JPH06229478A - 機器操作箱のシール構造 - Google Patents

機器操作箱のシール構造

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JPH06229478A
JPH06229478A JP5014953A JP1495393A JPH06229478A JP H06229478 A JPH06229478 A JP H06229478A JP 5014953 A JP5014953 A JP 5014953A JP 1495393 A JP1495393 A JP 1495393A JP H06229478 A JPH06229478 A JP H06229478A
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JP
Japan
Prior art keywords
edge face
operation box
front member
adhesive
edge
Prior art date
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Pending
Application number
JP5014953A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Hirozawa
績 広沢
Yoshiyuki Shibayama
佳之 柴山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rinnai Corp
Original Assignee
Rinnai Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Rinnai Corp filed Critical Rinnai Corp
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Priority to KR1019930028122A priority patent/KR970010871B1/ko
Publication of JPH06229478A publication Critical patent/JPH06229478A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/02Sealings between relatively-stationary surfaces
    • F16J15/14Sealings between relatively-stationary surfaces by means of granular or plastic material, or fluid

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 長期間にわたり高い気密性が維持でき、耐久
性の高い機器操作箱が得られるシール構造の提供。 【構成】 平行した外側突条41、内側突条42を有す
る縁面4が周設された前部材2と、前記平行した突条の
略中間に遊嵌する中間突条51を有する縁面5が周設さ
れた後部材3とを、前記縁面4と前記縁面5同士を突き
合わせて、縁面4と縁面5間を水密的にシールするとと
もに前記前部材2と後部材3を締結手段で締結してなる
機器操作箱1において、前記シールは、前記前部材2の
縁面4の外側突条41、内側突条42との間に液状の接
着シール材6を線状に流し込むとともに、該線状接着シ
ール材6の始端部61と終端部62とを重複させて形成
した。また、前記前部材2の縁面4を荒い表面とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、機器操作箱の水密的
シール構造に関する。
【0002】
【従来の技術】内部に電子部品など防水を必要とする器
具が収容され、表面に操作手段が設けられた機器操作箱
は、プラスチックの射出成形により前部材と後部材とを
別体で製造し、両者の全周に形成した縁面を突き合わせ
るとともに、前部材と後部材とを締結具で締結する構造
が多用されている。また、浴室用給湯機の遠隔操作装置
など、水の付着し易い場所で使用される機器操作箱では
防水性が要求されるため、接合面にOリングを取り付け
たり、接合面に接着シール材を充填したりして水密性が
図られている。実開平3−96830号公報には、前部
材と後部材の縁面の一方に凹部、他方に凸部を設け凹部
と凸部とを嵌合し、かつ嵌合部を接着剤で接着したリモ
ートコントローラが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに上記リモート
コントローラでは、接着剤は、経時的に硬化、収縮し接
着力が低下するため、接着面に剥離が生じたり、接着剤
にひびが生じたりして、冗長的シール効果が得られない
欠点があった。この発明者は、特に接着面の剥離は凹所
の底面で生じ易く、接着剤のひびは接着剤の始端と終端
とのつなぎ目で発生し易いことを見出した。この発明の
目的は、上記知見に基づき、長期間にわたり高い気密性
が維持でき、耐久性の高い機器操作箱が得られるシール
構造の提供にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、平行した突
条を有する縁面が周設された一方の部材と、前記平行し
た突条の略中間に遊嵌する突条を有する縁面が周設され
た他方の部材とを、前記各縁面同士を突き合わせて、該
縁面間を水密的にシールするとともに前記両部材を締結
手段で締結してなる機器操作箱において、前記シール
は、前記一方の部材の縁面の突条間に液状の接着シール
材を線状に流し込むとともに、該線状接着シール材の始
端部と終端部とを重複させて形成されたことを特徴とす
る。請求項2に記載の発明では、少なくとも前記一方の
部材の縁面の表面を荒い表面としたことを特徴とする。
【0005】
【発明の作用、効果】この発明では、線状に供給した接
着シール材の始部と終部とを重ねているため、該始部と
終部の接合部分に発生し易いひびが連続して、経時的に
シールが損なわれることを防止できる。請求項2に記載
の発明では、少なくとも一方の縁面を荒い表面としてい
るので、この部分の接着力が増大でき、該部分で発生し
易い接着剤と縁面と剥離を有効に防止できる。これらに
より、長期間にわたり水密性が維持でき、耐久性の高い
機器操作箱が得られる。
【0006】
【実施例】この発明を図1〜図6に示す実施例に基づき
説明する。1は、ガス燃焼機器の遠隔操作装置の操作箱
を示し、偏平な直方体状を呈するとともに、該操作箱1
の内部には、スイッチなど電気信号発生器具11が収納
され、表面12には押しボタン13など前記信号発生器
具11の操作手段が設けられている。背面14の中心に
は、リード線取り出しのための筒状部15が突設されて
いる。
【0007】操作箱1は、何れもプラスチック製で射出
成形された矩形容器状の前部材2と後部材3とを接合し
て形成されている。前部材2は、図2に示す如く、矩形
の前壁21と、該前壁21の外周から後方に延設された
周壁22とを有し、多数の締結ネジ穴23付き締結座座
24が所定位置に形成されている。周壁22の後端には
縁面4が周設されている。縁面4には、同一の高さおよ
び厚さを有する2つの外側突条41と内側突条42とが
平行して形成されている。この実施例では外側突条41
と内側突条42とは高さが3mm、厚さが1mmとなっ
ており、両突条41、42の間の縁面である底面43
は、図4に示す如く、幅が3mm、シボ加工処理(ワー
ルドエッチングWN3010相当)の荒い表面とされて
いる。この荒い底面43は、シボ加工した金型による成
型、または成型後のブラスト加工などの方法により形成
される。
【0008】後部材3は、図3に示す如く、矩形の後壁
31と、該後壁31の外周から前方に延設された周壁3
2とを有し、多数の締結ネジ穴33付き締結座座34が
所定位置に形成されている。周壁32の先端には前記前
部材2の縁面4に対応して端面に縁面5が周設されてい
る。縁面5には、前記外側突条41と内側突条42との
中間に位置する1つの中間突条51が形成され、外周に
前記外側突条41の外面にいんろう嵌合する外縁52が
周設されている。前部材2と後部材3とは、それぞれの
縁面4と5とが突き合わされ、外側突条41と内側突条
42との中間に中間突条51が遊嵌され、嵌合部にはシ
リコーン接着シール材6が充填されるとともに、前記締
結ネジ穴23、33に貫設された多数の締結ネジ7によ
り固着されている。
【0009】前部材2と後部材3との接着は、図5に示
す如く、つぎの順序でなされる。 イ)前部材2を縁面4を上にして水平の治具台Jに設置
する。治具台Jの上方にはシリコーン接着シール材6を
線状に落下供給するためのノズルNが垂直的に設けられ
ている。 ロ)つぎに、治具台JまたはノズルNを移動させなが
ら、ノズルNから弾性流体の接着シール材6を直径2.
5mmの円断面を有する線状に押し出して、図6に示す
如く、前記底面43に充填し切れ目なく連続した接着シ
ール材6の閉曲線を形成する。接着シール材6の始端部
61と終端部62とは、5〜10mm以上重なって形成
されている。重なり部分63は、前記ノズルNから押し
出される接着シール材量が始端部61で漸増し、終端部
62で漸減する錐状となっており、単位長さ当たりの接
着シール材量は他部と同等以上、望ましくは20%〜1
00%増し(同一量を二重に積み重なる)に設定してい
る。 ハ)接着シール材6がある程度硬化した後、後部材3を
前部材2に載置させ、締結ネジ7で締結する。
【0010】このシール構造においては、経時的に接着
シール材6が硬化すると、始端部61と終端部62との
重なり部分63にひびが発生し、シール性が低下する。
この発明では、線状に落下させた接着シール材6の始端
部61と終端部62とを5mm以上重なるようにしてい
るので、接合面が長くでき、ひびが連続して防水性が失
われることが防止できる。なお、重なり部分63を、長
さを5mm以上とし、接着シール材量を他部より20%
〜50%増しとすることにより、重なり部分63の存在
しないシール構造に比較し耐久性を2倍以上に増大でき
た。
【0011】また、外側突条41と内側突条42との間
の底面43が荒い表面となっているので、接着シール材
6との接着力が大きく、経時的に接着シール材6が硬
化、収縮して接着力が低下しても、接着面が剥離しシー
ル性が低下することが防止される。なお、底面43に限
らず接着シール材6により接着される縁面の一方または
両方を荒い表面とすることにより耐久性の向上効果が生
じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の機器操作箱の側面図である。
【図2】前部材の底面図である。
【図3】後部材の平面図である。
【図4】図1の要部拡大図である。
【図5】この発明の機器操作箱の製造工程の概略図であ
る。
【図6】この発明の機器操作箱の製造工程の概略図であ
る。
【符号の説明】
1 操作箱 2 前部材(部材) 3 後部材(部材) 4、5 縁面 6 接着シール材 41 外側突条 42 内側突条 51 中間突条

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平行した突条を有する縁面が周設された
    一方の部材と、前記平行した突条の略中間に遊嵌する突
    条を有する縁面が周設された他方の部材とを、前記各縁
    面同士を突き合わせて、該縁面間を水密的にシールする
    とともに前記両部材を締結手段で締結してなる機器操作
    箱において、 前記シールは、前記一方の部材の縁面の突条間に液状の
    接着シール材を線状に流し込むとともに、該線状接着シ
    ール材の始端部と終端部とを重複させて形成されたこと
    を特徴とする機器操作箱のシール構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、少なくとも前記一方
    の部材の縁面を荒い表面としたことを特徴とする機器操
    作箱のシール構造。
JP5014953A 1993-02-01 1993-02-01 機器操作箱のシール構造 Pending JPH06229478A (ja)

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JP5014953A JPH06229478A (ja) 1993-02-01 1993-02-01 機器操作箱のシール構造
KR1019930028122A KR970010871B1 (ko) 1993-02-01 1993-12-16 기기제어용 콘트롤박스의 밀봉(seal)구조

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KR970010871B1 (ko) 1997-07-01
KR940020022A (ko) 1994-09-15

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