JPH06223802A - 円筒型電気部品用セパレ−タ− - Google Patents
円筒型電気部品用セパレ−タ−Info
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- JPH06223802A JPH06223802A JP5268547A JP26854793A JPH06223802A JP H06223802 A JPH06223802 A JP H06223802A JP 5268547 A JP5268547 A JP 5268547A JP 26854793 A JP26854793 A JP 26854793A JP H06223802 A JPH06223802 A JP H06223802A
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Abstract
ピレンの混合物から形成された微多孔膜からなり、該高
分子量ポリプロピレンが、1〜15wt%であり、膜厚
10〜100μm、平均孔径1μm以下、電気抵抗10
Ω・cm2 以下であることを特徴とする円筒型電気部品
用セパレーター。 【効果】 本発明の円筒型電気部品用セパレーターは、
性能上、高弾性率、低電気抵抗、小孔径であり、捲回後
のピン抜け性にも優れるため、加工性、生産性に優れ、
かつ低内部抵抗の特性を有し、インピ−ダンスの上昇す
る温度が低く、インピ−ダンス低下温度が高いため、安
全性の点でも信頼できる優れた電池用セパレ−タ−であ
る。
Description
作製される円筒型電池、円筒型電解コンデンサ−、特に
リチウム電池等の非水溶媒電池に使用される円筒型電気
部品用セパレ−タ−に関するものである。
池用セパレ−タ−、電解コンデンサ−用セパレ−タ−等
に使用されている。特にリチウム電池においては、リチ
ウム金属、リチウムイオン等が用いられているためにプ
ロトン性電解質は使用できず、γーブチロラクトン、ポ
リプロピレンカーボネート、ジメトキシエタンなどの有
機溶媒に、LiBF4 、LiClO4 などのリチウム塩
を溶解した電解液を電解質として使用している。従って
正極と負極との間に設置するセパレ−タ−には上記した
ような有機溶媒に不溶なポリエチレン、ポリピロピレン
などのオレフィン系材料を微孔性多孔膜や不織布に加工
してセパレーターとして用いている。
溶媒電池用セパレ−タ−には、組立加工性、安全性、お
よび信頼性等の点から、高強度、低電気抵抗、および高
温特性等の性能が要求され、さらには、低コストである
ことが要求される。また、より電池を高性能化するため
に、円筒型電池にする場合には、セパレ−タ−として
は、捲回後、捲回のために使用したピンを抜くために、
ピン抜け性が良好であることが電池生産性を向上させる
ために要求される。
ほど電池を組立る際の生産スピードを上げることができ
る。低電気抵抗は、上記のような有機溶媒にリチウム塩
を溶解してなるいわゆる非プロトン性電解液は、一般に
内部抵抗が高いので、この欠点をカバーするためにセパ
レーターによる抵抗の増大を抑制するために要求される
ものである。
に挙げるような性能を意味する。すなわち、電池を外部
短絡させた場合の発熱で、電池内が温度上昇した際、微
孔性多孔膜が温度上昇により熱収縮し、該微孔性多孔膜
の孔径が小さくなり、インピ−ダンスが上昇し、25℃
におけるインピ−ダンスの100倍以上にインピ−ダン
スが上昇する。この温度が低いほど、低温でイオンの透
過を阻止することが可能であり、電池内温度の急激な温
度上昇を抑制する。このように異常電流による過度の温
度上昇を抑制するためにはインピ−ダンスが25℃での
値より2桁増大する必要があると認識されている。
は、さらに温度上昇すると樹脂の溶融粘度が低下して、
特定の温度(膜破れ等の温度)にて樹脂流動、破断等に
よりインピ−ダンスが低下する。したがって、インピ−
ダンスが上昇する温度が低いほど、かつ、インピ−ダン
スが低下するインピ−ダンス低下温度が高いほど、高温
特性が良好で安全性の高い電池用セパレ−タ−になりう
ると考えられる。
891号公報は、重量平均分子量20万〜50万のポリ
エチレンからなる微孔性多孔膜を、圧延および機械方向
に一軸延伸するものを開示するものであるが、該公報に
おいて得られた膜は、高い膜強度を有しているが、低融
点の高密度ポリエチレン単独の組成であるためインピ−
ダンス低下温度が低く、高温特性が不良で安全性に問題
がある。また、特開昭46−40119号公報や、特開
平1ー113442号公報のように、ポリプロピレンか
らなる微孔性多孔膜が挙げられるが、高強度で高いイン
ピ−ダンス低下温度を有している反面、高融点樹脂単一
の組成のためインピ−ダンスの上昇する温度が高く、高
温特性が不良で安全性に問題がある。
昭63ー308866号公報や、特開平2−77108
号公報では、ポリエチレンおよびポリプロピレンからな
る単膜を積層化し、ポリエチレンでインピ−ダンスの上
昇する温度を下げ、ポリプロピレンをインピ−ダンス低
下温度に寄与させて、高強度かつ優れた高温特性を有す
る微孔性多孔膜を得る方法が開示されているが、ポリエ
チレンとポリプロピレンの融点の間においてインピ−ダ
ンスが低下して安全面の信頼性に乏しいものである。ま
た、特開昭63ー308866号公報のように積層で
は、捲回時における工程が煩雑化し、特開平2−771
08号公報では、積層押出という手法をとるため、製造
工程が複雑化し、製造コストという点で生産性に劣るも
のとなる。
する技術として、超高分子量ポリオレフィンを使用する
方法もある。特開昭58−5228号公報で開示されて
いるようないわゆる超高分子量ポリエチレンゲル紡糸を
応用した、特開昭60−242035号公報および特開
昭60−255107号公報では、超高分子量ポリエチ
レンからなる高強度の微孔性多孔膜が開示されている
が、超高分子量ポリエチレンを使用しているため均一組
成物を得るために時間がかかり、生産性が悪く、また、
インピ−ダンスの上昇する温度も充分に低いとは言え
ず、安全性に疑問が残る。
ンピ−ダンス低下温度を高くし、かつ高強度の膜を得る
技術としては、超高分子量ポリエチレンに一部高密度ポ
リエチレンをブレンドする方法があるが、超高分子量ポ
リエチレンを使用するために均一組成物を得るために時
間がかかり、生産性に劣る。他に、超高分子量ポリエチ
レンに一部高密度ポリエチレンとポリプロピレンをブレ
ンドする方法があるが、これも、超高分子量ポリエチレ
ンを使用するために均一組成物を得るために時間がかか
り、生産性に劣る。
ず、ポリエチレンとポリプロピレンのみから高強度の膜
を得る技術としては、ポリエチレンとポリプロピレンが
分子オーダーで相溶しないため(例えば、ポリマーブレ
ンド<シー・エム・シー社製>)、困難であることが知
られているが、例えば、特開昭50−111174号公
報のように、ポリエチレンとポリプロピレンからなる成
形物を二軸延伸したり、または、特開平4ー20625
7号公報のように、ポリエチレンとポリプロピレンから
なる成形物を延伸後アニ−ルしたり、アニ−ル後延伸し
たりすることにより、膜を得る方法があるが、得られた
膜は耐熱性が不充分であり、170℃においてインピ−
ダンスが低下してしまい、さらに、特開平4ー2062
57号公報により得られた膜は電気抵抗が10Ω・cm
2 以上と高く、セパレーターとしては不充分なものであ
る。また、アニ−ルを施すものについては、アニールを
施すために、成形物を得るために時間がかかり、生産性
に劣る。
ない、すなわち、性能上、高強度、低電気抵抗かつ安全
性に優れ、さらに、捲回後のピン抜け性にも優れた低コ
スト、薄膜の単膜微孔性多孔膜からなる円筒型電気部品
用セパレーターを提供することを目的としている。
低電気抵抗かつ安全性に優れ、捲回後のピン抜け性にも
優れた低コスト、薄膜の単膜微孔性多孔膜からなる円筒
型電気部品用セパレーターの開発に成功し、本発明を完
成するに至った。
するため、高分子量ポリエチレン及び高分子量ポリプロ
ピレンの混合物から形成された微多孔膜からなり、該高
分子量ポリプロピレンが、1〜15wt%であり、膜厚
10〜100μm、平均孔径1μm以下、電気抵抗10
Ω・cm2 以下であることを特徴とする円筒型電気部品
用セパレ−タ−に関するものである。
レーターを捲回して作製される電気部品のことであり、
外部形状が円筒状のものだけでなく、楕円状、角状等の
ものも含まれる。本発明中の高分子量ポリエチレン、高
分子量ポリプロピレンとは通常の押出、射出、インフレ
−ションまたはブロ−成形に用いられるもののことであ
り、粘度平均分子量100万以下のもののことをいい、
好ましくは70万以下、さらに好ましくは50万以下の
ものである。従って、本発明に用いられるポリオレフィ
ン微孔性多孔膜は、GPC(ゲルパ−ミエイションクロ
マトグラフィ−)測定の積分曲線からは系全体の粘度平
均分子量が100万以下の分率が80wt%以上とな
る。粘度平均分子量が100万以上のものは、通常、超
高分子量ポリオレフィンと呼ばれ、高分子量分が増加す
るため、超高分子量ポリオレフィンを含んだ組成物は、
均一組成物を得るのに時間がかかったり、不均一性のた
め膜厚み均一性不良や膜にピンホールが発生したりし
て、生産性に劣るものになる。
しては、低密度、中密度あるいは高密度ポリエチレンや
直鎖状低密度ポリエチレン等を用いることができるが、
特に、高密度ポリエチレンが望ましい。また、本発明に
おいて用いられるポリプロピレンとしては、アイソタク
チックポリプロピレン、アタクチックポリプロピレン、
エチレンプロピレンランダムコポリマ−、エチレンプロ
ピレンブロックコポリマ−等を用いることができるが、
特に、アイソタクチックポリプロピレンが望ましい。ま
た、所望により、充填剤、着色剤、老化防止剤、難燃化
剤等の添加剤を適量混合することもできる。
おいては、高分子量ポリプロピレンが、1〜15wt%
であることを必須とし、さらに好ましくは3〜9wt%
である。高分子量ポリプロピレンの含有率が低いほど、
捲回後ピン抜け性は良好である。また、本発明において
は、高分子量ポリプロピレンの含有率が低いにも関わら
ず、インピ−ダンス低下温度が高く、高温特性が良好で
あることを特徴とする。高分子量ポリプロピレンが、1
5wt%より大きいと、捲回後ピン抜け性不良により、
電池の生産性が低下する。また、1wt%以下であると
高温特性が不良となる。また、高分子量ポリプロピレン
が3〜9wt%のときピン抜け性及びインピーダンス低
下温度のバランスが特に良好となる。
タ−の膜厚は、10〜100μmであり、好ましくは1
0〜60μm、さらに好ましくは10〜50μmであ
る。膜厚が10μmより薄い場合は、ピンホール等の発
生が起こり易くなったり、内部短絡が起こり易くなった
りして、セパレーターの信頼性に乏しいものとなる。膜
厚が100μmを越えるとセパレ−タ−自身の電気抵抗
が増加し、また、電気部品内容積におけるセパレーター
の占有率が大きくなり、極板面積が減少し、電池性能の
劣るものとなり、電気部品の小型化、高エネルギー化を
妨げる原因となる。
おいては、平均孔径は1μm以下であり、好ましくは
0.7μm以下、さらに好ましくは0.5μm以下であ
る。本発明で言うところの平均孔径は、後述のハ−フド
ライ法にて求められたものである。平均孔径が1μmよ
り大きくなると、電極を捲回する際に微小な極板の活物
質粉末がセパレーターの孔内に入り込んでセパレーター
を通過してしまうこと等による内部短絡が起こり易くな
り、信頼性に劣るものとなるとともに、インピ−ダンス
が上昇する温度を上昇させてしまい、高温特性に劣るも
のとなる。
おいては、電気抵抗は10Ω・cm 2 以下であり、好ま
しくは5Ω・cm2以下である。10Ω・cm2 より高
くなると、内部抵抗が大きいため、電池から有効に電気
エネルギ−を取り出せなくなり、電気部品の小型化、高
エネルギー化を妨げる原因となる。本発明において電気
抵抗が低いのは三次元網目構造をとっているためと思わ
れる。ここで、三次元網目構造とは、スポンジのように
三方向からの断面の膜構造が同等であり丸い細胞状の空
孔を持つセルポア構造をとる膜構造、および延伸を施し
膜表面にほぼ平行に変形した楕円状のセルポア構造をと
る膜構造、およびさらに延伸を施す等により得られる膜
表面にほぼ平行な空隙をもつ積層状膜構造のことをい
う。
おいては、インピ−ダンス低下温度が175℃以上にな
る。本発明においては、インピ−ダンス低下温度が17
5℃以上であることは、本発明において用いるポリプロ
ピレンの融点以上の温度においても溶融して無孔膜化し
てはいるが膜形状を保っていることを意味する。実際
に、本発明のセパレーターを定長下にて昇温速度2℃/
minで室温より昇温させると、収縮応力が働き、荷重
は極大値を経て、しだいに下がる。しかしながら、17
5℃になったとき膜を観察すると、膜は無孔化してはい
るが、破断していない。
ポリエチレンとポリプロピレンの特殊な分散状態、およ
び二軸延伸を行った場合の特殊なポリエチレン、ポリプ
ロピレンの高分子鎖及び結晶相の配向構造に起因するも
のと思われる。ポリエチレン中にポリプロピレンが大き
な塊にならず、細かく分散しているという特殊な分散状
態は、動的粘弾性測定や透過型電子顕微鏡(TEM)観
察等によって確認することができる。本発明のセパレー
ターを用いて低温からの動的粘弾性測定を行うと、ポリ
プロピレンの分散が充分でないことを示す0℃付近のβ
分散のtanδピークがほとんど検出されない。また、
樹脂部をTEMで観察すると、黒く染色された0.2μ
m程度の非常に細かなポリプロピレンのつぶがポリエチ
レン中に分散していることが確認できる。
及び結晶相の配向構造は、広角X線回折によって解析す
ることができ、本発明のセパレーターのうち二軸延伸し
たものにおいて、ポリプロピレンが二軸方向に配向して
いることがわかる。本発明の円筒型電気部品用セパレ−
タ−に用いられるポリオレフィン微孔性多孔膜の機械方
向弾性率は、3000kgf/cm2 以上であることが
望ましく、さらには、5000kgf/cm2 以上であ
ることが望ましい。3000kgf/cm2 未満では、
電気部品を捲回し組み立てる際に伸びを生じ、寸法安定
性に劣り、電気部品用用セパレ−タ−として使用される
場合の組立加工性に劣る。
微孔性多孔膜の気孔率は、30〜80%であることが望
ましい。30%未満では、特に電気部品用セパレ−タ−
として使用される場合の電解液含浸性の低下を生じ、ま
た、セパレ−タ−自身の電気抵抗が増加するため、電池
の内部抵抗の観点から望ましくない。80%より大きく
なると、機械方向の膜強度に劣り、正負極板間に配置し
て巻回し組み立てる際の加工性に劣る。
多孔膜の孔径均一性の観点から、2μm以下であること
が好ましい。2μm以上になると、微粒子透過防止の性
能に劣り、また、孔径の均一性が低下するため、安全性
に問題を生じる。本発明に用いられるポリオレフィン微
孔性多孔膜は、例えば、粘度平均分子量50万以下のポ
リエチレン及びポリプロピレン、および液状有機物また
は固体状有機物を混合し、溶融混練後、押出成形し、抽
出、乾燥、延伸を施すことにより得られる。ここで、抽
出、延伸工程の順序については、なんら限定されるもの
でない。また、延伸工程において、少なくとも圧延工程
が含まれる場合、得られた微孔性多孔膜の機械方向弾性
率がさらに高くなったり、膜むらがなくなり望ましい。
また、圧延工程を経たものについては表面にラメラの配
列のようなものが観察される。ポリエチレン樹脂、ポリ
プロピレン樹脂、液状有機物または固体状有機物の組成
重量比は、例えば、それぞれ10〜50重量%、1〜1
5重量%、30〜90重量%である。
体状有機物とは、流動パラフィン、パラフィンワック
ス、プロセスオイル等の鉱油、フタル酸ジオクチル、フ
タル酸ジ−n−ブチル、フタル酸ジシクロヘキシル等の
フタル酸エステル類、セバシン酸ジ−n−ブチル等のセ
バシン酸エステル、リン酸トリ−n−ブチル等のリン酸
エステル等を指す。
範囲内より選ばれた所定の温度で、圧延ロ−ルによって
施される。抽出工程とは、樹脂の貧溶媒かつ液状有機物
または固体状有機物の良溶媒中に、好ましくは20〜9
0℃にて浸漬し、シ−ト状成形物より液状有機物または
固体状有機物を除去する操作を指す。
水素系有機溶媒、メタノ−ル、エタノ−ル、2−プロパ
ノ−ル等のアルコ−ル類、アセトン、メチルエチルケト
ン等のケトン類、テトラヒドロフラン等のエ−テル類、
1,1,1−トリクロロエタン、塩化メチレン等のハロ
ゲン化炭化水素等の有機溶媒が挙げられる。延伸工程と
は、シ−ト状成形物を所望の膜厚に延ばす手段を指す。
特に延伸機を使用する場合は、延伸温度80〜140℃
で、シ−トを機械方向(一軸方向)または、二軸方向に
引き延ばすことで、所望の膜厚に調整された微孔性多孔
膜が得られる。
詳細に説明するが、本発明は実施例に特に限定されるも
のではない。尚、実施例における測定方法および評価方
法は次の通りである。 (1)膜厚 ダイヤルゲ−ジ(最小目盛り:1μm)を使用した。 (2)気孔率 次式より算出した。
験機にて測定した。 (4)平均孔径 ASTM−F−316−80に準拠し、ハ−フドライ法
にて評価した。尚、測定圧力の上限は、10kgf/c
m2 とした。 (5)最大孔径 ASTM−E−128−61に準拠し、エタノ−ル中で
のバブルポイントより算出した。 (6)電気抵抗 安藤電気製AG−4311型LCRメ−タ−にて測定し
た。
拠するものとする。 (8)粘度平均分子量(Mv) 溶剤(デカリン)を使用し、測定温度135℃における
極限粘度[η]を測定し、ポリエチレンについては、次
式より算出した。
rの式) (9)インピ−ダンスが上昇する温度及びインピ−ダン
ス低下温度 図2に本発明で定義するインピ−ダンス低下温度測定装
置の概略を示す。図2(A)において、6Aおよび6B
は10μ厚のNi箔であり、インピ−ダンス測定装置1
2と接続されている。図2(B)に示すように、Ni箔
6Aは、縦15mm、横10mmの長方形を残してテフ
ロンテ−プ11でマスキングされている。8は規定の電
解液が含浸されたセパレ−タ−であり、6Aおよび6B
の間に配置され、その四方はテフロンテ−プで固定され
ている。10は温度を測定するための熱電対であり、テ
フロンテ−プでガラス板7Bに貼り付けられている。ガ
ラス板7Aと7Bとの間は規定の電解液が満たされてい
る。
び7B、セパレ−タ−8および熱電対10を、図2
(C)に示すケ−ス9の中に収納して使用する。12は
温度と測定したインピ−ダンスを記録するための記録装
置である。電解液としては、1M−ホウフッ化リチウム
/プロピレンカ−ボネ−ト溶液を用いる。測定周波数は
1kHzである。
−ダンスを測定しながら、25℃から180℃まで2℃
/minの昇温速度に設定されたオ−ブン内で電池部を
昇温する。25℃におけるインピ−ダンスの100倍の
値に最初に到達する10の熱電対温度を測定し、この温
度をインピ−ダンスが上昇する温度とする。さらに昇温
を続け、25℃におけるインピ−ダンスの100倍の値
より低下する最初の温度をインピ−ダンス低下温度とす
る。 (10)系全体における分子量100万以下の分率 GPC測定の積分曲線から求められる GPC(ゲルパーミエイションクロマトグラフィ)測定 機器:WATERS 150ーGPC 温度:140℃ 溶媒:1、2、4ートリクロロベンゼン 濃度:0.05%(インジェクション量:500μl) カラム:Shodex GPC ATー807/S 1
本 Tosoh TSK−GEL GMH6 −HT 2本 溶解条件:160℃、2.5時間 キャリブレーションカーブ:ポリスチレンの標準試料を
測定し、ポリエチレン換算定数(0.48)を使用し、
3次で計算 (11)高温特性 セイコ−電子工業株式会社製、熱・応力・歪測定装置
TMA/SS120を用い、サンプル長20mm、巾4
mmで定長下にて初期荷重1.0g、エア−フロ−なし
で、昇温速度2℃/minで試料を室温より昇温させた
時の175℃でのサンプルの状態を観察した。 (12)融点 セイコ−電子工業株式会社製、示差走差熱量計 DSC
210型を用い試料約7mgを窒素気流下で、昇温速度
10℃/minにて室温より測定した時の吸熱ピ−ク温
度より評価した。 (13)ピン抜け特性 皆同製作所株式会社製手動捲回機を使用し、図3に示し
たようにサンプル長3m、巾60mmで2枚重ねで荷重
400gにて捲回した後、ピンIを抜き巻取りサンプル
を手でひっぱりピンIIからはずし、抜き終わったサン
プルの捲回姿からピン抜け特性を評価した。
上ずれるものの割合 1個/100個 良好;ピンに引っ張られ捲き姿が2mm以上ずれるもの
の割合 2〜4個/100個 不良;ピンに引っ張られ捲き姿が2mm以上ずれるもの
の割合 5個/100個以上 (14)機械垂直方向(CMD)動摩擦係数 カト−テック株式会社製、表面試験機を用い、荷重10
g,接触子面積5×5=25mm2 、接触子送りスピー
ド1mm/sec、張力20gf/cm、温度25℃の
条件で約20cm×20cmのサンプルの機械垂直方向
(捲回方向に垂直な方向)の動摩擦係数を評価した。 (15)動的粘弾性測定(tanδピーク) セイコー電子工業株式会社製、動的粘弾性測定装置 D
MS200を用い、サンプル長20mm、巾10mmで
窒素気流下にて、昇温速度2℃/minで試料をー14
0℃から50℃付近まで昇温させ測定した時のtanδ
ピークより評価した。尚、測定の設定は以下の通りであ
る。
面を観察した。
製し、Pt−Pd蒸着を行い、CMD割断面を観察し
た。
を行い、観察した。 (17)広角X線回折 Macサイエンス社製広角X線回折装置 DIP 10
0Sにて三方向よりラウエ像をとり、配向構造を解析し
た。膜表面に対して法線方向からX線を入射して測定し
たものを(TV)、機械方向に入射したものを(E
V)、機械方向に垂直な方向から入射したものを(S
V)とした。
ン、ポリプロピレンの分散状態を観察した。
キシと共にアルミホルダーに固定して、ー165℃付近
の温度でクライオミクロトーム切削を行った。RuO4
による染色はRuCl3 を0.1g蒸留水に溶解(約3
ml)し、更に約10%次亜塩素酸ソーダ水溶液を5m
l加えてRuO4 ガスを発生させ、この中に試料切片を
10分間置いて染色した。温度は室温約25℃であっ
た。
90℃)0.25g/10minのポリエチレン27.
3重量%、およびメルトインデックス0.5g/10m
inのポリプロピレン2.7重量%の混合物に、粘度7
5.8cSt(37.8℃)の流動パラフィン70重量
%を添加し、30m/mφ二軸押出機に650m/m幅
Tダイを取り付けた製膜装置に供給して、厚さ290μ
mのシ−ト状の原膜を得た。該膜を、95℃の圧延ロ−
ルにて厚さ120μmに圧延した後、1,1,1−トリ
クロロエタン中に20分間浸漬し、流動パラフィンを抽
出除去して、乾燥し、圧延膜を得た。更に、該膜を、二
軸延伸試験機にて、温度120℃、速度3000mm/
minの条件下で機械方向に3倍延伸し、微孔性多孔膜
を得た。
載の性能を有し、高強度、低電気抵抗、かつ小孔径であ
った。融点を測定したところポリエチレンの融点である
138℃のピ−クと、ポリプロピレンの融点である16
1.7℃のピ−クが観測された。尚、使用したメルトイ
ンデックス(測定荷重5kg、190℃)0.25g/
10minのポリエチレンの粘度平均分子量を測定した
ところ、30万であった。
定により行ったところ、図4のようなチャートが得ら
れ、系全体の分子量が100万以下の分率は、93wt
%であった。さらに、得られた微孔性多孔膜のインピ−
ダンスを測定すると図5に示すようにインピ−ダンスが
上昇する温度は141℃で、180℃においてもインピ
−ダンスは10KΩ以上であった。この膜の高温特性
は、114.7℃において荷重は極大をとり、その後、
荷重は低下するが、膜は175℃においても無孔フィル
ム状を保っていた。
鏡観察を行うと、黒く染色されたPPが約0.2μm程
度でPE中に分散していた。
は、実施例1と同様にして微孔性多孔膜を得た。得られ
た膜は、表1に記載の通り、延伸速度を小さくすること
により、更に低い電気抵抗を示した。尚、得られた微孔
性多孔膜のインピ−ダンスを測定すると、25℃におけ
るインピ−ダンスは15Ωで、インピ−ダンスが上昇す
る温度は141℃で、180℃においてもインピ−ダン
スは10KΩ以上であった。
90℃)0.25g/10minのポリエチレン24.
6重量%、メルトインデックス(測定荷重2.16k
g、190℃)5g/10minのポリエチレン2.7
重量%、およびメルトインデックス0.5g/10mi
nのポリプロピレン2.7重量%の混合物に、粘度7
5.8cSt(37.8℃)の流動パラフィン70重量
%を添加し、30m/mφ二軸押出機に650m/m幅
Tダイを取り付けた製膜装置に供給して、厚さ290μ
mのシ−ト状の原膜を得た。その後は、実施例1と同様
にして微孔性多孔膜を得た。
測定すると、図5に示すようにインピ−ダンスが上昇す
る温度は135℃で、180℃においてもインピ−ダン
スは10KΩ以上であった。
ピレン、および流動パラフィン、各31.9、3.1、
65重量%を、30m/mφ二軸押出機に650m/m
幅Tダイを取り付けた製膜装置に供給して、厚さ370
μmのシ−ト状の原膜を得た。該膜を、95℃の圧延ロ
−ルにて厚さ150μmに圧延した後、実施例1に記載
の抽出、乾燥工程を経て、機械方向に4.5倍延伸し、
微孔性多孔膜を得た。
載の性能を有していた。尚、得られた微孔性多孔膜のイ
ンピ−ダンスを測定すると、25℃におけるインピ−ダ
ンスは30Ωで、インピ−ダンスが上昇する温度は14
1℃で、180℃においてもインピ−ダンスは20KΩ
以上であった。
90℃)0.25g/10minのポリエチレン25.
5重量%、およびメルトインデックス0.5g/10m
inのポリプロピレン4.5重量%の混合物に、粘度7
5.8cSt(37.8℃)の流動パラフィン70重量
%を添加し、30m/mφ二軸押出機に650m/m幅
Tダイを取り付けた製膜装置に供給して、厚さ290μ
mのシ−ト状の原膜を得た。該膜を、95℃の圧延ロ−
ルにて厚さ120μmに圧延した後、1,1,1−トリ
クロロエタン中に20分間浸漬し、流動パラフィンを抽
出除去して、乾燥し、圧延膜を得た。更に、該膜を、二
軸延伸試験機にて、温度120℃、速度300mm/m
inの条件下で機械方向に3倍延伸し、微孔性多孔膜を
得た。
載の性能を有していた。尚、得られた微孔性多孔膜のイ
ンピ−ダンスを測定すると、25℃におけるインピ−ダ
ンスは20Ωで、インピ−ダンスが上昇する温度は14
1℃で、180℃においてもインピ−ダンスは10KΩ
以上であった。
90℃)0.25g/10minのポリエチレン29.
1重量%、およびメルトインデックス0.5g/10m
inのポリプロピレン0.9重量%の混合物に、粘度7
5.8cSt(37.8℃)の流動パラフィン70重量
%を添加し、30m/mφ二軸押出機に650m/m幅
Tダイを取り付けた製膜装置に供給して、厚さ290μ
mのシ−ト状の原膜を得た。該膜を、95℃の圧延ロ−
ルにて厚さ120μmに圧延した後、1,1,1−トリ
クロロエタン中に20分間浸漬し、流動パラフィンを抽
出除去して、乾燥し、圧延膜を得た。更に、該膜を、二
軸延伸試験機にて、温度120℃、速度300mm/m
inの条件下で機械方向に3倍延伸し、微孔性多孔膜を
得た。
載の性能を有していた。尚、得られた微孔性多孔膜のイ
ンピ−ダンスを測定すると、インピ−ダンスが上昇する
温度は141℃で、180℃においてもインピ−ダンス
は10KΩ以上であった。
(測定荷重5kg、190℃)0.25g/10min
のポリエチレン34.58重量%、および実施例1に使
用したメルトインデックス0.5g/10minのポリ
プロピレン3.42重量%の混合物に、実施例1に使用
した粘度75.8cSt(37.8℃)の流動パラフィ
ン62重量%を添加し、30m/mφ二軸押出機に65
0m/m幅Tダイを取り付けた製膜装置に供給して、1
00℃の圧延ロ−ルにて圧延しながら厚さ350μmの
シ−ト状の原膜を得た。該膜を、二軸延伸試験機にて、
温度95℃で、機械に垂直な方向(CMD)に速度50
0mm/minにて3倍、機械方向(MD)方向に速度
100mm/minにて1.5倍に延伸した後、1,
1,1−トリクロロエタン中に20分間浸漬し、流動パ
ラフィンを抽出除去して、乾燥し、延伸膜を得た。更
に、該膜を、二軸延伸試験機にて、温度120℃、速度
500mm/minの条件下で、機械に垂直な方向(C
MD)に3倍、機械方向(MD)に2倍延伸し、微孔性
多孔膜を得た。
載の性能を有し、高強度、低電気抵抗、かつ小孔径であ
った。融点を測定したところポリエチレンの融点である
138℃のピ−クと、ポリプロピレンの融点である16
1.7℃のピ−クが観測された。得られた微孔性多孔膜
のインピ−ダンスを測定するとインピ−ダンスが上昇す
る温度は141℃で、180℃においてもインピ−ダン
スは10KΩ以上であった。この膜の高温特性は、11
4.7℃において荷重は極大をとり、その後、荷重は低
下するが、膜は175℃においても無孔フィルム状を保
っていた。
図11に示したように断面においては数珠状のつながり
が見られ、表面にはラメラの配列のようなものがうろこ
状に観察された。動的粘弾性測定をすると図12に示す
ように0℃付近のポリプロピレンに帰因するtanδピ
ークは観察されなかった。広角X線回折のラウエ像は、
図13から図15に示すように、(TV)からはポリエ
チレン、ポリプロピレンの(110)の回折パターンか
らCMD方向に配向していることがわかり、(EV)か
らはポリエチレン、ポリプロピレンの(110)の回折
パターンからポリエチレンはCMD方向に配向し、ポリ
プロピレンはCMD、厚み方向の2方向に配向してい
る。
nのポリエチレン6重量%、粘度平均分子量300万の
超高分子量ポリエチレン18重量%、および実施例1に
記載のポリプロピレン6重量%の混合物に、粘度75.
8cSt(37.8℃)の流動パラフィン70重量%を
添加し、30m/mφ二軸押出機に650m/m幅Tダ
イを取り付けた製膜装置に供給して、シ−ト状に押出成
形したが、得られた成形物はサメハダ状となり、製膜性
に欠けるものであった。
g/10minのポリエチレンの粘度平均分子量を測定
したところ、20万であった。
−878とポリプロピレン製多孔膜であるセルガ−ド2
500とを重ね合わせただけのものをセパレ−タ−とし
て評価した。インピ−ダンスを測定すると図6に示すよ
うにインピ−ダンスは、ポリエチレンの融点とポリプロ
ピレンの融点の間で低下した。
g、190℃)0.8g/10minのポリエチレン9
0重量%、およびメルトインデックス14g/10mi
nのポリプロピレン10重量%を溶融混練し、これをダ
イス温度240℃のTダイから押出し、厚さ27μの長
尺のフィルム状物を得た。このフィルム状物を温度12
0℃で60分間加熱してアニ−リングした後、温度25
℃で長尺方向に延伸率が35%になるように1軸延伸
し、次いで、温度120℃で前記方向と同方向に延伸率
が65%になるように1軸延伸して多孔質化し、さらに
温度120℃で1分間加熱してヒ−トセットを行い、微
孔性多孔膜を得た。なお、ヒ−トセットに際しては延伸
方向の長さが変化しないようにした。
高く、インピ−ダンスを測定すると図6に示すようにイ
ンピ−ダンスが上昇する温度は、132℃であるがイン
ピ−ダンス低下温度は160℃と低かった。また、図1
6に示すように動的粘弾性測定をしたところ、0℃付近
のポリプロピレンに帰因するtanδピークが観察され
た。
90℃)0.25g/10minのポリエチレン24重
量%、およびメルトインデックス0.5g/10min
のポリプロピレン6重量%の混合物に、粘度75.8c
St(37.8℃)の流動パラフィン70重量%を的加
し、30m/mφ二軸押出機に650m/m幅Tダイを
取り付けた製膜装置に供給して、厚さ290μmのシ−
ト状の原膜を得た。該膜を、95℃の圧延ロ−ルにて厚
さ120μmに圧延した後、1,1,1−トリクロロエ
タン中に20分間浸漬し、流動パラフィンを抽出除去し
て、乾燥し、圧延膜を得た。更に、該膜を、二軸延伸試
験機にて、温度120℃、速度300mm/minの条
件下で機械方向に3倍延伸し、微孔性多孔膜を得た。
示すように不良であった。
90℃)0.25g/10minのポリエチレン29.
8重量%、およびメルトインデックス0.5g/10m
inのポリプロピレン0.2重量%の混合物に、粘度7
5.8cSt(37.8℃)の流動パラフィン70重量
%を添加し、30m/mφ二軸押出機に650m/m幅
Tダイを取り付けた製膜装置に供給して、厚さ290μ
mのシ−ト状の原膜を得た。該膜を、95℃の圧延ロ−
ルにて厚さ120μmに圧延した後、1,1,1−トリ
クロロエタン中に20分間浸漬し、流動パラフィンを抽
出除去して、乾燥し、圧延膜を得た。更に、該膜を、二
軸延伸試験機にて、温度120℃、速度300mm/m
inの条件下で機械方向に3倍延伸し、微孔性多孔膜を
得た。
に示すようにインピ−ダンスが上昇する温度は、140
℃であるがインピ−ダンス低下温度は160℃と低かっ
た。
は、性能上、高弾性率、低電気抵抗、小孔径であり、加
工性、生産性に優れ、かつ低内部抵抗の特性を有し、イ
ンピ−ダンスの上昇する温度が低く、インピ−ダンス低
下温度が高いため、安全性の点でも信頼できる優れた電
池用セパレ−タ−である。
組立の概略図
置を示す図
の概略図
結果のチャート
ダンス測定結果のチャート
EM写真
ッキン 5 電極 6A、 6B Ni箔 7A、 7B ガラス板 8 セパレ−タ− 9 ケ−ス 10 熱電対 11 テフロンテ−プ 12 インピ−ダンス測定装置 13 記録計 14 ピン 15 ピンI 16 ピンII 17 捲取サンプル
Claims (1)
- 【請求項1】 高分子量ポリエチレン及び高分子量ポリ
プロピレンの混合物から形成された微多孔膜からなり、
該高分子量ポリプロピレンが、1〜15wt%であり、
膜厚10〜100μm、平均孔径1μm以下、電気抵抗
10Ω・cm2以下であることを特徴とする円筒型電気
部品用セパレ−タ−。
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