆動伝達軸20の回転によるスリーブ32は
回転される。超音波振動子29を超音波出射方向が超音
波探触子1の中心軸に対し直交する面になるように保持
する振動子ホルダ33はスリーブ32に接続固定されて
いるためスリーブ32の回転により回転される。
部においてその先端をスリーブ32と接続固定され、カ
テーテル19の先端は、ジョイント30と接続固定さ
れ、軸受31はジョイント30に接続固定され、更にス
リーブ32は、軸受31に対し回転可能な構成になって
いるため、駆動伝達軸20の回転によるスリーブ32は
回転される。超音波振動子29を超音波出射方向が超音
波探触子1の中心軸に対し直交する面になるように保持
する振動子ホルダ33はスリーブ32に接続固定されて
いるためスリーブ32の回転により回転される。
【0019】従って、モータ6の回転は、第1の回転軸
10、第2の回転軸12、駆動部コネクタ12、探触子
コネクタ23、駆動伝達軸20、スリーブ32、振動子
ホルダ33と伝達され、超音波の2次元空間への送受波
が可能となる。
10、第2の回転軸12、駆動部コネクタ12、探触子
コネクタ23、駆動伝達軸20、スリーブ32、振動子
ホルダ33と伝達され、超音波の2次元空間への送受波
が可能となる。
【0020】このような超音波探触子1は、例えば血管
内のような屈曲部を有する生体内の体腔に挿入すること
を想定しているため柔軟性を有していなければならな
い。このため、カテーテル19は例えばポリエチレンや
テフロン樹脂のような柔軟性を有する管から構成され
る。また、駆動伝達軸20に要求される特性としては柔
軟性の他に駆動伝達性が求められ、この両方を兼ね備え
た構成としてはスプリング形状がある。但し、スプリン
グ形状の場合、柔軟性と伝達性は相反する特性のため、
柔軟性を持たせるためにある程度伝達性を犠牲にしてい
る。
内のような屈曲部を有する生体内の体腔に挿入すること
を想定しているため柔軟性を有していなければならな
い。このため、カテーテル19は例えばポリエチレンや
テフロン樹脂のような柔軟性を有する管から構成され
る。また、駆動伝達軸20に要求される特性としては柔
軟性の他に駆動伝達性が求められ、この両方を兼ね備え
た構成としてはスプリング形状がある。但し、スプリン
グ形状の場合、柔軟性と伝達性は相反する特性のため、
柔軟性を持たせるためにある程度伝達性を犠牲にしてい
る。
【0021】この伝達性の犠牲は、具体的には超音波探
触子1先端部の振動子ホルダ33の位相遅れや回転速度
の乱れとなり回転精度の劣化として現れる。即ち、モー
タ6での回転が精度良く振動子ホルダ33に伝達されな
いことになる。この現象は、超音波断層像5を構成する
ための位置情報を得るエンコーダ7がモータ6の駆動軸
に直結されているような構造では、エンコーダ7出力で
ある位置情報と振動子ホルダ33の動作が一致しなくな
り、特に振動子ホルダ33の回転速度の変動は、超音波
断層像5の歪の原因となり高精度な診断が不可能にな
る。
触子1先端部の振動子ホルダ33の位相遅れや回転速度
の乱れとなり回転精度の劣化として現れる。即ち、モー
タ6での回転が精度良く振動子ホルダ33に伝達されな
いことになる。この現象は、超音波断層像5を構成する
ための位置情報を得るエンコーダ7がモータ6の駆動軸
に直結されているような構造では、エンコーダ7出力で
ある位置情報と振動子ホルダ33の動作が一致しなくな
り、特に振動子ホルダ33の回転速度の変動は、超音波
断層像5の歪の原因となり高精度な診断が不可能にな
る。
【0022】この位相遅れや回転速度の乱れは、駆動伝
達軸20の特徴として必然的な現象であるが、駆動伝達
軸20の構成にも依存する。即ち駆動伝達軸20を伸張
させた状態や圧縮させた状態での使用は回転精度の劣化
につながり、回転精度が最適になるように駆動伝達軸2
0全体にかかる張力が一定になるような状態に構成する
必要がある。具体的には、回転精度が最適になるような
駆動伝達軸20にかかる張力を一定に、即ち駆動伝達軸
20の長さを一定にして駆動力発生部2に接続し、回転
力を伝達させる必要がある。
達軸20の特徴として必然的な現象であるが、駆動伝達
軸20の構成にも依存する。即ち駆動伝達軸20を伸張
させた状態や圧縮させた状態での使用は回転精度の劣化
につながり、回転精度が最適になるように駆動伝達軸2
0全体にかかる張力が一定になるような状態に構成する
必要がある。具体的には、回転精度が最適になるような
駆動伝達軸20にかかる張力を一定に、即ち駆動伝達軸
20の長さを一定にして駆動力発生部2に接続し、回転
力を伝達させる必要がある。
【0023】前述のように超音波探触子1は、屈曲部を
有する生体内の体腔に挿入することを想定しているた
め、適応部位により直線状態や曲線状態になる。状態の
変動、例えば直線状態から曲線状態に変更した場合、駆
動伝達軸20は微小量引っ張られ、全体にかかる張力が
変化し、回転精度が直線時に比較して劣化する。この状
態変化による張力の変化を補正することで、常に張力が
一定となり画像歪の少ない超音波断層像5を得ることが
可能となる。
有する生体内の体腔に挿入することを想定しているた
め、適応部位により直線状態や曲線状態になる。状態の
変動、例えば直線状態から曲線状態に変更した場合、駆
動伝達軸20は微小量引っ張られ、全体にかかる張力が
変化し、回転精度が直線時に比較して劣化する。この状
態変化による張力の変化を補正することで、常に張力が
一定となり画像歪の少ない超音波断層像5を得ることが
可能となる。
【0024】モータ6で発生した回転力は、駆動部コネ
クタ16に設けられて溝17と、探触子コネクタ23に
設けられ突起部24により、駆動伝達軸20に伝達され
る。これらの溝17、突起部24の構造により、駆動部
コネクタ16で発生した回転力は伝達されるものの、第
2の回転軸12の中心軸方向の移動は制限されず、探触
子コネクタ23は、駆動部コネクタ16に対し第2の回
転駆動軸12の中心軸方向に自由に移動できる。但し、
駆動部コネクタ16と探触子コネクタ23は調整スプリ
ング25で接続されているため、この調整スプリング2
5の張力により駆動部コネクタ16に対し第2の回転軸
12の中心軸方向の移動は制限される。一方、探触子コ
ネクタ23は駆動伝達軸20に接続されているため、駆
動伝達軸20の張力にも制限され、結果として、調整ス
プリング25の有する張力と、駆動伝達軸20の全体に
かかる張力が平衡状態になる位置に探触子コネクタ23
は移動される。
クタ16に設けられて溝17と、探触子コネクタ23に
設けられ突起部24により、駆動伝達軸20に伝達され
る。これらの溝17、突起部24の構造により、駆動部
コネクタ16で発生した回転力は伝達されるものの、第
2の回転軸12の中心軸方向の移動は制限されず、探触
子コネクタ23は、駆動部コネクタ16に対し第2の回
転駆動軸12の中心軸方向に自由に移動できる。但し、
駆動部コネクタ16と探触子コネクタ23は調整スプリ
ング25で接続されているため、この調整スプリング2
5の張力により駆動部コネクタ16に対し第2の回転軸
12の中心軸方向の移動は制限される。一方、探触子コ
ネクタ23は駆動伝達軸20に接続されているため、駆
動伝達軸20の張力にも制限され、結果として、調整ス
プリング25の有する張力と、駆動伝達軸20の全体に
かかる張力が平衡状態になる位置に探触子コネクタ23
は移動される。
【0025】調整スプリング25の張力を、最適な回転
精度になる回転駆動伝達軸20の張力に合わせること
で、超音波探触子1の状態変化に応じて駆動伝達軸20
の張力を補正し常に最適な応力になるようにすることが
可能となる。調整スプリング25の張力は、スプリング
を構成する材質、形状、巻き数により調整可能であり、
最適な回転精度になる駆動伝達軸20の張力に合わせて
選択すれば良い。
精度になる回転駆動伝達軸20の張力に合わせること
で、超音波探触子1の状態変化に応じて駆動伝達軸20
の張力を補正し常に最適な応力になるようにすることが
可能となる。調整スプリング25の張力は、スプリング
を構成する材質、形状、巻き数により調整可能であり、
最適な回転精度になる駆動伝達軸20の張力に合わせて
選択すれば良い。
【0026】以上のように、超音波探触子1後端部にあ
る回転力発生部2で発生する回転力を超音波探触子1内
に配置された駆動伝達軸20を介し、超音波探触子1先
端部に設けられた駆動伝達軸20に接続された走査機
構、例えば超音波を送受波する超音波振動子29を2次
元機械走査を行う構成を有し、駆動力発生部2内で回転
力を回転軸に接続された溝17を有する駆動部コネクタ
16と、駆動伝達軸20に接続された突起部16を有す
る探触子コネクタ23により伝達させ、また最適な回転
精度になる駆動伝達軸20の張力に一致した張力を持つ
調整スプリング25で駆動部コネクタ16と探触子コネ
クタ17を接続することで、超音波探触子1の状態に応
じて変化する駆動伝達軸20の張力変化を補正し、常に
駆動伝達軸20が一定の張力になるようにすることがで
きる。
る回転力発生部2で発生する回転力を超音波探触子1内
に配置された駆動伝達軸20を介し、超音波探触子1先
端部に設けられた駆動伝達軸20に接続された走査機
構、例えば超音波を送受波する超音波振動子29を2次
元機械走査を行う構成を有し、駆動力発生部2内で回転
力を回転軸に接続された溝17を有する駆動部コネクタ
16と、駆動伝達軸20に接続された突起部16を有す
る探触子コネクタ23により伝達させ、また最適な回転
精度になる駆動伝達軸20の張力に一致した張力を持つ
調整スプリング25で駆動部コネクタ16と探触子コネ
クタ17を接続することで、超音波探触子1の状態に応
じて変化する駆動伝達軸20の張力変化を補正し、常に
駆動伝達軸20が一定の張力になるようにすることがで
きる。
【0027】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。図4は、第2の実
施例における超音波診断装置の要部である駆動力発生部
の概略断面図で、図1に示した第1の実施例の駆動力発
生部2の構成と同様なものは記載していない。図4にお
いて、駆動伝達軸20と第2の回転軸12との接続部分
に関する部分が、図1と異なる構成である。図4におい
て、12は第2の回転軸、13は第2のプーリ、14は
軸受C、15は軸受D、20は駆動伝達軸20、37は
第2の回転軸12の中空部分に挿入され回転中心軸に対
し前後方向に移動可能な張力制御軸、38は張力制御軸
37の移動を抑制する例えばネジなどの移動制御部であ
る。張力制御軸37は中空構造で構成され図示していな
い信号線26が通過可能である。
ついて図面を参照しながら説明する。図4は、第2の実
施例における超音波診断装置の要部である駆動力発生部
の概略断面図で、図1に示した第1の実施例の駆動力発
生部2の構成と同様なものは記載していない。図4にお
いて、駆動伝達軸20と第2の回転軸12との接続部分
に関する部分が、図1と異なる構成である。図4におい
て、12は第2の回転軸、13は第2のプーリ、14は
軸受C、15は軸受D、20は駆動伝達軸20、37は
第2の回転軸12の中空部分に挿入され回転中心軸に対
し前後方向に移動可能な張力制御軸、38は張力制御軸
37の移動を抑制する例えばネジなどの移動制御部であ
る。張力制御軸37は中空構造で構成され図示していな
い信号線26が通過可能である。
【0028】図1の第1の実施例では、超音波探触子1
の状態変化により駆動伝達軸20が張力変化を来たし結
果として回転精度の劣化が起きる課題に対し、超音波探
触子1の状態変化に依存せず常に駆動伝達軸20の張力
が一定になる構成とした。この張力変化による回転精度
の影響は、駆動伝達軸20の特徴によるものであるが、
回転精度は、駆動伝達軸20の特徴のみならず、カテー
テル19との兼ね合いにより影響される。即ち、超音波
探触子1の状態変化に対し、例えばカテーテル19の断
面形状の変化により、カテーテル19と駆動伝達軸20
の摩擦状態の変化をおこすためであり、最適な回転精度
を得るための張力条件が変化してしまうことによる。
の状態変化により駆動伝達軸20が張力変化を来たし結
果として回転精度の劣化が起きる課題に対し、超音波探
触子1の状態変化に依存せず常に駆動伝達軸20の張力
が一定になる構成とした。この張力変化による回転精度
の影響は、駆動伝達軸20の特徴によるものであるが、
回転精度は、駆動伝達軸20の特徴のみならず、カテー
テル19との兼ね合いにより影響される。即ち、超音波
探触子1の状態変化に対し、例えばカテーテル19の断
面形状の変化により、カテーテル19と駆動伝達軸20
の摩擦状態の変化をおこすためであり、最適な回転精度
を得るための張力条件が変化してしまうことによる。
【0029】以下図面を用いその動作を説明する。実施
例1と同じように、駆動伝達軸20の回転により、超音
波探触子1先端部に位置する超音波振動子29からの超
音波出射方向は2次元に走査される。駆動伝達軸20の
回転は、第1の実施例と同じようにモータ6の回転によ
り第2のプーリ13及び第2の回転軸12を回転させる
ことで可能となる。第2の実施例と異なる所は、駆動伝
達軸20は張力制御軸37に接続固定されており、張力
制御軸37は第2の回転軸12と同期して回転される。
従って、回転駆動軸20は、第2の回転軸12の回転に
より回転される。
例1と同じように、駆動伝達軸20の回転により、超音
波探触子1先端部に位置する超音波振動子29からの超
音波出射方向は2次元に走査される。駆動伝達軸20の
回転は、第1の実施例と同じようにモータ6の回転によ
り第2のプーリ13及び第2の回転軸12を回転させる
ことで可能となる。第2の実施例と異なる所は、駆動伝
達軸20は張力制御軸37に接続固定されており、張力
制御軸37は第2の回転軸12と同期して回転される。
従って、回転駆動軸20は、第2の回転軸12の回転に
より回転される。
【0030】超音波探触子1の状態変化に対し、駆動伝
達軸20にかかる最適な張力が変化した場合、移動制御
部38により張力制御軸37を第2の回転軸12に対し
前後方向に移動させ、駆動伝達軸20にかかる張力を変
化させ、、駆動伝達軸20が最適な回転精度になるよう
に制御する。
達軸20にかかる最適な張力が変化した場合、移動制御
部38により張力制御軸37を第2の回転軸12に対し
前後方向に移動させ、駆動伝達軸20にかかる張力を変
化させ、、駆動伝達軸20が最適な回転精度になるよう
に制御する。
【0031】以上のように、第2の回転軸12内に回転
中軸に対し前後方向に移動可能な張力制御軸37を設
け、駆動伝達軸20を張力制御軸37に接続固定し、移
動制御部38にて回転時は第2の回転軸12と共に回転
させ、張力制御時は移動制御部38で第2の回転軸12
内に対し前後方向に移動させることで、駆動伝達軸20
にかかる張力を変化させることが可能である。
中軸に対し前後方向に移動可能な張力制御軸37を設
け、駆動伝達軸20を張力制御軸37に接続固定し、移
動制御部38にて回転時は第2の回転軸12と共に回転
させ、張力制御時は移動制御部38で第2の回転軸12
内に対し前後方向に移動させることで、駆動伝達軸20
にかかる張力を変化させることが可能である。
【0032】(実施例3)以下本発明の第3の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。図5は本発明の第
3の実施例における超音波診断装置の要部である駆動力
発生部の概略断面図で、図1に示した第1の実施例の駆
動力発生部2の構成と同様なものは記載していない。駆
動伝達軸20と第2の回転軸12との接続部分に関する
部分が、図1と異なる構成である。図5において、16
は駆動部コネクタで図示してない第2の回転軸12に接
続固定され、17は溝、20は駆動伝達軸、23は駆動
伝達軸に固定された探触子コネクタ、24は突起部、2
5は調整スプリング、37は張力制御軸、39はドラ
ム、40は駆動部コネクタ16に設けられたネジで、ネ
ジ40によりドラム39は駆動部コネクタ16と同期し
て回転される。41は張力制御部37に接続固定されド
ラム39の中空部分を通過しドラム39に対し前後方向
に移動可能な調整ネジで、調整ネジ41は、調整スプリ
ング25にねじ込まれている。調整スプリング25は一
端を駆動部コネクタ23に他端をドラム39に接続固定
されている。張力制御軸37は図4に示すような移動制
御部38にて第2の回転軸12と接続され、回転時は同
期して回転し、張力制御時には第2の回転軸12に対し
前後方向に移動される。即ち、ドラム39に対し調整ネ
ジ41を前後方向に調整スプリング25にねじ込みなが
ら移動可能である。なお図示していない信号線26は、
調整ネジ41および張力制御軸37の中空部分を通過す
る。
ついて図面を参照しながら説明する。図5は本発明の第
3の実施例における超音波診断装置の要部である駆動力
発生部の概略断面図で、図1に示した第1の実施例の駆
動力発生部2の構成と同様なものは記載していない。駆
動伝達軸20と第2の回転軸12との接続部分に関する
部分が、図1と異なる構成である。図5において、16
は駆動部コネクタで図示してない第2の回転軸12に接
続固定され、17は溝、20は駆動伝達軸、23は駆動
伝達軸に固定された探触子コネクタ、24は突起部、2
5は調整スプリング、37は張力制御軸、39はドラ
ム、40は駆動部コネクタ16に設けられたネジで、ネ
ジ40によりドラム39は駆動部コネクタ16と同期し
て回転される。41は張力制御部37に接続固定されド
ラム39の中空部分を通過しドラム39に対し前後方向
に移動可能な調整ネジで、調整ネジ41は、調整スプリ
ング25にねじ込まれている。調整スプリング25は一
端を駆動部コネクタ23に他端をドラム39に接続固定
されている。張力制御軸37は図4に示すような移動制
御部38にて第2の回転軸12と接続され、回転時は同
期して回転し、張力制御時には第2の回転軸12に対し
前後方向に移動される。即ち、ドラム39に対し調整ネ
ジ41を前後方向に調整スプリング25にねじ込みなが
ら移動可能である。なお図示していない信号線26は、
調整ネジ41および張力制御軸37の中空部分を通過す
る。
【0033】以上のような構成で以下その動作を説明す
る。駆動伝達軸20の回転動作は第1の実施例と同様で
あり、超音波探触子1の状態変化による駆動伝達軸20
の張力変化に対応し、調整スプリング25の張力と平衡
状態になる位置に駆動部コネクタ16に対し探触子コネ
クタ23は移動され、常に一定の張力が駆動伝達軸20
にかかるようになる。更に、張力制御軸37を回転させ
ながらドラム39に対し前後方向に移動させることで、
調整ネジ41は調整スプリング25にねじ込まれ、調整
スプリング25の伸張可能な部分、即ちスプリングとし
て機能する巻き数を変化させることが可能となる。この
巻き数の変化は、調整スプリング25の持つ張力の変化
となり、駆動伝達軸20にかかる張力を変化させること
が可能となる。
る。駆動伝達軸20の回転動作は第1の実施例と同様で
あり、超音波探触子1の状態変化による駆動伝達軸20
の張力変化に対応し、調整スプリング25の張力と平衡
状態になる位置に駆動部コネクタ16に対し探触子コネ
クタ23は移動され、常に一定の張力が駆動伝達軸20
にかかるようになる。更に、張力制御軸37を回転させ
ながらドラム39に対し前後方向に移動させることで、
調整ネジ41は調整スプリング25にねじ込まれ、調整
スプリング25の伸張可能な部分、即ちスプリングとし
て機能する巻き数を変化させることが可能となる。この
巻き数の変化は、調整スプリング25の持つ張力の変化
となり、駆動伝達軸20にかかる張力を変化させること
が可能となる。
【0034】以上のように、第2の回転軸12内に回転
中軸に対し前後方向に移動可能な張力制御軸37を設け
第2の回転軸12とともに回転させ、移動制御部38で
この移動を抑制し、張力制御軸37の先端に調整ネジ4
1を接続固定させ、調整ネジ41の前後方向の移動によ
り調整スプリング25の巻き数を変化させることがで
き、超音波探触子1の状態変化に対し駆動伝達軸20に
常に一定の張力がかかるようになり最適な回転精度が得
られるとともに、かつこの張力を調整スプリング25を
取り替えることなく変更することが可能となる。
中軸に対し前後方向に移動可能な張力制御軸37を設け
第2の回転軸12とともに回転させ、移動制御部38で
この移動を抑制し、張力制御軸37の先端に調整ネジ4
1を接続固定させ、調整ネジ41の前後方向の移動によ
り調整スプリング25の巻き数を変化させることがで
き、超音波探触子1の状態変化に対し駆動伝達軸20に
常に一定の張力がかかるようになり最適な回転精度が得
られるとともに、かつこの張力を調整スプリング25を
取り替えることなく変更することが可能となる。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明は、柔軟性を有する
細管構造のカテーテル先端部に超音波送受波方向を駆動
伝達軸の回転力により2次元走査させる回転部を有し、
カテーテル後端部に位置する駆動力発生部の回転力を駆
動伝達軸に伝達させる構成において、モータで発生した
回転力により回転される回転軸の先端に接続固定され
た、溝を有する駆動部コネクタと、駆動伝達軸後端部に
接続固定された駆動部コネクタの溝の噛み合うような突
起部を設けた探触子コネクタを有し、かつ最適な回転精
度になる駆動伝達軸の張力に一致した調整スプリングに
て駆動部コネクタと探触子コネクタが接続させることに
より、超音波探触子1の状態変化に応じた駆動伝達軸の
張力変化を調整スプリングにより一定にするように補正
され、常に回転精度が良い状態で超音波の送受波を行う
ことができ歪の少ない超音波断層像を取得でき、高い超
音波診断を操作者に提供できる超音波診断装置を実現で
きる。
細管構造のカテーテル先端部に超音波送受波方向を駆動
伝達軸の回転力により2次元走査させる回転部を有し、
カテーテル後端部に位置する駆動力発生部の回転力を駆
動伝達軸に伝達させる構成において、モータで発生した
回転力により回転される回転軸の先端に接続固定され
た、溝を有する駆動部コネクタと、駆動伝達軸後端部に
接続固定された駆動部コネクタの溝の噛み合うような突
起部を設けた探触子コネクタを有し、かつ最適な回転精
度になる駆動伝達軸の張力に一致した調整スプリングに
て駆動部コネクタと探触子コネクタが接続させることに
より、超音波探触子1の状態変化に応じた駆動伝達軸の
張力変化を調整スプリングにより一定にするように補正
され、常に回転精度が良い状態で超音波の送受波を行う
ことができ歪の少ない超音波断層像を取得でき、高い超
音波診断を操作者に提供できる超音波診断装置を実現で
きる。
【0036】また、張力制御軸を回転軸内に設け、回転
中心軸に対し前後方向に移動させることで調整スプリン
グの張力を変えることが可能となり、最適な回転精度に
なる張力変化にも柔軟に対応することができる。
中心軸に対し前後方向に移動させることで調整スプリン
グの張力を変えることが可能となり、最適な回転精度に
なる張力変化にも柔軟に対応することができる。
【図1】本発明の第1の実施例における超音波診断装置
の要部である駆動力伝達部の構造を示す断面図
の要部である駆動力伝達部の構造を示す断面図
【図2】本発明の第1の実施例における超音波診断装置
の概略ブロック図
の概略ブロック図
【図3】同実施例における超音波診断装置の駆動力発生
部に接続できる一超音波探触子先端部の断面図
部に接続できる一超音波探触子先端部の断面図
【図4】本発明の第2の実施例における超音波診断装置
の要部である駆動力発生部の構造を示す断面図
の要部である駆動力発生部の構造を示す断面図
【図5】本発明の第3の実施例における超音波診断装置
の要部である駆動力発生部の構造を示す断面図
の要部である駆動力発生部の構造を示す断面図
【図6】従来の超音波診断装置の概略ブロック図
【図7】従来の超音波診断装置の超音波探触子先端部の
構成図
構成図
1 超音波探触子 2 駆動力発生部 3 本体部 4 モニタ 5 超音波断層像 6 モータ 7 エンコーダ 8 軸受A 9 軸受B 10 第1の回転軸 11 第1のプーリ 12 第2の回転軸 13 第のプーリ 14 軸受C 15 軸受D 16 駆動部コネクタ 17 溝 18 タイミングベルト 19 カテーテル 20 駆動伝達軸 21 取付部A 22 取付部B 23 探触子コネクタ 24 突起部 25 調整スプリング 26 信号線 27 信号コンタクト部 28 信号接続部 29 超音波振動子 30 ジョイント 31 軸受 32 スリーブ 33 振動子ホルダ 34 キャップ 35 ガイドワイヤ 36 音響窓 37 張力制御軸 38 移動制御部 39 ドラム 40 ネジ 41 調整ネジ 51 超音波探触子 52 ガイドワイヤ 53 ホルダ 54 ロータリノブ 55 駆動伝達軸 56 プリアンプ 57 本体部 58 モニタ 59 超音波断層像 60 超音波振動子 61 反射ミラー 62 信号線
Claims (3)
- 【請求項1】 柔軟性を有する細管構造のカテーテル
と、前記カテーテル内に配置されカテーテル後端部で発
生される回転力を先端に伝達する柔軟性を有する駆動伝
達軸と、前記カテーテル先端内部に配置された超音波を
送受波する超音波振動子と、前記駆動伝達軸の先端部に
接続され駆動伝達軸の回転にとり前記超音波振動子の送
受波方向を2次元走査させる走査機構と、前記カテーテ
ル後端部において回転力を発生するモータと、モータの
回転力により回転される回転軸と、前記回転軸の回転を
前記駆動伝達軸に伝達する回転軸先端に接続固定され溝
を有する駆動部コネクタと前記駆動伝達軸の後端部に前
記探触子コネクタに設けられた溝に噛み合う突起部を有
する探触子コネクタと、前記駆動伝達軸の回転精度が最
適になる張力に対応した張力を有し前記駆動部コネクタ
と前記探触子コネクタを接続する調整スプリングと、前
記モータの回転軸に直結されたエンコーダと、前記超音
波振動子と前記エンコーダに電気的に接続され超音波断
層像を構成する本体部と、前記本体部に接続され超音波
断層像を表示するモニタを備えた超音波診断装置。 - 【請求項2】 回転軸内空部に挿入され回転中心軸方向
に移動可能な張力制御軸と、張力制御軸を回転動作時は
回転軸と同期して回転させ張力制御時は回転軸に対し前
後方向移動可能にさせる移動制御部と、前記張力制御軸
に駆動伝達軸が接続固定された構成を備えた請求項1記
載の超音波診断装置。 - 【請求項3】 回転軸内空部に挿入され回転中心軸方向
に移動可能な張力制御軸と、張力制御軸を回転動作時は
回転軸と同期して回転させ張力制御時は回転軸に対し前
後方向移動可能にさせる移動制御部と、前記張力制御軸
の先端に接続され調整スプリングにねじ込まれた調整ネ
ジを備えた請求項1記載の超音波診断装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4028767A JP2532791B2 (ja) | 1992-02-17 | 1992-02-17 | 超音波診断装置 |
US07/941,580 US5377682A (en) | 1991-09-05 | 1992-09-04 | Ultrasonic probe for transmission and reception of ultrasonic wave and ultrasonic diagnostic apparatus including ultrasonic probe |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4028767A JP2532791B2 (ja) | 1992-02-17 | 1992-02-17 | 超音波診断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0622962A true JPH0622962A (ja) | 1994-02-01 |
JP2532791B2 JP2532791B2 (ja) | 1996-09-11 |
Family
ID=12257561
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4028767A Expired - Fee Related JP2532791B2 (ja) | 1991-09-05 | 1992-02-17 | 超音波診断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2532791B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1156836A (ja) * | 1997-08-22 | 1999-03-02 | Fuji Photo Optical Co Ltd | 超音波診断装置の接続アダプタ |
JP2000333962A (ja) * | 1993-10-01 | 2000-12-05 | Olympus Optical Co Ltd | 機械走査型超音波プローブ |
JP2010515538A (ja) * | 2007-01-09 | 2010-05-13 | ボストン サイエンティフィック リミテッド | 自己整合ivusカテーテル回転コアコネクタ |
CN108535359A (zh) * | 2018-04-28 | 2018-09-14 | 河北工业大学 | 基于超声技术的电连接器微动磨损检测装置及其运行方法 |
-
1992
- 1992-02-17 JP JP4028767A patent/JP2532791B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000333962A (ja) * | 1993-10-01 | 2000-12-05 | Olympus Optical Co Ltd | 機械走査型超音波プローブ |
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CN108535359A (zh) * | 2018-04-28 | 2018-09-14 | 河北工业大学 | 基于超声技术的电连接器微动磨损检测装置及其运行方法 |
CN108535359B (zh) * | 2018-04-28 | 2023-05-02 | 河北工业大学 | 基于超声技术的电连接器微动磨损检测装置及其运行方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2532791B2 (ja) | 1996-09-11 |
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