JPH0622954Y2 - 電磁調理器のプリント基板 - Google Patents

電磁調理器のプリント基板

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JPH0622954Y2
JPH0622954Y2 JP1986174277U JP17427786U JPH0622954Y2 JP H0622954 Y2 JPH0622954 Y2 JP H0622954Y2 JP 1986174277 U JP1986174277 U JP 1986174277U JP 17427786 U JP17427786 U JP 17427786U JP H0622954 Y2 JPH0622954 Y2 JP H0622954Y2
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JP
Japan
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circuit board
electromagnetic cooker
heating coil
printed circuit
circuit
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JP1986174277U
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JPS6379093U (ja
Inventor
正行 森島
実 関口
裕 奥村
茂元 原
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は加熱コイルにより発生される磁束の内部部品へ
の影響を軽減するシールド装置を備えた電磁調理器に関
する。
(ロ)従来の技術 従来此種調理器にあっては、高周波交番磁束によって磁
性材料より成る負荷を誘導加熱するが、この磁束は上下
方向に発生するものであるため、内部の電気部品に対し
て誤動作の原因となったり、装置が磁性材料の上に置か
れた状態で使用すると磁性材料が発熱して機器並びに使
用者に悪影響を及ぼすため実開昭55−57293号公
報等に開示されるような磁束の影響を低減するシールド
板を設けるのが一般的であった。その構造の一例を第4
図を用いて説明すると、箱体としての本体の下部を形成
する下部外装体(1)には電源トランス(2)や出力操作レバ
ー(3)等の部品を配設してある。そして、高周波交流を
発生するためのインバータ回路を含む回路素子を搭載し
た回路基板(4),並びにインバータ回路内のスイッチン
グトランジスタ(5)や整流スタック等を当接する熱伝導
性の良好な金属例えばアルミニウム板にて形成された放
熱板(6)を下部外装体(1)における排気孔(7)(7)…の近辺
に配設してある。また点線にて示すように加熱コイル
(8)が配設され、その中央部分下方を含めた位置に、ア
ルミや銅等常磁性或いは反磁性でありかつ電気抵抗の小
さな金属により板状に形成されるシールド板(9)が配設
してある。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 前述従来の技術においては、シールド板(9)が回路基板
(4)と独立して設けられることから、その固定に際し、
特別な取付ボスを必要とし、また、内部部品との配置関
係から、回路基板(4)に対してシールド板(9)は上或いは
下方向にずらして配置されることが多かった。このた
め、組み立て工数が多くなるとともに、本体内部空間に
おいて上下方向に制約を受け、空間の有効利用の面や部
品点数の面で問題を有していた。
従って本考案は、回路基板とシールド板とに関連をもた
せ、空間の有効利用を図った電磁調理器を提供するもの
である。
(ニ)問題点を解決するための手段 本考案は前記問題点を解決するものであって、以下実施
例に基づいて説明する。
スイッチングトランジスタ(5)のオン・オフに基づいて
生成される高周波交流を受けて高周波交番磁界を発生す
る加熱コイル(8)を含んだインバータ回路を備える電磁
調理器であって、インバータ回路や整流回路等種々の回
路部品を配線するための配線パターンをプリントした回
路配線部(14)と、反磁性材料で電気抵抗の小さな金属例
えば銅を使用し、例えば35μm程度の厚さの薄い層で
表面を覆い加熱コイル(8)の中央空洞部下方に配設させ
る金属箔部(15)とを同一平面板上に分離させて設けたプ
リント基板(13)を調理器本体(10)内部に配設させたもの
である。
(ホ)作用 通常別体で構成していた回路基板(4)並びにシールド板
(9)を、同一平面板上に分離させて塗布する形式をと
り、夫々の機能を損なわないものとなすとともに上下方
向のいずれのないものとしている。
(ト)実施例 以下本考案の一実施例について第1図〜第3図を参照し
て説明するが、従来例と同一部分の説明は省略し、同一
番号を使用する。
(10)は箱体状を為す電磁調理器本体であり、上面にセラ
ミック板等の非磁性絶縁材料にて形成された天板(11)を
装着する合成樹脂製の上部外装体(12)と、この上部外装
体(12)の下部に位置する合成樹脂製の下部外装体(1)と
から構成されている。
(13)は、高周波交流を発生させるスイッチングトランジ
スタ(5)や高周波交流を受け高周波交番磁界を発生する
加熱コイル(8)を備えたインバータ回路並びに整流回路
やトランス等種々の回路部品を配線するための配線パタ
ーンを一面にプリントした回路配線部(14)と、電気抵抗
の小さな金属にあって反磁性或いは常磁性を示す材料、
例えば銅の薄い層例えば35μmの厚さの層で覆うとい
う磁気シールドのための金属薄層を他面に施した金属箔
部(15)とを同一平面板上に分離させて設けたプリント基
板である。この回路配線部(14)には、スイッチングトラ
ンジスタ(5)等冷却の必要な素子の放熱のための放熱板
(6)も載置されることが多い。また、金属箔部(15)は渦
巻き状を為す加熱コイル(8)に対し、サーミスタ等の感
温素子が配置される中央空洞部下方に位置させるととも
に、加熱コイル(8)の表面積の半分以上の面積を有する
大きさと為すことが望ましい。尚、金属箔部(15)の金属
として常磁性であるアルミの薄い層を使用してもよい。
以上のように、インバータ回路を含む種々の回路部品だ
けを配線するにとどめていた回路基板(4)ではなく、種
々の回路部品を配線する回路配線部(14)と磁気シールド
のための金属薄層を施した金属箔部(15)とを同一平面板
上に分離させて設けたプリント基板(13)となしたこと
で、その組み立てを容易ならしめるとともに、従来のよ
うな回路基板(4)とシールド板(9)とによる上下方向のず
れを生じることはなく、本体内部の取付ボス並びに取付
ビス等の取付部品点数を減少させられ、内部空間の有効
利用に寄与でき、調理器の薄型化を促進できる。
(ト)考案の効果 本考案は、種々の回路部品を配線する回路配線部と磁気
シールドのための金属箔部とを同一平面板上に分離して
設けたプリント基板を採用したことにより、組み立てを
容易ならしめるとともに、取付部品点数を削減し、調理
器内部空間の有効利用に寄与し、調理器の薄型化を促進
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示し、第1図はプ
リント基板の平面図、第2図は調理器の外観斜視図、第
3図は上部外装体を取り外した状態の平面図、第4図は
従来例を示し、上部外装体を取り外した状態の平面図で
ある。 (4)……回路基板、(8)……加熱コイル、(9)……シール
ド板、(10)……調理器本体、(11)……天板、(13)……プ
リント基板、(14)……回路配線部、(15)……金属箔部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 原 茂元 群馬県邑楽郡大泉町大字坂田180番地 東 京三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−138096(JP,A)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】高周波交流の供給により高周波交番磁界を
    発生して天板上の負荷を誘導加熱する加熱コイルを含む
    インバータ回路を備えた電磁調理器に於いて、前記イン
    バータ回路を含む種々の回路部品を配線せる回路配線部
    と、反磁性或いは常磁性でありかつ電気抵抗の小さな金
    属の薄い層で覆われ前記加熱コイルの下方に配設せる磁
    気シールドのための金属箔部とを同一平面板上に分離し
    て設けたことを特徴とする電磁調理器のプリント基板。
JP1986174277U 1986-11-13 1986-11-13 電磁調理器のプリント基板 Expired - Lifetime JPH0622954Y2 (ja)

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JPS6379093U JPS6379093U (ja) 1988-05-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59138096A (ja) * 1983-01-27 1984-08-08 松下電器産業株式会社 誘導加熱器

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