JP2979110B2 - 置敷床用の緩衝具 - Google Patents

置敷床用の緩衝具

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JP2979110B2
JP2979110B2 JP5260426A JP26042693A JP2979110B2 JP 2979110 B2 JP2979110 B2 JP 2979110B2 JP 5260426 A JP5260426 A JP 5260426A JP 26042693 A JP26042693 A JP 26042693A JP 2979110 B2 JP2979110 B2 JP 2979110B2
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mounting plate
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山本  清
毅 山本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は置敷床用の緩衝具に関す
る。
【0002】
【従来の技術とその問題点】従来は長方形の床板を敷き
詰めて置敷床を形成する場合、床板と床板とが擦れ合っ
たり、床板とスラブが当たって、軋み音やコツコツとい
う音を発生することが多い。
【0003】
【発明の目的】この発明はこのような問題点を解決し、
床板と床板の擦れ合う軋み音と床板とスラブのコツコツ
音の発生を防止することを目的としている。
【0004】
【発明の構成】この目的のため、本発明では、緩衝材料
からなる帯状の載架板と、その載架板の長手方向の中央
に立設された薄板状の仕切板とを具え、隣接する床板の
支持脚の間に仕切板を挟み、且つ、上記支持脚を載架板
の上に載せるように施工するものである。緩衝具は四個
ないし二個の端部同志を連結して、平面形状が十文字状
ないしT字状ないしL字状ないし直列状に複合しておい
てもよい。
【0005】
【作用】このこのように構成すると、床板が少々動いて
も床板同士が擦れ合って音を発したり、床板が床面に当
たってコツコツ音を発することを抑えることができる。
【0006】
【実施例1】この発明の実施例を図面に就いて詳しく説
明する。図2に示すのは緩衝具1である。軟質のプラス
チックからなり、厚さ2ミリメートル・巾1センチメー
トル・長さ5センチメートルの載架板11の長手方向の
中央に、厚さ1ミリメートル、巾4センチメートル・高
さ3センチメートルの仕切板12が立設されている。載
架板11の上面の両側端には巾1ミリメートル・高さ
ミリメールの側壁が立設されていて、仕切板の両側に
は、仕切板と側壁の間の平行な二本の溝状部が形成され
る。載架板と隣接する載架板の間の空間には、接地部1
4を付設してもよい。接地部は裏面に糊付けをして床に
接着したり、釘を通して床に固定するためのものであ
る。緩衝具の材料は、床板を構成する材料よりも柔らか
いものであり、床板と当たってコツコツいう音が発生し
ない緩衝効果を有する素材であれば、特に材料を指定す
るものではないが、一般的には柔軟なプラスチックやゴ
ムなどを用いるのが望ましい。その成形方法は特に規定
するものではないが、インジェクション成形などが適し
ている。
【0007】緩衝具は端部同志を連結することにより複
合することができる。図3に示すのは四個の緩衝具1を
放射状に連結した十文字状緩衝具1A、図4に示すのは
三個を連結したT字状緩衝具1B、図5に示すのは二個
を直角に連結したL字状緩衝具1C、図6に示すのは二
個を直列に連結した直列状緩衝具1Dである。
【0008】この実施例では、床板として方形床板2
A、トレンチ床板2B、クロストレンチ床板2Cの3種
類のものを用意する。図7に示すのは方形床板2Aであ
る。厚さ2ミリメートルの亜鉛メッキ鋼板からなり、表
面板21は一辺25センチメートルの正方形で、その四
周辺の延長部を下方に直角に折り曲げて周壁を設ける。
各周壁22には二個のアーチ状の切欠23を設け、各周
壁の端部と中央には支持脚24を形成する。
【0009】図8に示すのはトレンチ床板2Bであり、
厚さ2ミリメートルの亜鉛メッキ鋼板からなり、表面板
21は長辺25センチメートル・短辺10センチメート
ルの長方形で、長辺の延長部は下方に直角に折り曲げて
周壁22を設ける。両周壁には二個のアーチ状の切欠2
3を設け、端部と中央には支持脚24を形成する。
【0010】図9に示すのはクロストレンチ床板2Cで
ある。トレンチ床板と同様の構成であり、異なる点は長
辺が35センチメートルであり、周壁22には中央の巾
広いものを含めて三個のアーチ状の切欠23を設けてあ
る。
【0011】施工するには、図10に示すように、スラ
ブ3の上に方形床板2Aを敷き並べると共に、適宜間隔
でトレンチ床板2B並びにクロストレンチ床板2Cを設
置して、方形床板2Aの間に格子状で細巾のトレンチ部
分を構成する。このトレンチ部分は細巾であるため床板
自体よりも着脱が容易なので、一般的にはコードなどの
配線路に供用される。
【0012】このように床板を施工する場合、図1に示
すように、スラブ3の上に緩衝具1を設置する。この緩
衝具の中央の仕切板12を挟んで両側の床板の支持脚2
4が立設される。支持脚24は緩衝具の載架板11の
上、仕切板12と縁壁13の間の溝状部に立設される。
支持脚は仕切板と縁壁によって拘束されるので、載架板
から落ち難い。接地部14の裏面に糊付けをして緩衝具
をスラブに固定してもよい。
【0013】床板の施工で、方形床板2A四枚が突き合
わされた隅では、図11に示すように、十文字状緩衝具
1Aを用いて、各支持脚を載架板の上に載せ、各床板の
支持脚の間に仕切板12を挟み込む。
【0014】方形床板2A二枚の隅とトレンチ床板2B
一枚が接する場合には、図12に示すように、T字状緩
衝具1Bを用いる。各支持脚が載架板の上に載せられ、
床板と床板の間に仕切板が介在させられるのは同様であ
る。
【0015】方形床板2Aの隅の二辺にトレンチ床板2
Bとクロストレンチ床板2Cとが接する場合には、図1
3に示すように、L字状緩衝具1Cを用いる。
【0016】方形床板2Aの辺の中央同志が並列される
場合には、図14に示すように、直列状緩衝具1Dを用
いる。このような場合には単体の緩衝具1を用いてもよ
い。
【0017】尚、複数の緩衝具を連結する場合は限定す
るものではないが、個々の緩衝具がある程度自由に動け
るように、肉薄で且つ柔軟な連結部15で連結しておく
と、スラブに不陸があるような場合には個々の緩衝具が
ある程度自由な角度を取れるのでより好ましい。又、連
結する場合には載架板と仕切板の両方を連結してもよい
し、一方のみを連結しておいてもよい。更に、緩衝具を
交叉するように連結する場合に、二本の載架板に挟まれ
た箇所に広い接地部を付設しておくと、糊付けとか釘打
ちによってスラブに固定するのに都合がよい。実施例で
は長方形の床板の例を説明するが、三角形の床板を用い
る場合には、連結角度を直角に限定する必要はなく、適
宜の角度に連結する。
【0018】
【発明の効果】この発明はこのように構成されているの
で、床板が少々動いても隣の床板と擦れたり、不陸のあ
る時に床板ががたついてスラブとの間でコトコト音を立
てることがない。支持脚が柔軟な緩衝具に載せられてい
るので、スラブの多少の不陸は吸収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 緩衝具の使用状況の一例を示す正面断面
図である。
【図2】 緩衝具の一例を示す斜視図である。
【図3】 十文字状緩衝具の一例を示す平面図であ
る。
【図4】 T字状緩衝具の一例を示す平面図であ
る。
【図5】 L字状緩衝具の一例を示す平面図であ
る。
【図6】 直列状緩衝具の一例を示す平面図であ
る。
【図7】 方形床板の一例を示す斜視図である。
【図8】 トレンチ床板の一例を示す斜視図であ
る。
【図9】 クロストレンチ床板の一例を示す斜視図
である。
【図10】 床板の施工状況を示す平面図である。
【図11】 十文字状緩衝具の使用状況の一例を示す
平面図である。
【図12】 T字状緩衝具の使用状況の一例を示す平
面図である。
【図13】 L字状緩衝具の使用状況の一例を示す平
面図である。
【図14】 直列状緩衝具の使用状況の一例を示す平
面図である。
【符号の説明】
1 緩衝具 11 載架板 12 仕切板 13 縁壁 14 接地部 1A 十文字状緩衝具 1B T字状緩衝具 1C L字状緩衝具 1D 直列状緩衝具 21 表面板 22 周壁 23 切欠 24 支持脚 2A 方形床板 2B トレンチ床板 2C クロストレンチ床板 3 スラブ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 剛性薄板からなる床板の支持脚の間に
    挟設する緩衝具であって、緩衝材料からり、帯状の載架
    板と、上記載架板の長手方向の中央に立設された薄板状
    の仕切板とを具備し、床板を敷き並べて置敷床を施工す
    る時に、隣接する床板の支持脚の間に仕切板を挟み、且
    つ、上記支持脚を載架板の上に載せるように施工するこ
    とを特徴とした、置敷床用の緩衝具。
  2. 【請求項2】 載架板の両側には狭い間隔をおいて縁
    壁が立設され、中央の仕切板と縁壁の間に溝状部が形成
    されたことを特徴とした、請求項1記載の、置敷床用の
    緩衝具。
  3. 【請求項3】 請求項1ないし請求項2記載の緩衝具
    を、平面形状が十文字状ないしT字状ないしL字状ない
    し直列状に複合したことを特徴とした、置敷床用の緩衝
    具。
JP5260426A 1993-09-27 1993-09-27 置敷床用の緩衝具 Expired - Lifetime JP2979110B2 (ja)

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JPH0791024A JPH0791024A (ja) 1995-04-04
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