JPH06227068A - カッター付き印刷装置 - Google Patents

カッター付き印刷装置

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Publication number
JPH06227068A
JPH06227068A JP5014258A JP1425893A JPH06227068A JP H06227068 A JPH06227068 A JP H06227068A JP 5014258 A JP5014258 A JP 5014258A JP 1425893 A JP1425893 A JP 1425893A JP H06227068 A JPH06227068 A JP H06227068A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutter
stacker
processing
paper
processing unit
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5014258A
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English (en)
Inventor
Kiyoaki Fujikura
清明 藤倉
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カッター運用モードとスタッカー運用モード
とを少ないメモリ容量でしかも迅速に切り換えるカッタ
ー付き印刷装置を提供する。 【構成】 ホスト計算機システム2からのコマンドに基
づき印刷装置本体3により用紙に印刷を行いカッター1
2により印刷用紙を切断するカッター付き印刷装置であ
って、スタッカー14は連続用紙を収納し、カッター処
理部19aはコマンドに対応してカッター12を動作さ
せる処理内容を格納し、スタッカー処理部19bはコマ
ンドに対応してスタッカー14を動作させる処理内容を
格納する。制御分岐手段20は印刷装置本体3がカッタ
ー12又はスタッカー14を使用するかに応じてカッタ
ー処理部19a又はスタッカー処理部19bに接続して
ホスト計算機システム2から送られてくるコマンドに対
応する処理内容を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホスト計算機システム
に接続され、その計算機システムからの指示によって印
刷、ミシン目位置での切断、収納などの動作を行うカッ
ター付き印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カッター付き印刷装置は、ホスト計算機
システムに接続され、その計算機システムからの指示に
よって印刷、ミシン目位置での切断、収納などの動作を
行うものである。近年、この分野の印刷装置は、例えば
レーザプリンタのように低騒音、高機能、高速化してき
ており、中でも高速化に対して市場の要求が強い。
【0003】しかし、印刷速度が高速になってくると、
用紙のハンドリングを行うためのオペレータの負担が増
加するため、オペレータの負担を軽減すべきカッター付
き印刷装置が開発された。例えば、前後処理装置の1つ
であるJOB単位のミシン目位置で用紙切断を行う後処
理装置(カッター)付き高速プリンタ装置がある。
【0004】図11は従来のこの種のカッター付き高速
プリンタ装置の構造図である。図11において、装置1
aには、高速プリンタ本体3a、カッター装置本体4が
設けられている。高速プリンタ本体3aでは、印刷前の
連続用紙が収容されているホッパー部10から連続用紙
が感光ドラム11に送られ、感光ドラム11により用紙
が印刷されてカッター装置本体4に送られる。
【0005】次に、カッター装置本体4では、連続用紙
のミシン目位置で用紙を切断するカッター12により連
続用紙のミシン目位置で用紙をカットする。そして、カ
ットされた後のまとまった単位の印刷済用紙16は、用
紙トレイ15に一時目的に収納される。
【0006】このように、従来のカッター付き高速プリ
ンタ装置は、カッター12を備えたカッター専用装置で
あった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記印
刷済みの連続用紙をまとまった単位でカットせずにこの
連続用紙を収納したい場合がある。このため、従来より
カッター高速プリンタ装置に前記印刷済みの連続用紙を
収納するスタッカーを備え、カッターを使用するカッタ
ー運用かあるいは連続帳票用紙を使用するスタッカー運
用かを選択できる装置とすることが考えられる。
【0008】しかし、2つの運用モードをサポートする
ための制御プログラムが2倍になり、メモリ容量をかな
り必要とする。また、運用モードが変更された場合には
その変更に対応した制御プログラムを再びロードする必
要であるため、時間がかかる。さらに、2つの運用モー
ドをサポートした後、ホスト計算機システムから印刷装
置に送出するカッター用データセット又は連続帳票用紙
用データセットと印刷装置側の運用モードとが一致して
いない場合には、所望する印刷結果が得られないという
問題があった。
【0009】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、カッター運用モード
とスタッカー運用モードとを少ないメモリ容量でしかも
迅速に切り換えできるカッター付き印刷装置を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決し目的を達成するために下記の構成とした。本発明
は、制御プログラム全体を3つの部分に分割し、その全
てをメモリ上にロードしておいて特別な制御分岐部を設
けることにより問題を解決した。
【0011】図1は本発明の原理図である。カッター付
き印刷装置は、ホスト計算機システム2からのコマンド
又はデータに基づき印刷装置本体3によって用紙に印刷
を行うと共に、カッター12によって印刷用紙を任意の
位置で切断する。
【0012】スタッカー14は連続用紙を収納する。カ
ッター処理部19aは前記コマンドに対応してカッター
12を動作させるための処理内容を格納している。スタ
ッカー処理部19bは、前記コマンドに対応してスタッ
カー14を動作させるための処理内容を格納している。
【0013】制御分岐手段20は、印刷装置本体3がカ
ッター12を使用するかスタッカー14を使用するかに
応じて、前記カッター処理部19a又はスタッカー処理
部19bに接続することによりホスト計算機システム2
から送出されてくるコマンドに対応する処理内容を変更
する。
【0014】ここで、カッター12又はスタッカー14
の運用モードに関係なくコマンドに対して処理内容を変
更しない共通処理部19cを備え、前記制御分岐手段2
0は、前記共通処理部19cの処理内容と前記カッター
処理部19aの処理内容又はスタッカー処理部19bの
処理内容とを格納するよう構成する。
【0015】また、前記カッター処理部19a、スタッ
カー処理部19b、共通処理部19cの処理内容は、メ
モリ17内のカッター処理プログラム18a、スタッカ
ー処理プログラム18b、共通処理プログラム18cに
格納されているとよい。
【0016】さらに、前記印刷装置本体3に用紙を装着
するよう制御する用紙装着動作制御回路32、用紙装着
動作制御回路32により印刷装置本体3に用紙の装着が
完了した時点で前記制御分岐手段20を駆動する制御分
岐駆動回路34とを備えるようにする。
【0017】前記印刷装置本体3に用紙を装着した場合
に前記カッター12とスタッカー14とのいずれに用紙
を搬送するかを示す切換運用モード指示を出力する用紙
搬送方向切換手段13を備え、前記制御分岐駆動回路3
4は、前記用紙搬送方向切換手段13からの切換運用モ
ード指示に基づき前記制御分岐手段20を駆動するよう
にする。
【0018】前記制御分岐手段20は、スタッカー14
を使用する場合にホスト計算機システム2から送られる
カットコマンドに対するスタッカー処理部19bの処理
内容を無動作とすることで、装置側の運用モードに対応
してホスト計算機システム側のデータセットを変更しな
くともよく、カッター運用時のコマンドシーケンスがそ
のまま使用できるという大きな効果がある。
【0019】
【作用】本発明によれば、カッター処理部19aがコマ
ンドに対応してカッター12を動作させるための処理内
容を格納し、スタッカー処理部19bが、コマンドに対
応してスタッカー14を動作させるための処理内容を格
納している。
【0020】そして、制御分岐手段20は、印刷装置本
体3がカッター12を使用するかスタッカー14を使用
するかに応じて、カッター処理部19a又はスタッカー
処理部19bに接続することによりホスト計算機システ
ム2から送出されてくるコマンドに対応する処理内容を
変更するので、同一のコマンドであっても異なる処理内
容の振り分けが行え、しかも瞬時に運用モードの切換が
行える。また、スタッカを使用する場合とカッターを使
用する場合に一方のみを使用するメモリ容量で済むの
で、少ないメモリ資源で行える。
【0021】
【実施例】以下、本発明に係るカッター付き印刷装置の
一実施例を説明する。図2は本発明に係るカッター付き
印刷装置の一実施例を示す構成図である。図2におい
て、カッター付き印刷装置1は、例えばカッター付き高
速プリンタ装置であり、ホスト計算機システム2に接続
される。カッター付き印刷装置1は、ホスト計算機シス
テム2からのコマンド又はデータによって印刷、ミシン
目位置での切断、収納などの動作を行う。カッター付き
印刷装置1は、印刷装置本体3と、カッター装置本体4
とを有する。
【0022】印刷装置本体3は、印刷前の連続用紙が収
容されているホッパー部10、ホッパー部10から搬送
されてくる連続用紙を感光することにより用紙を印刷す
る感光ドラム11を有している。また、印刷装置本体3
は、感光ドラム11から搬送されてくる印刷済みの連続
帳票を収納するためのスタッカ14、感光ドラム11か
ら搬送されてくる印刷済みの連続帳票をスタッカ14と
カッター12とのいずれかへの搬送を決定する用紙搬送
方向切換スイッチ13を有している。
【0023】一方、カッター装置本体4は、感光ドラム
11から搬送されてくる印刷済みの連続用紙をミシン目
位置で切断するカッター12を有するとともに、カッタ
ー12により切断された一定単位の印刷済用紙16を一
時的に収納する用紙トレイ15を有している。
【0024】メモリ17は、カッター付き印刷装置1を
動作させる複数の命令からなる処理プログラム18を、
運用モードの変更によってコマンドの処理内容が変更す
るカッター処理プログラム18a及びスタッカー処理プ
ログラム18bと、運用モードの変更によってコマンド
の処理内容が変更しない共通処理プログラム18cとに
分割して格納している。
【0025】カッター処理部19aは、カッター処理プ
ログラム18aに基づきコマンドに対応してカッター1
2を動作させるための処理内容を格納する。スタッカー
処理部19bは、スタッカー処理プログラム18bに基
づきコマンドに対応してスタッカー14を動作させるた
めの処理内容を格納する。共通処理部19cは、共通処
理プログラム18cに基づき、スタッカー14又はカッ
ター12の処理以外の処理内容を格納する。
【0026】<制御分岐部20>制御分岐部20は、カ
ッター付き印刷装置1とホスト計算機システム2に接続
され、装置1がカッター運用モードである場合とスタッ
カ運用モードである場合とに応じて、スタッカー処理部
19b又はカッター処理部19aを選択することによ
り、ホスト計算機システム2から送出されてくるコマン
ドに対して処理内容を変更する。従って、制御分岐部2
0は、同一のコマンドであってその処理内容が異なるコ
マンドの処理の振り分けを行えるようになっている。
【0027】図3はカッター運用モード時の制御分岐部
の動作概念図である。図4はスタッカ運用モード時の制
御分岐部の動作概念図である。図3に示すカッター運用
モード時では、制御分岐部20は、カッター処理部19
aと共通処理部19cとを接続することにより、ホスト
計算機システム2から送出されてくるコマンドに対して
処理内容を変更する。図4に示すスタッカー運用モード
時では、制御分岐部20は、スタッカー処理部19bと
共通処理部19cとを接続することによりホスト計算機
システム2から送出されてくるコマンドに対して処理内
容を変更する。
【0028】図5は具体的な制御分岐部のカッター運用
モードとスタッカ運用モードとの切換動作を説明する図
である。制御分岐部20は、1エントリが4バイトであ
ってカッター付き印刷装置がサポートしているコマンド
数に相当するエントリを有するテーブルである。
【0029】各々のエントリィの内容は、ホスト計算機
システム2から発行されてくるコマンドの処理ルーチン
アドレスである。複数のエントリに対応する複数のコマ
ンドは、前記共通処理プログラム部18cに対応する共
通処理コマンド部20cとカッター処理部18a及びス
タッカー処理部18bに対応するカッター/スタッカー
処理コマンド部20bとに分かれている。
【0030】前記共通処理コマンド部20cは、各々の
エントリにWrite ,Space,Load Pattern,Load FOP,Sen
seコマンドに対応する共通処理部18cの先頭アドレス
を格納している。共通処理コマンド部20cは、装置1
がカッター運用モードとスタッカー運用モードとのいず
れの運用モードであってもコマンドの処理内容を変更せ
ず、また、運用モードを変更した後でも全く同一のコマ
ンド処理を行う。
【0031】前記カッター/スタッカー処理コマンド部
20bは、各々のエントリにSkip CH1 ,Cut,Paper Fe
ed,Load FCB,Initializeコマンドに対応するエントリを
有し、各々のエントリは最初に未登録となっている。
【0032】スタッカー処理部19bは、初期値として
各々のエントリにSkip CH1 ,LoadFCB,Initializeコマ
ンドに対応して先頭アドレスを格納し、Cut,Paper Fee
dコマンドに対応して無動作(NOP)処理のための情
報を格納している。
【0033】カッター処理部19aは、初期値として各
々のエントリにSkip CH1 ,Cut,Paper Feed,Load FCB,
Initializeコマンドにそれぞれ対応して先頭アドレスを
格納している。従って、スタッカー処理部19bの内容
とカッター処理部19aの内容とは、コマンド名が同一
であっても異なる処理内容となっている。
【0034】前記カッター/スタッカー処理コマンド部
20bは、装置1がカッター運用モードである場合とス
タッカ運用モードである場合とに応じて、スタッカー処
理部19b又はカッター処理部19aを選択することに
より、各々のエントリにコマンド名が同一であって異な
る処理内容を登録するようになっている。
【0035】<制御分岐部の切換動作の構成>次に制御
分岐部の切換動作のための構成を説明する。図6は制御
分岐部の切換動作のための構成図である。図6におい
て、用紙装着動作制御回路32は、ホッパー部10から
用紙を取出して、装置1に装着した用紙の先端を自動的
に搬送し、スタッカー14又はカッター12まで用紙を
搬送するように制御する。
【0036】用紙搬送方向切換スイッチ13は、用紙装
着動作制御回路32が動作するときに用紙をスタッカ1
4に搬送するかあるいはカッター12に搬送するかを指
定するスイッチであり、切換運用モード指示を出力す
る。
【0037】制御分岐駆動回路34は、用紙装着動作制
御回路32からの用紙装着完了信号と用紙搬送方向切換
スイッチ13からの切換運用モード指示を入力し、用紙
装着完了のタイミングにおいて切換運用モード指示がカ
ッター12側の場合には、カッター処理部19aの初期
値を制御分岐部20にコピーするための駆動信号を出力
する。また、制御分岐駆動回路34は、切換運用モード
指示がスタッカー14側の場合には、スタッカー処理部
19bの初期値を制御分岐部20にコピーする駆動信号
を出力し、制御分岐部20に内容を登録する。カッター
運用モードとスタッカ運用モードとを切り換えるタイミ
ングは、用紙を再装着するという点に着目して制御分岐
部20に内容を登録したものである。
【0038】<制御分岐部の処理>次に、制御分岐部2
0の動作を説明する。ここでは、ホスト計算機システム
2がカッター付き印刷装置1に1JOBの印刷データを
送出し、カッター付き印刷装置1が印刷データを用紙に
印刷し、印刷済みの用紙をカッター12で切断する場合
のコマンドシーケンスを例に上げて説明する。
【0039】(1)制御分岐部へのモード変更の先頭ア
ドレスの登録 図7は制御分岐部20にモード変更の先頭アドレスを登
録するための処理を示す処理フローである。まず、カッ
ター付き印刷装置1の電源(図示しない)が投入され、
制御分岐部20は、共通処理部19cに接続する。する
と、共通処理プログラム18cから共通処理部19cに
各命令が読み出される。制御分岐部20は、共通処理部
19cからの先頭アドレスを共通処理コマンド部20c
の各々のエントリに登録する。このとき、カッター/ス
タッカ処理コマンド部20bのエントリには先頭アドレ
スは未だ登録されない。
【0040】次に、用紙装着動作制御回路32によって
装置1に用紙装着動作(オートロード動作)を開始する
(ステップ101)。そして、用紙装着動作が終了する
まで待つ(ステップ102)。
【0041】次に、用紙搬送方向切換スイッチ13がス
タッカー側にセットされているか否かを判定する(ステ
ップ103)。用紙搬送方向切換スイッチ13がスタッ
カー側にセットされている場合には、用紙搬送方向切換
スイッチ13からのスタッカー14のための切換運用モ
ード指示と用紙装着動作制御回路32からの用紙装着完
了信号とに基づき制御分岐駆動回路34が制御分岐部2
0を駆動する(ステップ104)。
【0042】次に、カッター付き印刷装置1の運用モー
ドがスタッカー運用モードであるので、制御分岐部20
は、制御分岐部20のカッター/スタッカー処理コマン
ド部の領域の先頭アドレスを入アドレスに設定する(ス
テップ105)。さらに、制御分岐部20は、スタッカ
ー処理部の初期値の先頭アドレスを出アドレスに設定す
る(ステップ106)。
【0043】次に、制御分岐部20は、スタッカー処理
部19bの初期値をカッター/スタッカ処理コマンド部
20bにコピーし(ステップ107)、コピーが終了す
るまでコピー動作を行う(ステップ108)。コピー動
作が終了すると、制御分岐部に処理ルーチンのアドレス
の登録が完了したことになる(ステップ109)。
【0044】一方、用紙搬送方向切換スイッチ13がカ
ッタ12ー側にセットされている場合には、用紙搬送方
向切換スイッチ13からのカッター12のための切換運
用モード指示と用紙装着動作制御回路32からの用紙装
着完了信号とに基づき制御分岐駆動回路34が制御分岐
部20を駆動する(ステップ110)。
【0045】次に、カッター付き印刷装置1の運用モー
ドがカッター運用モードであるので、制御分岐部20
は、制御分岐部20のカッター/スタッカー処理コマン
ド部の領域の先頭アドレスを入アドレスに設定する(ス
テップ111)。さらに、制御分岐部20は、カッター
処理部の初期値の先頭アドレスを出アドレスに設定する
(ステップ112)。
【0046】次に、制御分岐部20は、カッター処理部
19aの初期値をカッター/スタッカ処理コマンド部2
0bにコピーし(ステップ113)、コピーが終了する
までコピー動作を行う(ステップ114)。コピー動作
が終了すると、制御分岐部に処理ルーチンのアドレスの
登録が完了したことになる(ステップ109)。
【0047】このように、カッター/スタッカ処理コマ
ンド部20bに登録される処理ルーチンは、メモリ17
のカッター処理プログラム18aおよびスタッカー処理
プログラム18bに格納されているので、カッターモー
ドとスタッカーモードとの切り換えは制御分岐部20に
処理ルーチンをコピーするのみでよい。これにより、カ
ッター12運用モードとスタッカー14運用モードとの
切り換えを瞬時に行うことができる。
【0048】(2)制御分岐部のアドレスの参照動作 図8は制御分岐部のアドレスの参照動作を示す処理フロ
ーである。図9はホスト計算機システムから発行される
コマンドシーケンスを示す図である。図10は後セパレ
ータを説明するための図である。
【0049】まず、制御分岐部20は、処理ルーチンの
アドレスを登録した後、ホスト計算機システム2から送
られてくる一連のコマンドを受信する(ステップ20
1)。ここでは、制御分岐部20がホスト計算機システ
ム2から1JOBに相当する本文データを、図9に示す
ようにWriteコマンドにより受信すると、そのコマ
ンドコードから制御分岐部20内のテーブルを検索す
る。そして、制御分岐部20は先頭アドレスAを獲得す
る(ステップ202)。
【0050】次に、制御分岐部20の内容を参照するた
めのオフセット値を算出する(ステップ203)。そし
て、AとBを加算した値のアドレスが示す制御分岐部の
内容(4バイト)を参照して、ホスト計算機システム2
からのコマンドに対応した処理ルーチンのアドレスを算
出する(ステップ204)。例えば、Writeコマン
ドの処理ルーチンアドレスが算出される。
【0051】そして、算出された処理ルーチンにジャン
プし(ステップ205)、本文データが用紙に印刷され
る。次に、図10に示すようにカッター12により切断
した後の本文データの印刷結果をみた場合に、JOB
名、JOB−NOが印刷される後セパレータの文字が見
えるように山面のミシン目にスキップさせる必要があ
る。そこで、ホスト計算機システム2は、後セパレータ
のデータを送出する前にSkip CH1コマンドを送
出してくる(図9に示す。)。
【0052】次に、カッター付き印刷装置1は、Wri
teコマンドの場合と同様にSkip CH1コマンド
コードから制御分岐部20内のテーブルを索引するテー
ブル位置はカッター/スタッカ部処理コマンド部のSk
ip CH1のエントリである。このため、カッター運
用モードのSkip CH1処理、すなわち山面のミシ
ン目にスキップする処理が行われる。
【0053】続いて、後セパレータのWriteコマン
ドが送られ、装置1によって印刷された後に切断動作を
行うためにCutコマンドが送られる。Cutコマンド
もSkip CH1コマンドと同様にカッター運用モー
ドの時に切断動作を行うコマンドであるから、カッター
/スタッカ処理コマンド部20bのCutエントリが索
引され、実際の切断動作が行われる。
【0054】さらに、カットが完了した印刷結果を装置
外部へ取り出すためにペーパーフィードコマンドが送ら
れ、最終的に図10で示された印刷結果が得られる。以
上、カッター運用モードにおける動作を説明した。
【0055】なお、スタッカ運用モードでは、制御分岐
部20のSkip CH1/Cut/Paper Fe
edコマンド処理ルーチンアドレスがカッター運用モー
ドと異なっている。
【0056】Skip CH1では、強制的に山面には
移動させないスキップ動作を、Cut/Paper F
eedはNOPを行う。これにより、同一コマンドシー
ケンスでスタッカー14を利用した運用ができる。
【0057】このように、制御分岐部20によれば、ス
タッカー14の運用とカッター12の運用とに対応でき
る。しかもホスト計算機システム2のコマンドシーケン
スを変更しなくても、スタッカー14又はカッター12
を制御できるという効果がある。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、カッター付き印刷装置
において、スタッカを使用する場合とカッターを使用す
る場合に少ないメモリ資源で行え、しかも、運用モード
の切替えを瞬時に行える。また、装置側の運用モードに
対応してホスト計算機システム側のデータセットを変更
しなくともよく、カッター運用時のコマンドシーケンス
がそのまま使用できるという大きな効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明に係るカッター付き印刷装置の一実施例
を示す構成図である。
【図3】カッター運用モード時の制御分岐部の動作概念
図である。
【図4】スタッカ運用モード時の制御分岐部の動作概念
図である。
【図5】具体的な制御分岐部のカッター運用モードとス
タッカ運用モードとの切換動作を説明する図である。
【図6】制御分岐部を駆動するための構成ブロック図で
ある。
【図7】実施例の運用モードの変更の処理フローであ
る。
【図8】制御分岐部の参照動作を示すフローである。
【図9】ホスト計算機システムから発行されるコマンド
シーケンスを示す図である。
【図10】後セパレータを説明するための図である。
【図11】従来のカッター付き印刷装置の一例を示す図
である。
【符号の説明】
1・・カッター付き印刷装置 2・・ホスト計算機システム 3・・印刷装置本体 4・・カッター装置本体 10・・ホッパー部 11・・感光ドラム 12・・カッター 13・・用紙搬送方向切換スイッチ 14・・スタッカー 15・・用紙トレイ 16・・印刷済み用紙 17・・メモリ 18・・処理プログラム 18a・・カッター処理プログラム 18b・・スタッカー処理プログラム 18c・・共通処理プログラム 19a・・カッター処理部 19b・・スタッカー処理部 19c・・共通処理部 20・・制御分岐部 32・・用紙装着動作制御回路 34・・制御分岐駆動回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスト計算機システム(2)からのコマ
    ンド又はデータに基づき印刷装置本体(3)によって用
    紙に印刷を行うと共に、カッター(12)によって印刷
    用紙を任意の位置で切断するカッター付き印刷装置にお
    いて、 連続用紙を収納するスタッカー(14)と、 前記コマンドに対応してカッター(12)を動作させる
    ための処理内容を格納したカッター処理部(19a)
    と、 前記コマンドに対応してスタッカー(14)を動作させ
    るための処理内容を格納したスタッカー処理部(19
    b)と、 前記印刷装置本体(3)がカッター(12)を使用する
    かスタッカー(14)を使用するかに応じて、前記カッ
    ター処理部(19a)又はスタッカー処理部(19b)
    に接続することにより前記ホスト計算機システム(2)
    から送出されてくるコマンドに対応する前記処理内容を
    変更する制御分岐手段(20)とを有することを特徴と
    するカッター付き印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記カッター(12)又はスタッカー
    (14)の運用モードに関係なく前記コマンドに対して
    処理内容を変更しない共通処理部(19c)を備え、前
    記制御分岐手段(20)は、前記共通処理部(19c)
    の処理内容と前記カッター処理部(19a)の処理内容
    又はスタッカー処理部(19b)の処理内容とを格納す
    ることを特徴とする請求項1記載のカッター付き印刷装
    置。
  3. 【請求項3】 前記カッター処理部(19a)、スタッ
    カー処理部(19b)、共通処理部(19c)の処理内
    容は、メモリ(17)内のカッター処理プログラム(1
    8a)、スタッカー処理プログラム(18b)、共通処
    理プログラム(18c)に格納されていることを特徴と
    する請求項1記載のカッター付き印刷装置。
  4. 【請求項4】 前記印刷装置本体(3)に用紙を装着す
    るよう制御する用紙装着動作制御回路(32)と、この
    用紙装着動作制御回路(32)により印刷装置本体
    (3)に用紙の装着が完了した時点で前記制御分岐手段
    (20)を駆動する制御分岐駆動回路(34)とを備え
    たことを特徴とする請求項1記載のカッター付き印刷装
    置。
  5. 【請求項5】 前記印刷装置本体(3)に用紙を装着し
    た場合に前記カッター(12)とスタッカー(14)と
    のいずれに用紙を搬送するかを示す切換運用モード指示
    を出力する用紙搬送方向切換手段(13)を備え、前記
    制御分岐駆動回路(34)は、前記用紙搬送方向切換手
    段(13)からの切換運用モード指示に基づき前記制御
    分岐手段(20)を駆動することを特徴とする請求項4
    記載のカッター付き印刷装置。
  6. 【請求項6】 前記制御分岐手段(20)は、スタッカ
    ー(14)を使用する場合にホスト計算機システム
    (2)から送られるカットコマンドに対するスタッカー
    処理部(19b)の処理内容を無動作とすることを特徴
    とする請求項1ないし請求項5のいずれかの請求項に記
    載のカッター付き印刷装置。
JP5014258A 1993-01-29 1993-01-29 カッター付き印刷装置 Withdrawn JPH06227068A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110936733A (zh) * 2018-09-25 2020-03-31 东芝泰格有限公司 打印机及控制方法、计算机可读存储介质、电子设备

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