JPH06225111A - 通信システム - Google Patents

通信システム

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JPH06225111A
JPH06225111A JP5100715A JP10071593A JPH06225111A JP H06225111 A JPH06225111 A JP H06225111A JP 5100715 A JP5100715 A JP 5100715A JP 10071593 A JP10071593 A JP 10071593A JP H06225111 A JPH06225111 A JP H06225111A
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Toshiaki Nakamura
敏明 中村
Yasuro Hori
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Kozo Nakamura
浩三 中村
Yasushi Yokosuka
靖 横須賀
Soshiro Kuzunuki
壮四郎 葛貫
Yoshito Tsunoda
義人 角田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】無線ファクシミリシステムで、電波状態に左右
されない、専用プロトコルで送受信できる通信システム
と、通信が中断しても自動的に再開し、かつ中断前に通
信したデータに続くデータから通信を再開することによ
り伝送効率を向上させたシステムを実現する。 【構成】無線ファクシミリと一般のファクシミリを中継
する通信制御装置を設け、プロトコル変換を行い通信中
断を少なくするとともに、通信中断が生じても、通信中
断後に一定期間をおいて自動的に再ダイヤルする手段
と、一つの通信毎に固有の通信識別情報を付加する手段
と、通信再開時に中断前に受信できたデータの番号を通
知する手段とで構成される。 【効果】無線ファクシミリの欠点である電波の断続に強
く、通信が中断した場合、再接続のために利用者が再
度、送信先の認識番号を入力する必要がないシステムを
実現。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビジネス用,家庭用など
のファクシミリ等の通信端末及びそれらで構成される通
信システムに係り、特に無線による通信システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリでは一般に有線の公衆電話
回線を介して通信しているが、特開昭64−51754号公報
や特開平4-90664号公報では、無線機能を搭載したファ
クシミリが提案されている。しかしながら移動している
電車,自動車に搭載したファクシミリとの交信は電波の
干渉,フェージング等により、電波が断続し、通信がで
きなくなる場合が発生する。携帯電話では移動している
車両との通信ができているが、実際は通信の断続が発生
している。しかし、音声の場合多少の音声の断続があっ
ても人が前後の音声から内容を判断でき、判断できない
場合はすぐに聞きなおすことができるため、あまり問題
にならない。特開平3−101368 号公報では通信が中断し
た場合に、受信側が中断情報を記憶する。その後受信側
から中断位置を送信側に発報して、中断位置からの通信
を再開することが提案されている。
【0003】ファクシミリ通信の場合は通信プロトコル
(グループ3のプロトコル)では通信の断続は許され
ず、通信不良となっており、実際には自動車を停止させ
たりどこか電波状態のよい場所に静止して通信を行って
いる。また移動中に通信を可能とするため、沖電気開
発、第152、頁51〜54の「専用DSPを適用した
移動体端末装置」1991.10発行には移動体にセル
ラモデムを内蔵したファクシミリとプロトコル変換器と
を搭載し、セルラ電話交換局から一般公衆電話回線を介
してプロトコル変換器を付けたファクシミリに通信する
システムが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では次の
ような問題点がある。
【0005】1)従来のG3のプロトコルで通信を行う
と、移動中に電波の干渉フェージング等による電波の干
渉によりファクシミリ通信ができない。
【0006】2)電波の断続に強い専用の、或は独自の
プロトコルを用いると通信が可能になるが、一般のファ
クシミリとは通信ができず通信範囲が限定される。
【0007】3)中断が生じたときに、受信側から送信
側に中断位置情報を発報する方式では、複数の通信内か
ら1つの通信を識別する機能はなく、中断中の通信が複
数存在する場合には、どの通信における中断位置情報な
のか不明となる。そのため、一通信の中断直後に必ず再
開する必要がある。
【0008】4)また受信側から発報する必要があり、
受信側が費用を負担しなければならなくなる。さらに、
送信側には大きなメモリを備え、中断位置に応じてメモ
リから情報を引き出すか又は、送信原稿を中断位置まで
読みなおさせ、その位置を判定する等複雑な走査が必要
となる。
【0009】本発明の目的は上記問題点を解決し、移動
中の通信端末でも公衆回線に接続された一般の通信端末
との通信通信を可能にする通信端末及び通信システムを
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、電波の断絶に強い独自の通信プロトコ
ルを複数の移動用通信端末と基地局の通信制御装置に持
たせて、通信を可能とすると共に、基地局の通信端末に
は独自の通信プロトコルと一般のプロトコルとの双方向
変換機能を持たせ、公衆回線に接続された一般の通信端
末への転送機能を持たせたものである。さらに、移動用
端末と通信基地局との間では通信が断絶し再開したと
き、通信に対して固有の識別情報を交換する手段と、中
断した位置を示す位置情報を交換する手段を設けて、公
衆回線、又は移動体の受信側の負担を無くしたものであ
る。
【0011】
【作用】公衆回線に接続された通信端末と移動中の通信
端末との間で通信を行う場合には、最初に一般回線に接
続された通信端末から基地局の通信制御装置に一般のプ
ロトコルを用いて送信し、基地局の通信制御装置で一般
のプロトコルから独自のプロトコルに変換し、指定され
た移動中の通信端末に無線で送信する。一方移動中の通
信端末からは独自のプロトコルで基地局の通信制御装置
に送信され、通信制御装置で一般のプロトコルに変換
し、公衆回線を通じて指定された一般の通信端末に転送
するものである。さらに、移動中の通信端末と交信中に
通信が断絶しその後、送信側と受信側の回線が接続され
たとき、送信側から受信側に再開する通信の識別情報を
発報し、その中断位置情報を送信するように要求する。
受信側は送信側に対して要求された情報を送信し、その
情報に基づいて中断したところから再送を開始する。し
たがって中断中の通信が複数存在していても、所望の通
信の再開が実現できる。また、再開時は送信側から発報
するため、受信側に何ら負担をかけることがない。
【0012】
【実施例】図1は本発明のシステム構成を示す図で、独
自の通信プロトコルを持つ移動、あるいは携帯用無線フ
ァクシミリ端末群1と、一般のプロトコル、独自のプロ
トコル及び二つのプロトコル相互変換機能と、一般ファ
クシミリへの転送機能を備えた無線センターファクシミ
リ2と公衆回線に接続されたファクシミリ端末群3から
構成されている。
【0013】上記構成により、一般のファクシミリ端末
3からの信号は公衆回線を介して無線センターファクシ
ミリ2に送られ、一般のプロトコルから電波の断続に強
い独自のプロトコルに変換された後、無線で同じ独自の
プロトコルをもつ無線ファクシミリ端末1に送られ通信
が完了する。
【0014】一方、無線ファクシミリ端末1からの信号
は、独自プロトコルにより、無線で無線センターファク
シミリ2に送られる。無線センターファクシミリ2では
独自のプロトコルから一般のプロトコルに変換し、さら
に指定された一般のファクシミリ端末3に公衆回線を介
して転送され、通信が完了する。
【0015】図2は無線ファクシミリ端末の内部構成を
示す図である。通常のファクシミリ端末と異なる点は、
独自プロトコル制御部15,無線送受信部17,アンテ
ナ18を持つことである。ただし、車載の無線電話器等
が設置されている場合は、アンテナ18や無線送受信部
17は電話器と兼用できる。読み取り部11で読み取ら
れたデータはラインメモリ12を通り、符号化復号化部
13で符号化され、バッファメモリ14に送られる。バ
ッファメモリからのデータは独自プロトコル制御部15
で無線用の独自のプロトコルに変換され、モデム16を
通してアナログ信号に変調され無線送受信部17で無線
に変換され、アンテナ18から電波の状態で無線センタ
ファクシミリ2に送られる。一方無線センタファクシミ
リ2からの電波は無線ファクシミリ端末1のアンテナ1
8で受信され、無線送受信部17でアナログ信号に変換
され、独自プロトコル制御部15,バッファメモリ14
をを通り、符号化複合化部13でもとのデータに復元さ
れ、ラインメモリ12を経て記録部10にて記録され
る。なお、全体制御部19は各部の情報の流れを制御す
る他、パネル表示部20に送信先や送信情報、あるいは
送信元情報や受信情報等を表示制御することも行う。
【0016】図3は無線センタファクシミリ2の内部構
成を示す図である。すなわち、無線ファクシミリ端末1
と通信する場合には3個のスイッチS1,S2,S3を
1側にして、独自プロトコル制御部15を動作させ、公
衆回線のファクシミリ端末と通信する場合には2側にし
て、一般のプロトコル制御部15aを動作させるもので
ある。無線ファクシミリ端末1から一般のファクシミリ
端末3へ送信する場合には最初に無線ファクシミリ端末
1から独自プロトコルの信号を無線センタファクシミリ
2の無線送受信部17で受信し、受信信号を受け取ると
全体制御部19はスイッチを1側にして、モデム16を
介して独自プロトコル部15からバッファメモリに格納
する。次に全体制御部19からの指令に基づいてスイッ
チを2側に切替て、バッファメモリからデータを読みだ
し、一般のプロトコル制御部15aで一般のプロトコルに
変換した後、モデム16,NUC17aを介して公衆回
線18aに入り、一般のファクシミリ端末3で受信する
ものである。公衆回線18aの一般のファクシミリ端末3
から無線ファクシミリ端末1に送信する場合には前記と
逆の手順で行えば良い。
【0017】図4は一般のファクシミリの通信プロトコ
ルを示したものである。
【0018】まず受信側は、送信側からの一連の前手順
であるCNG(呼び出し音)信号を受信すると、CED
(受信側識別符号)とDIS(デジタル識別符号)とを
送信する。送信側は前記CEDとDIS信号を受信する
と、DCS(デジタル命令信号)とTCF(トレーニン
グチェック信号)信号を送信する。その後、CFR(受
信準備確認信号)が受信側から送信側に送られた後、原
稿1頁分のデータが送信される。送信が完了すると送信
側は、RTC(制御復帰信号)とEOP(手順終了信
号)を送信する。受信側ではEOPを確認するとMFC
(メッセージ確認信号)を送信側に送り、送信側ではM
CFを受けてDCN(回線切断指令)を出して終了す
る。このように従来の一般のプロトコルでは連続して送
るデータの長さが原稿1頁分として送信される。無線通
信では特に移動中に電波の干渉により、通信の断続が頻
繁に発生するが、一度の送るデータの送信量が原稿1頁
分と多いため、通信の断続に遭遇する確率が高く、通信
不能に陥ることになる。
【0019】図5に本発明に使用する独自の通信プロト
コルの1例を示す。CFRまでは図4と同じ手順であ
る。その後送信される送信データは1頁分を複数のブロ
ックに分割したものであり、1ブロック毎に3回同じデ
ータを送る方式である。各ファクシミリ端末やセンタフ
ァクシミリにはエラー検出手段を備えており、3回のう
ち1回でも成功すると受信側でMCFを送り、送信側で
は次のブロックのデータを同様に3連送するものであ
る。3回とも伝送に失敗したときには受信側からMNC
F(メッセージ不達信号)を送り、送信側では前と同じ
データを再度3連送する機能を有するものである。この
エラー検出手段は、送信データやデータ長が指定のデー
タ長より短い場合や長い場合にエラーと判断する方式
や、3回の送信データのパターンマッチングを行い2回
同じデータであれば送信成功と判断する方式あるいは、
3回とも一致したデータでなければ失敗と判断する方式
等を用いエラーを検出するものである。以上の手順を繰
り返すことにより、電波の断続が有っても通信を続ける
ことが出来る。連送する回数はここで説明した3回にと
らわれず、電波の悪い状態の時は多く、良い状態の時は
少なくすれば良い。
【0020】図6はデータのブロック長の例を示したも
ので4800bps で通信するときには、1ブロックの長
さを256bit 分、約0.1秒から512bit 分、約0.
2秒、1024bit分、0.4秒などが考えられる。一般
に電波の状態が悪いときにはブロック長を短くすると良
く、電波の状態がよいときには長くしてもよい。すなわ
ち、ブロック長,連送回数などを電波の状態に応じて適
切に選択して、確実で効果的な通信が出来る。以上のよ
うなシステム構成とし、独自プロトコルを用いることに
より、電波の断続に強くして、一般のファクシミリとの
通信を可能にすることができる。
【0021】図7は本発明の他の実施例を示したもので
ある。
【0022】図7において、無線通信部分は既存の携帯
用無線電話器22と無線電話用の基地局23と電話交換
機24と公衆回線18aと一般のファクシミリ端末3を
使用し、移動体側の携帯無線電話器22にファクシミリ
端末21を接続し、一般公衆回線中にプロトコル変換機
能、独自プロトコル、一般のプロトコル、転送機能を備
えたセンタファクシミリ25を接続する方式である。動
作は前記実施例とほぼ同じで、移動体側のファクシミリ
端末21からの情報を、相手先の一般のファクシミリの
電話番号とともに既存の無線通信システム22,23と
既存の電話交換機24を介してセンタファクシミリ25
まで、独自プロトコルで送り、センタファクシミリ25
により、一般のプロトコルに変換し、相手先の一般のフ
ァクシミリ3に転送するものである。一般のファクシミ
リ3から情報を送るときは、送信する情報と端末の接続
されている無線電話器22の電話番号をセンタファクシ
ミリ25に送る。センタファクシミリ25では一般のプ
ロトコルから独自の通信プロトコルに変換した後、目的
の無線電話器22に転送するものである。
【0023】図8に上記システムに用いる移動体側のフ
ァクシミリ端末の内部構成を示す。図2と同じ部分は同
じ符号をつけている。このファクシミリ端末は通常のフ
ァクシミリと異なり、独自プロトコル制御部15とモデ
ム16がアナログ入出力機能を有している点である。
【0024】図9にファクシミリ端末と携帯電話器との
接続方法を示す。図8のファクシミリ端末のモデム16
のアナログ入出力のアナログ信号を携帯電話器の音声入
出力部30に接続し、高周波回路31で無線信号に変換
しアンテナ32を介して無線基地局にデータを送信する
ことにより、図2の無線ファクシミリ端末1と同様の動
作をさせることが出来る。
【0025】図10に本システムに用いるセンタファク
シミリ25の内部構造を示す。
【0026】基本的には図3の無線センタファクシミリ
と概略同じ構成であるが、図3と異なる点は、データの
入出力が公衆回線であるため、無線送受信部とスイッチ
3が不要となった点である。2個のスイッチS1,S2
により独自プロトコルと一般のプロトコルを切替ること
により、移動体側のファクシミリ端末21と一般のファ
クシミリ端末3との通信を使いわけるものである。使用
する独自プロトコルとしては先に示した、図5と同じも
のを用いる。以上のように構成することにより、既存の
無線通信システムが利用出来、ファクシミリ端末,セン
タファクシミリとも無線通信部分無しで構成出来、電波
の断続に強い通信が出来る。
【0027】また以上の説明では、移動体ファクシミリ
には独自のプロトコルのみを搭載しているものとしてい
るが、当然のことながら、一般のプロトコルを併置し
て、電波の状態が良いときには一般のプロトコルで動作
させても良い。さらに一般のプロトコルを併置しておく
ことにより、通常の公衆回線に接続して一般のファクシ
ミリ端末として使用することもできる。
【0028】次に通信が断絶し、その後再開する動作に
ついての一実施例を図面を参照して説明する。図11は
本発明のシステム構成の一例を示したものである。今回
はファクシミリの様な画像を伝送するシステムを例に説
明するが、データ通信システム全般に適用可能である。
最初に送信時に動作する機能について説明する。独自プ
ロトコル制御部15に於て、相手番号設定部111は利
用者が送信先のファクシミリのダイアル番号を設定する
手段である。送信管理テーブル112は中断後の通信の
再開を行うための情報を記憶するメモリである。送信手
順処理部113は受信側と通信の制御信号をやり取りす
る手段である。読取り部11は送信したい原稿を走査し
て画像信号を生成する手段であり、例えば画像情報を電
気信号に変換する手段としてはCCDラインセンサを用
いる。符号化部115は読取り部11から入力する画像
信号の情報量を圧縮する手段であり例えばファクシミリ
に採用されているMH,MR符号化方式等が知られてい
る。送信データ記憶部116は符号化された画像信号を蓄
積する手段であり、半導体メモリで実現される。送信デ
ータ処理部117は受信側に対しデータを送信する手段
である。次に受信時に動作する機能について説明する。
通信識別情報設定部211は、送信側からの新たな通信
の開始要求に対して通信識別情報を設定する手段であ
る。受信管理テーブル212は中断再継続受信を行なう
ための情報を記憶するメモリである。受信手順処理部2
13は送信要求に対し通信のための制御信号をやり取り
する手段である。受信データ処理部214は送信元から
データを受信する手段である。受信データ記憶部は受信
した符号データを記憶する手段であり、半導体メモリで
実現される。復号化部216は符号データを元の画像信
号に復元する手段である。記録部10は画像信号を記録
紙に印字する手段であり例えば感熱プリンタがある。回
線断検出部401は回線の切断を検出する機能である。
回線断の検出条件として例えば、通信の完了を示す信号
を受信した場合、画像情報に付加して送られてくる同期
信号を5秒以上受信出来ない場合、同じデータフレーム
を3回再送しても誤りなく受信出来ない場合等がある。
またモデム16は符号データをアナログ信号に変換して
伝送路上で送受信する手段である。図12に送信管理テ
ーブル例を示す。8フレームに分割した原稿1ページ分
の符号化データの伝送を2回の送信で完了した場合の例
である。FAX番号は相手番号設定部111に入力され
た送信先のダイアル番号を記憶する領域である。伝送が
中断して再発呼する場合はこの領域からダイアル番号を
読み出して自動的にダイアリングするためユーザがダイ
アル番号を再入力する必要はない。通信識別情報は第1
回目の送信時に受信部201から送られてくる通信識別
情報を記憶する領域である。従って第1回目の送信開始
前はNullであるが第1回目の送信開始以後は他の通信と
区別できる固有の識別情報が設定される。通信の中断
後、再開する場合はこの領域から受信側に通信識別情報
を送信することにより、受信側はどの通信識別情報の通
信の再開なのかを認識できる。発呼回数は同じ通信識別
情報に対し第1回目の発呼を含め何回発呼したのかを示
す領域である。この値が予め設定されてある上限値を越
える場合には再発呼を中止する。ダイアリング回数は1
回の発呼に対し何回ダイアリングしたのかを示す領域で
ある。この値が予め設定されてある上限値を越える場合
には受信側に対する接続要求を中止する。ステータスは
送信すべき符号データが全て送信できたかどうかを示す
領域である。ページ番号は前回の送信により受信側が正
常に受信できたページ番号を示す領域である。フレーム
番号は前回の送信により受信側が正常に受信できたフレ
ーム番号を示す領域である。ページ番号とフレーム番号
は通信の再開時に受信側から送信される。
【0029】図13に受信管理テーブル例を示す。8フ
レームに分割した原稿1ページ分の符号化データの伝送
を2回の受信で完了した場合の例である。FAX番号は
受信側のダイアル番号を記憶する領域である。通信識別
情報は第1回目の受信開始時に通信識別情報設定部21
1で設定された情報を記憶する領域である。従って第1
回目の受信開始前はNullであるが第1回目の受信開始以
後は他の通信と区別できる固有の識別情報が蓄えられ
る。通信の中断後、再被呼する場合はこの領域の値と送
信側から送信された通信識別情報を照合することによ
り、受信側はどの通信識別情報の通信の再被呼なのかを
認識できる。被呼回数は同じ通信識別情報の通信に対し
第1回目の被呼を含め何回被呼したのかを示す領域であ
る。この値が予め設定されてある上限値を越える場合に
は同じ通信識別情報に対する再被呼を中止する。ステー
タスは受信すべき符号データが全て受信できたかどうか
を示す領域である。ページ番号は前回の受信で受信側が
正常に受信できたページ番号を示す領域である。フレー
ム番号は前回の受信で受信側が正常に受信できたフレー
ム番号を示す領域である。ページ番号とフレーム番号は
通信の再開時に送信側に対し送信する。
【0030】図14は本発明の通信動作の一例を示した
ものであり、通信識別情報の設定を受信側が行う場合の
例である。送信側から受信側に対し原稿1ページ分の符
号化データを8フレームに分割して通信する場合につい
て説明する。利用者が相手番号設定部111に電話番号
に代表される送信先のダイアル番号を設定し、送信側か
ら受信側に対し発呼し受信部が着呼して回線が接続する
と、受信側は再継続受信(本発明の中断再開を可能とす
るプロトコルでの受信)の能力があることを送信する。
送信側は第1回目の通信であることから受信側に通信識
別情報要求を送信する。受信側は第1回目の通信に対し
他の通信と識別しえる通信識別情報を設定し送信側に送
信する。通信識別情報は、例えば受信側で新規の通信を
受信する毎に1ずつ増加する様な一連の通し番号でも良
い。送信側はデータを例えば256バイト単位を1フレー
ムとし、各フレーム単位に通し番号を付けて送信する。
画像情報に付加して送られてくる同期信号を5秒以上検
出出来ない場合、同じデータフレームを3回再送しても
誤りなく受信出来ない場合には、回線を切断し通信を中
断する。送信側は回線断を検出すると再び受信側に発呼
し回線を接続する。この場合、利用者が再び送信先のダ
イアル番号を設定する必要はなく、接続番号記憶部11
2に記憶されているダイアル番号の送信先に自動的に発
呼する。受信側が再継続受信の能力があることを送信す
ると送信側は再継続要求及び再継続したい通信の通信識
別情報を送信する。この通信識別情報は第1回目の通信
開始時に送信管理テーブル112の通信識別情報領域に
蓄えられた情報である。通信識別情報の受信により受信
側は、例えば現在中断状態にある通信が複数あった場
合、どの通信の再継続なのかを認識できる。次に受信側
は再継続許可を送信し、更に中断位置情報として第1回
目で正常に受信できた最終ページの番号(この場合は
1)と最終フレーム番号(この場合は4)を送信する。
ところで再継続要求のあった通信識別情報の通信に於け
る中断位置までの画像データが受信データ記憶部215
に蓄えられていない場合は、受信側は送信側に対し再継
続不可を送信する。送信側は受信した中断位置情報であ
るページ番号,フレーム番号に基づき送信データ記憶部
116から5番目以降のフレームの送信を開始する。再
継続不可を受信した場合は受信側に対し新たに通信識別
情報を要求し、新規の通信として再度1ページ目の先頭
から送信を開始する。送信すべきデータが全て送信でき
た場合、送信側は送信完了を送信する。受信側は全ての
データが正常に受信できた場合には完了許可を送信し、
それを受けて送信側は回線を切断する。
【0031】図15は本発明の通信動作の一例を示した
ものであり、通信識別情報の設定を送信側が行う場合の
例である。利用者が相手番号設定部111に電話番号に
代表される送信先のダイアル番号を設定し、送信側から
受信側に対し発呼し受信部が着呼して回線が接続する
と、受信側は中断再継続受信の能力があることを送信す
る。送信側は第1回目の通信であることから他の通信と
識別しえる通信識別情報を設定し受信側に送信する。そ
れ以後の処理は図14に示したものと同じである。
【0032】図16は送信側の発呼動作の例を示したも
のである。ユーザが送信原稿をセットし送信先のダイア
ル番号を入力すると、送信要求ありと判断し、読取り部
11を起動して原稿を読取り、符号化部115で符号化
して送信データ記憶部116に蓄える。原稿が複数枚あ
る場合は上記処理を繰り返す。次に第一発呼処理を行
う。一方、送信要求はないが、回線断による通信中断の
ため再継続データがある場合には再発呼処理を行う。上
記以外はシステムの電源が落とされるまで待機状態にあ
る。
【0033】第一発呼処理例を図18に示す。送信管理
テーブル112のFAX番号領域に蓄えられたダイアル
番号を自動的にダイアリングし受信側と接続すると、再
継続受信能力の有無を受信する。再継続受信能力が無い
場合にはG3等の通常のファクシミリ通信手順で通信を
行う(手順内容の詳細説明は省略する)。再継続受信能
力が有る場合には受信側との間で通信識別情報の設定を
行う。通信識別情報の設定は送信側及び受信側のどちら
かが通信識別情報の値を決定し、もう一方に通知すれば
良い。したがって送信側が通信識別情報設定部となって
いる場合は通信識別情報を設定し且つ送信管理テーブル
112内の通信識別情報記憶領域に格納する。そして通
信識別情報を受信側に送信する。受信側が通信識別情報
設定部となっている場合は受信側に対し通信識別情報を
要求し、受信側から通信識別情報を受信して送信管理テ
ーブル112内の通信識別情報記憶領域に格納する。次
に送信ページ番号と送信フレーム番号を初期化し1ペー
ジ目の1フレームから符号データの送信を開始する。画
像データの通信途中で回線断が生じた場合は送信管理テ
ーブル112を更新し処理を終わる。送信管理テーブル
112の更新は図12に示す様に1回目の送信開始前に
対して通信識別情報がNullから58に、発呼回数が0か
ら1に更新される。送信管理テーブル112の更新は回
線断の他に、1ページ分の送信が終了したことを通知す
るためのページエンド信号を送信したにも拘らず、エン
ド認識信号を受信できない場合にも行う。また接続時に
おいてダイアリングしても接続できない場合には、タイ
マに予め設定された一定期間毎にダイアリングし再接続
を試みる。ダイアリング回数が予め設定された上限値に
達した場合には接続不成立をユーザに通知し、送信デー
タ記憶部116内の送信データを破棄し送信管理テーブ
ル112をクリアする。
【0034】次に再発呼処理例を図19に示す。送信管
理テーブル112のFAX番号領域に蓄えられたダイア
ル番号を自動的にダイアリングし受信側と接続できた場
合、受信能力を受信して受信側に再継続受信能力が有る
ことを確認する。次に送信管理テーブル112内の通信
識別情報記憶領域に蓄えられてある通信識別情報を送信
する。次に受信側から第1発呼処理で受信できた符号デ
ータの最終ページ番号PNとフレーム番号FNを受信し
PNページ目のFN+1フレームから符号データの送信
を再開する。データの伝送途中で回線断が生じた場合は
送信管理テーブル112を更新し処理を終わる。送信管
理テーブル112の更新は図12に示す様に2回目の送
信開始前に対して発呼回数が1から2に更新される。送
信管理テーブル112の更新は、回線断の他に1ページ
分の送信が終了したことを通知するためのページエンド
信号を送信したにも拘らず、ページエンド認識信号を受
信できない場合にも行う。そして通信が正常に完了した
場合以外の回線断に対して再発呼を行うが、再発呼回数
が予め設定された上限値に達した場合には、送信管理テ
ーブル112内の最終送信ページ番号と最終送信ページ
番号をユーザに通知し、送信データ記憶部116内の送
信データを破棄して送信データ管理テーブル112をク
リアする。また接続時においてダイアリングしても接続
できない場合にはタイマに予め設定された一定期間毎に
ダイアリングし再接続を試みる。ダイアリング回数が予
め設定された上限値に達した場合には接続不成立をユー
ザに通知し、送信データ記憶部116内の送信データを
破棄し送信データ管理テーブル112をクリアする。
【0035】図17は受信側の処理例を示したものであ
る。送信側からのダイアリングによる接続要求を受信し
た場合は接続許可を送信し、再継続受信能力が有ること
を送信する。第1回目発呼を受信した場合には第一被呼
処理を行い、受信しない場合には再被呼処理を行う。上
記以外はシステムの電源が断されるまで待機状態にあ
る。
【0036】図20に第1被呼処理例を示す。送信側か
ら通信識別情報要求を受信した場合は、固有の通信識別
情報を設定し受信管理テーブル212内の通信識別情報
記憶領域に記憶する。そして送信側に送信する。送信側
から通信識別情報を受信した場合は、その値を受信管理
テーブル212内の通信識別情報記憶領域に記憶する。
次に受信ページ番号と受信フレーム番号を初期化し1ペ
ージ目の1フレームから符号データの受信を開始する。
データの通信途中で回線断が生じた場合は受信管理テー
ブル212を更新し処理を終わる。受信管理テーブル2
12の更新は図13に示す様に1回目の受信開始前に対
して通信識別情報がNullから58に、被呼回数が0から
1に更新される。送信完了を受信した場合は完了許可を
送信し受信完了をユーザに通知して受信管理テーブル2
12をクリアする。そして受信データ記憶部116内の
受信データを復号化部216で画像データに復元し記録
部10から出力する。またページエンドを受信した場合
には最終受信ページ番号をカウントアップし最終フレー
ム番号をクリアしてエンド認識を送信する。
【0037】図21に再被呼処理例を示す。送信側から
通信識別情報を受信したら前回までの被呼で正常に受信
できた最終受信ページ番号PNと最終受信フレーム番号
FNを送信する。次にPNページ目のFN+1フレーム
から符号データの受信を開始する。データの通信途中で
回線断が生じた場合は受信管理テーブル212を更新し
処理を終わる。受信管理テーブル212の更新は図13
に示す様に2回目の受信開始前に対して被呼回数が1か
ら2に更新される。送信完了を受信した場合は完了許可
を送信し受信完了をユーザに通知して受信データ管理テ
ーブル212をクリアする。そして受信データ記憶部2
15内の受信データを復号化部216で画像データに復
元し記録部10から出力する。またページエンドを受信
した場合には最終受信ページ番号PNをPN+1にカウ
ントアップし、最終フレーム番号FNをクリアしてエン
ド認識を送信する。
【0038】図22に本発明を搭載した一実施例を示
す。独自プロトコル制御部15は本発明の通信プロトコ
ルを実行するものである。誤り検出符号付加部502は
送信データ処理部117から送信する画像データと送信
手順処理部113から送信する手順信号に対し、複数の
ビット単位に誤り検出符号を付加する手段である。例え
ばHDLC手順方式の様にデータ数256バイト毎に2
バイトの誤り検出符号を付加することで、受信側はデー
タ数256バイト中に誤りの有無を検出できる。誤り訂
正符号付加部503は、複数のビット単位に誤りを受信
側で訂正するための符号を付加する手段である。例えば
BCH誤り訂正符号の様に、データ数7ビット毎に8ビ
ットの符号を付加する。誤り訂正部504は、誤り訂正
符号付加部503で付加された符号を用いて受信データ
の誤りを訂正する手段である。例えば7ビット毎に8ビ
ットの符号が付加されている場合、7ビット中の2ビッ
トの誤りまで受信側で訂正できる。ランダムに発生する
ビット誤りはこの手段で訂正する。誤り検出部505は
誤り検出符号付加部502で付加した誤り検出符号によ
り例えば256バイトのデータ列の中に誤りを検出した
場合は、送信側に対してそのデータ列の再送を要求す
る。誤りがない場合は画像データであれば受信データ処
理部214にデータを受け渡し、手順信号であれば受信
手順処理部213に信号を受け渡す。上記構成により、
通信回線上で生じる通信の中断及びデータのランダム誤
り,バースト誤りに対処する。
【0039】図23はランダム誤り率に対する各通信方
式の伝送時間を相対値で示したものである。誤り検出に
よるデータ再送の機能を具備した既存ファクシミリ方式
は1/5000程度の誤り率で通信不可となる。それに
対し、誤り検出によるデータ再送の機能を具備した中断
再継続通信方式では誤り率1/700程度まで通信可能
であり、更にデータ数4ビット毎に3ビットの符号を付
加することで実現するBCH誤り1ビット訂正機能を付
加すると誤り率1/500程度まで、データ数7ビット
毎に8ビットの符号を付加することで実現するBCH誤
り2ビット訂正機能を付加すると誤り率1/200程度
まで通信が可能となる。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、独自プロトコルを持つ
通信端末と一般の公衆回線に接続された通信端末との通
信が可能となる。また、通信が中断した場合、再継続の
ために利用者が再度、送信先の接続番号を設定する必要
がない。また送信先で中断した通信が複数存在しても通
信認識情報を通知してから再び通信を開始するため確実
に中断前の通信にデータ通信を再開できる。更に中断前
に通信できたデータフレーム番号を認識して、それに続
くデータフレームから再び通信を開始するため、先頭の
データフレームから再び通信をやり直す必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すシステム構成図であ
る。
【図2】本発明の一実施例の無線ファクシミリ端末の構
成を示す図である。
【図3】本発明の一実施例の通信制御装置の構成を示す
図である。
【図4】一般のプロトコルを説明する図である。
【図5】専用のプロトコルを説明する図。
【図6】通信のブロック長を示す図。
【図7】本発明の他の実施例を示す図。
【図8】本発明の別のファクシミリ端末の構成を示す
図。
【図9】無線ファクシミリ端末と携帯電話の接続を示す
図。
【図10】本発明の通信制御装置の他の構成を示す図。
【図11】本発明のファクシミリ端末の構成例。
【図12】送信管理テーブル例。
【図13】受信管理テーブル例。
【図14】通信動作例1。
【図15】通信動作例2。
【図16】送信動作例。
【図17】受信動作例。
【図18】第一発呼処理例。
【図19】再発呼処理例。
【図20】第一被呼処理例。
【図21】再被呼処理例。
【図22】本発明の一実施例。
【図23】通信特性。
【符号の説明】
1…移動用ファクシミリ端末、2…通信制御装置、3…
一般のファクシミリ端末、10…記録部、11…読み取
り部、12…ラインメモリ、13…符号化復号化部、1
4…バッファメモリ、15…独自プロトコル制御部、1
6…モデム、17…無線送受信部、18…アンテナ、1
9…全体制御部、20…表示パネル、111…接続番号
設定部、112…送信管理テーブル、113…送信手順
処理部、115…符号化部、116…送信データ記憶
部、117…送信データ処理部、211…通信識別情報
設定部、212…受信管理テーブル、213…受信手順
処理部、214…受信データ処理部、215…受信デー
タ記憶部、216…復号化部、401…回線断検出部、
502…誤り検出符号付加部、503…誤り訂正符号付
加部、504…誤り訂正部、505…誤り検出部。
フロントページの続き (72)発明者 横須賀 靖 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 葛貫 壮四郎 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 角田 義人 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の携帯あるいは移動用のファクシミリ
    端末と、公衆回線に接続された複数の一般のファクシミ
    リ端末と、両端末間の情報を中継する通信制御装置とか
    らなる通信システムにおいて、前記通信制御装置は移動
    体専用のプロトコルと一般のプロトコルに変換するプロ
    トコル変換手段を備えたことを特徴とする通信システ
    ム。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記通信制御装置は移
    動体からの専用のプロトコルの情報を受信する受信手段
    と、前記変換手段により一般のプロトコルに変換した
    後、指定された公衆回線の一般のファクシミリ端末に送
    信する送信手段を備えていることを特徴とする通信シス
    テム。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、前記通信制御装
    置は公衆回線に接続された一般のファクシミリ端末から
    の情報を受信する受信手段と、前記変換手段により一般
    のプロトコルから移動体専用のプロトコルに変換後、指
    定された移動体のファクシミリ端末に送信する送信手段
    を備えていることを特徴とする通信システム。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記移動体専用のプロ
    トコルは、送信原稿をブロック別に分割し、1つのブロ
    ックのデータを3回以上連続して送信するものであるこ
    とを特徴とする通信システム。
  5. 【請求項5】請求項1において、前記移動用ファクシミ
    リ端末と前記通信制御装置はそれぞれ無線通信手段を備
    えていることを特徴とする通信システム。
  6. 【請求項6】請求項1において、前記通信制御装置は情
    報の蓄積手段を有し、前記移動用ファクシミリ端末との
    通信状態に合わせて、同一情報を複数回繰り返し送信す
    ることを特徴とする通信システム。
  7. 【請求項7】請求項1において、前記移動用ファクシミ
    リ端末は情報の蓄積手段を有し、前記通信制御装置との
    通信状態に合わせて、同一情報を複数回繰り返し送信す
    ることを特徴とする通信システム。
  8. 【請求項8】請求項6又は7において、前記通信制御装
    置と移動用ファクシミリ端末は通信エラーを検出するエ
    ラー検出手段を有することを特徴とする通信システム。
  9. 【請求項9】複数の携帯あるいは移動用ファクシミリ端
    末と、前記移動用ファクシミリ端末と同一プロトコルで
    通信する機能を有する通信制御装置において、前記通信
    制御装置は前記移動用のファクシミリ端末からの情報を
    専用のプロトコルと一般のプロトコルに変換する変換手
    段と、前記移動用ファクシミリ端末で指定された公衆回
    線の宛先番号のファクシミリに受信し転送する転送手段
    と、前記公衆回線のファクシミリ端末からの情報を前記
    移動用ファクシミリのプロトコルに変換し、該当する移
    動用ファクシミリに送信する送信手段を備えたことを特
    徴とする通信制御装置。
  10. 【請求項10】請求項9において、前記通信制御装置は
    プロトコルの相互変換,転送のみを行うことを特徴とす
    る通信制御装置。
  11. 【請求項11】請求項9において、前記移動用ファクシ
    ミリと前記通信制御装置は無線により通信する無線手段
    を有することを特徴とする通信制御装置。
  12. 【請求項12】請求項9において、前記通信制御装置は
    情報の蓄積手段を有し、移動用ファクシミリ端末との通
    信状態に合わせて繰り返し送信することを特徴とする通
    信制御装置。
  13. 【請求項13】通信制御装置と、専用のプロトコルで無
    線通信できる複数の携帯あるいは移動用ファクシミリに
    おいて、前記移動用ファクシミリは情報の蓄積手段と、
    前記通信制御装置との間で通信状態に合わせて繰り返し
    同じ情報を送信する送信手段を備えたことを特徴とする
    移動用ファクシミリ端末。
  14. 【請求項14】請求項13において、前記通信制御手段
    は専用プロトコルの他に一般のプロトコルの送受信手段
    と、プロトコルの変換手段を備えていることを特徴とす
    る移動用ファクシミリ端末。
  15. 【請求項15】請求項13において、前記移動用ファク
    シミリは専用プロトコルの他に一般のプロトコルの送受
    信手段を備えていることを特徴とする移動用ファクシミ
    リ端末。
  16. 【請求項16】基地局と、前記基地局との間を無線で通
    信を行う複数の無線電話と、前記無線電話に接続し専用
    のプロトコルで動作するファクシミリ端末と、前記基地
    局と電話交換機を介して公衆回線に接続された複数のフ
    ァクシミリ端末と、前記公衆回線に接続されプロトコル
    変換手段と、無線通信手段を有する通信制御装置から構
    成されていることを特徴とする通信システム。
  17. 【請求項17】通信回線に発呼して情報を送信し、通信
    回線よりの着呼に応答して情報を受信する通信端末及び
    または異なる通信プロトコルの通信端末間の通信を中継
    する通信制御装置に於て、新たな情報通信を開始する場
    合に、固有の識別情報を交換する通信識別情報交換手段
    と、前記新たな通信が中断した後、前記通信を再開する
    場合に、前記通信識別情報と中断位置情報を交換し前記
    通信を再開する手段を備えることを特徴とする通信シス
    テム。
  18. 【請求項18】請求項17において、通信識別情報交換
    手段は、送信側又は受信側のどちらか一方で固有の識別
    情報の設定を行い、他方に通知することを特徴とする通
    信システム。
  19. 【請求項19】請求項17において、通信識別情報と中
    断位置情報を交換する手段は、送信側から受信側に対
    し、再開する通信の識別情報を通知し、受信側から送信
    側に対し、その通信内の情報の中断位置情報を通知する
    ことを特徴とする通信システム。
  20. 【請求項20】請求項17において、送信側と受信側に
    於ける情報の通信は、自動誤り訂正機能及び或いは自動
    誤り検出再送機能を具備することを特徴とする通信シス
    テム。
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