JPH06222929A - アプリケーション間通信方式 - Google Patents

アプリケーション間通信方式

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JPH06222929A
JPH06222929A JP29644192A JP29644192A JPH06222929A JP H06222929 A JPH06222929 A JP H06222929A JP 29644192 A JP29644192 A JP 29644192A JP 29644192 A JP29644192 A JP 29644192A JP H06222929 A JPH06222929 A JP H06222929A
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JP
Japan
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communication
window
message
messages
inter
Prior art date
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Pending
Application number
JP29644192A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Yaegashi
栄司 八重樫
Yuji Honda
祐司 本多
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OKI FUJIRITSUKU SYST KAIHATSU KK
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
OKI FUJIRITSUKU SYST KAIHATSU KK
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by OKI FUJIRITSUKU SYST KAIHATSU KK, Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical OKI FUJIRITSUKU SYST KAIHATSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メッセージ処理部の重複をなくし、記憶容量
を節約する。 【構成】 自AP1が相手AP2との通信を開始すると
きは、まず、通信プロトコルを専門に処理する子ウィン
ドウである通信ウィンドウ12を作成する。そして、自
AP1から相手AP2へ通信メッセージを送る。その
後、相手AP2からの返答メッセージあるいはウィンド
ウシステム3からのその他のメッセージを待つ。自AP
1では、通信相手AP2からの返答メッセージと、ウィ
ンドウシステム3からのその他のメッセージとを、本体
ウィンドウ11のメッセージループ13で振り分ける。
通信相手AP2からの返答メッセージであれば、通信ウ
ィンドウ12で返答に対する処理を行なう。その他のメ
ッセージであれば、それに対応した処理を本体ウィンド
ウ11で行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基本ソフトウェアがメ
ッセージ駆動型ウィンドウシステムである電子計算機上
で動作するソフトウェアのアプリケーション間通信方式
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】メッセージ駆動型ウィンドウシステムと
は、以下に説明するような、メッセージと呼ばれるイベ
ントによってアプリケーションソフトウェア(以下、A
Pと呼ぶ)の実行を制御するウィンドウシステムをい
う。メッセージ駆動型ウィンドウシステム(以下、単に
ウィンドウシステムと呼ぶ)では、例えば、ユーザから
のキーボード入力などの各種のイベントを、ウィンドウ
システムがメッセージというものに置き換えてAPに通
知する。APは、ウィンドウシステムから通知されるメ
ッセージを受け取り、そのメッセージに対応する処理を
行なう。APは、終了メッセージを受け取るまでメッセ
ージをひろい続ける。メッセージを受け取る部分をメッ
セージループと呼び、メッセージに対応する処理を行な
う部分をウィンドウプロシージャと呼ぶ。ウィンドウプ
ロシージャは処理の実行の単位であり、通常はウィンド
ウと呼ばれる。APは本体のウィンドウの他に、子ウィ
ンドウとして複数のウィンドウを作成することができ、
子ウィンドウに特定の処理をさせることができる。
【0003】メッセージはAPが発行することも可能
で、そのため任意のAP間でリアルタイムにデータを交
換するといった、一種の通信処理が可能である。AP間
で通信を行なう場合、従来は以下のような2種類の方法
があった。図2は、従来のアプリケーション間通信方式
の一例の説明図である。図示の例では、自AP1が通信
メッセージを他AP2に通知し、自AP1はその通信相
手AP2からの返答を待つ。そして、返答のメッセージ
を本体のウィンドウプロシージャのメッセージループ2
1で受け取って処理する。図2では、自AP1と通信相
手AP2との通信メッセージのやりとりと、ウィンドウ
システム3からランダムに送られるその他のメッセージ
(ユーザからのキーボード入力など)の流れについて模
式図化して示している。
【0004】図3は、従来のアプリケーション間通信方
式の他の例の説明図である。図示の例は、自AP1が通
信メッセージを他AP2に通知し、自AP1はその通信
相手AP2からの返答を待つが、返答の処理は、本体ウ
ィンドウ22が予めつくっておいた通信処理を専門に行
なう通信ウィンドウ(子ウィンドウ)23で行なう。図
3では、図2と同様に、通信ウィンドウ23を加えた場
合のメッセージの流れを模式図化して示している。図3
の場合では、通信ウィンドウ23は、通信相手AP2か
らの返答のメッセージを処理するためにメッセージルー
プ24を持つ。そのため、通信メッセージ以外のメッセ
ージも通信ウィンドウ23が受け取る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術には、次の(1)、(2)ような問題があ
った。 (1)AP間通信機能を実現する場合には複雑な通信プ
ロトコルを処理する必要があるが、この方法では、その
処理と、他APとの通信処理を含むすべてのメッセージ
処理を本体ウィンドウで行なうため、本体のプログラム
が煩雑になってしまう。 (2)通信ウィンドウをつくることで、通信処理機能が
独立し、上記(1)の問題は回避できる。しかし、この
方法では以下のような問題点が残る。 (問題点1)通信ウィンドウでは通信に関する処理のみ
行なうとすると、通信相手AP2からの返答を待ってい
る間は、ユーザからのキーボード入力などのその他のメ
ッセージに対する処理が行なえず、自AP1が待ち状態
になってしまう。
【0006】(問題点2)上記の(問題点1)を防ぐた
めに最低限必要なメッセージを処理するプログラムが通
信ウィンドウに必要となる。通信処理を行なわない場合
はそのメッセージ処理は本体のウィンドウで行なうの
で、結果としてその処理のプログラムが重複し、記憶容
量を余分にとってしまう。本発明は、以上の点に着目し
てなされたもので、通信処理機能の独立性を持たせなが
ら、通信メッセージ以外を処理しなければならないとき
でも待ち状態をなくし、なおかつ、本体ウィンドウと通
信ウィンドウのメッセージ処理部の重複をなくし、記憶
容量を節約できるアプリケーション間通信方式を提供す
ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のアプリケーショ
ン間通信方式は、ウィンドウシステムが通知するメッセ
ージによりアプリケーションソフトウェアの実行を制御
し、同時に実行されるアプリケーションソフトウェア相
互間でもメッセージにより通信を行なうアプリケーショ
ン間通信方式において、前記アプリケーションソフトウ
ェア内で当該アプリケーションソフトウェア相互間での
通信プロトコルを専門に処理する通信ウィンドウを作成
し、当該通信ウィンドウに渡す通信メッセージを含むす
べてのメッセージを一旦前記アプリケーションソフトウ
ェアの本体ウィンドウで受け取り、前記通信メッセージ
だけを選別して前記通信ウィンドウに渡し、当該通信ウ
ィンドウで通信処理を行なうことを特徴とするものであ
る。
【0008】
【作用】本発明のアプリケーション間通信方式において
は、AP(アプリケーションソフトウェア)はメッセー
ジ駆動型であり、ウィンドウシステムからのメッセージ
を受けて実行制御される。また、複数のAP相互間でも
メッセージをやりとりすることができる。今、AP相互
間の通信メッセージを主体とし、ウィンドウシステムか
らのメッセージはその他のメッセージと見る。自APは
相手APへ通信メッセージを送ると、その相手APから
の返答メッセージの受信処理のための子ウィンドウであ
る通信ウィンドウを作成する。そして、相手APからの
返答メッセージを待つ。ところが、メッセージ駆動型で
あるため、返答メッセージを受け取る前にウィンドウシ
ステムからのその他のメッセージを受け取る可能性もあ
る。このため、自APの本体ウィンドウ側にメッセージ
を受け取るためのメッセージループを設けておき、ここ
で受け取ったメッセージを返答メッセージとその他のメ
ッセージとに振り分ける。返答メッセージであれば、通
信ウィンドウに渡し、処理させる。一方、その他のメッ
セージであれば、直ちに本体ウィンドウで処理する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1は、本発明のアプリケーション間通信
方式の一実施例のブロック図である。図示の方式では、
ウィンドウシステム3が自AP(アプリケーションソフ
トウェア)1に通知するその他のメッセージにより自A
P1の実行が制御される。また、自AP1と同時に実行
される他AP2と自AP1との相互間でもメッセージに
より通信を行なう。自AP1内では、本体ウィンドウ1
1が他AP2との通信プロトコルを専門に処理する通信
ウィンドウ12を作成する。
【0010】また、通信ウィンドウ12に渡す通信メッ
セージを含むすべてのメッセージは、一旦本体ウィンド
ウ11で受け取る。そして、本体ウィンドウ11のメッ
セージループ13で通信メッセージだけを選別して通信
ウィンドウ12に渡し、当該通信ウィンドウ12で通信
処理を行なう。一方、その他のメッセージは、本体ウィ
ンドウ11で直ちに処理する。これにより、処理の待ち
状態をなくす。図4は、本発明の方式によるメッセージ
処理手順を説明するフローチャートである。あるAPが
他のAPに対して通信を行ない、メッセージを互いにや
りとりする処理を実現する場合を考える。まず、通信処
理要求が発生する(ステップS1)。このとき、自AP
は通信処理を専門に行なう子ウィンドウである通信ウィ
ンドウを作成する(ステップS2)。
【0011】そして、通信メッセージを通信相手APに
通知する(ステップS3)。この間、自APはメッセー
ジループにより通信相手APからの返答を含む全メッセ
ージをひろう(ステップS4)。そして、メッセージの
振り分けを行なう。返答メッセージは通信ウィンドウに
(ステップS5、S7、S9)、それ以外のメッセージ
は本体ウィンドウで処理するように振り分ける(ステッ
プS11)。返答メッセージの場合は、通信ウィンドウ
に通知する(ステップS6)。それを受けた通信ウィン
ドウは返答に対する処理を行ない、その結果はメッセー
ジとして本体ウィンドウに通知する。その通知を受けた
自APはステップS4で用意したメッセージループを終
了し、通信処理を行なう前の状態に戻る(ステップS
8)。また、APの終了メッセージをひろった場合には
APを終了する(ステップS10)。上記以外のメッセ
ージは本体ウィンドウで処理させる(ステップS1
1)。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のアプリケ
ーション間通信方式によれば、すべてのメッセージを一
旦本体ウィンドウのメッセージループで受け取り、通信
相手APからの返答メッセージだけを通信ウィンドウに
渡すようにしたので、次の(1)、(2)のような効果
がある。 (1)複雑な通信プロトコル処理を行なう通信ウィンド
ウを作成することにより、通信機能として独立性を持た
せることができ、通信機能の実現と拡張を容易とするこ
とができる。 (2)通信相手APからの返答は通信ウィンドウに処理
させ、その他のメッセージは本体のウィンドウプロシー
ジャで処理させることができる。このため、APの待ち
状態が発生せず、かつメッセージ処理のプログラムの重
複がなくなり、通信機能の実現に必要な記憶容量を節約
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアプリケーション間通信方式の一実施
例の説明図である。
【図2】従来のアプリケーション間通信方式の一例の説
明図である。
【図3】従来のアプリケーション間通信方式の他の例の
説明図である。
【図4】本発明の方式によるメッセージ処理手順を説明
するフローチャートである。
【符号の説明】
1 自AP 2 相手AP 3 ウィンドウシステム 11 本体ウィンドウ 12 通信ウィンドウ 13 メッセージループ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウィンドウシステムが通知するメッセー
    ジによりアプリケーションソフトウェアの実行を制御
    し、同時に実行されるアプリケーションソフトウェア相
    互間でもメッセージにより通信を行なうアプリケーショ
    ン間通信方式において、 前記アプリケーションソフトウェア内で当該アプリケー
    ションソフトウェア相互間での通信プロトコルを専門に
    処理する通信ウィンドウを作成し、 当該通信ウィンドウに渡す通信メッセージを含むすべて
    のメッセージを一旦前記アプリケーションソフトウェア
    の本体ウィンドウで受け取り、 前記通信メッセージだけを選別して前記通信ウィンドウ
    に渡し、当該通信ウィンドウで通信処理を行なうことを
    特徴とするアプリケーション間通信方式。
JP29644192A 1992-10-08 1992-10-08 アプリケーション間通信方式 Pending JPH06222929A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29644192A JPH06222929A (ja) 1992-10-08 1992-10-08 アプリケーション間通信方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29644192A JPH06222929A (ja) 1992-10-08 1992-10-08 アプリケーション間通信方式

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JPH06222929A true JPH06222929A (ja) 1994-08-12

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ID=17833584

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JP29644192A Pending JPH06222929A (ja) 1992-10-08 1992-10-08 アプリケーション間通信方式

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