JPH062241U - 衝突検出器及びこの衝突検出器の診断装置 - Google Patents

衝突検出器及びこの衝突検出器の診断装置

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JPH062241U
JPH062241U JP4203192U JP4203192U JPH062241U JP H062241 U JPH062241 U JP H062241U JP 4203192 U JP4203192 U JP 4203192U JP 4203192 U JP4203192 U JP 4203192U JP H062241 U JPH062241 U JP H062241U
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JP
Japan
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collision detector
coil spring
reed switch
permanent magnet
cylindrical body
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JP4203192U
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和則 甚野
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日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハウジング外部に設置する電磁石を削除し、
基本構成部品のスプリングを電磁石として用いることに
より、衝突検出器として用いることにより、衝突検出器
を小型、安価にすることを目的とする。 【構成】 加速度が加えられることにより移動するリン
グマグネット4と、リングマグネット4を一方向に付勢
するスプリング3と、磁力により動作するリードスイッ
チ5を内部に固定する円筒体2とハウジング1、及びス
プリング3を電気的に導出するリード線8a,8bと筒
部2の外周面に配設された電極7と、リードスイッチ5
を電気的に導出するリードピン9a,9bと、リードス
イッチ5とリード線8a,8bとリードピン9a,9b
を固定する絶縁性充填剤10とを備えた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両等に取付けられて、車両に加わる加速度を検出する衝突検出器 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば特開昭50−141044号公報などに開示されるリードスイッ チとスプリング及びリングマグネットで構成された衝突検出器では、図4に示す ように、リードスイッチ5の作動確認を診断するために、リングマグネット4が 加速度を受けて移動し、ストッパ部6にて停止する側のハウジング1の外部に電 磁石15を設置し、当該電磁石を外部から電圧を印加し働かせることにより、リ ングマグネット4をストッパ部6側に移動させ、引き付けておくことにより、衝 突検出器20に規定加速度が印加されたことと同一状態に保持し、この状態で、 リードスイッチ5に接続されているリードピン9a,9b間の導通を測定するこ とにより、リードスイッチ5の作動確認を行なっていた(例えば、特開平3−2 14531号公報)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この様な、従来の衝突検出器ではハウジング外部に電磁石を設置していたが、 リングマグネットを移動させるために、電磁石が大型となり、故に衝突検出器の 外形も大きくなる。また、衝突検出器以外に電磁石を必要とするために、構成部 品が増加するという問題があった。
【0004】 それ故に、本考案の目的は、上記の問題点を解決するために、ハウジング外部 に設置する電磁石を削除し、衝突検出器の基本構成部品であるスプリングを電磁 石として用いて構成部品を削減し、衝突検出器の外形を小型にすることを提供す ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
従って、上述の目的を達成するために第1の本考案は、円筒体上に配置された コイルスプリングによって付勢され、且つ所定値以上の加速度が作用した場合に コイルスプリングの付勢力に抗して移動する円環状の永久磁石と、この永久磁石 の接近に伴う永久磁石の磁力により作動するリードスイッチとを有する衝突検出 器において、前記円筒体の両端部にコイルスプリングの端部と接触する電極部を 備えたものである。
【0006】 第2の本考案は、両端部にコイルスプリングの端部と接触する電極部を備えた 円筒体と、この円筒体上に配置されたコイルスプリングによって付勢され、且つ 所定値以上の加速度が作用した場合にコイルスプリングの付勢力に抗して移動す る円環状の永久磁石と、この永久磁石の接近に伴う永久磁石の磁力により作動す るリードスイッチとから成る衝突検出器と、電極部を介してコイルスプリングに 通電し電磁力を発生するスイッチング手段と、このスイッチング手段を制御して リードスイッチの動作を確認する制御回路とを備えたものである。
【0007】
【実施例】
次に、本考案の一実施例について図1〜図3に従って以下説明する。
【0008】 図1は、本考案の衝突検出器の断面図であり、円筒体2の外側に設置されてい るコイルスプリング(以下、スプリングと称す)3は、円環状の永久磁石(以下 、リングマグネットと称す)4を一方向に付勢するバネとしての機能と、電磁石 のコイルとしての機能を合わせ盛った金属とし、スプリング3の一端は、ストッ パ部6側で円筒体2に固定され、リード線8aを介してハウジング1の外部に電 気的に導出される。また、スプリング3の他端は、加速度が印加されない静止状 態でリングマグネット4をストッパ部6と対向するハウジング1の内側に静止さ せておくとともに、円筒体2の外周面に環状に埋設された電極7と接触している 。円筒体2の内部には、リードスイッチ5と、リード線8a,8b、リードピン 9a,9bが絶縁性の充填剤10により固定されている。リード線8bは電極7 と接続されており、ハウジング1の外部に導出されている。リードピン9a,9 bは、リードスイッチの接点を外部へ導出するためのものである。
【0009】 次に、本考案の動作原理について説明する。
【0010】 今、図1に示すように衝突検出器20において、矢印方向に所定の値以上の加 速度が加わると、慣性力がスプリング3の付勢力以上となり、リングマグネット 4がストッパ部6側に移動し、リングマグネット4の発生する磁界によりリード スイッチ5の接点が接触し、リード線9a,9bが導通する。
【0011】 次に、リード線8a,8b間に直流電流を通電することにより、図2に示すよ うな磁力線がスプリング3に発生する。発生する磁力線の強さは、通電する直流 電流に比例するので、リングマグネット4の発生する磁界の強さと同一となるよ うな直流電流を通電することにより、リングマグネット4がストッパ部6側に移 動したのと同じ結果となり、リードスイッチ5の接点が接触し、リード線9a, 9b間が導通し、リードスイッチ5の動作が確認できる。
【0012】 さらに、図3に本考案の診断装置の略ブロック図を示す。
【0013】 図3において先ず、CPU11によりスイッチング手段(以下、スイッチと称 す)12を介して、スプリング3に直流電流を通電させると、図2に示すような 磁力線がスプリング3に発生し、リードスイッチ5の接点が閉じる。この時、リ ードスイッチ5には、リードピン9aとCPU11により制御されるトランジス タ13を介して直流電圧が印加されており、また、リードピン9bもCPU11 により制御されるトランジスタ14を介して接地されており、スイッチ12がO Nした時と同時にトランジスタ14をONにするようにCPU11が制御するも のとする。ここで、リードスイッチ5の一端の電圧をリードピン9aを介して常 時CPU11が監視していれば、リードスイッチ5の動作を確認できるので、衝 突検出器20の自己診断が行なえる。
【0014】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、衝突検出器の基本構成部品であるスプリングを 電磁石として用いることにより、ハウジング外部に設置する電磁石を必要とせず 、故に衝突検出器を小型化することができる。
【0015】 さらに、外部の電磁石が不要のため価格を安く提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の衝突検出器の一実施例を示す断面図で
ある。
【図2】図1に係わる動作説明図である。
【図3】本考案の衝突検出器の診断装置の一実施例を示
す略ブロック図である。
【図4】従来の衝突検出器を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 円筒体 3 コイルスプリング(スプリング) 4 永久磁石(リングマグネット) 5 リードスイッチ 6 ストッパ部 7 電極 8a,8b リード線 9a,9b リードピン 10 充填剤 11 CPU 12 スイッチング手段(スイッチ) 13、14 トランジスタ 15 電磁石 20 衝突検出器

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒体上に配置されたコイルスプリング
    によって付勢され、且つ所定値以上の加速度が作用した
    場合にコイルスプリングの付勢力に抗して移動する円環
    状の永久磁石と、この永久磁石の接近に伴う永久磁石の
    磁力により作動するリードスイッチとを有する衝突検出
    器において、 前記円筒体の両端部にコイルスプリングの端部と接触す
    る電極部を備えたことを特徴とする衝突検出器。
  2. 【請求項2】 両端部にコイルスプリングの端部と接触
    する電極部を備えた円筒体と、この円筒体上に配置され
    たコイルスプリングによって付勢され、且つ所定値以上
    の加速度が作用した場合にコイルスプリングの付勢力に
    抗して移動する円環状の永久磁石と、この永久磁石の接
    近に伴う永久磁石の磁力により作動するリードスイッチ
    とから成る衝突検出器と、 電極部を介してコイルスプリングに通電し電磁力を発生
    するスイッチング手段と、 このスイッチング手段を制御してリードスイッチの動作
    を確認する制御回路とを備えたことを特徴とする衝突検
    出器の診断装置。
JP4203192U 1992-06-18 1992-06-18 衝突検出器及びこの衝突検出器の診断装置 Expired - Lifetime JP2555283Y2 (ja)

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JP4203192U JP2555283Y2 (ja) 1992-06-18 1992-06-18 衝突検出器及びこの衝突検出器の診断装置

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JPH062241U true JPH062241U (ja) 1994-01-14
JP2555283Y2 JP2555283Y2 (ja) 1997-11-19

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ID=12624798

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