JPH0421150A - オンライン処理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、複数回線からのイベントを１タスクで同時
に処理するオンライン処理方式に関するものである。

〔従来の技術〕

第３図は、スケジューラを用いたオンライン処理の概念
図である。１はオペレーションシステム（以下Ｏ３とい
う）、２はオンラインタスクを使用する応用ソフトウェ
ア（Ｓ／Ｗ＞タスク、３はオンラインタスクである。ま
た、４はオンラインタスク３の内部のスケジューラ、５
はオンラインタスク３の内部のイベント処理サブタスク
で回線数（−Ｎ）分用窓されている。

次に従来の手法について説明する。応用Ｓ／Ｗタスク２
のイベント（オープン１クローズ等）や実際の回線から
のイヘン）（ＳＩＯに対するＤＥやＡＴＴ等）はＯ３Ｉ
を通してオンラインタスク３へ伝えられる。オンライン
タスク３の内部では、スケジューラ４が回線毎（各イベ
ント処理サブタスク５）の処理を制御している。スケジ
ューラ４はどの回線に対するイベントかを判断し、該当
するイベント処理サブタスク５へ処理を要求する。

イベント処理サブタスク５は処理終了後スケジュラ４へ
制御を戻す。さらにスケジューラ４は、自タスク内の処
理終了や他の割込みにより、Ｏ８ｌへ制御を戻す。

〔発明が解決しようとする課題］ 従来のスケジューラを用いたオンライン処理では、自タ
スク内をサブタスクに分割し、スケジュラによる制御を
行うため、独自に自タスク内のスケジューラの開発が必
要で、また、処理も複雑化するなどの課題があった。

この発明は、上記のような課題を解決するため、シ になされたもので、自タスク内のケジューラを作１宇る
ことなく、容易に回線毎のイベントを１タスクでオンラ
イン処理することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係るオンラインタスクは、イベント毎の処理
を最小単位とし、メッセージの受信とデキューによる処
理を１タスク内で行うようにし、かつ応用Ｓ／Ｗタスク
２からの発呼、データ送信要求等のイベントと、オペレ
ーションシステム１からのタスク間メッセージ、入出力
（Ｉｌｏ）　完了等のイベントに対する処理を２重ルー
プ化して、回線毎の応用Ｓ／Ｗタスク２、オペレーショ
ンシステム１からのイベントを順次並列処理する。

〔作用］ この発明におけるオンラインタスクは、イベント毎の処
理が最小単位として処理され、応用Ｓ／Ｗタスクからの
発呼、データ送信要求等のイベントと、オペレーション
システムからのタスク間メ・７セージ、Ｉ／Ｏ完了等の
イベントに対する処理が順次並列処理される。

〔発明の実施例〕

以下にこの発明の一実施例について説明する。

第１図は、本発明のオンライン処理方式の一実施例を示
すブロック図であり、第３図の従来例と異なる点は、ス
ケジューラ４、サブタスク５がない構成となっている。

第２図は本発明のオンライン処理方式の動作を説明する
フローチャートであり、同図において１１はＯ８１から
のイベント（タスク間メツセージ、Ｉ／Ｏ完了等）を受
信する処理を−ａｉｔモード（イベントを受信するまで
１ｅａｉｔする）で行うステップ、１３はＯ３Ｉからの
イベントを受信する処理をｎｏｎ−ｗａｉｔモード（イ
ベントを受信していなくてもリターンする）で行うステ
ップ、１２は応用Ｓ／Ｗタスク２がキューイングしたイ
ベント（発呼、データ送信要求等）をデキューする処理
ステップである。その他メツセージ毎の処理ステップ１
４．１５、デキューした内容に応じた処理ステップ１８
及び他の処理Ｂ、Ｃのステップ１６．１７、処理ａ、ｂ
、ｃのステップ１９〜２１等を有する。

動作の詳細な説明を第２図において説明する。

オンラインタスク３は、ｉｍａｉｔモードにてＯ８１か
らのイベントを受信するまで待つ（ステップ１１）。

オンラインタスク３は、Ｏ３Ｉからのイベントを受信す
ると、その内容に応した該当する回線への処理を行い、
再びＯ３Ｉからのイベント待ちとなる。また、受信した
イベントが応用Ｓ／Ｗタスク２からのイベントのキュー
イング通知（イベント個数が０−１の時のみ）である場
合は、デキュ処理（ステップ１２）を行い、その内容に
応じた該当する回線への処理を行う。デキューしたイベ
ントの処理を行った後、ｎｏｎ　−１ｙａｉｔモードに
てＯ３Ｉからのイベント受信処理（ステ、７プ１３）を
行う。Ｏ８ｌからの受信したイベントの処理終了後は、
再度デキュー処理を行う。

第２図におけるこのループ（ステップ１２のデキュー処
理からステップ１３のＯ３Ｉからのイベント受信処理）
は、応用Ｓ／Ｗタスク２がキュイングしたイベントをす
べて処理するまで行われる。応用Ｓ／Ｗタスクがキュー
イングしたイベントがすべてなくなったことを検知する
と、ｗａｉｔ七ドによるＯ３１からのイベント受信処理
ステップ１１へ戻る。つまり、応用Ｓ／Ｗタスク２から
のイベントとＯ３Ｉからのイベントの処理が２重ループ
化される。

これにより、応用Ｓ／Ｗタスク２からの連続したイベン
トを処理している最中でも次のイベント処理時には、Ｏ
３Ｉからのイベントを処理することが可能である。つま
り並列処理が可能である。

また、イベント毎の処理は必要最小限にとどめ、１回の
イベント処理時間を可能な限り短くすることにより、複
数回線からのオンライン処理を実現している。本実施例
によれば、機能の追加も容易に行うことができる。

なお、上記実施例では、同様な種類の複数回線に対する
オンライン処理を行っているが、異なる種類の複数回線
へも容易に応用できる。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、各イベントを２重ル
ープによる並列処理を行えるように構成したので、特別
なスケジューラを用いずに、１タスク内で複数回線から
のイベントをオンラインに処理できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明によるオンライン処理概念図、第２図
はこの発明によるオンラインタスクの処理概要を示すフ
ローチャート、第３図は従来のスケジューラを用いたオ
ンライン処理概念図である。 図において、１はオペレーションシステム（第２イベン
ト出力手段）、２は応用Ｓ／Ｗタスク（第１イベント出
力手段）、３はオンラインタスクである。 なお、 各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数の回線毎のイベントを処理するオンライン処理方式
   において、イベント毎の処理を最小単位とし、メッセー
   ジの受信とデキューによる処理を１タスク内で行うよう
   にし、かつ応用Ｓ／Ｗタスク等の第１イベント出力手段
   からの発呼、データ送信要求等の第１イベントと、オペ
   レーションシステム等の第２イベント出力手段からのタ
   スク間メッセージ、Ｉ／Ｏ完了等の第２イベントに対す
   る処理を２重ループ化して、第１、第２イベントを順次
   並列処理するようにしたことを特徴とするオンライン処
   理方式。