JPH0622256Y2 - ランドセル - Google Patents

ランドセル

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JPH0622256Y2
JPH0622256Y2 JP1987157984U JP15798487U JPH0622256Y2 JP H0622256 Y2 JPH0622256 Y2 JP H0622256Y2 JP 1987157984 U JP1987157984 U JP 1987157984U JP 15798487 U JP15798487 U JP 15798487U JP H0622256 Y2 JPH0622256 Y2 JP H0622256Y2
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JP
Japan
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school bag
bulging
back plate
core material
pad
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Application number
JP1987157984U
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English (en)
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JPH0161119U (ja
Inventor
優 秋山
Original Assignee
協同組合日本ニュ−バッグ・チェン
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はランドセルに関し、更に詳細に説明すると、扁
平な芯材と、該芯材をパッド材を介して被覆する表皮材
とからなる背板部を備えるランドセルに関する。
〔従来の技術〕
従来より、子供たちの通学通園時にランドセルが用いら
れている。このランドセルは一対の背紐に腕を通してラ
ンドセル本体を背中に背負う形で使用されている。一対
の背紐の上端は背板部の上部中央に固着され、一対の背
紐の下端はランドセル本体の底部に取付けられた取付金
具に長さ調節可能に取付けられている。
また、実公昭57-32747号公報に示されている如く、ラン
ドセルの背板の基板の両側部と下部とに厚く形成したク
ッション材を配設したものも存在している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
然し乍ら、低学年の子供たちがランドセルを背負う場合
にランドセルの上部が後方に傾斜した状態となり、背中
にぴったりフイットしない欠点を有していた。このため
ランドセルの下端部が鋭角に子供たちの背中に当たる欠
点を有していた。
またランドセルを背負って歩いたり駆ける場合にランド
セルが左右に揺動し、安定感よく背負うことが出来ない
欠点を有していた。
また、前記実公昭57-32747号公報に示されるランドセル
の背板においては、基板1の両側部と下部とに余白を残
す程度の大きさの中央部のクッション材2と、この余白
部分に配設した厚めのクッション材3とからなり、これ
らのクッション材2,3は夫々別個に形成された表皮2
a,3aにより被覆され、これら表皮2a,3aの端縁
は折り返された帯皮5を介して縫糸7,8により2度縫
着して基板1に取付けられ、作業が煩雑で2種類のクッ
ション材2,3と表皮2a,3a及び帯皮5を形成しな
ければならず、コストアップとなると共に、下部の余白
程度の幅で厚いクッション材を用いているに過ぎず、背
板の下部が子供の背中に直線状に当たるのを有効に防止
し得ないものであった。
更に、ランドセル本体の背板部の上部に固着された一対
の背紐の上端が子供たちの首に当たる虞れを有してい
た。
本考案の目的はランドセル本体の背板部が子供たちの背
中にぴったりフイットし、子供たちの受ける負荷を軽減
させることが出来、歩行中等にランドセルが左右に揺動
するのを防止出来、また背紐の上部が子供の首に当たる
のを防止出来、ランドセル本体を快適に背負って使用す
ることの出来るランドセルを提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上述せる問題点に鑑みてなされたもので、扁平
な芯材と、該芯材をパッド材を介して被覆する表皮材と
からなる背板部を有し、前記背板部の両側部及び下部に
亘って背面略U字状の膨出部が形成され、上部に一対の
背紐の上端が取付金具を介して固着されたランドセルに
おいて、前記パッド材は前記芯材の両側部及び下部に取
付けられる両側部の膨出部を形成する両側部のパッド材
及び下部の膨出部を形成する下部のパッド材とから形成
され、前記両側部のパッド材は断面円弧状に膨出して形
成され、前記下部のパッド材は上部より下部の中央に亘
ってテーパー状に膨出し、下部の中央から下端に亘って
断面円弧状に膨出して形成され、背板部の下部全体に幅
広の下部膨出部が形成され、前記背板部の上部に固着さ
れる背紐の上部が外方に弯曲して形成されていることを
特徴とする。
〔作用〕
本考案に依れば、ランドセル本体の背板部の両側部及び
下部に亘って背面略U字状の膨出部が形成され、下部の
膨出部を形成する下部のパッド材が上部より下部の中央
に亘ってテーパー状に膨出し、下部の中央から下端に亘
って断面円弧状に膨出して形成され、背板部の下部全体
に幅広の下部膨出部が形成されているので、ランドセル
本体を略垂直状態で一対の背紐により背負うことが出
来、ランドセル本体の背板部を子供たちの背中にぴった
りフイットさせることが出来、ランドセル本体の下端部
が背中に鋭角に当たったり、歩行中に左右に揺動する虞
れがなく、また背紐の上部が外方に弯曲して形成されて
いるので、背紐の上部が子供の首に当たるのを防止出
来、安定感よく然も快適に背負うことが出来るものであ
る。
〔実施例〕
以下本考案に係るランドセルを図面を参照して詳述す
る。
第1図乃至第6図は本考案に係るランドセルの一実施例
の概略を夫々示すもので、このランドセル11は、第1
図に示す如く、ランドセル本体12と、このランドセル
本体12の背板部13に固着された一対の背紐14,1
5とを備えている。背紐14,15の上端14a,15
aは背板部13の上部中央に固着された取付金具17に
固着され、背紐14,15の下端14b,15bは、ラ
ンドセル本体12の底部に固着されたベルトの先端の尾
錠(図示せず)に長さ調節可能に取付けられる。尚第1
図中、符号19は蓋体である。
第2図及び第3図に示す如く、ランドセル本体12の背
板部13はベニヤ板等より形成された芯材24と、この
芯材24の表面に取付けられたパッド材25と、パッド
材25の表面を被覆する表皮材としての皮革26とを有
し、前記パッド材25は発泡スチロール、発泡ウレタン
等より形成されている。芯材24の裏面側には適宜の裏
基布27が貼合わされる。
前記ランドセル本体12の側部21は表面側の合成皮革
等からなる表皮と、該表皮の裏面側に取付けられた芯材
及び裏皮等を備えている。
ランドセル本体12の背板部13の端末部13aと側部
21及び底部22の端末部とは縁部材23により縁取り
されて夫々縫製されている。
そして、前記背板部13の両側部及び下部に亘って背面
略U字状の膨出部31,32及び33が夫々形成されて
いる。この膨出部31,32及び33は本実施例では前
記パッド材25により形成されているが、芯材24を合
成樹脂板により形成する場合には、この芯材24の一部
に予め膨出部31,32及び33の一部分を形成するこ
とが出来るものである。
背板部13の下部側の膨出部33は上部から下部の中央
に亘ってテーパー状に膨出し、下部中央部から下端に亘
って断面円弧状に膨出して形成され、子供たちの背中の
弯曲に対応させて形成されている。
また背板部13の両側部の膨出部31,32間には凹状
部35が形成され、この凹状部35に前記一対の背紐1
4,15の取付金具17が固着され、取付金具17が背
中に当たらないようになされている。
斯る背板部13の構成に依れば、第4図に示す如く、ラ
ンドセル本体12を一対の背紐14,15で背負った場
合に背中の曲率に背板部13が確実に密接し、第4図に
想像線で示す如く、後方に傾斜することがなく、また凹
状部35の存在により通気性に優れ、更に、歩行中には
左右の両側部の膨出部31,32により左右方向にラン
ドセル本体12が揺動することもなく、安定感よく背負
うことが出来るものである。
第5図及び第6図には取付金具17及び一対の背紐1
4,15が夫々示されており、この取付金具17は皮革
37を前後に折り返して一対のピン38a,38bで背
板部13に固着されると共に、両側部が縫い糸39によ
り縫製されて折り返し部に挿入されたリング状止め金4
1を強固に保持している。尚皮革37の中央には透孔4
2が穿設され、この透孔42より止め金41に挿通した
引掛部材44が上方に突出している。
背紐14,15の前記止め金41に固着される側の上部
14a,15aは外方に弯曲して形成され、ランドセル
11を背負った場合に背紐14,15の上部14a,1
5aが首に当たらないようになされ、また背紐14,1
5の下部14b,15bが内方に弯曲され且つ端末14
c,15c側が外方に延びて形成されているので、背紐
14,15の端末14c,15cをランドセル本体12
の底部22に固着されたベルトの先端の尾錠に取付けた
場合に、この尾錠が脇腹に当たるのを防止することが出
来るものである。
〔考案の効果〕
以上が本考案に係るランドセルの一実施例の構成である
が、斯る構成に依れば、ランドセル本体の背板部が子供
たちの背中にぴったりとフイットし、ランドセル本体が
傾斜し、その底部の隅角部が背中に直線状に当たる虞れ
がなく、子供たちの受ける負荷を軽減させることが出
来、また歩行中にランドセルが左右に揺動するのを防止
出来、背紐や尾錠で首や脇腹に当たるのを防止出来、構
造が強固で耐久性に優れたランドセルを得ることが出来
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案は係るランドセルの一実施例
の概略を夫々示すもので、第1図はランドセルの背面斜
視図、第2図は第1図のII−II線断面図、第3図は第1
図のIII−III線断面図、第4図はランドセルを背負った
状態の側面説明図、第5図は取付金具の正面図、第6図
は背紐の正面図である。 図中、11……ランドセル、12……ランドセル本体、
13……背板部、14,15……背紐、17……取付金
具、24……芯材、25……パッド材、26……表皮材
としての皮革、31,32,33……膨出部、35……
凹状部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】扁平な芯材と、該芯材をパッド材を介して
    被覆する表皮材とからなる背板部を有し、前記背板部の
    両側部及び下部に亘って背面略U字状の膨出部が形成さ
    れ、上部に一対の背紐の上端が取付金具を介して固着さ
    れたランドセルにおいて、前記パッド材は前記芯材の両
    側部及び下部に取付けられる両側部の膨出部を形成する
    両側部のパッド材及び下部の膨出部を形成する下部のパ
    ッド材とから形成され、前記両側部のパッド材は断面円
    弧状に膨出して形成され、前記下部のパッド材は上部よ
    り下部の中央に亘ってテーパー状に膨出し、下部の中央
    から下端に亘って断面円弧状に膨出して形成され、背板
    部の下部全体に幅広の下部膨出部が形成され、前記背板
    部の上部に固着される背紐の上部が外方に弯曲して形成
    されていることを特徴とするランドセル。
JP1987157984U 1987-10-15 1987-10-15 ランドセル Expired - Lifetime JPH0622256Y2 (ja)

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JP1987157984U JPH0622256Y2 (ja) 1987-10-15 1987-10-15 ランドセル

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JP1987157984U JPH0622256Y2 (ja) 1987-10-15 1987-10-15 ランドセル

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JPH0161119U JPH0161119U (ja) 1989-04-18
JPH0622256Y2 true JPH0622256Y2 (ja) 1994-06-15

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ID=31437905

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6041315Y2 (ja) * 1980-08-01 1985-12-16 住友重機械工業株式会社 連続鋳造機におけるモ−ルド調整装置

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JPH0161119U (ja) 1989-04-18

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