JPH0622470A - 半導体充電制御装置 - Google Patents
半導体充電制御装置Info
- Publication number
- JPH0622470A JPH0622470A JP4179919A JP17991992A JPH0622470A JP H0622470 A JPH0622470 A JP H0622470A JP 4179919 A JP4179919 A JP 4179919A JP 17991992 A JP17991992 A JP 17991992A JP H0622470 A JPH0622470 A JP H0622470A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- semiconductor
- pwm
- control device
- switching element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
ッチング素子でPWM制御した場合に、スイッチングノ
イズや外乱によってスイッチング周波数が一時的に高周
波化し、スイッチング損失や電磁誘導ノイズが増加する
ことを防止するための、回路規模が小さく集積化に最適
な半導体充電制御装置を提供すること。 【構成】 PWM発生回路2からのPWMの基本パルス
1aによって動作するラッチ回路1を設け、界磁電流制
御用の半導体パワースイッチ52を駆動するPWMのパ
ルス変化を制限するようにしたもの。 【効果】 スイッチング周波数がPWM周波数以上にな
ることが抑えられ、高速スイッチングによる半導体パワ
ースイッチのスイッチング損失と、電磁誘導ノイズを低
減できる。
Description
の出力電圧を制御する半導体充電制御装置に係り、特に
車両用発電機制御装置に好適な半導体充電制御装置に関
する。
た車両でも各種の電装品を必要とし、かつ、電装品の中
には、スタータなど内燃機関が停止しているときでも動
作させなければならない機器がある。そこで、このよう
な車両では、バッテリ(蓄電池)を設け、これを内燃機関
で駆動される発電機により充電しながら電装品に電力を
供給するようになっているのが通例であり、このため、
この発電機の出力電圧を制御して、バッテリが常に適正
な充電状態に保たれるようにするための充電制御装置が
使用されている。
両用発電機の界磁巻線の電流(界磁電流)を制御して、そ
の発電電圧を適正値に制御するものであるが、この装置
の従来技術としては、例えば特開昭63−109058
号公報に記載のように、半導体パワースイッチング素子
を用い、これをオンオフ制御して界磁電流をPWM(パ
ルス幅変調)制御する方式の半導体充電制御装置が知ら
れている。
ースイッチング素子の出力状態を、フリップフロップ回
路により保持して制御する方式の半導体充電制御装置が
特開昭63−18933号公報に記載されており、同様
に、フリップフロップを用いて、タイミングパルスでラ
ッチする方式の半導体充電制御装置が、特開昭62−6
4299号公報や特開平2−184300号公報などに
記載されている。
体パワースイッチング素子がノイズや保護回路等の外乱
によって余分なオンオフ動作をしてしまい、半導体パワ
ースイッチング素子が実際にオンオフ動作する周波数
(スイッチング周波数)が、PWM周波数(PWMのため
の搬送波の周波数)よりも高くなってしまう点について
配慮がされておらず、スイッチング損失が増加したり、
高速スイッチングによる電磁誘導ノイズの増加をもたら
してしまうなどの問題があった。
ロップを用いてラッチする方式の装置では、オンオフ周
波数の変動は比較的抑えられるが、タイミングパルスを
発生する回路が必要となるなど回路規模が増加し、コス
トアップの原因となった。
グ素子のオンオフ周波数が安定で、スイッチング損失の
増加や電磁誘導ノイズの発生を充分に抑えることができ
る半導体充電制御装置を、簡単な回路構成で安価に実現
することである。
め、半導体パワースイッチング素子制御用のスイッチン
グ信号のオンオフ変化を、PWM搬送波信号の変化に一
致させる同期化手段を設けたものである。
信号のオンオフ変化を抑え、強制的にPWM周波数に一
致させるように働く。従って、半導体パワースイッチン
グ素子が実際にオンオフ動作するときの周波数は常にP
WM周波数に一致するので、スイッチング損失の増加や
電磁誘導ノイズの発生を確実に抑えることができる。
いて、図示の実施例により詳細に説明する。図1は本発
明を自動車に適用した場合の一実施例で、図において、
Aは交流発電機(オルタネータ)、Bはバッテリ、そして
CがICレギュレータ(半導体充電制御装置)である。交
流発電機Aは、界磁巻線61と電機子巻線62、それに
整流ダイオード64からなる周知のもので、図示してな
い内燃機関により回転駆動されるようになっている。バ
ッテリBは、交流発電機Aにより充電され、自動車の電
装品に電力を供給する働きをする、これも周知のもので
ある。
WM発生回路(PWM信号発生回路)2、電圧偏差回路
3、電流検出回路4、半導体パワースイッチング素子5
1と、これにスイッチング信号を供給するための駆動回
路52とを備え、さらにチャージランプ66の電流を制
御する半導体パワースイッチング素子55と、これに制
御信号を供給する駆動回路56等からなっており、その
一般的な働きは、バッテリBの電圧が一定になるよう
に、交流発電機Aの界磁巻線61の電流を半導体パワー
スイッチング素子51でオンオフし、PWM制御するも
のである。なお、65はキースイッチである。
成と動作について説明する。電圧偏差回路3は、バッテ
リBの電圧を検出し、これと基準電圧値との差を表わす
電圧誤差信号を出力する働きをするもので、コンパレー
タ31を備え、このコンパレータ31に、バッテリBの
電圧を抵抗57、58で所定の比に分圧して取り込み、
基準設定値を与える電圧源32の電圧と比較し、設定値
との差を検出し増幅して出力するようになっている。な
お、抵抗33と34は、コンパレータ31の帰還抵抗と
入力抵抗であり、コンデンサ59はノイズ吸収用であ
る。
1kHzの発振周波数を有する矩形波発振器21とコン
パレータ22とを備え、発振器31からのパルス出力
(矩形波信号)2aをそのまま出力すると共に、この矩形
波信号をコンデンサ23で三角波に変換して取り出した
基準三角波出力(PWM搬送波信号)2bと、電圧偏差回
路3の出力2cをコンパレータ22で比較し、PWMパ
ルス(PWM制御信号)2dを発生する働きをする。
駆動回路52に入力してやれば、一般的なPWM制御に
よる充電制御装置として動作するが、この実施例では、
PWMパルス2dと半導体パワースイッチング素子51
の駆動回路52との間に、ラッチ回路1を設けたことを
特徴としている。なお、ダイオード53は、半導体パワ
ースイッチング素子51がオフされたとき、界磁巻線6
1の電流を流すための還流ダイオードである。
設け、電流検出用の直列抵抗54で検出した界磁巻線6
1の電流をコンパレータ41で電流基準値を与える電圧
源42と比較し、これにより交流発電機Aの出力電流を
制限する機能を設けているので、このためアンド論理回
路16が設けられ、PWMパルス2dは、このコンパレ
ータ41の出力4aと論理演算された信号1bがラッチ
回路1に入力されるようになっている。
1、12からなるセット−リセット型のフリップ・フロ
ップ回路と、オア論理回路13、それにナンド論理回路
14とで構成され、インバータ回路15を介して発振器
21から入力した矩形波信号2aの反転信号1aによっ
て、パルス出力2a(実際には出力4aと論理演算され
た信号1b)によるセット、リセットのタイミングをと
って出力する働きをする。
回路1の動作を中心にして、図2により詳細に説明す
る。まず、図2の(a)に示すように、コンパレータ22
の負入力である基準三角波出力2bは、電圧レベルVH
とVLで変化方向が反転している。そして、発振器21
のパルス出力2aは、同図(c)に示すように、基準三角
波出力2bがVLからVHに上昇する間がハイレベル
で、VHからVLに下降する期間がローレベルであり、
基準三角波出力2bと同期している。
数の基本波で、半導体パワースイッチング素子51のス
イッチング周波数となる。ここで、コンパレータ22の
出力であるPWMパルス2dは、電圧偏差回路3の出力
2cに応じて高周波パルスを発生する場合が多い。これ
は、一般にコンパレータ22の入力ゲインが高く、電圧
偏差回路3の出力2cが発電機のリップル電圧やスイッ
チングノイズの影響を受けやすいためである。また、電
流検出回路4のコンパレータ41についても同様のこと
が考えられる。
パレータ22の入力である電圧偏差回路3の出力2cが
変動の激しい波形であるとすると、PWM発生回路の出
力2dには、同図(b)に示すように、幅の短いパルスが
発生し、半導体パワースイッチング素子51のスイッチ
ング周波数が一時的に高周波化してしまう。電流検出回
路4の出力4aに、幅の短いパルスが発生した場合も同
様である。
1のスイッチング周波数に対する電磁誘導ノイズとスイ
ッチング損失の割合を示したもので、これから明らかな
ように、スイッチング周波数が高くなると、スイッチン
グ損失、電磁誘導ノイズともに増加する。そして、スイ
ッチング損失を抑えるためには、なるべく低い周波数で
スイッチングするのが望ましい。また、電磁誘導ノイズ
は、それによる変調周波数が、人の可聴周波数帯である
20Hzから20kHzの間で一定レベルを越えると、
ラジオノイズとして聞こえるようになってしまうため、
ラジオを使用しているときユーザに不快感を与えてしま
うようになるが、スイッチング周波数が1kHz以下に
なるように制限すれば、電磁誘導ノイズのレベルも低
く、問題を生じることがない。
の出力2aがローレベルのとき、PWM発生回路の出力
2dと、電流検出回路4の出力4aのANDゲート16
の出力1bが、ローレベルからハイレベルになる立ち上
りを一度だけ取り込み、出力1eをハイレベルを保持
し、発振器21の出力2aがハイレベルのときは、逆に
立ち下がりを一度だけ取り込んでローレベルを保持す
る。
の出力2aがハイレベルの期間に、ANDゲート16の
出力1bに立ち上がりを生じ、ハイレベルのままになっ
た場合には、発振器21の出力2aがハイレベルからロ
ーレベルに変化した時点でハイレベルを取り込み、ハイ
レベルを保持する。ハイレベル状態においても同様の動
作をする。
M周波数と常に一致してだけ変化することになり、半導
体スイッチング素子51のスイッチング周波数がPWM
周波数よりも高くなることはなく、常に一定の周波数と
なり、安定に動作する。
ノイズが発生した場合でも、スイッチング周波数が変動
することが無く、常に一定で安定にスイッチング動作
し、電磁誘導ノイズのない、しかもスイッチング損失の
少ない半導体充電制御装置を容易に得ることができる。
また、この実施例によれば、タイミングをとるための回
路を必要とせず、回路構成が簡単なため、ICとして集
積化するのが容易な半導体充電制御装置を容易に得るこ
とができる。
4により説明する。この図4の実施例は、電流検出回路
4によるノイズの影響が特に問題になる場合に好適な実
施例で、PWM変調回路系でのノイズについては、電圧
偏差回路3にコンデンサ35を設けるか、図には表われ
ていないが、コンパレータ22にヒステリシスを設けて
PWM発生回路2の出力を安定化するようにした上で、
電流検出回路4の出力4aによってPWM周波数が変動
することがないよう、電流検出回路4とANDゲート1
7の間にラッチ回路1を設けたことを特徴とするもので
あり、PWM発生回路の出力2dとラッチ回路1の出力
1eは、ANDゲート17によって論理演算され、駆動
回路52を介して半導体パワースイッチング素子51を
スイッチングするようになっている。
4が動作し、半導体パワースイッチング素子51の電流
制限がされた場合でも、PWM周波数が一定で安定な半
導体充電制御装置が実現できる。
説明する。この図5の実施例は、半導体パワースイッチ
ング素子51の電流値、すなわち界磁巻線61の電流値
を平均値として一定に制御するように構成した場合の一
実施例で、電圧偏差回路3の出力と、電流検出回路4の
出力を、さらに電流偏差回路7で加減算し、その演算結
果をPWM発生回路2のコンパレータ22で比較するよ
うになっている。
PWM発生回路2の出力2dと、駆動回路52の間に設
けてあり、駆動回路52を介して半導体パワースイッチ
ング素子51をスイッチングするように構成してある。
作し、半導体パワースイッチング素子51の電流値の平
均値を制御した場合でも、PWM周波数が一定で安定な
半導体充電制御装置が実現できる。
る。この図6の実施例では、半導体パワースイッチング
素子51を、例えば、マイクロコンピュータに代表され
るようなデジタル演算手段80を用いてPWM制御する
ように構成した一実施例例で、バッテリB電圧は、抵抗
57、58で分圧された後、A/D変換器81に取り込
まれる。また、半導体パワースイッチング素子51に流
れる電流、すなわち、界磁巻線61の電流も、検出抵抗
54で電圧変換された上で、同様にA/D変換器81に
取り込まれる。
1でデジタル化したデータと、ROM82に記憶してあ
るPWMパターンとを、クロック回路84のタイミング
で演算回路83へ取り込み、PWMパターンに応じて、
バッテリBの電圧と半導体パワースイッチング素子51
に流れる電流とが最適になるようなPWMパルスのデュ
ーティを計算する。
ターンに応じたPWM周波数の最大値が制限されるよう
に構成してやれば、PWM周波数は常に安定化されるこ
とになり、ノイズなどにより半導体パワースイッチング
素子51のスイッチング周波数がPWM周波数よりも高
くなることはなくなる。そして、このときのスイッチン
グ周波数の安定度は、クロック回路84のクロック周波
数や精度によってだけ決定される。
子で構成できるため、集積化に適しており、従って、こ
の実施例によれば、集積化に適した高精度なPWM制御
が可能な半導体充電制御装置を容易に実現できる。
り説明する。この図7の実施例は、キースイッチ65に
よってチャージランプ66を点灯するための半導体スイ
ッチング素子55の駆動回路56の入力にもラッチ回路
110を設け、この半導体スイッチング素子55のスイ
ッチング周波数を安定化するようにしたもので、その他
は図1の実施例と同じであり、且つ、ラッチ回路110
も、図1の実施例におけるラッチ回路1と同じである。
は、抵抗57によって電圧に変換され、電流検出回路1
40のコンパレータ141によって設定電圧源142の
電圧と比較される。そして、電流値が一定値を越えれば
コンパレータ141の出力が反転し、ラッチ回路110
と駆動回路56を介しで半導体スイッチング素子55を
遮断し、動作電流を制限するのである。
波のノイズ成分が乗ったとしても、ラッチ回路110の
働きにより、発振器2から供給されているパルス出力2
aによって定まる一定周期以下のパルス入力を受け付け
ないように動作する。なお、このラッチ回路110の入
力に発振器2のパルス出力を用いず、他のパルス信号を
用いるようにしてもよい。これは、半導体スイッチング
素子55はPWM制御していないので、特に問題とはな
らないからである。また、この実施例では、特に半導体
スイッチング素子55の電流を制限する手段について述
べているが、半導体スイッチング素子55の過電圧や加
熱の保護といった制御についても有効である。
プ66にちらつきが発生するのが抑えられるのに加え
て、図1の実施例と同じく、電磁誘導ノイズが増加する
ことなく安定に制御された半導体充電制御装置が実現で
きる。
る。この図8の実施例は、半導体パワースイッチング素
子51としてパワーMOSFETを用いた場合、このM
OSFETの特性を活かし、図1の実施例などにおける
ラッチ回路に代えて、駆動回路52にラッチ回路と同じ
機能を持たせるようにしたものである。
導体パワースイッチング素子51では、そのゲート・ソ
ース間に、図8に等価的に示されている静電容量250
が存在し、従って、これをオンオフするには、このゲー
ト・ソース間の静電容量250を充放電する必要があ
る。そこで、駆動回路52を、定電流源201、202
と、半導体スイッチング素子203、204、それにイ
ンバータ206、207、208で構成し、パワーMO
SFETからなる半導体パワースイッチング素子51の
ゲート・ソース間静電容量250の充電には定電流源2
01を、放電には定電流源202を用いて充放電電流が
所定値に制限されるようにし、これにより半導体パワー
スイッチング素子51の動作速度(応答速度)を抑え、P
WM周波数以上の周波数には応答しないようにしてラッ
チ回路の機能を得るようにしたのである。
オフ、すなわち、ゲート・ソース間静電容量250の充
放電の切り替えは、PWM発生回路2のPWM信号をイ
ンバータ207、208で正転、インバータ206反転
して、スイッチング素子203、204で相補的に切り
替えて行う。従って、定電流源201、202の電流値
を所定値に設定することによって、パワーMOSFET
からなる半導体パワースイッチング素子51の動作速度
を変え、PWM周波数未満になるようにすることができ
る。
図9により詳細に説明すと、いま、図9の(a)に示すよ
うに、PWM信号に高周波ノイズが発生した場合、同図
(b)に示すように、従来はパワーMOSFETからなる
半導体パワースイッチング素子51のゲート電圧VG が
高速に応答するため、同図(c)に示すように、負荷電圧
VF が完全にオンオフ動作し、この結果、PWM周波数
以上の高い周波数でスイッチング動作してしまう。
放電するので、ゲート電圧VG の応答が遅れ、高周波ノ
イズに対してはゲート電圧VG が十分に上昇、下降せ
ず、この結果、半導体パワースイッチング素子51は、
この高周波ノイズに対しては応答しなくなり、負荷電圧
VF の周波数、つまりスイッチング周波数は十分に安定
化され、PWM周波数より高くなることはなくなる。な
お、負荷電圧VF の立上り時間と、立ち下がり時間を意
図的に変えるためには、上述した通り、定電流源20
1、202による設定電流値を変えてやればよい。この
実施例では、特に、半導体パワースイッチング素子の立
上り、立ち下がりによる電磁誘導ノイズを低減した半導
体充電制御装置が実現できる。
制御装置を集積してパワーICとして構成した場合の一
実施例で、この実施例によるパワーIC300は、例え
ば、図1の実施例におけるラッチ回路1と、PWM発生
回路2を除く部分をパワー素子301として構成し、ア
ナログ回路からなるPWM発生回路302(2)及びデジ
タル回路として構成されるラッチ回路303(1)を内蔵
させたものであるが、このとき、デジタルノイズがアナ
ログ回路に混入するのを防ぐため、PWM発生回路30
2とラッチ回路303との境界にノイズシールド用のガ
ードバンド304を設けたものである。
ば、その形状は特に規定しないが、少なくとも幅が10
μm以上で、電位が一定に保たれるように、例えばアー
スなどの共通電位に接続されたものであればよい。そし
て、このガードバンド304を挾んで、PWM発生回路
302と、ラッチ回路303を別々にレイアウトしたも
のである。
分に防止でき、安定かつ小型化に適した半導体充電制御
装置が実現できる。
M方式の半導体充電制御装置における半導体パワースイ
ッチング素子のスイッチング損失と、高速スイッチング
による電磁誘導ノイズが低減でき、小型化、ローコスト
化が容易であるという効果がある。
例を示す回路図である。
波形図である。
磁誘導ノイズの関連を示す特性図である。
例を示す回路図である。
例を示す回路図である。
例を示す回路図である。
例を示す回路図である。
例におけるゲート駆動回路の回路図である。
波形図である。
C化した場合の一実施例を示すレイアウト図である。
両用発電機の界磁巻線の電流(界磁電流)を制御して、そ
の発電電圧を適正値に制御するものであるが、この装置
の従来技術としては、例えば特開平1−283030号
公報に記載のように、半導体パワースイッチング素子を
用い、これをオンオフ制御して界磁電流をPWM(パル
ス幅変調)制御する方式の半導体充電制御装置が知られ
ている。
Claims (13)
- 【請求項1】 出力端子に蓄電池が接続された発電機
と、この発電機の界磁電流をオンオフ制御する半導体パ
ワースイッチング素子を備え、前記蓄電池の端子電圧に
応じて前記半導体パワースイッチング素子をオンオフ制
御する方式の半導体充電制御装置において、前記半導体
パワースイッチング素子のオンオフ動作周波数を所定値
以下に制限する安定化回路手段が設けられていることを
特徴とする半導体充電制御装置。 - 【請求項2】 請求項1の発明において、前記蓄電池の
検出電圧と設定電圧との差を誤差電圧として発生する誤
差電圧演算回路と、この誤差電圧演算回路の誤差電圧に
応じて前記半導体パワースイッチング素子をPWM制御
するPWM発生回路と、このPWM発生回路の出力によ
り前記半導体パワースイッチング素子を駆動する駆動回
路とを有し、前記安定化回路手段が、前記PWM発生回
路と前記駆動回路の間に設けられていることを特徴とす
る半導体充電制御装置。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2の発明において、
前記半導体パワースイッチング素子の動作周波数が1k
Hz以下に制限されるように、前記安定化回路手段が構
成されていることを特徴とする半導体充電制御装置。 - 【請求項4】 請求項2の発明において、前記界磁電流
の検出値と予じめ設定してある電流値とを比較する電流
検出回路が設けられ、この回路の出力と前記PWM発生
手段の出力との論理演算結果が前記安定化回路手段に入
力されるように構成したことを特徴とする半導体充電制
御装置。 - 【請求項5】 請求項4の発明において、前記誤差電圧
演算回路の誤差電圧を平滑化する手段を設け、前記PW
M発生回路の出力を前記駆動回路に直接入力すると共
に、前記電流検出回路の出力と前記駆動回路の入力との
間に前記安定化回路手段が設けられていることを特徴と
する半導体充電制御装置。 - 【請求項6】 請求項4の発明において、前記誤差電圧
演算回路の誤差電圧と、前記電流検出回路の出力との演
算結果が前記PWM発生回路に入力され、前記安定化回
路手段が、前駆動回路と前記PWM発生回路の間に設け
られていることを特徴とする半導体充電制御装置。 - 【請求項7】 請求項1の発明において、キースイッチ
によってチャージランプを点灯するための半導体スイッ
チング素子と、この半導体スイッチング素子の動作周波
数を安定化する安定化回路手段とが設けられていること
特徴とする半導体充電制御装置。 - 【請求項8】 請求項2の発明において、前記安定化回
路手段が、前記PWM発生回路のデューティを制御する
三角波に同期した基本PWMパルスを用い、PWM周波
数に同期して前記半導体パワースイッチング素子のスイ
ッチング周波数を安定化させるように構成されているこ
とを特徴とする半導体充電制御装置。 - 【請求項9】 請求項2の発明において、前記安定化回
路手段が、PWM周波数の1サイクル周期におけるPW
M出力の立上りと立下り変化が1回以下となるように構
成されていることを特徴とする半導体充電制御装置。 - 【請求項10】 請求項8又は請求項9の発明におい
て、前記安定化回路手段が、フリップフロップと、この
フリップフロップのセット、リセットの優先回路を用い
て構成されていることを特徴とする半導体充電制御装
置。 - 【請求項11】 請求項1又は請求項2の発明におい
て、前記半導体パワースイッチング素子が、所定のクロ
ックにより動作するデジタル演算回路により制御される
ように構成されていることを特徴とする半導体充電制御
装置。 - 【請求項12】 請求項2の発明において、前記PWM
発生回路と前記安定化回路手段とが分離して配置され、
ICとして集積化されていることを特徴とする半導体充
電制御装置。 - 【請求項13】 請求項1又は請求項2の発明におい
て、前記半導体パワースイッチング素子がMOSFET
であり、前記安定化回路手段が、前記MOSFETのゲ
ートの充放電電流を制限する手段で構成されていること
特徴とする半導体充電制御装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4179919A JP2815265B2 (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 半導体充電制御装置 |
US08/083,286 US5448154A (en) | 1992-07-03 | 1993-06-29 | Control device for battery charging AC generator used in motor vehicle |
DE4321970A DE4321970C2 (de) | 1992-07-03 | 1993-07-01 | Steuervorrichtung für einen Batterielade-AC-Generator zur Verwendung in einem Kraftfahrzeug |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4179919A JP2815265B2 (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 半導体充電制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0622470A true JPH0622470A (ja) | 1994-01-28 |
JP2815265B2 JP2815265B2 (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=16074218
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4179919A Expired - Fee Related JP2815265B2 (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-07 | 半導体充電制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2815265B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1180842A1 (en) * | 2000-08-07 | 2002-02-20 | Denso Corporation | Voltage regulator of vehicle AC generator |
JP2007174788A (ja) * | 2005-12-21 | 2007-07-05 | Denso Corp | 電流検出装置および電流制御装置 |
-
1992
- 1992-07-07 JP JP4179919A patent/JP2815265B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1180842A1 (en) * | 2000-08-07 | 2002-02-20 | Denso Corporation | Voltage regulator of vehicle AC generator |
US6717385B2 (en) | 2000-08-07 | 2004-04-06 | Denso Corporation | Voltage regulator of vehicle AC generator |
JP2007174788A (ja) * | 2005-12-21 | 2007-07-05 | Denso Corp | 電流検出装置および電流制御装置 |
JP4692267B2 (ja) * | 2005-12-21 | 2011-06-01 | 株式会社デンソー | 電流検出装置および電流制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2815265B2 (ja) | 1998-10-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5448154A (en) | Control device for battery charging AC generator used in motor vehicle | |
US6107851A (en) | Offline converter with integrated softstart and frequency jitter | |
US4621313A (en) | Soft-start capacitor discharge circuit | |
US11025155B2 (en) | Power supply control device for setting minimum on width of output switch | |
US9093993B2 (en) | Power saving circuit for PWM circuit | |
CN111033999B (zh) | 功率因数改善电路及半导体装置 | |
JPH0732941A (ja) | 自動車用照明装置の保護回路 | |
JPH10313572A (ja) | スイッチングレギュレータ制御方式 | |
JPH0686555A (ja) | 電源制御集積回路のための始動および始動方法 | |
EP0590666B1 (en) | Switching boosting circuit | |
US5428633A (en) | He-Ne laser driving power supply with means for interrupting feedback control at driving start of the laser | |
JP2000268989A (ja) | 放電灯点灯回路 | |
JP2815265B2 (ja) | 半導体充電制御装置 | |
US10348189B2 (en) | Oscillation circuit | |
US6215255B1 (en) | Electric ballast system | |
KR19990006822A (ko) | 충전발전기의 제어장치 | |
JPH06276677A (ja) | 突入電流防止回路 | |
KR0142467B1 (ko) | 지연된 보호 회로 기능을 갖는 피드백 회로 | |
JP3221051B2 (ja) | 昇圧チョッパ形直流電源装置 | |
JP3905076B2 (ja) | 電源装置 | |
JP2805814B2 (ja) | スイッチング電源装置 | |
JP2002034237A (ja) | 車載用電源装置 | |
JP2916927B2 (ja) | 発振回路のサージ電圧吸収回路 | |
JP2601724Y2 (ja) | 起動回路 | |
JP2586420B2 (ja) | 車両充電発電機の電圧調整装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070814 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080814 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080814 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090814 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100814 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100814 Year of fee payment: 12 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100814 Year of fee payment: 12 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100814 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110814 Year of fee payment: 13 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |