JPH06229104A - 防振床パネル及び防振二重床 - Google Patents

防振床パネル及び防振二重床

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JPH06229104A
JPH06229104A JP1536793A JP1536793A JPH06229104A JP H06229104 A JPH06229104 A JP H06229104A JP 1536793 A JP1536793 A JP 1536793A JP 1536793 A JP1536793 A JP 1536793A JP H06229104 A JPH06229104 A JP H06229104A
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JP
Japan
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floor panel
vibration
floor
divided
blocks
Prior art date
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Pending
Application number
JP1536793A
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English (en)
Inventor
Nobuo Masuoka
信雄 増岡
Yoshiyuki Funahara
美就 船原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Hitachi Industrial Rubber Products Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Hitachi Industrial Rubber Products Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd, Hitachi Industrial Rubber Products Co Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】施工面に施工したときの不陸対応性が優れた防
振床パネル及び防振二重床を提供する。 【構成】本発明の構成の要点は次の2点にある。第1
は、下面側に複数本の線状ゴム支持脚3が設置して成る
防振床パネルにおいて、その床パネル5は複数のブロッ
クに分割されている防振床パネル。第2は、複数のブロ
ックに分割してあり且つそれらの複数のブロックの下面
側には複数本の線状ゴム支持脚が設置して成る防振床パ
ネルを施工面上に敷設して成る防振二重床。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は防振床パネル及び防振二
重床に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のオフィスではOA機器の増大によ
る床面露出配線の解消、配置替えへの対応のため、床面
の上に所要空間をあけて二重床を構成し、しかもその床
部分を着脱可能とするフリーアクセス・フロアと称する
二重床が多用されている。この中でも床高が低い用途に
は床パネルに支持脚がついた床パネルユニットを連接し
て置敷きするだけで二重床を構築し、その表面をタイル
カーペットで仕上げる簡易タイプが用いられている。
【0003】床パネルの支持脚は一般にパネルの角を点
状に支えているので、床面に凹凸がある場合、実開昭6
2−169137号公報のように50cm角程度の床パ
ネルではガタツキ防止のため支持脚の取付け高さが調節
できるようにするとか、50cm角を2分割,4分割,
9分割等した小さなサイズの床パネルの角部に固定高さ
の支持脚をつけたものを用い、ガタツキなく元の床面な
りに二重床面を構成する方法等が用いられている。
【0004】一方、本発明者等は床パネル材として50
cm角程度の木質系パーティクルボードを用い、支持脚
をゴム質としたことにより、優れた歩行感を達成すると
共に、そのゴム支持脚を床パネルの耐荷重、耐衝撃性の
上から従来の点状でなく、線状にしてパネルの外周縁近
くやその内部にも必要パターンで多数取付けたタイプの
床パネルユニットを提案した(例えば、特願平4−15
2276号)。更にこの場合、現地作業の省力化のた
め、予め床パネル上面にタイルカーペットを取付けてお
き、しかも隣接ユニットとの間の段差、ギャップの解消
のため床パネルと少しずらした位置に取付けているもの
が使用されている。
【0005】図6は、この種のタイルカーペットプレハ
ブずらし取付け、線状ゴム支持脚方式の床パネルユニッ
トの側面図および下面図である。
【0006】図6において1は約50cm角の木質系パ
ーティクルボードの床パネル、2はこの上面に取付けた
タイルカーペットで図示の様にX軸、Y軸方向に多少ず
らしている。3は1の下面に取付けた線状のゴム支持脚
であって床パネルのほぼ外周縁部およびその内側に強度
上必要なパターンで31、32の様に取付けている。こ
のゴム支持脚の断面は図7の様にほぼ三角形でかつ接地
部分は小さな突起4の組合せで、僅かな荷重でも撓み易
い構造としている。しかし床面の不陸が大きい場合には
この変形のみではカバーできず床パネル1のどちらかの
端が浮いた形となり、そこに人がのった場合、ガタツキ
の現象となる。
【0007】即ち、このタイプの床パネルユニットは線
状ゴム支持脚3そのものがゴム質のため変形性が大き
く、しかもその断面形状も図示の如く、接地面を細く
し、僅かな荷重でも変形し易い様な小さな突起4の組合
せにしているので不陸対応性が良好である。したがって
1〜2mm程度の僅かな不陸であれば、この線状ゴム支
持脚3自身が変形吸収してガタツキはなくなる。
【0008】また、更に大きな不陸でしかも当該床パネ
ル置敷位置の中央部が凸になっているような場合、線状
ゴム支持脚3が線状で且つ横断するようになっているた
め上に大きな荷重がのったときに線状ゴム支持脚3が変
形してなじむため問題ない。しかし、何ものっていない
歩行部分等では床パネルユニットの自重だけでは変形せ
ず、その結果人がのった時にガタツキの発生となる欠点
があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる点に立
って為されたものであって、その目的とするところは前
記した従来技術の欠点を解消し、施工作業性及び不陸対
応性が優れた防振床パネル及び防振二重床を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨とするとこ
ろは、次の2点にある。
【0011】第1は、下面側に複数本の線状ゴム支持脚
が設置して成る防振床パネルにおいて、その床パネルは
複数のブロックに分割されていることを特徴とする防振
床パネルである。
【0012】第2は、複数のブロックに分割してあり且
つそれらの複数のブロックの下面側には複数本の線状ゴ
ム支持脚が設置して成る防振床パネルを施工面上に敷設
して成ることを特徴とする防振二重床である。
【0013】
【作用】本発明の防振床パネル及び防振二重床は、次の
ような作用効果を奏する。
【0014】第1には、下面側に複数本の線状ゴム支持
脚が設置して成る防振床パネルにおいて、その床パネル
は複数のブロックに分割することにより、線状ゴム支持
脚が本来有する不陸対応性に加えて床パネルにも不陸対
応性を持たせ、しかもこれらを線状ゴム支持脚で一体的
に結合しておくことにより優れた施工作業性をも発揮さ
せる。
【0015】第2には、複数のブロックに分割してあり
且つそれらの複数のブロックの下面側には複数本の線状
ゴム支持脚が設置して成る防振床パネルを施工面上に敷
設することにより不陸の発生しなく且つ優れた防振性を
発揮する防振二重床を得る。
【0016】
【実施例】次に本発明の防振床パネル及び防振二重床の
実施例を図面に基づいて説明する。
【0017】図1は本発明の第1実施例の下面図であ
る。この場合、床パネルは図示の様に元々の一辺の長さ
の半分で縦横に切断した4枚の小さな4分割床パネル5
を突合せ組合せてほぼ元の床パネル1と同じ形とし、そ
の上面は従来通り1枚物のタイルカーペット2で接着連
結し、下面には線状ゴム支持脚3で接着連結する。この
場合、その取付けパターンは元のパターンに限るもので
なく、パネル1の分割により支持強度上必要な変更を施
してもよい事は勿論である。
【0018】図2は第2実施例の床パネルを示した上面
図で元のパネル1の二辺を二辺とする二等辺三角形床パ
ネル6を2個組合せたケースである。
【0019】図3は本発明の第3実施例の床パネルであ
って、元のパネル1の一辺を一辺とする二等辺三角形床
パネル7を4個組合せたケースである。
【0020】図4は本発明の第4実施例の床パネルであ
って、床パネルの小分割を完全に分断しないで、表面に
一部厚さの連続層を残すように、切り溝8をいれたもの
である。この溝8は勿論必要な分断パターンの線上に作
り、その深さは床パネル1の厚さ、材質、構造等から置
敷時に容易に床パネルが不陸に応じて撓む様な程度に施
す。
【0021】勿論、これらの第2〜第4実施例の防振床
パネルの下面側は図1に示すような線状ゴム支持脚3が
設置されている。
【0022】この様な多分割の床パネルで構成された床
パネルユニットを置敷き布設した場合、床面の不陸も小
さな面積内ではその変化の度合いが小さいため、その小
床パネルの線状ゴム支持脚3で充分にカバーできる。隣
接している分割した小床パネルを連結している上下のタ
イルカーペット2、線状ゴム支持脚3ともに柔軟な材質
のため境界部が容易に曲り、ガタツキなく置敷き布設で
きる事となる。
【0023】布設の場合不陸の多いコンクリート床仕上
げの時等は床パネルユニットを全てこの分割タイプのユ
ニットを使用すれば問題ない事は明らかであるが、やは
り床パネル1の切断や組合せ時の工数アップ等で経済的
には1枚物の床パネルユニットよりは割高となる。一
方、二重床のニーズとして既にビニルタイルや長尺シー
トで表面を仕上げた床として実用している既存のオフィ
スのリニマーアル作業がある。この場合、床のコンクリ
ートは金ゴテ仕上げ等が施され、不陸のない様に仕上げ
られている場合が多く、殆どの場合は1枚物の床パネル
ユニットで殆どの場所はガタツキのない二重床とする事
が出来る。しかし部分的にコンクリート床面の仕上げの
悪い所等が散在するケース等もあり、この様な場合はそ
の部分だけに比較的高価な分割形を適用する事が経済的
となる。
【0024】図5は本発明の防振二重床の一実施例を示
したものであって、パネルの1枚形、分割形を併用した
置敷布設の床面の平面図である。
【0025】図5において9は50cm角のタイルカー
ペットに1枚の床パネルを接合した標準形で、床面の大
部分はこれで施工される。10はその中で歩行チェック
時ガタツキが感じられる不陸部分だけを置きかえた4分
割形の床パネルユニットであり、11は三角形2分割形
の床パネルユニットである。
【0026】なおこれらは例示であり、併用するタイプ
を限定するものでない事は勿論である。この様に施工す
るとトータル的に経済的にガタツキのない二重床が構築
できる事となる。
【0027】なおまた、本発明の防振二重床において、
床パネル上にはタイルカーペット等を置敷するのが通例
である。
【0028】
【発明の効果】本発明の防振床パネル及び防振二重床は
次のような効果を奏する。
【0029】(1) 床パネルの切断分割により床面の不
陸部分へのなじみがよくなり、ガタツキのない防振二重
床を容易に経済的に構築できる。
【0030】(2) 床パネルは分割されても上下のタイ
ルカーペット、線状ゴム支持脚により従来の1枚物と同
じ様に取扱えるので、運搬、置敷き作業等でデメリット
はない。
【0031】(3) 分断でなく切り溝タイプでは床への
なじみが分割形と殆ど同じで、床パネルとして取扱いす
る時には1枚物として取扱えるので床ユニット構成時等
に余分な工数がかからない。
【0032】(4) 床パネル1枚物と分割形の限定併用
によりトータル的に経済的に二重床を構築できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防振床パネルの第1実施例を示した下
面図である。
【図2】本発明の防振床パネルの第2実施例を示した上
面図である。
【図3】本発明の防振床パネルの第3実施例を示した上
面図である。
【図4】本発明の防振床パネルの第4実施例を示した側
面図である。
【図5】本発明の防振二重床の一実施例を示した平面図
である。
【図6】従来の防振床パネルの一例を示した側面図であ
る。
【図7】従来の防振床パネルの一例に用いられている線
状ゴム支持脚の拡大横断面図である。
【符号の説明】
1 床パネル(パーティクルボード) 2 タイルカーペット 3 線状ゴム支持脚 4 支持脚先端突起 5 4分割床パネル(四角形) 6 2分割床パネル(三角形) 7 4分割床パネル(三角形) 8 切り溝 9 床パネル1枚標準床パネルユニット 10 床パネル4枚分割床パネルユニット 11 床パネル2分割床パネルユニット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下面側に複数本の線状ゴム支持脚が設置し
    て成る防振床パネルにおいて、該床パネルは複数のブロ
    ックに分割されていることを特徴とする防振床パネル。
  2. 【請求項2】床パネルのブロック化が全層切断によりな
    されていることを特徴とする請求項1記載の防振床パネ
    ル。
  3. 【請求項3】床パネルの下側層が溝により複数のブロッ
    クに分割されていることを特徴とする請求項1記載の防
    振床パネル。
  4. 【請求項4】複数のブロックに分割してあり且つそれら
    の複数のブロックの下面側には複数本の線状ゴム支持脚
    が設置して成る防振床パネルを施工面上に敷設して成る
    ことを特徴とする防振二重床。
  5. 【請求項5】施工面上に下面側に複数本の線状ゴム支持
    脚が設置して成る防振床パネルを敷設して成る防振二重
    床において、前記防振床パネルの一部が複数のブロック
    に分割してあり且つそれらの複数のブロックの下面側に
    は複数本の線状ゴム支持脚が設置して成る防振床パネル
    により置換されて成ることを特徴とする防振二重床。
JP1536793A 1993-02-02 1993-02-02 防振床パネル及び防振二重床 Pending JPH06229104A (ja)

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