JPH06226640A - 平面研磨装置及び該装置に使用する扇形固形砥石片 - Google Patents

平面研磨装置及び該装置に使用する扇形固形砥石片

Info

Publication number
JPH06226640A
JPH06226640A JP4210093A JP4210093A JPH06226640A JP H06226640 A JPH06226640 A JP H06226640A JP 4210093 A JP4210093 A JP 4210093A JP 4210093 A JP4210093 A JP 4210093A JP H06226640 A JPH06226640 A JP H06226640A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grindstone
lapping
grinding wheel
whetstone
piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4210093A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kobayashi
裕始 小林
Kunshichirou Tsuji
勲七郎 辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Tokushu Kento Co Ltd
Original Assignee
Nippon Tokushu Kento Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Tokushu Kento Co Ltd filed Critical Nippon Tokushu Kento Co Ltd
Priority to JP4210093A priority Critical patent/JPH06226640A/ja
Publication of JPH06226640A publication Critical patent/JPH06226640A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被研磨体の平坦度の向上、疵の発生防止及び
研磨能率の維持がはかれる板状被研磨体の平面研磨に好
適な平面研磨装置及び該装置に使用する扇形固形砥石片
を提供する。 【構成】 円形ラッピング定盤に同一の形状、面積及び
厚さをもつ複数個の平面形状扇形固形砥石片を、その各
砥石面が同一平面を構成する円盤状物を形作るとともに
該円盤状物の中心から外周縁に向かう放射状流路を各砥
石片両側縁間に形成するように、間隔をおいて配置し固
定してなるラッピング円盤を備えた平面研磨装置におい
て、前記複数個の平面形状扇形固形砥石片が、それぞれ
砥石面に外周円弧縁からこれに接する一側縁に向かって
斜めに延び、砥石表面からラッピング定盤への垂直線よ
りラッピング円盤の回転方向と逆に10°〜30°傾斜
し、砥石裏面に開口する直線状溝を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属、ガラス、プラス
チックス等からなる板状被研磨体の板面に固形砥石が固
定されたラッピング円盤を圧着して回転させ研削液を供
給しつつ研磨を行う平面研磨装置及び該装置に関し、被
研磨体の平坦度の向上、疵の発生防止及び研磨能率の維
持がはかれる新規平面研磨装置を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、固形砥石が固定されたラッ
ピング円盤を備えた平面研磨装置は古くから汎用されて
おり、種々様々な形式のものが実用されているが、大別
すると、円形ラッピング定盤に該定盤の面積とほぼ等し
い面積をもつ固形砥石が固定されているラッピング円盤
を備えた平面研磨装置と円形ラッピング円盤に複数個の
固形砥石片が固定されているラッピング円盤を備えた平
面研磨装置とに分類できる。
【0003】そして、後者に属するものの中に、円形ラ
ッピング定盤に同一の形状、面積及び厚さをもつ複数個
(通常、10〜20固程度)の平面形状が扇形の固形砥
石片を、その砥石面が同一平面を構成する円板状物を形
作るとともに該円板状の中心から外周縁に向かう放射状
流路を隣接する各砥石片の両側間に形成するように、間
隔をおいて配置し固定してなるラッピング円盤を備えた
平面研磨装置が実用されていることも知られている。こ
の形式の平面研磨装置にあっては、研磨時に供給される
研削液並びに研磨屑や脱落砥粒がラッピング円盤の回転
によって生じる遠心力によって前記放射状流路を通じて
スムーズに外部に排出できるという利点や同一形状と同
一厚さをもつ一種類の固形砥石を予備品として用意して
おけば良いという利点があることもよく知られている。
【0004】なお、前記平面形状扇形固形砥石を円形ラ
ッピング定盤に固定するに当たっては、一般に、該固形
砥石片の裏面に当該固形砥石片の平面形状と同一形状の
取付板片を固着し、この取付板片をボルト等を用いて着
脱自在に円形ラッピング定盤に固定するという手段が取
られており、これは破損した砥石片の交換を容易にする
ためである。
【0005】従来、前記形式の平面研磨装置に使用され
ている平面形状扇形固形砥石片の砥石面に溝を設けるこ
とによって、研削液等の外部への排出をよりスムーズな
ものにしようとする試みがなされている。例えば、「雑
誌・機械設計・1984年11月臨時増刊号・P57〜
60・日刊工業新聞社」に各種のウエハ研磨装置が紹介
されており、その「第60頁の写真2」には、前記形式
の平面研磨装置に使用されている平面形状扇形固形砥石
片の砥石面に該砥石片の一側縁から他側縁に延びる斜溝
を設けたものが示されており、また、特公平3−734
25号公報の第1図及び第2図には、前記形式の平面研
磨装置に使用されている平面形状扇形固形砥石片の砥石
面に該砥石片の一側縁から他側縁に延びて当該砥石片を
斜めに上(円板状物の中心方向)下(円板状物の外周縁
方向)二分割している砥石裏面に開口する、砥石表面か
らラッピング定盤へ垂直な、斜溝を設けたものが開示さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、永年にわ
たって、前記形式の平面研磨装置に使用されている平面
形状扇形固形砥石片の砥石面に設ける溝の位置や形状と
研削液等の外部への排出作用との関係について系統的な
研究を行っているが、その途上において、前掲従来の斜
溝には次の通りの問題点が内在していることを知った。
【0007】即ち、図5は、前記形式の平面研磨装置の
ラッピング円盤の代表的な従来例を示す斜視説明図であ
るが、同図に示す通り、このラッピング円盤1の円形ラ
ッピング定盤2には同一の形状、面積及び厚さをもつ1
0個の平面形状扇形固形砥石片3、31、32…が、そ
の各砥石面4、41、42…が同一平面を構成する円板
状物(図5中の矢印A)を形作るとともに該円板状物の
中心から外周縁に向かう放射状流路5、51…を各砥石
片の両側縁3a、3b、31a、31b…間に形成する
ように、間隔をおいて配置し固定されており、更に、各
砥石面4、41、42…には、それぞれ、砥石片3、3
1…の一側縁3a、31a…から他側縁3b、31b…
に延びて該砥石片3、31…を斜めに上下二分割してい
る砥石裏面に開口する、砥石表面からラッピング定盤へ
垂直な、斜溝6、61、62…が設けられている。
【0008】なお、同図において、7、71、72…
は、それぞれ、各砥石片3、31、32…の裏面に固着
された取付板片であり、この取付板片7、71、72…
は円形ラッピング定盤2にボルト(図示せず)によって
着脱自在に固定されている。
【0009】本発明者等が行った実験結果によれば、図
5に示すラッピング円盤1を用いて研磨を行った場合に
は、研磨中に生じた研磨屑や脱落砥粒が斜溝6、61、
62…内に落ち、ラッピング円盤1の回転により生じる
遠心力によって一側縁3b、31b…から他側縁3a、
31a…に向かって移動して各砥石片3、31、32…
間の放射状流路5、51、52…に入って該流路を通り
外部へ排出されるが、斜溝6、61、62…から放射状
流路5、51、52…への移動には流路の方向変化があ
り、斜溝は砥石表面からラッピング定盤へ垂直であるた
め、研磨屑や脱落砥粒を含んだ研削液の排出が悪い。ま
た、この流路の変化により、研磨屑や脱落砥粒は隣の砥
石片の側面に当たるため、放射状流路5、51、52…
を通って外部へ向かうと同時に一部が内部へも向かって
流れて、かなりの量の研磨屑や脱落砥粒が斜溝6、6
1、62…中や放射状流路5、51、52…中に堆積
し、次第に排出効果が低下する。このため、砥石片3、
31、32…の斜溝6、61、62…の周辺部分や放射
状流路5、51、52…の側縁部分の気孔内に研磨屑や
脱落砥粒が入り込み、目詰りを生じることを確認した。
【0010】固形砥石に目詰りが生じると、研磨能率の
低下が起きるとともに、被研磨体に有害な深い疵を生じ
させ、更に、目詰り部分は他の砥石部分より硬度が硬く
なり固形砥石に偏摩耗が生じて被研磨体の、平坦度が悪
くなるという問題点がある。
【0011】本発明は、前記諸問題点に鑑み、研磨時に
生じる研磨屑や脱落砥粒の外部への排出を充分に行うこ
とができ、被研磨体の平坦度の向上、疵の発生防止及び
研磨能率の維持がはかれる平面研磨装置を提供すること
を技術的課題とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記技術的課題は、次の
通りの本発明によって達成できる。図1は本発明に係わ
る平面研磨装置におけるラッピング円盤の構成を示す斜
視説明図であり、図2は本発明に係わる平面研磨装置に
おけるラッピング円盤に使用する扇形固形砥石片の構成
を示す斜視説明図であり、図3はそのA−A´線断面説
明図であり、図4はC方向からの説明図である。
【0013】即ち、本発明は、図1〜4に示す通り、円
形ラッピング定盤2に同一の形状、面積及び厚さをもつ
複数個の平面形状扇形固形砥石片3、31、32…を、
その各砥石面4、41、42…が同一平面を構成する円
板状物(図1中の矢印A)を形作るとともに該円板状物
の中心から外周縁に向かう放射状流路5、51…を各砥
石片の両側縁3a、3b、31a、31b…間に形成す
るように、間隔をおいて配置し固定してなるラッピング
円盤1を備えた平面研磨装置において、前記複数個の平
面形状扇形固形砥石片3、31、32…が、それぞれ砥
石面4、41、42…に外周円弧縁3c、31c、32
c…からこれに接する一側縁3b、31b、32b…に
向かって斜めに延び 砥石表面からラッピング定盤への
垂直線よりラッピング円盤の回転方向と逆に10°〜3
0°傾斜し、砥石裏面に開口する直線状溝6´、61
´、62´…を有していることを特徴とする平面研磨装
置である。なお、直線状溝6´の幅は3〜20mm程度に
設定することが好ましい。
【0014】本発明に係わる平面研磨装置にあっては、
平面形状扇形固形砥石片3の裏面に該砥石片3、31、
32…の平面形状と同一形状の取付板片7、71、72
…が固着されており、当該取付板片7、71、72…が
着脱自在に円形ラッピング定盤2に固定されている態様
を採ることができる。
【0015】また、本発明に係わる平面研磨装置には、
砥石面4に外周円弧縁3cからこれに接する一側縁3b
に向かって斜めに延び 砥石表面からラッピング定盤へ
の垂直線よりラッピング円盤の回転方向と逆に10°〜
30°傾斜し、砥石裏面に開口する直線状溝6´を有し
ている平面形状扇形固形砥石片3を使用する。
【0016】なお、本発明に係わる平面研磨装置及び該
装置に使用する平面形状扇形固形砥石片は、砥石面に設
ける溝の位置と形状以外は、全て周知の技術手段によっ
て構成されている。
【0017】
【作用】本発明に係わる平面研磨装置においては、ラッ
ピング円盤1を回転しつつ研磨作業を行う時、扇形固形
砥石の作用による研磨屑や脱落砥粒は、供給される研削
液中に懸濁した状態で砥石面を流れて該面に形成された
直線状溝6´、61´、62´…中に流れ込み、当該溝
6´、61´、62´…の下(円盤状物の外周縁方向)
部はラッピング円盤1外に開口しているから、流路の方
向変化がなく、各砥石片3、31、32…より直接ラッ
ピング円盤1外に勢いよく排出される。更に、直線状溝
6´、61´、62´…は砥石表面からラッピング定盤
への垂直線よりラッピング円盤の回転方向と逆に傾斜し
た溝あるため、ラッピング円盤の遠心力により、よりい
っそう研磨屑、脱離砥粒の排出速度が向上する。
【0018】その結果、直線状溝6´、61´、62´
…中や放射状流路5、51、52…中への研磨屑や脱落
砥粒の堆積は殆ど無くなり、砥石の気孔中への目詰りが
可及的に抑制され、研磨能率の維持と被研磨体の面状態
と精度の向上をもたらす。
【0019】更に、傾斜した溝のため溝部分面積は広く
なり、洗浄効果が良くなり、従来より、溝幅を狭くする
ことが出来る。このために、有効研磨面積が増え、研磨
能率の向上がはかれ、被研磨体の面状態と精度が向上す
る。
【0020】また、研削液の流れがよいため冷却効果が
よく、熱による砥石物性変化や被研磨体の反り等が発生
しない。
【0021】
【実施例】本発明を実施例と従来例によって詳細に説明
すれば、次の通りである。
【0022】実施例 (1)平面形状扇形固形砥石片の製作 常法に従い、平均粒径4.0μm (砥粒番手3000
番)の炭化珪素粉末を9.0体積%含有しポリビニルア
ルコール系樹脂を結合材とする微細連通気孔を有する三
次元網状構造をなすPVA砥石を作成し、これにフェノ
ール系樹脂、メラミン系樹脂を含浸硬化させて固形砥石
とした。この固形砥石は、気孔率が約80体積%であっ
た。前記固形砥石を切断して同一の形状、面積及び厚さ
をもつ平面形状扇形固形砥石片を80個製作した。この
砥石片の厚さは45mm、砥石片1個の砥石面の面積は4
21.8cm2 とした。
【0023】(2)溝の形成 上記砥石片40個のそれぞれ砥石面に、図2に示す通
り、外周円弧縁からこれに接する一側縁に向かって斜め
に延び、砥石表面からラッピング定盤への垂直線よりラ
ッピング円盤の回転方向と逆に傾斜し、砥石裏面に開口
する直線状溝を設けた。この溝の幅は、5mmとした。ま
た、この溝の傾斜は、ラッピング円盤の回転方向と逆の
方向に垂直線より15゜傾斜させた。
【0024】(3)円形ラッピング定盤への装着 面積8588.6cm2 の上定盤(内周ギアと外周ギアと
の間隔は16インチ)と同面積の下定盤(同上)とのそ
れぞれに、上記砥石片を20個づつ、図1に示す如く、
その砥石面が同一平面を構成する円板状物を形作るとと
もに該円板状物の中心から外周縁に向かう幅5mmの流路
を各砥石片の両側間に形成するように、配置して装着し
た。なお、装着に当たっては、各砥石片の裏側に、図
2、図3と図4に示す通り、該砥石片の平面形状と同一
形状のアルミニウム製取付板片を接着剤によって固着
し、この取付板片を砥石片に穿ったボルト挿入孔8(第
1図においては、この孔8を省略し図示していない)ボ
ルト9を用いて着脱自在に各定盤に固定した。
【0025】(4)研磨作業 周知のラッピング研磨装置のラッピング円盤として上記
各円形ラッピング定盤を使用し、外径95mm、内径25
mm、厚さ0.8mmのドーナッツ型アルミニウム板40枚
を被研磨体として、当該被研磨体40枚を同時に下記研
磨条件によって研磨した。 定盤回転数 : 上定盤 15 rpm 下定盤 45 rpm 研磨圧力 : 80 g/cm2 研削液 : ディスクカット(商品名:株式会社
フジミインコーポレーテッド製) 研削液供給量 : 15 l/分 研磨時間 : 1 分/回
【0026】(5)測定 上記研磨条件にて、20回研磨し、毎回2枚ずつアルミ
ニウム板を抜き取り、40枚全てについて研削量と平坦
度を測定した。なお、研削量は片面の研削量(2枚の平
均値)を求めた。また、目視によって全数検査を行い
「不良」と判定される深い疵の発生状態をチェックし
た。
【0027】(6)結果 研削量と「不良」と判定した深い疵の発生数を表1に示
した。
【0028】また、平坦度は、40枚の平均値が5.9
8μm であって標準偏差(бn-1)は1.22μm であ
った。平坦度分布の測定結果を図6にヒストグラムにし
て統計解析値とともに示した。また、目視による砥石表
面の目詰り状態は、皆無であった。
【0029】比較例 (1´)平面形状扇形固形砥石片の製作 実施例における(1)で製作した固形砥石片40個を使
用した。
【0030】(2´)溝の形成 上記砥石片40個のそれぞれ砥石面に、図5に示す通
り、一側縁から他側縁に延びて該砥石片を斜めに上下二
分割し、垂直砥石表面からラッピング定盤へ垂直な、砥
石裏面に開口する斜溝を設けた。この溝の幅は5mmとし
た。
【0031】(3´)円形ラッピング定盤への装着 上記の斜溝を設けた砥石片を用いた以外は実施例におけ
る(3)と全く同様に行った。
【0032】(4´)研磨作業 上記の斜溝を設けた砥石片を用いた以外は実施例におけ
る(4)と全く同様に行った。
【0033】(5´)測定 実施例における(5)と全く同様に行った。
【0034】(6´)結果 研削量と「不良」と判定した深い疵の発生数を表1に示
した。
【0035】また、平坦度は、40枚の平均値が7.2
8μm であって標準偏差(бn-1)は1.33μm であ
った。平坦度分布の測定結果を図6にヒストグラムにし
て統計解析値とともに示した。また、目視による砥石表
面の目詰り状態は、斜溝の周辺部分及び放射状流路の側
縁部分に見られた。
【0036】
【発明の効果】以上説明した通りの構成・作用によっ
て、実施例にも示したように、本発明によれば被研磨体
の平坦度の向上、疵の発生防止及び研磨能率の維持がは
かれる。また、砥石表面からラッピング定盤への垂直線
より、ラッピング円盤の回転方向と逆に傾斜した溝のた
め、洗浄効果が良く、溝部分面積が広く、目詰まりは皆
無となる。上記効果は従来のものより溝幅を狭くしても
発揮される。更に、本発明は、砥石面に形成する溝の形
状を変更するだけで実施できるので、コスト的にも極め
て有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる平面研磨装置におけるラッピン
グ円盤の構成を示す斜視説明図である
【図2】本発明に係わる平面研磨装置におけるラッピン
グ円盤に使用する固形砥石片の構成を示す斜視説明図で
ある
【図3】図2のA−A´線断面説明図である
【図4】図2のC方向より見た説明図である
【図5】従来の平面研磨装置におけるラッピング円盤の
構成を示す斜視説明図である
【図6】実施例並びに比較例における平坦度分布の測定
結果を示したヒストグラム図である
【符号の説明】
1 ラッピング定盤 2 円形ラッピング定盤 3 平面形状扇形固形砥石片 3a 側縁 3b 側縁 3c 外周円弧縁 4 砥石面 5 流路 6 斜溝 6´ 直線状溝 7 取付板片 8 ボルト挿入孔 9 ボルト
【表1】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円形ラッピング定盤に同一の形状、面積
    及び厚さをもつ複数個の平面形状扇形固形砥石片を、そ
    の各砥石面が同一平面を構成する円盤状物を形作るとと
    もに該円盤状物の中心から外周縁に向かう放射状流路を
    各砥石片両側縁間に形成するように、間隔をおいて配置
    し固定してなるラッピング円盤を備えた平面研磨装置に
    おいて、前記複数個の平面形状扇形固形砥石片が、砥石
    面に平面形状扇形固形砥石の外周円弧縁からこれに接す
    る一側縁に向かって斜めに延び、砥石表面からラッピン
    グ定盤への垂直線よりラッピング円盤の回転方向と逆に
    10°〜30°傾斜し、砥石裏面に開口する直線状溝を
    有していることを特徴とする平面研磨装置。
  2. 【請求項2】 平面形状扇形固形砥石片の裏面に該砥石
    片の平面形状とほぼ同一の取付板片が固着されており、
    当該取付板が着脱自在に円形ラッピング定盤に固定され
    ている請求項1記載の平面研磨装置。
  3. 【請求項3】 砥石面に平面形状扇形固形砥石の外周円
    弧縁からこれに接する一側縁に向かって斜めに延び、砥
    石表面からラッピング定盤への垂直線よりラッピング円
    盤の回転方向と逆に10°〜30°傾斜し、砥石裏面に
    開口する直線状溝を有していることを特徴とする請求項
    1記載の平面研磨装置に使用する扇形固形砥石片。
JP4210093A 1993-02-05 1993-02-05 平面研磨装置及び該装置に使用する扇形固形砥石片 Pending JPH06226640A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4210093A JPH06226640A (ja) 1993-02-05 1993-02-05 平面研磨装置及び該装置に使用する扇形固形砥石片

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4210093A JPH06226640A (ja) 1993-02-05 1993-02-05 平面研磨装置及び該装置に使用する扇形固形砥石片

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06226640A true JPH06226640A (ja) 1994-08-16

Family

ID=12626573

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4210093A Pending JPH06226640A (ja) 1993-02-05 1993-02-05 平面研磨装置及び該装置に使用する扇形固形砥石片

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06226640A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998016348A1 (fr) * 1996-10-16 1998-04-23 Kanebo Limited Meule comportant un siege et son procede de fabrication
CN104875130A (zh) * 2015-05-14 2015-09-02 赵静 一种鳄鱼式剪切机切刀打磨轮
CN106914816A (zh) * 2017-03-21 2017-07-04 江苏吉星新材料有限公司 一种蓝宝石晶片抛光用快拆式树脂铜盘
CN108044500A (zh) * 2018-01-15 2018-05-18 华侨大学 一种基于仿生植物脉络的研磨盘及制备方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998016348A1 (fr) * 1996-10-16 1998-04-23 Kanebo Limited Meule comportant un siege et son procede de fabrication
CN104875130A (zh) * 2015-05-14 2015-09-02 赵静 一种鳄鱼式剪切机切刀打磨轮
CN106914816A (zh) * 2017-03-21 2017-07-04 江苏吉星新材料有限公司 一种蓝宝石晶片抛光用快拆式树脂铜盘
CN108044500A (zh) * 2018-01-15 2018-05-18 华侨大学 一种基于仿生植物脉络的研磨盘及制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7883398B2 (en) Abrasive tool
JP5374713B2 (ja) 工作物目視特性を備えた砥粒ホイール及びその製造方法
JP4742845B2 (ja) 半導体ウエーハの面取り部の加工方法及び砥石の溝形状の修正方法
US6692343B2 (en) Superabrasive wheel for mirror finishing
KR20000024453A (ko) 연마패드용 컨디셔너와 이의 제조방법
JP5701211B2 (ja) 研磨剤を含浸する電鋳製薄型カッティングソー及びコアドリル
JP2003300165A (ja) セグメントタイプ砥石
JPH06226640A (ja) 平面研磨装置及び該装置に使用する扇形固形砥石片
TW201819112A (zh) 化學機械研磨墊修整總成
JP2004517740A (ja) 研削システム用のバックアッププレートアセンブリ
KR20060030892A (ko) 기록 매체 디스크 미가공 플레이트의 에지를 경면다듬질하기 위한 방법
JPH11207636A (ja) カップ型砥石
US3243922A (en) Surfacing of materials
JPS6153193B2 (ja)
JP2000301468A (ja) 研削用砥石及び縦軸研削用砥石
JPH06226641A (ja) 平面研磨装置及び該装置に使用する扇形固形砥石片
JPH0741539B2 (ja) 平面研磨装置及び該装置に使用する扇形固形砥石片
JP2000326236A (ja) 縦軸研削用砥石
JPH0760648A (ja) 精密研削切断砥石
JP2000084858A (ja) 貫通孔付きカップ型回転砥石
JP2001293661A (ja) 回転円盤砥石
CN217255604U (zh) 一种盘型砂轮石材磨切刀具结构
JPH09253915A (ja) スローアウェイチップ式研削カッタ
JP3306443B2 (ja) ダイヤモンドコアードリル
KR101009593B1 (ko) 다이아몬드 컨디셔너