JPH0622725Y2 - 住宅ユニットの連結金具及び連結構造 - Google Patents

住宅ユニットの連結金具及び連結構造

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JPH0622725Y2
JPH0622725Y2 JP6974588U JP6974588U JPH0622725Y2 JP H0622725 Y2 JPH0622725 Y2 JP H0622725Y2 JP 6974588 U JP6974588 U JP 6974588U JP 6974588 U JP6974588 U JP 6974588U JP H0622725 Y2 JPH0622725 Y2 JP H0622725Y2
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JP
Japan
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housing unit
housing
upper beam
housing units
lower beam
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP6974588U
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English (en)
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JPH0274402U (ja
Inventor
直樹 島田
寛孝 宮崎
謙一 前田
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0274402U publication Critical patent/JPH0274402U/ja
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  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、上下に隣接する住宅ユニットを連結する連結
金具及び連結構造に関する。
(従来の技術) 従来の住宅ユニットの連結構造は、上側の住宅ユニット
の下梁及び下側の住宅ユニットの上梁と、両梁間に設け
られる連結プレートとにそれぞれボルト挿入穴を開け、
梁の穴と連結プレートの穴を位置合せすると共に、これ
らの穴にボルトを通し、このボルトとナットを締め付け
て連結する構造であった(例えば、特公昭53−705
5号公報参照)。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来構造にあっては、以下に
列挙する問題があった。
梁に穴が開けられるので、梁自信の剛性が低下する。
ボルトとナットの締め付け位置が、梁の穴の位置によ
って制約される。
梁と連結プレートの穴の位置合せが必要であり面倒で
ある。
本考案は、上述のような問題に着目し、梁に穴を開ける
ことなく住宅ユニットを連結することができる連結金具
及びその連結金具を用いた連結構造を提供する。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上述のような課題を解決することを目的とし
てなされたもので、この目的達成のために、本考案の連
結金具は、上下に隣接する住宅ユニットを連結する連結
金具であって、断面略コの字形に折曲されると共に、両
端が内側に折り返されており、その折り返し端で上側の
住宅ユニットの下梁と下側の住宅ユニットの上梁を挾着
可能な挾着部材と、該挾着部材の折り返し端を下梁及び
上梁に対して締め付け可能な締付部材と、で構成されて
いるものである。また、本考案の連結構造は、上側の住
宅ユニットの下梁と下側の住宅ユニットの上梁とが、前
記連結金具の挾着及び締め付けによって連結されている
ものである。
(作用) 従って、連結金具によって上下に隣接する住宅ユニット
を連結する際には、上側の住宅ユニットの下梁と下側の
住宅ユニットの上梁を、挾着部材の折り返し端により同
時に挾着し、次に、締結部材により前記折り返し端を下
梁及び上梁に対して締め付けることにより行われる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により詳述する。
まず、第1図〜第4図に示す実施例について、その構成
を説明する。
第1図は、上下に隣接する住宅ユニットUを連結する連
結金具Aを示しており、この連結金具Aは、挾着部材1
と、ボルト2及びナット3で構成されている。
前記挾着部材1は、上側の住宅ユニットUの下梁5と下
側の住宅ユニットUの上梁6を挾着するもので、断面略
コの字形に折曲され、水平方向に延在するフランジ1
1,11の先端には、内側に折り返された折り返し端1
11,111が形成されている。
また、前記ボルト2及びナット3は、前記挾着部材1の
フランジ11,11に形成されているボルト挿入穴11
2,112を通して設けられている。尚、21は平座
金、22はバネ座金である。
次に、第2図及び第3図は、前記連結金具Aを用いて連
結された住宅ユニットUの連結構造を示している。第4
図に示した住宅の一例で説明すると、第2図は、上下左
右に隣接する四つの住宅ユニットUの連結部分Wの連結
構造を示し、また、第3図は、上下に隣接する二つの住
宅ユニットUの連結部分Vの連結構造を示している。
尚、住宅ユニットUの下梁5及び上梁7は、コ形鋼で形
成されており、水平方向に延在するフランジ61,71
が住宅ユニットUの内側を向くように柱(図示省略)に
対して固定されている。
まず、第2図に示すように、上下左右に隣接する四つの
住宅ユニットUを連結する際には、二つの連結金具A
と、一枚の連結プレート4が用いられる。
この連結プレート4は、左右に隣接する住宅ユニットU
を連結するためのもので、左右の住宅ユニットU間に架
け渡された状態で、上側の住宅ユニットUの下梁6と下
側の住宅ユニットUの上梁7との間に設けられる。
更に、前記連結プレート4を介して配設されている下梁
6の下側のフランジ61と上梁7の上側フランジ71
は、連結金具Aの挾持部材1によって同時に挾着され、
ボルト2とナット3によって締め付けられる。
尚、挾着部材1は、折り返し端111が下梁6のフェブ
62及び上梁7のフェブ72に当る位置まで押し込まれ
る。挾着部材1は両端が折り返されていることで、下梁
6のフランジ61及び上梁7のフランジ71に対し、引
っ掛かることなくスムーズに押し込むことができる。
また、この連結金具Aは、ボルト2とナット3の締め付
け力を折り返し端111に集中させ、高い連結強度を確
保することができる。
次に、第3図に示すように、二つの住宅ユニットUを連
結する際には、一つの連結金具Aと、一枚の連結プレー
ト5が用いられる。
連結プレート5は、下梁6及び上梁7の横幅とほぼ同幅
に形成されており、下梁6と上梁7の間隙を確保するス
ペーサの役目を果たしている。
尚、第3図に示すように、挾着部材1のフランジ11と
下梁6のウェブ61及び上梁7のウェブ71間を密閉さ
せる位置にフラッシュバンド88を設けることにより、
連結金具Aによる下梁6と上梁7の連結強度が長く保持
できる。
他の構造は、上述した第2図の構成と同様であるので説
明を省略する。
上述のように、本実施例では、前記連結金具Aを用いて
住宅ユニットUを連結したので、下梁6及び上梁7と連
結プレート4,5とにボルト挿入穴を開ける必要がな
い。それにより、下梁6及び上梁7の剛性を低下させる
といった問題や、下梁6及び上梁7の連結箇所が制約さ
れるといった不便さをなくすことができ、更に位置合せ
等を必要としない容易な作業で住宅ユニットUを連結で
きる。
以上、本考案の実施例を図面により詳述してきたが、具
体的な構成はこの実施例に限られるものではなく本考案
の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本考案
に含まれる。
例えば、実施例では、住宅ユニットの梁がコ形鋼で形成
されている場合を例にとって説明したが、I形鋼で形成
されている場合等にも適用できる。
また実施例では、住宅ユニットが全て居室を形成する居
室ユニットである場合を想定し、下梁(床梁)と上梁
(天井梁)の連結構造について説明したが、居室ユニッ
トの上に屋根ユニットが設けられる場合には、屋根ユニ
ットの下梁(屋根梁)と居室ユニットの上梁(天井梁)
の連結構造に適用してもよい。
(考案の効果) 本考案は、上述の通り構成されているので、次に記載す
る効果が得られる。
まず、請求項1の住宅ユニットの連結金具においては、
梁に穴を開けることなく上下に隣接する住宅ユニットを
連結することができ、しかも連結強度は十分に確保でき
る。
次に、請求項2の住宅ユニットの連結構造においては、
連結金具を用いて梁に穴を開けずに住宅ユニットを連結
させたことにより、梁の剛性を低下させるといった問題
や、梁の連結箇所が制約されるといった不便さをなくす
ことができ、また位置合せ等を必要しないので作業を簡
略化することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の住宅ユニットの連結金具Aを示
す側面図、第2図及び第3図は実施例の住宅ユニットの
連結構造を示す縦断面図、第4図はユニット住宅を示す
説明図である。 A……連結金具 1……挾着部材 111……折り返し端 2……ボルト(締付部材) 3……ナット(締付部材) U……住宅ユニット 6……下梁 7……上梁

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下に隣接する住宅ユニットを連結する連
    結金具であって、 断面略コの字形に折曲されると共に、両端が内側に折り
    返されており、その折り返し端で上側の住宅ユニットの
    下梁と下側の住宅ユニットの上梁を挾着可能な挾着部材
    と、 該挾着部材の折り返し端を下梁及び上梁に対して締め付
    け可能な締付部材と、で構成されていることを特徴とす
    る住宅ユニットの連結金具。
  2. 【請求項2】上下に隣接する住宅ユニットの連結構造で
    あって、上側の住宅ユニットの下梁と下側の住宅ユニッ
    トの上梁とが、請求項1記載の連結金具の挾着及び締め
    付けによって連結されていることを特徴とする住宅ユニ
    ットの連結構造。
JP6974588U 1988-05-26 1988-05-26 住宅ユニットの連結金具及び連結構造 Expired - Lifetime JPH0622725Y2 (ja)

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JPH0274402U JPH0274402U (ja) 1990-06-07
JPH0622725Y2 true JPH0622725Y2 (ja) 1994-06-15

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JP2007314937A (ja) * 2006-05-23 2007-12-06 Sumiju Nakamichi House Co Ltd 柱連結式コンテナハウス

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JPH0274402U (ja) 1990-06-07

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