JPH062267U - 超音波式車両感知器 - Google Patents
超音波式車両感知器Info
- Publication number
- JPH062267U JPH062267U JP4477792U JP4477792U JPH062267U JP H062267 U JPH062267 U JP H062267U JP 4477792 U JP4477792 U JP 4477792U JP 4477792 U JP4477792 U JP 4477792U JP H062267 U JPH062267 U JP H062267U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- ultrasonic
- transducer
- wave
- logic circuit
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 確実な車両感知を行なう。
【構成】 路面に設置し上方空間に向けて超音波を輻射
かつ受信するトランスジューサ11と、トランスジュー
サ11に超音波パルスを駆動する超音波送信部と、発射
した時間と反射波が戻ってくる時間との差から車両の存
在を検出する論理回路とを備える。車両1が存在しない
ときは超音波パルスは自由空間に発射されているので反
射波は得られないが、車両1が感知器の上方に停止する
と車両床面からの反射波が得られるので感知信号を出力
する。
かつ受信するトランスジューサ11と、トランスジュー
サ11に超音波パルスを駆動する超音波送信部と、発射
した時間と反射波が戻ってくる時間との差から車両の存
在を検出する論理回路とを備える。車両1が存在しない
ときは超音波パルスは自由空間に発射されているので反
射波は得られないが、車両1が感知器の上方に停止する
と車両床面からの反射波が得られるので感知信号を出力
する。
Description
【0001】
この考案は、超音波を発射し物体からの反射波をもって車両の存在を検出する 超音波式車両感知器に関するものである。
【0002】
従来、超音波反射式車両感知器は、駐車場の天井や壁面などに設けられ、主に 車両の床面以外の部位に向けてパルス波を発射し反射波を得ていた。
【0003】
一般に駐車場に設置し、駐車車両の検知を目的とした車両感知器は、天井ある いは壁面などから駐車した自動車に向けて超音波パルスを発射し、反射波を得よ うとするものである。ところが、自動車の外形形状は複雑であり、また、空力係 数などの改良からそのボディーは丸みを帯び、さらにフロントガラスなどは所定 の角度をもって取り付けられているため、発射した超音波パルスは物体に当たっ ていながらその反射波はあらぬ方向に反射してしまい、誤動作を起こすこともし ばしばであった。
【0004】 本考案は、かかる不具合を解決するために確実に反射波が得られる場所に超音 波を発射することによって、駐車車両の確実なる感知を目的とするものである。
【0005】
本考案に係る超音波式車両感知器は、車両の床面が確実に超音波を反射しかつ トランスジューサからの距離も有利な点に着目し、路面に設置し上方空間に向け て超音波を輻射かつ受信するトランスジューサと、トランスジューサに超音波パ ルスを駆動する超音波送信部と、発射した時間と反射波が戻ってくる時間との差 から車両の存在を検出する論理回路とを備える。
【0006】
車両が存在しないときは超音波パルスは自由空間に発射されているので反射波 は得られないが、車両が感知器の上方に停止すると車両床面からの反射波が得ら れるので感知信号を出力する。
【0007】
以下、本考案の実施例を図面を用いて詳細に説明する。
【0008】 図1は一実施例の構成図、図2は一実施例を構成する内部ブロック図、図3は 超音波パルスの反射波形を説明するタイムチャートである。
【0009】 図1において、1は感知対象であり駐車しようとする車両、10は制御回路を 内蔵する制御部、11は超音波の輻射と受信を行なうトランスジューサ、12は 制御部10とトランスジューサ11とを結ぶケーブルである。
【0010】 図2において、制御部10のうち、13は論理回路部であり、送信タイミング 及び受信ゲートパルスを作成し、後述する波形整形部より出力される信号から車 両の反射波の有無を検出する。14は超音波発信周波数を作成する超音波発信部 、15は送信ゲートであり、論理回路部13から出力される送信ゲートパルスと の論理積をとって、超音波発信部14からの超音波をゲートして超音波パルスを 生成する。16はトランスジューサ11に超音波パルスを与える送信ドライブ部 である。また、17はトランスジューサ11から出力される信号を増幅する受信 部、18は信号を整流する波形整形部、19は以上の各部に電源を供給する電源 部である。
【0011】 図3は車両が存在する場合としない場合の受信波形と整形波形を示したタイミ ングチャートの一例である。
【0012】 このような構成において動作を説明する。図1は駐車場に本装置を設置した場 合の例であり、超音波トランスジューサ11は車両1がこれをまたいで駐車する 位置に設置されている。
【0013】 論理回路部13は、間欠的に送信ゲートパルスを生成し、超音波トランスジュ ーサ11から設置方向上部の空間に向けて超音波パルスが発射される。このとき に車両が存在しない場合は、受信部17ではタイミングチャート31に示すよう に、自己側が発射する超音波パルス36が受信される。これを波形整形した信号 33が論理回路部13に入力される。論理回路部13では自己の回り込み時間が 減衰する時間を待機して、受信ゲートパルス信号35を受信許可にする。受信ゲ ートパルス信号35の受信許可時間以内に波形整形部18から信号が出力されな い場合は論理回路部13は車両なしと判断し、感知信号20は出力しない。
【0014】 ついで車両が進入してきた場合は、車両の床面からの反射信号37が受信され 、波形整形部18を経て信号34が論理回路部13に入力される。論理回路部1 3は前記受信許可時間以内に信号が入力されているため、車両有りと判断し、感 知信号20を出力する。
【0015】 乗用車の検出を目的とした場合は、路上から車両の床面までの距離は通常30 〜90cm程度のため超音波パルス反射波は車両床面と路上との間で繰り返し多 重反射が発生し、送信したパルス波の時間より減衰時間が長くなる。このため、 波形整形後の信号34は同様に長くなるため確実に論理回路部13で検出するこ とができる。
【0016】
以上、詳細に説明したように、本考案に係る超音波式車両感知器によれば、車 両床面に向けて超音波パルスの発射を上方空間に行なうため車両の外形形状にか かわらず反射波を安定して受信することができるため、確実に車両の感知信号を 出力することができる。
【図1】一実施例の構成図である。
【図2】一実施例を構成する超音波式車両感知器の内部
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図3】本装置を用いて車両を感知するタイミングチャ
ートの一例である。
ートの一例である。
1 車両 10 制御部 11 トランスジューサ 12 ケーブル 13 論理回路部 14 超音波発信部 15 送信ゲート 16 送信ドライブ部 17 受信部 18 波形整形部 19 電源部 20 感知信号 31 車両がいないときの受信波形 32 車両が存在する場合の受信波形 33,34 波形整形出力 35 受信ゲートパルス 36 自己の送信波の受信波 37 車両の床面からの反射波形
Claims (1)
- 【請求項1】 路面に設置し上方空間に向けて超音波を
輻射かつ受信するトランスジューサと、 トランスジューサに超音波パルスを駆動する超音波送信
部と、 発射した時間と反射波が戻ってくる時間との差から車両
の存在を検出する論理回路と、 を備えることを特徴とする超音波式車両感知器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4477792U JPH062267U (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | 超音波式車両感知器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4477792U JPH062267U (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | 超音波式車両感知器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH062267U true JPH062267U (ja) | 1994-01-14 |
Family
ID=12700851
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4477792U Pending JPH062267U (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | 超音波式車両感知器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH062267U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5513114U (ja) * | 1978-07-11 | 1980-01-28 |
-
1992
- 1992-06-05 JP JP4477792U patent/JPH062267U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5513114U (ja) * | 1978-07-11 | 1980-01-28 |
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