JPH06227755A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JPH06227755A JPH06227755A JP5031174A JP3117493A JPH06227755A JP H06227755 A JPH06227755 A JP H06227755A JP 5031174 A JP5031174 A JP 5031174A JP 3117493 A JP3117493 A JP 3117493A JP H06227755 A JPH06227755 A JP H06227755A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- recording
- shutter
- roller
- recorded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 両面・多重記録時に中間積載手段に積載され
る被記録材の積載不良を防止した画像形成装置を提供す
ること。 【構成】 画像情報に応じて被記録材に像を形成する画
像形成手段を有する画像形成装置において、一度画像形
成された被記録材を一時的に積載するための中間積載手
段と、前記中間積載手段に積載する被記録材の先端を突
き当てるためのストッパー部材と、前記ストッパー部材
の上面を押さえるための押さえ部材と、を有する。
る被記録材の積載不良を防止した画像形成装置を提供す
ること。 【構成】 画像情報に応じて被記録材に像を形成する画
像形成手段を有する画像形成装置において、一度画像形
成された被記録材を一時的に積載するための中間積載手
段と、前記中間積載手段に積載する被記録材の先端を突
き当てるためのストッパー部材と、前記ストッパー部材
の上面を押さえるための押さえ部材と、を有する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真方式やインクジ
ェット方式等を採用したプリンター，複写機，ファクシ
ミリ等の画像形成装置に係り、特に両面・多重画像形成
時に被記録材を一時的に積載するための中間積載手段を
有する画像形成装置に関するものである。
ェット方式等を採用したプリンター，複写機，ファクシ
ミリ等の画像形成装置に係り、特に両面・多重画像形成
時に被記録材を一時的に積載するための中間積載手段を
有する画像形成装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、複写機，ファクシミリ等の画像形
成装置においては、記録紙等の被記録材を搬送させなが
ら電子写真方式やインクジェット方式等により画像形成
を行うものが知られている。これらの画像形成装置も、
近年時代のニーズに応じて多機能化しており、例えば複
写機においては、近年記録紙に両面・多重記録が可能な
装置が広く用いられている。
成装置においては、記録紙等の被記録材を搬送させなが
ら電子写真方式やインクジェット方式等により画像形成
を行うものが知られている。これらの画像形成装置も、
近年時代のニーズに応じて多機能化しており、例えば複
写機においては、近年記録紙に両面・多重記録が可能な
装置が広く用いられている。
【０００３】上記複写機においては、図３に示すように
両面・多重記録モードの場合には、画像形成後の記録紙
Ｓを画像面を上側或いは下側にして一旦中間トレイ91に
一時的に積載した後、再度中間トレイ91より記録紙Ｓを
給送して画像形成を行うものである。上記中間トレイ91
においては、記録紙Ｓを積載するとき、先端部をシャッ
ター92に突き当てるまで補助搬送ローラ93で過剰に送
り、記録紙Ｓをシャッター92に突き当てて先端部を揃え
ると、該補助搬送ローラ93は空転するように構成されて
いる。その後シャッター92が解放されると共に給送ロー
ラ94によって給送され、次いで相互に逆方向に回転する
搬送ローラ95及び分離ローラ96によって１枚ずつ分離搬
送される。
両面・多重記録モードの場合には、画像形成後の記録紙
Ｓを画像面を上側或いは下側にして一旦中間トレイ91に
一時的に積載した後、再度中間トレイ91より記録紙Ｓを
給送して画像形成を行うものである。上記中間トレイ91
においては、記録紙Ｓを積載するとき、先端部をシャッ
ター92に突き当てるまで補助搬送ローラ93で過剰に送
り、記録紙Ｓをシャッター92に突き当てて先端部を揃え
ると、該補助搬送ローラ93は空転するように構成されて
いる。その後シャッター92が解放されると共に給送ロー
ラ94によって給送され、次いで相互に逆方向に回転する
搬送ローラ95及び分離ローラ96によって１枚ずつ分離搬
送される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術に示す複写機においては、両面・多重記録モード
の場合に一度画像形成後の記録紙Ｓ１の先端が上方に反
りかえる（以下『カール』と言う）ように湾曲している
場合、中間トレイ91に積載されて、補助搬送ローラ93に
より記録紙Ｓ１の先端をシャッター92に突き当てた後、
しばらくの間過剰に該記録紙Ｓ１を搬送すると、シャッ
ター92の上方に進行して該シャッター92を乗り越えて積
載不良を起こすおそれがあった。
来技術に示す複写機においては、両面・多重記録モード
の場合に一度画像形成後の記録紙Ｓ１の先端が上方に反
りかえる（以下『カール』と言う）ように湾曲している
場合、中間トレイ91に積載されて、補助搬送ローラ93に
より記録紙Ｓ１の先端をシャッター92に突き当てた後、
しばらくの間過剰に該記録紙Ｓ１を搬送すると、シャッ
ター92の上方に進行して該シャッター92を乗り越えて積
載不良を起こすおそれがあった。
【０００５】本発明の目的は、上記従来技術の課題を解
決し、両面・多重記録時に中間積載手段に積載される被
記録材の積載不良を防止した画像形成装置を提供するこ
とにある。
決し、両面・多重記録時に中間積載手段に積載される被
記録材の積載不良を防止した画像形成装置を提供するこ
とにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成し、以下
に述べる実施例に適用される本発明の代表的な画像形成
装置の構成は、画像情報に応じて被記録材に像を形成す
る画像形成手段を有する画像形成装置において、一度画
像形成された被記録材を一時的に積載するための中間積
載手段と、前記中間積載手段に積載する被記録材の先端
を突き当てるためのストッパー部材と、前記ストッパー
部材の上面を押さえるための押さえ部材と、を有するこ
とを特徴とする。
に述べる実施例に適用される本発明の代表的な画像形成
装置の構成は、画像情報に応じて被記録材に像を形成す
る画像形成手段を有する画像形成装置において、一度画
像形成された被記録材を一時的に積載するための中間積
載手段と、前記中間積載手段に積載する被記録材の先端
を突き当てるためのストッパー部材と、前記ストッパー
部材の上面を押さえるための押さえ部材と、を有するこ
とを特徴とする。
【０００７】
【作用】上記手段によれば、両面・多重記録時に一度画
像形成された被記録材を中間積載手段に積載する。この
とき、被記録材の先端部をストッパー部材に突き当てて
先端部を揃える。このとき上記ストッパー部材は、上面
を押さえ部材により押さえられているため、被記録材に
カールが生じていても、上記ストッパー部材を乗り越え
ることが無くなる。
像形成された被記録材を中間積載手段に積載する。この
とき、被記録材の先端部をストッパー部材に突き当てて
先端部を揃える。このとき上記ストッパー部材は、上面
を押さえ部材により押さえられているため、被記録材に
カールが生じていても、上記ストッパー部材を乗り越え
ることが無くなる。
【０００８】
【実施例】次に本発明の一実施例に係る画像形成装置に
ついて、図面を参照して説明する。本実施例は画像形成
装置として複写機を用いて説明するものとする。図１は
複写機の概略構成を示す断面説明図、図２は上記複写機
の中間トレイ近傍の説明図である。
ついて、図面を参照して説明する。本実施例は画像形成
装置として複写機を用いて説明するものとする。図１は
複写機の概略構成を示す断面説明図、図２は上記複写機
の中間トレイ近傍の説明図である。
【０００９】先ず図面を参照して複写機の概略構成につ
いて説明する。本実施例は、画像形成方法として電子写
真方式を採用し、両面・多重記録が可能な複写機を用い
て説明する。この複写機は上部に画像読取部、下部に画
像形成部を有する。
いて説明する。本実施例は、画像形成方法として電子写
真方式を採用し、両面・多重記録が可能な複写機を用い
て説明する。この複写機は上部に画像読取部、下部に画
像形成部を有する。
【００１０】｛画像読取部｝先ず画像読取部の構成を簡
単に説明すると、図１において、１は原稿を載置する原
稿台ガラスであって、使用者は原稿を原稿台ガラス１上
に載置して、読取動作を開始すると露光ランプ２により
原稿面を露光走査する。上記原稿からの反射光像をスリ
ット３、第１，第２，第３反射ミラー４ａ，４ｂ，４
ｃ、レンズ５、第４反射ミラー４ｄを介してＣＣＤ等の
光電変換素子６に結像させ画像信号を得る。この信号は
図示しない増幅回路を経てビデオ処理ユニットにおいて
各種処理を施された後、以下に述べる画像形成部に転送
される。
単に説明すると、図１において、１は原稿を載置する原
稿台ガラスであって、使用者は原稿を原稿台ガラス１上
に載置して、読取動作を開始すると露光ランプ２により
原稿面を露光走査する。上記原稿からの反射光像をスリ
ット３、第１，第２，第３反射ミラー４ａ，４ｂ，４
ｃ、レンズ５、第４反射ミラー４ｄを介してＣＣＤ等の
光電変換素子６に結像させ画像信号を得る。この信号は
図示しない増幅回路を経てビデオ処理ユニットにおいて
各種処理を施された後、以下に述べる画像形成部に転送
される。
【００１１】｛画像形成部｝次に画像形成部の各部の構
成について説明する。 （画像形成手段）図１において、７は像担持体である感
光ドラムであって、中心部で軸支されており図の矢印方
向に回転駆動される。この感光ドラム７の周囲には、そ
の回転方向にしたがって画像形成の各プロセスに寄与す
る前露光ランプ８、一次帯電器９、レーザー発振器等を
装備する露光光学系10、現像装置11、転写帯電器12、除
電針13、クリーニング装置14が順に配置されている。上
記前露光ランプ８及び一次帯電器９において感光ドラム
７の表面に均一な帯電量の電荷を与える。次いで露光光
学系10により、記録画像信号に応じて変調された例えば
レーザービーム等の光線を第１レーザー反射ミラー15
ａ，第２レーザー反射ミラー15ｂを介して感光ドラム７
上に露光させることによって、静電潜像を形成する。ま
た現像装置11は上記潜像に現像剤であるトナーを供給し
て顕画像化させるものである。また転写帯電器12は、上
記トナー画像を被記録材に転写させるものであり、除電
針13は感光ドラム７に付着した被記録材を剥離させるも
のである。上記画像転写領域よりドラム回転方向下流側
には、クリーニング装置13が設けられており、被記録材
に転写されずに感光ドラム７に残留したトナーを掻き落
としてドラム表面の清掃を行う。以上のプロセスを繰り
返すことにより画像形成が行われる。
成について説明する。 （画像形成手段）図１において、７は像担持体である感
光ドラムであって、中心部で軸支されており図の矢印方
向に回転駆動される。この感光ドラム７の周囲には、そ
の回転方向にしたがって画像形成の各プロセスに寄与す
る前露光ランプ８、一次帯電器９、レーザー発振器等を
装備する露光光学系10、現像装置11、転写帯電器12、除
電針13、クリーニング装置14が順に配置されている。上
記前露光ランプ８及び一次帯電器９において感光ドラム
７の表面に均一な帯電量の電荷を与える。次いで露光光
学系10により、記録画像信号に応じて変調された例えば
レーザービーム等の光線を第１レーザー反射ミラー15
ａ，第２レーザー反射ミラー15ｂを介して感光ドラム７
上に露光させることによって、静電潜像を形成する。ま
た現像装置11は上記潜像に現像剤であるトナーを供給し
て顕画像化させるものである。また転写帯電器12は、上
記トナー画像を被記録材に転写させるものであり、除電
針13は感光ドラム７に付着した被記録材を剥離させるも
のである。上記画像転写領域よりドラム回転方向下流側
には、クリーニング装置13が設けられており、被記録材
に転写されずに感光ドラム７に残留したトナーを掻き落
としてドラム表面の清掃を行う。以上のプロセスを繰り
返すことにより画像形成が行われる。
【００１２】（給送手段）16，17，18，19は被記録材で
ある記録紙Ｓを収納するための第１，第２，第３，第４
カセットであって、各カセット内から記録紙Ｓを１枚ず
つ送り出すためのピックアップローラ20，21，22，23、
各ピックアップローラから送り出された記録紙Ｓを搬送
手段に１枚ずつ分離給送するための給紙ローラ24ａ，25
ａ，26ａ，27ａ及び分離ローラ24ｂ，25ｂ，26ｂ，27ｂ
等が設けられている。
ある記録紙Ｓを収納するための第１，第２，第３，第４
カセットであって、各カセット内から記録紙Ｓを１枚ず
つ送り出すためのピックアップローラ20，21，22，23、
各ピックアップローラから送り出された記録紙Ｓを搬送
手段に１枚ずつ分離給送するための給紙ローラ24ａ，25
ａ，26ａ，27ａ及び分離ローラ24ｂ，25ｂ，26ｂ，27ｂ
等が設けられている。
【００１３】（搬送手段，レジスト手段）上記各カセッ
ト16，17，18，19から給送された記録紙Ｓは、搬送縦パ
スに設けられた縦パスローラ28，29，30，31，32によっ
て搬送される。33はレジスト前ローラであって、上記搬
送縦パス若しくはマルチフィーダー部34より搬送された
記録紙Ｓをレジストローラ対35に搬送するものである。
上記レジストローラ対35は一時的に停止しており、記録
紙Ｓの先端をニップに突き当てて斜行を補正すると共
に、画像形成のタイミングに合わせて記録紙Ｓを転写領
域に送り出すものである。
ト16，17，18，19から給送された記録紙Ｓは、搬送縦パ
スに設けられた縦パスローラ28，29，30，31，32によっ
て搬送される。33はレジスト前ローラであって、上記搬
送縦パス若しくはマルチフィーダー部34より搬送された
記録紙Ｓをレジストローラ対35に搬送するものである。
上記レジストローラ対35は一時的に停止しており、記録
紙Ｓの先端をニップに突き当てて斜行を補正すると共
に、画像形成のタイミングに合わせて記録紙Ｓを転写領
域に送り出すものである。
【００１４】（画像転写手段）前述したように、レジス
トローラ対35によって感光ドラム７に形成されたトナー
画像と同期取りして転写領域に搬送された記録紙Ｓは、
ドラム面に巻き付くように搬送され、このとき転写帯電
器12によって所定バイアスを印加することによってトナ
ー画像が転写される。そして除電針13によって静電的に
吸着した記録紙Ｓをドラム面より分離した後、搬送ベル
ト36によって定着手段に搬送する。
トローラ対35によって感光ドラム７に形成されたトナー
画像と同期取りして転写領域に搬送された記録紙Ｓは、
ドラム面に巻き付くように搬送され、このとき転写帯電
器12によって所定バイアスを印加することによってトナ
ー画像が転写される。そして除電針13によって静電的に
吸着した記録紙Ｓをドラム面より分離した後、搬送ベル
ト36によって定着手段に搬送する。
【００１５】（定着手段，排出手段）上記搬送ベルト36
によって搬送された記録紙Ｓは、定着器37に搬送され
て、内部にハロゲンヒータ等の熱源を備えた定着ローラ
と該定着ローラに加圧される加圧ローラ（加圧ローラ側
に熱源を有する場合もある）との間を通過する際にトナ
ー画像が記録紙Ｓに定着される。上記定着器37より記録
紙搬送方向下流側には、第１フラッパ38が回動可能に設
けられており、記録紙Ｓの搬送パスを自動的に切り換え
るものである。即ち、画像定着後の記録紙Ｓは、片面記
録モードの場合には、排紙ローラ対39より装置外に搬送
されて、図示しない排出トレイ上に排出される。また両
面或いは多重記録モードの場合には第１フラッパ38によ
り排紙縦パス部40に導かれる。尚、60は装置内の暖気を
排気する排気ファンである。
によって搬送された記録紙Ｓは、定着器37に搬送され
て、内部にハロゲンヒータ等の熱源を備えた定着ローラ
と該定着ローラに加圧される加圧ローラ（加圧ローラ側
に熱源を有する場合もある）との間を通過する際にトナ
ー画像が記録紙Ｓに定着される。上記定着器37より記録
紙搬送方向下流側には、第１フラッパ38が回動可能に設
けられており、記録紙Ｓの搬送パスを自動的に切り換え
るものである。即ち、画像定着後の記録紙Ｓは、片面記
録モードの場合には、排紙ローラ対39より装置外に搬送
されて、図示しない排出トレイ上に排出される。また両
面或いは多重記録モードの場合には第１フラッパ38によ
り排紙縦パス部40に導かれる。尚、60は装置内の暖気を
排気する排気ファンである。
【００１６】（両面・多重搬送機構）本実施例に係る複
写機は、記録紙Ｓの両面・多重に記録できるように構成
されており、以下そのための構成について説明する。図
１において、上記第１フラッパ38によって排紙縦パス40
に導かれた記録紙Ｓは、第２フラッパ41によって両面或
いは多重記録に応じて記録紙Ｓの搬送方向が切り換えら
れる。即ち、両面記録の場合には、反転パス42に導かれ
て反転ローラ43の逆転により送りこまれた際の後端側を
先頭にして画像面を上側にして搬送される。また多重記
録の場合には画像面を下側にして搬送される。そして、
各種サイズフラッパ44，45，46，47によって記録紙サイ
ズごとに入り口を決められて中間積載手段である中間ト
レイ48上に積載される。上記中間トレイ48に積載された
記録紙Ｓは、サイド規制板48ａによって幅方向の位置決
めがなされ、補助搬送ローラ49及び給送ローラ50によっ
て搬送されてストッパー部材であるシャッター51に先端
を突き当てられた後、搬送ローラ52及び分離ローラ53に
よって１枚ずつ分離搬送され、前記搬送手段の搬送縦パ
スに合流して搬送される。
写機は、記録紙Ｓの両面・多重に記録できるように構成
されており、以下そのための構成について説明する。図
１において、上記第１フラッパ38によって排紙縦パス40
に導かれた記録紙Ｓは、第２フラッパ41によって両面或
いは多重記録に応じて記録紙Ｓの搬送方向が切り換えら
れる。即ち、両面記録の場合には、反転パス42に導かれ
て反転ローラ43の逆転により送りこまれた際の後端側を
先頭にして画像面を上側にして搬送される。また多重記
録の場合には画像面を下側にして搬送される。そして、
各種サイズフラッパ44，45，46，47によって記録紙サイ
ズごとに入り口を決められて中間積載手段である中間ト
レイ48上に積載される。上記中間トレイ48に積載された
記録紙Ｓは、サイド規制板48ａによって幅方向の位置決
めがなされ、補助搬送ローラ49及び給送ローラ50によっ
て搬送されてストッパー部材であるシャッター51に先端
を突き当てられた後、搬送ローラ52及び分離ローラ53に
よって１枚ずつ分離搬送され、前記搬送手段の搬送縦パ
スに合流して搬送される。
【００１７】次に上記中間トレイ48の近傍の構成につい
て図２を参照して詳述する。上記補助搬送ローラ49は回
動可能な第１アーム54ａの先端に回転可能に支持されて
おり、該アーム54ａには引張バネ54ｂ及びソレノイドＳ
Ｌ１が連結している。上記アーム54ａは引張バネ54ｂに
よって反時計回り方向に付勢されており、通常は補助搬
送ローラ49は記録紙Ｓより離間しているが、上記ソレノ
イドＳＬ１に通電する（ＯＮする）ことによって該アー
ム54ａが時計回り方向（矢印Ｂ方向）に回転して補助搬
送ローラ49は記録紙Ｓに当接する。また上記補助搬送ロ
ーラ49は、常時回転しておりソレノイドＳＬ１をＯＮす
ることにより記録紙Ｓを補助搬送する。更に上記補助搬
送ローラ49は、記録紙Ｓの先端がシャッター51に突き当
たった後は、搬送力が該シャッター51に負けて空転し、
所定時間経過後に駆動を停止する。
て図２を参照して詳述する。上記補助搬送ローラ49は回
動可能な第１アーム54ａの先端に回転可能に支持されて
おり、該アーム54ａには引張バネ54ｂ及びソレノイドＳ
Ｌ１が連結している。上記アーム54ａは引張バネ54ｂに
よって反時計回り方向に付勢されており、通常は補助搬
送ローラ49は記録紙Ｓより離間しているが、上記ソレノ
イドＳＬ１に通電する（ＯＮする）ことによって該アー
ム54ａが時計回り方向（矢印Ｂ方向）に回転して補助搬
送ローラ49は記録紙Ｓに当接する。また上記補助搬送ロ
ーラ49は、常時回転しておりソレノイドＳＬ１をＯＮす
ることにより記録紙Ｓを補助搬送する。更に上記補助搬
送ローラ49は、記録紙Ｓの先端がシャッター51に突き当
たった後は、搬送力が該シャッター51に負けて空転し、
所定時間経過後に駆動を停止する。
【００１８】また前記給送ローラ50は、搬送ローラ52の
回転軸を中心に回動可能な第２アーム55ａの先端に回転
可能に支持されており、該アーム55ａにはソレノイドＳ
Ｌ２が連結されており、該ソレノイドＳＬ２に通電する
（ＯＮする）時にはアーム55ａは時計回り方向（矢印Ｃ
方向）に回転して給送ローラ50は記録紙Ｓより離間し、
ソレノイドＳＬ２に通電停止する（ＯＦＦする）時には
自重により反時計回り方向に回転して給送ローラ50は記
録紙Ｓに当接する。また上記第２アーム55ａは、後述す
るように、シャッター51の押さえ部材を兼用している。
回転軸を中心に回動可能な第２アーム55ａの先端に回転
可能に支持されており、該アーム55ａにはソレノイドＳ
Ｌ２が連結されており、該ソレノイドＳＬ２に通電する
（ＯＮする）時にはアーム55ａは時計回り方向（矢印Ｃ
方向）に回転して給送ローラ50は記録紙Ｓより離間し、
ソレノイドＳＬ２に通電停止する（ＯＦＦする）時には
自重により反時計回り方向に回転して給送ローラ50は記
録紙Ｓに当接する。また上記第２アーム55ａは、後述す
るように、シャッター51の押さえ部材を兼用している。
【００１９】また前記シャッター51は、ヒンジ51ａを中
心に矢印Ｆ，Ｇ方向に回動可能に取り付けられており、
該シャッター51の一端には引張バネ56及びソレノイドＳ
Ｌ３が連結されている（ソレノイドＳＬ３の作動棒は矢
印Ｄ，Ｅ方向に移動する）。上記シャッター51は、引張
バネ56に引っ張られることにより矢印Ｇ方向に回転する
が、ソレノイドＳＬ３に通電（ＯＮする）ことにより矢
印Ｆ方向に回転するように構成されている。
心に矢印Ｆ，Ｇ方向に回動可能に取り付けられており、
該シャッター51の一端には引張バネ56及びソレノイドＳ
Ｌ３が連結されている（ソレノイドＳＬ３の作動棒は矢
印Ｄ，Ｅ方向に移動する）。上記シャッター51は、引張
バネ56に引っ張られることにより矢印Ｇ方向に回転する
が、ソレノイドＳＬ３に通電（ＯＮする）ことにより矢
印Ｆ方向に回転するように構成されている。
【００２０】上記ソレノイドＳＬ３をＯＮした状態でソ
レノイドＳＬ２をＯＦＦすると、図２に示すようにシャ
ッター51の上面Ｈが、第２アーム55ａによって押さえら
れる。この状態で中間トレイ48上を前記補助搬送ローラ
49及び給送ローラ50により過剰に搬送された記録紙Ｓ１
の先端部に上向きのカールが生じていても、該記録紙Ｓ
１がシャッター51の上面Ｈを乗り越えることを防止する
ことができ、積載性を安定化させることができる。また
図のように、第２アーム55ａの下側に突起部Ｊを形成す
ると、乗り越え防止効果が一層向上する。
レノイドＳＬ２をＯＦＦすると、図２に示すようにシャ
ッター51の上面Ｈが、第２アーム55ａによって押さえら
れる。この状態で中間トレイ48上を前記補助搬送ローラ
49及び給送ローラ50により過剰に搬送された記録紙Ｓ１
の先端部に上向きのカールが生じていても、該記録紙Ｓ
１がシャッター51の上面Ｈを乗り越えることを防止する
ことができ、積載性を安定化させることができる。また
図のように、第２アーム55ａの下側に突起部Ｊを形成す
ると、乗り越え防止効果が一層向上する。
【００２１】上記中間トレイ48上に記録紙Ｓを所定量積
載すると、ソレノイドＳＬ３がＯＦＦしてシャッター51
が矢印Ｇ方向に回転し、同時にソレノイドＳＬ２がＯＮ
とＯＦＦを繰り返す度に、記録紙Ｓは給送されて、互い
に逆方向に回転する搬送ローラ52及び分離ローラ53間に
挟持されて１枚ずつ搬送手段の搬送縦パスに合流して画
像形成手段に搬送される。尚、上記搬送ローラ52には逆
転防止用のクラッチＣＬ１が設けられている。
載すると、ソレノイドＳＬ３がＯＦＦしてシャッター51
が矢印Ｇ方向に回転し、同時にソレノイドＳＬ２がＯＮ
とＯＦＦを繰り返す度に、記録紙Ｓは給送されて、互い
に逆方向に回転する搬送ローラ52及び分離ローラ53間に
挟持されて１枚ずつ搬送手段の搬送縦パスに合流して画
像形成手段に搬送される。尚、上記搬送ローラ52には逆
転防止用のクラッチＣＬ１が設けられている。
【００２２】上記構成によれば、中間トレイ48に記録紙
Ｓを積載する場合に、シャッター51の上面Ｈを第２アー
ム55ａによって押さえることにより、記録紙Ｓに上向き
のカールが付与されていても、上記シャッター51を乗り
越えることが無くなり、積載不良を防止することができ
る。
Ｓを積載する場合に、シャッター51の上面Ｈを第２アー
ム55ａによって押さえることにより、記録紙Ｓに上向き
のカールが付与されていても、上記シャッター51を乗り
越えることが無くなり、積載不良を防止することができ
る。
【００２３】尚、画像形成手段としては電子写真方式に
限らず、他の手段、例えばインクジェット方式や熱転写
記録方式等であってもよい。
限らず、他の手段、例えばインクジェット方式や熱転写
記録方式等であってもよい。
【００２４】
【発明の効果】本発明に係る画像形成装置は前述したよ
うに、両面・多重記録時に一度画像形成された被記録材
を中間積載手段に積載する場合に、ストッパー部材の上
面を押さえ部材によって押さえることにより、前記被記
録材に上向きのカールが付与されていてもこれを過剰に
送ることによって、前記ストッパー部材を乗り越えるこ
とが無くなり、前記中間積載手段における積載不良を防
止することができる。
うに、両面・多重記録時に一度画像形成された被記録材
を中間積載手段に積載する場合に、ストッパー部材の上
面を押さえ部材によって押さえることにより、前記被記
録材に上向きのカールが付与されていてもこれを過剰に
送ることによって、前記ストッパー部材を乗り越えるこ
とが無くなり、前記中間積載手段における積載不良を防
止することができる。
【図１】複写機の概略構成を示す断面説明図である。
【図２】上記複写機の中間トレイ近傍の説明図である。
【図３】従来の複写機の中間トレイ近傍の説明図であ
る。
る。
【符号の説明】 Ｓ…記録紙 ＳＬ１，ＳＬ２，ＳＬ３…ソレノイド ＣＬ１…クラッチ １…原稿台ガラス ２…露光ランプ ３…スリット ４ａ…第１反射ミラー ４ｂ…第２反射ミラー ４ｃ…第３反射ミラー ４ｄ…第４反射ミラー ５…レンズ ６…光電変換素子 ７…感光ドラム ８…前露光ランプ ９…一次帯電器 10…露光光学系 11…現像装置 12…転写帯電器 13…除電針 14…クリーニング装置 15ａ…第１レーザー反射ミラー 15ｂ…第２レーザー反射ミラー 16…第１カセット 17…第２カセット 18…第３カセット 19…第４カセット 20，21，22，23…ピックアップローラ 24ａ，25ａ，26ａ，27ａ…給紙ローラ 24ｂ，25ｂ，26ｂ，27ｂ，53…分離ローラ 28，29，30，31，32…縦パスローラ 33…レジスト前ローラ 34…マルチフィーダー部 35…レジストローラ対 36…搬送ベルト 37…定着器 38…第１フラッパ 39…排紙ローラ対 40…排紙縦パス部 41…第２フラッパ 42…反転パス 43…反転ローラ 44，45，46，47…サイズフラッパ 48…中間トレイ 48ａ…サイド規制板 49…補助搬送ローラ 50…給送ローラ 51…シャッター 52…搬送ローラ 54ａ…第１アーム 54ｂ，55ｂ，56…引張バネ 55ａ…第２アーム 60…排気ファン
Claims (1)
- 【請求項１】 画像情報に応じて被記録材に像を形成す
る画像形成手段を有する画像形成装置において、 一度画像形成された被記録材を一時的に積載するための
中間積載手段と、 前記中間積載手段に積載する被記録材の先端を突き当て
るためのストッパー部材と、 前記ストッパー部材の上面を押さえるための押さえ部材
と、 を有する画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5031174A JPH06227755A (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5031174A JPH06227755A (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | 画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06227755A true JPH06227755A (ja) | 1994-08-16 |
Family
ID=12324083
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5031174A Pending JPH06227755A (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06227755A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112218762A (zh) * | 2018-05-11 | 2021-01-12 | 惠普发展公司，有限责任合伙企业 | 用于在整理器中汇集记录介质的压下件 |
-
1993
- 1993-01-28 JP JP5031174A patent/JPH06227755A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112218762A (zh) * | 2018-05-11 | 2021-01-12 | 惠普发展公司，有限责任合伙企业 | 用于在整理器中汇集记录介质的压下件 |
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