JPH06228950A - 余盛コンクリートの除去装置 - Google Patents
余盛コンクリートの除去装置Info
- Publication number
- JPH06228950A JPH06228950A JP1485393A JP1485393A JPH06228950A JP H06228950 A JPH06228950 A JP H06228950A JP 1485393 A JP1485393 A JP 1485393A JP 1485393 A JP1485393 A JP 1485393A JP H06228950 A JPH06228950 A JP H06228950A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete
- hinged
- circular frame
- frame
- bottom cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Piles And Underground Anchors (AREA)
- Underground Or Underwater Handling Of Building Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 現場打ちコンクリート杭の、余盛部分を除去
する装置を提供することにある。 【構成】 上下枠を縦枠で連結し、底部に半円形の自動
開閉可能なカバーを持つ底蓋が蝶番で蝶着され、かつ縦
枠に沿って油圧シリンダーで上下する円筒形バスケット
を持つ構造とし、杭頭部の挿入圧によって、底部半円形
のカバーが自動的に開きスライム及び余盛コンクリート
を取込むので、スライムがコンクリートの中に埋込まれ
ることがない。
する装置を提供することにある。 【構成】 上下枠を縦枠で連結し、底部に半円形の自動
開閉可能なカバーを持つ底蓋が蝶番で蝶着され、かつ縦
枠に沿って油圧シリンダーで上下する円筒形バスケット
を持つ構造とし、杭頭部の挿入圧によって、底部半円形
のカバーが自動的に開きスライム及び余盛コンクリート
を取込むので、スライムがコンクリートの中に埋込まれ
ることがない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、場所打ちコンクリー
ト杭の造成に際して生ずるバケット状の余盛コンクリー
トの除去装置に関するものである。
ト杭の造成に際して生ずるバケット状の余盛コンクリー
トの除去装置に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】場所打ちコンクリート
杭の造成に際しては、コンクリートの打終り部分にはス
ライムが浮上する等品質が悪くなり、通常所定杭頭高さ
より約1m程度コンクリートを余分に打ち、コンクリー
トの硬化後スライム等を含む品質の悪い部分を、はつり
等で除去してからフーチング等のコンクリートを打設す
る。したがって、現場でのはつり作業の手間、時間を要
する問題があった。そこでこの余盛り部分のコンクリー
トの除去について、機械を使用した除去手段が現在種々
工夫がなされつつある。
杭の造成に際しては、コンクリートの打終り部分にはス
ライムが浮上する等品質が悪くなり、通常所定杭頭高さ
より約1m程度コンクリートを余分に打ち、コンクリー
トの硬化後スライム等を含む品質の悪い部分を、はつり
等で除去してからフーチング等のコンクリートを打設す
る。したがって、現場でのはつり作業の手間、時間を要
する問題があった。そこでこの余盛り部分のコンクリー
トの除去について、機械を使用した除去手段が現在種々
工夫がなされつつある。
【0003】この発明も以上の事情に鑑み開発した装置
である。
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は上部円形枠と
下部円形枠を、所定の間隔で連結する縦枠で本体が構成
され、本体の下部に開閉可能な底蓋が蝶番で蝶着してあ
る。底蓋は中央に一本の梁を持ち、開閉可能な半円形の
カバーが蝶番で蝶着してある。
下部円形枠を、所定の間隔で連結する縦枠で本体が構成
され、本体の下部に開閉可能な底蓋が蝶番で蝶着してあ
る。底蓋は中央に一本の梁を持ち、開閉可能な半円形の
カバーが蝶番で蝶着してある。
【0005】また本体は円筒状の縦枠の外周を上下摺動
可能なバスケットを持っている。この装置を、底蓋をフ
ックで閉じたままバスケットを上げた状態で、まだ固ま
らない杭頭部コンクリート中に挿入すると、挿入圧で底
部の半円形カバーが自動的に開き、底部と側部から余盛
コンクリートが浸入する。そこでバスケットを油圧シリ
ンダーで下し、本体を引上げ半円形カバーを浸入した余
盛コンクリートの自重で、自動的に閉じて余盛コンクリ
ートを除去する装置である。
可能なバスケットを持っている。この装置を、底蓋をフ
ックで閉じたままバスケットを上げた状態で、まだ固ま
らない杭頭部コンクリート中に挿入すると、挿入圧で底
部の半円形カバーが自動的に開き、底部と側部から余盛
コンクリートが浸入する。そこでバスケットを油圧シリ
ンダーで下し、本体を引上げ半円形カバーを浸入した余
盛コンクリートの自重で、自動的に閉じて余盛コンクリ
ートを除去する装置である。
【0006】
【実施例】図面はこの発明の概要を示したもので、上部
円形枠1と下部円形枠2は縦枠3で連結されている。底
蓋4は蝶番5によって本体に蝶着されている。フック6
は底蓋4を閉じるために用いる。底蓋4には梁7が固着
されており、梁7には蝶番8によって半円形のカバー9
が蝶着してある。更に本体はローラー10で縦枠上を上
下に摺動する円筒形のバスケット11を持つ。バスケッ
ト11には油圧シリンダー12が吊着されている。
円形枠1と下部円形枠2は縦枠3で連結されている。底
蓋4は蝶番5によって本体に蝶着されている。フック6
は底蓋4を閉じるために用いる。底蓋4には梁7が固着
されており、梁7には蝶番8によって半円形のカバー9
が蝶着してある。更に本体はローラー10で縦枠上を上
下に摺動する円筒形のバスケット11を持つ。バスケッ
ト11には油圧シリンダー12が吊着されている。
【0007】図1はまだ固まらない杭頭部コンクリート
中に、本装置を挿入した状態を示す。余盛コンクリート
は、挿入圧によって自動的に開いた底部カバーと側部か
ら、矢印のように本体内に浸入する。図2はバスケット
11を油圧シリンダーによって下げ本装置を引上げる状
態を示す。半円形のカバー9は、余盛コンクリート及び
スライムの自重によって自動的に閉じる。図3は杭頭部
より取出した本装置から、バスケット11を上げフック
6を外して、余盛コンクリート及びスライムを除去する
状態である。
中に、本装置を挿入した状態を示す。余盛コンクリート
は、挿入圧によって自動的に開いた底部カバーと側部か
ら、矢印のように本体内に浸入する。図2はバスケット
11を油圧シリンダーによって下げ本装置を引上げる状
態を示す。半円形のカバー9は、余盛コンクリート及び
スライムの自重によって自動的に閉じる。図3は杭頭部
より取出した本装置から、バスケット11を上げフック
6を外して、余盛コンクリート及びスライムを除去する
状態である。
【0008】
【発明の効果】この発明は、以上の構成からなりスライ
ムと余盛コンクリートを、杭頭部への挿入圧によって自
動的に開く底部カバー部と側部から取込み、バスケット
を降下することと底部カバーの自動的閉塞により、所定
量の余盛コンクリートが確実に一度に除去でき、施工性
が容易であり、かつ迅速な作業ができる。
ムと余盛コンクリートを、杭頭部への挿入圧によって自
動的に開く底部カバー部と側部から取込み、バスケット
を降下することと底部カバーの自動的閉塞により、所定
量の余盛コンクリートが確実に一度に除去でき、施工性
が容易であり、かつ迅速な作業ができる。
【図1】杭頭部に装置を挿入した状態の横断面図であ
る。
る。
【図2】杭頭部から装置を引上げようとする状態の横断
面図である。
面図である。
【図3】杭頭部から装置を引上げて、スライム及び余盛
コンクリートを装置から排除するときの横断面図であ
る。
コンクリートを装置から排除するときの横断面図であ
る。
【図4】装置の底面図である。
【図5】図2のA−A断面図である。
1…上部円形枠、2…下部円形枠、3…縦枠、4…底
蓋、5…蝶番、6…フック、7…梁、8…蝶番、9…半
円形カバー、10…ローラー、11…バスケット、12
…油圧シリンダー
蓋、5…蝶番、6…フック、7…梁、8…蝶番、9…半
円形カバー、10…ローラー、11…バスケット、12
…油圧シリンダー
Claims (1)
- 【請求項1】 上部円形枠1と下部円形枠2を縦枠3で
連結し、上記縦枠3の外周に遊合するバスケット11
が、該縦枠3に沿って上下に摺動し得るようになってお
り、前記下部円形枠2の下側には円形の窓を持つ底蓋4
が蝶番5で前記下部円形枠2に蝶着してあり、該底蓋4
の直径部に梁7を固着し、梁7に半円形のカバ−9が上
方に開くように蝶着され、上部円形枠1からフック6で
該底蓋4を開くことが出来るような構造を持つことを特
徴とした余盛りコンクリ−トの除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1485393A JPH06228950A (ja) | 1993-02-01 | 1993-02-01 | 余盛コンクリートの除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1485393A JPH06228950A (ja) | 1993-02-01 | 1993-02-01 | 余盛コンクリートの除去装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06228950A true JPH06228950A (ja) | 1994-08-16 |
Family
ID=11872597
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1485393A Pending JPH06228950A (ja) | 1993-02-01 | 1993-02-01 | 余盛コンクリートの除去装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06228950A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011139048A3 (ko) * | 2010-05-07 | 2012-03-01 | Kang Myung Suk | 힌지를 이용한 하단 개폐형 말뚝 |
JP2017008479A (ja) * | 2015-06-16 | 2017-01-12 | 株式会社イチケン | 杭頭処理装置 |
JP2019015043A (ja) * | 2017-07-04 | 2019-01-31 | 株式会社サンエイ | 杭頭処理バケット |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59154218A (ja) * | 1983-02-18 | 1984-09-03 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 場所打杭の杭頭処理バケツト |
JPS612544B2 (ja) * | 1977-01-08 | 1986-01-25 | Nissan Diesel Motor Co | |
JPS63156118A (ja) * | 1986-12-19 | 1988-06-29 | Kyoto Supeesaa:Kk | ベントナイト等の取出用バケツト |
JPH02161012A (ja) * | 1988-12-14 | 1990-06-20 | Hokushin Ind Inc | スライム混入コンクリート除去装置 |
-
1993
- 1993-02-01 JP JP1485393A patent/JPH06228950A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS612544B2 (ja) * | 1977-01-08 | 1986-01-25 | Nissan Diesel Motor Co | |
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Cited By (4)
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WO2011139048A3 (ko) * | 2010-05-07 | 2012-03-01 | Kang Myung Suk | 힌지를 이용한 하단 개폐형 말뚝 |
CN102947509A (zh) * | 2010-05-07 | 2013-02-27 | 康明锡 | 利用铰链的下端开闭型桩子 |
JP2017008479A (ja) * | 2015-06-16 | 2017-01-12 | 株式会社イチケン | 杭頭処理装置 |
JP2019015043A (ja) * | 2017-07-04 | 2019-01-31 | 株式会社サンエイ | 杭頭処理バケット |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970513 |