JPH06228512A - 防滑性粘着シート及びその製造方法 - Google Patents

防滑性粘着シート及びその製造方法

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JPH06228512A
JPH06228512A JP34796392A JP34796392A JPH06228512A JP H06228512 A JPH06228512 A JP H06228512A JP 34796392 A JP34796392 A JP 34796392A JP 34796392 A JP34796392 A JP 34796392A JP H06228512 A JPH06228512 A JP H06228512A
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JP
Japan
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slip
adhesive
sheet
release
region
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JP34796392A
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English (en)
Inventor
Kazuyoshi Wakata
員義 若田
Shunsuke Shioi
俊介 塩井
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New Oji Paper Co Ltd
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New Oji Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】剥離紙を必要としない防滑性粘着シートを提供
する。 【構成】支持体の片面に防滑性領域と離型性領域をパタ
ーンに設け、且つ反対面に粘着性領域と非粘着性領域を
パターンに設け、これを離型性領域と粘着性領域が対向
するように複数層重ねた防滑性粘着シートである。ま
た、連続シートの片面に、防滑性材料と離型性材料を流
れ方向のストライプ状に設け、次いでシートの裏面で且
つ離型性材料を設けた部分に対応する箇所に、離型性材
料の巾よりも小さい或いは巾と同一の粘着剤を流れ方向
のストライプ状に設け、巻き取る防滑性粘着シートの製
造方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防滑性粘着シート及び
その製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】防滑性シートは、滑り難い性質を生かし
てランチオンマット,座席のヘッドレストをはじめ種々
の用途が提案されている。中でも防滑層/基材/粘着剤
層/剥離シートの構成からなる防滑性粘着シートは、段
ボール箱や荷袋等に貼着するだけで滑りを防止すること
ができ、高積みが可能になる(実開昭59−18984
5号)、花ゴザ等の裏面に貼着することで転倒等の危険
が防止できる(実開平4−72129号)などの用途が
提案されている。
【0003】このように防滑性粘着シートは種々の用途
が提案されているが、通常防滑層/基材/粘着剤層/剥
離シートの構成からなっており、使用時に剥離シートを
剥がす作業が煩雑であり、また剥離シートを捨てる無駄
があり、然もコスト的にも高いものとなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等はかかる現
状に鑑み、上記欠点の無い防滑性粘着シートについて研
究した結果、接触させると剥離困難となる防滑性領域と
粘着性領域を、お互いに接触しないように離型性領域を
設ける事によって、使用時の煩雑さが解消でき、しかも
剥離シートが不要となる事を見出し、本発明を完成する
に到った。
【0005】
【課題を解決する為の手段】本発明は、支持体の片面に
防滑性領域と離型性領域をパターンに設け、且つ反対面
に粘着性領域と非粘着性領域をパターンに設け、これを
離型性領域と粘着性領域が対向するように複数層重ねた
事を特徴とする防滑性粘着シートである。また、本発明
は、連続シートの片面に、防滑性材料と離型性材料を流
れ方向のストライプ状に設け、次いでシートの裏面で且
つ離型性材料を設けた部分に対応する箇所に、離型性材
料の巾よりも小さい或いは巾と同一の粘着剤を流れ方向
のストライプ状に設け、巻き取ることを特徴とする防滑
性粘着シートの製造方法である。
【0006】
【作用】本発明における防滑層は、ゴム弾性を有する材
料で構成されたものであるが、中でも発泡性マイクロカ
プセルと接着剤の組成からなるものが最も防滑性に優れ
好ましい。
【0007】発泡性マイクロカプセルは、加熱によって
粒子径が増大する性質を有するマイクロカプセルであ
り、具体的には芯物質としてn−ブタン,i−ブタン,
ペンタン,ネオペンタンのような低沸点の炭化水素を内
包し、壁膜剤として塩化ビニリデン,アクリロニトリ
ル,メチルメタクリレートのような(メタ)アクリル酸
エステル,スチレンのような芳香族ビニル化合物を主成
分とする熱可塑性樹脂を使用したマイクロカプセル(市
販のカプセルとしては、松本マイクロスフェアF−3
0,F−50,F−80(松本油脂社製)、エクスパン
セルWU−642,WU−551,WU−462(エク
スパンセル社製)等、更に、予め発泡させたカプセルで
ある、エクスパンセルWE−551,DE−551(エ
クスパンセル社製)が例示できる)等が挙げられる。
【0008】接着剤としては、水性系として塗布する場
合にはラテックス系バインダーや水溶性バインダー、非
水性として塗布する場合には油溶性バインダーが使用で
き、また電子線或いは紫外線で硬化する場合にはエチレ
ン性不飽和結合を有するモノマー,オリゴマー或いはプ
レポリマーが使用できる。
【0009】ラテックス系バインダーとしては、スチレ
ン−ブタジエン系ラテックス,アクリロニトリル−ブタ
ジエン系ラテックス,メチルメタクリレート−ブタジエ
ン系ラテックス,アクリル酸エステル系ラテックス,酢
酸ビニル系ラテックス,塩化ビニル系ラテックス及びこ
れらにアクリル酸の如き官能基を含有させたものなどが
挙げられる。
【0010】水溶性バインダーとしては、ゼラチン,カ
ゼイン等のプロテイン類、エーテル化澱粉,エステル化
澱粉,酸化澱粉等の澱粉類、カルボキシメチルセルロー
ス,ヒドロキシエチルセルロース等のセルロース類、ア
ルギン酸ソーダ,アラビヤゴム等の多糖類の如き水溶性
天然高分子化合物、ポリビニルアルコール,ポリアクリ
ル酸,ポリビニルピロリドン,ポリアクリルアミド,マ
レイン酸共重合体等の如き水溶性合成高分子化合物が挙
げられる。
【0011】油溶性バインダーとしては、各種ロジン,
コーパル,ダルマン等の天然樹脂、エチルセルロース,
ヒドロキシプロピルセルロース,ヒドロキシエチルセル
ロース,セルロースアセテートプロピオネート,重合ロ
ジン,エステルガム,等の半合成樹脂、フェノール樹
脂,メラミン樹脂,キシレン樹脂,尿素樹脂,石油樹
脂,アルキド樹脂,アクリル樹脂,塩化ビニル−酢酸ビ
ニル共重合体,ポリアミド樹脂,ポリウレタン,エポキ
シ樹脂等の合成樹脂が挙げられる。
【0012】また電子線或いは紫外線で硬化するエチレ
ン性不飽和結合を有するモノマー,オリゴマー,プレポ
リマーとしては、各種単官能,多官能の(メタ)アクリ
ル酸エステル類,ポリエステルアクリレート,ポリウレ
タンアクリレート等従来公知の化合物があげられる。
【0013】これらのなかでもガラス転移点が40℃以
下の接着剤は、防滑効果が優れるので好ましい。なお、
発泡性マイクロカプセルと接着剤は、通常接着剤100
重量部に対して発泡性マイクロカプセルが1〜90重量
部、好ましくは3〜50重量部、より好ましくは5〜3
0重量部になるように調製される。
【0014】また発泡性マイクロカプセルと接着剤を主
成分とする塗液には、他にシリカ,水酸化アルミニウ
ム,炭酸カルシウム,カオリン,酸化チタン,プラスチ
ックピグメント等の顔料、ポリエチレンワックス等の離
型剤、微粘着粒子、界面活性剤、分散剤、帯電防止剤、
消泡剤、着色剤、蛍光染料等の助剤を必要に応じて添加
する事もできる。通常、水や有機溶剤等の媒体に発泡性
マイクロカプセル及び必要により顔料等の助剤を添加
し、更に接着剤を添加して調製される。
【0015】なお、防滑塗液の塗布量は、一般には防滑
効果とコストの面から乾燥後の塗布量が1〜30g/m
2 程度、好ましくは3〜20g/m2 になるように調整
される。
【0016】マイクロカプセルの発泡は、通常カプセル
塗液を基材に塗布する際の乾燥段階で行われるが、場合
によってはコーター等による再加熱或いは印刷工程中の
加熱や、塗布以前に予め加熱処理して発泡させておくこ
とも可能である。その際の加熱温度は、使用するカプセ
ル壁膜のガラス転移点や処理時間等により変わり一概に
言えないが、前記市販のカプセルの場合90〜170℃
に設定するのが好ましい。加熱方法としては、熱風,熱
ロール,赤外線ヒーター,マイクロ波等の従来公知の方
法を使用できる。
【0017】本発明において使用される離型剤として
は、シリコーン系,フッソ系,高級脂肪酸系,ポリオレ
フィン系など当業界において公知のものが単独使用或い
は併用されるが、効果の点からはシリコーン系,フッソ
系のものが好ましく、中でもシリコーン系のものがより
好ましい。通常これらの離型剤は、水や溶剤に溶解した
溶液型或いは分散したエマルジョン型として調製され塗
布される。その乾燥塗布量は通常、0.1〜3g/m2
程度、好ましくは0.2〜2g/m2 である。因みに
0.1g/m2 に満たないと離型性が充分でなく、また
3g/m2 を越えての使用はコスト高となる。
【0018】本発明は、防滑性領域と離型性領域を支持
体の片面にパターンに設けることが特徴である。例えば
上記防滑性塗液と離型剤を支持体表面にパターンに区分
して塗布する事により得られが、防滑性塗液を支持体全
面塗布し、その層上に離型剤をパターンに塗布する事に
よって設けてもよい。この場合の離型剤塗液粘度により
一概に言えないが、塗液が防滑層にしみ込むことを考慮
して塗布量を0.5〜5g/m2 程度にするとよい。
【0019】なお、防滑性領域と離型性領域の割合は、
防滑性領域の割合が多すぎると、裏面の粘着剤領域が少
なくなり、貼着した際の接着力が低下し易く、一方、離
型性領域の割合が多すぎると、防滑性の機能が十分発揮
できないので、設けるパターンによって一概には言えな
いが、95:5〜5:95程度、好ましくは80:20
〜30:70程度の割合に調節するとよい。
【0020】本発明において使用される粘着剤として
は、当業界において公知のものが挙げられ例えばアクリ
ル系粘着剤,スチレン−イソプレン−スチレン等の合成
ゴム或いは天然ゴムをベースとするゴム系粘着剤等が例
示できる。中でもアクリル系粘着剤は粘着性の経時的安
定性が優れる為より好ましく使用される。
【0021】アクリル系粘着剤は、2−エチルヘキシル
アクリレート,ブチルアクリレート,エチルアクリレー
ト等を主成分として他の非官能性の(メタ)アクリル酸
エステル,(メタ)アクリル酸,ヒドロキシエチル(メ
タ)アクリレート,グリシジル(メタ)アクリレート等
の官能基含有モノマー、更には、ビニル基を1コ以上有
する単官能モノマー、多官能モノマーを、懸濁重合,乳
化重合,溶液重合等の方法により共重合して得られる。
【0022】これらの粘着剤には必要に応じて粘着付与
剤,可塑剤,酸化防止剤,着色剤等の助剤が添加され、
水性系,溶剤系或いはホットメルト系の塗液として調整
される。更に、上記粘着剤にイソシアネート系,エポキ
シ系等の架橋剤を添加したり、電子線照射して架橋させ
てもよい。
【0023】また、接着力の強さの点から粘着剤は、強
粘着タイプ、汎用タイプ、再剥離性タイプ、微粘着タイ
プ等に分類されるが、本発明の構成は何れのタイプの粘
着剤にも適用可能である。本発明の構成では、剥離の重
い強粘着タイプや汎用タイプの粘着剤でも使用すること
ができるので、用途に合わせた接着力の防滑性粘着シー
トを提供することができる。なお粘着剤の塗布量は、乾
燥重量で通常2〜50g/m2 程度、好ましくは3〜3
0g/m2 である。
【0024】本発明における粘着性領域は、シートを重
ねた際に粘着性領域が対向するシートの離型性領域と重
なるように設けるものであるが、粘着剤が経時的にブリ
ードして剥離力が大きく変化するのを防止する為には、
粘着性領域が対向する剥離性領域より狭くするのが望ま
しい。
【0025】なお、非粘着性領域は、粘着剤を塗布して
いない領域であり、例えば塗布層を設けずに基材のまま
でも良く、また、各種の離型剤、各種の接着剤樹脂、更
には接着剤に各種の顔料や離型剤を添加した塗液を、粘
着性領域を除く部分に塗布しても良い。
【0026】本発明の防滑性粘着シートは枚葉状の積層
体としても構わないが、使い易さの点から巻き取り状と
するのがより好ましい。更に、巻き取り状のなかでも各
領域が流れ方向のストライプとなるように設けるのが極
めて生産効率が良いので好ましい。例えば、連続シート
の片面に、防滑性材料と離型性材料を流れ方向のストラ
イプ状に設け、次いでシートの裏面で且つ離型性材料を
設けた部分に対応する箇所に、離型性材料の巾よりも小
さい或いは巾と同一の粘着剤を流れ方向のストライプ状
に設け、巻き取ると、極めて効率良く防滑性粘着シート
を製造することができる。
【0027】なお、各塗液の塗工には、通常フレキソ,
グラビア,スクリーン等の印刷機或いはグラビア,リッ
プ,カーテン,バー,エアーナイフ等の塗工機を用いて
行われる。例えば流れ方向のストライプ状に塗布する場
合、所望の幅の遮蔽板を塗布装置とシートの間に挟み込
む等すれば、効率良く製造することができる。
【0028】本発明における基材としては、紙,含浸
紙,合成紙,フィルム,不織布或いはこれらの複合体を
はじめ従来公知の基材を使用できる。又、基材と防滑
層,離型層,粘着層の密着性が不充分な場合には、基材
に予めプライマー処理を施しておくとよい。
【0029】本発明の防滑性粘着シートは、例えば玄関
マット,カーペット,花ゴザ,置き畳等の各種敷物、人
形,花瓶,彫り物等の各種置物、硯やテープカッター等
の事務用品等の裏面に貼着することにより、使用中の滑
りを防止することができる。
【0030】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を説明するが、
本発明は実施例のみに限定されるものではない。また、
特に断らない限り、例中の部、%は重量部、重量%を示
す。
【0031】実施例1 82g/m2 の耐水紙の片面に、下記の組成からなる防
滑層用塗液をバーコーターで全面に塗布し、140℃で
乾燥し、乾燥塗布量が20g/m2 の防滑層を設けた。
この防滑層上に剥離紙用シリコーン塗液(商品名:X6
2−2542,信越化学社製)を幅5mmの5mm間隔
のストライプ状にグラビアコーターで塗布し、130℃
で乾燥し、乾燥塗布量が1g/m2 の離型剤層を設け
た。ついで、防滑層を塗布した面の反対面で、離型剤層
を設けた領域と同じ位置に、アクリルエマルジョン型粘
着剤塗液(商品名:L−144,日本カーバイド社製)
を、巾5mmに5mm間隔でリップコーターで塗布し、
120℃で乾燥し、乾燥塗布量が20g/m2 の粘着剤
層を設け、次いでこのシートを巻き取って防滑性粘着シ
ートの巻取を得た。
【0032】〔防滑層用塗液〕(乾燥重量部) ・発泡性マイクロカプセル(商品名:エクスパンセルW
U−642,エクスパンセル社製) 5部 ・アクリル酸エステル系ラテックス(商品名:AE−9
42,日本合成ゴム社製,固形分濃度49%) 80部 ・水酸化アルミニウム(商品名:ハイジライトH−4
2,昭和電工社製) 15部 ・カルボキシメチルセルロース(商品名:セロゲンWS
−C,第一工業製薬社製) 0.5部 ・水 150部
【0033】比較例1 実施例1において、離型剤を塗布しなかった以外は、同
様にして防滑性粘着シートの巻取を得た。
【0034】実施例2 防滑層用塗料,離型剤塗料.粘着剤塗料は実施例1と同
じものを用い、以下のように加工した。含浸紙(Sベラ
ンN 95g/m2,特種製紙社製)に、離型剤塗料を
グラビアコーターで幅5mmで5mm間隔のストライプ
状に乾燥塗布量が1g/m2になるように塗布し、13
0℃で乾燥した。
【0035】更に、離型剤塗布面と同じ面の離型剤を塗
布していない部分に防滑層用塗料を乾燥塗布量が3g/
2になるようにリップコーターで塗布し、140℃で
乾燥した。また、離型剤を塗布した面の裏面の離型剤層
と対向する部位に粘着剤塗料を幅4mm、乾燥塗布量が
15g/m2重量となるようにリップコーターで塗布
し、120℃で乾燥し、防滑性粘着シートの巻取を得
た。
【0036】比較例2 実施例2において、離型剤を塗布しなかった以外は、同
様にして防滑性粘着シートの巻取を得た。
【0037】〔評価〕得られた4種類の防滑性粘着シー
トについて、以下の評価を行った。 スリッター適性(製造作業性) 得られた防滑性粘着シートをスリッターで、幅100m
mのテープに加工したところ、実施例1,実施例2のシ
ートは、モーターに負荷もかからず容易にテープ加工で
きた。比較例1のシートは、モーターに大きな負荷がか
かり、またしばしば紙破れが生じてしまい、テープ加工
が困難であった。比較例2のシートもまたモーターに負
荷がかかり、時々紙破れが生じ、テープ加工が困難であ
った。
【0038】使用時の作業適性(取扱性) 得られた100mm幅のテープを、手で10cm程引っ
張りだしたときの感触を評価したところ、実施例1,実
施例2共、容易に引っ張り出すことができた。しかしな
がら、比較例1,比較例2のテープは非常に力を必要と
し、実用的ではなかった。
【0039】使用適性(防滑性) 100mm幅のテープを10cmの長さで切断し、これ
をテープカッターの裏面に貼着したところ、実施例1,
実施例2のシートは防滑効果は充分で、使用時に動くよ
うなこともなかった。一方、比較例1,比較例2のシー
トは、防滑効果は充分であるが、表面がベタつく感じが
あった。
【0040】
【発明の効果】このように本発明の防滑性粘着シート
は、製造作業性、取扱性、防滑性に優れた防滑性粘着シ
ートである。また、本発明の防滑性粘着シートの製造方
法は極めて安定して製造することができる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体の片面に防滑性領域と離型性領域を
    パターンに設け、且つ反対面に粘着性領域と非粘着性領
    域をパターンに設け、これを離型性領域と粘着性領域が
    対向するように複数層重ねた事を特徴とする防滑性粘着
    シート。
  2. 【請求項2】複数層重ねたシートが巻き取り状である請
    求項1記載の防滑性粘着シート。
  3. 【請求項3】防滑性領域と離型性領域のパターン及び粘
    着性領域と非粘着性領域のパターンが、流れ方向のスト
    ライプ状である請求項2記載の防滑性粘着シート。
  4. 【請求項4】連続シートの片面に、防滑性材料と離型性
    材料を流れ方向のストライプ状に設け、次いでシートの
    裏面で且つ離型性材料を設けた部分に対応する箇所に、
    離型性材料の巾よりも小さい或いは同一の巾で粘着剤を
    流れ方向のストライプ状に設け、巻き取ることを特徴と
    する防滑性粘着シートの製造方法。
JP34796392A 1992-12-28 1992-12-28 防滑性粘着シート及びその製造方法 Pending JPH06228512A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1004692C2 (nl) * 1996-12-04 1998-06-05 Syncoglas N V Versterkingsmaterialen en werkwijzen voor de vervaardiging daarvan.

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