JPH08115301A - プロセス間の優先順位制御装置 - Google Patents

プロセス間の優先順位制御装置

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JPH08115301A
JPH08115301A JP6278512A JP27851294A JPH08115301A JP H08115301 A JPH08115301 A JP H08115301A JP 6278512 A JP6278512 A JP 6278512A JP 27851294 A JP27851294 A JP 27851294A JP H08115301 A JPH08115301 A JP H08115301A
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JP
Japan
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Withdrawn
Application number
JP6278512A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Omuro
善則 大室
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Fuji Facom Corp
Original Assignee
Fuji Facom Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サーバープロセスの優先順位を変更可能にし
て処理効率を上げる。 【構成】 クライアントプロセスa1が、サーバープロ
セスb1に対して、相手先プロセスの識別子b1、自己
の識別子a1およびプロセスb1の優先順位を含む登録
要求メッセージを送る。それを受け取ったサイトBは、
サイトB内に設けられているプロセスb1要求管理ブロ
ックに、クライアントプロセスの識別子a1と処理の優
先順位“14”を登録する。続いて、プロセスa1から
プロセスb1に対する処理(abc())要求のメッセ
ージが送られると、サイトBは、メッセージに含まれる
要求元の識別子a1に基づき、プロセスb1要求管理ブ
ロックから、登録されている処理の優先順位“14”を
獲得してプロセスb1へ設定し、プロセスb1の走行を
可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分散サイト環境におけ
るプロセス間の優先順位制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の分散サイト環境においては、各プ
ロセスがそれぞれ優先順位を持ち、その中で、実行可能
な最も優先順位の高いプロセスにサイト上の実行権を持
たせるシステムがある。この場合、プロセスにはクライ
アントとサーバーがあり、クライアントとサーバーが互
いに通信をしながら処理を進める。なお、ここでいうサ
イトとは、単一または複数の中央演算装置を持つととも
に、他のサイトと通信するためのデータバスまたはネッ
トワーク装置を持つものを指す。
【0003】図8は従来の分散サイト環境におけるシス
テムの一例を示す構成図である。このシステムは図示さ
れるように、サイトA、サイトB、サイトCがネットワ
ークまたはデータバスにより連結され、サイトAはプロ
セスa1〜a3を,サイトBはプロセスb1、b2を、
サイトCはプロセスb3をそれぞれ備えている。各プロ
セスは図中の円内に示した数字の優先順位が設定されて
おり、同一サイト内では、他のプロセスとの間で実行が
競合した場合、最も優先順位の高いプロセスから実行が
開始される。
【0004】なお、サイトがマルチプロセッサにより構
成されている場合は、優先順位が上位のプロセスがプロ
セッサの個数分だけ選択されて実行開始される。また、
各プロセスは異なるサイト間でもネットワークまたはデ
ータバスを介しての通信によりメッセージを送受信する
ことができる。図8では、サイトAのプロセスa3とサ
イトBのプロセスb1との間で通信が行われていること
を示す。
【0005】図9は、図8のサイトAとサイトBとの間
で行われた通信処理を具体的に示した説明図ある。ここ
では、サイトAのプロセスa1をクライアントとし、サ
イトBのプロセスb1をサーバーとして、以下の順で動
作する。 (1)クライアント側のプロセスa1が、処理(ab
c())を要求するメッセージを待機中のプロセスb1
へ送る。このメッセージには、相手プロセスの識別子
(b1)とともに、自己の識別子(a1)が含まれてい
る。
【0006】(2)処理要求のメッセージを受け取った
プロセスb1は、予めサイトB内で設定されている優先
順位(10)に基づき、処理(abc())を実行す
る。 (3)プロセスb1は、処理結果を処理応答メッセージ
として、先に送られた識別子(a1)を参照して、要求
元のプロセスa1へ送る。 なお、各サーバープロセスはクライアント側からの処理
要求を逐次的に実行するが、処理中に他のクライアント
からの処理要求のメッセージがあると、そのメッセージ
はサーバーにキューイング(保留)される。次いで、処
理が終了すると、キューイングされていた要求は、再び
優先順位にもとづいて処理が開始される。
【0007】ところで、クライアント側から処理の要求
を受けたサーバー側のプロセスb1のサイト上での優先
順位は、起動時に設定されているため、クライアント側
から変更することができない。そこで、特定のサーバー
に対し、クライアントからの要求に即座に応答させよう
とする場合は、そのサーバーにあらかじめ高い優先順位
を設定しておくという方法が取られる。なお、このよう
なクライアントプロセスとサーバープロセス間の動作
は、異なるサイト間だけでなく、同一サイト内であって
も同様に実行可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにサーバーの優先権をあらかじめ設定してしまうと、
次のような問題が生じていた。 (1)クライアント側からの要求は不測的に発生し、しか
もサーバーは高い優先順位から処理されるため、サーバ
ー側のリアルタイム性のあるプロセスが時間内に実行さ
れないことがある。 (2)反対に、サーバー側でサーバーとは別により高い優
先順位のプロセスがある場合は、その高いプロセスにプ
ロセッサの実行権が奪われる。そのため、サーバーが実
行権を獲得しにくくなってサーバー処理時間が長くな
り、クライアントが待たされることがある。つまり、サ
ーバーのサイト上での処理については、クライアントが
どれだけ待たされるかを予測するとことは通常不可能で
ある。このように、同一の要求であっても、サーバーが
配置されたサイトの負荷状況によっては、処理が短時間
で完了することも、長時間を要することもある。 本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、
その目的とするところは、サーバープロセスの優先順位
を変更可能にして処理効率の向上を可能にしたプロセス
間の優先順位制御装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明は、ネットワークまたはデータバスに連
結された複数のサイト上にそれぞれクライアントプロセ
スまたはプロセスが配置され、クライアントプロセスか
ら他のサーバープロセスに対して処理要求メッセージが
送られ、そのメッセージを受け取ったサーバープロセス
側サイトが処理要求されているプロセスの処理開始優先
順位を決定するプロセス間の優先順位制御装置におい
て、クライアントプロセスからサーバープロセスへ処理
優先順位データからなる優先順位登録メッセージを送る
手段と、サーバープロセス側サイトに受け取られた優先
順位登録メッセージに基づいて該当するサーバープロセ
スの処理優先順位を登録する手段とを備えたことを特徴
とする。
【0010】第2の発明は、ネットワークまたはデータ
バスに連結された複数のサイト上にそれぞれクライアン
トプロセスまたはプロセスが配置され、クライアントプ
ロセスから他のサーバープロセスに対して処理要求メッ
セージが送られ、そのメッセージを受け取ったサーバー
プロセス側サイトが処理要求されているプロセスの処理
開始優先順位を決定するプロセス間の優先順位制御装置
において、サーバープロセス側サイトが処理要求メッセ
ージを受け取るたびに、該当するサーバープロセスの処
理優先順位を上位に変更する手段と、処理要求されたサ
ーバープロセスの処理を終了するたびに、そのサーバー
プロセスの優先順位を下位に変更する手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0011】第3の発明は、ネットワークまたはデータ
バスに連結された複数のサイト上にそれぞれクライアン
トプロセスまたはプロセスが配置され、クライアントプ
ロセスから他のサーバープロセスに対して処理要求メッ
セージが送られ、そのメッセージを受け取ったサーバー
プロセス側サイトが処理要求されているプロセスの処理
開始優先順位を決定するプロセス間の優先順位制御装置
において、クライアントプロセスからサーバープロセス
へ処理優先順位データからなる優先順位登録メッセージ
を送る手段と、サーバープロセス側サイトに受け取られ
た優先順位登録メッセージに基づいて該当するサーバー
プロセスの処理優先順位を登録する手段と、サーバープ
ロセス側サイトが処理要求メッセージを受け取るたび
に、該当するサーバープロセスの処理優先順位を上位に
変更する手段と、処理要求されたサーバープロセスの処
理を終了するたびに、そのサーバープロセスの優先順位
を下位に変更する手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】
【作用】第1の発明においては、ネットワークまたはデ
ータバスに連結されたサイト上に配置されたクライアン
トプロセスから他のサイトのサーバープロセスに対して
処理優先順位データからなる優先順位登録メッセージが
送られる。これを受け取ったサイトでは、受け取ったメ
ッセージに基づいて該当するサーバープロセスの処理優
先順位が登録される。それにより、処理要求するクライ
アント側の個々のプロセスから任意にサーバー側の処理
の優先順位を変更することが可能となる。
【0013】第2の発明においては、ネットワークまた
はデータバスに連結されたサイト上に配置されたクライ
アントプロセスから他のサイトのサーバープロセスに対
し処理要求メッセージが送られると、それをサーバープ
ロセス側サイトが受け取るたびに、該当するサーバープ
ロセスの処理優先順位が上位に変更される。次いで、サ
ーバープロセス側サイトの処理要求されたサーバープロ
セスの処理が終了するたびに、そのサーバープロセスの
優先順位が下位に変更される。それにより、サーバー側
では処理要求の多いプロセスほど優先して処理される。
【0014】第3の発明においては、ネットワークまた
はデータバスに連結されたサイト上に配置されたクライ
アントプロセスから他のサイトのサーバープロセスに対
して処理優先順位データからなる優先順位登録メッセー
ジが送られる。これを受け取ったサイトでは、受け取っ
たメッセージに基づいて該当するサーバープロセスの処
理優先順位が登録される。また、クライアントプロセス
から他のサイトのサーバープロセスに対し処理要求メッ
セージが送られると、それをサーバープロセス側サイト
が受け取るたびに、該当するサーバープロセスの処理優
先順位が上位に変更される。
【0015】次いで、サーバープロセス側サイトの処理
要求されたサーバープロセスの処理が終了するたびに、
そのサーバープロセスの優先順位が下位に変更される。
これらのことから、処理要求するクライアント側の個々
のプロセスから任意にサーバー側の処理の優先順位を変
更することが可能となる。さらには、サーバー側では処
理要求の多いプロセスほど優先して処理される。
【0016】
【実施例】以下、図に沿って本発明の実施例を説明す
る。図1、図2は第1の発明の動作を示す説明図であ
る。このシステムの全体構成は図8と共通であるので、
構成についての説明は省略する。図1では、クライアン
トであるところのサイトAのプロセスa1が最初に、サ
ーバーであるところのサイトBのプロセスb1に対し
て、登録要求のメッセージを送る。このメッセージに
は、相手先プロセスの識別子b1、自己の識別子a1お
よびプロセスb1の優先順位が含まれる。次に、登録要
求のメッセージを受け取ったサイトBは、サイトB内に
設けられている、プロセスb1要求管理ブロックに、ク
ライアントプロセスの識別子a1と処理の優先順位“1
4”を登録する。
【0017】次に図2に進み、プロセスa1がプロセス
b1に対する処理(abc())要求のメッセージをサ
イトBへ送る。サイトBは、メッセージを受け取ると、
メッセージに含まれる要求元の識別子a1に基づき、プ
ロセスb1要求管理ブロックから優先順位“14”を獲
得してプロセスb1へ設定し、プロセスb1の走行を可
能にする。次に、設定された優先順位に基づき、実行権
が得られたプロセスb1は処理(abc())を実行
し、その結果を処理応答メッセージとして要求元のプロ
セスa1へ返送する。
【0018】同時に、プロセスb1の優先順位を“1
4”から元の“10”へ戻して、次の処理の待機に入
る。このときサイトBに続けて処理要求のメッセージが
受信されてキューイングされている場合は、その先頭の
メッセージにより指定されたプロセスに対して優先順位
の設定を開始し、同様に処理を実行する。なお、図1、
図2は、プロセスb1要求管理ブロックに識別子a1の
優先順位しか登録されていないが、他のクライアントプ
ロセスについても、それぞれから送られた登録要求のメ
ッセージに基づいて同様に登録される。また、要求管理
ブロックに登録されていないクライアントプロセスから
処理要求があった場合は、プロセスb1自体に最初から
設定されている優先順位“10”に基づいて処理が開始
される。
【0019】この実施例では、サーバープロセス側に要
求管理ブロックを備えて、各クライアントプロセスから
送られた処理優先順位を登録しておき、個々のクライア
ントプロセスごとに異なる優先順位で処理を開始するこ
とができる。その結果、クライアント側から個々のプロ
セスの処理要求の必要度に応じて、優先順位を設定する
ことで、システム全体の効率を向上することができる。
とくに、サーバープロセスに設定されている優先順位が
元々低いために、クライアント側の要求から処理を開始
するまでの待機時間が長くなるような場合は、クライア
ント側からサーバープロセスの優先順位をより上位に変
更して待機時間を短縮することで処理効率を向上するこ
とができる。
【0020】図3、図4は第2の発明の動作を示す説明
図である。このシステムの全体構成は図8と共通である
ので、構成についての説明は省略する。図3では、クラ
イアントであるところのサイトAのプロセスa1から、
サーバーであるところのサイトBのプロセスb1に対し
て、処理要求のメッセージを送る。このメッセージに
は、相手先プロセスの識別子b1、自己の識別子a1お
よびプロセスb1の優先順位が含まれる。次に、メッセ
ージを受け取ったサイトBは、プロセスb1の優先順位
に一定値を加算して上位に変更する。実施例では、1回
メッセージを受けるごとに+1の加算が行われ、プロセ
スb1に初期設定されていた優先順位“10”が“1
1”に変更される。こうして、プロセスb1は、メッセ
ージを受けて優先順位が変更されてから、さらに実行権
を獲得して処理が開始される。処理が終了して、結果を
クライアントプロセスa1へ送ると、プロセスb1の優
先順位は、−1の加算すなわち+1が減算されて元の
“10”に戻る。
【0021】次に、図4に示すように、受け取ったメッ
セージを処理中のプロセスb1に次のメッセージが送ら
れてくると、プロセスb1の優先順位がさらに+1加算
されて“12”に変更される。以後、順にメッセージが
送られるごとに、優先順位が+1加算される。ここで、
一般的なサーバープロセスの優先順位については、次の
ように設定する。
【0022】(1)サーバープロセスがメッセージ待ちの
場合 (優先順位)=(元の優先順位)+(保留中のメッセージ数)
×α (2)サーバープロセスが処理中の場合 (優先順位)=(元の優先順位)+((保留中のメッセージ
数)+1)×α なお、式中のαはメッセージを1回受け取ったときに、
優先順位を加減算して変更する幅である。
【0023】このようにして、サーバー側のプロセス
は、クライアント側から処理要求のメッセージが送られ
るごとに優先順位が上位に変更されることで、処理要求
の多いプロセスから先に実行権が渡されて処理が開始さ
れるようになる。それにより、プロセス間の優先順位
が、その時点のクライアント側からの要求数に応じて自
動的に調整されて、システムの稼働効率が改善される。
特に、要求負荷に変動のあるサーバーを構築する場合
に、負荷に応じて優先順位を制御することが可能とな
り、特定のサーバープロセスが走行されないという事態
を回避することができる。
【0024】図5、図6、図7は第3の発明の動作を示
す説明図である。この第3の発明は、第1の発明と第2
の発明を組み合わせて構成したものある。また、このシ
ステムの全体構成は図8と共通であるので、構成につい
ての説明は省略する。図5では、サーバーであるところ
のサイトBのプロセスb1要求管理ブロックに、その処
理を要求するクライアントプロセスa1、a2ごとの識
別子a1、a2、および処理の優先順位“14”、“2
0”が登録されている。これらの登録手順は、第1の発
明と同一であるので、詳細な説明は省略する。
【0025】次に、このプロセスb1に対して、クライ
アントであるところのサイトAのプロセスa1、a2か
ら、処理要求メッセージが続いて送られて行くると、図
示されるように、プロセスb1にキューイングされる。
それを受け取ったプロセスb1は、先ず、先頭のプロセ
スa1について、要求管理ブロックから処理の優先順位
“14”を獲得して、それに残りのキューイングされて
いるメッセージの数だけ、優先順位を加算してプロセス
b1に設定する。すなわち、図5では、プロセスb1の
優先順位として、“14”に2個のメッセージa1の分
“2”を加算した“16”が設定されている。
【0026】図6は、プロセスb1が実行権を獲得し
て、キューイングされていた先頭のメッセージ(a1)
の要求処理を開始した状態を示す。ここでは、プロセス
b1が処理中であるため、キューイングされている3個
のメッセージ分だけ優先順位を加算した“17”が設定
されている。こうして設定された優先順位に基づき、プ
ロセスb1が実行権を獲得して処理を開始する。処理結
果は、要求元のクライアントプロセスへ送られる。ここ
で、一般的なサーバープロセスの優先順位については、
次のように設定する。
【0027】(1)サーバープロセスが待機中の場合 (優先順位)=(キュー先頭のメッセージのサーバー処理
の優先順位)+(キュー先頭のメッセージを除いた保留中
のメッセージ数)×α なお、キューが1個の場合、(キュー先頭のメッセージ
を除いた保留中のメッセージ数)は0となる。 (2)サーバープロセスが処理中の場合 (優先順位)=(処理中のメッセージのサーバー処理の優
先順位)+(保留中のメッセージ数)×α
【0028】図7は、プロセスb1がメッセージ(a
1)の処理を終了して、次にキューイングされているメ
ッセージ(a2)について優先順位を再設定する場合を
示す。ここでは、プロセスb1要求管理ブロックから予
め登録されているプロセスa2についての処理の優先順
位“20”を獲得して、それに残りのキューイングされ
ているメッセージの個数2から1を減じた1を加算し
て、得られた“21”がプロセスb1に設定される。こ
の第3の発明は、第1の発明と第2の発明を組み合わせ
たことで、負荷の変動等に、より柔軟に対応して、シス
テムを効率的に稼働させることができる。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように第1の発明によれば、
クライアントプロセスからサーバープロセスの優先順位
を任意に変更可能にしたことにより、クライアントプロ
セス側の事情に応じた優先順位でサーバープロセスが処
理され、全体のプロセス間の処理効率が向上する。
【0030】第2の発明によれば、サーバープロセス側
サイトが受け付けたクライアントプロセスからの処理要
求の回数に応じてサーバープロセスの優先順位を上位に
変更して処理を実行することにより、要求頻度の多いサ
ーバープロセスから優先して処理が開始され、全体のプ
ロセス間の処理効率が向上する。
【0031】第3の発明によれば、第1の発明と第2の
発明を組み合わせたことにより、クライアントプロセス
側の事情および処理が要求されているサーバープロセス
のキューイング数に応じた最適な優先順位により処理が
開始されて、全体のプロセス間の処理効率がさらに向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の動作を示す説明図である。
【図2】第1の発明の動作を示す説明図である。
【図3】第2の発明の動作を示す説明図である。
【図4】第2の発明の動作を示す説明図である。
【図5】第3の発明の動作を示す説明図である。
【図6】第3の発明の動作を示す説明図である。
【図7】第3の発明の動作を示す説明図である。
【図8】従来例の説明図である。
【図9】従来例の説明図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークまたはデータバスに連結さ
    れた複数のサイト上にそれぞれクライアントプロセスま
    たはプロセスが配置され、クライアントプロセスから他
    のサーバープロセスに対して処理要求メッセージが送ら
    れ、そのメッセージを受け取ったサーバープロセス側サ
    イトが処理要求されているプロセスの処理開始優先順位
    を決定するプロセス間の優先順位制御装置において、 クライアントプロセスからサーバープロセスへ処理優先
    順位データからなる優先順位登録メッセージを送る手段
    と、 サーバープロセス側サイトに受け取られた優先順位登録
    メッセージに基づいて該当するサーバープロセスの処理
    優先順位を登録する手段と、 を備えたことを特徴とするプロセス間の優先順位制御装
    置。
  2. 【請求項2】 ネットワークまたはデータバスに連結さ
    れた複数のサイト上にそれぞれクライアントプロセスま
    たはプロセスが配置され、クライアントプロセスから他
    のサーバープロセスに対して処理要求メッセージが送ら
    れ、そのメッセージを受け取ったサーバープロセス側サ
    イトが処理要求されているプロセスの処理開始優先順位
    を決定するプロセス間の優先順位制御装置において、 サーバープロセス側サイトが処理要求メッセージを受け
    取るたびに、該当するサーバープロセスの処理優先順位
    を上位に変更する手段と、 処理要求されたサーバープロセスの処理を終了するたび
    に、そのサーバープロセスの優先順位を下位に変更する
    手段と、 を備えたことを特徴とするプロセス間の優先順位制御装
    置。
  3. 【請求項3】 ネットワークまたはデータバスに連結さ
    れた複数のサイト上にそれぞれクライアントプロセスま
    たはプロセスが配置され、クライアントプロセスから他
    のサーバープロセスに対して処理要求メッセージが送ら
    れ、そのメッセージを受け取ったサーバープロセス側サ
    イトが処理要求されているプロセスの処理開始優先順位
    を決定するプロセス間の優先順位制御装置において、 クライアントプロセスからサーバープロセスへ処理優先
    順位データからなる優先順位登録メッセージを送る手段
    と、 サーバープロセス側サイトに受け取られた優先順位登録
    メッセージに基づいて該当するサーバープロセスの処理
    優先順位を登録する手段と、 サーバープロセス側サイトが処理要求メッセージを受け
    取るたびに、該当するサーバープロセスの処理優先順位
    を上位に変更する手段と、 処理要求されたサーバープロセスの処理を終了するたび
    に、そのサーバープロセスの優先順位を下位に変更する
    手段と、 を備えたことを特徴とするプロセス間の優先順位制御装
    置。
JP6278512A 1994-10-18 1994-10-18 プロセス間の優先順位制御装置 Withdrawn JPH08115301A (ja)

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