JPH06224913A - データ伝送用アダプタおよびデータ伝送システム - Google Patents

データ伝送用アダプタおよびデータ伝送システム

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JPH06224913A
JPH06224913A JP4120983A JP12098392A JPH06224913A JP H06224913 A JPH06224913 A JP H06224913A JP 4120983 A JP4120983 A JP 4120983A JP 12098392 A JP12098392 A JP 12098392A JP H06224913 A JPH06224913 A JP H06224913A
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JP4120983A
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Kenji Nishikido
憲治 錦戸
Yuichiro Fujiwara
雄一郎 藤原
Tadashi Kodera
忠志 小寺
Harutoshi Okasaka
治利 岡坂
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受動的なデータ伝送機能しか有しないか互い
に異なった通信手順のデータ処理装置10・10間にお
いても、簡易にLANを構成可能とするとともに、接続
されるデータ処理装置10の台数の増加にかかわらず、
更新データの伝送に要する時間の増大を抑制する。 【構成】 複数台のデータ処理装置10を、各装置10
毎に備えたアダプタ14を介して互いにLAN接続す
る。各アダプタ14は、データ処理装置10との間のデ
ータ伝送動作を受け持つ通信手段16と、アダプタ14
との間のデータ伝送を受け持つ通信手段18とを、互い
に独立し且つ能動的な動作を可能に備える。更に両通信
手段16・18間は、データ記憶手段20を参照するこ
とにより互いに必要なデータを受け渡す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、比較的小規模なLA
N接続に使用して好適なデータ伝送用アダプタおよびこ
のアダプタを用いたデータ伝送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のアダプタは、接続すべきデ
ータ処理装置と通信路との間における信号レベルなどの
物理的なインターフェイス条件を単に変換するものが一
般的であった。したがって、例えばパソコンを親機とし
て使用し、プログラマブルロジックコントローラ(以
下、「PLC」と略す。)の様な子機との間におけるデ
ータの受け渡しを行う通信システムは、親機内部に備え
た通信手順プログラムが各子機のデータを周期的にポー
リングし、子機側から取り出したデータを親機のメモリ
上へ記憶するものであって、子機はそれ自身が積極的に
データの送出を行わない受動的な構成がとられることが
多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
通信システムにあっては、1台の親機が全てのデータ伝
送を制御しているため、通信路を介して接続される子機
はすべて同一の通信手順によるデータの受け渡しを要求
される結果、異機種間の接続は極めて難しいばかりか、
通信専用の親機を必要とするなど、システム全体の拡張
性に欠ける問題があった。
【0004】更にポーリング方式によるデータの受け渡
しは、子機側におけるデータ変更の有無にかかわらず全
ての子機を順番に呼び出す必要があるため、子機の数が
増加すると、データ交換に要する時間が長くなる不都合
がある。
【0005】本発明は上記した問題に鑑みてなされたも
のであって、比較的簡単な構成を維持しながら、接続さ
れるデータ処理装置の種類が限定されることがないデー
タ伝送システムおよびそのシステムで使用して好適なデ
ータ伝送用アダプタを提供することを目的とする。本発
明は更に、システムとしての拡張性を維持しながら、デ
ータの交換に要する時間の短縮を可能としたデータ伝送
システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明にかかるデータ伝送用アダプタ(14)におい
ては、図1にその全体的な構成を概略的に示す如く、デ
ータ処理装置(10)に対して着脱自在に接続されてそのデ
ータ処理装置(10)との間でデータの送受を行う装置間通
信手段(16)と、その装置間通信手段(16)とは独立して動
作するとともに、通信路(12)が着脱自在に接続されてそ
の通信路(12)を介して接続される他のアダプタ(14)との
間でデータの送受を行うアダプタ間通信手段(18)と、上
記した装置間通信手段(16)とアダプタ間通信手段(18)と
の間にあって、両通信手段(16)(18)間におけるデータの
受け渡しを行うデータ記憶手段(20)とを備えている。
【0007】一方、本発明にかかるデータ伝送システム
にあっては、図2にその全体的な構成を示すように、通
信路(12)を介して互いにLAN接続された複数台のアダ
プタ(14)の内、例えば必要なソフトウェアをセットする
などして任意の1台のアダプタ(14m)を親機とし、他の
アダプタ(14a)(14b)(14c)を子機とする。更に、その親
機のデータ記憶手段(20)中に、子機側のデータ記憶手段
(20)に格納されたデータA・B・Cの一部または全部を
集合させて格納可能とする一方、親機と子機のアダプタ
間通信手段(18)は、互いに双方向にデータの送受を可能
としたことを特徴としている。
【0008】なお上記した装置間通信手段(16)およびア
ダプタ間通信手段(18)は、データ記憶手段(20)に格納さ
れるデータが更新されると、そのデータに対応するアダ
プタ(14)またはデータ処理装置(10)に対して強制的に更
新データを送り込む様に構成したり、アダプタ(14)の外
部からの要求に対応し、要求にかかるデータを要求元の
アダプタ(14)またはデータ処理装置(10)に対して送る様
に構成することができる。
【0009】
【作用】上記した構成により、アダプタ(14)が接続され
る各データ処理装置(10)は、装置間通信手段(16)を用い
てデータ記憶手段(20)との間で必要なデータの受け渡し
を行なってデータの更新を行う。
【0010】一方各アダプタ(14)は、例えばデータ記憶
手段(20)中のデータ変化を常時監視しておき、データ変
化が認められると、アダプタ間通信手段(18)を用いて対
応するアダプタ(14)のデータ記憶手段(20)にデータを送
り込み、データ記憶手段(20)の内容を更新する。この更
新データは、そのアダプタ(14)が接続されたデータ処理
装置(10)に対して装置間通信手段(16)を用いて送られる
ことにより、通信路(12)を介したデータ処理装置(10)間
における一連のデータ伝送が終了するのである。
【0011】
【発明の効果】本発明は上記の如く、各アダプタ(14)毎
に、装置間通信手段(16)とは独立して通信動作を行うア
ダプタ間通信手段(18)を備えたので、積極的なデータの
送出機能を有しない受動的なデータ処理装置(10)間にお
いても、簡単にLANが構成できる。
【0012】また装置間通信手段(16)を、所定のプログ
ラムをアダプタ(14)外部からダウンロードするなどし、
接続されるデータ処理装置(10)に特化させて構成すると
ともに、データ記憶手段(20)を介してアダプタ間通信手
段(18)とデータの受け渡しを行うことにより、異機種、
異手順によるデータ処理装置(10)相互間のデータ伝送が
可能となる。
【0013】更に、データ記憶手段(20)のデータが更新
されると、対応するアダプタ(14)またはデータ処理装置
(10)に対して能動的に更新データを送り込むことによ
り、各データ処理装置(10)間におけるデータの交換に要
する時間が可及的に短縮される。
【0014】
【実施例】以下本発明を、図3に例示する如く、データ
処理装置(10)として備えた3台のPLC(10a)(10b)(10
c)による制御状態を、1台の小型コンピュータを利用し
た表示制御装置(10m)によって集中して管理する通信シ
ステムに実施した一例に基づいて説明するがこれに限ら
ず、接続されるデータ処理装置(10)の種類あるいは台数
は適宜変更して実施できることは勿論である。
【0015】本発明にかかるデータ伝送用アダプタ(14)
は、図4にその全体的な外観形状を示すごとく、平面形
状が略T字状の偏平した本体ケース(22)における一方の
側面(24)に第1コネクタ(26)を、他方の側面(28)に第2
コネクタ(30)を各々備えるとともに、内部に図5で示す
制御回路(32)を内蔵している。
【0016】第1コネクタ(26)は、パーソナルコンピュ
ータをはじめとする各種データ処理装置(10)におけるデ
ータのシリアル伝送用として使用されることが多いRS
ー232C規格であって、一般に「25ピンD−SUB
コネクタ」と呼ばれているもののうち、おす型ピン(34)
を備えたものをケース側面(24)に固定することにより、
データ処理装置(10)側のメス型ピン(36)を備えたコネク
タ(38)に対し、接続ケーブルを介することなく挿脱自在
に直接的に取り付けられる。更に第1コネクタ(26)の両
側に取付ネジ(40)を備え、データ処理装置(10)側に備え
た固定ネジ(42)と螺合させることにより、第1コネクタ
(26)の装着状態を位置固定させる。
【0017】第2コネクタ(30)は、一般に「モジュラー
型のコネクタ」と呼ばれる電話機に使用されることが多
い形式のものであって、そのジャック(44)側を本体ケー
ス(22)の側面(28)に2つ並列して固定するとともに、そ
のジャック(44)が備える6つの電極(46)を、本体ケース
(22)の内部で互いに並列接続している。
【0018】制御回路(32)は、1チップマイコンを使用
したプログラム制御式のものが使用され、回路全体の制
御を行うCPU(48)と、その制御を行うためのプログラ
ムを記憶するROM(50)と、各種データを一時記憶する
RAM(52)と、外部に対するデータの入出力を行う第1
および第2のシリアルデータインターフェイス(54)(56)
(以下、「SIO」と略す。)とを、内部バス(58)を介
して並列に接続している。
【0019】前記した第1SIO(54)は、RS−232
C規格によるデータの入出力を可能とする従来と略同様
の回路構成のものであり、その入出力端を上記した第1
コネクタ(26)の各ピン(34)に接続している。
【0020】第2SIO(56)として本実施例において
は、複数台のアダプタ(14)をバス形式に接続可能なRS
−485規格のものを採用している。具体的には、ドラ
イバ(60)によるデータの出力ライン(62)およびレシーバ
(64)によるデータの入力ライン(66)をそれぞれ2本ずつ
備えた平衡型の通信路(12)を備えたものであって、4本
のバスラインで図2の様に通信路(12)を構成し、その上
に最大32組(本実施例にあっては4組)のドライバ/
レシーバが互いに並列に接続される。
【0021】更に上記した第2コネクタ(30)には、アー
スおよび電源供給用の電極(46)を備え、後記する如く、
通信路(12)と並列して設けた2本の電源ライン(70)を通
じて本体ケース(22)の外部から直流電圧を全アダプタ(1
4)に並列的に送り込む一方、本体ケース(22)の内部にD
C−DCコンバータ(72)を備え、制御回路(32)全体に所
定の駆動電圧を供給する様に構成している。
【0022】上記した制御回路(32)におけるROM(50)
の一部または全部は、フラッシュEEPROMの様にそ
の内容を電気的に書き換え可能なものであって、使用に
先だち、システム開発用のコンピュータから第1コネク
タ(26)を通じて、後記する親機または子機としての動作
を行うためのアダプタ間通信用プログラムおよび第1コ
ネクタ(26)を介して接続すべきデータ処理装置(10)に特
化した装置間通信プログラムなどの必要なプログラムを
個別にダウンロードすることにより、各々のアダプタ(1
4)における具体的な機能あるいは動作特性を、各アダプ
タ(14)毎に設定変更できる様にしている。
【0023】図3は、上記したデータ伝送用アダプタ(1
4)の具体的な使用状態を示す説明図であって、互いにデ
ータ通信をすべき複数台のデータ処理装置(10)における
シリアルデータ通信用のコネクタ(38)に対して1台ず
つ、本発明にかかるアダプタ(14)の第1コネクタ(26)を
直接的に接続して固定する。更に各アダプタ(14)の第2
コネクタ(30)を、両端にモジュラープラグ(74)を備えた
通信ケーブル(76)を用いて一連にバス接続して通信路(1
2)を構成するとともに、該通信路(12)の両端を所定の抵
抗(78)で終端することにより反射を防止する。また、通
信路(12)の途中に商用交流電源(80)を低圧の直流電圧に
変換する電源部(82)を備え、通信ケーブル(76)中の電源
ライン(70)を介して全アダプタ(14)に必要な直流の駆動
電圧を供給する様にしている。
【0024】上記の様に接続された複数台のアダプタ(1
4)は、その内の任意の1台を親機(14m)とし、残りを子
機(14a)(14b)(14c)として作動させる。本実施例にあっ
ては、表示制御装置(10m)に備えたアダプタ(14m)を親機
とし、各PLC(10a)(10b)(10c)に備えたアダプタ(14a)
(14b)(14c)を子機とするとともに、親機(14m)側のRA
M(52)上で子機(14a)(14b)(14c)側のデータを集中管理
する様にしている。
【0025】すなわち親機(14m)には、図2に示す如
く、全PLC(10a)(10b)(10c)中で取り扱われるデータ
の内、表示制御装置(10m)における表示およびPLCの
制御に必要なデータA・B・Cからなる子機管理情報(8
4)を少なくとも格納できる容量の親機側メモリ領域(86)
を設けている。更に、表示制御装置(10m)側からの要求
があると、表示制御装置(10m)内に設けた対応するメモ
リ(94)に向けて該当のデータを送り出すための装置間通
信プログラムと、必要に応じて子機に要求を出して子機
側から必要なデータを読み出し、あるいは管理情報(84)
に変更があると子機との間で通信路(12)を通じて強制的
にデータを送受するためのアダプタ間通信プログラムと
を備えている。
【0026】一方、子機(14a)(14b)(14c)側には、接続
されたPLC(10a)(10b)(10c)で取り扱われるデータ
中、表示制御装置(10m)における表示あるいはPLCの
制御で必要とするデータからなるPLC管理情報(88)を
格納するための子機側メモリ領域(90)を少なくとも設け
るとともに、PLC(10a)(10b)(10c)におけるI/Oメ
モリマップ(92)または内部メモリに対して定期的にポー
リングし、管理情報の変更が認められるとメモリ領域(9
0)に読み込んでPLC管理情報(88)を更新するための装
置間通信プログラムと、メモリ領域(90)上のデータが更
新されると親機(14m)に対してデータ受信の要求を出
し、あるいは親機(14m)側からデータ送信の要求がある
と親機(14m)に向けて必要なデータを送るためのアダプ
タ間通信用プログラムとを備えている。
【0027】次に図6の流れ図および図2の説明図にし
たがって、上記したデータ伝送用アダプタ(14)の動作を
更に具体的に説明する。1台の親機(14m)と複数台の子
機(14a)(14b)(14c)とは、そのメモリ領域(86)(90)上に
構成されている管理情報(84)(88)で指示される変化デー
タを互いに双方向に伝送し、両者で管理される情報が短
時間の内に一致する様にしている。親機(14m)および子
機(14a)(14b)(14c)ともに、管理情報(84)(88)の変化を
周期的に調べ、何らかの変化が認められると、対応する
アダプタ(14)に向けてその変化情報を強制的に送り出す
のである。
【0028】すなわち親機(14m)側では、それが接続さ
れる表示制御装置(10m)側から管理情報(84)の書き換え
要求の有無をステップ(101)で調べ、例えばデータAの
書き換え要求があると、ステップ(102)で該当の管理情
報(84)を更新したあと、データを送出する子機(14a)を
特定し、ステップ(103)でその変化情報を通信路(12)に
向けて送出する。一方該当する子機(14a)側では、ステ
ップ(108)で前記した変化情報が受信されると、ステッ
プ(109)でその受信した変化情報を利用して内部の管理
情報(88)を更新したあと、ステップ(110)でPLC(10a)
側に変化情報を強制的に送り込み、PLC(10a)のI/
Oメモリマップ(92)を更新する。
【0029】また各子機(14a)(14b)(14c)では、ステッ
プ(111)でPLC(10a)(10b)(10c)に向けて定期的にポー
リングし、ステップ(112)でそのI/Oメモリマップ(9
2)上の管理情報に変化が認められると、ステップ(113)
で変化情報を読み込み、例えばデータA1の書き換えが
認められると、ステップ(114)で変化情報に基づいて管
理情報(88)を更新した後、ステップ(115)で変化情報の
データA1を親機(14m)に向けて送出する。かかる変化
情報が、ステップ(104)で親機(14m)側に受信されると、
ステップ(105)で親機(14m)の管理情報(84)を更新する。
更にステップ(106)で表示制御装置(10m)側からのデータ
読み出し要求が認められると、ステップ(107)でその要
求にかかる情報を第1コネクタ(26)を通じて表示制御装
置(10m)側に送るのである。
【0030】
【他の実施例】なお上記した実施例にあっては、親機(1
4m)が接続されたデータ処理装置(10)に能動的な動作が
行えるものを想定したがこれに限らず、全てのデータ処
理装置(10)がPLCの様な受動的なものであってもよ
い。図7の流れ図は、かかるデータ伝送システムにおけ
る動作手順を示すものであって、各アダプタ(14)は全て
略同一な動作を行う。すなわち、第1コネクタ(26)側に
接続されるデータ処理装置(10)における管理情報を定期
的に検知(ステップ(120)または(131))し、ステップ(1
21)または(132)でその情報に変化が認められると、ステ
ップ(122)またはステップ(133)でその変化情報を読み込
む。更にその読み込んだ情報でアダプタ内部の管理情報
を書き換える(ステップ(123)または(134))とともに、
ステップ(124)または(135)で第2コネクタ(30)から通信
路(12)を介して対応するアダプタ(14)に変化情報を送
る。
【0031】その変化情報を、ステップ(125)または(12
8)で受け取ったアダプタ(14)側では、ステップ(126)ま
たは(129)においてその内部の管理情報を更新したの
ち、ステップ(127)または(130)で第1コネクタ(26)を通
じて変化情報をデータ処理装置(10)側に送り込み、その
装置内部の管理情報を強制的に書き換える動作を基本的
に行う。
【0032】ここで、アダプタ(14)の内の1台を擬似的
に親機(14m)として使用し、他のアダプタ(14a)(14b)(14
c)を全て子機とするとともに、親機(14m)側の管理情報
として子機側のデータの一部または全部を保持管理する
ことにより、親機(14m)を介して子機(14a)(14b)(14c)側
の情報を間接的に管理するのである。その場合、親機(1
4m)側からの要求により、任意の子機からデータを読み
出せる様にできることは勿論である。
【0033】なお、親機用アダプタ(14m)と子機用アダ
プタ(14a)(14b)(14c)との間をバス接続する他に、スタ
ー接続やリング接続など、任意のLAN接続をすること
もできる。その場合、各接続方法に対応してソケットの
形状や通信規格を適宜変更することは勿論である。ま
た、アダプタ(14)用の電源を通信ケーブル(76)を介して
第2コネクタ(30)側から供給するのに代えて、データ処
理装置(10)側から第1コネクタ(26)を介して供給した
り、内蔵または別に備えた専用の電源を使用してもよ
い。
【0034】また、1台の親機用アダプタと複数台の子
機用アダプタとを1組とし、それを複数組分、通信路(1
2)を介して接続することも可能である。また通信路(12)
は、有線のものに限らず、無線であっても略同様に実施
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるデータ伝送用アダプタの基本的
な構成を示す説明図である。
【図2】複数台のアダプタを使用したデータ伝送システ
ムにおけるデータの受け渡し状態を示す説明図である。
【図3】アダプタをデータ伝送システムに実施した一例
を示す概略図である。
【図4】アダプタを具体的に実施した一例を示す外観斜
視図である。
【図5】制御回路の具体的な構成を示すブロック図であ
る。
【図6】親機と子機との間におけるデータの伝送手順を
説明する流れ図である。
【図7】親機と子機との間におけるデータの伝送手順の
他の実施例を説明する流れ図である。
【符号の説明】
(10) データ処理装置 (12) 通信路 (14) データ伝送用アダプタ (14m) 親機用アダプタ (14a) 子機用アダプタ (16) 装置間通信手段 (18) アダプタ間通信手段 (20) データ記憶手段 (26) 第1コネクタ (30) 第2コネクタ (32) 制御回路 (76) 通信ケーブル
フロントページの続き (72)発明者 小寺 忠志 大阪府松原市三宅西5−781−3 株式会 社デジタル内 (72)発明者 岡坂 治利 大阪府松原市三宅西5−781−3 株式会 社デジタル内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台のデータ処理装置(10)に対して個
    別に配設され、通信路(12)を介して互いにデータの伝送
    を可能とするデータ伝送用アダプタであって、 データ処理装置(10)に対して着脱自在に接続され、その
    データ処理装置(10)との間でデータの送受を行う装置間
    通信手段(16)と、 該装置間通信手段(16)とは独立して動作するとともに、
    通信路(12)が着脱自在に接続され、その通信路(12)を介
    して接続される他のアダプタ(14)との間でデータの送受
    を行うアダプタ間通信手段(18)と、 上記した装置間通信手段(16)とアダプタ間通信手段(18)
    との間にあって、両通信手段(16)(18)間におけるデータ
    の受け渡しを行うデータ記憶手段(20)とを備えたデータ
    伝送用アダプタ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデータ伝送用アダプタ
    を使用したデータ伝送システムであって、 通信路(12)を介して互いにLAN接続された複数台のア
    ダプタ(14)の内、任意の1台のアダプタ(14m)を親機と
    し、他のアダプタ(14a)(14b)(14c)を子機とするととも
    に、 該親機(14m)のデータ記憶手段(20)中に、子機(14a)(14
    b)(14c)側のデータ記憶手段(20)に格納されたデータの
    一部または全部を集合させて格納可能とする一方、 親機と子機のアダプタ間通信手段(18)は、互いに双方向
    にデータの送受を可能としたことを特徴とするデータ伝
    送システム。
  3. 【請求項3】 上記した装置間通信手段(16)およびアダ
    プタ間通信手段(18)は、データ記憶手段(20)に格納され
    るデータが更新されると、そのデータに対応するアダプ
    タ(14)またはデータ処理装置(10)に対し、強制的に更新
    データを送り込むことを特徴とする請求項2記載のデー
    タ伝送システム。
  4. 【請求項4】 上記した装置間通信手段(16)およびアダ
    プタ間通信手段(18)は、アダプタ(14)の外部からの要求
    に対応し、要求にかかるデータ記憶手段(20)中のデータ
    を要求元のアダプタ(14)またはデータ処理装置(10)に対
    して送ることを特徴とする請求項2または3に記載のデ
    ータ伝送システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0879841A (ja) * 1994-09-02 1996-03-22 Nippondenso Co Ltd 車両用電子制御装置の通信用コネクタ
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JP2012181573A (ja) * 2011-02-28 2012-09-20 Denso Corp マイクロコンピュータ

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