JP4312330B2 - ビニールハウス用の継手 - Google Patents
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- Y02P60/14—Measures for saving energy, e.g. in green houses
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、ビニールハウス用の継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の継手は、回転部の出力軸とパイプとを一体的に連繋する構成となっているので、不都合が生ずる場合がある。
【0003】
即ち、停電、落雷又は故障等により回転部が回転しない場合には、パイプの回転ができないので、開閉されているビニールの巻戻し、又は巻取りが行えず、ビニールハウスの栽培作物・植物に悪影響を与える問題が発生する。また上記の場合に、パイプを回転するには、継手とパイプとの連結を解除した後、当該パイプを手動により回転して、ビニールを巻戻し、又は巻取る方法である。しかし、この連結の解除(解除作業)に時間と手間を要すること、及びこの解除作業は高所作業となり危険を伴うこと、等の問題がある。尚、この解除後の継手とパイプの連結作業(連結作業)においても、前記解除作業と略同様な問題がある。
【0004】
尚、大小のパイプを重合せ、この重合せ箇所の孔に係止杆(ロックピン)を挿入して、前記大小のパイプを固定する構成として、実開平2-83946号のホゾ付建枠がある(文献とする)。この考案は、ホゾと建地との孔にロックピンを挿入し、ロックピンをホゾに接離可能に設けるとともに、バネの反撥力で原位置に復帰させる構成である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記の如く、解除・連結作業に、時間と手間を要すること、及びこの解除作業は高所作業となり危険を伴うこと、等の問題がある。またこの解除・連結作業に工具を要すること等の別の問題もある。
【0006】
前記文献は、建築現場に使用される建枠であり、利用分野が違うこと、又はロックピンは、ホゾと建地との係止(連繋)のみであり、このロックピンを他の目的に使用できないこと、ロックピンの取外しができないこと、等の相違点がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、継手の連結・解除作業を時間と手間を要することなく行うこと、又は高所作業の危険性を軽減すること、工具を要さず前記連結・解除作業を簡便に行うこと、等を目的とする。
【0008】
請求項1は、ビニールハウスのビニール巻取り用の回転部より突出された出力軸と、前記ビニールを巻取るビニール巻取り用のパイプと、を連結するビニールハウス用の継手であって、
当該継手は、前記パイプが挿入される筒体と、この筒体に設けた孔と、この孔に挿入される折曲部を有するハンドルと、このハンドルを前記筒体に固止する固止手段で構成しており、この継手に前記パイプを挿入するとともに、前記筒体の孔とこのパイプの孔に前記ハンドルの折曲部を挿入することにより当該継手とこのパイプを連結し、当該パイプを前記出力軸の回転を介して回転し、またこの折曲部を前記筒体の孔及びパイプの孔から脱抜し、当該継手とこのパイプの連結を解除して、この継手をこのパイプの孔から脱抜して、当該パイプを回転可能としたことを特徴とするビニールハウスの継手である。
【0009】
請求項2の発明は、継手を構成するハンドルの着脱を、簡便かつ確実にすること、確実に係止されており、振動、強風等においても、離脱しないこと、等を目的とする。
【0010】
請求項2は、固止手段が筒体に設けられたバネ板で構成する帯環であるビニールハウス用の継手である。
【0011】
【発明の実施の形態】
ビニールハウスに設けられたビニール巻取り用の回転部の出力軸には、継手を介してパイプが連結されており、この回転部の正逆回転はパイプに伝達される。このパイプの正逆回転により、当該パイプにビニールが巻上げ、巻戻される。
【0012】
前述の如く、回転部とパイプは一連に正逆回転し、ビニールの巻取り、又は巻戻しを行う。しかし、当該回転部が停電、落雷により停止、又は故障等で停止した場合(非常時)には、前記図式が崩れ、大変に困る。例えば、ビニールハウス内の換気不良による高温障害(焼き付き)、低温障障害(凍霜)の発生と、又は病害虫の被害発生、等の問題がある。この際、前記パイプの正逆回転が手動で行えることが不可欠である。
【0013】
上記に鑑み、本発明では、次の手段により、パイプの正逆回転を手動で行える構成としている。即ち、非常時においては、ハンドルの本体部を帯環より外し、ついでその折曲部を継手の筒体及びパイプの孔から外す。このハンドルの取外しを利用して、パイプを筒体から取外すと、パイプは手作業により回転できるので、手作業によりビニールの巻取り、又は巻戻しをする。殊に、本発明では、パイプの回転を、ハンドルのパイプの孔への挿設と、このハンドルの回転を利用して行う方法では、より短時間で、しかも容易かつスムーズな回転が行え極めて有益である。
【0014】
一方、ハンドルを収めるには、筒体にパイプを挿入し、当該筒体とパイプの孔を合わせた後、ハンドルの折曲部を当該孔に挿入し、筒体とパイプを一体化し、かつハンドルの本体部を筒体に設けた帯環に係止する。この一連の操作により回転部の出力軸と継手(筒体)及びパイプが連繋一体化される。この一体化もハンドルの取付けにより、短時間で、しかも容易かつスムーズな回転が行えるので、極めて有益である。
【0015】
【実施例】
1はビニールハウスHのビニールH1巻取り(巻戻し)用の回転部(ギア部とする)で、ギア部1は図示しない駆動源にベルト等を介して連繋されている。このギア部1には少くとも1本の出力軸2が突出しており、この例では、出力軸2は、ギア部1の軸(図示せず)にネジ止め又は嵌合される取付部20と、この取付部20に自在に設けられた角柱部21と、で構成されており、ギア部1の軸に対して自在に設けられている。この出力軸2には、継手3が設けられている。この継手3は、この例では、前記角柱部21に嵌合される方形状(一例である)取付部30と、継手本体(筒体31)と、で構成されており、この取付部30は、角柱部21に移動できるように設けられている。この取付部30の移動は、後述するパイプがビニールハウスの屋根を移動するに際して、パイプの移動距離を、確保することを意図する。尚、筒体31の自由端側に孔32を設ける。
【0016】
4はハンドルで、このハンドル4は、本体部40と折曲部41とで構成されており、折曲部41は、筒体31の孔32と、この筒体31に挿設されるビニールH1の巻取り、巻戻し用の パイプ5の孔50とに挿入(挿通)される。
【0017】
6はハンドル4を筒体31に固止する帯環で、この帯環6はバネ板(バネ材)で構成し、ハンドル4をワンタッチで取付け、取外しできる構成とする。60は止め部を示す。
【0018】
【発明の効果】
請求項1の発明は、ビニールハウスのビニール巻取り用の回転部の出力軸と、ビニール巻取り用のパイプを連結するビニールハウス用の継手を、パイプが挿入される筒体と、この筒体に設けた孔と、この孔に挿入される折曲部を有するハンドルと、このハンドルを筒体に固止する固止手段で構成し、この継手に挿入したパイプの孔と筒体の孔にハンドルの折曲部を挿入して継手とパイプを連結し、また折曲部を筒体の孔及びパイプの孔から脱抜し、継手とパイプの連結を解除し、パイプを回転可能とした構成である。従って、継手の連結・解除作業を時間と手間を要することなく行えること、又は高所作業の危険性を軽減できること、パイプの連結・解除作業を工具等を要さず簡便に行えること、等の特徴を有する。
【0019】
請求項2の発明は、固止手段が筒体に設けられたバネ板で構成する帯環である。従って、継手を構成するハンドルの着脱を、簡便かつ確実に行えること、また確実に係止されており、振動、強風等においても、離脱しないこと、等の特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ビニールハウスの全体を示す模式図である。
【図2】 ビニールハウスの回転部、出力軸、継手、及びパイプ等の関係を説明する模式図で ある。
【図3】継手、ハンドル、帯環等を拡大して示す斜視図である。
【図4】 ハンドル、帯環を拡大して示す斜視図である。
【符号の説明】
1 回転部
2 出力軸
20 取付部
21 角柱部
3 継手
30 取付部
31 筒体
32 孔
4 ハンドル
40 本体部
41 折曲部
5 パイプ
50 孔
6 帯環
60 止め部
H ビニールハウス
H1 ビニール
Claims (2)
- ビニールハウスのビニール巻取り用の回転部より突出された出力軸と、前記ビニールを巻取るビニール巻取り用のパイプと、を連結するビニールハウス用の継手であって、
当該継手は、前記パイプが挿入される筒体と、この筒体に設けた孔と、この孔に挿入される折曲部を有するハンドルと、このハンドルを前記筒体に固止する固止手段で構成しており、この継手に前記パイプを挿入するとともに、前記筒体の孔とこのパイプの孔に前記ハンドルの折曲部を挿入することにより当該継手とこのパイプを連結し、当該パイプを前記出力軸の回転を介して回転し、またこの折曲部を前記筒体の孔及びパイプの孔から脱抜し、当該継手とこのパイプの連結を解除して、この継手をこのパイプの孔から脱抜して、当該パイプを回転可能としたことを特徴とするビニールハウス用の継手。 - 上記の固止手段が筒体に設けられたバネ板で構成する帯環である請求項1に記載のビニールハウス用の継手。
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---|---|---|---|
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JP4312330B2 true JP4312330B2 (ja) | 2009-08-12 |
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- 2000-01-27 JP JP2000019173A patent/JP4312330B2/ja not_active Expired - Lifetime
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