JPH06223559A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH06223559A
JPH06223559A JP5012734A JP1273493A JPH06223559A JP H06223559 A JPH06223559 A JP H06223559A JP 5012734 A JP5012734 A JP 5012734A JP 1273493 A JP1273493 A JP 1273493A JP H06223559 A JPH06223559 A JP H06223559A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】読み出しを行った1つのカラムのビット線の電
位を再書込みする時に、隣接する他のカラムのビット線
に重疊される雑音量を抑制し、この他のカラムから信号
を読み出した時のセンス動作の遅れや誤りを防止する。 【構成】カスケード型のDRAMセルMCiL、MCiRの
アレイを有し、同一カラム内の複数のセルに対してシリ
アルにアクセスする方式、シェアード・センスアンプ方
式を有するDRAMにおいて、同一カラム内のセンスア
ンプSAの両側の複数のセルに対して別々にシリアルに
アドレスを指定する回路ADL、ADRと、任意のカラ
ムの複数のセルに対するシリアルアクセスに際し、セン
スアンプの片側の記憶情報を格納しているセルから複数
ビットの情報を時系列で読み出し、この複数ビットの情
報をセンスアンプの反対側の1個の非使用状態のセルに
順次再書込みする制御回路10を具備することを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体記憶装置に係
り、特に複数ビットの情報をビット単位で格納し得るカ
スケード型のメモリセルのアレイを有するダイナミック
型ランダムアクセスメモリ(DRAM)に関する。
【0002】
【従来の技術】現在実用化されているDRAMセルは、
ワード線およびビット線に接続されるトランスファゲー
ト用の1個のMOS(絶縁ゲート型)トランジスタと、
これに接続される情報記憶用の1個のキャパシタとで構
成されている。
【0003】一方、DRAMセルをより高集積化し、ビ
ット単価を低減することが要求されている事情に鑑み
て、本願発明者は、例えば図10に示すような新しい構
成を有するメモリセルを提案した(特願平2−1045
76号)。このカスケード型のメモリセルは、複数のM
OSトランジスタQ1 〜Q5 がカスケード接続され、上
記MOSトランジスタ相互間の接続ノードに各対応して
それぞれ情報記憶用のキャパシタC1 〜C4 の一端が接
続されてなり、複数ビットの情報をビット単位で格納す
ることができる。
【0004】このようなカスケード型セルは、既存の製
造プロセスで、あるいは、製造プロセスは変えても微細
化を伴わずに、従来の1トランジスタ・1キャパシタ型
のセルを用いたDRAMよりも高い集積度を実現でき、
ビット単価を大幅に低減することができる。
【0005】さらに、本願発明者は、前記したようなカ
スケード型セルから時系列で読み出される情報を一時格
納するための格納手段を具備した半導体記憶装置を提案
した(特願平3−41316号)。この半導体記憶装置
によれば、1つのカスケード型セルの任意のキャパシタ
からの読み出しに続く同一セル内の他のキャパシタから
の読み出しを待った後に再書込みすることが可能にな
る。これにより、従来の1トランジスタ・1キャパシタ
型のセルを用いたDRAMよりも格段に高い集積度を実
現でき、ビット単価を大幅に低減することができる。
【0006】さらに、本願発明者は、前記したようなカ
スケード型セルのシリアルアクセス性をそのまま活か
し、カスケード型セルのアレイの同一カラムにおけるメ
モリセル群をシリアル(シーケンシャル)にアクセスす
る方式の半導体記憶装置を提案した(特願平3−748
30号)。
【0007】この半導体記憶装置は、カスケード型セル
のアレイを有し、同一カラム内の複数のセルに対してシ
リアルにアクセスする方式を有し、カスケード型セルの
読み出し/再書込みに際して、記憶情報を格納している
セルから複数ビットの情報を時系列で読み出し、この複
数ビットの情報を同一カラム内の別の1個の非使用状態
のセルに順次再書込みするアクセス手段を具備すること
を特徴とする。即ち、カラム当り1個づつ余分のセルを
持ち、あるセルを読んだら、その前にアクセスされて現
在は空き状態になっているセルに格納(再書込み)する
という手順を用いることにより、カラム単位でシリアル
にアクセスするようにしている。
【0008】このようなシリアルアクセス可能な半導体
記憶装置によれば、セルの読み出し/再書込みに際し
て、上記セルから時系列で順次読み出される情報を再書
込みのために一時的に格納する手段を省略することが可
能になり、高集積化が可能になる。従って、データをブ
ロック単位でシリアルにリード/ライトする記憶装置
(コンピュータシステムの外部記憶装置として用いられ
る磁気ディスクなど)を上記したようなシリアルアクセ
ス可能な半導体記憶装置で代替することにより、外部記
憶装置の高速化が可能になる。
【0009】また、近年のDRAMの応用をみれば、キ
ャッシュメモリとの間のブロック転送や画像用データの
処理、保持などのようにシリアルアクセスで対応可能な
分野が急速に拡大しているので、上記したようなシリア
ルアクセス可能な半導体記憶装置の用途は広い。
【0010】ところで、前記特願平3−74830号の
シリアルアクセス可能な半導体記憶装置においては、一
例として、シングルエンド型のセンスアンプがカラム毎
に設けられている場合を示している。センスアンプのサ
イズが2カラムピッチで配置できる範囲であれば、上記
センスアンプをビット線の両側に交互に配置することで
実現でき、センスアンプのサイズが4カラムピッチで配
置できる範囲であれば、上記センスアンプを2個づつビ
ット線の両側でずらして配置することで実現できるが、
チップ上のセンスアンプの占有面積が大きくなってしま
う。
【0011】チップ上のセンスアンプの占有面積を抑制
して一層の高集積化、大容量化を図るためには、1つの
センスアンプをスイッチング手段により切り換えて複数
のカラムで時分割的に共用することが可能である。な
お、複数ビットの情報を時系列で読み出す方式のDRA
Mセルのアレイにおいて、1つのセンスアンプを複数の
カラムで時分割的に共用する技術は、1991 IEEE ISSCC
DIGEST OF TECHNICAL PAPERS pp.107 " A Block-Orient
ed RAM with Half-Sized DRAM Cell and Quasi-Folded
Data-Line Architecture " K.Kimura et al.に開示され
ている。
【0012】しかし、上記したように1つのセンスアン
プを例えば4個のカラムで時分割的に共用するシェアー
ド・センスアンプ方式を採用する場合には、カスケード
型セルからの読み出し信号は4個のカラムに同時に導か
れ、1個のカラムから読み出しをしている間は他の3個
のカラムは読み出しを待機する状態になっている。もし
も、現在読み出しを行った1個のカラムのビット線の電
位を再書込みのために電源電位の全振幅まで変化させた
ら、上記1個のカラムに隣接する他のカラムのビット線
(既にメモリセルからの読み出し信号が導かれている)
に対してビット線間容量結合により雑音が重疊するの
で、引き続いて上記他のカラムから読み出す時の信号量
が著しく減少してセンス動作が遅れたり、場合によって
はセンス動作が誤って間違ったデータを出力するおそれ
がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の事情
に鑑みてなされたもので、カスケード型のメモリセルの
アレイにおける同一カラム内の複数のメモリセルに対し
てシリアルにアクセスする方式およびシェアード・セン
スアンプ方式を有するDRAMにおいて、読み出しを行
った1つのカラムのビット線の電位を再書込みのために
電源電位の全振幅まで変化させた時に、上記1つのカラ
ムに隣接する他のカラムのビット線に対して重疊される
雑音量を抑制し、引き続いて上記他のカラムから信号を
読み出した時のセンス動作の遅れや誤りを防止し得る半
導体記憶装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体記憶装置
は、複数ビットの情報をビット単位で格納し得るカスケ
ード型のメモリセルが行列状に配列されたメモリセルア
レイと、このメモリセルアレイにおける複数のカラム毎
に1個設けられ、上記複数個のカラムのビット線配線方
向の中央部に配置されたセンスアンプと、このセンスア
ンプを上記複数のカラムで時分割的に共用するように回
路接続を切換える切換回路と、前記メモリセルアレイに
おける同一カラム内のセンスアンプの両側の複数のメモ
リセルに対して別々にシリアルにアドレス指定を行うア
ドレス指定回路と、上記アドレス指定回路により指定さ
れるアドレスのメモリセルを選択的に駆動するワード線
駆動回路と、前記メモリセルアレイの任意のカラムの複
数のメモリセルに対するシリアルアクセスに際し、ある
カラムの前記センスアンプの一方側における記憶情報を
格納しているメモリセルの1個から複数ビットの情報を
時系列で読み出し、この複数ビットの情報を前記センス
アンプの他方側における1個の非使用状態のメモリセル
に順次再書込みするように制御するアクセス制御回路と
を具備することを特徴とする。
【0015】
【作用】情報記憶のためのメモリセルとは別に、カラム
当り2個づつ(センスアンプの両側に1個づつ)余分の
メモリセルを持たせることにより、メモリセルから時系
列で読み出される情報を再書込みのために一時格納する
手段を省略することが可能になる。また、シェアード・
センスアンプ方式を採用し、1つのセンスアンプを複数
のカラムで時分割的に共用しているので、パターン面積
の小型化、高集積化が可能になる。
【0016】さらに、あるカラムのセンスアンプの一方
側におけるセルから時系列で読み出される情報を上記セ
ルと同一カラム内のセンスアンプの他方側における1個
の非使用状態のセルに順次再書込みするようにアクセス
する際、上記センスアンプの他方側のビット線の電位を
再書込みのために電源電位の全振幅まで変化させたとし
ても、このビット線と他のカラムのセンスアンプの一方
側におけるセルから信号が読み出されているビット線と
の間のビット線間容量結合は殆んどない。従って、上記
他のカラムのセンスアンプの一方側のビット線に対して
ビット線間容量結合により重疊される雑音量は抑制され
るので、引き続いて上記他のカラムのセンスアンプの一
方側におけるセルから信号を読み出した時のセンス動作
の遅れや誤りを防止することが可能になる。
【0017】なお、あるカラムのセンスアンプの他方側
のビット線の電位を再書込みのために電源電位の全振幅
まで変化させたとしても、未だ読み出されていない他の
カラムのセンスアンプの他方側のビット線を電源電位に
プリチャージしておくことにより、このビット線に対し
て重疊される雑音量は抑制される。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳
細に説明する。図1は、カスケード型セルのアレイを使
用した第1実施例に係るDRAMの一部を示している。
【0019】MCiL(i=0,1,…,32 )、MCiR(i=0,1,
…,32 )はそれぞれ複数ビット(本例では4ビット)の
情報をビット単位で格納し得るカスケード型のメモリセ
ルであり、行列状に配列されてメモリセルアレイを構成
している。図1には、メモリセルアレイの4個のカラム
CL1〜CL4のみを代表的に示している。SAは上記
メモリセルアレイにおける複数のカラム毎(本例では4
個のカラム毎)に1個設けられ、上記4個のカラムのビ
ット線配線方向の中央部に配置された例えばラッチ型ア
ンプからなるビット線センスアンプ(以下、センスアン
プと記す)である。BLは上記センスアンプSAの一方
側(例えば左側)における同一列のメモリセルに共通に
接続されたビット線、/BLは上記センスアンプSAの
他方側の他方側(例えば右側)における同一列のメモリ
セルに共通に接続されたビット線である。以上の接続関
係は、恰もオープンビット線方式のメモリセルアレイを
構成している。
【0020】本例では、各カラムにおけるセンスアンプ
SAの両側にメモリセルがそれぞれn(整数)+1個、
本例では33個づつ配列されており、各カラムCL1〜
CL4におけるセンスアンプSAの左側の33個のメモ
リセルをMC0L〜MC32L 、センスアンプSAの右側の
33個のメモリセルをMC0R〜MC32R で示している。
【0021】そして、上記センスアンプSAの左側の3
3個のメモリセルMC0L〜MC32Lのうのちのn個(本
例では32個)がデータの記憶に用いられており、1個
が余分に設けられている。同様に、前記センスアンプS
Aの右側の33個のメモリセルMC0R〜MC32R のうち
の32個がデータの記憶に用いられており、1個が余分
に設けられている。このような1カラムにおけるデータ
記憶用の2n個(本例では64個)のメモリセルによ
り、後述するようなアクセスによって、256ビットの
ブロックデータの記憶が可能になっている。
【0022】SWLは前記センスアンプSAをその左側
の4個のカラムで時分割的に共用するように回路接続を
切換える第1の切換回路である。SWRは前記センスア
ンプSAをその右側の4個のカラムで時分割的に共用す
るように回路接続を切換える第2の切換回路である。こ
れにより、1センスアンプ当り8ビット線で時分割的に
共用することが可能になっている。
【0023】DLはセンスアンプSAの一対の入出力ノ
ードのうちの一方と第1の切換回路SWLとの間の共通
ビット線(デジット線)、/DLはセンスアンプSAの
一対の入出力ノードのうちの他方と第2の切換回路SW
Rとの間の共通ビット線(デジット線)である。
【0024】PRは例えばデジット線対DL、/DLに
接続され、デジット線対DL、/DLおよびビット線対
BL、/BLを所定のタイミングで所定の電位(本例で
は電源電位VCC)にプリチャージ・イコライズするビッ
ト線プリチャージ回路であり、ビット線プリチャージ信
号/EQLによりオン駆動される。
【0025】DCLは前記センスアンプSAの一方側の
メモリセルからの読み出し時にセンスアンプSAのセン
ス基準電位を生成する第1のダミーセル回路、DCRは
前記センスアンプSAの他方側のメモリセルからの読み
出し時にセンスアンプSAのセンス基準電位を生成する
第2のダミーセル回路である。DWLLは第1のダミー
ワード線、DWLRは第2のダミーワード線DWLであ
る。DQ、/DQは複数のカラムに共通に設けられたデ
ータ線対である。
【0026】CSWはデジット線対DL、/DLとデー
タ線対DQ、/DQとの間に接続され、カラムデコーダ
出力線CSLにより制御されるカラム選択スイッチであ
る。ADLはセンスアンプSAの左側の同一カラム内の
複数のセルに対してシリアルにロウアドレス指定を行う
ための第1のアドレス指定回路である。ADRはセンス
アンプSAの右側の同一カラム内の複数のセルに対して
シリアルにロウアドレス指定を行うための第2のアドレ
ス指定回路である。
【0027】WDLは上記第1のアドレス指定回路AD
Lにより指定されるアドレスのメモリセルを選択的に駆
動する第1のワード線駆動回路である。WDRは上記第
2のアドレス指定回路により指定されるアドレスのメモ
リセルを選択的に駆動する第2のワード線駆動回路であ
る。
【0028】アクセス制御回路10は、メモリセルアレ
イの任意のカラムの複数のメモリセルに対するシリアル
アクセスに際して、前記センスアンプSAの一方側にお
ける記憶情報を格納しているメモリセルの1個から複数
ビットの情報を時系列で読み出し、この複数ビットの情
報を前記センスアンプSAの他方側における1個の非使
用状態のメモリセルに順次再書込みするように制御する
機能を有する。また、アクセス制御回路10は、前記複
数のカラムにおけるそれぞれ複数のメモリセルに対する
シリアルアクセスに際しては、上記複数のカラムを順次
選択して上記複数のカラムで前記センスアンプSAを時
分割的に共用するように制御する機能を有する。
【0029】図2は、図1中のセンスアンプSA、第1
の切換回路SWL、第2の切換回路SWR、ビット線プ
リチャージ回路PR、第1のダミーセル回路DCLおよ
び第2のダミーセル回路DCRの一例を示す回路図であ
る。
【0030】センスアンプSAは、センス用のNMOS
センスアンプNSAと、リストア用のPMOSセンスア
ンプPSAとからなる。上記センス用のNMOSセンス
アンプNSAは、センスアンプ制御信号線/SANによ
り活性/非活性状態が制御され、このセンスアンプ制御
信号線/SANと接地電位VSSとの間にセンスアンプ活
性化制御用のNMOSトランジスタN1が接続されてい
る。
【0031】第1の切換回路SWLは、センスアンプS
Aの左側における4本のビット線BLを選択的にセンス
アンプSAに接続するように対応して制御信号φ1L、φ
2L、φ3L、φ4Lにより制御される第1のトランスファゲ
ートTG1L〜TG4Lからなる。第2の切換回路SWR
は、センスアンプSAの右側における4本のビット線/
BL…を選択的にセンスアンプSAに接続するように対
応して制御信号φ1R、φ2R、φ3R、φ4Rにより制御され
る第2のトランスファゲートTG1R〜TG4Rとからな
る。
【0032】第1のダミーセル回路DCLは、デジット
線DLと第1のダミーワード線DWLLとの間に接続さ
れたダミーセル用のカップリング容量Cからなる。第2
のダミーセル回路DCRは、デジット線/DLとダ第2
のミーワード線DWLRとの間に接続されたダミーセル
用のカップリング容量Cからなる。図3は、前記メモリ
セルアレイにおける1カラムのカスケード・ゲート型の
メモリセルの一例を示す回路図である。
【0033】セルMCiL(i=0,1,…,32 )、MCiR(i=
0,1,…,32 )は、それぞれ例えば図10に示したよう
に、第1のノードN1 と第2のノードN2 との間にカス
ケード接続された3個以上(本例では5個)のMOSト
ランジスタQ1 〜Q5 を有するカスケード・ゲートと、
上記カスケード接続されたMOSトランジスタ相互間の
接続ノードに対応して各一端が接続された複数の情報記
憶用のキャパシタC1 〜C4 とを備えている。上記第1
のノードN1 と第2のノード(N2 )とは共通に接続さ
れている。そして、上記セルMCiLのノードN1 および
ノードN2 は前記ビット線BLに接続されており、前記
セルMCiRのノードN1 およびノードN2は前記ビット
線BLに接続されている。また、上記キャパシタC1 〜
C4 の各他端はキャパシタ配線11に共通に接続されて
いる。本例では、上記キャパシタC1 〜C4 の各プレー
ト電極が共通に接続され、このプレート電極に他のメモ
リセルと共通に所定のキャパシタプレート電位VPLが与
えられる。
【0034】ワード線(WL0L0 〜WL0L4 )〜(WL
32L0〜WL32L4)、(WL0R0 〜WL0R4 )〜(WL32
R0〜WL32R4)は、それぞれメモリセルアレイの同一ロ
ウのセルのMOSトランジスタQ1 〜Q5 の各ゲートに
対応して接続されている。
【0035】図4は、図1中の第1のアドレス指定回路
ADL、第2のアドレス指定回路ADL、第1のワード
線駆動回路WDLおよび第2のワード線駆動回路WDR
の一例について、一部を示す回路図である。
【0036】第1のアドレス指定回路ADLとして、メ
モリセルアレイのセンスアンプSAの一方側の行数のk
(整数)分の1(本例では1/5)に対応する段数(本
例では33段)を有する第1のシフトレジスタSRLが
用いられている。即ち、第1のシフトレジスタSRは、
前記メモリセルアレイにおけるセンスアンプSAの左側
の5本で1組をなす33組のワード線(WL0L0 〜WL
0L4 )〜(WL32L0〜WL32L4)に対応して33段を有
する。
【0037】そして、第1のワード線駆動回路WDL
は、メモリセルアレイのセンスアンプSAの左側の行数
に対応する数のワード線駆動回路(換言すれば、5個で
1組をなす33組のワード線駆動回路)WDが使用され
る。この場合、第1のシフトレジスタSRLの各段出力
により対応する各組の5個のワード線駆動回路WDを選
択制御するために、第1のシフトレジスタSRの各段出
力が対応する各組のワード線駆動回路WDの動作電源
(あるいは動作制御信号)として供給される。各ワード
線駆動回路WDは例えばCMOSインバータからなる。
第1のワード線駆動回路WDLの各組の5個のワード線
駆動回路WD…は、前記ワード線(WL0L0〜WL0
L4 )〜(WL32L0〜WL32L4)のうちの対応する組
の5本のワード線(WLiL0 〜WLiL4 )を各対応して
駆動する。さらに、各組の5個のワード線駆動回路WD
に順に駆動入力を供給するために、5本の配線/L0〜
/L4が設けられている。
【0038】このような第1のワード線駆動回路WDL
を用いることにより、後述するような1回のシリアルア
クセスに際して、センスアンプSAの左側の各組の5本
のワード線(WLiL0 〜WLiL4 )を順にそれぞれ一定
期間づつオン状態にする制御を行うことが可能になって
いる。
【0039】上記と同様に、第2のアドレス指定回路A
DLとして、センスアンプSAの右側の5本で1組をな
す33組のワード線(WL0R0 〜WL0R4 )〜(WL32
R0〜WL32R4)に対応して33段を有する第2のシフト
レジスタSRRが用いられている。また、第2のワード
線駆動回路WDRは、メモリセルアレイのセンスアンプ
SAの右側の行数に対応する数のワード線駆動回路WD
が使用される。そして、第2のシフトレジスタSRRの
各段出力により対応する各組のワード線駆動回路WDを
選択制御するために、第2のシフトレジスタSRRの各
段出力が対応する各組の5個のワード線駆動回路WDの
動作電源として供給される。第2のワード線駆動回路W
DRの各組の5個のワード線駆動回路WDは、前記ワー
ド線(WL0R0 〜WL0R4 )〜(WL32R0〜WL32R4)
のうちの対応する組の5本のワード線(WLiR0 〜WL
iR4 )を各対応して駆動する。さらに、各組の5個のワ
ード線駆動回路WDに順に駆動入力を供給するために、
5本の配線/R0〜/R4が設けられている。
【0040】このような第2のワード線駆動回路WDR
回路を用いることにより、後述するような1回のシリア
ルアクセスに際して、センスアンプSAの右側の各組の
5本のワード線(WLiR0 〜WLiR4 )を順にそれぞれ
一定期間づつオン状態にする制御を行うことが可能にな
っている。次に、図1のDRAMにおけるシリアルアク
セス動作の概要について図5および図6を参照しながら
説明する。図5は、第1回目〜第66回目のシリアルア
クセス動作の概要を示す動作状態説明図である。図6
は、第1回目のシリアルアクセス動作を詳細に示す動作
状態説明図である。
【0041】図6中、セルのビットデータを識別するた
めの符号(l,m,Ci)のうちのlはセルが属するカ
ラムの番号(本例では1〜4のいずれか)、mはセルが
属するロウの番号(本例では0L〜32L、0R〜32
Rのいずれか)、Ciはセル内のビット番号(キャパシ
タ番号、本例では、C1〜C4のいずれか)である。図
5および図6においては、初期状態において、セルMC
0L、MC0R、MC1L、MC1R、…、MC31L 、MC31R
に一連のデータ(ブロックデータ)が格納され、MC32
L およびMC32R が非使用状態(非記憶状態)であるも
のとし、シリアルアクセスにより上記ブロックデータを
順次読み出すと同時に再書込みするものとする。
【0042】第1回目のシリアルアクセスに際して、ま
ず、時刻t0 では、ワード線WL0L0 〜WL0L3 を順次
オン状態に制御してセルMC0LのキャパシタC1 〜C4
の記憶情報を順にビット線BLに読み出し、ワード線W
L32R1〜WL32R4を順次オフ状態に制御して上記4ビッ
ト情報を同一カラムのセンスアンプSAの反対側の非使
用状態の1個のセル(この時はMC32R が該当する)の
キャパシタC1 〜C4に順に再書込みする動作を開始す
る。この動作に際して、上記4ビット情報の各ビット毎
に、同一ロウの4カラムのセルMC0Lの記憶情報を同時
にそれぞれ対応するビット線BLに読み出し、時分割で
センスアンプSAによりセンス増幅し、それぞれ対応す
る同一カラムのセンスアンプSAの反対側の非使用状態
の1個のセルMC32R に同時に再書込みする。これによ
り、16ビットの読み出し/格納が行われたことにな
る。
【0043】上記動作と同様な要領で、時刻t1 では、
セルMC0Rの4ビット情報を順にビット線/BLに読み
出して同一カラムのセンスアンプSAの反対側の非使用
状態の1個のセル(この時はMC0Lが該当する)に再書
込みする動作を開始する。
【0044】そして、時刻t2 では、セルMC1Lの4ビ
ット情報を順にビット線BLに読み出して同一カラムの
センスアンプSAの反対側の非使用状態の1個のセル
(この時はMC0Rが該当する)に再書込みする動作を開
始する。
【0045】このように、読み出しと書込みとの組み合
わせが異なる同一カラム内の2個のセルを単位とする読
み出し/再書込み動作を4カラムの順次選択を伴いなが
ら順次行うことにより、最終的に、時刻t64では、セル
MC31R の4ビット情報がセルMC31L に再書込みされ
た状態になっている。これにより、1024ビット線
(=16ビット×64回)の読み出し/格納が行われた
ことになる。
【0046】そして、この後のダミーサイクル期間に、
ワード線WL32L1〜4 をオンにし、次回(第2回目)の
シリアルアクセスに際して最初の書込みの対象となるセ
ルMC32L を待機状態にしておく。
【0047】上記したような同一カラム内の2(n+
1)個、つまり、66個のセルに対する第1回目のシリ
アルアクセスにより、2n個、つまり、64個のセルに
格納されている連続的なブロックデータ(256ビッ
ト)を順次読み出すと同時に、この読み出し前に非使用
状態であった1個のセルを含む64個のメモリセルMC
32R 、MC0L、MC0R、MC1L、MC1R、…、MC31L
に上記ブロックデータが再書込みされたことになる。
【0048】第2回目のシリアルアクセスに際しては、
前回のシリアルアクセスの先頭アドレス(ワード線アド
レス)をセンスアンプSAの反対側に移すと共に1セル
分だけ戻し、セルMC32R の読み出しデータをセルMC
32L に再書込みする動作から開始し、最終的に、セルM
C31L の読み出しデータをセルMC30R に再書込みす
る。そして、この後のダミーサイクル期間に、次回(第
3回目)のシリアルアクセスに際して最初の書込みの対
象となるセルMC31R を待機状態にしておく。この第2
回目のシリアルアクセスにより、前記ブロックデータが
セルMC32L、MC32R 、MC0L、MC0R、…、MC30R
に格納されたことになる。
【0049】以下、上記したシリアルアクセスと同様な
要領で、前回のシリアルアクセスの先頭アドレスをセン
スアンプSAの反対側に移すと共に1セル分だけ戻し、
シリアルアクセスを繰り返す。従って、第66回目のシ
リアルアクセスに際しては、セルMC0Rの読み出しデー
タをセルMC0Lに再書込みする動作から開始し、最終的
に、セルMC32L の読み出しデータをセルMC31R に再
書込みする。そして、この後のダミーサイクル期間に、
次回のシリアルアクセスに際して最初の書込みの対象と
なるセルMC32R を待機状態にしておく。これにより、
ブロックデータがセルMC0L、MC0R、MC1L、MC1
R、…、MC31L 、MC31R に格納された状態(初期状
態)になる。
【0050】上記したようにシリアルアクセスの先頭ア
ドレスをセンスアンプの左側と右側とに交互に変えるた
めには、各回のシリアルアクセスの間で前回のシリアル
アクセス操作の最後に読み出されたセルのワード線を閉
じ、センスアンプSAの反対側の非使用状態のセルのワ
ード線を開けるという準備手続きが必要である。
【0051】上記した1回のシリアルアクセス毎に、先
頭アドレスをセンスアンプSAの左側と右側とに交互に
変え、次回にアクセスを開始すべきワード線の先頭アド
レスを1セル分だけ戻すための機能を前記アクセス制御
回路10に持たせることが可能である。
【0052】前者の制御機能を実現するためには、一具
体例として、1回のシリアルアクセス毎にフラグ回路
(図示せず)の出力を反転させ、この出力を用いてシリ
アルアクセスの先頭アドレスをセンスアンプSAの左側
と右側とに交互に変えるように制御すればよい。
【0053】後者の制御機能を実現するためには、一具
体例として、センスアンプSAの左側と右側とに対応し
てそれぞれ33ビットのビット・ローテータ回路(図示
せず)を用意し、このビット・ローテータ回路の1ビッ
トを初期設定により“1”状態にセットし、1回のシリ
アルアクセス毎に先頭アドレスが指定された一方のビッ
ト・ローテータ回路を1ビットづつローテートさせ、こ
のビット・ローテータ回路の出力を用いて先頭アドレス
を1セル分だけ戻すように制御すればよい。
【0054】また、上記したようにビットデータに対す
る読み出し/格納動作をセンスアンプSAの左側のセル
と右側のセルに対して交互に行う際、読み出しデータの
論理レベルと格納データの論理レベルとが逆になる場合
には、シリアルアクセスが奇数回目であるか偶数回目で
あるかに応じてメモリセルから読み出されるビットデー
タが本来の論理レベルになっているか逆の論理レベルに
なっているかを示すためのフラグ回路(図示せず)と、
シリアルアクセス毎に上記フラグ回路を参照し、メモリ
セルから読み出されたビットデータが逆の論理レベルに
なっている場合にはその論理レベルを補正する補正回路
(図示せず)とを設けることで対処してもよい。
【0055】次に、前記したシリアルアクセス動作の基
本である1つのカラムに対するシリアルアクセス動作お
よび4カラムの順次切換動作について、前記した第1回
目のシリアルアクセスにおける時刻t0 〜t1 の期間の
動作を例にとり、図7のタイミング波形図、図8の動作
シーケンス図および図9のタイミング波形図を参照しな
がら詳細に説明する。図7は、前記シリアルアクセス動
作のタイミングの一例を示すタイミング波形図である。
【0056】図8は、図7のタイミング波形図に対応す
る動作シーケンスを示す図である。図9は、前記シリア
ルアクセス動作におけるセルMC0LのキャパシタC1 か
らデータを読み出してセルMC32R のキャパシタC1 に
格納する動作期間の4カラムの順次選択動作の一例を詳
細に示すタイミング波形図である。図7において、PW
RONはDRAMの動作電源を投入するタイミングであ
り、この電源投入によりDRAM回路の初期化が行る。
【0057】チップイネーブル信号/CEは、活性状態
(“L”レベル)の期間がシリアルアクセスの読み出し
/再書込み動作期間を規定し、非活性状態(“H”レベ
ル)の期間がシリアルアクセスのダミーサイクル期間を
規定するものであり、電源投入により初期化が行われ、
非活性状態になる。
【0058】セル選択信号CELSELLの0〜32
は、前記第1のシフトレジスタSRLの各段の出力であ
り、この各段の出力により対応する各組の5個のワード
線駆動回路WDが動作可能になる。上記第1のシフトレ
ジスタSRLは、各回のシリアルアクセス動作に際して
前記チップイネーブル信号/CEの活性化タイミングに
同期して最終段に“H”レベルを発生した状態から再び
初段に戻って最終段まで順に“H”レベルを発生する。
但し、電源投入後の第1回目のシリアルアクセス動作に
際しては、初段に“H”レベルを発生した状態から最終
段まで順に“H”レベルを発生するように制御される。
【0059】セル選択信号CELSELRの0〜32
は、前記第2のシフトレジスタSRRの各段の出力であ
り、この各段の出力により対応する各組の5個のワード
線駆動回路WDが動作可能になる。上記第2のシフトレ
ジスタSRRの各段出力は、第1のシフトレジスタSR
Lの各段出力より半サイクル遅れて発生するように制御
される。但し、電源投入直後には、最終段に“H”レベ
ルを発生した状態に初期化される。
【0060】信号ROWCYCの0〜3は、セルの4ビ
ットデータの各ビットに対する読み出し/再書込みのた
めに順次アクセスする期間である。電源投入により、上
記信号ROWCYCの0〜3が順に活性化するサイクル
が開始し、このサイクルを繰り返す。
【0061】信号/L0〜/L4は前記第1のワード線
駆動回路WDLの各組の5個のワード線駆動回路WDに
順に駆動入力を供給するための配線の信号である。この
信号/L0〜/L4は、電源投入から一定期間(上記信
号ROWCYCの0〜3の活性化が一順する期間)は非
活性状態を保持し、この後、順に活性化するサイクルが
開始し、このサイクルを繰り返す。この場合、信号/L
0のオフ・タイミングと信号/L4のオン・タイミング
とは同じに設定されている、つまり、第1のワード線駆
動回路WDLの各組の5個のうちの最初に駆動される1
個の駆動終了タイミングと最後に駆動される1個の駆動
開始タイミングとは同じである)。これにより、上記信
号/L0〜/L4のサイクルタイムの短縮化を図ってい
る。
【0062】信号/R0〜/R4は前記第2のワード線
駆動回路WDRの各組の5個のワード線駆動回路WDに
順に駆動入力を供給するための配線の信号である。この
信号/R0〜/R4は、電源投入により順に活性化する
サイクルが開始し、このサイクルを繰り返す。この場
合、信号/R0のオフ・タイミングと信号/R4のオン
・タイミングとは同じに設定されている、つまり、第2
のワード線駆動回路WDRの各組の5個のうちの最初に
駆動される1個の駆動終了タイミングと最後に駆動され
る1個の駆動開始タイミングとは同じである。これによ
り、上記信号/R0〜/R4のサイクルタイムの短縮化
を図っている。
【0063】そして、前記信号/L0のオン・タイミン
グ(つまり、第1のワード線駆動回路WDLの各組の5
個のうちの最初に駆動される1個の駆動開始タイミン
グ)と信号/R0のオン・タイミング(つまり、第2の
ワード線駆動回路WDRの各組の5個のうちの最初に駆
動される1個の駆動開始タイミング)とは、前記第1の
シフトレジスタSRLの各段出力の半サイクル分ずれて
いる。
【0064】さらに、前記信号/L0のオン・タイミン
グは信号/R0のオフ・タイミングよりも少し遅目に設
定されている、つまり、前記第1のワード線駆動回路W
DLの各組の5個のうちの最初に駆動される1個の駆動
開始タイミングは、前記第2のワード線駆動回路WDR
の各組の5個のうちの最初に駆動される1個の駆動終了
タイミングより遅れている。同様に、前記信号/R0の
オン・タイミングは前記信号/L0のオフ・タイミング
よりも少し遅目に設定されている、つまり、前記第2の
ワード線駆動回路WDRの各組の5個のうちの最初に駆
動される1個の駆動開始タイミングは、前記第1のワー
ド線駆動回路WDLの各組の5個のうちの最初に駆動さ
れる1個の駆動終了タイミングより遅れている。
【0065】いま、時刻t0 (セルMC32R のトランジ
スタQ1 がオフ状態、トランジスタQ2 〜Q5 がオン状
態、他のセルのトランジスタQ1 〜Q5 がオフ状態であ
る時)に、第1の切換回路SWLおよび第2の切換回路
SWRがそれぞれオン状態に制御され、ビット線プリチ
ャージ回路PRによってデジット線対DL、/DLおよ
びビット線対BL、/BLが電源電位VCCに一定期間プ
リチャージされる。この後、セルMC0Lのトランジスタ
Q1 をオンにすると、各セルMC0LのキャパシタC1 の
記憶情報がトランジスタQ1 を経て各ビット線BL…に
読み出される。この後、第1カラムCL1のビット線B
Lに接続されている第1のトランスファゲートTG1Lが
一定期間オン状態にされ、上記ビット線BLに読み出さ
れているデータがデジット線DLに伝達される。この
後、デジット線/DLにダミーセル容量Cを介して接続
されている第2のダミーワード線DWLRを一定時間だ
け接地電位VSSに設定する。これにより、デジット線対
DL、/DL間に第1カラムCL1のセルからの読み出
しデータに応じた電位差が生じる。そして、ts のタイ
ミングでセンスアンプSAを一定時間動作させると、セ
ンス出力によりデジット線DL、/DLに再書込み電位
が設定される。この後、カラムスイッチ回路CSWを一
定時間オンにすると、上記デジット線DL、/DLの電
位(第1カラムCL1のセルMC0LのキャパシタC1 か
らの読み出し情報)がデータ線対DQ、/DQに出力さ
れる。この後、第1カラムCL1のビット線/BLに接
続されている第2のトランスファゲートTG1Rが一定期
間オンにされ、この間に前記デジット線/DLの再書込
み電位が第1カラムCL1のビット線/BLに伝達され
る。
【0066】次に、ビット線プリチャージ回路PRによ
ってデジット線対DL、/DLが再び電源電位VCCに一
定期間プリチャージされる。この後、第2カラムCL2
のビット線BLに接続されている第1のトランスファゲ
ートTG2Lが一定期間オン状態にされ、上記ビット線B
Lに読み出されているデータがデジット線DLに伝達さ
れる。この後、前記第2のダミーワード線DWLRを一
定時間だけ接地電位VSSに設定する。これにより、デジ
ット線対DL、/DL間に第2カラムCL2のセルから
の読み出しデータに応じた電位差が生じる。そして、t
s のタイミングでセンスアンプSAを一定時間動作させ
ると、センス出力によりデジット線DL、/DLに再書
込み電位が設定される。この後、カラムスイッチ回路C
SWを一定時間オンにすると、デジット線対DL、/D
Lの電位(第2カラムCL2のセルMC0Lのキャパシタ
C1 からの読み出し情報)がデータ線対DQ、/DQに
出力される。この後、第2カラムCL2のビット線/B
Lに接続されている第2のトランスファゲートTG2Rが
一定期間オンにされ、この間に前記デジット線/DLの
再書込み電位が第2カラムCL2のビット線/BLに伝
達される。
【0067】以下、上記動作に準じて、第3カラムCL
3のセルMC0LのキャパシタC1 からビット線BLに読
み出されている信号がセンスされた後に第3カラムCL
3のビット線/BLに伝達され、さらに、第4カラムC
L4のセルMC0LのキャパシタC1 からビット線BLに
読み出されている信号がセンスされた後に第4カラムC
L4のビット線/BLに伝達される。
【0068】そして、この後、第1カラムCL1〜第4
カラムCL4のセルMC32R のトランジスタQ2 をオフ
すると、各セルMC32R のキャパシタC1 に第1カラム
CL1〜第4カラムCL4の各ビット線/BLのデータ
が格納される。
【0069】なお、上記動作において、カラム選択を行
うために第1のトランスファゲートTG1L〜TG4Lのゲ
ートに印加する制御信号φ1L〜φ4Lおよび第2のトラン
スファゲートTG1R〜TG4Rのゲートに印加する制御信
号φ1R〜φ4Rは、“H”レベルが電源電位VCCよりも少
なくとも上記トランスファゲートの閾値電圧分だけ高く
昇圧された信号を用いる必要がある。
【0070】また、カラムスイチSWLを制御するため
の信号CSLは、“H”レベルが電源電位VCCよりも少
なくとも上記カラムスイチSWL用のトランスファゲー
トの閾値電圧分だけ高く昇圧された信号を用いることが
望ましい。この信号CSLとして、“H”レベルが電源
電位VCCと同じ信号を用いることができるが、この場合
には、データ線対DQ、/DQからデジット線対DL、
/DLにデータを書込む時に、センスアンプSAの一対
の入力ノードを電源電位VCCの全振幅まで書込むため
に、リストア用のPチャネルセンスアンプPSAのサイ
ズを大きくする必要が生じる。
【0071】次に、セルMC32R のトランジスタQ2 が
オフ状態、セルMC32R のトランジスタQ3 〜Q5 がオ
ン状態、セルMC0LのトランジスタQ1 がオン状態、他
のセルのトランジスタQ1 〜Q5 がオフ状態である時
に、第1の切換回路SWLおよび第2の切換回路SWR
がそれぞれオン状態に制御され、ビット線プリチャージ
回路PRによってデジット線対DL、/DLおよびビッ
ト線対BL、/BLが電源電位VCCに一定期間プリチャ
ージされる。この後、前記したMC0LのキャパシタC1
からデータを読み出してセルMC32R のキャパシタC1
に格納する動作に準じて、MC0LのキャパシタC2 から
データを読み出してセルMC32R のキャパシタC2 に格
納する。この場合には、セルMC0LのトランジスタQ2
をオンにし、セルMC32R のトランジスタQ3 をオフに
するという操作が必要である。
【0072】以下、上記動作に準じて、セルMC0Lのト
ランジスタQ3 をオンにし、セルMC32R のトランジス
タQ4 をオフにするという操作により、MC0Lのキャパ
シタC3 からデータを読み出してセルMC32R のキャパ
シタC3 に格納する動作が行われ、セルMC0Lのトラン
ジスタQ4 をオンにし、セルMC32R のトランジスタQ
5 をオフにするという操作により、MC0Lのキャパシタ
C4 からデータを読み出してセルMC32R のキャパシタ
C4 に格納する動作が行われる。
【0073】なお、上記セルMC32R のトランジスタQ
5 をオフすると同時に、セルMC0LのトランジスタQ5
をオン、トランジスタQ1 をオフさせる(この動作は、
この後に予定されている他のセルMC0Rの記憶情報を読
み出して上記セルMC0Lに再書込みする動作を開始する
時刻t1 までに行えばよい)。これにより、セルMC0L
のトランジスタQ1 がオフ状態、トランジスタQ2 〜Q
5 がオン状態、他のセルのトランジスタQ1 〜Q5 がオ
フ状態になり、この後に予定されている他のセルMC0R
の読み出しおよび上記セルMC0Lへの再書込みを待機す
る状態になる。
【0074】なお、上記DRAMにおける書込みは、前
述したような再書込みのタイミングで、必要なデータを
ビット線対BL、/BLに設定すればよい。各カラムC
L1〜CL4とデータ入出力回路(図示せず)との間は
データ線DQ、/DQによって選択的に接続されること
により、入力データの書込みが行われる。上記データ線
DQ、/DQは、入力用、出力用に分けてもよい。
【0075】また、メモリセルのリフレッシュ動作は、
前記カラム選択スイッチCSWをオフにした状態で前述
したしたようなシリアルアクセスを行うことにより可能
である。この場合、外部からのリフレッシュ信号に応じ
て、あるいは、リフレッシュ・タイマー回路を内蔵し、
このタイマー出力に応じて、一定のサイクルでリフレッ
シュ動作を行うようにすればよい。
【0076】上記したような図1のDRAMによれば、
読み出そうとするセルのトランジスタQ1 〜Q5 を所定
の順序でオンさせることにより、セルのキャパシタC1
〜C4 の記憶情報がビット線BLあるいは/BLに順次
読み出され、それぞれセンスアンプSAが動作した時点
でDRAMチップ外へ順次読み出しが可能になる、つま
り、4つのディジタル情報(4ビット)が決められた順
に読み出し可能になる。そして、このような読み出し動
作がカラムのうちで情報の記憶に使用されている64個
のセルに対して順次行われるので、4ビット×64個×
4カラム=1024ビット(128バイト分)を読み出
すことが可能になる。
【0077】しかも、情報記憶のためのメモリセルとは
別に、カラム当り2個づつ(センスアンプSAの両側に
1個づつ)余分のメモリセルを持たせることにより、セ
ルから時系列で読み出される情報を再書込みのために一
時格納する手段を省略することが可能になる。また、シ
ェアード・センスアンプ方式を採用し、1つのビット線
センスアンプを複数個のカラムで時分割的に共用してい
るので、パターン面積の小型化、高集積化が可能にな
り、非常に小さなチップサイズで実現できる。
【0078】さらに、あるカラムのセンスアンプの一方
側におけるセルから時系列で読み出される情報を上記セ
ルと同一カラム内のセンスアンプの他方側における1個
の非使用状態のセルに順次再書込みするようにアクセス
する際、上記センスアンプの他方側のビット線の電位を
再書込みのために電源電位の全振幅まで変化させたとし
ても、このビット線と他のカラムのセンスアンプの一方
側におけるセルから信号が読み出されているビット線と
の間のビット線間容量結合は殆んどない。従って、上記
他のカラムのセンスアンプの一方側のビット線に対して
ビット線間容量結合により重疊される雑音量は抑制され
るので、引き続いて上記他のカラムのセンスアンプの一
方側におけるセルから信号を読み出した時のセンス動作
の遅れや誤りを防止することが可能になる。
【0079】なお、あるカラムのセンスアンプの他方側
のビット線の電位を再書込みのために電源電位の全振幅
まで変化させたとしても、未だ読み出されていない他の
カラムのセンスアンプの他方側のビット線を電源電位に
プリチャージしておくことにより、このビット線に対し
て重疊される雑音量は抑制される。
【0080】また、上記DRAMでは、セルから時系列
で読み出される各ビット情報は読み出し直後に再書込み
されるので、各ビットとも読み出し/再書込みに必要な
センスアンプSAの動作は1回で済み、低消費電力化が
可能になる。
【0081】また、前記ビット線BL、/BLとセンス
アンプSAとの間に挿入されたトランスファゲートのう
ちで、前記メモリセルから読み出された信号をセンスア
ンプSA側に転送する際にオン状態に制御されたトラン
スファゲートを上記転送直後にオフ状態に制御する、つ
まり、メモリセルから情報を読み出す時にはセンスアン
プSAによるビット線BLの充放電を行わず、再書込み
(あるいは書込み)する時のみセンスアンプSAにより
ビット線BLの充放電を行うように制御することによ
り、読み出しデータと書込みデータとが異なる場合に低
消費電力化が可能になる。
【0082】なお、前記センスアンプSAは、前記実施
例のようなラッチ型アンプに限らず、ビット線電位をリ
ファレンス電位と比較する差動型アンプを用い、そのセ
ンス出力に基ずいて書込み回路(図示せず)によりビッ
ト線BLまたは/BLに再書込み電位を設定するように
してもよい。
【0083】また、上記DRAMにおいて、さらに、メ
モリセルアレイの全てのカラムをシーケンシャルに選択
し、カラム選択を例えば1カラム進める毎に先頭アドレ
スを1セル分だけ戻すようにアクセスするようにすれ
ば、全てのカラムの読み出しビットを順に読み出すこと
が可能になる。
【0084】また、上記DRAMでは、ランダムアクセ
ス性やアクセスタイムにある程度の制限が加わることに
なるが、読み出された4ビットをビットデータをシリア
ル・パラレル変換して×4ビット構成のDARMを実現
するように設計すれば、完全にランダムアクセス性を保
つことができる。しかも、メモリセルアレイを複数個の
サブアレイに分割し、省電力化のために複数個のサブア
レイのうちの一部(例えば2個あるいは4個)のみを同
時に活性化させるように構成する場合には、シリアル・
パラレル変換によって×8ビット構成あるいは×16ビ
ット構成のDARMを実現できる。
【0085】また、上記各実施例では、キャパシタC1
〜C4 の各他端をキャパシタプレート電位VPLに共通に
接続している場合を示したが、キャパシタC1 〜C4 の
各他端を外部から与えられる電源電位VCCや接地電位V
SSに共通に接続してもよく、IEEE JOURNAL OF SOLID-ST
ATE CIRCUITS " VOL.SC-17,NO.5,p.872 OCT.1982 " ASt
orage-Node-Boosted RAM with Word-Line Delay Compen
sation " に示されているような、キャパシタプレート
をクロック動作させる技術を用いてもよい。また、1989
Symposium of VLSI Circuits, Digest of Tech.Paper
s, pp.101-102 "A Novel Memory Cell Architecture fo
r High-Density DRAMs " Fig.1(b) に示されているよう
なキャパシタ両端に転送ゲートを接続する技術を用いて
もよい。
【0086】なお、上記実施例で述べたようなシリアル
アクセスメモリに通常のRAMと同様の冗長技術を導入
することを考えた場合には、メモリセルアレイの特定の
位置に予備行および/または予備列を設けておき、メモ
リセルアレイの不良行および/または不良列を予備行お
よび/または予備列で置換することにより、不良チップ
を救済して一定のメモリ容量を有する半導体メモリを実
現することになる。
【0087】この場合、メモリセルアレイの不良行およ
び/または不良列が予備行および/または予備列よりも
多い場合、あるいは、予備行自身および/または予備列
自身が不良であった場合には、不良チップを救済するこ
とが不可能になり、歩留りが低下する。
【0088】また、メモリセルアレイの不良行および/
または不良列を予備行および/または予備列で置換する
ためのロウアドレスおよび/またはカラムアドレスを置
換するための置換論理回路を要するが、メモリセルアレ
イの予備行および/または予備列を多く設ける場合に
は、置換論理回路の構成が複雑になるという問題があ
る。
【0089】以下、上記したような問題を解決し、シリ
アルアクセスの対象となるメモリセルアレイに多くの不
良行および/または不良列が多く存在することが判明し
た場合でも、不良チップを救済することが可能になり、
歩留りの向上を図ることができ、メモリセルアレイに冗
長性を導入するための回路構成が簡単で済む半導体記憶
装置を実現する一例について説明する。
【0090】まず、前記メモリセルアレイとして、セン
スアンプSAの両側に一定のメモリ容量を得るのに必要
とするj行(jは本例では33×5)のほかにk行(k
は例えば5)を余分に持つように持たせる。そして、前
記第1のシフトレジスタSRLとして、上記メモリセル
アレイのセンスアンプSAの一方側の行数(j+k)の
1/k=(j/k)+1(本例では34)に対応する段
数を持たせる。同様に、前記第2のシフトレジスタSR
Rとして、上記メモリセルアレイのセンスアンプSAの
他方側の行数(j+k)の1/k=(j/k)+1に対
応する段数を持たせる。
【0091】そして、前記第1のシフトレジスタSRL
の所望の段(メモリセルアレイの例えば不良行に対応す
るアドレスを指定する段)をバイパスをバイパスさせて
前段から後段へシフトさせることが可能な第1のバイパ
ス回路を設ける。この場合、上記第1のバイパス回路は
前記第1のシフトレジスタの各段に対応して設ける。ま
た、上記第1のバイパス回路によるバイパスの対象とな
るシフトレジスタ段に対するバイパスの可否を制御する
第1のバイパス制御回路を設ける。この場合、上記第1
のバイパス回路の個数に対応して、つまり、前記シフト
レジスタ21の段数に対応して設ける。
【0092】同様に、前記第2のシフトレジスタSRR
の所望の段をバイパスさせることが可能な第2のバイパ
ス回路およびこのバイパス回路によるバイパスの対象と
なるシフトレジスタ段に対するバイパスの可否を制御す
る第2のバイパス制御回路を設ける。
【0093】上記構成のシリアルアクセスメモリによれ
ば、その製造段階のダイソート時の検査によりメモリセ
ルアレイの不良行が存在しないと判明した場合には、シ
フトレジスタの特定段(例えば最終段)をバイパスさせ
るように制御することにより、このシフトレジスタ段に
よるアドレス指定が不可能な状態に設定し、必要とする
一定のメモリ容量を有するメモリを実現することが可能
になる。この場合、メモリセルアレイのセンスアンプS
Aの両側で同様の制御を行う。
【0094】これに対して、メモリセルアレイに冗長用
の行数以下の不良行が存在すると判明した場合には、こ
の不良行に対応するアドレスを指定するシフトレジスタ
段をバイパスさせるように制御することにより、このシ
フトレジスタ段によるアドレス指定が不可能な状態に設
定し、必要とする一定のメモリ容量を有するメモリを実
現することが可能になる。この場合、メモリセルアレイ
のセンスアンプSAの両側で同様の制御を行う。
【0095】従って、メモリセルアレイの特定の位置に
予備行を設けるという従来の概念とは異なる冗長性を導
入することが可能になり、このために必要なバイパス回
路、バイパス制御回路の回路構成は簡単で済む。
【0096】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、カスケ
ード型のDRAMセルのアレイを有し、同一カラム内の
複数のDRAMセルに対してシリアルにアクセスする方
式を採用した半導体記憶装置において、パターン面積の
小型化、高集積化が可能になる。しかも、任意のカラム
の複数のメモリセルに対するシリアルアクセスに際して
順次再書込みするためにビット線を電源電位の全振幅ま
で変化させたとしても、このビット線と他のカラムのメ
モリセルから信号が読み出されているビット線との間の
ビット線間容量結合は殆んどないので、ビット線間容量
結合により他のカラムのビット線に重疊される雑音量は
抑制され、引き続いて他のカラムのメモリセルから信号
を読み出した時のセンス動作の遅れや誤りを防止するこ
とができる。従って、磁気ディスクなどの記憶媒体の代
替として使用するために低価格で大容量のDRAMを実
現したい場合には好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るDRAMの一部を示
す回路図。
【図2】図1中のセンスアンプ、切換回路、ビット線プ
リチャージ回路およびダミーセル回路の一例を示す回路
図。
【図3】図1中のメモリセルアレイにおける1カラムの
カスケード・ゲート型のDRAMセルの一例を示す回路
図。
【図4】図1中のアドレス指定回路およびワード線駆動
回路の一例を示す回路図。
【図5】図1のDRAMにおけるシリアルアクセス動作
の概要を説明するために示す動作状態説明図。
【図6】図5中の第1回目のシリアルアクセス動作を詳
細に示す動作状態説明図。
【図7】図5中の第1回目のシリアルアクセス動作のタ
イミングの一例を示すタイミング波形図。
【図8】図7のタイミング波形図に対応する動作シーケ
ンスを示す図。
【図9】図5中の第1回目のシリアルアクセス動作にお
ける4カラムの順次選択動作を詳細に示すタイミング波
形図。
【図10】現在提案されている半導体メモリセルの一例
を示す等価回路図。
【符号の説明】
MCiL、MCiR…メモリセル、N1 、N2 …ノード、Q
1 〜Q5 …メモリセルのMOSトランジスタ、C1 〜C
4 …メモリセルの情報記憶用のキャパシタ、(WL0L0
〜WL0L4 )〜(WL32L0〜WL32L4)、(WL0R0 〜
WL0R4 )〜(WL32R0〜WL32R4)…ワード線、DC
L、DCR…ダミーセル回路、DWLL、DWLR…ダ
ミーワード線、BL、/BL…ビット線、DL、/DL
…デジット線、ADL、ADR…アドレス指定回路、W
DL、WDR、WD…ワード線駆動回路、SA…ビット
線センスアンプ、SWL、SWR…切換回路、PR…ビ
ット線プリチャージ・イコライズ回路、CSW…カラム
スイッチ回路、DQ、/DQ…データ線。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数ビットの情報をビット単位で格納し
    得るカスケード型のメモリセルが行列状に配列され、同
    一行のメモリセルに共通に接続されたワード線および同
    一列のメモリセルに共通に接続されたビット線を有する
    メモリセルアレイと、 このメモリセルアレイにおける複数のカラム毎に1個設
    けられ、上記複数のカラムのビット線配線方向の中央部
    に配置されたセンスアンプと、 このセンスアンプの両側に対応して設けられ、前記複数
    のカラムを選択的に前記センスアンプに電気的に接続す
    るための第1の切換回路および第2の切換回路と、 前記センスアンプの一方側のメモリセルからの読み出し
    時に上記センスアンプのセンス基準電位を生成する第1
    のダミーセル回路と、 前記センスアンプの他方側のメモリセルからの読み出し
    時に上記センスアンプのセンス基準電位を生成する第2
    のダミーセル回路と、 前記センスアンプの一対の入力ノードのうちの一方と前
    記第1の切換回路と間の第1の共通ビット線および上記
    センスアンプの一対の入力ノードのうちの他方と前記第
    2の切換回路と間の第2の共通ビット線を所定のタイミ
    ングで所定の電位にプリチャージするビット線プリチャ
    ージ回路と、 前記メモリセルアレイにおける同一カラム内のセンスア
    ンプの両側の複数のメモリセルに対して別々にシリアル
    にアドレス指定を行うアドレス指定回路と、 上記アドレス指定回路により指定されるアドレスのメモ
    リセルに接続されているワード線を選択的に駆動するワ
    ード線駆動回路と、 前記メモリセルアレイのカラム選択を行うためのカラム
    選択回路と、 前記メモリセルアレイの任意のカラムの複数のメモリセ
    ルに対するシリアルアクセスに際し、前記センスアンプ
    の一方側における記憶情報を格納しているメモリセルの
    1個から複数ビットの情報を時系列で読み出し、この複
    数ビットの情報を前記センスアンプの他方側における1
    個の非使用状態のメモリセルに順次再書込みするように
    制御するアクセス制御回路とを具備することを特徴とす
    る半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体記憶装置におい
    て、前記アクセス制御回路は、前記複数のカラムにおけ
    るそれぞれ複数のメモリセルに対するシリアルアクセス
    に際し、上記複数のカラムを順次選択して上記複数のカ
    ラムで前記センスアンプを時分割的に共用するように制
    御することを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の半導体記憶装置
    において、前記メモリセルは、カスケード接続された3
    個以上のMOSトランジスタの両端が同じビット線に接
    続されたカスケード・ゲートと、上記各MOSトランジ
    スタ相互間の接続ノードに対応して各一端が接続された
    複数の情報記憶用のキャパシタとからなり、上記複数の
    MOSトランジスタの各ゲートが別々のワード線に接続
    されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の半導体記憶装置におい
    て、前記複数のカラムのセンスアンプの両側におけるそ
    れぞれ複数のメモリセルは、連続的なブロックデータを
    記憶するためのn個のメモリセルと、シリアルアクセス
    の最初に上記ブロックデータの最初の書込みを行うため
    の1個のメモリセルとを有することを特徴とする半導体
    記憶装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の半導体記憶装置におい
    て、前記アクセス制御回路は、前記任意のカラムにおけ
    る2個のメモリセルに対する複数ビットの情報の読み出
    し/再書込みを、読み出しと再書込みとの組み合わせが
    異なる2個のメモリセルを単位として順次行うように制
    御し、前記任意のカラム内の2(n+1)個のメモリセ
    ルに対する1回のシリアルアクセスで、2n個のメモリ
    セルに格納されている連続的なブロックデータを順次読
    み出すと同時に、この読み出し前に非使用状態であった
    1個のメモリセルを含む2n個のメモリセルに上記ブロ
    ックデータを再書込みするように制御することを特徴と
    する半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の半導体記憶装置におい
    て、前記アクセス制御回路は、前記1回のシリアルアク
    セス毎に、次回にアクセスを開始すべきメモリセルの先
    頭アドレスを、前記センスアンプの一方側から他方側に
    交互に変化させると共に1メモリセル分だけシフトする
    ように制御する機能を具備することを特徴とする半導体
    記憶装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の半導体記憶装置におい
    て、前記アクセス制御回路は、前記シリアルアクセスが
    奇数回目であるか偶数回目であるかを示すためのフラグ
    回路と、前記シリアルアクセス毎に上記フラグ回路を参
    照し、アクセスを開始すべきメモリセルの先頭アドレス
    が前記センスアンプの一方側であるか他方側であるかを
    制御することを特徴とする半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 請求項3記載の半導体記憶装置におい
    て、前記アドレス指定回路は、前記センスアンプの一方
    側の同一カラム内の複数のセルに対してシリアルにロウ
    アドレス指定を行うための第1のアドレス指定回路と、
    上記センスアンプの他方側の同一カラム内の複数のセル
    に対してシリアルにロウアドレス指定を行うための第2
    のアドレス指定回路とを具備し、 前記ワード線駆動回路は、前記第1のアドレス指定回路
    の出力により選択制御される第1のワード線駆動回路
    と、前記第2のアドレス指定回路の出力により選択制御
    される第2のワード線駆動回路とを具備することを特徴
    とする半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の半導体記憶装置におい
    て、前記第1のアドレス指定回路は前記メモリセルアレ
    イのセンスアンプの一方側のワード線数のk(整数)分
    の1に対応する段数を有する第1のシフトレジスタから
    なり、前記第2のアドレス指定回路は前記メモリセルア
    レイのセンスアンプの他方側のワード線数のk分の1に
    対応する段数を有する第2のシフトレジスタからなり、 前記第1のシフトレジスタの各段出力により前記第1の
    ワード線駆動回路のk個を1組とする各組を選択制御
    し、前記第2のシフトレジスタの各段出力により前記第
    2のワード線駆動回路のk個を1組とする各組を選択制
    御することを特徴とする半導体記憶装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の半導体記憶装置におい
    て、前記第1のシフトレジスタの各段出力と前記第2の
    シフトレジスタの各段出力とは互いに半サイクルずれて
    発生することを特徴とする半導体記憶装置。
  11. 【請求項11】 請求項9記載の半導体記憶装置におい
    て、前記第1のワード線駆動回路は各組のk個が順に駆
    動され、前記第2のワード線駆動回路は各組のk個が順
    に駆動されることを特徴とする半導体記憶装置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の半導体記憶装置にお
    いて、前記第1のワード線駆動回路の各組のk個のうち
    の最初に駆動される1個の駆動開始タイミングと前記第
    2のワード線駆動回路の各組のk個のうちの最初に駆動
    される1個の駆動開始タイミングとは前記第1のシフト
    レジスタの各段出力の半サイクル分ずれていることを特
    徴とする半導体記憶装置。
  13. 【請求項13】 請求項11記載の半導体記憶装置にお
    いて、前記第1のワード線駆動回路の各組のk個のうち
    の最初に駆動される1個の駆動終了タイミングと最後に
    駆動される1個の駆動開始タイミングとは同じであり、
    前記第2のワード線駆動回路の各組のk個のうちの最初
    に駆動される1個の駆動終了タイミングと最後に駆動さ
    れる1個の駆動開始タイミングとは同じであることを特
    徴とする半導体記憶装置。
  14. 【請求項14】 請求項12記載の半導体記憶装置にお
    いて、前記第1のワード線駆動回路の各組のk個のうち
    の最初に駆動される1個の駆動開始タイミングは、前記
    第2のワード線駆動回路の各組のk個のうちの最初に駆
    動される1個の駆動終了タイミングより遅れており、 前記第2のワード線駆動回路の各組のk個のうちの最初
    に駆動される1個の駆動開始タイミングは、前記第1の
    ワード線駆動回路の各組のk個のうちの最初に駆動され
    る1個の駆動終了タイミングより遅れていることを特徴
    とする半導体記憶装置。
  15. 【請求項15】 請求項1または2記載の半導体記憶装
    置において、前記ビット線プリチャージ回路は、前記第
    1の共通ビット線および第2の共通ビット線を電源電位
    にプリチャージすることを特徴とする半導体記憶装置。
  16. 【請求項16】 請求項1または2記載の半導体記憶装
    置において、前記第1のダミーセル回路は、前記第1の
    共通ビット線と第1のダミーワード線との間に接続され
    たカップリング容量からなり、前記第2のダミーセル回
    路は前記第2の共通ビット線と第2のダミーワード線と
    の間に接続されたカップリング容量からなることを特徴
    とする半導体記憶装置。
  17. 【請求項17】 請求項6記載の半導体記憶装置におい
    て、前記シリアルアクセスが奇数回目であるか偶数回目
    であるかに応じてメモリセルから読み出される複数ビッ
    トの情報が本来の論理レベルになっているか逆の論理レ
    ベルになっているかを示すためのフラグ回路と、前記シ
    リアルアクセス毎に上記フラグ回路を参照し、メモリセ
    ルから読み出された複数ビットの情報が逆の論理レベル
    になっている場合にはその論理レベルを補正する補正回
    路とをさらに具備することを特徴とする半導体記憶装
    置。
  18. 【請求項18】 請求項1または2記載の半導体記憶装
    置において、前記第1の切換回路および第2の切換回路
    は、カラムのビット線とセンスアンプとの間に挿入され
    たトランスファゲートからなり、このトランスファゲー
    トのうちで前記メモリセルから読み出された信号を前記
    センスアンプに転送する際にオン状態に制御されたトラ
    ンスファゲートが上記転送直後にオフ状態に制御される
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  19. 【請求項19】 請求項1または2記載の半導体記憶装
    置において、さらに、前記メモリセルアレイにおける全
    てのカラムをシーケンシャルに選択する回路を具備する
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
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