JPH0622612Y2 - 洗車機 - Google Patents

洗車機

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JPH0622612Y2
JPH0622612Y2 JP5277089U JP5277089U JPH0622612Y2 JP H0622612 Y2 JPH0622612 Y2 JP H0622612Y2 JP 5277089 U JP5277089 U JP 5277089U JP 5277089 U JP5277089 U JP 5277089U JP H0622612 Y2 JPH0622612 Y2 JP H0622612Y2
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JP
Japan
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car wash
car
wash machine
temperature
traveling
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Expired - Lifetime
Application number
JP5277089U
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JPH02143355U (ja
Inventor
彰 井狩
伸浩 石田
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Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、たとえば給油所に設置され、車を洗車するの
に使用される洗車機に関するものである。
従来の技術 従来の一般的な洗車機が第5図、第6図に示されてい
る。すなわち門形の洗車機本体1は、左右一対のサイド
ブラシ2、トップブラシ3、左右一対のロッカーブラシ
4のほかに、洗剤や水などの各種アーチを組込んでお
り、さらに乾燥のために、左右一対のサイドノズル5
と、昇降自在なトップノズル6と、両ノズル5,6に同
時に連通して風を供給する左右一対のブロワ装置7とを
組込んでいる。そしてブロワ装置7はそれぞれ定速回転
のモータ8により作動される。
このような従来形式によると、洗車行程において洗車機
本体1を走行させ、洗剤と水をスプレーし、各ブラシ
2,3,4で車9を洗車し、さらに所期の洗車を行った
車9に対して、最終行程において洗車機本体1を一定速
度で走行させ、各ノズル5,6から車9に向けて風を吹
付け、これにより洗車後の水滴を乾燥させている。
また、洗車機の操作は、洗車機本体1の前面に設けた操
作面(パネル)10により行われるよう構成されている。
考案が解決しようとする課題 しかし従来の洗車機においては、最終の乾燥行程におい
て、乾燥しにくい冬期では洗車後の水滴が車9の上面に
残り易いという問題があり、また乾燥し易い夏期では、
冬期にも乾燥が充分行えるよう洗車機本体9の走行速度
とすると、洗車実行時間が長くなるという問題があっ
た。
本考案は上記問題を解決するものであり、冬期にも充分
乾燥が行え、夏期には洗車実行時間を短くすることが可
能な洗車機を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記問題を解決するため本考案の洗車機は、トップノズ
ルとサイドノズルとこれらトップノズルおよびサイドノ
ズルに風を供給するブロワ装置と走行装置とを配設した
洗車機本体に、気温を検出する温度検出装置を設け、前
記走行装置により洗車機本体を走行させながら、前記ブ
ロワ装置を駆動して前記トップノズルとサイドノズルか
ら風を噴出させて車の乾燥を行う乾燥工程時に、前記温
度検出装置からの温度検出信号に応じて前記走行装置に
速度信号を出力し、洗車機本体の走行速度を制御する制
御手段を設けたものである。
作用 上記構成により、乾燥行程時において、気温により洗車
機本体の走行速度が変更され、たとえば冬期など気温が
低い場合は走行速度を遅くすることによって乾燥時間が
長くなり充分な乾燥が行え、夏期など気温が高い場合は
走行速度を速くすることによって洗車実行時間が短くな
る。
実施例 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。な
お、従来例の第5図と第6図の構成と同一の構成には同
一の符号を付して説明を省略する。
第1図は本考案の洗車機の制御系のブロック図である。
センサ系の温度検出装置11は、洗車機本体1に取付けら
れた、外気温を検出する温度センサより構成され、その
温度検出信号cを制御装置12へ出力している。
制御装置12は、洗車機本体1内に内蔵され、入出力部1
3、制御部14および記憶部15から構成されており、操作
面10から操作信号a、温度検出信号cを含むセンサ系の
信号を入力して記憶し、操作信号aに応じて、洗車機本
体1を走行するための走行モータなどからなる走行装置
16、ブロワ装置7、トップノズル6を含む駆動系を制御
して洗車機全体の動作を制御している。17は制御系の電
源を示している。
本考案の要旨である、制御装置12による最終行程(乾燥
行程)時の制御方法を、第2図のフローチャートにした
がって説明する。
まず、乾燥を実行する最終行程のモードであるか、洗車
機本体1が逆走を開始したかを確認し、最終行程モード
ではなく、あるいは逆走中でない場合は終了とし(ステ
ップF−1,F−2)、最終行程モードで、かつ逆走中
の場合は温度検出装置11からの温度検出信号cのレベル
により夏モードか冬モードかを判断する(ステップF−
3)。第3図に実線xで示すように、温度レベルが所定
温度レベル、たとえば3℃より高いときは夏モードを設
定して(ステップF−4)、走行装置16へ高速設定信号
を出力し(ステップF−5)、温度レベルが所定温度レ
ベルより低いときは冬モードを設定して(ステップF−
6)、走行装置16へ低速設定信号を出力する(ステップ
F−7)。これらステップF−4〜F−7の実行により
洗車機本体1は逆走開始時の所定速度から高速あるいは
低速設定信号に応じた速度となって逆走する。
次に従来と同様にブロワ装置7を駆動し(ステップF−
8)、トップノズル6を車9の上面に沿って昇降駆動し
(ステップF−9)、トップノズル6とサイドノズル5
から車9に向けて風を吹付け、これにより洗車後の水滴
を乾燥させている。トップノズル6を昇降駆動する制御
方法としては、たとえばトップノズル6の先端に車体検
知機構としてレバーを取付け、レバーが車9に接触する
ことにより車9の上面を検出して制御する方法がとられ
る。
このように、冬モードのときは洗車機本体1の走行速度
を遅くすることによって、乾燥時間を長くすることがで
き、充分な車9の乾燥を行うことができ、また夏モード
のときは洗車機本体1の走行速度を速くすることによっ
て乾燥が行えるとともに洗車実行時間を短縮でき、待ち
時間を短縮することができる。
なお、本実施例では第2図のF−3〜F−7において気
温が所定温度レベルより高いか低いかによって走行速度
を設定しているが、第3図に破線yで示すように温度レ
ベルでステップ状に走行速度を設定したり、第3図に1
点鎖線zで示すように温度レベルに比例した走行速度を
設定することもでき、このように設定することにより、
洗車実行時間を温度が低い場合にも短縮することが可能
となる。
また、第4図(a)および(b)に示すように、車9の天井部
やガラス部などの車9の部分毎に走行速度を変更するこ
とも可能である。このように車9の部分毎に走行速度を
変更することにより、充分な乾燥と洗車実行時間の短縮
を実現できる。車9の部分の判別は、洗車機本体1の前
面上部に車9の車高を検出する車高検出装置を取付け、
その車高検出信号を制御装置12へ入力し、洗車機本体1
を前進走行させながらサイドブラシ2やトップブラシ3
により車9を洗車する洗車行程時に、車体型状を学習す
ることにより行うことができる。
また、温度により夏モード、冬モードを設定しているが
操作面10よりキー入力で設定することも可能であり、年
間を通じて夏モード、冬モードを自由に切換使用でき
る。
考案の効果 以上のように本考案によれば、乾燥行程時において気温
により洗車機本体の走行速度を変更することによって、
乾燥しにくい冬期には走行速度を遅くでき、乾燥時間を
長くして充分な乾燥を行うことができ、乾燥し易い夏期
には走行速度を速くでき、乾燥を行うと同時に洗車実行
時間を短縮することができ、待ち時間を短縮することが
できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の一実施例を示す洗車機の制御系のブロ
ック図、第2図は同洗車機の制御装置の最終行程のフロ
ーチャート図、第3図は同洗車機の気温と設定速度の関
係図、第4図(a)および(b)はそれぞれ同洗車機の夏モー
ドと冬モードでの車部分毎の設定速度を示す模式図、第
5図および第6図はそれぞれ洗車機の側面図と正面図で
ある。 1……洗車機本体、5……サイドノズル、6……トップ
ノズル、7……ブロワ装置、9……車、11……温度検出
装置、12……制御装置(制御手段)、16……走行装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】トップノズルとサイドノズルとこれらトッ
    プノズルおよびサイドノズルに風を供給するブロワ装置
    と走行装置とを配設した洗車機本体に、気温を検出する
    温度検出装置を設け、前記走行装置により洗車機本体を
    走行させながら、前記ブロワ装置を駆動して前記トップ
    ノズルとサイドノズルから風を噴出させて車の乾燥を行
    う乾燥工程時に、前記温度検出装置からの温度検出信号
    に応じて前記走行装置に速度信号を出力し、洗車機本体
    の走行速度を制御する制御手段を設けた洗車機。
JP5277089U 1989-05-08 1989-05-08 洗車機 Expired - Lifetime JPH0622612Y2 (ja)

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JP5277089U JPH0622612Y2 (ja) 1989-05-08 1989-05-08 洗車機

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JP5277089U JPH0622612Y2 (ja) 1989-05-08 1989-05-08 洗車機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02143355U JPH02143355U (ja) 1990-12-05
JPH0622612Y2 true JPH0622612Y2 (ja) 1994-06-15

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ID=31573361

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JP5277089U Expired - Lifetime JPH0622612Y2 (ja) 1989-05-08 1989-05-08 洗車機

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JP2699679B2 (ja) * 1991-03-29 1998-01-19 株式会社ダイフク 洗車機

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JPH02143355U (ja) 1990-12-05

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