JPH0622492Y2 - マンドレル用アタッチメント - Google Patents
マンドレル用アタッチメントInfo
- Publication number
- JPH0622492Y2 JPH0622492Y2 JP3973588U JP3973588U JPH0622492Y2 JP H0622492 Y2 JPH0622492 Y2 JP H0622492Y2 JP 3973588 U JP3973588 U JP 3973588U JP 3973588 U JP3973588 U JP 3973588U JP H0622492 Y2 JPH0622492 Y2 JP H0622492Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mandrel
- attachment
- spacer
- segment
- segments
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- Expired - Lifetime
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- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は帯鋼巻取装置および巻戻装置のマンドレル用ア
タッチメントに関する。
タッチメントに関する。
［従来の技術］ マンドレル用アタッチメントはマンドレル外径よりも内
径の大きいコイルをマンドレルに嵌装させる時にマンド
レルに被せるものである。
径の大きいコイルをマンドレルに嵌装させる時にマンド
レルに被せるものである。
帯鋼の巻取（戻）装置のマンドレル用アタッチメント
は、巻取（戻）装置のマンドレル軸方向に分割された複
数のセグメントから成り、この複数のセグメントは接線
方向に設けた案内ピンとスプリング機構を介して連結さ
れており、アタッチメントの使用時はアタッチメントが
このスプリング力により縮径してマンドレルに固着され
ている。マンドレルのアタッチメントの着脱の際は巻取
（戻）装置マンドレルの拡径機構によってアタッチメン
トのセグメントを押し拡げ、アタッチメントセグメント
の軸方向分割面間、すなわちセグメント相互間にスペー
サを挿入した後アタッチメントの径を縮小し、アタッチ
メントの内径とマンドレル外径をルーズにする。
は、巻取（戻）装置のマンドレル軸方向に分割された複
数のセグメントから成り、この複数のセグメントは接線
方向に設けた案内ピンとスプリング機構を介して連結さ
れており、アタッチメントの使用時はアタッチメントが
このスプリング力により縮径してマンドレルに固着され
ている。マンドレルのアタッチメントの着脱の際は巻取
（戻）装置マンドレルの拡径機構によってアタッチメン
トのセグメントを押し拡げ、アタッチメントセグメント
の軸方向分割面間、すなわちセグメント相互間にスペー
サを挿入した後アタッチメントの径を縮小し、アタッチ
メントの内径とマンドレル外径をルーズにする。
このスペーサをセグメントの分割面間に挿入する作業は
例えば実開昭５７−１８９６１３に開示されているよう
に手作業で行われている。
例えば実開昭５７−１８９６１３に開示されているよう
に手作業で行われている。
［考案が解決しようとする課題］ 帯鋼の巻取（戻）装置のマンドレルに挿着するアタッチ
メントのセグメントの軸方向分割面にスペーサを挿入し
たり、スペーサを抜去る作業は手作業であり、作業能率
が低く、かつ危険を伴う作業である。
メントのセグメントの軸方向分割面にスペーサを挿入し
たり、スペーサを抜去る作業は手作業であり、作業能率
が低く、かつ危険を伴う作業である。
本考案はこのスペーサに改善を加え、アタッチメントセ
グメントの拡径および縮径動作に連動して自動的に所要
のスペーサがセグメントの軸方向分割面内に介装される
ようにした巻取（戻）装置のマンドレル用アタッチメン
トを提供することを課題とする。
グメントの拡径および縮径動作に連動して自動的に所要
のスペーサがセグメントの軸方向分割面内に介装される
ようにした巻取（戻）装置のマンドレル用アタッチメン
トを提供することを課題とする。
［課題を解決するための手段］ 本考案は上記課題を解決する技術手段として、アタッチ
メントセグメントの軸方向分割面相互間に、セグメント
の拡径時および縮径時の該分割面間距離にそれぞれ対応
する二辺を有する直方体スペーサを介装し、該スペーサ
はマンドレル軸と平行な軸心上で転回可能に支持され、
セグメントの拡縮動作毎に９０度転回する機構を備えた
ことを特徴とする巻取（戻）装置マンドレル用アタッチ
メントを開発した。
メントセグメントの軸方向分割面相互間に、セグメント
の拡径時および縮径時の該分割面間距離にそれぞれ対応
する二辺を有する直方体スペーサを介装し、該スペーサ
はマンドレル軸と平行な軸心上で転回可能に支持され、
セグメントの拡縮動作毎に９０度転回する機構を備えた
ことを特徴とする巻取（戻）装置マンドレル用アタッチ
メントを開発した。
［作用］ 本考案は帯鋼の巻取（戻）装置のマンドレル用アタッチ
メントのセグメントの間に、転回によって高さを２段階
に切換え可能な直方体スペーサを介装し、かつこのスペ
ーサをセグメントの分割面に転回可能に装着して、その
高さの切換をマンドレルの拡径縮径動作を利用して遠隔
操作可能としたので、手動による危険作業や不確実性を
解消することができた。
メントのセグメントの間に、転回によって高さを２段階
に切換え可能な直方体スペーサを介装し、かつこのスペ
ーサをセグメントの分割面に転回可能に装着して、その
高さの切換をマンドレルの拡径縮径動作を利用して遠隔
操作可能としたので、手動による危険作業や不確実性を
解消することができた。
［実施例］ 第１図は本考案の実施例の要部の斜視図、第２図（ａ）
は実施例の側面図、第２図（ｂ）はその正面図、第３図
は第２図のＡ部の拡大詳細図である。
は実施例の側面図、第２図（ｂ）はその正面図、第３図
は第２図のＡ部の拡大詳細図である。
第２図においてアタッチメント本体は４個のセグメント
１ａ〜１ｄで構成されている。このセグメントは場合に
よっては、３個組みでも良い。セグメント間を繋ぐ繋ぎ
ボルト２は、分割されセグメントを繋いでいると共に、
繋ぎボルトに装着されたばね３により各セグメントを引
き付け合う働きをしている。
１ａ〜１ｄで構成されている。このセグメントは場合に
よっては、３個組みでも良い。セグメント間を繋ぐ繋ぎ
ボルト２は、分割されセグメントを繋いでいると共に、
繋ぎボルトに装着されたばね３により各セグメントを引
き付け合う働きをしている。
第１図はスペーサ部を示す斜視図で、方形のスペーサ４
とフランジ５は回転軸６で一体に繋っている。回転軸６
はピン７を持ち、フック１１はマンドレル１ａ，１ｂの
拡縮によってピン７を引上げ、方形のスペーサ４を９０
度転回させる。
とフランジ５は回転軸６で一体に繋っている。回転軸６
はピン７を持ち、フック１１はマンドレル１ａ，１ｂの
拡縮によってピン７を引上げ、方形のスペーサ４を９０
度転回させる。
端面が山形斜歯状の噛合面をなすラチェット１２は同形
の端面をもって対向するラチェット１４とスプリング１
５によって噛み合う仕組みになっており、スペーサ４の
転回の働きを９０度毎に常に固定する。
の端面をもって対向するラチェット１４とスプリング１
５によって噛み合う仕組みになっており、スペーサ４の
転回の働きを９０度毎に常に固定する。
ラチェット１２，１４の構造は、第５図に示すように、
方形のブロック１６と付勢板ばね１８を有するレバー１
７との組み合わせでも良い。
方形のブロック１６と付勢板ばね１８を有するレバー１
７との組み合わせでも良い。
巻取（戻）装置のマンドレルを遠隔操作にて拡径させる
と第４図（ａ）に示すように、スペーサ４が立姿勢とな
りアタッチメントセグメント１（１ａ，１ｂ，…）は拡
径状態となって、マンドレル軸との間に遊隙を生じ、着
脱可能な状態となる。
と第４図（ａ）に示すように、スペーサ４が立姿勢とな
りアタッチメントセグメント１（１ａ，１ｂ，…）は拡
径状態となって、マンドレル軸との間に遊隙を生じ、着
脱可能な状態となる。
第４図（ａ）の状態から巻取（戻）装置マンドレルの拡
縮機構を１回操作すればスペーサ４が９０度転回し、マ
ンドレルセグメント１（１ａ，１ｂ，…）は第４図
（ｂ）に示す縮径状態となり、セグメント１ａ，１ｂ，
…を結ぶボルト２とばね３の作用により巻取（戻）装置
のマンドレル軸に締め付けられる。
縮機構を１回操作すればスペーサ４が９０度転回し、マ
ンドレルセグメント１（１ａ，１ｂ，…）は第４図
（ｂ）に示す縮径状態となり、セグメント１ａ，１ｂ，
…を結ぶボルト２とばね３の作用により巻取（戻）装置
のマンドレル軸に締め付けられる。
［考案の効果］ 本考案によれば巻取（戻）装置マンドレルへのアタッチ
メント装着作業を自動化することができ、迅速かつ安全
に拡径、縮径を行うことができる。
メント装着作業を自動化することができ、迅速かつ安全
に拡径、縮径を行うことができる。
第１図は本考案の実施例の要部斜視図、第２図（ａ）は
本考案の実施例を用いたマンドレルの側面図、第２図
（ｂ）は第２図（ａ）のＢ−Ｂ矢視図、第３図は第２図
のＡ部詳細図、第４図は作用を示す説明図、第５図はラ
チェット部の別案を示す斜視図である。 １（１ａ，１ｂ，１ｃ，１ｄ）…セグメント ２…繋ぎボルト、３…ばね ４…スペーサ、５…フランジ ６…軸、７…ピン １１…フック、１２，１４…ラチェット １５…スプリング
本考案の実施例を用いたマンドレルの側面図、第２図
（ｂ）は第２図（ａ）のＢ−Ｂ矢視図、第３図は第２図
のＡ部詳細図、第４図は作用を示す説明図、第５図はラ
チェット部の別案を示す斜視図である。 １（１ａ，１ｂ，１ｃ，１ｄ）…セグメント ２…繋ぎボルト、３…ばね ４…スペーサ、５…フランジ ６…軸、７…ピン １１…フック、１２，１４…ラチェット １５…スプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 井芹 盛義 長崎県佐世保市光町177番地２ 辻産業株 式会社内 (72)考案者 佐志 尚克 長崎県佐世保市光町177番地２ 辻産業株 式会社内 (72)考案者 池田 文夫 長崎県佐世保市光町177番地２ 辻産業株 式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−110818（ＪＰ，Ａ) 実公 昭59−27932（ＪＰ，Ｙ２) 実公 昭56−6169（ＪＰ，Ｙ２)
Claims (1)
- 【請求項１】帯鋼巻取装置および巻戻装置のマンドレル
に挿着するアタッチメントのセグメント方向分割面相互
間に、該セグメントの拡径時および縮径時の該分割面間
距離にそれぞれ二辺が対応する直方体スペーサを介装
し、該スペーサはマンドレル軸と平行な軸心上で転回可
能に支持され、前記セグメントの拡径縮径動作毎に９０
度転回する機構を備えたことを特徴とするマンドレル用
アタッチメント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3973588U JPH0622492Y2 (ja) | 1988-03-28 | 1988-03-28 | マンドレル用アタッチメント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3973588U JPH0622492Y2 (ja) | 1988-03-28 | 1988-03-28 | マンドレル用アタッチメント |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01143610U JPH01143610U (ja) | 1989-10-02 |
| JPH0622492Y2 true JPH0622492Y2 (ja) | 1994-06-15 |
Family
ID=31266231
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3973588U Expired - Lifetime JPH0622492Y2 (ja) | 1988-03-28 | 1988-03-28 | マンドレル用アタッチメント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0622492Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5272850B2 (ja) * | 2009-03-27 | 2013-08-28 | Ｊｆｅスチール株式会社 | マンドレル径測定用冶具 |
| JP5501025B2 (ja) * | 2010-02-22 | 2014-05-21 | コスモ石油株式会社 | 温度補正システム |
-
1988
- 1988-03-28 JP JP3973588U patent/JPH0622492Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01143610U (ja) | 1989-10-02 |
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