JP3216585U - 補助具 - Google Patents

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清司郎 山▲崎▼
清司郎 山▲崎▼
健志 松川
健志 松川
文彦 中山
文彦 中山
紘 伊藤
紘 伊藤
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株式会社福岡通信工材製作所
西部電気工業株式会社
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Abstract

【課題】ポールに掛け回す自在バンドへの脱着を容易に行うことができ、作業中、作業員に殆ど負担を掛けない、コンパクトな補助具を提供する。【解決手段】補助具1は、第1側部フレーム部の間に第1連結用フレーム部を介装してなる第1フレーム部材21及び第2側部フレーム部の間に第2連結用フレーム部を介装してなる第2フレーム部材22を支軸23で連結したバックル(補助具本体)2と、支軸にその一端が固定されたベルト5と、ベルトの他端に設けてあり、バンド本体131の任意の係合窓135に係合し得るフック部6と、第2フレーム部材に取り付けられ、自在バンドの支持部134に係止させる係止部7とを備え、バックル2にはラチェット機構3が設けてあり、第1フレーム部材21を開させた場合、ラチェット機構にて支軸が回動してベルト5を巻き取る。【選択図】図4

Description

本考案は、電柱といったポールに掛け回す自在バンドの取付作業を補助する補助具に関する。
電柱又は支柱等のポールにあっては、通信用ケーブルを支持する突出金物をポールに固定するため、又は電柱に相隣らせて立設した支柱若しくは管材を当該電柱に支持させるため等に自在バンドが使用されているが、自在バンドをポールの周囲に固く取り付けるために、後記の特許文献1には次のような補助具が提案されている。
図7は、後述する特許文献1に開示された補助具の使用状態を示す模式的平断面図であり、図中、130は自在バンドである。自在バンド130は、金属帯状のバンド本体131を備えており、バンド本体131の一端近傍に立設した支持部134にフックボルト133が貫通支持されている。また、バンド本体131には、フックボルト133の先端部に設けたフック部133aが係合し得る複数の係合窓135,135,…がバンド本体131の長手方向へ適宜の間隔で開設してあり、フックボルト133のフック部133aを適宜の係合窓135に係合させ、フックボルト133の基端部に螺合させたボルト133bを締め付けることによって、自在バンド130をポールPの周囲に固着させるようになっている。
かかる自在バンド130にあっては、フックボルト133のボルト133bを螺入させるネジ部の長さに制限があるため、フックボルト133のフック部133aを、係合中の係合窓135より先の位置にある他の係合窓135に係合させた方が、自在バンド130をポールPの周囲により固く取り付けることができる場合がある。そのため、次のような補助具を用いてフック部130aの位置を他の係合窓135へずらしていた。
即ち、補助具200は、槓桿201の下端に前記係合窓135に係合する爪202が設けてあり、槓桿201の上端にグリップ203が設けてある。また、槓桿201の長手方向の中途位置にピン205を介して作用槓桿206が回動可能に延設してあり、作用槓桿206の先端には横向きに開口208を設けてなる板片状のフック207が設けてある。このフック207の開口208内に前記フックボルト133のフック部133aを挿入させて、当該フックボルト133のフック部133aを補助具200のフック207に引っ掛けた後、槓桿201の下端に設けた爪202をより先の位置にある適宜の係合窓135に係合させ、グリップ203を把持して槓桿201をフックボルト133から離隔する方向へ揺動させる。槓桿201のかかる揺動に作用槓桿206及びフック207が追従するため、フック部133aがフック207に引っ掛けられたフックボルト133が槓桿201側へ引き寄せられる。そして、グリップ203を元の姿勢に戻すことによって、引き寄せられた位置にある他の係合窓135にフックボルト133のフック部133aを係合させるようになっている。
特開2000−184535号公報
しかしながら、このような従来の補助具200にあっては、引き寄せられた位置にある他の係合窓135にフックボルト133のフック部133aを係合させた場合、当該係合窓135とフックボルト133のフック部133aとの係合力はより大きいため、補助具200を構成するフック207もフックボルト133とバンド本体131との間により固く挟持され、フックボルト133のフック部133aから補助具200のフック207を取り外す作業に困難を伴うという問題があった。また、槓桿201は揺動自在であるため、フックボルト133の引き寄せから、他の係合窓135へフックボルト133のフック部133aを係合させるまでの間、常にグリップ203に力を印加し続けなければならず、作業員に多大な負担が生じていた。この印加力を相対的に小さくするには、槓桿201の長さ寸法を長くすることが考えられるが、槓桿201の長さ寸法を長くすると、補助具200の外寸も大きくなって嵩張るため、補助具200の保管及び運搬に支障を来す。
本考案はかかる事情に鑑みてなされたものであって、自在ベルトへの脱着を容易に行うことができ、作業中、作業員に殆ど負担を掛けず、コンパクトな補助具を提供する。
(1)本考案に係る補助具は、帯板材にその長手方向へ複数の窓を開設してなるバンド本体と、適宜の窓に係合させるフックボルトと、前記バンド本体の一端部に突設してなり前記フックボルトを支持する支持部とを具備する自在バンドのポールへの取り付けを補助する補助具において、それぞれ対をなす側部フレーム部の間に連結用フレーム部を介装してなる第1フレーム部材及び第2フレーム部材を支軸で連結して、第1フレーム部材と第2フレーム部材とを開閉可能に構成した補助具本体と、前記支軸にその一端が固定されたベルトと、該ベルトの他端に設けてあり、前記バンド本体の任意の窓に係合し得るフック部と、前記第2フレーム部材に取り付けられ、前記自在バンドの支持部に係合させる係合部とを備え、前記補助具本体にはラチェット機構が設けてあり、前記第1フレーム部材を開させた場合、前記ラチェット機構にて支軸が回動してベルトを巻き取るようになしてあることを特徴とする。
自在バンドは、帯板材にその長手方向へ複数の窓を開設してなるバンド本体と、適宜の窓に係合させるフックボルトと、前記バンド本体の一端部に突設してなり前記フックボルトを支持する支持部とを具備しており、バンド本体をポールの周囲に巻回させ、支持部に支持されたフックボルトの先端をバンド本体の適宜の窓に係合させることによって、自在バンドをポールに取り付けるようになっている。
本考案の補助具にあっては、かかる自在バンドのポールへの取り付けを補助するようになしてあるが、それぞれ対をなす側部フレーム部の間に連結用フレーム部を介装してなる第1フレーム部材及び第2フレーム部材を支軸で連結して、第1フレーム部材と第2フレーム部材とを開閉可能に構成した補助具本体を備えている。前述した支軸にはベルトの一端が固定してあり、このベルトの他端に設けられたフック部を前記バンド本体の任意の窓に係合する。一方、第2フレーム部材には係合部が取り付けられており、該係合部を自在バンドの支持部に係合させる。
更に、前述した補助具本体にはラチェット機構が設けてあり、前記第1フレーム部材を開させた場合、前記ラチェット機構が動作して支軸が回動し、該支軸の周囲に前記ベルトが巻き取られるため、係合部を係合させた自在バンドの支持部及びフックボルトが補助具本体側へ引き寄せられ、フックボルトの先端部がバンド本体の窓から離隔し、補助具本体側の他の窓の位置に達すると、当該他の窓に係合する。これによって、バンド本体が縮経され、バンド本体をポールの周面により固着させることができる。
必要に応じて、自在バンドの支持部及びフックボルトを更に補助具本体側へ引き寄せる操作を繰り返すことによって、バンド本体をポールの周面に密に固着させた後、補助具本体のラチェット機構を解除して支軸からベルトを支軸から引き出し、ベルトの他端に設けたフック部をそれを係合させた自在バンドの窓から脱離させ、次いで係合部を自在バンドの支持部から脱離させることによって、補助具を自在バンドから取り外す。
このように本補助具にあっては、自在ベルトへの脱着を容易に行うことができる。また、補助具本体にはラチェット機構が設けてあるため、第1フレーム部材をレバーとして作用させて、ベルトを支軸に巻き取る作業中に、第1フレーム部材への印加を中断しても、支軸が逆回転する虞がなく、従って作業員に殆ど負担を掛けない。また、第1フレーム部材、第2フレーム部材及び支軸を有する補助具本体はコンパクトであり、補助具の保管場所を可及的に狭くすることができる。
(2)本考案に係る補助具は、前記係合部は、第2フレーム部材の連結用フレーム部に回転自在に外嵌させた環状部と、該環状部に連結した紐状部とを具備することを特徴とする。
本考案の補助具にあっては、第2フレーム部材に取り付けられた係合部は、第2フレーム部材の連結用フレーム部に回転自在に外嵌させた環状部と、該環状部に連結した紐状部とを具備している。環状部は第2フレーム部材の連結用フレーム部に回転自在に外嵌させてある一方、紐状部は柔軟性を有するため、係合部を自在バンドの支持部に係合させる作業、及び係合部を支持部から脱離させる作業を容易に実施することができる。
(3)本考案に係る補助具は、前記第2フレーム部材の連結用フレーム部には2つの環状部が外嵌してあり、各環状部には前記紐状部の両端が各別に連結してあることを特徴とする。
本考案の補助具にあっては、第2フレーム部材の連結用フレーム部に回転自在に外嵌させた2つの環状部に、紐状部の両端が各別に連結してあり、紐状部を自在バンドの支持部に外嵌させることによって、係合部を支持部に係合させる。従って、係合部の支持部への係合及び係合解除を容易に実施することができる。一方、紐状部の両端が第2フレーム部材の連結用フレーム部にそれぞれ環状部を介して連結してあるため、前述した如く係合部を係合させた自在バンドの支持部及びフックボルトを補助具本体側へ引き寄せる際に、バランスが良く支持部及びフックボルトを引き寄せることができ、また、両環状部が第2フレーム部材の連結用フレーム部回りに回転自在であるため、係合部が自在バンドの支持部から脱離することが回避される。
(4)本考案に係る補助具は、前記第2フレーム部材の連結用フレーム部には1又は複数の環状部が外嵌してあり、該環状部には前記紐状部の一端が連結してあり、該紐状部の他端には前記自在バンドの支持部に外嵌させる環状の外嵌部が設けてあることを特徴とする。
本考案の補助具にあっては、第2フレーム部材の連結用フレーム部には1又は複数の環状部が回転自在に外嵌してあり、1又は複数の環状部には係合部を構成する紐状部の一端が連結してある。ここで、環状部は少なくとも1つ具備すればよいが、複数の環状部に紐状部の一端を連結した場合、自在バンドの支持部及びフックボルトを補助具本体側へ引き寄せる際のバランスが向上するため好適である。そして、紐状部の他端には環状の外嵌部が設けてあり、この外嵌部を自在バンドの支持部に外嵌させる。これによって、前同様、自在バンドの支持部及びフックボルトを補助具本体側へ引き寄せることができる。
(5)本考案に係る補助具は、前記ラチェット機構は、前記支軸に外嵌した歯車と、前記第1フレーム部材に進退可能に支持されており、前記歯車に係止して歯車の回動を停止させる第1歯止めと、前記第2フレーム部材に進退可能に支持されており、前記歯車に係止して歯車の回動を停止させる第2歯止めとを具備することを特徴とする。
本考案の補助具にあっては、前述したラチェット機構は、支軸に外嵌した歯車と、第1フレーム部材に進退可能に支持されており、前記歯車に係止して歯車の回動を停止させる第1歯止めと、前記第2フレーム部材に進退可能に支持されており、前記歯車に係止して歯車の回動を停止させる第2歯止めとを具備して構成してある。第1フレーム部材及び第2フレーム部材が閉した状態において、第1フレーム部材を把持して当該第1フレーム部材を引き起こす開操作を行うと、第1歯止めが歯車に掛止しているため、歯車及び支軸が正方向へ回動する。なお、歯車には逆方向へ傾斜させてなる複数の歯が設けておくことによって、第2歯止め上を摺動し、支軸の回動を邪魔しないようになしておく。第2歯止めは、第1フレーム部材の引き起こしが終了した時点の歯車に掛止するため、支軸が逆回転することが防止される。
第1フレーム部材を引き起こした後、当該第1フレーム部材を元の状態へ戻す閉操作を行うと、第1歯止めと歯車との掛止が解除されるとともに、歯車上を摺動し、第1フレーム部材及び第2フレーム部材が閉した状態まで戻ると、第1歯止めは歯車に再び掛止する。この間、第2歯止めが歯車に掛止しているため、支軸は逆回転しない。これによって、第1フレーム部材に常に外力を印加することなく、支軸の逆回転を防止しつつ、正方向へ支軸を回動させることができる。
本考案に係る補助具の一例を示す平面図である。 図1に示した補助具の要部構成を示す斜視図である。 図1及び図2に示した補助具の使用様態を示す平面図である。 図3に示した補助具及び自在バンドの部分拡大斜視図である。 ポールの周囲に取り付けられる自在バンドの一例を示す分解平面図である。 本考案に係る他の補助具を示す斜視図である。 特許文献1に開示された補助具の使用状態を示す模式的平断面図である。
本考案に係る補助具を図面に基づいて詳述する。
なお、本実施の形態で説明する補助具は、本考案の趣旨を説明する一例であり、本考案はその趣旨を逸脱しない範囲での変形や改造を含むことはいうまでもない。
図1は本考案に係る補助具の一例を示す平面図であり、図中、2は後述するラチェット機構3を設けてなるバックル(補助具本体)である。また、図2は図1に示した補助具の要部構成を示す斜視図であり、バックル2を開した状態を示している。
図1及び図2に示したように、バックル2は、第1フレーム部材21と第2フレーム部材22とを支軸23にて連結してヒンジ状に構成してあり、第1フレーム部材21及び第2フレーム部材22は支軸23を支点にして開閉し得るようになっている。第1フレーム部材21は、細幅側端部及び太幅側端部を有する雲形定規形状の一対の第1側部フレーム部21a,21aを所定距離を隔てて互いに平行に立ててなり、両第1側部フレーム部21a,21aの細幅側端部側の間は第1連結用フレーム部21bにて連結してある。両第1側部フレーム部21a,21aの太幅側端部には貫通孔がそれぞれ開設してあり、両貫通孔内に前述した支軸23の両端部をそれぞれ挿通させてある。
両第1側部フレーム部21a,21aの太幅側端部近傍の位置にはそれぞれ、第1側部フレーム部21a,21aの長手方向へ長い第1長孔21c,21cが開設してあり、両第1長孔21c,21cにはラチェット機構3を構成する第1歯止め31に設けられた板片状の第1止部31a,31aが第1長孔21c,21c内を進退移動可能に内嵌してある。両第1止部31a,31aの側縁部は第1側部フレーム部21a,21aから所定長ずつ突出しており、第1止部31a,31aの第1フレーム部材21の内側へ突出する部分が、後述する歯車30,30に掛止するようになっている。
第1歯止め31は、両第1止部31a,31aの間を連結部31bで連結してなり、更に、連結部31bの長手方向の略中央位置であって、第1側部フレーム部21aの細幅側端部側に、棒状の第1支持部31cの一端を連結してT字状の部分が形成してある。一方、第1連結用フレーム部21bの支軸23側の縁部には、第1歯止め31の第1支持部31cを支持する第1支持片21eが立設してある。第1支持片21eには貫通孔が開設してあり、該貫通孔に前記第1支持部31cの他端側を貫通させることによって、第1歯止め31の第1支持部31cが第1支持片21eに進退自在に支持されている。また、第1支持部31cにはばね部材31dが外嵌してあり、該記ばね部材31dは第1歯止め31の後退によって収縮して、第1歯止め31に元の位置への復帰力を付勢するようになっている。
ところで、前述した両第1側部フレーム部21a,21aの第2フレーム部材22と対向する側の側縁部であって、太幅側端部近傍の位置には、切欠き部21f,21fが設けてあり、第1フレーム部材21及び第2フレーム部材22を閉した際に、後述する第2歯止め32の第2止部32a,32aが第1フレーム部材21の両第1側部フレーム部21a,21aに接触しないようになしてある。
一方、第2フレーム部材22は、帯板状の一対の第2側部フレーム部22a,22aを所定距離を隔てて互いに平行に立ててなり、両第2側部フレーム部22a,22aは第2連結用フレーム部22bにて連結してある。両第2側部フレーム部22a,22aの一端にはそれぞれ外径及び内径を適宜寸法になした環状部が設けてあり、両環状部内に前述した支軸23の両端部をそれぞれ挿通させてある。
両第2側部フレーム部22a,22aの環状部近傍の位置にはそれぞれ、第2側部フレーム部22a,22aの長手方向へ長い第2長孔22c,22cが開設してあり、両第2長孔22c,22cにはラチェット機構3を構成する第2歯止め32に設けられた板片状の第2止部32a,32aが第2長孔22c,22c内を進退移動可能に内嵌してある。両第2止部32a,32aの側縁部は第2側部フレーム部22a,22aから所定長ずつ突出しており、第2止部32a,32aの第2フレーム部材22の内側へ突出する部分が前述した歯車30,30の前記第1止部31a,31aとは異なる位置に掛止するようになっている。
第2歯止め32は、両第2止部32a,32aの間を連結部32bで連結してなり、更に、連結部32bの幅方向の略中央位置であって、両第2側部フレーム部22a,22aの他端側に棒状の第2支持部32cの一端を連結してある。両第2側部フレーム部22a,22aの間には図示しない第2支持用フレーム部が架設してあり、第2支持用フレーム部には、第2歯止め32の第2支持部32cを支持する第2支持片22eが立設してある。第2支持片22eには貫通孔が開設してあり、該貫通孔に前記第2支持部32cを貫通させることによって、第2歯止め32の第2支持部32cが第2支持片22eに進退自在に支持されている。また、第2歯止め32の第2支持部32cにはばね部材32dが外嵌してあり、該記ばね部材32dは第2歯止め32の後退によって収縮し、第2歯止め32に元の位置への復帰力を付勢するようになっている。
支軸23の両端近傍には、ラチェット機構3を構成する歯車30,30がそれぞれ外嵌固定してあり、歯車30,30には逆方向へ傾斜させてなるのこぎり歯状の複数の歯が設けられている。この歯車30,30の外側には、前述した第1フレーム部材21を構成する両第1側部フレーム部21a,21aの太幅側端部が配してあり、歯車30,30の内側には、第2フレーム部材22を構成する両第2側部フレーム部22a,22aの環状部が配してある。支軸23は筒状部材の内部に棒状の芯材を回転自在に挿通してなり、支軸23の芯材に第1フレーム部材21の両第1側部フレーム部21a,21aが、また支軸23の筒状部材に歯車30,30及び第2フレーム部材22の両第2側部フレーム部22a,22aが連結してある。
第1フレーム部材21及び第2フレーム部材22が閉した状態において、第1フレーム部材21を把持して当該第1フレーム部材21を引き起こす開操作を行うと、第1歯止め31の第1止部31a,31aが歯車30,30に掛止しているため、歯車30,30及び支軸23の筒状部材が正方向へ回動する。前述したように歯車30,30には逆方向へ傾斜させてなる複数の歯が設けられているため、歯車30,30の各歯は、第2歯止め32の第2止部32a,32a上を摺動し、支軸23の筒状部材の回動を邪魔しない。このとき、第2歯止め32の第2止部32a,32aは歯車30,30の各歯に倣って第2長孔22c,22c内を進退し、第1フレーム部材21の引き起こしが終了した時点の歯車30,30の歯に掛止するため、支軸23の筒状部材が逆回転することが防止される。
第1フレーム部材21を引き起こした後、当該第1フレーム部材21を元の状態へ倒す
閉操作を行うと、第1歯止め31の第1止部31a,31aと歯車30,30との掛止が解除されるとともに、第1止部31a,31aは歯車30,30の各歯上を摺動し、第1フレーム部材21及び第2フレーム部材22が閉した状態まで戻ると、その時点での歯車30,30の歯に再び掛止する。この間、第2歯止め32の第2止部32a,32aが歯車30,30に掛止しているため、支軸23の筒状部材は逆回転しない。一方、第2歯止め32の第2止部32a,32aは、歯車30,30の各歯に倣って第2長孔22c,22c内を進退する。
これによって、第1フレーム部材21を引き起こす開操作を実施する都度、支軸23の筒状部材を正回転させることができる。従って、第1フレーム部材21はレバーとして作用する。
支軸23の筒状部材には短寸のベルト5の一端が固定してあり、ベルト5は前述した支軸23の筒状部材の正回転によって当該筒状部材の周面に巻き取られるようになっている。一方、ベルト5の他端には、後述する自在バンド130の係合窓135(共に図5参照)に係合させるためのフック部6が設けてある。
更に、本考案に係る補助具にあっては、前述した第2フレーム部材22の第2連結用フレーム部22bに、後述する自在バンド130のフックボルト133(図5参照)に掛け回してこれを係止する係止部7が設けてある。この係止部7は例えばワイヤというように所要強度及び柔軟性を有する紐状部を用いて構成してあり、図1及び図2に示した場合では、紐状部9の両端部に設けた環状部8,8を第2連結用フレーム部22bに外嵌させて、当該第2連結用フレーム部22bの中心軸回りに回動自在に取り付けてある。
図5は、電柱といったポールの周囲に取り付けられる自在バンドの一例を示す分解平面図である。自在バンド130は、金属帯状のバンド本体131の一端近傍に仮止フック132を突設してなり、バンド本体131の他端近傍には平面視が略へ字状のフックボルト133を貫通支持する支持部134が立設してある。また、バンド本体131の仮止フック132から支持部134に亘る領域には、仮止フック132又はフックボルト133先端のフック部133aが係合し得る複数の係合窓(窓)135,135,…がバンド本体131の長手方向へ適宜の間隔で開設してある。
前述したフックボルト133は、その先端部が前記係合窓135に係合し得るフック部133aに、基端部がその周面を螺子切りしてボルト133bを螺合させたネジ部にしてあり、ボルト133bを外した状態でネジ部を支持部134に貫通させてボルト133bを螺合させることによってフックボルト133を支持部134に取付けるようになっている。
かかる自在バンド130にあっては、バンド本体131をポールの周面に掛け回し、仮止フック132をバンド本体131の適宜の係合窓135に係合させて仮止する。この状態でフックボルト133のフック部133aをバンド本体131の対応する係合窓135に係合させ、フックボルト133のボルト133bを締め付けることによってバンド本体131をポール周面の任意の高さ位置に固着させることができる。
ところで、電柱の側近に外径が電柱より小さい柱材を立設し、当該柱材及び電柱の周囲に掛け回した自在バンド130を締め付けることによって、柱材を電柱に支持させる施工方法が実施されている。かかる施工方法にあっては、バンド本体131の柱材と電柱との間隙に対向する箇所を木槌等によって打撃することによって、バンド本体131の当該箇所を変形させ、その状態でフックボルト133のボルト133bを締め付けてバンド本体131を柱材及び電柱の周面に固着させていた。バンド本体131の変形によって、フック部133aと係合窓135,135,…との相対位置が変更されるため、余裕を持った位置の係合窓135に仮止フック132を係合しておくが、これによってフックボルト133のフック部133aが適切な位置の係合窓135に係合していない場合が発生する。そこで、本考案に係る補助具を用いて次のようにして、フック部133aが係合する係合窓135の位置をずらす。
図3は図1及び図2に示した補助具の使用様態を示す平面図であり、図中、1は補助具、また130は自在バンドである。また、図4は図3に示した補助具1及び自在バンド130の部分拡大斜視図である。なお、両図中、前述した図1、図2及び図5に示した部分に対応する部分には同じ番号を付してその説明を省略する。
図3に示したように、電柱P1の側近に、外径が電柱P1より小さい柱材P2が立設してあり、当該柱材P2及び電柱P1の周囲に自在バンド130のバンド本体131が掛け回してある。バンド本体131の柱材P2と電柱P1との間隙に対向する箇所は変形させてあり、これによってバンド本体131は横転だるま形をなしている。自在バンド130のフックボルト133は電柱P1の周面に位置させてあり、フックボルト133のフック部133aはバンド本体131の適宜位置の係合窓135に係合させてある。このとき、フックボルト133のネジ部に螺合させたボルト133bは適宜位置まで緩めておく。
図3及び図4に示したように、補助具1のベルト5をバックル2から十分に引き出しておき、また、前述した自在バンド130の支持部134の根元側であって、フックボルト133のボルト133bよりバンド本体131側の部分に、補助具1の係止部7の紐状部9を掛け回す。このとき、係止部7は前述した如く所要強度及び柔軟性を有する紐状部を用いて構成してあるため、紐状部9を支持部134の前記部分に容易に掛け回すことができる。一方、フックボルト133のネジ部は支持部134から突出している上にボルト133bが螺合してあるため、支持部134のかかる部分に掛け回された補助具1の係止部7が、支持部134上を摺動して支持部134から外れることが防止される。
一方、図3に示したように、補助具1のベルト5の先端に設けられたフック部6をバンド本体131の適宜位置の係合窓135に係合させる。ここで、フック部6を係合させる位置は、ベルト5に弛みがほぼ発生しない位置が好適である。
この状態で、前述した如く、補助具1の第1フレーム部材21を保持し、バックル2の支軸23を支点として第1フレーム部材21を引き起こして第1フレーム部材21と第2フレーム部材22とを開させ、また、第1フレーム部材21を元に倒して第1フレーム部材21と第2フレーム部材22とを閉させる操作を繰り返すことによって、支軸23にベルト5を巻き取らせて行く。ベルト5を巻き取るにつれて、係止部7を係止させた支持部134及びフックボルト133がバックル2側へ引き寄せられ、フックボルト133のフック部133aが係合窓135から離隔し、バックル2側の他の係合窓135の位置に達すると、当該他の係合窓135に係合する。これによって、バンド本体131が縮経され、バンド本体131が電柱P1及び柱材P2の周面により固着させることができる。
必要に応じて、支持部134及びフックボルト133を更にバックル2側へ引き寄せる操作を繰り返し、フックボルト133のフック部133aを所要位置の他の係合窓135に係合すると、第1フレーム部材21と第2フレーム部材22とを開させて、第1歯止め31及び第2歯止め32を歯車30,30から解放して、ベルト5を支軸23から引き出し、ベルト5の先端に設けたフック部6をそれが係合した係合窓135から脱離させ、次いで,補助具1の係止部7を自在バンド130の支持部134から脱離させることによって、自在バンド130から補助具1を取り外す。これによって、バンド本体131を電柱P1及び柱材P2の周面に密に固着させることができる。
このように本補助具1にあっては、自在バンド130への脱着を容易に行うことができる。また、バックル2には歯車30,30、第1歯止め31及び第2歯止め32を有するラチェット機構3が設けてあるため、第1フレーム部材21をレバーとして作用させて、ベルト5を支軸23に巻き取る作業中に、第1フレーム部材21への印加を中断しても、支軸23が逆回転する虞がなく、従って作業員に殆ど負担を掛けない。また、第1フレーム部材21、第2フレーム部材22及び支軸23を有するバックル2はコンパクトであり、補助具1の保管場所を可及的に狭くすることができる。
なお、本実施の形態では、紐状部9の両端部に設けた環状部8,8を第2連結用フレーム部22bに外嵌させて、第2連結用フレーム部22bの中心軸回りに回動自在に取り付けて構成した係止部7を具備する補助具1について示したが、本考案はこれに限らず、例えば図6に示した如く、1又は複数(図6にあっては2つ)の環状部8,8を第2連結用フレーム部22bに外嵌させ、紐状部9の一端を環状部8,8に掛け回すように連結する一方、紐状部9の他端部に、自在バンド130の支持部134及びフックボルト133(図4参照)に外嵌し得る環状の外嵌部10を設けておき、当該外嵌部10を支持部134及びフックボルト133(図4参照)に外嵌係止するように構成してもよい。なお、外嵌部10はその内径を拡縮自在に構成してある。
1 補助具
2 バックル(補助具本体)
3 ラチェット機構
5 ベルト
6 フック部
7 係止部
8 環状部
9 紐状部
21 第1フレーム部材
21a 第1側部フレーム部
21b 第1連結用フレーム部
21c 第1長孔
22 第2フレーム部材
22a 第2側部フレーム部
22b 第2連結用フレーム部
22c 第2長孔
23 支軸
30 歯車
31 第1歯止め
32 第2歯止め
130 自在バンド
131 バンド本体
135 係合窓(窓)
P1 電柱
P2 柱材

Claims (5)

  1. 帯板材にその長手方向へ複数の窓を開設してなるバンド本体と、適宜の窓に係合させるフックボルトと、前記バンド本体の一端部に突設してなり前記フックボルトを支持する支持部とを具備する自在バンドのポールへの取り付けを補助する補助具において、
    それぞれ対をなす側部フレーム部の間に連結用フレーム部を介装してなる第1フレーム部材及び第2フレーム部材を支軸で連結して、第1フレーム部材と第2フレーム部材とを開閉可能に構成した補助具本体と、
    前記支軸にその一端が固定されたベルトと、
    該ベルトの他端に設けてあり、前記バンド本体の任意の窓に係合し得るフック部と、
    前記第2フレーム部材に取り付けられ、前記自在バンドの支持部に係合させる係合部と
    を備え、
    前記補助具本体にはラチェット機構が設けてあり、前記第1フレーム部材を開させた場合、前記ラチェット機構にて支軸が回動してベルトを巻き取るようになしてある
    ことを特徴とする補助具。
  2. 前記係合部は、第2フレーム部材の連結用フレーム部に回転自在に外嵌させた環状部と、該環状部に連結した紐状部とを具備する請求項1記載の補助具。
  3. 前記第2フレーム部材の連結用フレーム部には2つの環状部が外嵌してあり、各環状部には前記紐状部の両端が各別に連結してある請求項2記載の補助具。
  4. 前記第2フレーム部材の連結用フレーム部には1又は複数の環状部が外嵌してあり、該環状部には前記紐状部の一端が連結してあり、該紐状部の他端には前記自在バンドの支持部に外嵌させる環状の外嵌部が設けてある請求項2記載の補助具。
  5. 前記ラチェット機構は、前記支軸に外嵌した歯車と、前記第1フレーム部材に進退可能に支持されており、前記歯車に係止して歯車の回動を停止させる第1歯止めと、前記第2フレーム部材に進退可能に支持されており、前記歯車に係止して歯車の回動を停止させる第2歯止めとを具備する請求項1から4のいずれかに記載の補助具。
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